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旅のたのしみ
¥1,100
著者:甲斐みのり 発行元:mille books 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 文筆家 ・甲斐みのりの人気エッセイシリーズ第3作のテーマは旅 シリーズ最終作にして最高傑作が完成! 集大成といえる名随筆集 【心ときめく旅のたのしみを優しい筆到で丁寧に綴った33の旅物語】 旅して綴る楽しさを発見した幼い頃の大切な夏旅の記憶。 ずっと憧れていたパリが教えてくれた町歩きの楽しみ。 日本各地の伝統工芸の魅力と職人たちとの心温まる交流。 人生を変えてくれた名建築・クラシックホテルとの出会い。 各地を旅して土地土地の隠れた魅力を真摯に探求し掘り下げてきた著者だから描ける本当の旅の楽しみ。 【目次】 旅の始まり/町歩きの楽しさを教えてくれたパリ/桜を想うとき/お茶淹れたよ/静岡おでんの記憶/第二の故郷・田辺 ティーソーダとベルガモット/ただいまと言える町/この世界の片隅に/松本民芸家具/美濃和紙/伊賀組紐/駿河和染/常滑焼/飛騨さしこ/浜松張子/こけしの旅/お茶っことこけし/東北の郷土玩具/伊勢木綿/伊勢型紙/尾張七宝/町歩きのすすめ/名建築に魅せられて/旅先はクラシックホテル/憧れのハトヤホテル/各駅停車の旅/豊橋の水上ビル/富士山の麓で/ねむの木学園と宮城まり子さん/旅と音楽/あれから十年も/旅の終わりに
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取り戻す旅
¥1,650
SOLD OUT
著者:藤本智士 発行元:藤本智士(有限会社りす) 247ページ 文庫判 148mm × 128mm ※表紙カラーは「青」「緑」「茶」3種あります *********************** 出版社紹介文より *********************** 旅に大切なのは「余白」。 20年地方を旅し、本をつくり続けてきた編集者による旅の作法が詰まった一冊。 ゴールを決めずにまずは青森空港へ。 行き当たりばったりだからkそ訪れる、奇跡の出会いの連続。 著者がこの度を通して「とりもどしたかったもの」とは? 青森―岩手のたった4日間の旅の記録に散りばめられた、地方の声。 編集者として数々の書籍を生み出してきたローカル編集者の矜持と、旅人としての作法が、きっとあなたを新たな旅に掻き立てる。 【目次】 序 なにをとりもどすのか。 第一章 百年食堂たれ(青森県五所川原市) 第二章 成長ストア(青森県五所川原市~青森市) 第三章 DERECTION(青森市) 第四章 善知鳥神社とギフト(青森市) 第五章 蔵書票と五戸のペガサス(青森県五戸町) 第六章 アンドブックス(青森県八戸市) 第七章 久助編集者(青森県八戸市) 第八章 青いクルマ(青森県八戸市~岩手県盛岡市) 第九章 早速が重なる夜(岩手県盛岡市) 第十章 さいごのキセキ(岩手県盛岡市) 終 なにをとりもどしたのか。 *********************** 店主コメント *********************** かつて自身で雑誌を立ち上げ、その取材を兼ねた自由気ままな旅が人生の転機となった著者。 自分の原点であるゴールのない旅を忘れつつある今、失いかけている何かを取り戻すため向かったのは青森だった・・・。 青森から岩手に至る4日間の旅で、現地の人たちからもらったさまざまなギフト。 その記録は読者にとってもかけがえのない贈り物になるかもしれません。
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図書館ウォーカー2 旅のついでに図書館へ
¥2,530
SOLD OUT
著者:オラシオ 発行元:日外アソシエーツ 220ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 図書館・旅行の新しい楽しみ方を提案し、好評を得たシリーズ第2弾。青森県の地方紙「陸奥新報」に連載中の人気エッセイ「図書館ウォーカー」から前版未掲載分61編をセレクト、書き下ろし1編、カラー写真、交通・近くのおすすめスポットなどのデータ、コラムを新たに加え単行本化。 *********************** 店主コメント *********************** サブタイトルにもあるとおり、図書館はあくまでも旅のついで。 図書館への道のりで見つけた、その町のおもしろい風景などを紹介するのが本書の趣旨です。 オラシオ流の旅の楽しみ方が凝縮された旅エッセイです。
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貨物船で太平洋を渡る
¥1,000
SOLD OUT
著者:田巻秀敏 発行者:田巻秀敏 63ページ 257mm × 182mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 船舶への興味が高じてオーストラリアのブリスベンから貨物船に乗船、横浜まで渡航した著者による自費出版の航海レポート。渡航の計画段階から13日間の船内生活のことまで丹念に書かれています。 63ページの冊子ながら、フルカラーの図版が見ごたえアリのZINEです!
