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また旅2
¥2,200
SOLD OUT
著者:岡本仁 発行元:暮しの手帖社 304ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 本誌長期連載「また旅。」が単行本になりました。 著者の岡本仁さんが日本各地で見つけた風景、名建築や食べもの、地域の人々との交流など、4世紀96号〜5世紀30号に掲載した旅先より全25編を収録しています。 旅のおともに、ぜひお手元でお楽しみください。 【目次】 十勝へ 伊勢へ つくばへ 庄内へ 久留米へ 沖縄へ 美瑛と美唄 宮崎へ 徳島へ 益子へ 別府へ 志布志へ 房総へ 函館へ 琵琶湖半周 萩、山口へ 多治見、岐阜へ オホーツクへ 仙台へ 弘前へ 姫路へ 番外編 もってこ~い もってこい 番外編 アントニン&ノエミ・レーモンド 番外編 掛井五郎さんの彫刻 初出一覧 あとがき
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ルポ 国威発揚 「再プロパガンダ化」する世界を歩く
¥2,640
著者:辻田真佐憲 発行元:中央公論新社 400ページ 195mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 何がわれわれを煽情するのか? 北海道から沖縄までの日本各地、さらにアメリカ、インド、ドイツ、フィリピンなど各国に足を運び、徹底取材。歴史や文化が武器となり、記念碑や博物館が戦場となる――SNS時代の「新しい愛国」の正体に気鋭が迫る! 【目次】 【第一部】個人崇拝の最前線 1章 トランプの本拠地に潜入する 米国/トランプタワー 2章 親日台湾の新たな「聖地」 台湾/紅毛港保安堂 3章 安倍晋三は神となった 長野/安倍神像神社 4章 世界一の巨像を求めて インド/統一の像 5章 忘れられた連合艦隊司令長官 佐賀/陶山神社 6章 「大逆」の汚名は消えない 山口/向山文庫 【第二部】「われわれ」の系譜学 7章 わが故郷の靖国神社 大阪/伴林氏神社 8章 消費される軍神たち 大分/広瀬神社 9章 自衛隊資料館の苦悩 福岡/久留米駐屯地広報資料館 10章 「日の丸校長」の神武天皇像 高知/旧繁藤小学校 11章 旧皇居に泊まりに行く 奈良/HOTEL賀名生旧皇居 12章 「ナチス聖杯城」の真実 ドイツ/ヴェーヴェルスブルク城 13章 感動を呼び起こす星条旗 米国/マクヘンリー砦 【第三部】燃え上がる国境地帯 14章 祖国は敵を求めた ドイツ/ニーダーヴァルト記念碑 15章 「保守の島」の運転手たち 沖縄/尖閣神社 16章 観光資源としての北方領土 北海道/根室市役所 17章 「歴史戦」の最前線へ 長崎/軍艦島 他 18章 差別的煽情の果てに 京都府/靖国寺 19章 竹島より熱心な「島内紛争」 島根県/隠岐諸島 20章 エンタメ化する国境 インド/ワガ国境、中国/丹東 【第四部】記念碑という戦場 21章 もうひとつの「八紘一宇の塔」 兵庫/緑の塔 22章 東の靖国、西の護国塔 静岡/可睡齋 23章 よみがえった「一億の号泣」碑 岩手/鳥谷崎神社 他 24章 隠された郷土の偉人たち 秋田/秋田県民歌碑 25章 コンクリートの軍人群像 愛知/中之院 26章 ムッソリーニの生家を訪ねて イタリア/プレダッピオ 27章 記念碑は呼吸している ベトナム/マケイン撃墜記念碑 28章 けっして忘れたわけではない フィリピン/メモラーレ・マニラ1945 【第五部】熱狂と利害の狭間 29章 戦時下の温泉報国をたどる 奈良/湯泉地温泉 他 30章 発泡スチロール製の神武天皇像 岡山/高島行宮遺阯碑 31章 軍隊を求める地方の声 新潟/白壁兵舎記念館 32章 コスプレ乃木大将の軍事博物館 栃木/戦争博物館 33章 「救国おかきや」の本物志向 兵庫/皇三重塔 34章 右翼民族派を駆り立てる歌 岐阜/青年日本の歌史料館 35章 郷土史家と「萌えミリ」の威力 熊本/高木惣吉記念館
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ファンシー絵みやげ天国
¥2,420
著者:山下メロ 発行元:ケンエレブックス 発売元:クラーケンラボ 220ページ 165mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 調査した土産店、約6000店!保護した個体、約27000種! バブル期のアノニマスデザイン「ファンシー絵みやげ」徹底解説! ファンシー絵みやげ研究家の山下メロによる「ファみやげ」解説がついに書籍化。 全国行脚・個体比較・分析推察をもって、ヘンテコかわいいファンシー絵みやげカルチャーをテーマ別に解説&ツッコミ! 懐かしいけど斬新、ゆるいけど辛辣、浅そ~に見えるファンシー絵みやげの世界をぐわしぐわし深掘りした一冊です。
