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映像のポエジア 刻印された時間(ちくま学芸文庫)
¥1,650
著者:アンドレイ・タルコフスキー 訳者:鴻英良 発行元:筑摩書房 416ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 『惑星ソラリス』『鏡』『ノスタルジア』『サクリファイス』……。 透徹した精神性と至高の映像美で、独自の映画世界を作り上げたタルコフスキー(1932-1986)。死去するまでの20年間、彼は映画をめぐる思索を膨大に書き残していた。内面へ深く沈潜しつつ、時に自作を、時にブレッソン、ベルイマン、黒澤ら外国人監督を論じていく。 本書は、訳者がタルコフスキー夫人ラリサ(1938-1998)から送られたタイプ原稿を基に訳出された、日本オリジナル版である(同時期に、ドイツ語版・英語版も出る。当時のソ連ではタルコフスキーは著作を公刊できなかった)。映画を超えて、芸術そのものに関心を持つすべての人に届けたい名著。 【目次】 序章 第1章 はじまり 第2章 芸術―理想への郷愁 第3章 刻印された時間 第4章 使命と宿命 第5章 映像について 第6章 作家は観客を探究する 第7章 芸術家の責任 第8章 『ノスタルジア』のあとで 第9章 『サクリファイス』 終章
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大きな魚をつかまえよう リンチ流アート・ライフ∞瞑想レッスン
¥1,980
SOLD OUT
著者:デイヴィッド・リンチ 訳者:草坂虹恵 発行元:四月社 発売元:木魂社 224ページ 210mm × 130mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 暴力、セックス、夢、死体。 謎めいた映像で人々を魅了してやまない著者が、どんなふうに作品が発想されたのかを説き明かし、パワフルに創作する秘訣 ―― 長年実践している「瞑想」の効用を語り尽くす。 若きクリエイターへの心を込めたメッセージ!
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からくり玩具 世界一周 [Moving Folk Toys Around The World]
¥3,300
SOLD OUT
著者:山口照二 写真:高見知香 発行元:大福書林 160ページ 215mm × 155mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 現代では数少なくなった職人・工人の技術が光る「からくり玩具」。紙や木など身近で安価な素材でできた、しかし工夫の凝らされた動くおもちゃを美しい紙面で紹介する。世界五大陸の玩具と、日本の貴重なからくり郷土玩具が満載。 本書には、茶運び人形のような高価で複雑なからくり玩具・オートマタは登場しない。著者が愛するのは、日本では戦後子どものころに触れたような、安価な素材とシンプルなからくりで作られた素朴で知的な玩具である。手にとって遊んでみるととても楽しい。知財などの概念がない時代のからくり玩具は、世界中で見ることができる。自分で作れるものも多いので、ぜひ作ってみてほしい。 【目次】 もくじ はじめに ヨーロッパ ドイツ 4 / イギリス 38 / イタリア 46 / 南欧 56 / スイス 58/ チェコ 61 / 東欧 66 / ロシア 70 / スウェーデン 74 / フィンランド 76 アメリカ アメリカ 77 / メキシコ 84 / コロンビア 93 / ペルー 94 / ブラジル 95 アフリカ諸国 96 アジア 中国 100 / インドネシア 110 / カンボジア・スリランカ 112 / ベトナム 113 / タイ 114 / 韓国 116 / ミャンマー 117 / インド 118 / 日本 126 オーストラリア 158 コラム ドイツのからくり玩具 26 その他の国の砂からくり 36 世界の「ついばむ鳥」 68 アジアの影絵人形 98 世界の運動人形 124 日本のからくり玩具 142 本書に登場する主なからくり玩具 159
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オアハカの動物たち VINTAGE OAXACAN WOOD CARVING