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旅の彼方
¥1,760
SOLD OUT
著者:若菜晃子 発行元:アノニマスタジオ 317ページ 177mm × 120mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 『旅の断片』、『途上の旅』に続く旅の三部作、第三集 登山の専門出版社の編集者を経て、文筆家として活躍する著者の旅の随筆集三部作の最終巻。旅の記憶や広がる思考を、読者が追体験できる濃やかで静謐な文章で綴る。 旅先は英国やロシア、タイ、ネパール、チリなど。 第1集『旅の断片』は第5回斎藤茂太賞を受賞。 【目次】 はじめに 白い岬にて ◆旅の空 上空にて/ピーターパン/浮浪者のふたり/生きる喜び/異国の空/キャンディまで/物事の理/浮遊する魂 ◆ロシア カムチャツカのおばさん キッチン用品のおばさん/ネッカチーフのおばあさん/売店のおばさん/ハスカップのおばあさん/ホフロマ塗のおばあさん/浜辺のおばあさん/バス停のおばさん/トレンチコートのおばあさん ◆英国 湖水地方の秋 -湖水地方の秋 オークの船/フィルとドレイクと片方手袋/スレート/私的地図考/教会のポポーポ/バスバス走る/フレイクジャックス/中国の田部井さん/開かない土産物屋/夜中に嵐が来た話/海と原発/シオンの瞳/The North Pole ◆旅と書物 はなのすきなうし/ロッテルダムの灯/ヴァリスの光/教会の男/アミエルの日記/ハンス・ブリンカー ◆忘れじの味 -ジャンクスイーツの旅 インド/オールドデリー ポルトガル/アルガルヴェ モロッコ/フェズ メキシコ/バハ・カリフォルニア半島 ロシア/モスクワ ギリシャ/クレタ島 スイス/ツェルマット カタール/ドーハ 日本語教師と大判焼/ひよこ豆のスープ/バター茶/ハニービール/スイスのランチバック/ポテトフライとジブラルタル/夜明けのスープ/葉包みの正体/葉で包む ◆タイの午後 夜行列車の風/春のぬくもり/メコンの流れ/国境の町の竜神伝説/ジャックのおばさん/停車場の友/三人の夜店 ◆人々の街角 ペチカのアパート/生きもののいる暮らし/岩棚の家/迷路の卵/花を買う男/アラブストリートにて/ヤドカリのお礼/帽子の男の子/麦わら帽子/ロシア人の握手/サタラ行きのバス ◆旅のあとさき 紅白の鶴/ノートをつける/帰国後のパーティ/アジアの香り/生きているインド/我が師の恩/平平安安 ◆南アフリカの籠 木が教えてくれた/星々の夜/海辺の家の椅子/あなたの籠/ハタオリドリ/花は光の射す方向を/花畑と彩雲/ヨーグルトの容器/喜望峰で見たもの/帰っていった1ランド/赤い水平線 滞在国・都市名一覧 おわりに
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旅の断片
¥1,760
SOLD OUT
著者:若菜晃子 発行元:アノニマ・スタジオ 317ページ 177mm × 120mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 未知なる国へ、未知なる自分へ。 登山の専門出版社の編集者を経て文筆家として活躍している著者による、待望の随筆集第2弾。さまざまな国の風景や人との交流、旅を通じて広がってゆく思考を、静謐な文章でまっすぐに綴ります。個人的な旅の記憶が濃やかに表現され、読者も体感できる情緒豊かな一冊。 2020年第5回斎藤茂太賞受賞。 【目次】 ・旅の夜 ブリークの夜/夜、馬車に乗って/ラクダ使いのミティ/月夜の晩/夜の遊園地/夜の台北/夜の旅 ・メキシコ断簡 砂漠断簡 /コルテス海にて/樹上の神様/セント・イグナシオその後/遠のく扉 ・海の旅 海の仲間たち/海に入る/海に学ぶ/オランダ浜/海のクリスマス/海に帰る/ゴバンノアシ/Tさんのサンゴ ・人々の街角 昼下がりの町/家で着る服/ヌメアのフランスパン/気球の絵皿/地下鉄のトランペット/さいはての町/城壁の町/コボロイの音 ・英国、裏庭の冒険 冒険の地平/シオンの裏庭/裏庭三題/別世界からの帰還 ・地中海の島キプロス キプロスの教会/キプロスの壺/キプロスの切手/キプロスのお菓子/キプロスの木/キプロスの化石 ・土産ばなし 自分土産/買わない後悔/台座の石/ハンカチ四題 ・インドのおじさん 蚊の青年/サモサのおじさん/運転手のマヘジ/子煩悩なオーナー/エローラの石窟/インド門の僧侶 ・サハリン点描 サハリン点描/サハリンの列車/琥珀海岸 ・インドネシア・スマトラの雨 クワ王様/おばあさんのせんべい/交差点の自転車レース/市場の甘味食堂/ロニのお守り ・花のスリランカ 花の玉座/仏の手/紅茶丘陵/女学校の記念行事/日曜日の夕暮れ/名もなき駅 ・滞在国・都市名一覧 ・おわりに
