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書を捨てよ、町へ出よう(復刻版)
¥3,960
著者:寺山修司 発行元:TWO VIRGINS 318ページ 188mm × 130mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 1967年刊行の名著初版を完全復刻! 装幀・レイアウト・イラストは横尾忠則 <復刻版特別付録> 1967年公演『毛皮のマリー』『大山デブコの犯罪』の復刻チケット付き(リソグラフ印刷) 1967年に芳賀書店より刊行された寺山修司の『書を捨てよ、町へ出よう』。 初版本のブックデザインは横尾忠則。 寺山修司のテキストの合間には横尾忠則のコラージュ作品が多数収録され、文芸書の枠を超えたアートブックともいえる一冊。 寺山没後40年を記念して、文庫版未収録の作品も当時の内容そのままに完全復刻。 *本文左頁の上隅にあるカットは、ページをめくっていくとアニメーションのように動くパラパラ漫画になっています
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深澤直人のアトリエ
¥3,850
著者:深澤直人 発行元:平凡社 184ページ 215mm × 152mm ハードカバー(クロス装) *********************** 出版社紹介文より *********************** 世界的に著名なプロダクトデザイナー・深澤直人。2021年に、自らが設計を主導した自宅兼アトリエでの生活を綴ったエッセイ。
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LOCKET 06 SKI ISSUE 地図の銀白部
¥2,200
編集・発行人:内田 洋介 160ページ 237mm × 182mm *********************** 発行人紹介文 *********************** 独立系旅雑誌『LOCKET』第6号は旅人のためのスキー特集です! 世界地図から空白部が消え、「秘境はなくなった」といわれてもなお、銀白部が存在します。白銀の世界に目を凝らせば、未知の国では普遍のスキーが見つかり、見知った国では未知が広がっていました。 イランとトルコで滑り、ノルウェーと韓国で歴史を遡り、台湾で廃墟を探します。久栖博季、石川直樹、マイク・エーブルソン、金本凜太朗、久保康友ほか豪華面々に協力いただきました。 今号もオフセット印刷は長野県松本市の藤原印刷による美しい「心刷」です。さらに一部ページは石川県金沢市の石引パブリックで自らリソグラフ印刷。 真っ当でいてオルタナティブなインディペンデントマガジンから、新たな視点を問いかけます。 【目次】 001 定年退職発、 マクドナルド経由、雪山行き 004 CONTENTS 006 鳥になりたかった!(久栖博季) 008 極地の移動手段(石川直樹) 010 イラン/ペルシャ雪を誰も知らない 034 イランからの手紙 036 トルコ/アナトリアのB面 060 体験を創造するスキーチェア(マイク・エーブルソン) 064 暇を持て余した神々の遊び 066 ノルウェー/原始のスキーヤー(塗木拓朗) 076 韓国/雪を駆けた馬 081 スキーヤーの肖像(宮村真一) 097 唄い踊るスキー、日本伝来の地で(高田民謡保存会) 102 猪熊弦一郎を見上げて(井上奈奈) 104 猪谷六合雄と汽水空港(モリテツヤ) 108 中谷宇吉郎の雪跡 116 台湾/南国にとけたスキー場(堤 大樹) 126 地球の滑り方 カザフスタン(稲村航平) 129 或るゲレンデ(金本凜太朗) 145 背骨の旅人 第6回 久保康友 152 INFORMATION 153 いまではないいつか 第2回 トルコ 160 まちがいさがし スキー篇(町田ヒロチカ)
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LOCKET 05 BEAR ISSUE 野生の造形
¥1,980