¥2,750
SOLD OUT
著者:岩本慎史 写真:安彦幸枝 発行元:大福書林 160ページ フルカラー 215mm × 155mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** オアハカン・ウッド・カーヴィング 初期の色彩と造形 手工芸の宝庫といわれるメキシコ・オアハカ州。20世紀半ば、一人の男が作りはじめた木彫りの動物たちに、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、アレキサンダー・ジラードが早くから注目した。今ではメキシコを代表する工芸品となったオアハカン・ウッド・カーヴィングだが、初期のものはマチェテ(山刀)を使った粗い彫りと、釘で打ちつけただけの手足や尻尾、アニリン染料の味わい深い褪色など、なんとも言えずおおらかで、日本でも多くの作り手に愛された。 本書では、濱田庄司・堀内誠一・柚木沙弥郎・柳宗理・山本教行らの蒐集品を含む130点の動物たちを紹介する。 *********************** 店主コメント *********************** メキシコ南部に位置するオアハカ州で、お土産用として売られている木彫りの工芸品「オアハカン・ウッド・カーヴィング」。動物をモチーフにしたものが多く、カラフルに彩色されていいます。 本書で紹介されているのは、60~80年代の比較的初期の作品。 現在の物より簡素な作りで削りも荒いそうですが、それがぬくもりある風合いを生み出しています。 陶芸家の濱田庄司や染色家の柚木沙弥郎など、多くの芸術家とデザイナーにも愛されたというオアハカン・ウッド・カーヴィングの魅力を存分に堪能できる一冊。
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アートの潜勢力
¥2,970
著者:岡田温司 発行元:共和国 280ページ 189mm × 126mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 五感を挑発し、人間だけに可能なアートの謎と魅力。 ---- 岡﨑乾二郎にとってのアートとは? なぜモディリアーニの描く肖像画は目が塗りつぶされているのか? 退廃の美を描くエゴン・シーレと神との関係は? スマホは人間の感性をどう変容させるのか? そもそも美術作品は修復保存される必要があるのか? ---- パウル・クレー、パゾリーニから山中現をはじめとする国内外の作品まで、著者の美術批評を1冊に集成。「モダニズム」「アナクロニー」「アントロポセン(人新世)」を切り口に、近現代アートの入門書として、また精緻な批評としても読むことができる、出色のエッセイ集。 カラーを含む図版も多数収録。 【目次】 まえがき、あるいは出発としての花田清輝と林達夫 I 開かれとしてのモダニズム 岡﨑乾二郎という「謎」 影・窓・痕跡──山中現の版画の世界 仮面の戯れ──柄澤齊の肖像画 「気配」と「たたずまい」──小林且典への手紙 パウル・クレー、あるいは「中間領域」の思索と創作 受肉するシーレ II アナクロニーとしての批評 ボローニャのヤヌスたち──ロンギ、モランディ、パゾリーニ ケネス・クラーク再訪──『名画とは何か』の文庫化に寄せて アルテ・ポーヴェラの先見性 「気分」の肖像画──モディリアーニの人物たち スマホ人間どこに行く!? III アントロポセン下のアート 女性アーティストとしての自然──エルンスト・ヘッケルにおける「芸術衝動」 山口啓介、あるいは根源のアート 作品のなか/としての時間──ゴンザレス゠トレス、井田照一、ロマン・オパルカ 芸術・免疫・例外状態 記憶と忘却のあいだ──現代美術の保存と修復をめぐって あとがき
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此君亭好日 The scent of Zen behind a quiet life of Bamboo artists
¥3,080