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途上の旅
¥1,760
SOLD OUT
著者:若菜晃子 発行元:アノニマ・スタジオ 317ページ 177mm × 120mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 人間は常に自然のただなかにいる。 そしてそのことをいつも忘れてしまう。 私はそれを全身で感じるために、旅に出ているのかもしれない。(本文より) 登山の専門出版社の編集者を経て、文筆家として活躍する著者の旅の随筆集第2弾。 様々な国の旅の記憶や広がる思考を、読者が体感できるような、濃やかで静謐な文章で綴る。旅先はカナダやモロッコ、ネパール、チリなど。 前作『旅の断片』は第5回斎藤茂太賞を受賞。 【目次】 はじめに 機上より ◆旅の朝 素焼きのカップ/昨夜のトランペット/オマロスのはちみつ/霧雨の朝/オアオの声/花屋のあかり/スイレンのあした/柳絮の別れ ◆邂逅のクレタ島 クレタ島のハト/クレタ島のヤギ ◆カナダ、ささやく湖 青い鳥/ダリエン岬/ケムクーの道/道の途上/チャッピーの訪問/サスカツーンパイ/タムラックがよい/ビジービーバー/おじさんの湿原/さらばD-7 ◆自然の姿 地球の形成/春の林/ヘルンリ小屋/竹の水/サボテンおじさん/モモの宇宙 ◆モロッコの壺 地の果て/夜中のアトラス越え/イーネー/フェズの壺 ◆インドで石拾い 路上の石/砂漠の石 ◆アタカマ砂漠の旅 -砂漠にて ナスカの地上絵/アタカマの八ヶ岳/人はパンのみに/トラック野郎/砂漠の虫/Mr.Been/グアナコ道/花園にて/フレイリーナの壺 -街にて 町の砂漠/岩盤事故切手/折り畳みパン/卵のおばさん/バジェナールの犬/教会の大道芸人/サンティアゴの紀伊國屋/ディオールおばさん/裸族/置いてきた石 ◆生きものたちの地上 ケニアでゾウを見た話/ゾウのチョビー/ゾウの骨/クジャクの羽/ツバメの空/蝶の里 ◆ネパールの音 光の交信/バス停の似顔絵師/車掌の合図/ガンドルンの雹/クロのパン屋/イエスタデイワンスモア/石のチョータラ/祖母のラジオ/魚辰の夢/夜明けのプーンヒル/はためくタルチョー/ヤクのチーズ/荷揚げのポーター/ラバの鈴/サランギの音色/おばさんの法螺貝/チベットのおりん/パラダイスバード/サイの地響き/サラノキの下で/アリの石/ディディとブバ/チベタンブックショップ/トゥンバの魔法/マニ車とお経 ◆ニューカレドニアの光 コウモリの毛/蚊の館/マドレーヌの滝/背の光 滞在国・都市名一覧 おわりに
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ことづての声/ソマの舟
¥6,050
SOLD OUT
著者:ふるさかはるか 発行元:信陽堂 224ページ 210mm × 180mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2002年よりノルウェーなどを訪れ、その地の暮らしや風土から木版画を制作してきた作家ふるさかはるか。 2017年、津軽・南部地方で山の命と直接関わるマタギ[猟師]やソマ[木こり]や漆掻き[樹液を採集する人]たちに出会い、彼らが動植物からどのようなサインを読み取り、どう自然とやりとりするのかを取材してきた。山のことばに導かれ、手仕事に深く触れ、自らも土を拾い藍を育てて絵の具を作り生みだされた木版画、ドローイング、ピンホール写真、そしてことばの記録をまとめた作品集。 ドローイング、ピンホール写真、インタビューで構成された『ことづての声』、木版画とエッセイで描き出す『ソマの舟』のふたつの世界を、たて組、ヨコ組、両開きの書籍にまとめた。「手刷り木版画」付。管啓次郎、登久希子も寄稿している。
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秘宝館
¥2,530
