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つげ義春が語る マンガと貧乏
¥2,530
著者:つげ義春 発行元:筑摩書房 384ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 1987年を最後に長い休筆期間にある、つげ義春。貸本時代の悪戦苦闘、衝撃を与えた「紅い花」「ねじ式」……。過去50年間の発言からマンガ家人生をたどる。
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つげ義春が語る 旅と隠遁
¥2,530
SOLD OUT
著者:つげ義春 発行元:筑摩書房 400ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 旅、温泉、生活、宗教観…、孤高の作家の作品背景が浮かび上がる「つげ式」のすべて!「自分にとってのリアリズムは家庭にしかないんですから…淡々と生きていれば、それでいい」過去50年間の対談、インタビューを集大成! 【目次】 序 プロフィールつげ義春 漂泊(生きる実感は旅浪にある―深沢七郎×つげ義春 都会に価値なんてひとつもない―藤原マキ×つげ義春 つげ式生活の最近―正津勉×藤原マキ×つげ義春 ほか) 隠棲(刺激ぎらい 直径三キロがリアリズムの素 物書きは救われない―菅野修×つげ義春 ほか) あの頃、この頃(妖怪博士を訪ねた頃 あの頃の調布―高野慎三×つげ義春 外房大原への夢―つげ忠男×藤原マキ×つげ義春 ほか)
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労働系女子マンガ論!
¥2,200
著者:トミヤマユキコ 発行元:タバブックス 224ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 労働をめぐる女子の悩みの数だけ、応答を試みるマンガが存在するー タバブックスwebサイトで2013年から不定期連載していた「労働系女子マンガ論!」ついに、ついに書籍化!! 恋愛、結婚、出産、といった人生のイベントを迎えるたび、続けるか辞めるかの選択を迫られるのは、たいてい女子の側。労働環境はここ数十年で大きく変化し、どうするのがベストなのか判断がつかない…「女子×労働」の視点で読む女子マンガに人生をサバイブするヒントがある!誰もが知っている王道作品から、知る人ぞ知る隠れ名作まで、web連載を大幅加筆修正。「女性と労働」表象を読み解く、気鋭の研究者トミヤマユキコの女子マンガ論、決定版です。 【目次】 序論「労働系女子マンガ」とはなんぞや? 1章 少女マンガ隆盛期 ― ヒロインは読者と同世代の若き労働者 自分の運命を切り拓く『ベルばら』の女たち 『ベルサイユのばら』 大正時代のラブコメが描く「この国で女が働くとはどういうことか」『はいからさんが通る』 「自立した女」のモデルのひとつは、バレエマンガにある 『アラベスク』 愛より恋より仕事をやれ 70年代作品の強烈なメッセージ 『デザイナー』 女の為政者として「政治と権力」を変革する16歳 『王家の紋章』 労働ものとして魔法少女マンガを読んでみる 『美少女戦士セーラームーン』 2章 「仕事と恋」の時代 ― 社会情勢を反映し働く読者の現実に接近 「近代化」を目指そうとした「働く女」の困難 『東京ラブストーリー』 みんなの視界に入りにくい仕事を描く意義 『動物のお医者さん』 フリーターもバリキャリも大変 就職氷河期がもたらしたリアル 『ハッピー・マニア』『働きマン』 「周縁」で働く女の自由と孤独 『ちひろ』『ちひろさん』 自分らしさに助けられたり苦しめられたりする労働 『リメイク』 恋愛要素なし、仕事人間を肯定する女子マンガの進化 『重版出来!』 3章 労働の多様化・細分化 ― 年齢、仕事観、社会問題等に着目 憧れからはほど遠い設定が生み出す深い味わい 『うどんの女』 主婦の労働と存在意義をめぐる重い問い 『ハウアーユー?』 リアルとファンタジーを行き来する大人の仕事と恋愛の物語 『娚の一生』 人生の全てを労働に捧げる 仕事に生きる女のロールモデル 『繕い裁つ人』 女の人生に必要なのは王子様じゃない、家だ 『椿荘101号室』 「仕事/趣味」「仕事/結婚」二者択一の不毛さを描く 『ZUCCA×ZUCA 』 自分の意思ではない境遇も受け入れ 働き生きる日々の愛おしさ 『海街 diary』 夢見た未来と現実の間に苦悩 続いていく労働系女子の人生 『愛すべき娘たち』
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ナウシカ考 風の谷の黙示録
¥2,420
SOLD OUT