著者:渡邊航 発行元:月虹舎文庫 272ページ 224mm × 150mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 人間国宝・生野祥雲斎を父に持つ、大分県の竹藝家・生野徳三、寿子夫妻の美しい暮らしを写した『此君亭好日|しくんていこうじつ』。 此君亭は、日本ではじめて竹工藝分野で人間国宝に認定された「生野祥雲斎|しょうのしょううんさい」の自宅兼工房として建てられました。 庭、家、花。 暮らしのかたわらにある美を感じる空間は、柳宗悦やバーナード・リーチ等、名立たる芸術家たちを迎える桃源郷となりました。 土地に根差して生きること。 暮らしを美しく彩ること。 竹を通して文化を形成するという仕事のこと。 弟子を育てること。 子供を産み、そして老いること。 5年にわたり撮り下ろした四季折々の珠玉の写真と、12カ月の禅語で語る、日本文化と物創りの姿勢を綴ったコラムからは、人間の根源である、暮らしの普遍的な美に気付かされます。 先代・生野祥雲斎が土地を切り開き、当代・徳三氏と寿子夫人が築き上げた「此君亭」。描かれているのは揺れる水面に時の移ろいが映え、床の間に四季の風が吹く此君亭の歳時記ですが、この本が持つ日々の営みへの慈愛のまなざしは、万人の胸を打つ人生賛歌となっています。 「暮らしの喜怒哀楽が芸術であってほしい」という著者の一文は、物創りを志す人への応援歌でもあります。 読み手の人生経験の重なりにより、その時々で受ける印象や心の琴線に触れる箇所は変化し、時々で新しい発見があることでしょう。 本著が古い友人のように、この本をかたわらに置いてくださる方の佳き宿り木となってくれることを願います。 全編英訳を添え、日本建築や庭、禅、竹工藝に興味のある海外の方にも楽しんでいただけます。 「庭屋一如」、日本の美が詰まった272頁です。 【目次】 序 竹藝家二代が築いた美の集大成 景 一月 日出乾坤輝 二月 春在一枝中 三月 清風動脩竹 四月 千里春如錦 五月 幽鳥弄真如 六月 水上青々翠 七月 夏雲多奇峰 八月 万里無片雲 九月 西風一陣来 十月 明月上狐峰 十一月 経霜楓紅葉 十二月 三冬枯木花 文 あらための幕張 いやしけ吉事 本歌と写し 幽玄へのしかけ 屋外と屋内 山水的 建具からはじまる普請 招霊 花摘みと掃除 湧水と稲穂 傍らに置く 竹をなりわう 記 臼杵 見星禅寺と生野家 開炉 時を遊ぶ 結 暮らしの中に
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板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh
¥1,870
SOLD OUT
著者:原田マハ 発行元:幻冬舎 257ページ 195mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 原田マハ3年ぶり長編アート小説がついに単行本に! 「ワぁ、ゴッホになるッ!」 1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。 しかし、絵を教えてくれる師もおらず、画材を買うお金もなく、弱視のせいでモデルの身体の線を捉えられない棟方は、展覧会に出品するも落選し続ける日々。 そんな彼が辿り着いたのが木版画だった。彼の「板画」は革命の引き金となり、世界を変えていくーー。 墨を磨り支え続けた妻チヤの目線から、日本が誇るアーティスト棟方志功を描く。 感涙のアート小説。
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デレク・ジャーマンの庭
¥4,180
著者:デレク・ジャーマン 写真:ハワード・スーリー 訳者:山内朋樹 発行元:創元社 237mm × 173mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 不朽の名作 『Derek Jarman's Garden』が、 製版のデジタルリマスターにより、 約30年ぶり待望の新訳復刊! 〈没後30年記念出版〉 * 映像作家デレク・ジャーマンの 詩的でクィアな庭づくり 〈庭の生と死が、いつしか 「ぼく」の生と死を映し出す——〉 * 1994年、AIDSでこの世を去った 映像作家のデレク・ジャーマン。 彼は晩年、イギリス南東部の最果ての岬、 原子力発電所にほど近いダンジネスに移り住む。 死の直前まで慈しみ育て続けた プロスペクト・コテージの庭は、 いつしか彼の生と死を映し出し——。 写真家ハワード・スーリーの 美しい写真とともに綴られる、 ジャーマンの穏やかな日々と 秘められた激情。 庭や植物、友人たちや恋人たち、 自身の病と死について—— 生前最後のエッセイを、 美学者であり庭師でもある訳者によって、 ついに新訳復刊!