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旅するインテリア Pieces of Travel
¥2,640
SOLD OUT
著者:口尾麻美 発行元:ケンエレブックス 発売元:クラーケンラボ 136ページ 188mm × 188mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 飾って魅せて、おしゃれに散らかせ 世界を旅する料理研究家が旅先で出会った家具、食器、調理器具の数々を詰め込んだ無国籍な空間が生みだす、無調和な調和。NHK「世界はほしいモノにあふれてる」をはじめ、多数のメディアからも注目をあつめるエキゾチックで色鮮やかなインテリアと、旅先で収められたモチーフの数々をオールカラーで掲載。 モノがあふれたっていい! 旅の宝物を詰め込んだ、チラカリストによる“アンチ断捨離”インテリア術。 【目次】 はじめに Column キッチンは自分そのもの 世界が詰まったキッチン Favorite #1 お気に入りの器や道具 Favorite #2 気づいたら集まっていたモノ What is this? これなんですか? Column ヴィヴィッド ウズベキスタン 世界中の雑貨 パッケージインテリア エプロンコレクション 布もの 旅雑貨ダイアリー Column いつ使うかわからないモノを持ち帰る インテリアのヒントは旅先 Turkey トルコ Morocco モロッコ Lithuania リトアニア Taiwan 台湾 France フランス Spain スペイン Russia ロシア Vietnam ベトナム Georgia ジョージア Hong Kong 香港 Macau マカオ Cambodia カンボジア Thailand タイ Korea 韓国 私的あこがれキッチン Column 我が家の小さな舞踏団 インテリアルール Interior my rule 見せたい部屋にする Hanging さげる Stacking つむ Together まとめる Cup Tree カップツリー おわりに
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ギョランギョラン 呑兵衛さんの魚卵紀行
¥1,760
SOLD OUT
発行元:星羊社 95ページ 148mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 人類初の呑兵衛向け魚卵紀行本!? 北海道では虎杖濱のタラコ天国や小樽の市場、青森県では弘前市の筋子やさん、「すじこのうつわ」を焼く津輕焼職人の工房、鰺ヶ沢町の幻の淡水魚養殖場、秋田県では八峰町のハタハタ・ブリコを提供する温泉などを巡る。 ギョランというテーマを軸に各地の歴史や豊かな食文化、地域産業の奥深さに触れる一冊。本書を通して、魅惑の魚卵ワールドを賞味あれ! 【目次】 魚卵をほどく 幻の淡水魚イトウ(青森県 鰺ヶ沢町) 鯵ヶ沢 旅の地図 津軽衆の筋子愛(青森県 弘前市) 弘前 旅の地図 希少な国産タラコ(北海道 白老町虎杖浜) 虎杖浜 旅の地図 ニシンが帰ってきた(北海道 小樽市) 小樽 旅の地図 1月のハタハタ(秋田県 八峰町八森) サケの一生 あとがき
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ファンキー中国 出会いから紡がれること
¥2,530
編者:井口淳子/山本佳奈子 著者:井口淳子/山本佳奈子/広岡今日子/長嶺亮子/無常くん/宮里千里/二村淳子/大友良英/多田麻美/中山大樹/OKI/濱田麻矢/武田雅哉 発行元:灯光舎 195mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 音楽、クラフトビール、TikTok、豆腐屋、祭祀、ロックフェスに伝統劇―― 多彩な書き手が一堂に会し、それぞれの視点と切り口で描く、ファンキーな中国体験記! 音楽家や収集家、映画祭主催者、祭祀採音者、研究者など13人が集まり、自身の体験した「中国」をそれぞれが思う存分に綴ったエッセイ集を刊行。 80年代の「魔都」上海と食の記憶、中国の村に出現したド派手なステージでのライブ、TikTok で見つけた瀋陽公園で溌溂と踊る人々。70年代の文革期から現代中国という時代をまたにかけ、北京の胡同(フートン)から雲南省、 果てはフランスや台湾、モンゴルにまでエッセイの舞台が広がっていく。 報道では伝えられることのない、書き手たちが映し出す中国の姿。