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スペクテイター vol.53 1976 サブカルチャー大爆発
¥1,100
発行元:エディトリアル・デパートメント 発売元:幻冬舎 183ページ 242mm × 182mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「政治の季節」と呼ばれる1960年代とバブル経済へ突入していった1980年代に挟まれて、まるでなにも起こらなかったかのように思われがちな、1970年代。 しかし、大人たちの目の届かない若者たちの世界では、文化的な爆発と呼ぶべき重要な出来事が起きていた。オカルト、アニメ、パンク、自己教育…。 4つのサブカルチャー誕生の瞬間に立ち会ったリトルマガジン関係者の証言や論考を通じて、1976年に起こったサブカルチャー大爆発の実情に迫る。 【目次】 ◆PLAY BACK 1976 作画/関根美有 ◆クロニクルズ 70年代の主な出来事 ◆論考 アナザー・スピリッツ・オブ・76 〝76年精神〟とはなにか 文/宇田川岳夫 ◆インタビュー① 氷川竜介氏(アニメ・特撮評論)に聞く『宇宙戦艦ヤマト』とファンダム形成史 取材・構成/鴇田義晴 ◆インタビュー② 武田崇元氏(八幡書店社主)に聞く『地球ロマン』とジャパニーズ・オカルト再発見 取材・構成/宇田川岳夫 ◆NIPPON 70S 写真/児玉房子 ◆寄稿① 『ロック・マガジン』にみるパンクの日本上陸 文/東瀬戸悟 写真提供/阿木譲アーカイブ・開田裕治 ◆寄稿② 自己教育の教科書として創刊された『別冊宝島』 文/長沼行太郎 ◆まんが「夜の魂」 作/まどの一哉 ◆はみだし偉人伝 その4 水谷孝 裸のラリーズと「死」 文/横戸茂 写真/中藤毅彦
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此君亭好日 The scent of Zen behind a quiet life of Bamboo artists
¥3,080
著者:渡邊航 発行元:月虹舎文庫 272ページ 224mm × 150mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 人間国宝・生野祥雲斎を父に持つ、大分県の竹藝家・生野徳三、寿子夫妻の美しい暮らしを写した『此君亭好日|しくんていこうじつ』。 此君亭は、日本ではじめて竹工藝分野で人間国宝に認定された「生野祥雲斎|しょうのしょううんさい」の自宅兼工房として建てられました。 庭、家、花。 暮らしのかたわらにある美を感じる空間は、柳宗悦やバーナード・リーチ等、名立たる芸術家たちを迎える桃源郷となりました。 土地に根差して生きること。 暮らしを美しく彩ること。 竹を通して文化を形成するという仕事のこと。 弟子を育てること。 子供を産み、そして老いること。 5年にわたり撮り下ろした四季折々の珠玉の写真と、12カ月の禅語で語る、日本文化と物創りの姿勢を綴ったコラムからは、人間の根源である、暮らしの普遍的な美に気付かされます。 先代・生野祥雲斎が土地を切り開き、当代・徳三氏と寿子夫人が築き上げた「此君亭」。描かれているのは揺れる水面に時の移ろいが映え、床の間に四季の風が吹く此君亭の歳時記ですが、この本が持つ日々の営みへの慈愛のまなざしは、万人の胸を打つ人生賛歌となっています。 「暮らしの喜怒哀楽が芸術であってほしい」という著者の一文は、物創りを志す人への応援歌でもあります。 読み手の人生経験の重なりにより、その時々で受ける印象や心の琴線に触れる箇所は変化し、時々で新しい発見があることでしょう。 本著が古い友人のように、この本をかたわらに置いてくださる方の佳き宿り木となってくれることを願います。 全編英訳を添え、日本建築や庭、禅、竹工藝に興味のある海外の方にも楽しんでいただけます。 「庭屋一如」、日本の美が詰まった272頁です。 【目次】 序 竹藝家二代が築いた美の集大成 景 一月 日出乾坤輝 二月 春在一枝中 三月 清風動脩竹 四月 千里春如錦 五月 幽鳥弄真如 六月 水上青々翠 七月 夏雲多奇峰 八月 万里無片雲 九月 西風一陣来 十月 明月上狐峰 十一月 経霜楓紅葉 十二月 三冬枯木花 文 あらための幕張 いやしけ吉事 本歌と写し 幽玄へのしかけ 屋外と屋内 山水的 建具からはじまる普請 招霊 花摘みと掃除 湧水と稲穂 傍らに置く 竹をなりわう 記 臼杵 見星禅寺と生野家 開炉 時を遊ぶ 結 暮らしの中に
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ことづての声/ソマの舟
¥6,050
SOLD OUT