著者:都築響一 発行元:青幻舎 448ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 空前の観光ブームのなか1970年代~観光地に誕生したオトナの娯楽施設「秘宝館」 斬新奇抜な創造力が溢れる、それぞれの館の演出は現代においても新鮮に映る 昭和という時代が生んだ性のアミューズメントパークは、アート空間のようだ 秘宝館のその後を追った、2023年に取材した写真、原稿も掲載。 ----------------------------------------- 本書に登場する秘宝館のほとんどはもう存在しないし、たぶんここでしか写真すら見られない秘宝館もある。子どもがオトナになるくらいの、ほんの少し前に、日本人がこんなにヘンな場所をつくって、それが裏観光名所として賑わっていた時代があったこと。それを恥ずかしく思うか、楽しく思うかで、僕らの国を見る眼差しはずいぶん変わってくるはずだ。 —— 都築響一
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ラブホテル
¥2,530
SOLD OUT
著者:都築響一 発行元:青幻舎 448ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 「ラブホテル」、それは昭和・平成の色香にむせる愛の空間。 急速に姿を消しつつあった2000年代に遊びごころ溢れるインテリアを探し 歩いた全73室。オトナの夜の夢! 2023年に取材した最新ラブホデザインも追加! ----------------------------------------- レトロとは「過ぎ去った時代のいいところだけを見てとる」技術でもある。戻れない時代に憧れるのはそれだけで楽しいけれど、このささやかな記録のコレクションから、当時のカップルがどんな驚きと興奮でこんな部屋を楽しんだか、そのドキドキワクワク感に思いを馳せ、それがいまから数十年後に「レトロ・デザイン」として愛でられるような新しいスタイルの創造につながっていくとしたら、僕としては最高にうれしい。 —— 都築響一
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菅江真澄 図絵の旅(角川ソフィア文庫)
¥1,650
SOLD OUT
著者:菅江真澄 編・解説:石井正己 発行元:KADOKAWA 352ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 祭り、信仰、大自然。200年前の日本を描いた貴重なカラー図絵112点 江戸時代、菅江真澄という漂泊の旅人がいた。北東北や南北海道をくまなく歩き、好奇心のおもむくままに筆をとる。男鹿半島、八郎潟、白神山地の絶景。恐山、おしらさま、なまはげ、避疫神の信仰。火山、瀑布、奇岩がおりなす大地の風景。雪国の生業、海の幸と山の幸から、アイヌの暮らしや縄文土器まで――。森羅万象を描いた貴重な図絵112点をフルカラーで収録。民俗学、文化遺産、ジオパークの先駆けになった旅人の眼差しに迫る。 【目次】 I 信濃・南部・蝦夷地の旅 II 下北・津軽の旅 III 秋田の旅(1) IV 秋田の旅(2) V 地誌の旅 VI 図絵の旅(1) VII 図絵の旅(2) ナチュラルヒストリーとして見る菅江真澄の図絵
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図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ
¥2,530
SOLD OUT
著者:オラシオ 発行元:日外アソシエーツ 230ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 全国66の図書館をめぐる旅エッセイ集。元・図書館員の著者が「図書館をもっと身近なものに」をコンセプトに綴る、新たな図書館の楽しみ方。 「陸奥新報」連載中の人気エッセイ「図書館ウォーカー」を元に、新たにカラー写真、交通・近くのおすすめスポットなどのデータ、コラムを加え単行本化。
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改訂版 日本ボロ宿紀行
¥1,980
著者:上明戸聡 発行元:鉄人社 320ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 本書は、2011年に単行本が出版され、その後、文庫になったり、テレビドラマ化されたベストセラー旅行記の改訂版です。 歴史的宿から湯治宿、商人宿、駅前旅館まで、古い建物を守りつつ営業を続けている宿にたまらない魅力を感じて旅する著者が、実際に泊った全国の昔懐かしい人情宿を温かみのある言葉で紹介しています。 すなわち、ボロ宿とは最高の褒めことばです。 2023年現在、日本はコロナ渦により旅行や移動に気を遣わざるを得ない状況にあります。中には、長らく旅行に行かれていない方も多いでしょうが、人間本来が持つ旅をしたい欲求は変わりません。むしろ長い間我慢を強いられてきたぶん、よりいっそう強まっている気がしています。 願わくば、本書を読んだ方の「旅心」が刺激され、ふと旅行に行きたくなったとしたら、これに勝る喜びはありません。 *本書は『日本ボロ宿紀行』(2017年7月)『日本ボロ宿紀行2』(2018年2月、いずれも小社刊)を合本し、新規の原稿を追加したものです。 *出版に際し、旧本の原稿は適宜、加筆、修正、削除等を行なっています。