「伝統」に新しいものを豪快に取り入れる姿があり、厳しい規制があるなか、生活に染み入る絶妙な「ゆるさ」や「自由」がある。ときにはカルチャーギャップと呼ばれるような衝撃にも戸惑いながら、書き手ひとりひとりが経験した小さな「出会い」を紡ぎます。中国といえば国家や政治や歴史という大きなイメージをつい頭に浮かべてしまいがちですが、人と人が出会う小さな瞬間にこそ、かけがえのないものがある。そんな、ひとつの希望を感じるような一冊を刊行します。 本文とカバーのイラスト及び装幀は、『送別の餃子』でお馴染みの佐々木優さん。「14人目の書き手」として、自身の記憶に残る中国の街並みをカバーに描いていただきました。 【目次】 ◆中国の〝ないないづくしの音楽〟 山本佳奈子 ◆上海一九八七 広岡今日子 ◆伝統は、生のものですから。 長嶺亮子 ◆「おじさん動画」と自由の風 無常くん ◆尖閣列島わったーむん 宮里千里 ◆自由・平等・豆腐:豆腐伝道師・李石曾をめぐって 二村淳子 ◆インタビュー 中国〜アジア、地べたの音楽家どうしの交流 大友良英 ◆北京現代アートをめぐる回想:芸術区の変遷を中心に 多田麻美 ◆中国独立電影を振り返る 中山大樹 ◆滲む国境 OKI ◆北京精釀啤酒(クラフトビール)攻略記二〇一五 濱田麻矢 ◆康定人民飯店61号室:のんしゃらんチベット放浪記 武田雅哉 ◆かくも長き中国駐在 井口淳子
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おろおろオスロ
¥1,320
SOLD OUT
著者:サトーカンナ 発行者:サトーカンナ 91ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 連れあいの突然の決意によって、ノルウェーの首都・オスロを一緒に旅行することになった著者。はっきりとした目的意識もないまま降り立ったオスロで、戸惑いながら過ごした14日間を綴った旅行記。 「ふだん自分で選ばないものを味わうとき、人生とたわれている気がする。旅そのものが人生とのたわむれだ」(本文より) 夕食で食べた塩辛い生ハムに故郷の青森を思い出したり、些細なことが「たわむれ」となって湧き出てくる旅の面白さが詰まったエッセイです。
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旅のたのしみ
¥1,100
著者:甲斐みのり 発行元:mille books 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 文筆家 ・甲斐みのりの人気エッセイシリーズ第3作のテーマは旅 シリーズ最終作にして最高傑作が完成! 集大成といえる名随筆集 【心ときめく旅のたのしみを優しい筆到で丁寧に綴った33の旅物語】 旅して綴る楽しさを発見した幼い頃の大切な夏旅の記憶。 ずっと憧れていたパリが教えてくれた町歩きの楽しみ。 日本各地の伝統工芸の魅力と職人たちとの心温まる交流。 人生を変えてくれた名建築・クラシックホテルとの出会い。 各地を旅して土地土地の隠れた魅力を真摯に探求し掘り下げてきた著者だから描ける本当の旅の楽しみ。 【目次】 旅の始まり/町歩きの楽しさを教えてくれたパリ/桜を想うとき/お茶淹れたよ/静岡おでんの記憶/第二の故郷・田辺 ティーソーダとベルガモット/ただいまと言える町/この世界の片隅に/松本民芸家具/美濃和紙/伊賀組紐/駿河和染/常滑焼/飛騨さしこ/浜松張子/こけしの旅/お茶っことこけし/東北の郷土玩具/伊勢木綿/伊勢型紙/尾張七宝/町歩きのすすめ/名建築に魅せられて/旅先はクラシックホテル/憧れのハトヤホテル/各駅停車の旅/豊橋の水上ビル/富士山の麓で/ねむの木学園と宮城まり子さん/旅と音楽/あれから十年も/旅の終わりに
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ショッピン・イン・アオモリ
¥1,980
SOLD OUT
著者:能町みね子 発行元:東奥日報社 224ページ 188mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 猛暑の東京から逃げて、北へ。 青森が気に入りすぎて、2021年夏から青森と東京の2拠点生活を始めた能町みね子さん。東京では出合えない名品・珍品はもちろん、青森という〝異文化〟を面白がる筆者の「買い物」から見た青森県内探訪記。2021年10月から始まった本紙人気連載の待望の書籍化です。 「私は、定期的に青森に、間違いなく買い物をしに来ているのである」。 新宿で欲しい服が見つからず絶望したのに、青森では次から次へと欲しい服が出てきたり。 ホタテにはまり、「ホタテムキ」なる道具を買ったり。 どこでも買える「コンタクトレンズ」を敢えて青森で買うという悦に浸ったり。 道の駅で「マタタビ」に出合ったり。 