著者:ふるさかはるか 発行元:信陽堂 224ページ 210mm × 180mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2002年よりノルウェーなどを訪れ、その地の暮らしや風土から木版画を制作してきた作家ふるさかはるか。 2017年、津軽・南部地方で山の命と直接関わるマタギ[猟師]やソマ[木こり]や漆掻き[樹液を採集する人]たちに出会い、彼らが動植物からどのようなサインを読み取り、どう自然とやりとりするのかを取材してきた。山のことばに導かれ、手仕事に深く触れ、自らも土を拾い藍を育てて絵の具を作り生みだされた木版画、ドローイング、ピンホール写真、そしてことばの記録をまとめた作品集。 ドローイング、ピンホール写真、インタビューで構成された『ことづての声』、木版画とエッセイで描き出す『ソマの舟』のふたつの世界を、たて組、ヨコ組、両開きの書籍にまとめた。「手刷り木版画」付。管啓次郎、登久希子も寄稿している。
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秘宝館
¥2,530
著者:都築響一 発行元:青幻舎 448ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 空前の観光ブームのなか1970年代~観光地に誕生したオトナの娯楽施設「秘宝館」 斬新奇抜な創造力が溢れる、それぞれの館の演出は現代においても新鮮に映る 昭和という時代が生んだ性のアミューズメントパークは、アート空間のようだ 秘宝館のその後を追った、2023年に取材した写真、原稿も掲載。 ----------------------------------------- 本書に登場する秘宝館のほとんどはもう存在しないし、たぶんここでしか写真すら見られない秘宝館もある。子どもがオトナになるくらいの、ほんの少し前に、日本人がこんなにヘンな場所をつくって、それが裏観光名所として賑わっていた時代があったこと。それを恥ずかしく思うか、楽しく思うかで、僕らの国を見る眼差しはずいぶん変わってくるはずだ。 —— 都築響一
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ラブホテル
¥2,530
SOLD OUT
著者:都築響一 発行元:青幻舎 448ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 「ラブホテル」、それは昭和・平成の色香にむせる愛の空間。 急速に姿を消しつつあった2000年代に遊びごころ溢れるインテリアを探し 歩いた全73室。オトナの夜の夢! 2023年に取材した最新ラブホデザインも追加! ----------------------------------------- レトロとは「過ぎ去った時代のいいところだけを見てとる」技術でもある。戻れない時代に憧れるのはそれだけで楽しいけれど、このささやかな記録のコレクションから、当時のカップルがどんな驚きと興奮でこんな部屋を楽しんだか、そのドキドキワクワク感に思いを馳せ、それがいまから数十年後に「レトロ・デザイン」として愛でられるような新しいスタイルの創造につながっていくとしたら、僕としては最高にうれしい。 —— 都築響一
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水木しげるの遠野物語
¥1,485
SOLD OUT
著者:水木しげる 原作:柳田國男 発行元:小学館 264ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 妖怪コミックの聖典誕生。遠野物語を水木氏が漫画化! ザシキワラシ、河童、鬼……岩手県遠野市の厳しい自然の中で、人々の想像力が生み出した妖怪たちが、今動き始める! 柳田國男氏の名著『遠野物語』は、100年前のベストセラーにして日本民俗学の原点ともなった名著です。これを水木しげる氏がコミック化。格調高い文語体で書かれた原書の魅力を、水木氏ならではの想像力・描写力で完全にビジュアル化し、新たな魅力を作りあげています。ザワザワと心騒ぐ、日本の風土から生まれた怪異の世界。さらに『遠野物語』と『水木しげるの遠野物語』、百年を隔てたこのふたつの本を生み出す母胎・揺籃となった遠野地方の、現在まで残る豊穣な風土をレポートするコラム「2010年遠野の風景」も併録。
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菅江真澄 図絵の旅(角川ソフィア文庫)
¥1,650
SOLD OUT