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パタゴニア(河出文庫)
¥1,320
著者:ブルース・チャトウィン 訳者:芹沢真理子 発行元:河出書房新社 392ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 黄金の都市、マゼランが見た巨人、アメリカ人の強盗団、世界各地からの移住者たち……。 幼い頃に魅せられた一片の毛皮の記憶をもとに綴られる見果てぬ夢の物語。紀行文学の新たな古典。 *********************** 店主コメント *********************** パタゴニアの地と人々の記憶に埋もれた歴史や、出会った人たちの境遇を著者自身の旅と交錯させながら語られる紀行文。時に論考的な一面も見せますが、情緒的な余韻を残す重厚感のある内容。星野道夫が好きな方におすすめです。
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たびたびの旅
¥1,980
SOLD OUT
著者:安西水丸 発行元:田畑書店 256ページ 文庫判 156mm × 113mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 仙台からオスロへ、小樽からハイデルベルグへ……根っからの自由人である著者が、仕事で、あるいは気の向くままに訪れた旅先の様子を、洒脱な文章とイラストで書き留めた〈旅絵日記〉。第二部では東京の酒場をめぐりながら、出会った人びと、起こった事柄を記す。コロナ禍で旅と酒場めぐりが叶わなくなったいま、著者の眼差しに重ねて仮想の旅に誘う一冊! 【目次】 第1章 遠くの町に来ています 仙台より オスロより 博多より コペンハーゲンより 松本より 小樽より ハイデルベルクより 長崎より 青函連絡船の中より ペルーより 早春のオリーブ園より 第2章 夜の街に出てみました 石段下のバーで〔代官山〕 芝居のあとの、いい酒、いい肴〔下北沢〕 美女を並べて寿司を喰う〔青山三丁目〕 トゥデイズ・フィッシュに極上の日本酒〔南青山五丁目〕 歌は世に連れ、世は歌に連れ〔六本木〕 酒がよく、メニューを見る楽しさがある〔四谷〕 女用心棒Kと飲む夜〔渋谷二丁目〕 深夜の程よいざわめきのなかで〔南青山〕 銀座の路地と俳人のママ〔銀座一丁目〕 青山のスノー・ポイント〔青山三丁目〕 川を渡ってコーヒーを飲みに行く〔市川〕 究極の夜の果て〔千駄ヶ谷〕 雨の音と酒〔日比谷〕 ガード下で偲ぶ秋刀魚の味〔日比谷〕 深夜のカレー・パーティ〔麹町〕 ワサビと小鰭が好きだ〔青山〕 学生街での正統的飲み方〔江古田〕 白い花園の夜〔渋谷〕 ひどい目に遭った蟹座でAB型の男〔銀座〕 ふぐは本当においしいか〔池尻〕 第3章 旅のスケッチを描きました ベンガラの町〔吹屋〕 雪の町、運河の町〔小樽〕 温泉と東南アジアの民芸〔河津〕 フクラギを食べに行く〔富山・氷見〕 東京から二時間のバリ島気分〔千倉〕 麦田町の隠れ味〔横浜〕 北アルプスと清流とワサビ〔安曇野〕 法善寺横丁を抜けて〔大阪〕 ハコフグを食べに西端の島へ〔五島列島〕 梁山泊に行く〔京都〕 奥伊豆の温泉郷〔伊豆大沢〕 水沢うどんと街道を歩く〔渋川〕 あとがき
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旅の効用 人はなぜ移動するのか
¥2,420
SOLD OUT
