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恐怖 ダリオ・アルジェント自伝
¥3,740
SOLD OUT
著者:ダリオ・アルジェント 訳者:野村雅夫/柴田幹太 発行元:フィルムアート社 432ページ 215mm × 155mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** “ホラーの帝王” ダリオ・アルジェントの自伝、待望の翻訳! ホラー映画の伝説的存在であるダリオ・アルジェントは、その特異な作品群でクエンティン・タランティーノやジェームズ・ワンなど同時代の映画人たちをはじめ多くのクリエイターに影響を与え続けている。『サスペリア』、『フェノミナ』、最新作『ダークグラス』など独自の美学を追求した画期的なホラー/サスペンス映画で成功を収めてきた“ホラーの帝王”が、恐怖に魅入られた幼少期、愛する家族、自らの作品とその俳優や仲間たち、輝かしいキャリアと試練や苦難、強迫観念や倒錯的な夢について、その比類なき人生を鮮やかな筆致で明かす。 ・初期ジャッロ三部作から、出世作『サスペリアPART2/紅い深淵』、ホラー映画の金字塔『サスペリア』、そして最新作『ダークグラス』まで……“戦慄の巨匠”が全自作について、百戦錬磨の映画術を語る! ・世界的に有名なアルジェント専門家アラン・ジョーンズによる注釈付き。 ・撮影現場やオフショットを含む貴重な写真をカラーで収録。 ホラー映画ファン必読の、歴史的な一冊。
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デイヴィッド・リンチ
¥3,520
SOLD OUT
著者:イアン・ネイサン 訳者:中山宥 発行元:フィルムアート社 310ページ 210mm × 183mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** アメリカ映画史上「最も過激で、強烈で、奇妙で、滑稽で、恐ろしく、深遠で、忘れがたい作品」を生み出したデイヴィッド・リンチ。 1960年代の実験的な短編作品や『イレイザーヘッド』、『エレファント・マン』、『ブルーベルベット』、『マルホランド・ドライブ』などの長編映画、そしてTVシリーズ『ツイン・ピークス』『ツイン・ピークス The Return』。 長年にわたり、リンチの作品は見る者を魅了し、挑発してきた。 本書は「リンチアン(Lynchian)」を理解するための探究書である。「リンチアン」とは「リンチの映画ならではのスタイル、感覚、雰囲気、物語の語り口、登場人物のタイプ、ジャンルのアレンジ、話しかた、風景、街、ユーモアとホラーの融合、現実というヴェールの向こう側への旅、心の奥底にある欲望の考察、リンチが故郷と呼ぶ国の奥深くへの探検」を意味する言葉だ。 中産階級の愛情深い両親のもとで幼少期を過ごし、ユーモア雑誌やボーイスカウトに夢中になったデイヴィッド・リンチは、やがて芸術家の道を志し、フィラデルフィアのペンシルヴェニア美術アカデミーへ入学する。のちに「腐敗し、衰退していて、奇妙に邪悪で、暴力的で、恐怖に満ちていた」と述懐するこの街で、リンチは自分のめざすべき道は「動く絵画」であると気づく――。 本書では、リンチの長編映画10本とTVシリーズ2本について詳しく解説するとともに、彼の生い立ちや多様で豊富な芸術や表現がどのように作品に影響を与えたのか、貴重な場面写真やオフショットとともに、「リンチアン」の謎に迫る。 自らの理想と想像力に従って作品を作り続け、映画のストーリーテリングの限界を押し広げてきた唯一無二の映画監督の本格評伝。 【目次】 イントロダクション 特定の都市への恐怖 悩ましく暗き物どもの夢 『イレイザーヘッド』の内幕 皮膚の下 『エレファント・マン』の驚くべき真実 迷える宇宙 『デューン/砂の惑星』の苦悩と驚異 わが家に勝る所なし 偉大なる倒錯 『ブルーベルベット』 大衆向けのマグリット 『ツイン・ピークス』のテレビ版と映画版の奇妙な事件 オズの国へひた走るエルヴィスとモンロー 『ワイルド・アット・ハート』の逃避行 イン・ザ・ループ 『ロスト・ハイウェイ』を解き明かす 芝刈り機の男 涙腺を刺激する『ストレイト・ストーリー』 気がつけば謎のなか 『マルホランド・ドライブ』の果てしない誘惑 超現実の旅 『インランド・エンパイア』と踊り明かす きみが好きなあのチューインガム、復活するってさ 『ツイン・ピークス』への待望の帰還 フィルモグラフィ 参考文献 謝辞
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夢みる部屋
¥4,950
