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リック・ルービンの創作術
¥3,520
SOLD OUT
著者:リック・ルービン/ニール・ストラウス 訳者:浅尾敦則 発行元:ジーンブックス 468ページ 215mm × 155mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** グラミー賞多数受賞、世界最高の音楽プロデューサーリック・ルービンが7年をかけて執筆した「創造性を高める78の知恵」 ニューヨークタイムズ ベストセラー第1位! 世界25カ国で発売! 「素晴らしい作品を作るためには何をすべきかを書くつもりでしたが、結果的にそれは“どう在るべきか”についての本となりました。」————リック・ルービン 世界最高の音楽プロデューサーとして名高いリック・ルービンは、アーティストが自分自身に抱く期待以上の能力を引き出し、素晴らしい才能を発揮するように導くことで、数多くの偉大な作品を生み出してきました。ルービンは「創造性の源」について長い年月をかけて思考するうちに、そもそも「創造性(クリエイティビティ)」とは、アーティストやクリエイターのためだけにあるものではなく、この世界全体と関係があると学びました。ビジネスにも、休養を取るときにも、また、日常生活や子育てなど、「創造性」は人生のどんなステージにも存在し、その才能を発揮する場所を拡げることができるのです。 本書は、誰もが歩める、創造性を高めるための道、ルービンの知恵と洞察の道を辿る学びのコースです。長年の経験から得た知恵を78項目に凝縮し、クリエイティビティを誰もが感じられる瞬間や、人生そのものを近くに引き寄せ、成功へと導いてくれる、感動的な読書体験を提供します。
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Matsuyama Tomokazu FIRST LAST 松山智一作品集
¥3,520
著者:松山智一 発行元:ブックエンド 208ページ 278mm × 223mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2024 年に、ヴェネツィアで発表された松山智一の〈Fictional Landscapes(架空の光景)〉シリーズが、美術界に衝撃をもたらした。日本の絵巻と現代アートが融合し、劇的な鑑賞体験を見る者に与える松山の作品は、圧倒的な技術でリアルに景色や人物を描き出す。その唯一無二の世界観は、スケールの大きさとともに見る者に没入感を与え、若者を中心に広い支持を集めている。 本書は2025 年3 月より開催される「松山智一展 FIRST LAST」に合わせて刊行。東京で初の大規模個展には、日本初公開となる大型の絵画作品をはじめ、映像作品、インスタレーション、屋外彫刻などおよそ40 点が展示される。 本書には、近年の主要作品から、展覧会のタイトルにもなった最新シリーズ〈First Last〉まで、ディテールを加えた100 点以上の図版をフルカラーで紹介。美術評論家・建畠晢による論考、ISSEY MIYAKE のデザイナー・宮前義之との対談、主要作品のストーリー解説など、松山智一の活動の現在地を包括した一冊。
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なぜ人はアートを楽しむように進化したのか
¥2,970
著者:アンジャン・チャタジー 訳者:田沢恭子 発行元:草思社 352ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 世界のどこを見ても普遍的、かつ太古から存在している「アート」。このことを生物学的に考えたとき、人はそれを生み出す本能をあらかじめ持ち、進化してきたといえるのだろうか? 脳科学、神経科学、進化心理学などの見地からこの疑問に取り組み、、顔、体、数式、食事、貨幣、そして芸術の「美」を考察。人が生きるうえで「美」がどのような役割を果たし、人がアートを愛するに至るのかを明らかにする、画期的書籍! 【項目より】 ・人には「アートの本能」があるのか? ・美しいとみなされる顔の基盤は存在する ・美に反応する脳の部位はどこ? ・数式に美を感じるのは適応的なものなのか? ・アートは文化と生物学的要請のどちらなのか? ・アートの本能の存在を検証する 【本書で触れられるさまざまな「美」】 顔、体、数式、言語、風景、食事、セックス、貨幣、ラスコーの壁画、パブロ・ピカソ、モナ・リザ、ジャクソン・ポロック、アンドレス・セラーノ、フェリックス・ゴンザレス=トレス、艾未未、クジャク、ジュウシマツ…… 【目次】 第一部 美 第1章 美とは何か 第2章 魅惑的な顔 第3章 顔の美の尺度 第4章 美しい体 第5章 脳の働き 第6章 美の背後の脳 第7章 進化する美 第8章 美しい風景 第9章 数の美しさ 第10章 美の不条理 第二部 快感 第1章 快感とは何か 第2章 食べ物 第3章 セックス 第4章 お金 第5章 好むこと、欲すること、学習すること 第6章 快感のロジック 第三部 アート 第1章 アートとは何か 第2章 アート――生物学と文化 第3章 アートの記述科学 第4章 アートの実験科学 第5章 コンセプチュアルアート 第6章 アートのルーツ 第7章 進化する心 第8章 進化するアート 第9章 アート――尾か鳴き声か 第10章 アートの偶然性