激安の鮮魚が山積みのワイルドなスーパーに魅せられたり。 暮らしてみることで青森をディープに味わい尽くす筆者が、現地で買ったもの43品を直筆のイラストとともに独自の切り口でつづっています。 オールカラーで、新たに筆者撮影の写真も多数掲載。 本紙連載のほか、おまけの「青森チョコレートコラム」等も収録しました。 【著者プロフィール】 能町みね子 1979年、北海道生まれ、茨城県育ち。エッセイスト、イラストレーター。2021年7月に青森市内に居を構え、東京と青森の2拠点生活を始めた。 著書に、卒業旅行での青森旅のエピソードを収録したエッセー『逃北~つかれたときは北へ逃げます』(文春文庫)、『私以外みんな不潔』(幻冬舎文庫)、『私みたいな者に飼われて猫は幸せなんだろうか?』(東京ニュース通信社)など。アンソロジー小説集『鉄道小説』(交通新聞社)には空想上の鉄路を張り巡らせた青森市が舞台の「青森トラム」が収録されている。
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取り戻す旅
¥1,650
SOLD OUT
著者:藤本智士 発行元:藤本智士(有限会社りす) 247ページ 文庫判 148mm × 128mm ※表紙カラーは「青」「緑」「茶」3種あります *********************** 出版社紹介文より *********************** 旅に大切なのは「余白」。 20年地方を旅し、本をつくり続けてきた編集者による旅の作法が詰まった一冊。 ゴールを決めずにまずは青森空港へ。 行き当たりばったりだからkそ訪れる、奇跡の出会いの連続。 著者がこの度を通して「とりもどしたかったもの」とは? 青森―岩手のたった4日間の旅の記録に散りばめられた、地方の声。 編集者として数々の書籍を生み出してきたローカル編集者の矜持と、旅人としての作法が、きっとあなたを新たな旅に掻き立てる。 【目次】 序 なにをとりもどすのか。 第一章 百年食堂たれ(青森県五所川原市) 第二章 成長ストア(青森県五所川原市~青森市) 第三章 DERECTION(青森市) 第四章 善知鳥神社とギフト(青森市) 第五章 蔵書票と五戸のペガサス(青森県五戸町) 第六章 アンドブックス(青森県八戸市) 第七章 久助編集者(青森県八戸市) 第八章 青いクルマ(青森県八戸市~岩手県盛岡市) 第九章 早速が重なる夜(岩手県盛岡市) 第十章 さいごのキセキ(岩手県盛岡市) 終 なにをとりもどしたのか。 *********************** 店主コメント *********************** かつて自身で雑誌を立ち上げ、その取材を兼ねた自由気ままな旅が人生の転機となった著者。 自分の原点であるゴールのない旅を忘れつつある今、失いかけている何かを取り戻すため向かったのは青森だった・・・。 青森から岩手に至る4日間の旅で、現地の人たちからもらったさまざまなギフト。 その記録は読者にとってもかけがえのない贈り物になるかもしれません。
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図書館ウォーカー2 旅のついでに図書館へ
¥2,530
SOLD OUT
著者:オラシオ 発行元:日外アソシエーツ 220ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 図書館・旅行の新しい楽しみ方を提案し、好評を得たシリーズ第2弾。青森県の地方紙「陸奥新報」に連載中の人気エッセイ「図書館ウォーカー」から前版未掲載分61編をセレクト、書き下ろし1編、カラー写真、交通・近くのおすすめスポットなどのデータ、コラムを新たに加え単行本化。 *********************** 店主コメント *********************** サブタイトルにもあるとおり、図書館はあくまでも旅のついで。 図書館への道のりで見つけた、その町のおもしろい風景などを紹介するのが本書の趣旨です。 オラシオ流の旅の楽しみ方が凝縮された旅エッセイです。
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貨物船で太平洋を渡る
¥1,000
SOLD OUT
著者:田巻秀敏 発行者:田巻秀敏 63ページ 257mm × 182mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 船舶への興味が高じてオーストラリアのブリスベンから貨物船に乗船、横浜まで渡航した著者による自費出版の航海レポート。渡航の計画段階から13日間の船内生活のことまで丹念に書かれています。 63ページの冊子ながら、フルカラーの図版が見ごたえアリのZINEです!