著者:菅江真澄 編・解説:石井正己 発行元:KADOKAWA 352ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 祭り、信仰、大自然。200年前の日本を描いた貴重なカラー図絵112点 江戸時代、菅江真澄という漂泊の旅人がいた。北東北や南北海道をくまなく歩き、好奇心のおもむくままに筆をとる。男鹿半島、八郎潟、白神山地の絶景。恐山、おしらさま、なまはげ、避疫神の信仰。火山、瀑布、奇岩がおりなす大地の風景。雪国の生業、海の幸と山の幸から、アイヌの暮らしや縄文土器まで――。森羅万象を描いた貴重な図絵112点をフルカラーで収録。民俗学、文化遺産、ジオパークの先駆けになった旅人の眼差しに迫る。 【目次】 I 信濃・南部・蝦夷地の旅 II 下北・津軽の旅 III 秋田の旅(1) IV 秋田の旅(2) V 地誌の旅 VI 図絵の旅(1) VII 図絵の旅(2) ナチュラルヒストリーとして見る菅江真澄の図絵
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日本宗教のクセ
¥2,090
SOLD OUT
著者:内田樹/釈徹宗 発行元:ミシマ社 248ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 政教分離、旧統一教会、カルト二世 …こうした問題を解くためにも。 行、夕日、お墓などに宿る 日本固有の「クセ」を知ろう。 「宗教的センス」を引き上げる名人対談 日本宗教のクセ ・都市仏教が大地の霊と「くっついた」のが浄土真宗!? ・内面重視ではなく「行」をとても大事にする ・形を変えながら脈々と続く聖徳太子信仰 ・習合的なモデルとしての在原業平と四天王寺 ・国と引き離してもなお成り立つ神道とは? …etc 【目次】 第一章 日本宗教のクセを考える 第二章 夕日の習合論 第三章 お墓の習合論 第四章 今こそ、政教分離を考える 第五章 戦後日本の宗教のクセ
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本当にはじめての遠野物語
¥1,980
SOLD OUT
著者:富川岳 発行元:遠野出版 96ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「主人公はいない。長編小説でもない。 ファンタジーでも、迷信でもない。 もう一つの世界をめぐる、本当の話。」 構想7年。河童、ザシキワラシ、天狗。 日本民俗学の夜明けを告げた歴史的名著『遠野物語』を、 かつて10ページで挫折した著者がおくる、絶対にくじけず、 楽しく深く明快に学べる、はじまりの一冊。 さぁ、めくるめく物語の世界へ!
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青森 1950-1962 工藤正市写真集
¥3,960
SOLD OUT
著者:工藤正市 発行元:みすず書房 432ページ 196mm × 148mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 昭和30年代の青森で、人知れず奇跡の瞬間を撮り溜めていた写真家がいた。 没後、発見されたフィルムの束。そこに写されていたのは、戦後の青森に生きる人々の日常の姿と、やがて失われる情景への思慕にみちた、故郷を愛する写真家のまなざしである。 家族がインスタグラムで発表するや、国内外の写真ファンの間で話題に。 工藤正市の写真の魅力に、今、世界は目を奪われている。 ●残されたプリントとフィルムから一挙366点を収録 ●写真家の写真雑誌入選作をたどる略歴を付す ●青森市街の撮影ポイントを示す地図を掲載 *********************** 店主コメント *********************** 工藤正市は東奥日報社に勤務しながら、プライベートで写真を撮り溜めていました。本書は没後に発見されたネガフィルムから選ばれた366点の写真が収録されています。 本業の傍ら写真雑誌に投稿していた作品は度々入選し、審査員を務めていた木村伊兵衛や土門拳の眼にも留まっていたようです。 青森市内のほか、県内の農村・漁村で生活する人々の生き生きとした表情を切り取った写真の数々。モノクロでありながらまばゆい輝きを放っています。
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心霊スポット考 現代における怪異譚の実態
¥3,300
SOLD OUT
著者:及川祥平 発行元:アーツアンドクラフツ 312ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「恐るべき出来事」が呼び起こす場所と記憶の文化 「心霊スポット」という言葉が、雑誌・テレビのメディアに使用され始めたのは1990年代前半。その後、「神奈川ジェイソン村」「新潟ホワイトハウス」「八王子首なし地蔵」など、「恐るべき出来事」が語られる空間=訪れる場所としての「心霊スポット」は、インターネットの普及とともに隆盛を極めていく。本書では、「心霊スポット」という「語り」が成り立つ前史を概観し、テレビやネットで展開される実態を調査する。また、「将門塚」や「八王子城跡」など現代でも語りつがれる「心霊スポット」を検証する。 【目次】 序章 場所と怪異の民俗学 第一部 心霊スポット考 第一章 心霊スポットとは何か 第二章 真相としての仮構 第三章 モノと感覚 第二部 心霊スポットの諸相 第一章 将門塚のこと―将門はどう祟るのか 第二章 八王子城跡のこと―怪異の変容 第三章 おむつ塚のこと―或いはたくさんのお菊 終章―誰がための心霊スポット