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BAUをめぐる冒険
¥2,860
著者:坂口恭平 発行元:左右社 272ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「僕はずっと建築家として生きている」 他人の家を建てるのではなく、生活の喜びを与える芸術、自分が生きるための空間をつくりだしてきた。 建てない建築家、坂口恭平の原点にして初の建築探訪記。 インド、ヨーロッパ、アメリカ。6ヶ国の旅、14組の建築家。 ◆「問い」を生み出すことでナチスに抵抗したバウハウス ◆ガウディの影に隠れながら、バルセロナの街に生涯を捧げた建築家ジュゼップ・マリア・ジュジョール ◆フンダートヴァッサーの「生きのびるための技術」 ◆不遇の時代を乗り越えて創作を続けたフランク・ロイド・ライト ◆周辺の環境や家具までも取り込んだ生活空間を考えた、ロサンゼルスのモダニズム運動 ◆個人の独創の産物「石の家」 ◆実験か、道楽か。フィリップ・ジョンソンとグラスハウス ◆公害で退廃した街を建築によって再生したフランク・O・ゲーリー ◆穏やかな暮らしに希望を見出したル・コルビュジエの晩年 ほか 【目次】 はじめに バウハウスという生命体 インドと融合するコルビュジエ バルセロナ・モデルニスモという土壌 都市の治療としての建築 死ぬまでライトは格闘を続ける ロサンゼルスで「家」について考えた ポルトの街、二人の建築家、石の家 「まがいもの」の建築家 建築で蘇生した街、ビルバオ コルビュジエの建築を求めて、フランス縦断の旅 コラム ・原点 ・僕の家
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民藝のみかた
¥2,970
著者:ヒューゴー・ムンスターバーグ 序文:柳宗悦 訳者:田栗美奈子 監訳:朝倉圭一/鞍田崇/古屋真弓 発行元:作品社 200ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 日本に四年滞在した東洋美術史の碩学が、〈民藝〉のすべてを工芸分野ごとに詳説。 民藝の精神から説き起こし、陶器、籠、漆器、玩具、織物、絵画、農家の建物、そして1950年代の民藝運動の隆盛にいたるまで。 日本の民藝の歴史を知るための最良の一冊。図版100点超収録。 【目次】 序文 柳宗悦 第一章 日本の民藝の精神 民衆的芸術に対する新たな関心/民衆のための芸術/世界の民藝の現状/民藝研究の歴史/美と実用性/日常品の美/実用性と芸術性/庶民の芸術/民藝の精神/今も生活に根ざす民藝 第二章 陶器 日本の民藝陶器/小鹿田(おんた)焼/小石原焼/苗代川焼/龍門司焼/二川焼/白石焼/島根県の窯業/布志名焼/牛ノ戸焼/瀬戸焼/立杭焼/益子焼/東北地方の窯業/楢岡焼/小久慈焼/堤焼/本郷焼 第三章 籠と関連製品 日本の籠製品の位置づけ/九州地方の竹細工/東北地方と各地の品々/手漉きの紙 第四章 漆器、木器、金属器 漆器の歴史と現状/秀衡塗/さまざまな漆器/木器/金属器 第五章 玩具 民藝玩具の産地/民藝玩具の起源/玩具の種類/こけし/三春駒/獅子頭/きじ馬と笹野彫/張り子/だるま/純信とお馬/三春人形/虎と牡牛の張り子/藁馬/流し雛/招き猫/犬宮と三猿/手まり 第六章 織物 民藝織物の現状/民藝織物の素材/織物のデザイン/織りと染め/沖縄の民藝織物/沖縄の紅型(びんがた)/沖縄の絣模様/沖縄の縞と格子模様/丹波布/被衣(かつぎ)とこぎん/絵絣/浴衣 第七章 絵画と彫刻 民藝と芸術の関係性/大津絵の歴史/大津絵の特色/大津絵の題材/絵馬/彫刻と拓本/仏教美術との関わり 第八章 農家の建物 農家の建物の伝統/泰山荘の屋根/泰山荘のデザイン/農家の間取り/岐阜・奈良・長野の農家/濱田庄司邸 第九章 現代の民藝運動 日本民藝協会の歩み/民藝作家の活躍/濱田庄司/河井寛次郎/芹沢銈介/棟方志功 謝辞 解説 いまなぜ民藝か 鞍田崇 訳者あとがき
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わからないままの民藝
¥2,970
著者:朝倉圭一 発行元:作品社 272ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** わからなくて、愛おしい。 飛騨高山の工藝店「やわい屋」の店主が“新時代の民藝”の姿を生き生きと綴った、これまでにない、新しい民藝エッセイ。 【目次】 はじめに 第1章 民藝の百年を遡る ……百年前の若き日の民藝の先達が見つめた先にあった日常について 民藝はわかりにくい 民藝は誰のものだったのか それぞれの「健康」と「自然」 民藝の特性とありのままの暮らし もののない時代を生きた人々 発酵と祈りの国 「生活」は変わらないもの 第2章 飛騨高山と観光と民藝運動 ……飛騨地域における民藝運動の歴史について まちづくりと民藝運動 柳宗悦と飛騨――「飛騨国は旅の心を誘うところであります」 (1) 初めての飛騨 一九二五?二七 (2) 戦後の飛騨 一九三四?四八 (3) 最後の旅 一九五三 飛騨・民藝運動のはじまり 花森安治と飛騨――「おとぎばなしのような町」 飛騨民藝運動の父・日下部礼一が遺したもの 第3章 工藝店「やわい屋」の物語 ……自身の半生と「やわい屋」における日々について やわい屋前夜 民藝との馴れ初め 差し込んだ光と湯?み 僕らの古民家再生物語 我が家の完成 やわい屋のこぼれ話 仕入れたものは売るためのもの 日本民藝館に初めて行った日 「こんにちは」で迎える 第4章 現代に息づく民藝 ……これからの時代を共に歩む親しい同行者としての民藝について 見えないものへの眼差し 「ものづくり」に見る未来の姿 「待てる」関係の育み方 「いとおしさ」で?がる未来 「協力」「結合」「共有」の世界 利他と民藝 無事の民藝 あの日のとんかつは民藝だった おわりに
