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無情のスキャット 人間椅子・和嶋愼治自選詩集
¥3,300
SOLD OUT
著者:和嶋愼治 発行元:百年舎 256ページ 188mm × 128mm 仮フランス装 *********************** 出版社紹介文より *********************** 2024年でデビュー35周年を迎えるバンド「人間椅子」。その人間椅子の多くの楽曲の作詞を担う和嶋慎治の自選詩集。 デビュー前から最新アルバム『色即是空』にいたる諸作品から選ばれた108編の詩と、各時代の回想から成る自作解説で構成。 人間椅子は歌詞の内容から「文芸ロック」とも評され、人間椅子の曲を題材としたトリビュート小説集『夜の夢こそまこと』(伊東潤、長嶋有ら)があるなど、その文学的注目度は高い。解説を含むエッセイの中でも和嶋は自らの詩作品に関して、山頭火、宮沢賢治、高橋新吉、江戸川乱歩らの影響を記している。 また、そのエッセイからはデビュー以降の35年間の苦悩も書かれ、詩の鑑賞のみならず、「バンド『人間椅子』35年の歴史」としても読み取れる。唯一無二の世界を思う存分楽しんでいただきたい。 装丁は原研哉。人間椅子デビュー35周年記念作品。 【目次】 第一章/デビュー前 第二章/1990~1993年 第三章/1995~1998年 第四章/1999~2003年 第五章/2004~2007年 第六章/2009~2011年 第七章/2013~2017年 第八章/2018~2023年
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長電話
¥3,080
著者:高橋悠治/坂本龍一 発行元:バリューブックス・パブリッシング 225ページ 188mm × 128mm 仮フランス装 *********************** 出版社紹介文より *********************** 『長電話』は、1984年に坂本龍一主宰の出版社《本本堂》から最初に出版された、 作曲家・ピアニストの高橋悠治と坂本龍一の対話を収録した一冊です。 長電話で語られる内容は音楽や芸術の枠を超え、多岐に渡り、二人の軽妙な会話から飛び出す言葉の数々は大きな示唆に富むものでした。事実、この本は“長電話“という手法も含め、多くのアーティストに影響を与えることとなり、絶版である今で は幻の名著と呼ばれるに至っています。
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短冊CDディスクガイド
¥2,750
SOLD OUT
著者:DISC YURION / ディスク百合おん 発行元:DUBOOKS 264ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 世界に誇る90sカルチャー「短冊CD」の魅力を1冊に。 小さなCDが映し出す「平成J-POP」というムーブメント! バブル、ランバダ、ボディコン、Jリーグ、コギャル、たまごっち、だんご3兄弟... 大衆文化を記録した音盤ガイド。 コレクター、DJ、愛好家たちが 600曲を紹介! <レヴュー執筆陣(50音順)> ISHII、カマタダイスケ、珍盤亭 娯楽師匠、DJ JARECO、dj610、ディスク百合おん、デラ、ナウい女、なかぐち、nakamura8cm、hosotake、マノスケ、mochico、夜野一義、リズマニ <おもな内容> 黎明期 (1988年~1989年 レコードから移行・ホコ天イカ天バンドブーム) 成長期 (1990年~1993年 ビーイングブーム) 成熟期 (1994年~1997年 TK・沖縄アクターズスクール・V系ブーム) 衰退期 (1998年~2007年 マキシへ移行・演歌中心へ) 再評価期 (2013年頃~ 8cmリバイバルリリース) ★スペシャル・インタヴュー(50音順)★ 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、コモリタミノル、平間至 ●コラム● 8cmCDの周辺アイテムたち by 山下メロ エンタメ業界華やかなりし時代、最期の“あだ花”「レコスタ」とは? by 数の子ミュージックメイト 8cmCDを作りたい! 人気のサービスはこうして始まった。by きだりょうすけ(こだわりのCDプレスプレスミー代表) 当時のCDシングルを取り巻く世相 by 鈴木啓之 *ゲストレコメンド* 中尊寺まい(ベッド・イン)、斉藤伸也(ONIGAWARA)、デッカチャン、ごいちー、Tnaka
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ひとり
¥1,980
SOLD OUT