著者:赤坂憲雄 発行元:岩波書店 374ページ 194mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 一九八二年から雑誌『アニメージュ』に連載され、映画版の制作を挟み九四年に完結した、宮崎駿の長編マンガ『風の谷のナウシカ』。 この作品の可能性の種子は、時代の喘ぎのなか、いま、芽生えと育ちの季節を迎えようとしているのかもしれない――。多くの人に愛読されてきたこのマンガを、二十余年の考察のもと、一篇の思想の書として徹底的に読み解く。 【目次】 はじめに 第一章 西域幻想 1 秘められた原点 アニメとマンガのあいだ はじまりの風景から 宮崎駿の種子をもとめて 2 神人の土地へ 小さな谷の王国 旅立ちのときに 奴隷とはなにか,という問いへ 第二章 風の谷 1 風の一族 部族社会としての風の谷 腐海のほとりに暮らす 風車とメーヴェのある風景 2 蟲愛ずる姫 背負う者の哀しみとともに ギリシャ神話のなかの原像 血にまみれた航海者との出会い 3 子守り歌 孤児たちの物語の群れ あらかじめ壊れた母と子の物語 擬態としての母を演じる 4 不思議な力 物語られる少女の肖像 境界にたたずむ人 王蟲の心を覗くな,という 第三章 腐 海 1 森の人 水と火と調和にかけて 火を捨てて,腐海へ 世界を亡ぼした火とともに 2 蟲使い たがいに影として森に生きる 武器商人から穢れの民へ 森が生まれるはじまりの朝に 3 青き衣の者 ふたつの歴史の切断があった 邪教と予言が顕われるとき 犠牲,または自己犠牲について 4 黒い森 腐海の謎を読みほどくために 第三の自然としての腐海 喰う/喰われる,その果てに 第四章 黙示録 1 年代記 年代記と語りと声と いくつかの歴史語りが交叉する 文字による専制が産み落とした偽王たち 2 生命をあやつる技術 悪魔の技の封印がほどかれる 帝国を支える宗教的呪力の源泉として 対話篇,シュワの庭にて 3 虚無と無垢 呪われた種族の血まみれの女 内なる森を,腐海の尽きるところへ 名づけること,巨神兵からオーマへ 4 千年王国 千年という時間を抱いて 墓所の主との言葉戦いから 物語の終わりに 終 章 宮崎駿の詩学へ おもな参考文献 あとがき
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ミヤザキワールド 宮崎駿の闇と光
¥3,300
著者:スーザン・ネイピア 訳者:仲達志 発行元:早川書房 432ページ 194mm × 139mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** "アニメ・クイーン"の異名をとる米タフツ大学教授が、「ルパン三世 カリオストロの城」から「風立ちぬ」まで11の長編と漫画版『風の谷のナウシカ』を徹底解剖。宮崎氏本人とジブリ関係者への取材も踏まえ、魅力の源泉に迫る。日本版オリジナル序文を収録。 【目次】 日本の読者へ―――ミヤザキワールドの闇と光 序章 ミヤザキワールドを探して 第1章 壊れた世界 第2章 アニメ作家のつくり方 第3章 絵を動かす歓び 第4章 上昇と下降『ルパン三世 カリオストロの城』 第5章 『風の谷のナウシカ』と「女性原理」 第6章 大空の孤児たち『天空の城ラピュタ』 第7章 魔法の森の傘 『となりのトトロ』に見る国と個人のトラウマ克服への道 第8章 魔女と都市 『魔女の宅急便』における時間、空間、ジェンダー 第9章 カサブランカに舞い降りる『紅の豚』 第10章 救世主から巫女へ 「闇のなかのまたたく光」を求める漫画版『風の谷のナウシカ』 第11章 他者の顔 『もののけ姫』の横断される境界 第12章 『千と千尋の神隠し』の私的な世界の終わり 第13章 城と呪いと共同体『ハウルの動く城』 第14章 不思議で貴い宝 『崖の上のポニョ』の無垢な者たちが招く世界の終わり 第15章 「恐ろしい風」『風立ちぬ』 第16章 結び 謝辞 訳者あとがき 参考文献 原注 索引
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昭和ちびっこ怪奇画報 ぼくらの知らない世界1960s-70s
¥1,320
SOLD OUT
著者:初見健一 発行元:青幻舎 272ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 1960~70年代に巻き起こり、当時の子どもたちを熱狂させた「オカルト」ブーム。宇宙人、超能力、ネッシー、ミイラ、キングコング、食人種、死後の世界・・・。本書では、当時の児童向け雑誌、書籍に掲載された 小松崎茂、石原豪人をはじめとする人気イラスト作家が描いた「怪奇画」を収録。あのころのドキドキ、ワクワクを当時のビジュアルそのままに再現します。
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昭和ちびっこ未来画報 ぼくらの21世紀
¥1,320
SOLD OUT