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旅の彼方
¥1,760
SOLD OUT
著者:若菜晃子 発行元:アノニマスタジオ 317ページ 177mm × 120mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 『旅の断片』、『途上の旅』に続く旅の三部作、第三集 登山の専門出版社の編集者を経て、文筆家として活躍する著者の旅の随筆集三部作の最終巻。旅の記憶や広がる思考を、読者が追体験できる濃やかで静謐な文章で綴る。 旅先は英国やロシア、タイ、ネパール、チリなど。 第1集『旅の断片』は第5回斎藤茂太賞を受賞。 【目次】 はじめに 白い岬にて ◆旅の空 上空にて/ピーターパン/浮浪者のふたり/生きる喜び/異国の空/キャンディまで/物事の理/浮遊する魂 ◆ロシア カムチャツカのおばさん キッチン用品のおばさん/ネッカチーフのおばあさん/売店のおばさん/ハスカップのおばあさん/ホフロマ塗のおばあさん/浜辺のおばあさん/バス停のおばさん/トレンチコートのおばあさん ◆英国 湖水地方の秋 -湖水地方の秋 オークの船/フィルとドレイクと片方手袋/スレート/私的地図考/教会のポポーポ/バスバス走る/フレイクジャックス/中国の田部井さん/開かない土産物屋/夜中に嵐が来た話/海と原発/シオンの瞳/The North Pole ◆旅と書物 はなのすきなうし/ロッテルダムの灯/ヴァリスの光/教会の男/アミエルの日記/ハンス・ブリンカー ◆忘れじの味 -ジャンクスイーツの旅 インド/オールドデリー ポルトガル/アルガルヴェ モロッコ/フェズ メキシコ/バハ・カリフォルニア半島 ロシア/モスクワ ギリシャ/クレタ島 スイス/ツェルマット カタール/ドーハ 日本語教師と大判焼/ひよこ豆のスープ/バター茶/ハニービール/スイスのランチバック/ポテトフライとジブラルタル/夜明けのスープ/葉包みの正体/葉で包む ◆タイの午後 夜行列車の風/春のぬくもり/メコンの流れ/国境の町の竜神伝説/ジャックのおばさん/停車場の友/三人の夜店 ◆人々の街角 ペチカのアパート/生きもののいる暮らし/岩棚の家/迷路の卵/花を買う男/アラブストリートにて/ヤドカリのお礼/帽子の男の子/麦わら帽子/ロシア人の握手/サタラ行きのバス ◆旅のあとさき 紅白の鶴/ノートをつける/帰国後のパーティ/アジアの香り/生きているインド/我が師の恩/平平安安 ◆南アフリカの籠 木が教えてくれた/星々の夜/海辺の家の椅子/あなたの籠/ハタオリドリ/花は光の射す方向を/花畑と彩雲/ヨーグルトの容器/喜望峰で見たもの/帰っていった1ランド/赤い水平線 滞在国・都市名一覧 おわりに
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旅の断片
¥1,760
SOLD OUT
著者:若菜晃子 発行元:アノニマ・スタジオ 317ページ 177mm × 120mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 未知なる国へ、未知なる自分へ。 登山の専門出版社の編集者を経て文筆家として活躍している著者による、待望の随筆集第2弾。さまざまな国の風景や人との交流、旅を通じて広がってゆく思考を、静謐な文章でまっすぐに綴ります。個人的な旅の記憶が濃やかに表現され、読者も体感できる情緒豊かな一冊。 2020年第5回斎藤茂太賞受賞。 【目次】 ・旅の夜 ブリークの夜/夜、馬車に乗って/ラクダ使いのミティ/月夜の晩/夜の遊園地/夜の台北/夜の旅 ・メキシコ断簡 砂漠断簡 /コルテス海にて/樹上の神様/セント・イグナシオその後/遠のく扉 ・海の旅 海の仲間たち/海に入る/海に学ぶ/オランダ浜/海のクリスマス/海に帰る/ゴバンノアシ/Tさんのサンゴ ・人々の街角 昼下がりの町/家で着る服/ヌメアのフランスパン/気球の絵皿/地下鉄のトランペット/さいはての町/城壁の町/コボロイの音 ・英国、裏庭の冒険 冒険の地平/シオンの裏庭/裏庭三題/別世界からの帰還 ・地中海の島キプロス キプロスの教会/キプロスの壺/キプロスの切手/キプロスのお菓子/キプロスの木/キプロスの化石 ・土産ばなし 自分土産/買わない後悔/台座の石/ハンカチ四題 ・インドのおじさん 蚊の青年/サモサのおじさん/運転手のマヘジ/子煩悩なオーナー/エローラの石窟/インド門の僧侶 ・サハリン点描 サハリン点描/サハリンの列車/琥珀海岸 ・インドネシア・スマトラの雨 クワ王様/おばあさんのせんべい/交差点の自転車レース/市場の甘味食堂/ロニのお守り ・花のスリランカ 花の玉座/仏の手/紅茶丘陵/女学校の記念行事/日曜日の夕暮れ/名もなき駅 ・滞在国・都市名一覧 ・おわりに
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途上の旅
¥1,760
SOLD OUT