発行元:誠光社 160ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** クラブで踊るためでもなければ、ライヴハウスで騒ぐためでもない、ひとりの雰囲気を持つ音楽。かといってひとりよがりの、半径数メートル閉塞感もりもりのマニアックな選盤というわけではない。音盤収集学とレコード詩学を絶妙にブレンドしてカフェ・ミュージックを擬態し、よく知られた盤もあまり知られていない盤も何食わぬ様子で並み居る約500枚。みんなにとっては重要かもしれない再生回数だの影響力(インプレッション)だのといったあらゆる序列は、たった「ひとり」の前で完全に無効化する。 (本書解説文より) ひとりで聴きたいレコード、ひとりで奏でられた音楽、聴けばひとりを感じる調べ。 1999年の終わり、過ぎ去りつつあった大衆(みんな)で音楽を聴く時代を惜しみつつ、ひとりの時間をいかに大切に過ごすかを考え始めた人たちによるディスクガイド。「何を」ではなく「どのように」聴くのかを問い、21世紀の始まりを予見した一冊がついに新装復刊。 *********************** 店主コメント *********************** 1999年に刊行された幻のディスクガイド『ひとり』の新装版。名著『モンド・ミュージック』の編著を手掛けたGAZETTE4が中心となり「ひとり」をテーマに選盤。約500枚のレコードが簡潔なレビューと共に掲載されています。 新装復刊するにあたりディスクレビューやコラムも追加。ジャケ写はモノクロのみですが、ボリューミーな内容にレコード好きも満足の一冊ではないでしょうか。 音楽も読書もジャンルの垣根を越えて楽しむのが一番です。
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最後の音楽:|| ヒップホップ対話篇
¥2,200
著者:荘子it/吉田雅史 発行元:DU BOOKS 448ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 逸脱こそ王道! J・ディラ、RZA、カニエ・ウェストほか ヒップホップの偉人/異人から考える「新しい」の創り方 ■ヒップホップ・グループDos Monosのメンバーとして、台湾のIT大臣オードリー・タンや小説家の筒井康隆との共演歴もあるトラックメイカー/ラッパーの荘子itと、『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』の翻訳者としても知られる批評家/ビートメイカー/MCの吉田雅史が、生誕50周年を迎えたヒップホップの核心に迫る対談・鼎談集。 ■J・ディラ、マッドリブ、カニエ・ウェストらのビートメイクの革新性や、2017年作『DAMN.』でピューリッツァー賞の音楽部門を受賞したケンドリック・ラマーのリリックなどを取り上げ、ヒップホップの面白さ・特異性・人気の秘密ほかについて徹底議論。また、荘子itによる自曲解説も交えた創作論も読みどころのひとつ。 ■ゲンロンカフェで行われた白熱のトークイベントを再構成したものに、新規対談や書きおろしコラムを追加収録。 ■豪華鼎談ゲスト:さやわか、菊地成孔、後藤護、Illicit Tsuboi 【目次】 序 What's dope? 〈かっこいい〉ってどういうこと? 一章 ヒップホップとキャラクター──なぜラッパーはアメコミのヒーローになりきるのか? feat. さやわか 二章 ヒップホップと文学──ケンドリック・ラマーの多声性、キングギドラの模範的押韻、KOHHの逸脱、金原ひとみのウェッサイ feat. 菊地成孔 三章 ヒップホップと記名性──J・ディラに学ぶ、テンプレ氾濫時代に抗う“様子のおかしい”創作のすすめ column 放蕩息子のロック帰還 文◉荘子it 四章 ヒップホップと道化──社会的抹殺が跋扈する時代にオルタナティヴな表現は可能か? feat. 後藤護 五章 ヒップホップと「良い音」──音を視る魔術 feat. Illicit Tsuboi 六章 ヒップホップと前衛──アヴァンギャルドとポップの二項対立を超えた第三項 column ズレ者たちの系譜 アヴァンギャルド・ビートメイキングの美学 文◉吉田雅史 跋 ヒップホップその可能性の中心
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J・ディラと《ドーナツ》のビート革命
¥1,980
著者:ジョーダン・ファーガソン 訳者:吉田雅史 発行元:DU BOOKS 256ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** Q・ティップ、クエストラヴ、コモンほか 盟友たちの証言から解き明かす、天才ビートメイカーの創作の秘密。 地元デトロイトのテクノ~ヒップホップシーン/スラム・ヴィレッジ結成/ Q・ティップ(ア・トライブ・コールド・クエスト)との出会い/ソウルクエリアンズでの制作秘話、同志マッドリブとの邂逅/そして病魔と闘いながら作り上げた《ドーナツ》まで、 32歳の若さでこの世を去った天才ビートメイカー、J・ディラが駆け抜けた短い生涯とその音楽に迫る。 日本語版のみ、自身もビートメイカーとして活動する本書訳者・吉田雅史による解説(1万2千字)&ディスクガイドを追加収録。 