著者:デイヴィッド・リンチ/クリスティン・マッケナー 訳者:山形浩生 発行元:フィルムアート社 704ページ 210mm × 148mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 世界中で大反響! 名匠・デイヴィッド・リンチの自伝、待望の翻訳! 異能の映画監督デイヴィッド・リンチの創造的な人生を、リンチ自身の言葉と、身近な同僚、友人、家族の言葉の両面からひもといていく、 いまだかつてないユニークな自伝! 本書は、比類なきビジョンを追求し続けてきたデイヴィッド・リンチの、映画、アート、音楽その他さまざまな「創作人生」と、彼が直面してきた苦悩や葛藤も明かされる、リンチにとって初めての伝記と回想録を融合させる試みである。 共著者のクリスティン・マッケナによる評伝のセクションは、元妻、家族、友人、俳優、代理人、そして映画制作の多様な分野で協働する同僚たち、総勢100人以上の登場人物からなる驚くほど率直なインタビューによって、パーソナルな「人間・リンチ」を浮き彫りにする。リンチ自身の回想のセクションは、叙情的で親密、そして何事もタブーにすることなくすべてを赤裸々に語る──過激なユーモアももちろん忘れない──パーソナルな考察であり、リンチの美的感覚や人生哲学にあふれている。 最も謎に包まれた、最も独創的な一人の表現者の、 人生と心の中にアクセスする、すべてのリンチ信者必読の歴史的な一冊。 リンチ自身が全自作を語る決定版! 鮮烈なデビュー作『イレイザーヘッド』(1977)から、出世作『ブルーベルベット』(1986)、社会現象になったテレビシリーズ『ツインピークス』(1990-1991)、『ロスト・ハイウェイ』(1997)、そして最新作『ツイン・ピークス The Return(邦題:リミテッド・イベント・シリーズ)(2017)等々リンチの全映画作品、さらにはデビュー前の初期作品や、知る人ぞ知る短編作品、コマーシャル、企画が頓挫し実現しなかった作品まで、すべてを語り尽くす! 【目次】 はじめに 1. アメリカの田舎暮らし 2. アート人生 3. 死の袋がにっこり 4. スパイク 5. 若きアメリカ人 6. 幻惑されて 7. ちょっと変わった郊外ロマンス 8. ビニールに包まれ 9. 地獄で見つける愛 10. 上り調子から転落へ 11. 真っ暗のお隣 12. 白い稲妻と女の子のショット 13. 何かの一切れ 14. ハッピーエンドの中のハッピーエンド 15. スタジオにて 16. 私の丸太が黄金に 謝辞 原注 写真クレジット 訳者解説 山形浩生 フィルモグラフィ 展覧会歴 索引
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クリストファー・ノーラン 時間と映像の奇術師
¥3,300
著者:イアン・ネイサン 役者:阿部清美 発行元:フィルムアート社 240ページ 210mm × 183mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** フィルム・ノワールの時間を切り刻み、 スーパーヒーロー映画にリアリズムをもち込み、 スパイ・アクションとSFを融合させる…… 長編デビュー作『フォロウィング』から最新作『Oppenheimer』まで、 芸術性と商業性を兼ね揃えた特異点クリストファー・ノーランの歩み。 現代の映画界で最も著名で最も成功した映画監督のひとり、クリストファー・ノーラン。 複雑極まりない展開や難解な設定にもかかわらず、彼の作品は、幅広い層の観客を虜にする。 クリストファー・ノーランをカテゴライズするのは容易ではない。イギリス人の父とアメリカ人の母のもとに生まれ、両国の国籍をもつノーランは、イギリス人ともアメリカ人とも言えない(同時にイギリス人でもアメリカ人でもあるとも言える)。また彼は映画監督であるだけでなく、建築家、芸術家、科学者とも言え、ロマンチックな伝統主義者でありながらも、前衛的な急進主義者でもあるという矛盾を抱えた存在だ。 本書は、ノーランの謎に満ちた発言や動機を読み解き、作品ごとに、インスピレーションの源泉、熱意、飽くなき挑戦の連続である撮影法、そして成功への軌跡を解説する。スタンリー・キューブリック、スティーヴン・スピルバーグ、フリッツ・ラング、マイケル・マン、アルフレッド・ヒッチコックといった映画監督のみならず、作家のホルヘ・ルイス・ボルヘスやレイモンド・チャンドラー、画家のM・C・エッシャー、建築家のルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエなど、ハリウッドの法則に逆らうこの男を形成してきた人々にスポットライトを当てていく。また『スター・ウォーズ』や『ブレードランナー』、『パルプ・フィクション』、『AKIRA』などノーランの監督作に影響を与えた作品についても紹介する。 図版を多数引用しながら長編デビュー作『フォロウィング』から、ノーランを一躍有名にした『メメント』、スーパーヒーロー映画を革新した「ダークナイト・トリロジー」、エッシャーの世界に時間を取り込んだ『インセプション』、キューブリックとスピルバーグのハイブリットとも言える『インターステラー』、時間の概念に挑戦した『TENET テネット』といった多彩な作品群、そしてこの夏北米で公開予定の最新作『Oppenheimer』まで、作品に秘められた核心とそのインスピレーション源を検証した、ファン必携の一冊。 【目次】 ハイブリッド・キッド 幼少期から『フォロウィング』(1998)に至るまで 鏡の国のアリス 『メメント』(2000)&『インソムニア』(2002) 脅しのゲーム 『バットマン ビギンズ』(2005) 転送された男 『プレステージ』(2006) なんだそのしかめっ面は? 『ダークナイト』(2008) 目がくらむほどの明晰夢 『インセプション』(2010) ビッグ・グッドバイ 『ダークナイト ライジング』(2012) 5次元 『インターステラー』(2014) 渚にて 『ダンケルク』(2017) 終末論的な思考 『TENET テネット』(2020)&『Oppenheimer』(2023)