著者:ペール・アンデション 訳者:畔上司 発行元:草思社 352ページ 188mm × 128mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ インドを中⼼に世界を旅してきたジャーナリストが、⾃他の旅の記憶をていねいに辿りながら 「⼈が旅に出る理由」を重層的に考察するエッセイ。 なぜ人は何度でも、何歳になろうと旅に出るべきなのか。それは旅こそが私たちにとって最⾼のセラピーであり、⾃分を育む⾏為にほかならないからだ。 旅好きも、旅が遠くなった⼈も必読の滋味あふれる旅論。 【スウェーデン発、欧州ベストセラー!】 【目次】 1 閉じられていた戸が開く 2 「ここではない、どこか」という憧れ 3 「明日は分からない」旅へ 4 列車よ、私を遠くに連れてってくれ 5 遠く、放浪へ 6 さまよう惑星の上を行ったり来たり 7 カメのように、カタツムリのように 8 何度も戻る。何度も続ける 9 いったいなぜ、私たちは旅をするのか 10 ヒッチハイクの愉悦と憂鬱 11 遠い過去へと戻る旅立ち 12 国境を越えて、自由に動き続ける 13 自由な旅人、無鉄砲な旅人 14 世界の旅行記を旅する 15 人は旅で本当に変わるのか 16 旅と病の間 17 世界の不安と旅不足 18 旅の終わりという始まり
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ソングライン
¥3,080
SOLD OUT
著者:ブルース・チャトウィン 訳者:北田 絵里子 解説:石川 直樹 発行元:英治出版 504ページ 215mm × 145mm ハードカバー ******************** 出版社紹介文より ******************** 人はなぜ放浪するのか―― 伝説の旅人チャトウィンが辿る、オーストラリア天地創造の道 オーストラリア全土に迷路のようにのびる目にはみえない道――ソングライン。 アボリジニの人々はその道々で出会ったあらゆるもの名前を歌いながら、世界を創りあげていった。かつてのドリームタイムに大陸を旅した伝説のトーテムの物語に導かれ、チャトウィンは赤土の大地に踏み出す。 人はなぜ放浪するのか――絶えずさすらいつづけずにはいられない人間の性(サガ)を追い求めたチャトウィンが、旅の終わりに見出したノマディックな生き方の真実とは? 死の直前で書き上げたチャトウィン渾身の力作。
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モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語(文春文庫)
¥935
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著者:内田洋子 発行元:文藝春秋 336ページ 文庫判 148mm × 105mm ~出版社紹介文より~ 各紙誌から絶賛、書店員からの熱い応援を得たロングセラーが、 リニューアル+パワーアップして待望の文庫化。 きっかけはヴェネツィアの古書店だった。客たちのどんな難しい注文にも応じ、頼まれた本は必ず見つけてくる。(ただ者ではないな)と修業先を聞いてみると、「代々、本の行商人でした」 トスカーナの山奥のその村、モンテレッジォでは、何世紀にもわたり村の人が本の行商で生計を立て、籠いっぱいの本を担いでイタリアじゅうを旅した。各地に書店が生まれ、「読む」ということが広まった。 わずかに生存している子孫たちを追いかけ、消えゆく話を聞き歩き、歴史の積み重なりを感じながら、突き動かされるように書かれた奇跡のノンフィクション。 *********************** 店主コメント *********************** ヴェネツィアの古書店から拓けた山村モンテレッジォへの道。 それは本を売り歩いた古の行商人との出会いでもあった。その存在に惹かれた著者は歴史を遡ってゆく。紀行と文化史、いずれの面でも楽しめるエッセイです。 「本は必ず町の真ん中で売ること」 露天商だった先人の言葉を受け継いだ子孫は、本屋として街に根を下ろす。 そして本屋は、街の人にとって日常の場となる。 やはり本屋というのは街の歴史とともにあるものなのかもしれないですね。
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菅江真澄 津軽隠れ里紀行
¥1,650
SOLD OUT
著者:菊池正浩 発行元:ものの芽舎 223ページ 175mm × 115mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ この本を友に、津軽の隠れ里を歩きませんか? 菅江真澄、イザベラ・バードが見た津軽 津軽三十三観音巡礼から見えてくる津軽 【目次】 菅江真澄津軽隠れ里紀行 Ⅰ・Ⅱ イザベラ・バード北東北の旅 津軽観音巡礼の旅 Ⅰ 岩木山信仰の源流を求めて Ⅱ 半島の霊地を巡って Ⅲ 津軽・場にひそむ力 わたしのローズバッド~あとがきにかえて~ -------------------------------------------------------- ~店主コメント~ 青森で生まれた編集プロダクション・ものの芽舎によるシリーズ刊行「ものの芽双書」。 本書はその第1弾です。青森の文化・歴史・人々の交流などを書籍という媒体にこだわって発信したい、そのような思いから生まれました。 表題作の『菅江真澄津軽隠れ里紀行』は今から約220年前、江戸時代後期の津軽を訪れた旅行家・菅江真澄の足跡をたどる紀行文です。ちなみにイザベラ・バードは明治期の日本を旅行したイギリス人女性。県内は碇ケ関や黒石などを訪れています。 昔の旅行家と同じ経路を歩む旅もロマンがあっていいですね。