【目次】 序文 文:ピーナッツ・バター・ウルフ 第1章 Welcome to the Show――《Donuts》の世界へようこそ 第2章 The Diff'rence――デトロイト・テクノからヒップホップへ 第3章 Hi――スラム・ヴィレッジ結成 第4章 Waves――ビートメイキングは連鎖する 第5章 Stop!――批評とは何か? 解釈とは何か? 第6章 The Twister (Huh, What)――グループからソロへ、デトロイトからLAへ 第7章 Workinonit――車椅子の偉大な男 第8章 Two Can Win――「これはハイプではない」 第9章 Geek Down――ビートを通して死に触れる 第10章 The New――ディラ流「晩年のスタイル」 第11章 Bye――《Donuts》という永遠の環 解説――《Donuts》をよりおいしく味わうために ディスクガイド A-side ディラ・ビーツの基本を知る10枚 B-side ディラ・ビーツの深層に触れる10枚
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現代ジャズの視点(TOA POPULAR LIBRARY5)
¥800
SOLD OUT
著者:相倉久人 発行元:東亜音楽社 発売元:音楽之友社 発行年:1972年5月30日 第6刷 259ページ 174mm × 115mm ソフトカバー 【状態】 三方にヤケ(写真3~5枚目) それ以外に目立った汚れや傷みはありません。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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「教授」と呼ばれた男 坂本龍一とその時代
¥3,190
SOLD OUT
著者:佐々木敦 発行元:筑摩書房 520ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 膨大な作品群を遺した坂本龍一。時代精神といかに対峙し、音を紡いでいったのか。多面的な軌跡の根底には何があったのか。「教授」と呼ばれた男をめぐる批評の書 「坂本龍一」の全体像が、この1冊で。 音楽シーンを大きく変えたYMOの一員として活躍する以前、「教授」と呼ばれるようになる前の少年時代から、「脱原発」など社会運動へのコミット、そして、静謐そのものと言うべき生前のラストアルバム『12』のリリースまで、坂本龍一の多面的な軌跡を追う。 移り変わる時代精神といかに対峙し、音を紡いでいったのか、その根底には何があったのかを浮かび上がらせた、著者渾身の批評の書。 【目次】 はじめに――「坂本龍一」と私 第一章 「教授」以前の彼 第二章 「イエロー・マジック」との闘い 第三章 「音楽図鑑」の時代 第四章 「J」との遭遇 第五章 調べから響きへ 第六章 彼の最後の歌 おわりに――坂本龍一と私
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パンクの系譜学
¥2,860
著者:川上幸之介 発行元:書肆侃侃房 348ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** パンクとは常に問い、それについて行動を起こすことだ。 音楽だけでなく、アート、思想、運動の側面からも「パンク」の根源に迫る画期的著作。 ロックと現代アートから派生したパンクは、音楽活動のみならず、独自の実践を通して社会に影響を与え、人間性の回復をもたらしてきた。最新の研究を踏まえ、その系譜を現在まで辿る。Punk!展、ゲリラ・ガールズ展ほか、話題の展示のキュレーションを行ってきた研究者による初単著。松村圭一郎さん、毛利嘉孝さん推薦! 【目次】 序章 第一部 パンクの文脈と思想 第一章 アートスクール/第二章 共産主義(コミュニズム)/第三章 アナキズム 第二部 パンクの音楽における系譜 第一章 アフリカ系アメリカ人の歴史/第二章 フォーク/第三章 スキッフル/第四章 ガレージ/第五章 パンク 第三部 パンクのアートにおける系譜 第一章 現代アート/第二章 DADA(ダダ)/第三章 レトリスム/第四章 シチュアシオニスト・インターナショナル/第五章 キング・モブ 第四部 セックス・ピストルズ以降 第一章 Oi!/第二章 アナーコ・パンク/第三章 ハードコア・パンク/第四章 ライオット・ガール/第五章 パンクと人種/第六章 パンクとクィア 第五部 アジアのパンクシーン 第一章 独裁政権/第二章 ミャンマー/第三章 橋の下世界音楽祭 おわりに 参考文献
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シティ・ポップ文化論
¥2,420