著者:初見健一 発行元:青幻舎 272ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 「地球大脱出」「二〇六一年の東京」「夜のないせかい 人工たいよう」「コンピューターが人間製造」…、 本書には一九五〇~七〇年代の間に、さまざまな子供向けのメディアに掲載された《未来予想図》が収録されています。 当時、21世紀を図解した記事はその大半が空想、夢想、妄想に基づいた荒唐無稽のトンデモ未来観のオンパレードでした。 本書は、小松崎茂、石原豪人をはじめとする空想科学イラストの巨匠たちが描いた未来画を 暮らし、交通、ロボット、コンピューター、宇宙、終末の六項目に分けて紹介。 当時の少年少女たちに大人気の定番コンテンツだった「21世紀はこうなるっ!」を図解した記事は、 媒体である雑誌そのものが大量消費とともに破棄されたこともあり、 その殆どは当時の読者の記憶の中だけで生きつづけてきました。 現実の21世紀に暮らす「未来人」となった今、 当時の大人たちが心血注いで創造した「消えてしまった21世紀」―夢や希望に満ちたユートピアもあれば、絶望的な光景が描きだされるデストピアも―をめぐる時間旅行に出かけましょう。 当時の少年少女にとって最大の関心ごとであり、わくわくの源でもあった「未来」。 ぎっしりと詰まった想像遺産の数々をお楽しみ下さい。
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呪物蒐集録
¥1,760
著者:田中俊行 発行元:竹書房 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 見るだけで障る 圧倒的な呪力! 実在する呪物の因縁や、今も起きる怪奇現象、そのすべてが語られる―― オカルトコレクター・田中俊行が蒐集した 曰くつきの呪物を一挙公開 【目次】 第1章 怨念が籠もった呪物 藁人形/呪詛人形/トゥピラク /人骨笛カンリン ほか 第2章 神と信仰の呪物 オシラサマ/ブードゥー人形/ヤヌス /クマントーン ほか 第3章 霊が憑依した呪物 呪殺人形チャーミー/マネキンの首/ポン /幽霊土鈴 ほか 第4章 数奇な運命の呪物 鵺の手/オラクル/首狩り族の装飾スカル /死者の書 ほか
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増補新装版 オカルト・クロニクル 奇妙な事件 奇妙な出来事 奇妙な人物
¥2,200
SOLD OUT
著者:松閣オルタ 発行元:二見書房 448ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2018年に刊行され、好評を博すも絶版となった伝説の「超濃厚オカルト研究読本」が増補新装版として復活! 膨大な資料の分析と独特の文体で異彩を放つ、 オカルト研究サイト「オカルト・クロニクル」の書籍が新装版で復活! 【目次】 ◎ディアトロフ峠事件 ――ロシア史上最も不可解な未解決事件 ◎熊取町七名連続怪死事件 ―― 日本版『ツイン・ピークス』の謎 ◎青年は「虹」に何を見たのか ――地震予知に捧げた椋平廣吉の人生 ◎セイラム魔女裁判 ――村に魔女は本当にいたのか ◎坪野鉱泉肝試し失踪事件 ――ふたりの少女はどこへ消えたのか ◎「迷宮」 ――平成の怪事件・井の頭公園バラバラ殺人事件 ◎「人間の足首」だけが次々と漂着する〝怪〞 ――セイリッシュ海の未解決ミステリー事件 ◎「謎多き未解決事件」 ――長岡京ワラビ採り殺人事件 ◎ミイラ漂流船 ――「良栄丸」の怪奇 ◎科学が襲ってくる ――フィラデルフィア実験の狂気 ◎岐阜県富加町「幽霊団地」 ――住民を襲った「ポルターガイスト」の正体 ◎八丈島火葬場七体人骨事件 ――未解決に終わった〝密室のミステリー〞 ◎獣人ヒバゴン ――昭和の闇に消えた幻の怪物 ◎ファティマに降りた聖母 ――7万人の見た奇蹟 ◎赤城神社「主婦失踪」事件 ――「神隠し」のごとく、ひとりの女性が、消えた ◎もうひとりのサジェ ――170年以上前、北ヨーロッパで起きた「ドッペルゲンガー事件」の深層 ◎山荘の怪事件 ――10人が黒焦げで発見された「第二の帝銀事件」 ◎君と僕と呪われた脳 ――世界の幽霊屋敷 ◎数字で学ぶ日本の異世界 ――心霊スポット統計学
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妖怪ビジュアル大図鑑(講談社ポケット百科シリーズ)
¥1,320
著者:水木しげる 発行元:講談社 368ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** ポケットサイズの「オールカラー妖怪大百科」が誕生! 「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる先生が描いた「超精密」な、妖怪たち300体以上が大集合! 【目次】 第1章「妖怪の人気者」 あかなめ、小豆洗い、油すまし、一反木綿、河童ほか 第2章「人間のような姿で描かれた妖怪」 足長手長、いやみ、鬼、ずんべら坊、のびあがりほか 第3章「動物のような姿で描かれた妖怪」 赤えい、牛鬼、九尾の狐、すねこすり、土蜘蛛ほか 第4章「人間と動物を合わせた姿で描かれた妖怪」 アマビエ、磯女、岩魚坊主、烏天狗、さとりほか 第5章「器物にとり憑いた妖怪」 雲外鏡、朧車、金槌坊、瓶長、木魚達磨ほか 第6章「火炎の妖怪」 姥火、煙羅煙羅、鬼火、蜘蛛火、野火、化け火ほか 第7章「自然物の姿で描かれた妖怪」 池の魔、こそこそ岩、木霊、タンコロリン、ナンジャモンジャほか