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ショッピン・イン・アオモリ
¥1,980
著者:能町みね子 発行元:東奥日報社 224ページ 188mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 猛暑の東京から逃げて、北へ。 青森が気に入りすぎて、2021年夏から青森と東京の2拠点生活を始めた能町みね子さん。東京では出合えない名品・珍品はもちろん、青森という〝異文化〟を面白がる筆者の「買い物」から見た青森県内探訪記。2021年10月から始まった本紙人気連載の待望の書籍化です。 「私は、定期的に青森に、間違いなく買い物をしに来ているのである」。 新宿で欲しい服が見つからず絶望したのに、青森では次から次へと欲しい服が出てきたり。 ホタテにはまり、「ホタテムキ」なる道具を買ったり。 どこでも買える「コンタクトレンズ」を敢えて青森で買うという悦に浸ったり。 道の駅で「マタタビ」に出合ったり。 激安の鮮魚が山積みのワイルドなスーパーに魅せられたり。 暮らしてみることで青森をディープに味わい尽くす筆者が、現地で買ったもの43品を直筆のイラストとともに独自の切り口でつづっています。 オールカラーで、新たに筆者撮影の写真も多数掲載。 本紙連載のほか、おまけの「青森チョコレートコラム」等も収録しました。 【著者プロフィール】 能町みね子 1979年、北海道生まれ、茨城県育ち。エッセイスト、イラストレーター。2021年7月に青森市内に居を構え、東京と青森の2拠点生活を始めた。 著書に、卒業旅行での青森旅のエピソードを収録したエッセー『逃北~つかれたときは北へ逃げます』(文春文庫)、『私以外みんな不潔』(幻冬舎文庫)、『私みたいな者に飼われて猫は幸せなんだろうか?』(東京ニュース通信社)など。アンソロジー小説集『鉄道小説』(交通新聞社)には空想上の鉄路を張り巡らせた青森市が舞台の「青森トラム」が収録されている。
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青森の怖い話(竹書房怪談文庫)
¥781
SOLD OUT
著者:高田公太/鶴乃大助 発行元:竹書房 224ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 地元出身在住の作家が徹底取材! 津軽、南部、下北、県内全域を網羅。 神と魂の近いクニ、青森県のご当地怪談! 【白神山地】マタギと六尾の狐の祟り 【青森市】国道路肩に佇む灰色の霊 【むつ市】変化する座敷わらし 【八戸市】海から訪れる亡者の列 【十和田湖】湖に現れる神様の使い 【鰺ヶ沢町】シンメイ様の宵宮の怪 西の津軽、東の南部、北の下北と独自の風土と歴史文化を有する青森県の怪を、 地元出身在住の著者が県内を隈なく取材して集めたご当地怪談集。 ■八甲田山の雪中行軍に参加して死ぬ夢を毎晩見る男。ある日夢に変化が…(青森市) ■震災前夜に海のほうからやってきて部屋をすり抜けた亡者の列…(八戸市) ■恐山から憑いてきた三人の霊が家族に異変をもたらす…(むつ市) ■子どもを持たないまま死んだ妻の霊が赤子を抱いて夫の前に…(弘前市) ■洋上に忽然と現れ沈みゆく幽霊漁船…(おいらせ町) ■山で作業する測量士の目に次々と襲い来る異変。山の神の祟りが…(県内) ■焼け跡から燃えずに出てきたオシラ様。着物を脱がすと驚きの中身が…(弘前市) ■死んだ母が遺児に逢いに来る家。そこには不気味な因果が…(五所川原市近郊) ■名産のニンニクに手をかざすと掌から無数の糸が出る母子。その意味は…(田子町) ■幼馴染に彼女を紹介するからと連れてこられた山の祠。そこにいたのは…(平内町) 他、収録。 *********************** 店主コメント *********************** 2人の作家が青森県内で収集した怪談集。 得体の知れないものや不可解な事象、輪郭のはっきりしない朧げな恐怖がじわりと迫ります。 現世と常世の境は、意外と身近にあるのかも。
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シソンヌじろうの自分探し【通常本】
¥1,540
SOLD OUT
著者:シソンヌじろう 発行元:東奥日報社 180ページ 188mm × 128mm *********************** 店主コメント *********************** 東奥日報で2020年9月から現在も連載中の「シソンヌじろうの自分探し」が書き下ろしを加えて待望の書籍化!弘前市出身で人気お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうさんが、自身の少年時代を振り返るエッセイです。 地元愛あふれる数々のエピソードは、弘前にお住いの方なら懐かしさを覚える読者も多いのではないでしょうか。 もちろん、じろうさんのルーツを知る一冊として青森県内の方のみならず全国の方々にもオススメです!
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弘前多譚
¥2,200
著者:世良啓 発行元:北方新社 263ページ 210mm × 148mm ソフトカバー ~まえがきより~ タウン誌「弘前」に連載を始めて、今年で10年です。 最初の締切が4月上旬で、震災からまだ1ヶ月も経っていませんでした。 それから毎月休まずに10年、これはその120回分の記録です。 私が初めて出す「本」は、積もり積もった10年の時間そのものになりました。 ですからなるべく加筆・修正しないで、かわりに今思うことを各回に小さくコメントしてみました。あれから変わってしまったこと、変わらなかったこと、忘れてしまったこと、忘れられないこと、いろんなことがありましたね。 私の10年はこんな風でした。あなたは、どんな10年でしたか。 ~店主コメント~ 弊店にも度々お越し頂いている世良啓さんのエッセイ集です。 巻末の索引に列挙された名称は地元にまつわるものから文学、サブカルまでと幅広い。 けれども、いろんな意味で弘前が詰まっている本。 著者の旺盛な好奇心と弘前愛が伝わる1冊です。