編著者:日高良祐 著者:柴那典/加藤賢/宮沢章夫/川村恭子/輪島裕介/小泉恭子/大和田俊之/金悠進/楠見清/江口寿史 発行元:フィルムアート社 268ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** シティ・ポップから考える都市・音楽・イメージ シティ・ポップを準備した70 年代の都市文化から80 年代の流行、そして2020 年代の世界的なリバイバルまで 現在進行系のカルチャーの輪郭を捉える9 つの講義を収録! 70~80年代の日本で流行し、近年、国内外のミュージシャンやリスナーから再発見されリバイバルしている「シティ・ポップ」。雑誌、書籍、テレビやラジオなど、さまざまなメディアで特集されるなど、シティ・ポップは今まさに再定義・再言説化されつつあるが、本書ではそうした議論を踏まえ、さまざまな領域を専門とする執筆者が、シティ・ポップを取り巻く流動的な状況と歴史を、多角的に分析する。 インターネットを中心に起きた現在のリバイバル、80年代当時の文化的状況、シティ・ポップを準備した都市文化の隆盛、世代を超えた評価の背景、アジアやアメリカなど諸外国での受容と展開など……シティ・ポップを起点に、都市、音楽、イメージ、そしてそれらの関係性について考えていく。 2022年に東京都立大学で開催され大きな話題となった連続講義が待望の書籍化。 【目次】 はじめに 日高良祐 第1講 ミームの幻視と音楽ビジネスの都市再開発 柴那典 第2講 シティ・ポップの「シティ」はどこか──ポピュラー音楽の都市論 加藤賢 第3講 シティ以前の東京から──移動と切断から考える都市文化 宮沢章夫 第4講 一地方都市としての東京──シティ・ポップの原風景 川村恭子・輪島裕介 第5講 記憶に埋め込まれた音楽 小泉恭子 第6講 上京者のポップ──そしてディスコから見たシティ・ポップ 輪島裕介 第7講 東南アジアのローカルな「シティ・ポップ」──シティ・ポップにカギ括弧をつける 金悠進 第8講 リバイバルのテクスチャー──スタジオ・ミュージシャンとテクノオリエンタリズム 大和田俊之 第9講 同時代としてのシティ・ポップ 江口寿史・楠見清
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EVE OF DESTRUCTION
¥2,750
SOLD OUT
著者:チバユウスケ 発行元:ソウ・スイート・パブリッシング 160ページ 180mm × 180mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ■日本屈指のロック・ボーカリストのレコード・コレクション 現在活動しているThe Birthdayのほかにも、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、ROSSO、MIDNIGHT BANKROBBERS、THE GOLDEN WET FINGERSといったロック・バンドで活躍してきた日本屈指のロック・ボーカリスト=チバユウスケさんが、自身の音楽人生において欠かすことのできない重要なレコードの数々を紹介。貴重なアナログ・レコード・コレクションの写真と共に、自身の言葉で“音楽愛”を掘り下げていきます。 ■掲載されるレコードは、12ジャンルで250枚以上 7インチ・レコードのジャケットと同じサイズの判型の160ページの中に、250枚を超える貴重なレコードの写真の数々を凝縮。ジョニー・サンダースやストレイ・キャッツ、ザ・ルースターズ、ドクター・フィールグッド、フェイセズ、ニック・ケイヴ、マイ・ブラッディ・バレンタイン、スペシャルズ、ザ・クランプス、ザ・スミスなど、チバさんが10代の頃に出会いロックにのめり込むきっかけになったレコードから、「今聴いてもブッ飛ぶ」と語る名盤、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTで活動を共にした盟友・アベフトシさんに教えてもらったというアーティストのレコードまで、12のジャンルに分けて掲載しています。また、作品との出会いを振り返った貴重なエピソードも見逃せないポイントです。 さらに巻末には、レコード同様にチバさんが集めてきたバンドTシャツのコレクションの一部も特別に掲載。レコードからTシャツまで、チバさんの一貫した音楽愛を感じ取れる1冊となっています。 <本書より抜粋> ザ・ルースターズとザ・モッズ。初めて聴いた時は、言葉では説明できないくらいシビれた。ひょっとしたら自分が“バンドをやりたい”と思うきっかけのひとつになっているかもしれない。だからこそ根源的なところで、とても大切な存在だよ。 ───本書「ROOTS」より抜粋 ミッシェル・ガン・エレファントっていうバンド名は、ダムドの3rdアルバム『Machine Gun Etiquette』が元になっている。昔はレンタル・レコード屋っていうのがあって、そこにパンク・コーナーがあってさ、いろんなバンドの作品を見つけては聴いていた。そんなある日、ジャムやクラッシュと一緒に借りたレコードの中にダムドもあったんだ。 ───本書「PUNK」より抜粋 【目次】 ・INTRODUCTION ・ROOTS ・PUNK ・PUB ROCK ・GARAGE ・ROCK ・DOMESTIC ・SKA ・ROCKABILLY & PSYCHOBILLY ・BRITISH ・SOUND TRACK ・US ALTERNATIVE ・JAZZ ・T-SHIRT ・POSTSCRIPT