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クエンティン・タランティーノ 映画に魂を売った男
¥3,300
SOLD OUT
著者:イアン・ネイサン 訳者:吉田俊太郎 発行元:フィルムアート社 224ページ フルカラー 210mm × 183mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ カルト映画の帝王から、現代を代表する巨匠へ...... 孤高の最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に至る、映画にすべてを売り渡した天才の魂をめぐる最新評伝。 幼年期から青年期の映画への熱狂から、『パルプ・フィクション』での批評的・興行的成功を経由し、独自の映画哲学と信念を突き通しつつ、そのほとんどの作品を批評・興行の両面で成功に導き、いまや紛れもなく現代を代表する巨匠のひとりとなったクエンティン・タランティーノの軌跡を網羅的に紹介。 監督作のみならず原案・脚本作の成立背景やテーマを精緻に解き明かし、旺盛な創造意欲に満ちた作品群に初めて触れるための絶好の入門書でありつつ、コアな観客がその才能の真価を改めて発見するための必読書ともなるだろう。 豊富なスチール写真やオフショット、さらには影響を与えた諸作品の資料(スチール、映画ポスター)が、フルカラーで多数掲載!! 作品の内側と外側を横断しながらタランティーノ・ユニバースを味わい尽くせ。 【目次】 1. 「俺は映画学校じゃなく、映画に通ったんだ」 ビデオ・アーカイブス 2.「この映画は自分のために作ったんだ、 みんな勝手に楽しんでくれたらそれでいいけどね」 『レザボア・ドッグス』 3.「どれも別れた元カノみたいなもの……」 『トゥルー・ロマンス』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』 『フロム・ダスク・ティル・ドーン』 4.「このキャラクターたちはいつまでも お喋りをやめようとしないんだ……」 『パルプ・フィクション』 5.「向こうから俺に忍び寄ってきたような感じだね」 『フォー・ルームス』『ジャッキー・ブラウン』 6.「自分の事をアメリカ人映画作家だと 思ったことなんて一度もないよ……」 『キル・ビル Vol.1』『キル・ビル Vol.2』 7. 「スラッシャー・ムービーは正統派さ……」 『グラインドハウス』 8. 「とにかく奴をぶっ殺しちまえ」 『イングロリアス・バスターズ』 9.「命は安く、クソみたいに扱われ、 バッファロー・ニッケル(5セント)の価値しかない」 『ジャンゴ 繋がれざる者』 10. 「まるで一度も時代映画を作ったことが ないような気分にさせられるよ」 『ヘイトフル・エイト』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
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ギレルモ・デル・トロ モンスターと結ばれた男
¥3,300
著者:イアン・ネイサン 訳者:阿部清美 発行元:フィルムアート社 240ページ 210mm × 183mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** モンスターや魔術を偏愛した幼少期、デル・トロはH・P・ラヴクラフトの小説やルイス・ブニュエルの映画、『ウルトラマン』などの日本の作品に胸をときめかせながら成長した。弱冠23歳にしてアルフレッド・ヒッチコックについての大著を出版。長編監督作『クロノス』で華々しくデビューした後、『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』『シェイプ・オブ・ウォーター』などでの成功を経て、現代を代表する映画作家の一人となる。 本書では、彼の生い立ちから現在に至るまでの軌跡を網羅的に紹介。長編監督作全ての制作背景やテーマ、俳優やスタッフとの協働の様子がまとめられており、デル・トロ本人の発言から影響を受けた作品や制作秘話も楽しむことができる。資料に基づいた考察は、デル・トロのコアなファンに新しい発見をもたらすだけでなく、これから作品に親しむ人にも入門書として楽しめる内容になっている。 膨大な知識量を誇り、尽きることのない情熱を燃やし続けるこのメキシコ生まれの映画監督は、魔術師でありオタクという他に類を見ない存在だ 。ホラー、おとぎ話、SF、ゴシック・ロマンス、スーパーヒーロー、ストップモーションアニメーション、フィルムノワールといったジャンルを縦横無尽に駆け巡り、独創的な世界を作り上げていくデル・トロ。