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余白の芸術
¥4,950
著者:李禹煥 発行元:みすず書房 392ページ 215mm × 155mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** カンバスの上に一つの点を打つと、辺りの空気が動き出す。一筆のストローク、一個の石、一枚の鉄板は、外との対応において力に漲る生きものとなり、物や空間が呼応し合って、鮮やかに響きわたる余白が生まれる——1970年代、有機的な組替えやズラしによって、外の空気を浸透させ他を受け入れる作品を精力的につくり、あるがままをアルガママにする仕事をした「モノ派」、その運動の柱として知られ、国際的に活躍する李禹煥の著作を集める。 自身の芸術について、セザンヌやマチスに始まり、ゲルハルト・リヒター、ペノーネ、若林奮、白南準ら現代芸術の旗手たち、古井由吉や中上健次などの作家たちについて、そして、ものと言葉について… 自分と、自分をとりまく外の世界。その境界にあたらしい刺激的な見方を開く。 【目次】 余白の芸術 余白の芸術/無限について/中間者/同一性と差異性/表現と身体/絵画の運命/視覚の運動/砂漠/ちょっと立ち止まって/関係項 Relatum(stone,gum measuring,space)/石の発見/石を訪ねて/プランニングと現場/制作のプロセス さまざまな作家 八大山人の「木蓮の図」に想う/サント・ヴィクトワールの絵/セザンヌの水彩画/マチス雑感/モンドリアン/ゲルハルト・リヒター/ダニエル・ビュレン/ペノーネ/アニシ・カプア/F・ステラさんへ——過剰な絵画/若林奮の道/高松次郎の「影」再考——「子供の影」を中心に/石の借用/鏡を用いて/白南準——ヴィデオを越えて/谷川雁、または隠れの仕草/古井由吉あるいは七〇年代の芸術/中上健次さんのこと/中上健次の混在性 芸術の領分 絵画における抽象性の問題/視覚について/外界と共に/画家の領分/ロボットと画家/絵画の設定性/絵という輪——梅原龍三郎と小林秀雄/画家と二つの眼差/一瞬の見えること/塗り直し/毛筆による/筆の妙/絵画の色彩/生きた手/手について/絵画と彫刻の在り処/彫刻のモチーフ/彫刻の条件/鉄板と石について/版画ということ/版画について/再制作(?)——インタビューに答えて/いけばな/いけばなに思う 新しい表現の場のために 二〇世紀の美術/アメリカの美術/日本の現代美術に/否定への意志/新しい表現の場のために/現代美術と日常/混沌への憧れ/衰退の美術/脅かし/離合集散/解体に向かって/現代のキーワード/脳中心思考/管理の外/想像力/解ることと知ること/透明というと/料理の組立/東アジアの料理/眼の摂理/明暗/作品の場所性/美術館の役割 ものと言葉について モノ派について/起源またはモノ派のこと/近代の超克/虚構批評/親切心/言葉と沈黙/日本語と翻訳/言葉について/言葉が/砂漠では/ベルガモの夕暮れ/予感またはワイン/松について/ものを選ぶということ/躰と服のあいだ/自然ということ/韓国人の文化と自然/風化より/未知との対話/絵を習う少年に——ある中学生への手紙 画集の断章より
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明るい部屋【新装版】 写真についての覚書
¥3,080
著者:ロラン・バルト 訳者:花輪光 発行元:みすず書房 194ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 《狂気をとるか分別か? 「写真」はそのいずれをも選ぶことができる。「写真」のレアリスムが、美的ないし経験的な習慣(たとえば、美容院や歯医者のところで雑誌のぺージをめくること)によって弱められ、相対的なレアリスムにとどまるとき、「写真」は分別のあるものとなる。そのレアリスムが、絶対的な、始源的なレアリスムとなって、愛と恐れに満ちた意識に「時間」の原義そのものをよみがえらせるなら、「写真」は狂気となる》(ロラン・バルト) 本書は、現象学的な方法によって、写真の本質・ノエマ(《それはかつてあった》)を明証しようとした写真論である。細部=プンクトゥムを注視しつつ、写真の核心に迫ってゆくバルトの追究にはまことにスリリングなものがある。 本書はまた、亡き母に捧げられたレクイエムともいえるだろう。私事について語ること少なかったパルト、その彼がかくも直接的に、母の喪の悲しみを語るとは! 