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蓑虫放浪
¥2,860
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著者:望月昭秀 写真:田附勝 発行元:国書刊行会 288ページ 188mm × 149mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 井浦新さん(俳優)推薦! 「シンパシーを感じる大先輩が100年以上前にいた!」 折り畳み式の家を背負って旅をした? 幕末に西郷隆盛を助けた? 勝海舟、山岡鉄舟とも知り合いだった? 亀ヶ岡で「あの」遮光器土偶を発掘した? 日本ではじめて「縄文展」を開いた? 明治時代のインフルエンサー? クラウドファンディングで竹の庵を建てた? 熱田神宮の境内に私設博物館をつくろうとした? 幕末から明治にかけて北は青森、南は鹿児島まで全国津々浦々を自由に旅した漂泊の画人。東に名所あると聞けば行って絵にし、西に遺跡あると聞けば行って掘り起こし。嘘か真か虚実ないまぜホラ吹き一代、天衣無縫の放浪人生。絵と書を好み縄文遺物の発掘まで手がけた風狂の人の足跡を明らかにする決定版評伝! 蓑虫的観光案内付 【目次】 序 年表 一、源吾 長母寺/蓑虫山人とはいったい誰なのか/蓑虫山人の絵日記/蓑虫山人になる前の物語/放浪者として、そして変人として 二、幕末 九州/源吾、蓑虫山人となる/絵日記・アット・USA/六十六庵設立の夢/もうひとつの絵日記/伊呂波川に歌碑を訪ねる/蓑虫のコラボレーション癖/蓑虫山人は西郷隆盛を救ったか 三、土偶 最初の東北/回遊する蓑虫山人/サブカルポップ仙人/蓑虫、岩木川を丸ごと描く/蓑虫、土偶に出会う/蓑虫山人と亀ヶ岡遺跡 四、変人 二度目の東北/山本家に残された手紙/蓑虫山人の「すべらない話」/蓑虫流民俗学/しょんべん事件/ある年の正月/インフルエンサーだった蓑虫/蓑虫が描かなかったこと 五、放浪 最後の東北/第三期東北漫遊/いまだ遠い六十六庵の夢/峠の向こうからオレ登場/麓家に残された絵/出立の日、旅の終わり、日本初の縄文展 六、美濃 故郷/里帰りの挨拶/無言の蓑虫/美濃に残された絵を見に行く/すべてを竹で作る/蓑虫の動く庵/長母寺 笈の記二〇二〇 あとがき 参考文献 蓑虫観光 九州編 耶馬渓/宮本武蔵の墓/東椎谷の滝/福貴野の滝/涅槃岩/唐八景/孝婦伊知の墓 東北・岐阜編 男鹿温泉郷/木曽川/達磨館/養老の滝/仙人峠/ 長良川鵜飼/鰺ヶ沢/十和田湖
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送別の餃子 中国・都市と農村の肖像画
¥1,980
著者:井口淳子 発行元:灯光舎 224ページ 195mm × 148mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 中国の北方では、人々は別れの時に、手作りの水餃子を囲んでその別れを惜しむという。 自身の研究分野を「民族音楽学」に決めた著者が選んだ調査地は中国の農村。1988年、文化大革命後に「改革開放」へと舵をきった中国で、右も左もわからぬまま「研究」への情熱と未知なる大地へのあこがれだけで、彼女のフィールド調査がはじまった。 中国の都市や農村での調査をきっかけにさまざまな出会いがあった。「怖いものはない」という皮肉屋の作家、強烈な個性で周囲の人々を魅了し野望を果たす劇団座長、黄土高原につかの間の悦楽をもたらす盲目の芸人たち……「親切な人」とか「ずる賢い人」といった一言では表現できない、あまりにも人間臭い人々がここにはいる。それぞれの物語で描かれている風土と生命力あふれる登場人物に心うごかされ、人の心のありようについて考えてみたくなる。 1988年以降の中国という大きな舞台を駆け巡った数十年間には無数の出会いと別れがあった。その中から生まれた14の物語をつづったエッセイを、40以上のイラストとともにお届けします。 