本書によって、並外れた想像力の扉が日本の読者に向けて開かれる。 ★豊富なスチール写真に加え、メイキングカットやオフショット、さらには影響を与えた諸作品の資料(スチール、本国のポスター)をフルカラーで多数掲載。 ★映画監督としてだけではなく、小説家、プロデューサーとしての側面についても解説。 ★映画化を夢見続ける『フランケンシュタイン』、撮影までたどり着けなかった『狂気の山脈にて』など多数の未完プロジェクトを詳細に解説。 ★盟友アルフォンソ・キュアロン 、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥとの共同作業について詳述。 【目次】 イントロダクション 1. 昔々、メキシコで 幼少期と『クロノス』(1993) 2. トンネルビジョン 『ミミック』(1997) 3. 未完の仕事 『デビルズ・バックボーン』(2001) 4. 血の滾り 『ブレイド2』(2002) 5. ビッグ・レッド 『ヘルボーイ』(2004)&『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(2008) 6. 通過儀礼 『パンズ・ラビリンス』(2006) 7. ハイ・コンセプト 『パシフィック・リム』(2013) 8. フリークハウス 『クリムゾン・ピーク』(2015) 9. ラブ・アクアティック 『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017) 10. 夢を紡ぐ者 『ナイトメア・アリー』(2021)&『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』(2022)
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ウェス・アンダーソン 旅する優雅な空想家
¥3,300
著者:イアン・ネイサン 訳者:島内哲朗 発行元:フィルムアート社 230ページ 210mm × 183mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 長編デビュー作『アンソニーのハッピー・モーテル』から『フレンチ・ディスパッチ』まで、素晴らしくも困惑に満ち、個性的かつ一点の汚れもないような10本の映画たちを監督したウェス・アンダーソン 。監督作品のその優れた作家性のみならず、ファッション、音楽、美術、など彼の作品をとりまくディテールは多くの人を魅了する。 本書では、長編監督作はもちろん、『ホテル・シュヴァリエ』『カステロ・カヴァルカンティ』といった短編全作をカバーし、さらには監督が影響を受けた人物や映画作品、プライベートな交友関係についても紹介。あますことなくウェス・アンダーソンの「人生」を詰め込んだ1 冊となっている。 ウェス・アンダーソンの作品に絶妙な親しみやすさを与えているのは、他の誰の映画とも違うという事実に他ならない。 コーデュロイのスーツから、ABC順に整頓された本棚から、アート映画への参照から、アナグマに扮したビル・マーレイに至るまで、彼の映画は彼自身の人生の、そして人格の延長なのだ。 各作品の原点をたどり、インスピレーションの源を探り、どのような過程を経て作品が生まれているのか。多くの美しい場面写真やオフショットとともに、その知られざる神秘を紐解いていく。 【目次】 イントロダクション 1. 『アンソニーのハッピー・モーテル』(1996) 2. 『天才マックスの世界』(1998) 3. 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001) 4. 『ライフ・アクアティック』(2004) 5. 『ダージリン急行』(2007) 6. 『ファンタスティック Mr.FOX』(2009) 7. 『ムーンライズ・キングダム』(2012) 8. 『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014) 9. 『犬ヶ島』(2018) 10. 『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2021)
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折り返し点 1997~2008
¥2,970