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津軽こぎんと刺し子 はたらき着は美しい
¥1,980
編者:住友和子編集室/村松寿満子 発行元:LIXIL出版 83ページ 210mm × 210mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 修理や補強という実用から始まった刺し子。藍の麻地に白い木綿糸で刺された精緻な模様──厳寒の地で花開いた津軽こぎんを中心に、全国各地の仕事着に施された刺し子を紹介。 【目次】 刺し子──仕事着の原点 山邊知行 [図版構成]津軽・南部/庄内/佐渡/会津/東京/志摩/阿波/瀬戸内/博多/刺し子の原点 津軽こぎんと南部菱刺し 田中忠三郎 聞き書き再録 手仕事の快楽 皆川美恵子 木綿以前の衣文化 竹内淳子 現代の暮らしと刺し子 新井淳一
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ニッポンのアンティークしおり
¥2,200
SOLD OUT
著者:豊嶋利雄 発行元:グラフィック社 264ページ 182mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** テレビやネットがなかった時代、新聞や雑誌、ポスターと並んで重要な宣伝手段だった「しおり」。その小さな紙片には、明治・大正・昭和の風俗、世相、流行が凝縮されています。貴重なしおりコレクション466枚をここに収録。
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津軽のイタコ
¥3,080
SOLD OUT
著者:笹森建英 発行元:錦正社 208ページ 210mm × 148mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 津軽のイタコの習俗・口寄せ・口説き・死後の世界・地獄観・音楽など、彼女たちの巫業や現状とは一体どういうものなのか?昭和54年から長きに亘り研究を行ってきた筆者が、調査体験に基づき実態を明らかにする。 【目次】 凡例 序 第一章 口寄せ はじめに 死に口(死んだ人の霊との交流) 生き口(生きている人の霊との交流) ハナコ(死んだ子供の霊との交流) 第二章 名称 はじめに 語源 菅江真澄のイタコに対する記述 第三章 歴史 はじめに 中世・近世のイタコ 明治期のイタコ・禁制 鑑札 職業に対する偏見 第四章 巫業 はじめに 霊能者としての特質 巫業内容 巫具 第五章 イタコの生活史 はじめに 生活史 仕事 第六章 加持祈祷 はじめに 人間経 男の人の体の熱が冷める経 法語 キツネ憑き 第七章 祝福・祈祷祓いの経文 はじめに 第八章 祭文 はじめに オシラ祭文 オシラ経 岩木山一代記 金比羅一代記 第九章 音・音楽 はじめに 音具 歌唱 第十章 宗教・信仰 はじめに 恐山現象 習俗としての巫業 ゴミソ、ヨリ祈祷 結 語 補 遺―口寄せの経文―(笠井キヨによる) 引用・参考文献(五十音順) あとがき
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小さき者たちの
¥1,980
SOLD OUT
著者:松村圭一郎 発行元:ミシマ社 208ページ 178mm × 130mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 私は日本のことを、 自分たちのことを何も知らなかった。(「おわりに」より) 水俣、天草、須恵村… 故郷・熊本の暮らしの記録を初めて解く。 現代の歪みの根源を映し出す、 今を生きる人たち必読の生活誌。 世界を動かしてきたのは、 いつも、小さき者たちだった。 はたらく、まじわる、くに… 消されてしまっていた声を拾い、 紡いだ、渾身の二一編。 気鋭の人類学者の新たな代表作 本書では、私が生まれ育った九州・熊本でふつうの人びとが経験してきた歴史を掘り下げようとした。とくに私が地元でありながらも目を背けてきた水俣に関するテキストを中心に読みこみ、自分がどんな土地で生を受けたのか、学ぼうとした。そこには日本という近代国家が民の暮らしに何をもたらしてきたのか、はっきりと刻まれていた。(「はじめに」より) 【目次】 Ⅰ 水俣1 一、はたらく 二、おそれる 三、いのち 四、まじわる 五、うつろう 六、かかわる 七、うえとした Ⅱ 水俣2 八、やまい 九、こえる 一〇、うつしだす 一一、ひきうける 一二、たちすくむ Ⅲ 水俣3 一三、ねがい 一四、たりない 一五、かお 一六、あいまみえる Ⅳ 天草 一七、こえ 一八、くに Ⅴ 須恵村 一九、いのる 二〇、おとことおんな 二一、みえないもの