編集・発行人:内田 洋介 144ページ 237mm × 182mm ※表紙のシルクスクリーンによる印刷は「赤」と「緑」の2種類があります。 色の指定はできませんので、予めご了承ください。 *********************** 店主コメント *********************** 「手にすれば遠くに想いを馳せるモノ — それが野性の造形というわけである」 (本文「MANIFESTO」より) コロナ禍によって狭められつつあった想像力は、ひとつの木彫熊との出会いによってその収縮が押しとどめられた。 遠くに想いを馳せることで、想像力の射程を延ばすことができる。そのような想いに駆られ、トルコ・ドイツ・知床・西表島などで撮り下ろし取材を敢行。 そして、再燃する木彫り熊ブームのキーマンへのインタビューなども収録。 クマをめぐる旅路の果てに見えてくる野性の輪郭とは。 オフセット印刷による鮮やかな図版、表紙には一冊一冊シルクスクリーンを施したこだわりの雑誌です。 【目次】 SPECIAL 001 トルコ「創造の大地」 040 ドイツ「ベルリンの街に潜む沈黙の叫び声」 112 北海道「知床点描」 030 ギョベックリ・テペの七不思議 032 アナトリアの牧羊犬 036 想像力の射程 ― 遠くを想うこと 052 中世欧州熊寓意譚 054 木彫り熊をめぐる私信 石川直樹 056 熊意匠遺物に見る、送り 津田直 058 木塊になにを見る 高野夕輝 ほか
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奇妙な国境や境界の世界地図
¥2,750
SOLD OUT
著者:ゾラン・ニコリッチ 訳者:松田和也 発行元:創元社 256ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 旧ユーゴスラヴィア(現セルビア)に生まれ、子供の頃から実際に書き換えられる国境や境界線を目の当たりにしてきた生粋の境界マニアによる、複雑で普通ではない、人間が引いた国境・境界を集めた世界地図集。 飛地や複雑な境界線の見せ方に工夫を凝らしたカラー主題図と、簡にして要を得た解説で、世界各地約50か所の国境や境界を紹介。地理学・地図学はもちろん、現代の世界を知るうえで有益な知識や視点に満ちた異色の地図集。 【目次】 イントロダクション ごく普通の(というわけでもない)地理学 異常な国境線 領内飛地、領外飛地、およびその他の現象 メジュルイェチェ(ボスニアヘルツェゴヴィナ|セルビア) リビア(フランス|スペイン) ブレゾヴィカ(クロアティア|スロヴェニア) カンピョーネ・ディターリア(イタリア|スイス) フェンバーン(ベルギー|ドイツ) ビュージンゲン・アム・ホッホライン(ドイツ|スイス) バールレ(ベルギー|オランダ) ユングホルツ(オーストリア|ドイツ) キプロスとその国境線 ロシアの飛地 ・ ・ ・ ほか
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ダイアローグ
¥1,980
SOLD OUT
著者:ヴァージル・アブロー 訳者:平岩壮悟 発行元:アダチプレス 192ページ 210mm × 135mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「私が後世に残したいと思っているのは、なによりもメインストリームを変えるロジックなんです」(ヴァージル・アブロー、本書より) 自身のブランド、オフ‐ホワイトでストリートウェアとハイファッションを融合。ナイキやイケアとの斬新なコラボレーション。ルイ・ヴィトン初の黒人デザイナー就任――ハイとロー、観光客(ツーリスト)と純粋主義者(ピュリスト)のあいだを軽やかに往復し、ヴァージル・アブローは創造の可能性をどこまでも探求しつづけた。 本書は、2021年11月に41歳で急逝した彼が遺した2016年から21年までの主要な対話9本を、日本オリジナル編集で翻訳。ヴァージルのアイデア、仕事、思想、生きかたが、あますところなく語られる。回顧展「Figures of Speech」カタログでのレム・コールハースとの対話や『新潮』2022年3月号で紹介された最後のロングインタビューも収録した、『複雑なタイトルをここに』の姉妹編。 【目次】 クールとはなにか? トム・サックスとの対話 デュシャンは私の弁護士 トム・ベットリッジとの対話 Tシャツだから苦い薬も飲み込める ハンス・ウルリッヒ・オブリストとの対話 物をもたない時代の消費主義 レム・コールハースとの対話 観光客と純粋主義者のあいだ ジョナサン・ウィングフィールドとの対話 内からの反抗と権力の溶解 ジャック・セルフとの対話 建築のあとで レム・コールハース、サミール・バンタルとの対話 100パーセント アンニャ・アロノウスキー・クロンバーグとの対話 黒人の正典を定義する アンニャ・アロノウスキー・クロンバーグとの対話 訳者あとがき ヴァージル・アブロー略年譜