本書は明らかに、著者のイメージ論の総決算であると同時に、バルトの『失われた時を求めて』となっている。《『明るい部屋』の写真論の中心には、光り輝く核としての母の写真の物語が据えられている》(J・デリダ) 【目次】 I 1 「写真」の特殊性 2 分類しがたい「写真」 3 出発点としての感動 4 「撮影者」、「幻像」、「観客」 5 撮影される人 6 「観客」——その無秩序な好み 7 冒険としての「写真] 8 鷹揚な現象学 9 二重性 10 「ストゥディウム」と「プンクトゥム」 11 「ストゥディウム」 12 知らせること 13 描くこと 14 不意にとらえること 15 意味すること 16 欲望をかきたてること 17 単一な「写真」 18 「ストゥディウム」と「プンクトゥム」の共存 19 「プンクトゥム」——部分的特徴 20 無意志的特徴 21 悟り 22 事後と沈黙 23 見えない場 24 前言取り消し II 25 《ある晩……》 26 分け隔てるもの、「歴史」 27 再認・認識すること 28 「温室の写真」 29 少女 30 アリアドネ 31 「家族」、「母」 32 《それはかつてあった》 33 ポーズ 34 光線、色彩 35 「驚き」 36 確実性の証明 37 停滞 38 平板な死 39 プンクトゥムとしての「時間」 40 「私的なもの」/「公的なもの」 41 子細に検討する 42 似ているということ 43 家系 44 明るい部屋 45 《雰囲気》 46 「まなざし」 47 「狂気」、「憐れみ」 48 飼い馴らされた「写真」 訳者あとがき
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アイリーン・グレイ【新版】
¥5,940
著者:ピーター・アダム 訳者:小池一子 発行元:みすず書房 336ページ 215mm × 155mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「家は住むための機械ではない。人間にとっての殻であり、延長であり、解放であり、精神的な発散である。外見上調和がとれているというだけではなく、全体としての構成、個々の作業がひとつにあわさって、もっとも深い意味でその建物を人間的にするのである」(アイリーン・グレイ) 「あなたの家で過ごした二日の間に、その家の内外のすべての構造に指令を出している、類い稀な魂を称賛する機会をもつことができてとてもしあわせです。モノトーンな家具とその設営ぶりにこれほどの風格と魅力、機知に富んだ形をあたえているのはその類い稀な魂なのです」(ル・コルビュジエ) 1910年代半ばには日本人漆職人・菅原精造との共同作業を結実させて先端デザイナーとして脚光を浴び、1920年代にはル・コルビュジエも称賛——どころか異様なまでに執着しつづけることになるモダニズム住宅の粋「E1027」を完成させたアイルランド人女性。アーティストとしての気質を貫きながら「建築」を模索しつづけたその生涯を、晩年に交流したイギリス人映画プロデューサーが豊富な図版を駆使して綴った初の本格評伝。 【目次】 はじめに 少女のころ 学生時代 パリへ プロフェッショナルの生活 漆礼賛 第一次世界大戦 一九二〇年代へ——ロタ通り 店の経営——ジャン・デゼール モンテカルロとその先 ジャン・バドヴィッチ ターニングポイント 建築をめざして E1027 建築家としての生活 自分のための家——タンプ・ア・ペア 人々のための建築 第二次世界大戦 新たな出発 最後の家——ルウ・ペルー 遅れてきた栄誉 エピローグ 訳者あとがき 参考文献 索引
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失われた創造力へ ブルーノ・ムナーリ、アキッレ・カスティリオーニ、エンツォ・マーリの言葉
¥3,300
著者:多木陽介 発行元:どく社 112ページ 191mm × 121mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「好奇心がないようなら、おやめなさい」 ーアキッレ・カスティリオーニ 「知識とは、生の現実に基づいているものなんだ」 ーエンツォ・マーリ 「聞いたことは忘れる、みたものは覚えている、やったことは理解できる」 ーブルーノ・ムナーリ つくる・育む、すべての人へ。 アキッレ・カスティリオーニの思想を日本に紹介したローマ在住の批評家・多木陽介が、デザイン界の巨匠の言葉に、これからの創造力を導く思想を探る。 完全新訳。 【目次】 PROGETTAZIONE—イタリアンデザインの思想と方法論の回帰 Bruno Munari ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ものからものが生まれる ・ファンタジア/発明/創造力/想像力 ・子どもの心を自分のなかに/一生もちつづけるということは/知ろうとする好奇心/理解する愉しみ/人に伝えたくなる気持ちを/大事にすることを意味する。 ・一切無駄がないこと ・スタイリングはデザインではない。 ・規則と偶然 ・その重力そのものがこのランプのフォルムを決定する。 ・「種」の自覚をもつと、いつしか他者のために働き、隣人(それもわれわれ自身である)を助けてみんなで大小の問題を解決するようになる。 ・生而不有/為而不恃/功成而弗居 ・静かな革命 ・聞いたことは忘れる、見たものは覚えている、やったことは理解できる 。 ・明らかにそうだとわかっていないものについては、絶対に鵜呑みにしないこと ・美しさは正しさの結果である。 ・贅沢さとは、愚かさの自己顕示である。 ・デザイナーに何か夢があるとすると、それはあらゆる社会階層からできるだけ文化的な無知をなくすことです。 ・プロジェッティスタの多くは、問題を解決するようなアイデアをすぐに見つけようとする。 ・多くの物は作者の名前なしに売られている。 Achille Castiglioni・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・好奇心がないようなら、おやめなさい。 ・私のデザインした作品がどこかのミュージアムに私の名前とともに飾られているというのは嬉しいが—— ・偽りのニーズ、偽りの目標 ・正当なデザイン/不当なデザイン ・形態的表現と内容の選択のあいだにある論理的な厳密さ ・筋が通っている ・最も目立たない(humble)物にもストーリーがあるという ・良いプロジェクトとは、自分がやったぞ、という徴を残そうとする野心ではなく、あなたたちがデザインした物を使うことになる、見ず知らずの誰かと、ほんの些細なことでもいいから、何かを取り交わそうという、その気持ちから生まれるのです。 ・人の家のインテリアをつくるって ? そりゃあほとんど無理な 話ですよ。 ・とんだ勘違いをしていなければ ・あと何が取れるかな ? ・インテグラルプロジェクト ・進化 ・何を、どのように、どれだけ見たいか ・もしこのテーブルの上にある物すべてがテーブルなしでもこの高さにとどまり、ランプなしで光が出てきたら、こりゃあ、悪くないよ ……いや、なかなか悪くないぞ …… ・音楽が音と休止で成り立っているように、照明は光と影からできている。光だけでは音楽にならないよ。 ・デザインとは、一つの専門分野であるというよりは、むしろ人文科学、テクノロジー、政治経済などについての批評能力を個人的に身につけることから来るある態度のことなのです。 ・ファンタジアとはジャムのようなもので、固い一切れのパンに塗る必要があります。 Enzo Mari・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・デザインが本来もっていたユートピア志向を取り戻さねばならない。 ・かたちのクオリティ ・ブーメラン。経験だけが頼りだったとはいえ、何世代もかけたこのオブジェの弾道精度の探求は、現代の科学的探求に匹敵するものである。 ・プトレッラ( H鋼 ) ・百姓というのは、終わりのない、素晴らしいプロジェッタツィオーネの仕事です。 ・知識とは、生の現実に基づいているものなんだ。 ・自分で考えてつくること、それが 、他人に自分の生き様を設計されてしまわないための最良の方法なのだ。 ・すべてはもう存在している。 ・職人たちは、みな手の技術には優れているが、脳の技術が足りない。 ・消費者のためではなく、職人や工場の職工など、物づくりの担い手のためにデザインするべきである。 出典 忘れっぽい私たちへ—原田祐馬(UMA/design farm代表)
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映像のポエジア 刻印された時間(ちくま学芸文庫)
¥1,650
著者:アンドレイ・タルコフスキー 訳者:鴻英良 発行元:筑摩書房 416ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 『惑星ソラリス』『鏡』『ノスタルジア』『サクリファイス』……。 透徹した精神性と至高の映像美で、独自の映画世界を作り上げたタルコフスキー(1932-1986)。死去するまでの20年間、彼は映画をめぐる思索を膨大に書き残していた。内面へ深く沈潜しつつ、時に自作を、時にブレッソン、ベルイマン、黒澤ら外国人監督を論じていく。 本書は、訳者がタルコフスキー夫人ラリサ(1938-1998)から送られたタイプ原稿を基に訳出された、日本オリジナル版である(同時期に、ドイツ語版・英語版も出る。当時のソ連ではタルコフスキーは著作を公刊できなかった)。映画を超えて、芸術そのものに関心を持つすべての人に届けたい名著。 【目次】 序章 第1章 はじまり 第2章 芸術―理想への郷愁 第3章 刻印された時間 第4章 使命と宿命 第5章 映像について 第6章 作家は観客を探究する 第7章 芸術家の責任 第8章 『ノスタルジア』のあとで 第9章 『サクリファイス』 終章
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大きな魚をつかまえよう リンチ流アート・ライフ∞瞑想レッスン
¥1,980
著者:デイヴィッド・リンチ 訳者:草坂虹恵 発行元:四月社 発売元:木魂社 224ページ 210mm × 130mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 暴力、セックス、夢、死体。 謎めいた映像で人々を魅了してやまない著者が、どんなふうに作品が発想されたのかを説き明かし、パワフルに創作する秘訣 ―― 長年実践している「瞑想」の効用を語り尽くす。 若きクリエイターへの心を込めたメッセージ!