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驚嘆!セルフビルド建築 沢田マンションの冒険(ちくま文庫)
¥1,320
SOLD OUT
著者:加賀谷哲朗 発行元:筑摩書房 308ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 他に類を見ない巨大セルフビルド建築、沢田マンション。日本版サグラダファミリアとも称されるこの建物がどのように継ぎ足しながら作られ、いかに住民に使いこなされてきたのか。4階に釣堀、5階に水田が広がり、屋上の自家製クレーン、謎の地下室、お座敷バスまである建築物の魅力に迫る。住民主催の沢マン祭りなどコミュニティとしての魅力も! 【目次】 01 沢田マンションという建築物(沢田マンションのココがすごい!沢田嘉農さんって何者?) 02 沢田マンションの歩き方―沢マンを読み解く13のキイワード(構築のシンボル沢マン柱ガイド 世界に繋がる角出し建築 ほか) 03 沢田マンションに暮らす人々と生活(沢マンEXPO開催!受け継がれる沢マン文化 ほか) 04 沢田マンション図面集成(南立面図平面図 ほか) *********************** 店主コメント *********************** 「沢田マンション」は高知県に存在するセルフビルドの集合住宅。入居者がいる中でも増改築をくりかえしたという、まさに日本のサグラダファミリア。オーナー家族が独学で造り上げた常識外れの建築物を、著者が建築家の目線でわかりやすく解説します。 オーナーの思いつきによって生み出された構造が、空間や住民たちに与えるプラスの効果が面白いです。さらには考現学的、あるいはトマソン的な味わい深さまで含んでいる。「沢マン」の魅力が余すところなく紹介された一冊です。
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深澤直人のアトリエ
¥3,850
SOLD OUT
著者:深澤直人 発行元:平凡社 184ページ 215mm × 152mm ハードカバー(クロス装) *********************** 出版社紹介文より *********************** 世界的に著名なプロダクトデザイナー・深澤直人。2021年に、自らが設計を主導した自宅兼アトリエでの生活を綴ったエッセイ。
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奈良美智 The Beginning Place ここから
¥3,850
監修:青森県立美術館 発行元:一般財団法人奈良美智財団 348ページ B5変形 ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 学生時代にまでさかのぼる秀作から近年の作品、 スタジオのそこここに置かれたものたち、愛蔵のレコード、 青森県弘前市で1959年に生まれてから現在に至るまでのさまざまな出会い。 奈良美智をかたちづくる「はじまりの場所」への旅。 家、積層の時空、旅、No War、ロック喫茶「33 1/3」と小さな共同体。 その感性の起源へと至る一本の幹を探り当てるべく5つのテーマに沿って構成された会場写真や作品図版、奈良の詳細な年譜、研究者たちによる論考を収録。 寄稿:合田正人(哲学研究者)、ジョシュ・クン(音楽評論家)、高橋しげみ(青森県立美術館) 青森県立美術館にて2023年10月14日~2024年2月25日まで開催する個展の図録兼書籍 【目次】 作品図版/インスタレーションビュー 奈良美智 略年譜 はじまりの場所へ――東日本大震災後の奈良美智 高橋しげみ ここにしかないどこかへ――奈良美智とその仕事をめぐる随想 合田正人 グルーブに片足突っ込んで 奈良美智を聞く 2枚組アルバム全4面 ジョシュ・クン 作品リスト
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グラフィック・ビートルズ
¥3,960
SOLD OUT
著者:松田行正 発行元:Book&Design 296ページ 170mm × 115mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ビートルズのアルバム11 枚のジャケット・デザインを1 章ずつ解説。デザインの「革新性」を20 世紀デザイン史の中に位置付け、「デザインの歴史探偵」を名乗るデザイナーの松田行正が検証します。 表紙に付けられたA1 判大のパロジャケ・コレクション・ポスター(CD180 点以上、書籍34 冊を掲載)も圧巻。書籍でしか味わえない造本の魅力が満載です。 ※上記のポスターは折りたたまれた状態で表紙に貼られています(写真2枚目)
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ことづての声/ソマの舟