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優しい地獄
¥1,980
SOLD OUT
著者:イリナ・グリゴレ 発行元:亜紀書房 256ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 社会主義政権下のルーマニアに生まれたイリナ。 祖父母との村での暮らしは民話の世界そのもので、町では父母が労働者として暮らす。 川端康成『雪国』や中村勘三郎の歌舞伎などに魅せられ、留学生として来日。 いまは人類学者として、弘前に暮らす。 日々の暮らし、子どもの頃の出来事、映画の断片、詩、アート、人類学……。 時間や場所、記憶や夢を行ったり来たりしながらつづる自伝的なエッセイ。 《本書は、社会にうまく適応できない孤独な少女の記録であり、社会主義から資本主義へ移っていくルーマニアの家族三代にわたる現代史でもある》 【目次】 ■生き物としての本 上 ■生き物としての本 下 ■人間の尊厳 ■私の遺伝子の小さな物語 上 ■私の遺伝子の小さな物語 下 ■蛇苺 ■家 ■マザーツリー ■無関心ではない身体 ■自転車に乗っていた女の子 ほか *********************** 出版社紹介文より *********************** 故郷ルーマニアの牧歌的な祖父母の家、不安定な社会と陰惨な団地風景など現実の記憶のみならず、夢で見た光景や心象風景を織り交ぜながら語られる個人史。 鋭敏な感性の赴くままに記憶の断片が集められたエッセイは、強烈な印象を残します。
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雲ができるまで
¥2,420
SOLD OUT
著者:永井宏 発行元:信陽堂 304ページ 177mm × 117mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** カフェ、音楽、雑貨、アート、詩、写真、花、料理…… 90年代のはじめ、湘南葉山の〈サンライト・ギャラリー〉を舞台に、 夢と憧れを手がかりにして自分らしい生きかたを模索する若者たちの姿。 舞台はアーティスト永井宏さんが湘南・葉山のはずれで1992年~96年に運営していた〈サンライト・ギャラリー〉。海と山に囲まれた湘南で、永井さんの「誰にでも表現はできる」という言葉に背中を押されて、バブル以降の新しい価値観を求め自分らしい生きかたを模索する若者たちが集い、この場所からたくさんの才能が巣立っていった。 荻窪の書店「Title」店主の辻山良雄さんは著書『ことばの生まれる景色』(ナナロク社)で『雲ができるまで』について書いています。「永井宏の文章をはじめて読んだときの静かな衝撃は、いまでもはっきりと覚えている。(略)自分の周りにもいそうな登場人物と、特別なことは何一つ起こらないストーリー……。 「とても気持ちのよい文章だ」と思う一方で、このような文章がそれまで誰からも書かれていなかったことに驚いた。」 身のまわりの小さな出来事を見つめることで、日々の暮らしがかけがえのない時間に変わる。 ささやかでも自分で表現するということは、生きている実感を人まかせにしないということで、それが自分の人生を愛する方法になる。永井さんが伝えつづけたメッセージです。 「暮らすこと」をひとつの表現ととらえ、日々の小さな出来事やささやかなこころの動きを人と共有してゆくことの大切さを提唱したアーティスト永井宏さん。クウネル、アノニマ・スタジオ、天然生活など、2000年代に次々に生まれた〈暮らし系〉メディアの担い手たちに愛され、影響を与えつづけた永井さんの初期作品、初版から25年を経て待望の復刊です! 巻末エッセイ 堀内隆志(鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ店主) *********************** 店主コメント *********************** かつて湘南・葉山で著者が運営していたサンライト・ギャラリー。そこで出逢った人たちのエピソードをモチーフに描かれた短編集。 まわりみち文庫は自分でやりたくて始めたお店ではあるけれど、ともすれば会計ソフトから弾き出される数字に一喜一憂する日々。いや、どちらかと言えば「一憂」の方が多い。 そんなときにこの本を読めば心が洗い流されて、店主にとっての「一喜」とは良い数字だけではないことを思い出させてくれます。 日々の暮らしや、ひいては個人の生き方を彩るささやかな喜びが伝わってくる一冊です。