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TOKYO STYLE(ちくま文庫)
¥1,760
著者:都築響一 発行元:ちくま文庫 440ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 豪華な写真集や分厚い雑誌に出てくるようなインテリアに、いったい僕らのうちの何人が暮らしているのだろう。でも小さい部屋にごちゃごちゃと気持ち良く暮らしている人間ならたくさん知っている。マスコミが垂れ流す美しき日本空間のイメージで、なにも知らない外国人を騙すのはもうやめにしよう。僕らが実際に住み、生活する本当の「トウキョウ・スタイル」はこんなものだ!話題の名著文庫化。 【目次】 美は乱調にあり かわいさというたからもの アトリエに布団を敷いて 安いのは和風 モノにくるまって 子供の王国 住まいの必要十分条件 街のなかに隠れる
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アイヌと神々の物語(ヤマケイ文庫)
¥1,210
SOLD OUT
著者:萱野茂 発行元:山と渓谷社 544ページ 文庫判 148mm × 105mm ******************** 出版社紹介文より ******************** アイヌ語研究の第一人者である故・萱野茂氏(第32回菊池寛賞受賞)が残した 知られざる名著『カムイユカラと昔話』(1988年刊・小学館)から、昔話(ウウェペケレ)を初めて抄録・文庫化。 著者は、幼い頃から毎日、祖母のてかってさんにウウェペケレを聞いて育った。 本書は、祖母や村のフチ(おばあさん)から聞き集めたアイヌと神々の38の物語が、読みやすく情感豊かな文章で綴られる。 著者による冒頭解説「アイヌと神々の世界」では、著者の子どもの頃の記憶から当時のアイヌの生活をうかがい知ることができ、 ウウェペケレやカムイユカラといったアイヌの口承文芸についてもわかりやすく解説されている。 さらに、38の話すべてにわかりやすい解説が添えられ、アイヌの文化や習俗を知る意味でも面白く貴重な一冊。 文庫化にあたり、『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修を務める研究者・中川裕氏による寄稿を収録。 【目次】 アイヌと神々の世界 萱野茂 〈神々と人間の昔話〉身代わりの美女/怪鳥とくすり水/クマと狂ったサル/カラスと赤ん坊/子どもと遊んだ神/ 村おさは化け物/犬は聞こえた/鬼の岩屋/氷の井戸/ヘビの血/二羽のカラス/私は十三人兄弟の末っ子/羽毛の海/黒ギツネのイナウ/ 三本足の大グマ/私の名はイクレスイェ/狩小屋でクモ神が夢を/スズメの恩返し/人食いじいさんと私/クマ神の横恋慕/消えたちんちん/ 着物の片袖/カツラの木の女神/魔法の小袖/エゾマツの女神/からっぽやみの女/恋路のじゃま/淫乱の群れ/リスと平原の化け物/ 七人目の婿/四つ爪のクマ/キキンニの女/女のたしなみ/妻が私に筋子をかけた 〈川下の者と川上の者の昔話〉パナンペとペナンぺ/ パナンペと小鳥 〈和人の昔話〉打ち出の小づち 〈言伝え〉国造りの神とフクロウ
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今和次郎 思い出の品の整理学(STANDARD BOOKS)
¥1,540
SOLD OUT
著者:今和次郎 発行元:平凡社 224ページ 182mm × 115mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 考現学は未来を考える立場だ──。ジャンパーを着て日本中を歩き回り、民家、服装、都市文化、世相など現代風俗研究に前人未到の足跡を遺した第一人者が綴る生活者の視線。 STANDARD BOOKSは、百科事典の平凡社が提案する新しい随筆シリーズです。 科学と文学、双方を横断する知性を持つ科学者・作家の珠玉の作品を集め、一作家を一冊で紹介します。 今の世の中に足りないもの、それは現代に渦巻く膨大な情報のただなかにあっても、確固とした基準となる上質な知ではないでしょうか。自分の頭で考えるための指標、すなわち「知のスタンダード」となる文章を提案する。そんな意味を込めて、このシリーズを「STANDARD BOOKS」と名づけました。 【目次】 鈍才先生 * 考現学とは何か ユニホーム以前のこと 「考現学」が破門のもと 下宿住み学生持物調べ(2) 物品交換所調べ * 民家の旅 雪国の民家 物干竿 子ども部屋不要論 カマド道楽 室内というものの現実 景色買い * 郊外・街路・書斎 早稲田村繁昌記 風俗は動く うつりかわり 学ぶ態度と教える技術 人づくりの哲学 ジャンパーを着て四〇年 坑内帽 結婚披露の会での演説