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からくり玩具 世界一周 [Moving Folk Toys Around The World]
¥3,300
SOLD OUT
著者:山口照二 写真:高見知香 発行元:大福書林 160ページ 215mm × 155mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 現代では数少なくなった職人・工人の技術が光る「からくり玩具」。紙や木など身近で安価な素材でできた、しかし工夫の凝らされた動くおもちゃを美しい紙面で紹介する。世界五大陸の玩具と、日本の貴重なからくり郷土玩具が満載。 本書には、茶運び人形のような高価で複雑なからくり玩具・オートマタは登場しない。著者が愛するのは、日本では戦後子どものころに触れたような、安価な素材とシンプルなからくりで作られた素朴で知的な玩具である。手にとって遊んでみるととても楽しい。知財などの概念がない時代のからくり玩具は、世界中で見ることができる。自分で作れるものも多いので、ぜひ作ってみてほしい。 【目次】 もくじ はじめに ヨーロッパ ドイツ 4 / イギリス 38 / イタリア 46 / 南欧 56 / スイス 58/ チェコ 61 / 東欧 66 / ロシア 70 / スウェーデン 74 / フィンランド 76 アメリカ アメリカ 77 / メキシコ 84 / コロンビア 93 / ペルー 94 / ブラジル 95 アフリカ諸国 96 アジア 中国 100 / インドネシア 110 / カンボジア・スリランカ 112 / ベトナム 113 / タイ 114 / 韓国 116 / ミャンマー 117 / インド 118 / 日本 126 オーストラリア 158 コラム ドイツのからくり玩具 26 その他の国の砂からくり 36 世界の「ついばむ鳥」 68 アジアの影絵人形 98 世界の運動人形 124 日本のからくり玩具 142 本書に登場する主なからくり玩具 159
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オアハカの動物たち VINTAGE OAXACAN WOOD CARVING
¥2,750
SOLD OUT
著者:岩本慎史 写真:安彦幸枝 発行元:大福書林 160ページ フルカラー 215mm × 155mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** オアハカン・ウッド・カーヴィング 初期の色彩と造形 手工芸の宝庫といわれるメキシコ・オアハカ州。20世紀半ば、一人の男が作りはじめた木彫りの動物たちに、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、アレキサンダー・ジラードが早くから注目した。今ではメキシコを代表する工芸品となったオアハカン・ウッド・カーヴィングだが、初期のものはマチェテ(山刀)を使った粗い彫りと、釘で打ちつけただけの手足や尻尾、アニリン染料の味わい深い褪色など、なんとも言えずおおらかで、日本でも多くの作り手に愛された。 本書では、濱田庄司・堀内誠一・柚木沙弥郎・柳宗理・山本教行らの蒐集品を含む130点の動物たちを紹介する。 *********************** 店主コメント *********************** メキシコ南部に位置するオアハカ州で、お土産用として売られている木彫りの工芸品「オアハカン・ウッド・カーヴィング」。動物をモチーフにしたものが多く、カラフルに彩色されていいます。 本書で紹介されているのは、60~80年代の比較的初期の作品。 現在の物より簡素な作りで削りも荒いそうですが、それがぬくもりある風合いを生み出しています。 陶芸家の濱田庄司や染色家の柚木沙弥郎など、多くの芸術家とデザイナーにも愛されたというオアハカン・ウッド・カーヴィングの魅力を存分に堪能できる一冊。
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アートの潜勢力
¥2,970
著者:岡田温司 発行元:共和国 280ページ 189mm × 126mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 五感を挑発し、人間だけに可能なアートの謎と魅力。 ---- 岡﨑乾二郎にとってのアートとは? なぜモディリアーニの描く肖像画は目が塗りつぶされているのか? 退廃の美を描くエゴン・シーレと神との関係は? スマホは人間の感性をどう変容させるのか? そもそも美術作品は修復保存される必要があるのか? ---- パウル・クレー、パゾリーニから山中現をはじめとする国内外の作品まで、著者の美術批評を1冊に集成。「モダニズム」「アナクロニー」「アントロポセン(人新世)」を切り口に、近現代アートの入門書として、また精緻な批評としても読むことができる、出色のエッセイ集。 カラーを含む図版も多数収録。 【目次】 まえがき、あるいは出発としての花田清輝と林達夫 I 開かれとしてのモダニズム 岡﨑乾二郎という「謎」 影・窓・痕跡──山中現の版画の世界 仮面の戯れ──柄澤齊の肖像画 「気配」と「たたずまい」──小林且典への手紙 パウル・クレー、あるいは「中間領域」の思索と創作 受肉するシーレ II アナクロニーとしての批評 ボローニャのヤヌスたち──ロンギ、モランディ、パゾリーニ ケネス・クラーク再訪──『名画とは何か』の文庫化に寄せて アルテ・ポーヴェラの先見性 「気分」の肖像画──モディリアーニの人物たち スマホ人間どこに行く!? III アントロポセン下のアート 女性アーティストとしての自然──エルンスト・ヘッケルにおける「芸術衝動」 山口啓介、あるいは根源のアート 作品のなか/としての時間──ゴンザレス゠トレス、井田照一、ロマン・オパルカ 芸術・免疫・例外状態 記憶と忘却のあいだ──現代美術の保存と修復をめぐって あとがき