著者:若菜晃子 発行元:アノニマ・スタジオ 317ページ 177mm × 120mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 人間は常に自然のただなかにいる。 そしてそのことをいつも忘れてしまう。 私はそれを全身で感じるために、旅に出ているのかもしれない。(本文より) 登山の専門出版社の編集者を経て、文筆家として活躍する著者の旅の随筆集第2弾。 様々な国の旅の記憶や広がる思考を、読者が体感できるような、濃やかで静謐な文章で綴る。旅先はカナダやモロッコ、ネパール、チリなど。 前作『旅の断片』は第5回斎藤茂太賞を受賞。 【目次】 はじめに 機上より ◆旅の朝 素焼きのカップ/昨夜のトランペット/オマロスのはちみつ/霧雨の朝/オアオの声/花屋のあかり/スイレンのあした/柳絮の別れ ◆邂逅のクレタ島 クレタ島のハト/クレタ島のヤギ ◆カナダ、ささやく湖 青い鳥/ダリエン岬/ケムクーの道/道の途上/チャッピーの訪問/サスカツーンパイ/タムラックがよい/ビジービーバー/おじさんの湿原/さらばD-7 ◆自然の姿 地球の形成/春の林/ヘルンリ小屋/竹の水/サボテンおじさん/モモの宇宙 ◆モロッコの壺 地の果て/夜中のアトラス越え/イーネー/フェズの壺 ◆インドで石拾い 路上の石/砂漠の石 ◆アタカマ砂漠の旅 -砂漠にて ナスカの地上絵/アタカマの八ヶ岳/人はパンのみに/トラック野郎/砂漠の虫/Mr.Been/グアナコ道/花園にて/フレイリーナの壺 -街にて 町の砂漠/岩盤事故切手/折り畳みパン/卵のおばさん/バジェナールの犬/教会の大道芸人/サンティアゴの紀伊國屋/ディオールおばさん/裸族/置いてきた石 ◆生きものたちの地上 ケニアでゾウを見た話/ゾウのチョビー/ゾウの骨/クジャクの羽/ツバメの空/蝶の里 ◆ネパールの音 光の交信/バス停の似顔絵師/車掌の合図/ガンドルンの雹/クロのパン屋/イエスタデイワンスモア/石のチョータラ/祖母のラジオ/魚辰の夢/夜明けのプーンヒル/はためくタルチョー/ヤクのチーズ/荷揚げのポーター/ラバの鈴/サランギの音色/おばさんの法螺貝/チベットのおりん/パラダイスバード/サイの地響き/サラノキの下で/アリの石/ディディとブバ/チベタンブックショップ/トゥンバの魔法/マニ車とお経 ◆ニューカレドニアの光 コウモリの毛/蚊の館/マドレーヌの滝/背の光 滞在国・都市名一覧 おわりに
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ことづての声/ソマの舟
¥6,050
SOLD OUT
著者:ふるさかはるか 発行元:信陽堂 224ページ 210mm × 180mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2002年よりノルウェーなどを訪れ、その地の暮らしや風土から木版画を制作してきた作家ふるさかはるか。 2017年、津軽・南部地方で山の命と直接関わるマタギ[猟師]やソマ[木こり]や漆掻き[樹液を採集する人]たちに出会い、彼らが動植物からどのようなサインを読み取り、どう自然とやりとりするのかを取材してきた。山のことばに導かれ、手仕事に深く触れ、自らも土を拾い藍を育てて絵の具を作り生みだされた木版画、ドローイング、ピンホール写真、そしてことばの記録をまとめた作品集。 ドローイング、ピンホール写真、インタビューで構成された『ことづての声』、木版画とエッセイで描き出す『ソマの舟』のふたつの世界を、たて組、ヨコ組、両開きの書籍にまとめた。「手刷り木版画」付。管啓次郎、登久希子も寄稿している。
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秘宝館
¥2,530
著者:都築響一 発行元:青幻舎 448ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 空前の観光ブームのなか1970年代~観光地に誕生したオトナの娯楽施設「秘宝館」 斬新奇抜な創造力が溢れる、それぞれの館の演出は現代においても新鮮に映る 昭和という時代が生んだ性のアミューズメントパークは、アート空間のようだ 秘宝館のその後を追った、2023年に取材した写真、原稿も掲載。 ----------------------------------------- 本書に登場する秘宝館のほとんどはもう存在しないし、たぶんここでしか写真すら見られない秘宝館もある。子どもがオトナになるくらいの、ほんの少し前に、日本人がこんなにヘンな場所をつくって、それが裏観光名所として賑わっていた時代があったこと。それを恥ずかしく思うか、楽しく思うかで、僕らの国を見る眼差しはずいぶん変わってくるはずだ。 —— 都築響一
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ラブホテル
¥2,530
SOLD OUT
著者:都築響一 発行元:青幻舎 448ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 「ラブホテル」、それは昭和・平成の色香にむせる愛の空間。 急速に姿を消しつつあった2000年代に遊びごころ溢れるインテリアを探し 歩いた全73室。オトナの夜の夢! 2023年に取材した最新ラブホデザインも追加! ----------------------------------------- レトロとは「過ぎ去った時代のいいところだけを見てとる」技術でもある。戻れない時代に憧れるのはそれだけで楽しいけれど、このささやかな記録のコレクションから、当時のカップルがどんな驚きと興奮でこんな部屋を楽しんだか、そのドキドキワクワク感に思いを馳せ、それがいまから数十年後に「レトロ・デザイン」として愛でられるような新しいスタイルの創造につながっていくとしたら、僕としては最高にうれしい。 —— 都築響一