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日本の「ゲームセンター」史
¥5,060
著者:川﨑 寧生 発行元:福村出版 264ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 日本で普及した娯楽施設、ゲームセンターを店舗の形態により4種に分類し、各々の盛衰と現状を分析する。 【目次】 日本の「ゲームセンター」史年表 序 章 1 本書の目的 2 研究背景 3 ゲームセンターを対象とした先行研究の成果と課題 4 本書の問題意識と目的 5 本書の研究手法と研究範囲 6 本書の構成 第1章 ゲームセンターに関する先行研究、および現在までに 整理された日本ゲームセンター史の概観 1 本章の目的 2 先行研究の整理 3 ゲームセンターに関する先行研究の小括 4 ゲームセンター黎明期──1930年代~1960年代 5 ゲームセンターの全国的な市場展開のはじまり ──1970年代 6 産業の急拡大による軋みと変容──1980年代 7 ゲーム作品による店舗空間の変化──1990年代 8 ゲームセンターの現状──2000年代~現在 9 小 括 第2章 日米ゲームセンター史の比較分析──場所・空間の 定着過程に着目して 1 本章の目的 2 日米ゲームセンター史比較の観点1 ゲームセンターとArcadeの黎明期 3 日米ゲームセンター史比較の観点2 ゲームセンターへの規制と抵抗 4 小 括 第3章 日本のゲームセンター史が持つ特殊性の分析 ──社会統制史の観点を中心に 1 本章の目的 2 観点1 社会統制史の観点を中心に──ゲームセンターと 賭博機器の関わり 3 観点2 青少年保護を謳った娯楽への社会統制史 4 ゲームセンターが受けた影響について、2つの観点からの 分析1 ゲームセンターが法的規制を受けるようになった要因 5 ゲームセンターが受けた影響について、2つの観点からの 分析2 風営法適用関連の国会答弁から見える日本の ゲームセンターの特色 6 社会統制の議論からゲームセンター史が影響を受けた 事象の分析 7 小 括 第4章 ゲームセンターにおける店舗形態の特徴 ──先行研究における議論の整理を中心に 1 本章の目的 2 店舗形態の類型1 併設型店舗──1930年代~ 3 店舗形態の類型2 子供向けゲームコーナー ──1960年代~2000年代 4 店舗形態の類型3 独立店舗 ──1970年代初頭~ 5 店舗形態の類型4 大人向けゲームコーナー ──1970年代後半~2000年代 6 各店舗形態における先行研究の成果と課題 第5章 ゲームセンターが社会に根付く過程のケーススタディ1 大人向けゲームコーナー ──都市型娯楽の新しい形としての「ゲーム機が導入さ れた喫茶店」 1 本章の構成 2 喫茶店へのゲーム機導入からテーブル型ゲーム機の 流行収束までの急速な発展と不安の現れ ──1977年夏~1979年夏 3 『インベーダー』流行終息後の状況とゲーム導入喫茶 の方向性の転換──1980年代 4 ゲームセンター全体の変化とゲーム導入喫茶の変容、 自然消失──1990年代~2000年代以降 5 ゲーム導入喫茶の役割と衰退した理由 ──都市型娯楽の創出とその役割の移譲 6 小 括 第6章 ゲームセンターが社会に根付く過程のケーススタディ2 子供向けゲームコーナー ──駄菓子屋や玩具屋に広がったゲームプレイの形 1 本章の目的 2 子供向けゲームコーナーの基本的特徴 3 子供向けゲームコーナーの歴史的変遷からみる特徴分析 ──場所・ゲーム機・人の側面から 4 変遷の調査と分析から見える子供向けゲームコーナーの 考察・衰退要因 5 小 括 第7章 娯楽施設としてのゲームセンターの変遷 ──店舗形態に影響を与えた要素を中心に 1 本章の目的 2 本章の調査対象──汎用型ゲーム機 3 本章の分析対象──ゲーム内容から見るプレイ目的 4 汎用型ゲーム機分析の要点1 既存の娯楽を模倣、 あるいは参考にしたゲーム作品 5 汎用型ゲーム機分析の要点2 汎用型ゲーム機全体の変容 とゲームセンターへ与えた影響 6 汎用型ゲーム機分析の要点3 ゲーム機の変容による ゲームプレイのあり方の変容 7 現在のゲームセンターのあり方 ──過去から現在、未来へ 8 総 括 終 章
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柳田國男 ささやかなる昔(STANDARD BOOKS)
¥1,540
SOLD OUT