著者:宮崎駿 発行元:岩波書店 518ページ 188mm × 128mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 1997年『もののけ姫』から2008年『崖の上のポニョ』まで12年にわたる、宮崎駿監督の思想の軌跡。企画書、エッセイ、インタビュー、対談、講演など、単行本未収録のものを一挙収録。この12年間の記録は時代をうつす鏡そのもの──宮崎アニメのファンならずとも必見です。 カラー口絵8ページ、監督直筆の手紙・イラストも収録。 【目次】 宮崎駿の描き下ろし スタジオジブリ年賀状 1997~2008 ■『もののけ姫』(1997) 荒ぶる神々と人間の戦い――この映画のねらい 詩『もののけ姫』『アシタカ記』『失われた民』『タタリ神』『犬神モロの君』『エボシ御前』『コダマ達』『ヤックル』『シシ神の森』 森の持つ根源的な力は人間の心の中にも生きている 『もののけ姫』の演出を語る 自然界に生きるものは,みんな同じ価値を持っている 凶暴で残忍な部分がないと野生を描くことにならない 佐藤忠男氏との対談 『もののけ姫』と中世の魅力 網野善彦氏との対談 日本のアニメーション文化について 大人の1年間にあたる子どもの5分間がある 私の一冊『たからさがし』 観客との空白を埋めたい ベルリン国際映画祭 海外の記者が宮崎駿監督に問う,『もののけ姫』への44の質問 アニメーションとアニミズム 「森」の生命思想 梅原猛・網野善彦・坂制立各氏との座談会 青春の日々をふりかえって アニメーション演出講座 東小金井村塾II開校 ひとり位は芽を出せ! 若手演出志望者に語る“演出論” 人・町・国土が元気になるために 中村良夫氏との対談 子供達が幸せな時代を持てるよう,大人は何を語るべきか 子どもにいちばん大事なもの 空のいけにえ サン=テグジュペリの飛んだ空 『もののけ姫』にやどる日本の伝統的な美意識 ロジャー・イーバート氏によるインタビュー お別れの言葉 ■『千と千尋の神隠し』(2001) 不思議の町の千尋――この映画のねらい 『千と千尋の神隠しイメージアルバム』のためのメモ 自由になれる空間 『千と千尋の神隠し』を語る 完成報告記者会見にて だいじょうぶ,あなたはちゃんとやっていける――.そう子供たちに伝えたい 「寂しい男」を受け止める心 歌手・加藤登紀子さん しんどいけれどこんなに面白い時代はない 筑紫哲也氏との対談 万物生命教の世界,再び 山折哲雄氏との対談 さあ,これからどこへ行くのか キネマ旬報ベスト・テン 読者選出日本映画監督賞 受賞者インタビュー こんな美術館にしたい 子どもたちには「想像」を超えた未来がある 子どもたちの喜ぶ姿を見るのが一番うれしい 一人ひとり,できるところから 全生園(ぜんしょうえん)の灯 映画『ダーク・ブルー』をめぐって 鈴木敏夫プロデューサーとの対談 第75回アカデミー賞長編アニメーション映画部門 受賞コメント 富士見高原はおもしろい 藤内遺跡出土品重要文化財指定記念展「甦る高原の縄文王国」講演 堀田善衞 3作品の復刊によせて 2頁でいいから描け ■『ハウルの動く城』(2004) ジブリのみなさんへ 「生まれてきてよかった」と言える映画を作りたい 第62回べネチア国際映画祭 記者懇談会にて 自分が本当に面白いと思えるかどうか 第18回東京国際映画祭 ニック・パーク監督との公開対談 ある短編映画の試み 2005年度国際交流基金賞 受賞のことば 魂にとって何が大切か 2005年度国際交流基金賞 受賞のスピーチ原稿 ロバート・ウェストール『ブラッカムの爆撃機』雑想ガイド付き本 企画書 ぼくは,ウェストールがすきだ 過酷な現実に歯向かって,勇気をもって生きる人 三鷹の森ジブリ美術館 映像展示室「土星座」オリジナル短編アニメーション『水グモもんもん』企画書 ジブリの森のえいが『水グモもんもん』ごあいさつ 『星をかった日』企画書 ジブリの森のえいが『星をかった日』ごあいさつ 『やどさがし』企画書 ジブリの森のえいが『やどさがし』ごあいさつ 『水グモもんもん』『星をかった日』『やどさがし』の上映にあたって ジブリ美術館スタッフへのあいさつ 虫の世界・樹の世界・人の世界 養老孟司氏との対談 子供の未来に責任 生半可な作品作れぬ 失われた風景の記憶 吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』をめぐって お別れの言葉 3匹の熊の家 白蟻の塚から 前書きにかえて 「アニメーションがやるに値する仕事だ」と思わせてくれた作品『雪の女王』 ■『崖の上のポニョ』(2008) 『崖の上のポニョ』について 久石譲さんへの音楽メモ 年譜 あとがきにかえて
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ミヤザキワールド 宮崎駿の闇と光
¥3,300
著者:スーザン・ネイピア 訳者:仲達志 発行元:早川書房 432ページ 194mm × 139mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** "アニメ・クイーン"の異名をとる米タフツ大学教授が、「ルパン三世 カリオストロの城」から「風立ちぬ」まで11の長編と漫画版『風の谷のナウシカ』を徹底解剖。宮崎氏本人とジブリ関係者への取材も踏まえ、魅力の源泉に迫る。日本版オリジナル序文を収録。 【目次】 日本の読者へ―――ミヤザキワールドの闇と光 序章 ミヤザキワールドを探して 第1章 壊れた世界 第2章 アニメ作家のつくり方 第3章 絵を動かす歓び 第4章 上昇と下降『ルパン三世 カリオストロの城』 第5章 『風の谷のナウシカ』と「女性原理」 第6章 大空の孤児たち『天空の城ラピュタ』 第7章 魔法の森の傘 『となりのトトロ』に見る国と個人のトラウマ克服への道 第8章 魔女と都市 『魔女の宅急便』における時間、空間、ジェンダー 第9章 カサブランカに舞い降りる『紅の豚』 第10章 救世主から巫女へ 「闇のなかのまたたく光」を求める漫画版『風の谷のナウシカ』 第11章 他者の顔 『もののけ姫』の横断される境界 第12章 『千と千尋の神隠し』の私的な世界の終わり 第13章 城と呪いと共同体『ハウルの動く城』 第14章 不思議で貴い宝 『崖の上のポニョ』の無垢な者たちが招く世界の終わり 第15章 「恐ろしい風」『風立ちぬ』 第16章 結び 謝辞 訳者あとがき 参考文献 原注 索引