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グラフィック・ビートルズ
¥3,960
SOLD OUT
著者:松田行正 発行元:Book&Design 296ページ 170mm × 115mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ビートルズのアルバム11 枚のジャケット・デザインを1 章ずつ解説。デザインの「革新性」を20 世紀デザイン史の中に位置付け、「デザインの歴史探偵」を名乗るデザイナーの松田行正が検証します。 表紙に付けられたA1 判大のパロジャケ・コレクション・ポスター(CD180 点以上、書籍34 冊を掲載)も圧巻。書籍でしか味わえない造本の魅力が満載です。 ※上記のポスターは折りたたまれた状態で表紙に貼られています(写真2枚目)
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欲望という名の音楽 狂気と騒乱の世紀が生んだジャズ
¥2,640
SOLD OUT
著者:二階堂尚 発行元:草思社 360ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「売春、麻薬、戦争、犯罪組織抜きに語れない日米ジャズの裏話満載。一気に読破しました」――ピーター・バラカン氏推薦。 RAA(特殊慰安施設協会)、米軍放送、Vディスク、ジミー荒木、伊勢佐木町、モカンボ・セッション、ハナ肇、植木等、守安祥太郎、秋吉敏子、ヘロイン、ヒロポン、マイルス・デイヴィス、チャーリー・パーカー、「jass」、カンザス・シティ、ニューオリンズ、禁酒法、「朝日の当たる家」、ニーナ・シモン、クレージーキャッツ、山口組、美空ひばり、シカゴ、アル・カポネ、『ゴッドファーザー』、ベニー・グッドマン、ジョン・ハモンド、アルフレッド・ライオン、フランク・シナトラ、ガーシュウィン、『ポギーとベス』、「奇妙な果実」、ビリー・ホリデイ……。 売春、ドラッグ、酒、犯罪、戦争、人種差別、民族差別、リンチ――。社会の暗部が垣間見える興味深いエピソードに満ちた二十世紀日米ジャズ裏面史。 【目次】 はじめに 第一章 ジャズと戦後の原風景 ジャズとセックスは手を取って歩みゆく ビ・バップとGIベイビー 横浜の雑居ビルで記録された「地下室の手記」 日本のビ・バップの二人の先駆者――守安祥太郎と秋吉敏子 第二章 みんなクスリが好きだった――背徳のBGMとしてのジャズ ジャズとドラッグはどこで出会ったのか クスリと音楽をめぐる幻想と真実 売春のBGMとしてのジャズ 「セックス」という名の音楽 非常時における「快楽」と「不道徳」の行方 ニューオリンズに落ちた売春婦の哀歌 歌詞から浮かび上がる「WASP対非WASP」の構図 第三章 戦後芸能の光と影――クレージーキャッツと美空ひばり 戦後エンターテイメントの二卵性双生児 クレージーキャッツと高度成長時代 ジャズと「反社」と芸能界 美空ひばりの戦後――アメリカに背を向けた天才シンガー 日本初のコミック・バンドと美空ひばり 山口組三代目と美空ひばり、その宿命的関係 美空ひばりはなぜ日本語でスタンダードを歌ったのか 第四章 ならず者たちの庇護のもとで――ギャングが育てた音楽 「狂騒の二〇年代」のシカゴとジャズ ピアニストが見た「ジャズの偉大なパトロン」 黒人を志願したユダヤ人ジャズマン 悪徳政治家の懐で生まれたジャズ ジャズと原爆――カンザス・シティ~ヒロシマ・ナガサキ カンザス・シティとニューヨークをつないだ男 第五章 栄光と退廃のシンガー、フランク・シナトラ 「ザ・ヴォイス」と呼ばれた男がジャズにもたらしたもの 『ゴッドファーザー』で描かれたシナトラの虚構と真実 「二〇〇人を殺した男」とフランク・シナトラ セレブリティたちの闇のネットワーク 「ボサ・ノヴァの神」としてのフランク・シナトラ 第六章 迫害の歴史の果てに――ユダヤ人と黒人の連帯と共闘 ビル・エヴァンスはユダヤ人か、あるいはユダヤ人とは誰か 「幻想の黒人」のイメージを身にまとったユダヤ人 「スウィングの王」と「史上最強のジャズ・レーベル」のオーナー 「黒人性」と「ユダヤ性」のハイブリッド・ミュージック 『ポーギーとベス』に表現された「音楽の坩堝」 三人のユダヤ人と最高のジャズ・シンガーが生み出した名曲 おわりに 主要参考文献一覧
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ぼくの部屋においでよ
¥1,980
SOLD OUT