¥6,050
SOLD OUT
著者:ふるさかはるか 発行元:信陽堂 224ページ 210mm × 180mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2002年よりノルウェーなどを訪れ、その地の暮らしや風土から木版画を制作してきた作家ふるさかはるか。 2017年、津軽・南部地方で山の命と直接関わるマタギ[猟師]やソマ[木こり]や漆掻き[樹液を採集する人]たちに出会い、彼らが動植物からどのようなサインを読み取り、どう自然とやりとりするのかを取材してきた。山のことばに導かれ、手仕事に深く触れ、自らも土を拾い藍を育てて絵の具を作り生みだされた木版画、ドローイング、ピンホール写真、そしてことばの記録をまとめた作品集。 ドローイング、ピンホール写真、インタビューで構成された『ことづての声』、木版画とエッセイで描き出す『ソマの舟』のふたつの世界を、たて組、ヨコ組、両開きの書籍にまとめた。「手刷り木版画」付。管啓次郎、登久希子も寄稿している。
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アウト・オブ・民藝
¥1,650
SOLD OUT
著者:軸原ヨウスケ/中村裕太 発行元:誠光社 179ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** なぜこれは民藝じゃないの? 資料を読み解くことで書き換えられる相関図。 民藝運動の「周縁」にスポットをあて、21世紀のモノづくりを考える。 未来は常に過去の中にある! 【目次】 まえがき 〔第一回〕 アウト・オブ民藝とは? 周縁にいたはぐれ者たち 〔第2回〕 こけしと郷土玩具から見る民藝 民藝運動からこぼれ落ちた「無用の美」 〔第三回〕 生活のレクリエーション 創る喜び、飾る愉しみ 〔第四回〕 複製芸術 — 趣味の版画や出版物 — と民藝 手仕事×複製技術≠民藝? 〔第五回〕 ゲテモノかハイカラか 高度資本主義社会における民藝とは あとがき
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民具のデザイン図鑑
¥2,420
SOLD OUT
編集: 武蔵野美術大学民俗資料室 監修: 加藤 幸治 発行元:誠文堂新光社 192ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ■民具からデザインのヒントを見つける 特定の設計者がいない、人々の暮らしから生まれる民具の造形には、身体性や生活の現場において理にかなった造形やデザインのアイデアが秘められています。 民具の分類としては衣・食・住など「用途別」による分類・整理が一般的ですが、本書では形態、機能、素材、意味などに注目し、民具がもつ豊かなデザインの世界をあらためて問い直します。 「小さな森で身を包む」「つくろいの造形」「布で情景を描く」などのトピックを立て、ビジュアルを豊富に用いながら、用途の枠を超えて民具の魅力を横断的に読み解きます。 収録する民具は、武蔵野美術大学民俗資料室が収蔵するおよそ9万点のコレクションから精選。本コレクションは、民俗学者・宮本常一の指導により収集が始まり、生活用具、郷土玩具、信仰資料など、国内有数の収蔵品を誇ります。 *********************** 店主コメント *********************** 日本の民具のデザインには当時のライフスタイルが投影されています。 藁や竹で編まれた幾何学的模様もさることながら、ページをめくっているうちに民具を形作る曲線の素晴らしさに気付きました。これを手作業で作っていたというのだから感服してしまいます。
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いのちの窓
¥1,870
SOLD OUT
著者:河井寛次郎 発行元:東方出版 64ページ 216mm × 154mm ハードカバー *********************** 店主コメント *********************** 民藝運動の中心人物の一人だった陶芸家・河井寛次郎。 『いのちの窓』は、詩のように綴られた文章に彼の精神性が映し出されています。 「暮しは仕事」という言葉に出会った時、「この言葉はまさに自分が理想とするところだ!」と感銘を受けましたが、現代社会においてはなかなか実現が難しい。 物理的にも精神的にも「暮し」と「仕事」を切り離すことが身に沁みついてしまっている・・・。 けれども、時々その言葉を思い出してみることは決して無駄ではないと思っております。一家に一冊、ぜひ。
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芸術のわるさ コピー、パロディ、キッチュ、悪
