1/1

精神科医の悪魔祓い デーモンと闘いつづけた医学者の手記

¥3,080 税込

SOLD OUT

別途送料がかかります。送料を確認する

¥15,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

著者:リチャード・ギャラガー
訳者:松田和也
発行元:国書刊行会
352ページ
193mm × 132mm 仮フランス装

***********************
 出版社紹介文より
***********************
奴らは、いる――。
「悪魔憑依」に挑む異色のアメリカ人医師が、25年に及ぶ体験を赤裸々に綴った衝撃のドキュメント。

著者のギャラガー博士は一流大学で研鑽を積んだアメリカの精神科医・精神医学者だが、1990年代から、「悪魔憑き」「憑依」と呼ばれる症例に多く接するようになり、医学的観点から〝悪魔憑依〟について診断・研究するようになった。さらにはキリスト教カトリック公認の「祓魔師(エクソシスト)」からもしばしば助力を乞われ、〝悪魔祓い〟の現場に幾度も立ち合い、その現実を目の当たりにしてきた。

本書はそんな特異な経歴と実績をもつ精神科医がこれまでの「症例」について詳細にレポートし、かつ深い分析を加えたもので、原著の刊行は2020年。関係者のあいだでは待望されていた1冊である。

科学的・医学的世界と悪魔祓いの世界という2つの対極的世界を長年にわたって歩んできたギャラガー博士によれば、悪魔憑依の症例は、本人がそう思い込んでいるだけ、つまり何らかの精神疾患や精神病に起因するものが圧倒的に多い。しかし、明らかにこれにはあてはまらないケースも確実に存在する。祓魔式の最中に30分間も空中浮揚した女性、憑依状態になると全く知らないはずの複数の言語をわめいて暴れ回る女性、憑依に陥ると体重200ポンドの男性を軽々と投げ飛ばす小柄な女性、消息を絶った真正の悪魔崇拝者……。

このような数多くの瞠目すべき例を紹介しながら、著者は、科学的知見を超越した「悪霊」「悪魔」の存在が疑いえないことを、明らかにしてゆく。

現代アメリカにおける悪魔憑依現象の実態について、豊富な実体験にもとづいて冷静に分析してみせた本書は、現代社会がサイキックな問題であふれかえっていることを雄弁に物語っている。

【目次】
◆イントロダクション

◆第1部 懐疑者から観察者へ

第1章 最初の旅 興味を抱いた学生
第2章 司祭来る 外的苛虐の観察
第3章 ジュリア、サタンの女王 その憑依と、驚くべき
   能力

◆第2部 研究者にして診断医

第4章 霊による障害 憑依のスペクトラム診断
第5章 苛虐の種類の診断
第6章 心の問題 虚偽の事例およびその他の医学的課題
第7章 キャサリン――母親、主婦、被憑依者 彼女が受け
   た一連の祓魔式と、儀礼の実際
第8章 真剣な研究者
第9章 悪霊信仰の歴史、超常現象および侵襲という観念の
   出現
第10章 アリス 悪魔祓いの成功事例と、原因と解決に関
    する追記

◆第3部 相談役にして研究者――医師による擁護と警告

第11章 バーバラと見当違いの悪魔への恐怖
第12章 最後の論争 悪魔祓いの濫用、および批判者、
    研究者、メディアに対する、憑依およびいわゆ
    る超常現象の科学的情勢に関する最後の覚え書き

◆エピローグ これらの現象の背後にある真実 
       何故悪魔は攻撃するのか

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (51)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥3,080 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品
        CATEGORY