編著者:モトムラケンジ/富永珠梨/早坂大輔 発行元:BOOKNERD 106ページ 182mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** フリーソウル、サバービア、カフェ・アプレミディ、ディモンシュにひとり。 90年代から2000年代にかけて存在したたくさんのレコードガイドをたよりに音楽の旅をしたかつての恋人たち、 そして2020年代を生きる若き恋人たちに捧ぐ、甘くてほろ苦いレコードガイド。 ひと組の男女が出会い、共に暮し、そして別れるまで。 まるで短編小説のようなストーリーを軸にさまざまなシチュエーションに合 わせ選盤したレコードを約160枚紹介。豪華執筆陣によるコラムも。 〈寄稿者〉 松永良平(音楽ライター)、青木隼人(音楽家)、千葉幸平(チバハウス店主)、河村実月(文藝誌『園』〈居間〉主宰)、玉山貴士(音楽愛好家)、田口杏奈(グラフィック・デザイナー) *********************** 店主コメント *********************** ひと組の男女の出会いから別れまで、その間のさまざまなシチュエーションに合わせて選盤したストーリー仕立てのレコードガイド。 バイト先のレコード店でお客さんに恋をした青年が選んだレコードの数々。 ジャケ写に添えられたキャプションは、ウンチクだけに染まることなく甘くて切ない2人の恋模様が見えてきます。
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ぼくはあと何回、満月を見るだろう
¥2,090
SOLD OUT
著者:坂本龍一 発行元:新潮社 288ページ 188mm × 128mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 自らに残された時間を悟り、教授は語り始めた。創作や社会運動を支える哲学、国境を越えた多彩な活動、坂本家の歴史と家族に対する想い、ガンと共に生きること、そして自分が去ったあとの世界について――。 幼少期から57歳までの人生を振り返った『音楽は自由にする』(2009年)を継ぎ、最晩年までの足跡を未来に遺す、決定的自伝。著者の最期の日々を綴った、盟友・鈴木正文による書き下ろし原稿を収録。 【目次】 1 ガンと生きる ベルトルッチとボウルズ/手術直前のこと/せん妄体験/愛に救われた/友達という存在/時間の疑わしさ/息子が教えてくれた曲/突然の破壊衝動/『戦メリ』に対する思い/両親の死/本来の生命のあり方/死後の世界 2 母へのレクイエム 『音楽は自由にする』/北極圏への旅/『アウト・オブ・ノイズ』/フランス政府からの表彰/寝台バスでのツアー/演奏が変わった夜/「空即是色」の世界/テレビの可能性と限界/縄文時代の音楽/大貫妙子さんとの思い出/ヒマワリのような母/季節のめぐり 3 自然には敵わない 韓国との付き合い/東日本大震災/被災地での無力感/モア・トゥリーズの活動/こどもの音楽再生基金/夏フェスでの出来事/吉永小百合さんと美智子さま/吉本隆明さんとの再会/人生最高のプレゼント/クラフトワークとの絆/「たかが電気」発言/チャリティ・コンサート 4 旅とクリエイション アイスランドに学ぶ/中東の王女/観光嫌いの性分/パイクとケージ/映画祭という空間/能楽への歩み寄り/指揮者の流儀/談山神社で見た『翁』/札幌国際芸術祭/思い描いたオープニング 5 初めての挫折 野口整体とマクロビ/アメリカの医療/ニューヨークでの生活/ハワイの歴史/創られた伝統/真の意味での「癒し」/仕事への復帰/『レヴェナント』/『母と暮せば』/Trust me! 6 さらなる大きな山へ 一日限りの「教授」業/「もの派」とタルコフスキー/『async』/日本ではできなかった表現/アジアでのプロジェクト/『CODA』/グールドへの恩返し/ベルトルッチとの別れ/自らのルーツ/叔父の幼少期の遊び 7 新たな才能との出会い ブレックファスト・クラブ/グラス・ハウスでの経験/「Kajitsu」のための選曲/若いアーティストとの縁/李先生からの依頼/京都会議/台湾の少数民族/「大島渚賞」創設/尊敬する山下洋輔さん/辺野古基地の問題/コロナ禍の始まり/奇妙な時間感覚/ガンの再発 8 未来に遺すもの MRプロジェクト/子供たちへの告白/中国での大規模展覧会/『TIME』/最強のサポート体制/ウクライナのイリア/東北ユースオーケストラ/D2021の仲間/ダムタイプ新メンバー/久しぶりの自宅/坂本図書/最後のピアノ・ソロ/『12』 著者に代わってのあとがき 鈴木正文 フューネラル・プレイリスト 年譜
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文化系のためのヒップホップ入門
¥1,980
著者:長谷川町蔵/大和田俊之 発行元:アルテスパブリッシング 280ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ヒップホップは音楽ではなく、ゲームです! 気鋭のライターとアメリカ文学者が、その誕生から現在までを 対談形式でお届けする目からウロコのヒップホップ講座 これであなたも立派なBボーイ!? ◎100枚のCDガイド付 【目次】 ヒップホップの壁を越えて introduction 第1部 ヒップホップの誕生 ブロック・パーティ期/オールドスクール期 第2部 イーストコースト 第2世代の登場/サンプリングによるトラック作り/ラップは何を言っているのか?