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菅江真澄 図絵の旅(角川ソフィア文庫)
¥1,650
SOLD OUT
著者:菅江真澄 編・解説:石井正己 発行元:KADOKAWA 352ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 祭り、信仰、大自然。200年前の日本を描いた貴重なカラー図絵112点 江戸時代、菅江真澄という漂泊の旅人がいた。北東北や南北海道をくまなく歩き、好奇心のおもむくままに筆をとる。男鹿半島、八郎潟、白神山地の絶景。恐山、おしらさま、なまはげ、避疫神の信仰。火山、瀑布、奇岩がおりなす大地の風景。雪国の生業、海の幸と山の幸から、アイヌの暮らしや縄文土器まで――。森羅万象を描いた貴重な図絵112点をフルカラーで収録。民俗学、文化遺産、ジオパークの先駆けになった旅人の眼差しに迫る。 【目次】 I 信濃・南部・蝦夷地の旅 II 下北・津軽の旅 III 秋田の旅(1) IV 秋田の旅(2) V 地誌の旅 VI 図絵の旅(1) VII 図絵の旅(2) ナチュラルヒストリーとして見る菅江真澄の図絵
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マニア流! まちを楽しむ「別視点」入門
¥2,200
SOLD OUT
編者:合同会社別視点 発行元:学芸出版社 224ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** マニア36人による観察・発信のヒント満載 「うちの地域には何もない」なんて本当だろうか?いつもの何気ない風景も、マニアたちの「別視点」で見ればおもしろさにあふれている!片手袋、電線、路上園芸、小屋、ゴムホース、珍スポットから「火曜サスペンスごっこ」まで?!「別視点」で観察・発信するコツを身につけて、まちの魅力を発掘し、世界をもっと楽しもう! 【目次】 はじめに 第1部 「別視点」でまちが変わる? ・何もない地域なんてない!/・「別視点」が観光需要を生み出す!?/・マニアの「別視点」が一堂に会する場──マニアフェスタ/・「別視点」は誰にでも見つけられる 第2部 「別視点」を見つける3つの方法 方法① そのもの自体を深掘りする TYPE 1: まちのレアものを掘り当てる 片手袋マニア・石井公二──あらゆる事例に接してはじめて見えるレアもの TYPE 2: まちのミステリーを推理する 珍スポットマニア・松澤茂信──「なんだこれ?」はミステリーゾーンの入口 TYPE 3: まちの歴史に注目する 峠の鉄道の歴史マニア・上原将太──時代を超えて祖父の想いを伝える TYPE 4: DIY的な営みを見つける 野良サインマニア・ちかく──力作にあふれる個性と気づかい まちのチャーミングマニア・木村りべか──無意識のこだわりを愛でる 方法② 自分の感覚で楽しむ TYPE 5: まちの中の美を愛でる 小屋マニア・遠藤宏──働く小屋の、取り繕わない経年変化の美 電線マニア・石山蓮華──見えるインフラ・電線の魅力を言葉と写真で伝える TYPE 6: まちの変化を楽しむ 歩行者天国マニア・内海皓平──「ホコ天」から人の生活を見つめる 方法③ 自分を関与させる TYPE 7: 物語を空想する ゴムホースマニア・中島由佳──見立てて、まちと共感する 落ちもんマニア・藤田泰実──道に落ちているものから見える、まちの人間ドラマ TYPE 8: まちを舞台にする 電気風呂マニア・けんちん──電気風呂に人間味を見出す 火曜サスペンスごっこマニア・さかもツインねね──各地を舞台に死んだふり 36人のマニアの「別視点」を紹介! マニア名鑑 第3部 「別視点」の伝え方 ・写真や文章で伝える/・話して伝える/・創作物で伝える/・アウトプットによって起こること/・アウトプットについて、マニアに聞いてみた ケーススタディ 実際にまちを歩いてみよう! 第4部 「別視点」を広げよう ・事例①:お散歩ゲーム型イベント(まちの視点の百貨店/渋谷neo散歩) ・事例②:SDGs発見クエスト(松坂屋neo散歩) ・事例③:地域スクランブル大作戦(福島県猪苗代町1ヶ月住みます会社/地域スクランブル大作戦) ◎おわりに
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図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ
¥2,530
著者:オラシオ 発行元:日外アソシエーツ 230ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 全国66の図書館をめぐる旅エッセイ集。元・図書館員の著者が「図書館をもっと身近なものに」をコンセプトに綴る、新たな図書館の楽しみ方。 「陸奥新報」連載中の人気エッセイ「図書館ウォーカー」を元に、新たにカラー写真、交通・近くのおすすめスポットなどのデータ、コラムを加え単行本化。
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改訂版 日本ボロ宿紀行
¥1,980