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此君亭好日 The scent of Zen behind a quiet life of Bamboo artists
¥3,080
著者:渡邊航 発行元:月虹舎文庫 272ページ 224mm × 150mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 人間国宝・生野祥雲斎を父に持つ、大分県の竹藝家・生野徳三、寿子夫妻の美しい暮らしを写した『此君亭好日|しくんていこうじつ』。 此君亭は、日本ではじめて竹工藝分野で人間国宝に認定された「生野祥雲斎|しょうのしょううんさい」の自宅兼工房として建てられました。 庭、家、花。 暮らしのかたわらにある美を感じる空間は、柳宗悦やバーナード・リーチ等、名立たる芸術家たちを迎える桃源郷となりました。 土地に根差して生きること。 暮らしを美しく彩ること。 竹を通して文化を形成するという仕事のこと。 弟子を育てること。 子供を産み、そして老いること。 5年にわたり撮り下ろした四季折々の珠玉の写真と、12カ月の禅語で語る、日本文化と物創りの姿勢を綴ったコラムからは、人間の根源である、暮らしの普遍的な美に気付かされます。 先代・生野祥雲斎が土地を切り開き、当代・徳三氏と寿子夫人が築き上げた「此君亭」。描かれているのは揺れる水面に時の移ろいが映え、床の間に四季の風が吹く此君亭の歳時記ですが、この本が持つ日々の営みへの慈愛のまなざしは、万人の胸を打つ人生賛歌となっています。 「暮らしの喜怒哀楽が芸術であってほしい」という著者の一文は、物創りを志す人への応援歌でもあります。 読み手の人生経験の重なりにより、その時々で受ける印象や心の琴線に触れる箇所は変化し、時々で新しい発見があることでしょう。 本著が古い友人のように、この本をかたわらに置いてくださる方の佳き宿り木となってくれることを願います。 全編英訳を添え、日本建築や庭、禅、竹工藝に興味のある海外の方にも楽しんでいただけます。 「庭屋一如」、日本の美が詰まった272頁です。 【目次】 序 竹藝家二代が築いた美の集大成 景 一月 日出乾坤輝 二月 春在一枝中 三月 清風動脩竹 四月 千里春如錦 五月 幽鳥弄真如 六月 水上青々翠 七月 夏雲多奇峰 八月 万里無片雲 九月 西風一陣来 十月 明月上狐峰 十一月 経霜楓紅葉 十二月 三冬枯木花 文 あらための幕張 いやしけ吉事 本歌と写し 幽玄へのしかけ 屋外と屋内 山水的 建具からはじまる普請 招霊 花摘みと掃除 湧水と稲穂 傍らに置く 竹をなりわう 記 臼杵 見星禅寺と生野家 開炉 時を遊ぶ 結 暮らしの中に
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板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh
¥1,870
SOLD OUT
著者:原田マハ 発行元:幻冬舎 257ページ 195mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 原田マハ3年ぶり長編アート小説がついに単行本に! 「ワぁ、ゴッホになるッ!」 1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。 しかし、絵を教えてくれる師もおらず、画材を買うお金もなく、弱視のせいでモデルの身体の線を捉えられない棟方は、展覧会に出品するも落選し続ける日々。 そんな彼が辿り着いたのが木版画だった。彼の「板画」は革命の引き金となり、世界を変えていくーー。 墨を磨り支え続けた妻チヤの目線から、日本が誇るアーティスト棟方志功を描く。 感涙のアート小説。
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デレク・ジャーマンの庭
¥4,180
著者:デレク・ジャーマン 写真:ハワード・スーリー 訳者:山内朋樹 発行元:創元社 237mm × 173mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 不朽の名作 『Derek Jarman's Garden』が、 製版のデジタルリマスターにより、 約30年ぶり待望の新訳復刊! 〈没後30年記念出版〉 * 映像作家デレク・ジャーマンの 詩的でクィアな庭づくり 〈庭の生と死が、いつしか 「ぼく」の生と死を映し出す——〉 * 1994年、AIDSでこの世を去った 映像作家のデレク・ジャーマン。 彼は晩年、イギリス南東部の最果ての岬、 原子力発電所にほど近いダンジネスに移り住む。 死の直前まで慈しみ育て続けた プロスペクト・コテージの庭は、 いつしか彼の生と死を映し出し——。 写真家ハワード・スーリーの 美しい写真とともに綴られる、 ジャーマンの穏やかな日々と 秘められた激情。 庭や植物、友人たちや恋人たち、 自身の病と死について—— 生前最後のエッセイを、 美学者であり庭師でもある訳者によって、 ついに新訳復刊!