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永井宏 散文集 サンライト
¥2,200
著者:永井宏 編者:丹治文彦 出版社:夏葉社 268ページ 193mm × 125mm ハードカバー 著者の永井宏(1951年ー2011年)は美術作家という肩書で紹介されることが多いですが、文筆業やギャラリー運営、ワークショップの開催などその活動は様々でした。 彼のワークショップから巣立った作家や個人店主も少なくありません。 本書は、絶版になっているものが多い過去の著作から文章を選りすぐったエッセイアンソロジー。編者の丹治文彦さんは、かつて著者と共同で本を作った経験があり、現在は信陽堂という出版社を営まれています。 精選された文章のひとつひとつに、著者のライフスタイルや思想が滲み出ています。 信陽堂から刊行されている『愉快のしるし』もオススメです。
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Letter
¥3,300
SOLD OUT
著者:皆川明 出版社:つるとはな 391ページ 193mm × 125mm ハードカバー 布装 ファッションブランド「ミナ ペルホネン」のWebサイトで連載されている「Letter」では、同ブランドのデザイナーを務める皆川明がしたためた散文を写真とともに掲載しています。 書籍化するにあたり写真は除かれ文章のみの構成となりましたが、表紙の布装や紙質など手触りにこだわった製本で、本の質感とともに文章をより一層堪能する事ができる造りになっています。 1日1日綴られた短文は1篇の詩を読んでいるような感覚で、常に手元に置いておきたくなるような本です。
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物には心がある。
¥1,100
SOLD OUT
著者:田中忠三郎 出版社:アミューズ エデュティメント 199ページ 194mm × 124mm ハードカバー 著者は青森県出身の民俗学者。 近年では彼の収集したボロ布に潜む芸術性が注目されました。 本書は下北を中心とした実地調査における体験の記録や、昔の生活を偲ぶエッセイなどが収められています。著者が時折見せるユーモラスな筆致も良いです。 もともとは2019年に閉館したアミューズミュージアムという民俗博物館で販売されていた本です。 古本でも定価超えが珍しくない本書ですが、版元さんからの在庫提供によって弊店でも定価販売させて頂く運びとなりました。この機会にぜひ。
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門司の幼少時代
¥2,420
著者:山田稔 出版社:ぽかん編集室 128ページ 122mm × 188mm ハードカバー 作家・山田稔(1930年生まれ)が九州の門司で過ごした自身の幼少時代を回想する随筆集。 日常の出来事がひとつひとつ丁寧に綴られており、世代は違えどそれらの文章にはどことなく懐かしさを感じます。 背の切替しが目を引くドイツ装の装幀も美しいです。
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わたしの嫌いな桃源郷
¥1,870
SOLD OUT
著者:初谷むい 発行元:書肆侃侃房 144ページ 193mm × 135mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 不完全なぼくらの、完全な世界へのわるぐち。 ─────志磨遼平(ドレスコーズ) 『花は泡、そこにいたって会いたいよ』の初谷むい、待望の第二歌集。 【収録歌より】 それはたとえば、百年育てて咲く花を信じられるかみたいな話? そばにいるだけがすべてじゃないぜ月は光るだけがすべてじゃないぜ もちもちの愛 もちもちの逃避行 どこまでを希望と呼ぶのだろう 風が強い、でも諦めないフリスビー楽しい 祈りぐせのあった頃 爪切りを貸したら爪と爪が混ざる爪切りの中 永く 生きてね