¥3,520
SOLD OUT
著者:成相肇 発行元:かたばみ書房 400ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 転換期にはいつも、持たざる者の技術があらわれる—— 雑誌、マンガ、広告、テレビなど1970年代前後の複製文化を読みとき、機知と抵抗の技術として今に甦らせる。〈わるさ〉が語る、もうひとつの戦後日本文化史。 パロディ裁判、岡本太郎への疑問、ディスカバー・ジャパン論争、コピーと芸術家のもつれあい、マンガと美術のすれちがい、石子順造の思想、赤瀬川原平と器用人、そして「食人」の教え……。 美術と雑種的な視覚文化を混交させる展覧会を企画してきた異色の学芸員による、ゆかいな複製文化論。アウトかセーフかの呪縛からの解放のために。 すべての持たざる者たちのために。硬直化した思考をときほぐす、笑える批評の登場! 【目次】 不幸なる芸術 ファウルブックは存在しない(解題・不幸なる芸術) Ⅰ コピー コピーの何が怖いのか? ゼログラフィック・ラヴ ディスカバー、ディスカバー・ジャパン すべては白昼夢のように——中平卓馬、エンツェンスベルガー、今野勉 植田正治にご用心——記念写真とは何か Ⅱ パロディ 「パロディ、二重の声」のための口上 パロディ辞典(第二版) 未確認芸術形式パロディ——ことのあらましと私見 オリジナリティと反復の満腹——パロディの時代としての一九七〇年代前後左右 二重の声を聞け——いわゆるパロディ裁判から パロディの定義、テクストの権利 Ⅲ キッチュ 「的世界」で考えたこと 石子順造小辞典 匿名の肉体にさわるには——石子順造的世界の手引き 石子順造的世界——脈打つ「ぶざまさ」を見据えて 石子順造と千円札裁判 「トリックス・アンド・ヴィジョン展——盗まれた眼」——一九六八年の交点と亀裂 Ⅳ 悪 口上 歌が生まれるとき(祈祷師たちのマテリアリズム) 「岡本」と「タロー」は手をつなぐか 俗悪の栄え——漫画と美術の微妙な関係 岡本太郎の《夜明け》と《森の掟》についての覚え書き リキッド・キッドの超能力——篠原有司男(ギュウちゃん)の音声と修辞学 目が泳ぐ——いわさきちひろの絵で起こっていること (有)赤瀬川原平概要 神農の教え あとがき
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マチスのみかた
¥2,970
SOLD OUT
著者:猪熊弦一郎 発行元:作品社 208ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 〈いのくまさん〉が教えてくれる 〈マチス先生〉の芸術と生涯。 戦時下フランスに遊学し、「世界で一番すばらしい芸術家」に 直接教えを受けた洋画家による、評論/エッセイを集成。 最初期の油絵から晩年の切り絵まで、100点超の作品を収録! 【目次】 マチス マチスの絵/マチス先生を訪ねる/再びマチス先生を訪 ねる/マチスの歩み/マチスのデッサン/マチスの 色──油絵について マチスとデッサン マチス訪問記 デッサンとマチス マチスの道 マチス覚書 マチスと子供の世界/マチスと抽象形式/マチスと技法 マチスの素直さ/マチスとエレガンス マチスの奇蹟 映画マチス マチスとフォーヴィズムの作家たち マチスを想う マチス先生の死 マチス先生の思い出
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猪熊弦一郎のおもちゃ箱
¥2,970
監修:丸亀市猪熊弦一郎美術館 出版社:小学館 256ページ 215mm × 155mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 日本を代表する洋画家の初の物語作品集。 パリでマティスに師事し、藤田嗣治には「ちゃん」づけで呼ばれる仲だった猪熊さんは、イームズ夫妻やイサム・ノグチなど、多くの人から愛されました。 自由な絵を描く、自由な人でした。 道端で拾ったゴミも、お菓子の包み紙も、猪熊さんの手にかかれば美しいオブジェになりました。常に二人三脚だった妻の文子さんをモデルに、たくさんの絵を描きました。描く対象はいつでも「自分の愛するもの」で、90歳で亡くなるまでロックを聴きながら、明るく明るく生きました。 三越の包装紙を見たことはありますか? あの「華ひらく」は、いのくまさんと「アンパンマン」の作者、やなせたかし氏のコラボレーションによるものです。 本書は、物語とともに時代を追って紹介する数々の楽しい作品や、世界中で集めたビンや小物などのセンスあふれるコレクション、ガラクタを集めてつくった不思議なオブジェたちに大好きだったモチーフの猫や鳥のスケッチブックなど、見ているだけで明るい気持ちになる作品と、心温まる物語が詰まった一冊です。 さらに、84年に刊行し、長らく復刊が求められていた『画家のおもちゃ箱』も特別再収録しています!