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戦争がもたらすものを撮る
¥2,530
SOLD OUT
著者:堀ノ内雅一/五十嵐匠 発行元:泉町書房 320ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** コロナ禍による1年8カ月の中断を乗り越えて完成した奇跡の映画『島守の塔』。監督・スタッフ、萩原聖人・村上淳・吉岡里帆らのキャストが「命どぅ宝」(命こそ宝)を伝えたいと困難に挑んだ製作ドキュメント。貴重な製作過程を五十嵐匠監督のロングインタビューを中心に記す。 映画『島守の塔』はウクライナ危機で世界が緊迫する2022年夏から秋に公開される。第二次世界大戦末期に、兵庫県出身の島田叡と栃木県出身の警察部長・荒井退造といった本土から派遣され、戦火に散った二人の官僚と沖縄県民の姿を描き、命の大切さを訴える映画。 またこの本は、厳しい日本映画界で30年以上、自分の企画でお金を集めて映画を作り続けてきた監督・五十嵐匠の物語でもある。室田日出男を起用した劇場デビュー作『津軽』から『島守の塔』までの制作秘話を満載。映画人、支援者たちが、平和と映画にかける思いを語る。監督・五十嵐匠の軌跡を立教大学時代からの盟友であるライターの堀ノ内雅一がインタビューした。 日本の映画制作の現場で奮闘してきた一映画監督の姿をとおして、日本のコンテンツ作りのあり方にも一石を投じる書です。 登場作品 『津軽』『ナンミン・ロード』『兼高かおる世界の旅』『SAWADA』『地雷を踏んだらサヨウナラ』『天国までの百マイル』『みすゞ』『HAZAN』『十字架』『二宮金次郎』『島守の塔』ほか 【目次】 序章 映画『島守の塔』「1年8カ月の撮影中断を前に」 第1章『島守の塔』戦争がもたらすものを撮る① 撮影中断の経緯と「命どぅ宝」 第2章「生い立ち」混沌を愛する少年だった 第3章『津軽』『ナンミン・ロード』 「30歳手前で必ず劇場用映画を撮るんだ」 第4章『SAWADA』『地雷を踏んだらサヨウナラ』 戦争と向き合う 第5章 映画監督では食えない 第6章『島守の塔』戦争がもたらすものを撮る② 「瀕死の映画をみんなで救いあげる」 第7章『天国までの百マイル』『みすゞ』『十字架』 『天国までの百マイル』の挫折から地方創世映画へ 第8章『二宮金次郎』 見えてきた新しい映画のかたち 第9章『島守の塔』戦争がもたらすものを撮る③ 「生きろ! 生きてくれ! 生きて家に帰るんや!」 終章「自分の中の戦争への思いが『島守の塔』へ集約された」 コラム 木村泰文(ダイワ運輸代表取締役)、綱川仁士(下野新聞社営業局ビジネス開発室室長)、比企洋子(宇都宮駅前比企クリニック常務理事)など
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ジョン・ウォーターズの悪趣味映画作法
¥3,080
SOLD OUT
著者:ジョン・ウォーターズ 訳者:柳下 毅一郎 発行元:青土社 361ページ 190mm135mm ハードカバー ************************ 出版社紹介文より ************************ 伝説のカルト映画『 ピンク・フラミンゴ』 で俗悪と不潔の限りを尽くし、 不世出の倒錯女王(ドラッグ・クィーン)ディヴァインを世に知らしめた「 悪趣味の帝王」 が、 みずからの生い立ちを語り、「美味しい悪趣味」 の作り方を指南する、究極のレシピ本。 【目次】 まえがき 1 世界一不潔な人々 2 暴力が好きなわけ 3 ぼったくりどん百姓 4 ボルチモア 世界のヘア・スタイルの首都 5 フィメール・トラブル 6 裁判のすべて 7 キャスティング 8 世界一の美女 9 デスペレート・リビング 10 イディス・マッセイ、エッグ・レディ 11 二大巨匠 ラス・メイヤー/ハーシェル・ゴードン・ルイス 12 有名、みたいな 13 親の顔が見たい フィルモグラフィ 訳者あとがき 新装版への訳者あとがき 映画題名索引
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人間から遠く離れて ── ザック・スナイダーと21世紀映画の旅
¥2,530