著者:柳田國男 発行元:平凡社 224ページ 182mm × 115mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 知と文芸を横断するスタンダードブックス待望の第3期刊行開始! 民俗学の父が全国を渉猟して見出した、いにしえと今の日本の足跡。 STANDARD BOOKSは、百科事典の平凡社が提案する新しい随筆シリーズです。 科学と文学、双方を横断する知性を持つ科学者・作家の珠玉の作品を集め、一作家を一冊で紹介します。 今の世の中に足りないもの、それは現代に渦巻く膨大な情報のただなかにあっても、確固とした基準となる上質な知ではないでしょうか。自分の頭で考えるための指標、すなわち「知のスタンダード」となる文章を提案する。そんな意味を込めて、このシリーズを「STANDARD BOOKS」と名づけました。 【目次】 伝説とその蒐集 夢と文芸 熊谷弥惣左衛門の話 天狗の話 木地屋物語 秋の山のスケッチ * 猫の島 海女部史のエチュウド 海に沿いて行く 美しき村 * 木綿以前の事 酒の飲みようの変遷 * ブランコの話 峠に関する二三の考察 熙譚日録 ささやかなる昔 著者略歴 もっと柳田國男を知りたい人のためのブックガイド
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考現学入門(ちくま文庫)
¥1,100
著者:今 和次郎 編者:藤森 照信 432ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 震災後の東京の町を歩き、バラックのスケッチから始まった〈考現学〉。その創始者・今和次郎は、これを機に柳田民俗学と袂をわかち、新しく都市風俗の観察の学問をはじめた。ここから〈生活学〉〈風俗学〉そして〈路上観察学〉が次々と生まれていった。本書には、「考現学とは何か」をわかりやすく綴ったもの、面白く、資料性も高い調査報告を中心に収録した。 【目次】 ブリキ屋の仕事 路傍採集 焼トタンの家 東京銀座街風俗記録 本所深川貧民窟付近風俗採集 郊外風俗雑景 下宿住み学生持物調べ 新家庭の品物調査 井の頭公園春のピクニック 井の頭公園自殺場所分布図 郊外住居工芸 宿屋の室内・食事一切調べ二つ カケ茶碗多数 洋服の破れる個所 露店大道商人の人寄せ人だかり 女の頭 学生ハイカラ調べ 住居内の交通図 机面の研究 レビュー試験場はさまざまである 物品交換所調べ 考現学とは何か 考現学総論 「考現学」が破門のもと
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新編 津軽 聊爾先生行状記
¥3,960
著者:秋山亮二 発行者:秋山都 販売元:津軽書房 43ページ 210mm × 210mm ソフトカバー ~店主コメント~ 本書は1978年に津軽書房から刊行されたものを一部改編し復刊。 東京生まれの写真家・秋山亮二は75年から2年間弘前に滞在しました。本書に掲載されている写真は、その滞在中に撮られたものです。 「仮想の新聞社を東京に設定、そこから知り合いが一人もいない津軽の一人支局へ転勤を命じられ、そこでの出会いや出来事を写真で本社へ報告する……」(あとがきより) そのような設定もと撮影された写真は、添えられたキャプションとともに眺めることで、より味わいが増します。 都市化が進む一方で、土地の暮らしを謳歌する津軽衆の姿を写真の中に見ることができます。
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青函連絡船の人びと
¥1,430
SOLD OUT
写真:本橋成一 文:佐藤滋 発行元:津軽書房 63ページ 257mm × 182mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 本書は雑誌「母の友」1987年6月号に掲載された原稿を底本とし再編集された写真集です。 取材は1986年の夏と翌87年の冬の2回にわたり行われました。 掲載されている写真には、船内のみならず発着場となるターミナルの風景も含まれています。 ターミナルの待合室、乗船後の甲板や休憩室でくつろぐ人々の姿は何とも言えない旅情を感じさせます。また、船員や船着き場の作業員など裏方に焦点をあてた写真も。 約60ページの写真集ながら青函連絡船の雰囲気がみごとに凝縮されています。 88年青函トンネルの開通に伴い連絡船は同年3月をもって通常運行が終了、9月に正式廃止となりました。青函トンネルの移動も列車から新幹線に取って代わられ、移動時間が大幅に短縮されました。 ぜひ本書でゆっくりと時間が流れる旅の風情を味わって頂きたいです。
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死者の民主主義
¥2,310