イラスト:佐々木 優(イラストレーター) 【目次】 はじめに 序 まだはじまっていないころのお話 Ⅰ 河北省編 第一章 老師的恋 第二章 北京の女人 第三章 ゆりかごの村 第四章 占いか、はたまた芸人か Ⅱ 黄土高原編 第五章 雨乞いの夏 第六章 村の女たち、男たち 第七章 黄河治水局のおじさん 第八章 尿盆(ニァオペン) 第九章 人生も戯のごとく Ⅲ 番外編 第一〇章 頑固じいさんと影絵芝居 第一一章 かくも長き一八年 第一二章 パリの台湾人 第一三章 想家(シァンジァー) 第一四章 人を信じよ! あとがき 参考文献 -------------------------------------------------------- ~店主コメント~ フィールドワークの研究報告では語られることのない、人間味溢れるエピソードからは私たちのイメージとは違った中国人の姿や精神のようなものが浮かび上がってきます。 それぞれの境遇や文化的背景から生まれる営みと人間臭さが魅力の本書は、タイトルの「肖像画」という言葉のとおり、まるで文章で表現されたポートレイト。 被写体の表情にその人の人生が滲み出るように、本文からも登場人物の人生を感じることができます。
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うろん紀行
¥2,420
著者:わかしょ文庫 発行元:代わりに読む人 204ページ 188mm × 128mm ハードカバー ******************** 出版社紹介文より ******************** 人はなぜ小説を書くのだろう。 なぜ小説を読むのだろう。 決して同じ場所にたどり着くことはできないのに。 〝平和島のブローティガン〟 わかしょ文庫による《小説を読む物語》 笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』を読みながら海芝浦へ向かい、後藤明生『挾み撃ち』の足跡をたどり、巨大スーパーCOSTCOの喧騒で大江健三郎『万延元年のフットボール』を読もうとする。著者は一見ふざけているようだ。しかし、実際彼女は不安に襲われながら読み訪ね、そして書く。本書はとても切実で危なっかしい《小説を読む物語》だ。 うろんな物語を読み終えたとき、読者もまたこの社会での生き方を模索しはじめているだろう。 日常の生きづらさが綴られた自主制作エッセイ『ランバダ』の著者がその硬質で端正な文体を余すことなく発揮した好評WEB連載に書き下ろしを加えて書籍化した商業出版第1作。
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旅をする木 (文春文庫)
¥704
著者:星野道夫 発行元:文藝春秋 256ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカで暮すエスキモーや白人たちの生活を独特の味わい深い文章で描くエッセイ集 *********************** 店主コメント *********************** 写真家としてアラスカの大自然やそこに棲む動物たちの写真を撮り続けた星野道夫。 自然の雄大さを物語る写真の他に、エッセイストとして彼は素晴らしい文章を残しています。 社会や個人の意識が、あまりにも人間中心に偏り過ぎているのではないか。 人間以外の生き物たちが、世界の至る所で自分とは別のもう一つの時間を過ごしながら営みを築いている。 星野道夫の文章はそのようなことを思い出させてくれます。
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奇祭巡礼
¥2,200
著者:北條秀司 出版社:淡交社 288ページ 188mm × 127mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 本書は、無類の祭り好きであった劇作家・北條秀司氏が、実際に訪れて体験した祭りの紀行文。「うじ虫祭り」や「笑い祭り」、「蛙飛び」、「野馬追い」……軽妙な文体で描き出された祭りの姿からは、その土地で受け継がれてきた習俗への尊敬の念とともに、今すぐにでも足を運んでみたくなるような臨場感と趣が感じられます。 昭和44年(1969)9月の刊行そのままに、巻頭口絵は当時の写真を掲載、巻末の「行事のしるべ」は現代の情報をもとに再構成。また、北條氏が遺した膨大な資料を整理した東海大学教授・馬場弘臣氏の解説で、資料から明らかになった著者の素顔に迫ります。