著者:佐々木友輔/noirse 発行元:トポフィル 384ページ 193mm × 135mm ハードカバー ************************ 出版社紹介文より ************************ 『300〈スリーハンドレッド〉』『ウォッチメン』『エンジェル ウォーズ』『バットマンvsスーパーマン』、そして来るべき『ジャスティス・リーグ』へ──。 アメコミ映画やヒーロー映画の問題作を次々に発表し、賛否両論を巻き起こしてきた異形の映画監督、ザック・スナイダー。本書は、彼のフィルモグラフィーを丹念に追った世界初の作家評論本であると共に、マイケル・ベイやジョス・ウェドン、M・ナイト・シャマランやトム・クルーズなど、同時代のプレイヤーたちの試行を縦横無尽に論じていく。 現代の「神話」を語らんとするスナイダーの聖性・宗教性、テクノロジーによる「生」の拡張と分裂、CGと実写の混淆「以後」の映画の美学と倫理といった観点から、いまだ汲み尽くされていないハリウッド映画のポテンシャルを解き放つ、21世紀の映画批評。 【目次】 はじめに──旅の手引き(noirse) 第Ⅰ部 ザック・スナイダー論 1 聖なる映画作家 スーパーマン の実在を信じる男(佐々木友輔) デジタル時代のジャンヌ・ダルク――スーパーマン を巡る映画史(noirse) 2 機械仕掛けの生 速度の映画について──マン・オブ・スティールに触れる(佐々木友輔) ゲームの国のアリス――ゲーム映画試論、または『エンジェル ウォーズ』論(noirse) 3 ザック・スナイダー作品解説 人間、ザック・スナイダー(佐々木友輔) スローモーション・オブ・ザ・デッド──『ドーン・オブ・ザ・デッド』(noirse) 筋肉はサヴァイブする──『300〈スリーハンドレッド〉』(noirse) 発光体について──『ウォッチメン』(noirse) フォースは砂嚢に宿る──『ガフールの伝説』(佐々木友輔) 千の顔を持つ英雄──『エンジェル ウォーズ』(佐々木友輔) 否認する男たち──『マン・オブ・スティール』(noirse) アルテミシアの光と影──『300〈スリーハンドレッド〉~帝国の進撃~』(佐々木友輔) ニューメディア・リアリズムの誕生──『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(佐々木友輔) 第Ⅱ部 二一世紀ハリウッド映画論 4 異世界旅行の先導者たち 復路の旅──現代映画のための物語(佐々木友輔) ポリフォニック・シネマの方へ(noirse) 終わりに──マルチブートの生存学(佐々木友輔)
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アニエス・ヴァルダ 愛と記憶のシネアスト (ドキュメンタリー叢書#03)
¥2,200
編者:若林良 吉田悠樹彦 金子遊 発行元:neoneo編集室 196ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 日本では初となる、映画作家アニエス・ヴァルダの全貌に迫った論集。 娘であり、晩年のヴァルダの展覧会のプロデュースなどにあたった娘ロザリーへのインタビューをはじめ、『幸福』『歌う女・歌わない女』『冬の旅』などの代表作品、夫ジャック・ドゥミとの関係、ヌーヴェル・ヴァーグの諸作家との比較、写真やインスタレーション作品などに迫った論考や作品ガイドを収録する。 【目次】 《インタビュー》 ロザリー・ヴァルダ(アニエス・ヴァルダの長女)インタビュー アニエス・ヴァルダは愛情深く好奇心旺盛、同時に要求が厳しい母親でした 魚住桜子 《論考》 大寺眞輔 アニエスからあなたへ 原田麻衣 アニエス・ヴァルダの「エッセー」 松房子 持続する瞬間 アニエス・ヴァルダと写真 千葉文夫 アニエス・Vによるジャック・ドゥミ 東志保 現実の世界に住まうこと 『冬の旅』における周縁性へのまなざし 児玉美月 やわらかな革命者が『歌う女・歌わない女』で奏でる音色 吉田悠樹彦 記憶・文化史・映像メディア 『ダゲール街の人びと』『顔たちところどころ』を中心に 金子遊 カリフォルニアのアニエス・V 若林良 虚構と自然のはざまで 『幸福』に見るアニエス・ヴァルダの視線 菊井崇史 映画の渚、まなざしの記述 《作品ガイド》 『5時から7時までのクレオ』『幸福』『落穂拾い』……アニエス・ヴァルダ作品ガイド 若林良、大内啓輔、上條葉月、柴垣萌子、井上二郎
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フランシス・フォード・コッポラ、映画を語る
¥2,310
著者:フランシス・フォード・コッポラ 訳者:南波克行 発行元:フィルムアート社 236ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 現代アメリカ映画における最大の巨匠の一人フランシス・フォード・コッポラが、ついにそのベールを脱ぐ! コッポラ最後のプロジェクトと言われている「ライブ・シネマ」を通して、自身の半生、映像制作について、そして映画の未来に向けた言葉が収められた、初の映画論! 『地獄の黙示録』『ゴッドファーザー』の巨匠は、映画のデジタル時代にいったい何を模索しているのか? コッポラ最後のプロジェクトと喧伝される、未だ謎に包まれた「ライブ・シネマ」についての構想を通して、幼年時代における映画/テレビとの出会いから最先端技術との格闘に至るまで、コッポラ自身の私的な映像史をめぐる決定的な一冊。 