/パブリック・エネミーとネイティヴ・タン 第3部 ウェストコースト ギャングスタ・ラップ登場/ギャングスタ・ラップのサウンド/西海岸のアンダーグラウンド・シーン 第4部 ヒップホップと女性 第5部 ヒップホップ、南へ ヒップホップ・ソウル/ティンバランドのサウンド革命/南部の時代 第6部 ヒップホップとロック 第7部 ヒップホップの楽しみ方 ◎コラム シグニファイング──“もの騙る猿”について/アフロ=フューチャリズム/アフロ=アジア的想像力/ビーフの歴史/サンプリングと著作権/ライム(押韻)と詩の伝統 ◎CDガイド100 オールドスクール~エレクトロ期/イーストコースト/ウェストサイド/ヒップホップ・ソウル~サウス/ヒップホップの現在/ *********************** 店主コメント *********************** HIPHOPというと、私の世代的にマッチョなイメージが強い。 かの有名曲の歌詞「俺は東京生まれHIPHOP育ち 悪そうな奴は大体友達」の世界です。実際、アメリカでは90年代にラッパー同士の抗争で死者が出たこともあります。 そのような歴史も含めてHIPHOPの音楽的性格やその変遷が解説されているのが本書。 対話形式で展開される解説、用語や固有名詞には脚注付き、そしてディスクガイドまで掲載されています。 2000年代以降の音楽的性格の変化、日本のサブカルと関連付けながら語られるHIPHOPの楽しみ方など、読み終える頃にはゴリゴリマッチョだったイメージも払拭されることでしょう。 まさに文化系のためと言える、HIPHOPの手引きとして最良の書です。
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ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)
¥1,100
SOLD OUT
著者:和田誠/村上春樹 発行元:新潮社 352ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 和田誠が描くミュージシャンの肖像に、村上春樹がエッセイを添えたジャズ名鑑。 ともに十代でジャズに出会い、数多くの名演奏を聴きこんできた二人が選びに選んだのは、マニアを唸らせ、入門者を暖かく迎えるよりすぐりのラインアップ。 著者(村上)が所蔵するLPジャケットの貴重な写真も満載! 単行本二冊を収録し、あらたにボーナス・トラック三篇を加えた増補決定版。
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新版 ECMの真実
¥4,180
SOLD OUT
著者:稲岡邦彌 発行元:カンパニー社 576ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 1973年にECMがECMレーベルをまとっての国内プレス盤の発売以来50周年を迎える2023年。一度は発作に倒れた総師マンフレート・アイヒャーが不死鳥のように蘇り80歳を迎える。河出書房新社より2001年(初版)、2009年(増補改訂版)と刊行され、日本の音楽ファンに読み継がれてきた『ECMの真実』をさらに大幅に増補改訂した『新版 ECMの真実』。 1969年にマンフレート・アイヒャーによって設立されたECM(Edition of Contemporary Music)Recordsは、“沈黙に次ぐ最も美しい音(The Most Beautiful Sound Next to Silence)”をコンセプトに50余年にわたって今なお唯一無二の存在であり続けている。ドイツ・ミュンヘンで20代の若者が始めた小さなレーベルは、いかにして世界を牽引するレコード会社となったのか。 本書はECMの初期10年間にレーベル・マネジャーとして尽力した著者による無類の歴史物語=ECMの真実であり、とりわけ日本とのかかわりがECMにとって強力な起爆剤となっていたことが克明に描き出される。マンフレート・アイヒャーを軸として浮かび上がる「ECMの軌跡」、さまざまな関係者の証言による「ECMの伝説」の2部構成。今回の「新版」では、ECMと深い関わりのある人物のインタヴューを多数追加し、また日本におけるECM受容の一端を示す資料を掲載する。約200ページ増の大ヴォリューム。現代音楽としてのジャズ、前衛音楽としてのクラシック、“沈黙に次ぐ最も美しい音”に迫る。 まえがき 巻頭に寄せて マンフレート・アイヒャー キース・ジャレット 【第 Ⅰ 部 ECMの軌跡】 ●第1章 トーチを受けて 黎明期 1 リンダウ、ベルリン、ミュンヘン 2 マル・ウォルドロン 3 ディストリビューション 4 ポール・ブレイ 5 初プロデュース ●第2章 異端としての出発 1970年代 1 ヤン・ガルバレク 2 ヤン・エリック・コングスハウク 3 デイヴ・ホランド 4 チック・コリア 5 独占契約 6 アンソロジー 7 デイヴ・リーブマン 8 ジョン・アバークロンビー 9 キース・ジャレット 10 スタンダーズ ●第3章 新たな挑戦 1980年代 1 アート・アンサンブル・オブ・シカゴ 2 ジャック・ディジョネット 3 フォト・セッション 4 契約終了 5 コリン・ウォルコット 6 ドン・チェリー 7 ニュー・シリーズ 8 パット・メセニー ●第4章 メディアを超えて 