著者:畑中章宏 発行元:トランスビュー 272ページ 195mm × 138mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 人ならざるものたちの声を聴け 20世紀初めのほぼ同じ時期に、イギリス人作家チェスタトンと、当時はまだ官僚だった民俗学者の柳田国男は、ほぼ同じことを主張した。それが「死者の民主主義」である。 その意味するところは、世の中のあり方を決める選挙への投票権を生きている者だけが独占するべきではない、すなわち「死者にも選挙権を与えよ」ということである。 精霊や妖怪、小さな神々といったものは、単なる迷信にすぎないのだろうか。 それらを素朴に信じてきた人びとこそが、社会の担い手だったのではなかったか。 いま私たちは、近代化のなかで見過ごされてきたものに目を向け、 伝統にもとづく古くて新しい民主主義を考えなければならない。 死者、妖怪、幽霊、動物、神、そしてAI…… 人は「見えない世界」とどのようにつながってきたのか。 古今の現象を民俗学の視点で読み解く論考集。 〔本書に登場するものたち〕 柳田国男、南方熊楠、宮本常一、今和次郎、ギルバート・K・チェスタトン、網野善彦、宮沢賢治、谷川健一、諸星大二郎、道祖神、河童、天狗、ザシキワラシ、潜伏キリシタン、仙童寅吉、熊、猫、アイボ、VTuber、浦野すず、飴屋法水、齋藤陽道…… 【目次】 Ⅰ 死者の民主主義 いまこの国には「死者のための民主主義」が必要である 「死者を会議に招かねばならない」 祖霊の政治参加を促す 妖怪や精霊にも選挙権を 「死者の立憲主義」 南方熊楠の戦い 「平凡人は人生を内側から見ている」 「私は死んだのですか?」――大震災をめぐる「幽霊」と「妖怪」 私たちは数多くの「死霊」と出会ってきた さまざまな霊魂譚 あの世からの伝言 新たな妖怪伝承は生まれるのか 妖怪と公共 柳田国男の妖怪体験 さまよう妖怪 妖怪の発展と発見 死者に「更衣」した大勢の若者たち――渋谷のハロウィンをめぐる考察 ハロウィンの起源と日本での大流行 カボチャとカブと大根 「死の仮装」が意味すること スクランブル交差点の「彼岸」 日本の祭はどこにあるのか 祭は発見される 「雪祭り」と「盆踊り」 盆踊りの現代化 祭は更新される Ⅱ 人はなぜ「怪」を見るのか 諸星大二郎論序説 モノと構造 人間と機械、人間と動物の融合 ITと怪異現象――二一世紀の妖怪を探して 噂を広める、情報系妖怪「件」 目に見えない凶暴な感情が広まり、共有されていく 人と人をつなぐ、目に見えない綱「キズナ」。 VTuberは人形浄瑠璃と似ているか? ぎこちない動きが心を揺さぶる 社会との絶妙なバランス 江戸時代から続く「日本人のVR羨望」 ツイッターから話題になった江戸の奇談 超常世界と超能力への関心 異界を体験し、超能力を身につけた少年 宇宙体験の真実 テクノロジーの開発と感覚の拡張 アイボの慰霊とザギトワへのご褒美 ペットロボットの献体とお葬式 日本人はどんなふうに動物を供養してきたか アリーナ・ザギトワと日本の忠犬 犬を神に祀る神社 AIの墓場はどこにあるか あなたは飴屋法水の『何処からの手紙』を見逃すべきではなかった 郵便局から届いた「物語」 語り出す「木」や「神様」 「いとおごそか」な神 無数のなかの、わずかのひとつ ニンゲンがつくった神様 「まれびと」としての写真家――齋藤陽道展「なにものか」 『この世界の片隅に』は妖怪映画である 方言とカタストロフ 「かまどの煙」が意味するもの 広島は「死んだ人のゆくところ」 原作に活かされていた「考現学」 Ⅲ 日本人と信仰 縄文と民俗の交差点――八ヶ岳山麓の「辻」をめぐって 南大塩の辻 山寺の辻 御座石の辻 米沢の辻 熊を神に祀る風習 クマの神籬 クマの民俗 クマの祭祀 クマの童話 クマの置きもの 窓いっぱいの猫の顔 移住漁民と水神信仰 摂津国佃村漁民の移住 さまよう「水神」 波除様の魚介供養碑 佃煮と佃門徒 「つきじ獅子祭」の合同渡御 「休日増」を勝ちとった江戸時代の若者たち 日本人の長時間労働と勤勉性 沸きおこった「遊び日」の要求 若者たちが獲得した休日の実態 オンとオフの絶妙な切り替え 『沈黙』のキリシタンは、何を拝んでいたのか? 「潜伏キリシタン」と「カクレキリシタン」 カトリックとは相いれない信仰 「キリシタン神社」とは何か 日本人の信仰の「縮図」 戦後日本「初詣」史――クルマの普及と交通安全祈願 近代初詣の誕生 「成田山」の戦中と戦後 自動車祈祷殿の流行 交通安全と初詣の未来 大阪万博と知られざる聖地 五五年越しの開催 千里丘陵という地勢 ヘリコプターからお祓いをした地鎮祭 「太陽の塔」と千手観音 日本人にとって「結び」とは何か――正月飾りに秘められた驚きの科学 日本古来の「結び」文化 家紋や社紋と結びの多様性 「あみだくじ」を幾何学から捉える 日常に遍在する「結び」の数々 Ⅳ さまざまな民俗学 手帳のなかの庚申塔――宮沢賢治と災害フォークロア 賢治と地震と地震 ザシキワラシと白髭水 七庚申と五庚申 「青」のフォークロア――谷川健一をめぐる風景 若狭の「青」 志摩の「青」 対馬の「青」 「青」の現在 写真と民俗学者たち 「民俗と写真」座談会 土門拳と柳田国男 柳田国男の写真 写真と柳田の弟子たち 東北に向けた考現学のまなざし――今和次郎と今純三 「百姓」のフォークロア――網野善彦の歴史学と「塩・柿・蚕」 百姓再考 塩 柿 蚕