著者:上明戸聡 発行元:鉄人社 320ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 本書は、2011年に単行本が出版され、その後、文庫になったり、テレビドラマ化されたベストセラー旅行記の改訂版です。 歴史的宿から湯治宿、商人宿、駅前旅館まで、古い建物を守りつつ営業を続けている宿にたまらない魅力を感じて旅する著者が、実際に泊った全国の昔懐かしい人情宿を温かみのある言葉で紹介しています。 すなわち、ボロ宿とは最高の褒めことばです。 2023年現在、日本はコロナ渦により旅行や移動に気を遣わざるを得ない状況にあります。中には、長らく旅行に行かれていない方も多いでしょうが、人間本来が持つ旅をしたい欲求は変わりません。むしろ長い間我慢を強いられてきたぶん、よりいっそう強まっている気がしています。 願わくば、本書を読んだ方の「旅心」が刺激され、ふと旅行に行きたくなったとしたら、これに勝る喜びはありません。 *本書は『日本ボロ宿紀行』(2017年7月)『日本ボロ宿紀行2』(2018年2月、いずれも小社刊)を合本し、新規の原稿を追加したものです。 *出版に際し、旧本の原稿は適宜、加筆、修正、削除等を行なっています。
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僕のちっぽけな人生を誰にも渡さないんだ
¥1,650
SOLD OUT
著者:中村一般 発行元:シカク出版 132ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2021年、気鋭のイラストレーター/マンガ家の中村一般が、2019年〜2020年に描いた日記マンガやイラストから選りすぐりをまとめた同人誌を自費出版。その後完売・増刷未定となっていました。 その幻の作品が、2022年視点の描き下ろしマンガを加えて甦ります。 2019年から2020年にかけてという、世界中が未知のウイルスの脅威に怯えていた不安定な日々の中で、著者が生活の中で出会い、確かな眼差しで書き残した「ささやかな景色」の数々がオリジナルに忠実なフルカラーで再現されています。 これからさらに表現の幅を広げて活躍していく著者の原点として、記憶に留められるであろう鮮やかな初期作品集です。 *********************** 店主コメント *********************** 散歩と読書が趣味という著者が、道端で見つけた風景を繊細なイラストで表現。精緻なタッチで描かれる日常風景には詩的な味わいもあります。 普段見過ごしていた風景に気付くことで、想像力にスイッチが入る。そんな散歩をしてみたくなります。
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ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日
¥1,980
SOLD OUT
著者:パリッコ/スズキナオ 発行元:スタンド・ブックス 372ページ 188mm × 118mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 一期一会、偶然の世界。だからこそ、「ご自由にお持ちください」にはロマンがある。 「デイリーポータルZ」の人気企画を厳選し書籍化。〈ただ、酒を飲むだけ〉のユニット「酒の穴」のパリッコとスズキナオによる、上機嫌な対話エッセイ集。「展望飲み」「冷やしアメリカ」「ニセ正月」「弁当将棋」……、いつもより幸せのギアを一段階上に入れて、〈無駄と余剰〉の可能性を追求する全26編。 【目次】 はじめに パリッコ 第1章 歩くきっかけさえあればなんでもいいんです――対決 ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日 ・サイゼリヤでメニュー名だけを頼りに1500円分注文 する遊びが楽しかった ・砂町銀座商店街で作る商店街おつまみ弁当対決 ・「桜上水」と「桃山台」で桜色と桃色を探す旅 ・ひとつの弁当から好きなおかずを取りあう「弁当将棋」 第2章 一生聞く機会もないはずだった言葉がどんどん降ってくる――無駄 冷やしアメリカはじめました ・「ニセ正月」で年中正月気分 ・あなたの「5、6個コレクション」見せてください ・新しく考えた「スガシカオゲーム」をやってみよう ・来年の「酒カレンダー」を作ろう ・あえて10年前っぽい感じで過ごしてみる一日 第3章 お店の長い歴史からすればほんの一瞬のことにすぎないけど忘れられない思い出がある――酒場 ・天国に一番近い酒場「たぬきや」跡地で飲む ・「川の駅 あづま家」を目指し妙典の街をふらり旅 ・小さな悩みは消滅! 東京「展望飲み」めぐり ・東京と大阪、それぞれの酒場「酒の穴」で飲む ・閉店してしまった木場の名店「河本」その後の話 第4章 日常に突然ぱーっと希望の光が差し込んだ感じ――実験 ・カニカマがカニに肉薄! 「昆布酒漬け」大検証 ・小瓶スパイスをふりかけるだけのスパイスサワーが楽しい ・実は単品で買える! ナゲットソースで色々食べてみる ・定番なのに食べずに生きてきた「素通り食品」の美味しさ ・いつもの自分“じゃないほう”を選ぶご近所散歩 第5章 歩いてると予想してなかったものがパッパッと現れる――放浪 桜の季節にだけ現れる幻の茶屋を探しに ・徒歩で5時間「北極」を追いつめる旅 ・徒歩で5時間「南極」を追いつめる旅 ・雪見酒がしたくて秩父のほうへ ・冬の海を見に行くだけの旅 おわりに スズキナオ