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青豆とうふ(中公文庫)
¥990
著者:和田誠/安西水丸 発行元:中央公論新社 256ページ 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 一つの時代を築いた二人のイラストレーターが、互いの文章と絵をしりとりのようにつないで紡いだエッセイ集。カラー画も満載! 〈文庫版のあとがき〉村上春樹
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私の文学渉猟
¥2,530
著者:曽根博義 発行元:夏葉社 392ページ 195mm × 138mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 『私の文学渉猟』は日本近代文学研究者の著者がさまざまな 媒体に執筆した、文学と古本にまつわるエッセイ集です。 扱われる作家、本は昭和が中心で、かなりの古書マニアでないと 知らないような作家、本、雑誌がいくつも出てきます。 けれど、この本はそうした稀覯書を紹介する本ではありません。 古本のを買うという行為に焦点をあてた本でもありません。 本書が正面から描くのは、文学、書物の世界の奥深さです。 戦時下の文学全集の行方を追う「『新日本文学全集』と戦争下の出版状況」、 文学が広く一般読者に読まれる過程をひもとく、「文芸評論と大衆」、 開戦の日の小林秀雄の文章を考える「十二月八日――真珠湾――知識人と戦争」等々、 文学好きの読者に読んでほしいエッセイがいくつも収録されています。
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Let's Go Downtown まちがいさがし
¥3,500
SOLD OUT
著者:町田ヒロチカ 発行元:H.M.ARTWORKS 224ページ 166mm × 166mm フルカラー/コデックス装 弘前出身のイラストレーター町田ヒロチカさんのイラスト集。 町田さんは書籍やCDジャケット、グッズなどのアートワークで活躍中です。 本書はストーリー仕立てのポップなイラストで「まちがいさがし」が楽しめます! 難易度は少し高めですが、カラフルに描きこまれたイラストを存分に堪能できるのではないでしょうか。 まちがいさがしの解答は巻末のQRコードからウェブサイトにアクセスし確認できます。 また、特典として直筆イラストカードが付属。 こちらは選べませんので予めご了承ください。
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眼の冒険 デザインの道具箱(ちくま文庫)
¥1,650
SOLD OUT
著者:松田行正 発行元:筑摩書房 432ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 星雲、指紋、素粒子の飛跡。フトンタタキ、ケルトの装飾、コルビュジエのモジュール…。 ある種の図像から呼び起されるイメージを整理し、歴史や文化的な文脈を超えて顕れる象徴的な意味を読み解くことで、私たちが無意識に行なっているデザイン的思考の臨界点にせまる。「私たちの思考の衰弱を衝く一冊」(鷲田清一「解説に代えて」より)。 図版資料満載の美装文庫。 【目次】 1 直線の夢(線の乱舞縦と横 ほか) 2 面の愉しみ(デシメトリ周辺重視 ほか) 3 形のコラージュ(フトンタタキの謎円盤物語 ほか) 4 文字と遊ぶ(フィギュア 216、126、32、21 ほか) 5 眼の冒険(振動する眼球 眼光ビーム ほか)
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五月の風 山尾三省の詩のことば
¥2,530
著者:山尾三省 発行元:野草社 336ページ 180mm × 132mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 五月の風が 耳元で やさしく語る ぼくはね かつて生まれたこともない存在だから 死ぬこともない ただ 今を 吹いているだけ ——山尾三省「風」 詩を書くのに特別な経験は必要ない。重要なのは日常に深く生きることだと山尾はいう。優れた詩は、読み手を詩の世界へと誘う。詩を読むだけでなく、書き、自らの内なる詩人を見つけだせ、と強く促すのである。 山尾にとって詩は、「いのち」の今と「いのち」の意味を見出す道程にほかならなかった。 ——若松英輔「大地と火といのちのことば」 いのちと私たちの静かな喜び。 詩人・山尾三省(1938〜2001年)の後期の代表作である詩集『新月』『三光鳥』『親和力』、および雑誌『くだかけ』に収録・発表された詩と散文の作品を集成。詩人・批評家の若松英輔の解説を付し、読者特典の付録として、山尾三省による詩の朗読と自作解説の音源(ダウンロード専用)を紹介します。