「ライブ・シネマ」は、「映画/テレビ/演劇が混在し合ったもの」としての今日の映画の新たな可能性を押し広げようとするプロジェクト。現代を代表する巨匠が若者たちと共同で新たな方法を模索していることで話題になっています。 自身の生い立ちや、これまでの映画との向き合い方、そして映像制作における実践について語る本書は、20世紀アメリカにおける巨匠の人生を総括する一冊として、世代を越えて語り継がれるであろうバイブルです。 【目次】 はじめに 私自身について 第1章 ワークショップの概念(コンセプト) 第2章 オペラ、映画、テレビ小史 第3章 俳優たち、演技、リハーサル 第4章 ライブ・シネマの機材 第5章 セットとロケーション 第6章 来るべき恥辱−ウィスコンシン州マディソン 第7章 『ワン・フロム・ザ・ハート』の教訓 第8章 『リップ・ヴァン・ウィンクル』 第9章 ライブ・シネマのリアリズム 第10章 ライブ・シネマへの試行錯誤 第11章 残された課題 第12章 ライブ・シネマにおけるハプニング 第13章 そして、映画の未来 おわりに
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ポン・ジュノ映画術
¥3,190
著者:イ・ドンジン 訳者:関谷敦子 発行元:河出書房新社 400ページ 188mm × 133mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 『パラサイト 半地下の家族』で世界の映画史に新しい歴史を刻んだポン・ジュノ。その長編7作を、韓国で最も信頼される映画評論家がポン・ジュノ本人と語り合い、様々な角度から語り合う。 韓国はもちろん、世界の映画史に新しい歴史を刻んだポン・ジュノ監督の作品世界を徹底考察。 韓国最高の映画評論家イ・ドンジンが、『ほえる犬は噛まない』から『パラサイト 半地下の家族』まで、ポン・ジュノ監督の長編映画7本をさまざまな角度からたっぷり論じる。また『パラサイト 半地下の家族』189シーン全場面解説、ポン・ジュノ監督インタビュー、『スノーピアサー』のコミック原作者と監督を交えた座談会も収録。ポン・ジュノ監督の今が、突然降ってわいた幸運ではなく、長い時間をかけて一つずつ障壁を突破しながら実らせてきた“果実“であることがよくわかる、ファン必携の一冊!
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リドリー・スコット シリーズ映画の巨人たち
¥1,760
著者:佐野亨 発行元:辰巳出版 192ページ 210mm × 148mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 『エイリアン』『ブレードランナー』『ブラックレイン』『テルマ&ルイーズ』『グラディエーター』…など映画史に残る傑作を数多く生み出し、80歳を超えた今も現役の映画監督として活躍する巨匠リドリー・スコットの作品世界を縦横に語り尽くす一冊。 様々な分野の書き手たちによる論考・考察・コラム・対談などを通じて、リドリー・スコット映画に新たな光を当てていきます。
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クリストファー・ノーランの嘘 思想で読む映画論
¥3,520
SOLD OUT
著者:トッド・マガウアン 出版社:フィルムアート社 520ページ 195mm × 134mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ これからのハリウッド映画を牽引する映画監督、クリストファー・ノーラン。 彼の映画で外せないテーマである「フィクション」や「嘘と真実」を通して、全作品を読み解いていく。各作品において「嘘」がどのように中心的な役割を果たし、観客である私たちは、何に翻弄され欺かれ、ノーラン特有の巨大な「嘘」に巻き込まれていくのか。 そのようなノーラン映画の構造に着目し、虚構(嘘、仮想、夢、偽装など)を作り込むためにどのような仕掛けを施しているか、その映像と物語の展開の巧みさを、哲学や精神分析理論からも考察。ノーラン映画ファンはもちろん、哲学や精神分析学に関心のある方まで、読み応えのある1冊です。 【目次】 イントロダクション 嘘の倫理学 第1章 真実という罠:『フォロウィング』と完璧な身代わり 第2章 『メメント』と知ろうとしない欲望 第3章 汚れた警官:『インソムニア』と犯罪捜査の技法 第4章 凡庸なスーパーヒーロー:『バットマン ビギンズ』の政治化されたリアリズム 第5章 『プレステージ』における創造の暴力 第6章 真のヒーローの外観:『ダークナイト』の必要な闇 第7章 『インセプション』における現実放棄の要請 結び 結果なき嘘 +第8章 『ダークナイト ライジング』:闇の騎士は本当に立ち上がったのか? +第9章 反重力:『インターステラー』とフィクションによる場所からの離脱 原註 訳者あとがき 引用文献 クリストファー・ノーラン作品解題 索引