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FAR COAST
¥4,400
SOLD OUT
著者:YUNOSUKE 発行元:EDIT BY BODY 225mm × 160mm × 16mm *********************** 店主コメント *********************** 書籍やCDジャケット、広告や店舗ロゴなど多方面で活躍するイラストレーター/グラフィックデザイナー・YUNOSUKEの初作品集。 すっきりとしたタッチが爽やかな印象を与えます。 西海岸の空気感が伝わってくる作品集です。
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畦地梅太郎版画集「山男」
¥1,650
SOLD OUT
著者:畦地梅太郎 発行元:山と渓谷社 96ページ 185mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 日本の代表的木版画家であり、「山の版画家」として知られる畦地梅太郎。 近年、再評価の気運が高まり、若い世代からもリスペクトされていますが、ここしばらく、入手しやすい版画集が市販されていませんでした。 そこで、没後15周年に当たる本年、畦地作品の代表的な連作である「山男」作品を中心にまとめた版画集を刊行。 コンパクトでお求めやすい価格ながら、70以上の作品が収められた充実した版画集となっています。 畦地ファン待望の版画集です。
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Colored Black
¥3,850
著者:デニス・モリス 寄稿:浅野忠信 発行元:HeHe 112ページ 257mm × 188mm ソフトカバー コデックス装 *********************** 出版社紹介文より *********************** 9歳より写真を撮りはじめ、13 歳にしてボブ・マーリーにその才能を認められてから、以降、セックス・ピストルズやパティ・スミスなど名だたるアーティストのアイコニックなポートレート写真で知られる英国人写真家、デニス・モリス。 本書は50年以上にも及ぶキャリアの最初期、10代で撮った写真を中心に構成され、自身が育ったロンドンのブラック・コミュニティーの日常風景や、一枚のシーツと借り物の照明で自作した簡易スタジオでのポートレート、サウンドシステム・カルチャーや黒人解放運動の現場など、コミュニティーが持つ貧困や困難、強さやプライド、スタイルのクールさなどがありのままに写し出されています。 また、モノクロの写真をあらたに彩色したカラー作品には、デニスの「色に惑わされないで」というメッセージが込められています。これは、1960–70年代のアフリカ系イギリス人の年代記ともいえる写真集です。
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新訳 茶の本(角川ソフィア文庫)
¥748
SOLD OUT
著者:岡倉天心 訳者:大久保喬樹 発行元:KADOKAWA 272ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 『茶の本』(全訳)と『東洋の理想』(抄訳)を、読みやすい訳文と解説で読む! ロマンチックで波乱に富んだ生涯を、エピソードと証言で綴った読み物風伝記も付載。天心の思想と人物が理解できる入門書。 【目次】 まえがき―『茶の本』の新訳にあたって 第1章 茶碗に満ちる人の心 《解説ノート 第1章》 第2章 茶の流派 《解説ノート 第2章》 第3章 道教と禅 《解説ノート 第3章》 第4章 茶室 《解説ノート 第4章》 第5章 芸術鑑賞 《解説ノート 第5章》 第6章 花 《解説ノート 第6章》 第7章 茶人たち 《解説ノート 第7章》 東洋の理想 序章 《解説ノート 序章》 終章 《解説ノート 終章》 エピソードと証言でたどる天心の生涯 読書案内 あとがき *********************** 出版社紹介文より *********************** 茶道という切り口で、日本文化に通底する思想を説く。 老荘思想を土台に茶の文化や芸術鑑賞を論じる、というと堅苦しい感じもしますが人生哲学あるいはライフスタイル指南書という視点でも読めます。 新訳ということで本文の節目に見出しが付き、章末には訳者による解説があるので読みやすいです。 視覚ばかりに頼らない相対的な物の見方というのは、けっこう現代人には欠けているかもしれない、とこの本を読んで思いました。
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柳宗理エッセイ(平凡社ライブラリー)
¥1,430
SOLD OUT
著者:柳宗理 発行元:平凡社 350ページ 160mm × 105mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 本書は著者が八八歳で刊行した初の著作選集。デザイン論、数々の自作解説をはじめ、伝説的連載「新しい工藝・生きている工藝」、日本と世界のアノニマス・デザイン、そして父・柳宗悦と民藝運動について-。柳宗理の一貫した思考を、この一冊に集成。 【目次】 デザインとは何か デザインが生まれる瞬間 新しい工藝・生きている工藝 日本のかたち・世界のかたち 民藝とモダンデザイン 柳工業デザイン研究会