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柚木沙弥郎のことば
¥2,200
SOLD OUT
著者:柚木 沙弥郎 熱田 千鶴 発行元:グラフィック社 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ いつからはじめたっていいんだよ。僕だって物心ついたのは80歳になってからなんだから。――染色家・柚木沙弥郎。 98歳の今も第一線を走り、年々モダンな民藝、染色作品をつくり続ける柚木沙弥郎。柚木を長年取材しつづける編集者・熱田千鶴だからこそ書ける、柚木の思い、信念、ことばを編んだ、柚木初の「ことば」の単行本。
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するべきことは何ひとつ
¥1,650
SOLD OUT
著者:モノ・ホーミー 出版社:さりげなく 160ページ 148mm × 105mm ビニールカバー ~出版社紹介文より~ 隣の家で起きているようにも、遠く離れた惑星で起きていることのようにも思える奇妙で、あたたかな物語。 現実からふっと離され、でも非現実でもない場所に私たちを運ぶ作家モノ・ホーミーの短編小説33篇を収録しています。 没頭し思わず長湯してしまう、お風呂で読む本、長湯文庫。 シリーズ記念すべき第1弾。 お風呂で本を読むことが好きな、お風呂好きで本好きなひとりから生まれたこの文庫。 長湯する感覚は、物語に没頭する感覚にどこか似ていると思っています。 物語は、短篇小説を中心に、身体の芯まで、じんわり温めてくれる物語たちです。 ぜひ、お風呂で、もちろんお風呂以外でも長湯文庫をお愉しみください。 つい物語に没頭してしまう(長湯してしまう)本作りを長湯文庫は、目指しています。 水に濡れても大丈夫な撥水性の紙を使用。 ・表紙の紙:N-三菱耐水260g/m2 L判23kg ・本文の紙:OK レインガード 70g ちゃぽんと湯船に共につかると、さすがにふやけちゃいます。 ~店主コメント~ 遭遇したいようなしたくないような不思議な光景の連続。ついつい長湯してしまいそうなショートショートが詰め込まれた短篇集です。
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フェミニズムはみんなのもの 情熱の政治学
¥1,980
著者:ベル・フックス 訳者:堀田碧 出版社:エトセトラブックス 192ページ 188mm × 132mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ この本を読んでみてください。 フェミニズムとはなにで、どんな運動をしてきたのか、わかるから。 現代を代表するフェミニスト理論家のベル・フックスが新しい世代に向けてバトンを渡す、世界でロングセラーのフェミニズム入門書を復刊! 平易な語り口で、フェミニズムの定義、理解と前進のための批判、運動の変化と展望を説く。フェミニズムの歴史を知り、今に活かしたい新しい読者たちにとって最適の一冊。 【目次】 はじめに フェミニズムを知ってほしい 1 フェミニズム わたしたちはどこにいるのか 2 コンシャスネス・レイジング たえまない意識の変革を 3 女の絆は今でも強い 4 批判的な意識のためのフェミニズム教育 5 私たちのからだ、私たち自身 リプロダクティブ・ライツ 6 内面の美、外見の美 7 フェミニズムの階級闘争 8 グローバル・フェミニズム 9 働く女性たち 10 人種とジェンダー 11 暴力をなくす 12 フェミズムの考える男らしさ 13 フェミニズムの育児 14 結婚とパートナー関係の解放 15 フェミニズムの性の政治学 互いの自由を尊重する 16 完全なる至福 レズビアンとフェミニズム 17 愛ふたたび フェミニズムの心 18 フェミニズムとスピリチュアリティ 19 未来を開くフェミニズム 訳者あとがき