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驚嘆!セルフビルド建築 沢田マンションの冒険(ちくま文庫)
¥1,320
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著者:加賀谷哲朗 発行元:筑摩書房 308ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 他に類を見ない巨大セルフビルド建築、沢田マンション。日本版サグラダファミリアとも称されるこの建物がどのように継ぎ足しながら作られ、いかに住民に使いこなされてきたのか。4階に釣堀、5階に水田が広がり、屋上の自家製クレーン、謎の地下室、お座敷バスまである建築物の魅力に迫る。住民主催の沢マン祭りなどコミュニティとしての魅力も! 【目次】 01 沢田マンションという建築物(沢田マンションのココがすごい!沢田嘉農さんって何者?) 02 沢田マンションの歩き方―沢マンを読み解く13のキイワード(構築のシンボル沢マン柱ガイド 世界に繋がる角出し建築 ほか) 03 沢田マンションに暮らす人々と生活(沢マンEXPO開催!受け継がれる沢マン文化 ほか) 04 沢田マンション図面集成(南立面図平面図 ほか) *********************** 店主コメント *********************** 「沢田マンション」は高知県に存在するセルフビルドの集合住宅。入居者がいる中でも増改築をくりかえしたという、まさに日本のサグラダファミリア。オーナー家族が独学で造り上げた常識外れの建築物を、著者が建築家の目線でわかりやすく解説します。 オーナーの思いつきによって生み出された構造が、空間や住民たちに与えるプラスの効果が面白いです。さらには考現学的、あるいはトマソン的な味わい深さまで含んでいる。「沢マン」の魅力が余すところなく紹介された一冊です。
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深澤直人のアトリエ
¥3,850
SOLD OUT
著者:深澤直人 発行元:平凡社 184ページ 215mm × 152mm ハードカバー(クロス装) *********************** 出版社紹介文より *********************** 世界的に著名なプロダクトデザイナー・深澤直人。2021年に、自らが設計を主導した自宅兼アトリエでの生活を綴ったエッセイ。
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奈良美智 The Beginning Place ここから
¥3,850
監修:青森県立美術館 発行元:一般財団法人奈良美智財団 348ページ B5変形 ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 学生時代にまでさかのぼる秀作から近年の作品、 スタジオのそこここに置かれたものたち、愛蔵のレコード、 青森県弘前市で1959年に生まれてから現在に至るまでのさまざまな出会い。 奈良美智をかたちづくる「はじまりの場所」への旅。 家、積層の時空、旅、No War、ロック喫茶「33 1/3」と小さな共同体。 その感性の起源へと至る一本の幹を探り当てるべく5つのテーマに沿って構成された会場写真や作品図版、奈良の詳細な年譜、研究者たちによる論考を収録。 寄稿:合田正人(哲学研究者)、ジョシュ・クン(音楽評論家)、高橋しげみ(青森県立美術館) 青森県立美術館にて2023年10月14日~2024年2月25日まで開催する個展の図録兼書籍 【目次】 作品図版/インスタレーションビュー 奈良美智 略年譜 はじまりの場所へ――東日本大震災後の奈良美智 高橋しげみ ここにしかないどこかへ――奈良美智とその仕事をめぐる随想 合田正人 グルーブに片足突っ込んで 奈良美智を聞く 2枚組アルバム全4面 ジョシュ・クン 作品リスト
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グラフィック・ビートルズ
¥3,960
SOLD OUT
著者:松田行正 発行元:Book&Design 296ページ 170mm × 115mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ビートルズのアルバム11 枚のジャケット・デザインを1 章ずつ解説。デザインの「革新性」を20 世紀デザイン史の中に位置付け、「デザインの歴史探偵」を名乗るデザイナーの松田行正が検証します。 表紙に付けられたA1 判大のパロジャケ・コレクション・ポスター(CD180 点以上、書籍34 冊を掲載)も圧巻。書籍でしか味わえない造本の魅力が満載です。 ※上記のポスターは折りたたまれた状態で表紙に貼られています(写真2枚目)
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ことづての声/ソマの舟
¥6,050
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著者:ふるさかはるか 発行元:信陽堂 224ページ 210mm × 180mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2002年よりノルウェーなどを訪れ、その地の暮らしや風土から木版画を制作してきた作家ふるさかはるか。 2017年、津軽・南部地方で山の命と直接関わるマタギ[猟師]やソマ[木こり]や漆掻き[樹液を採集する人]たちに出会い、彼らが動植物からどのようなサインを読み取り、どう自然とやりとりするのかを取材してきた。山のことばに導かれ、手仕事に深く触れ、自らも土を拾い藍を育てて絵の具を作り生みだされた木版画、ドローイング、ピンホール写真、そしてことばの記録をまとめた作品集。 ドローイング、ピンホール写真、インタビューで構成された『ことづての声』、木版画とエッセイで描き出す『ソマの舟』のふたつの世界を、たて組、ヨコ組、両開きの書籍にまとめた。「手刷り木版画」付。管啓次郎、登久希子も寄稿している。
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アウト・オブ・民藝
¥1,650
SOLD OUT
著者:軸原ヨウスケ/中村裕太 発行元:誠光社 179ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** なぜこれは民藝じゃないの? 資料を読み解くことで書き換えられる相関図。 民藝運動の「周縁」にスポットをあて、21世紀のモノづくりを考える。 未来は常に過去の中にある! 【目次】 まえがき 〔第一回〕 アウト・オブ民藝とは? 周縁にいたはぐれ者たち 〔第2回〕 こけしと郷土玩具から見る民藝 民藝運動からこぼれ落ちた「無用の美」 〔第三回〕 生活のレクリエーション 創る喜び、飾る愉しみ 〔第四回〕 複製芸術 — 趣味の版画や出版物 — と民藝 手仕事×複製技術≠民藝? 〔第五回〕 ゲテモノかハイカラか 高度資本主義社会における民藝とは あとがき