1990年代 1 ECMと映画 2 『レインボー・ロータス』 ●第5章 創立50周年に向けて 2000年以降 1 オスロの虹 2 ECMと日本(日本人) 3 ニュー・シリーズを総括する 4 創立40周年を迎えて 5 アイヒャー生誕70年と周年イベント 【第 Ⅱ 部 ECMの伝説】 ●第6章 証言 01トーマス・ストゥーヴサント/02ハンス・ヴェンデル/03スティーヴ・レイク/04リー・タウンゼント/05デイヴィッド・ベイカー/06カーラ・ブレイ/07中野雄/08鯉沼利成/09及川公生/10矢野泰三/11大江旅人/12福井亮司/13大村幸則/14五野洋/15丸茂正樹/16内藤忠行/17菅野沖彦/18オノ セイゲン/19原田和男/20佐々木吉彦/21斉藤嘉久/22海老根久夫/23多田雅範/24堀内宏公/25ヤン・ガルバレク/26デイヴ・ホランド/27キース・ジャレット/28ジャック・ディジョネット/29ゲイリー・バートン/30ラルフ・タウナー/31デイヴ・リーブマン/32ジョン・アバークロンビー/33リッチー・バイラーク/34トマシュ・スタンコ/35エグベルト・ジスモンチ/36ミロスラフ・ヴィトウス/37ジョン・サーマン/38ディノ・サルーシ/39アルヴォ・ペルト/40小曽根真/41キム・カシュカシャン/42ハイナー・ゲベルス/43マルクス・シュトックハウゼン/44チャールス・ロイド/45ドロシー・ダー/46ギヤ・カンチェーリ/47ケティル・ビヨルンスタ/48レーナ・ヴィッレマルク/49ヘルベルト・ヘンク/50ヨン・バルケ/51アリルド・アンデルセン/52スタンリー・カウエル/53スティーヴ・キューン/54トム・ファン・デア・ゲルト/55シュテファン・ミクス/56ポール・ブレイ/57マリリン・クリスペル/58ビル・フリゼール/59加古隆/60エンリコ・ラヴァ/61ステファーノ・ボラーニ/62ニック・ベルチュ/63ジョルジュ・グルンツ/64タイガー大越 ●第7章 対話 01 マンフレート・アイヒャー 02 スティーヴ・レイク 03 サン・チョン 04 ロベルト・マゾッティ 05 ポール・ブレイ 06 ヴァネッサ・ブレイ 07 アリルド・アンデルセン 08 キース・ジャレット 09 トーマス・モーガン 10 マティアス・アイク 11 ヤコブ・ブロ 12 イーサン・アイヴァーソン 13 菊地雅章 14 福盛進也 15 田中鮎美 16 デュオ・ガッザーナ 17 J.A.ファーバーとJ.E.コングスハウクを継ぐエンジニアたち ●第8章 エッセイ広告 『ユリイカ』 『カイエ』 あとがき 索引
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音楽は自由にする(新潮文庫)
¥1,100
著者:坂本龍一 発行元:新潮社 336ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 「あまり気が進まないけれど」と前置きしつつ、日本が誇る世界的音楽家は語り始めた。 伝説的な編集者である父の記憶。ピアノとの出合い。幼稚園での初めての作曲。高校での学生運動。YMOの狂騒。『ラストエンペラー』での苦闘と栄光。同時多発テロの衝撃。そして辿りついた新しい音楽――。華やかさと裏腹の激動の半生と、いつも響いていた音楽への想いを自らの言葉で克明に語った初の自伝。
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坂本龍一 音楽の歴史
¥3,300
SOLD OUT
著者:坂本龍一 発行元:小学館 448ページ 188mm × 128mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 世界的音楽家坂本龍一の「音楽活動の記録」 生誕70年記念!特別評伝 世界的音楽家坂本龍一の生誕から現在までの人生における音楽の歴史と活動のすべてを包括した唯一の「音楽活動の記録」。 長年にわたり坂本龍一を取材してきたライターの吉村栄一が、自ら記録したその貴重な肉声と未公開エピソードを満載。加えてこれまで発表された雑誌、新聞、ライナーノーツなど数多のインタビューを踏まえ、執筆2年を経て書き上げた渾身の「音楽活動の歴史」。
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アンビエント・ドライヴァー(ちくま文庫)
¥858
SOLD OUT
著者:細野晴臣 発行年:筑摩書房 304ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** はっぴいえんど、ティン・パン・アレー、YMO…。日本のポップ・シーンで著者はさまざまな花を咲かせた。アンビエントの海を漂い、ふたたび陸に上がり、なおも進化しつづける自己省察。著者の、自然観、人生観、音楽観などの伝わるエッセイ集。 *********************** 店主コメント *********************** 老境を迎えた著者のエッセイは、老成を通り越して達観的ですらあります。 スピリチュアルな話題になっても、さほど違和感を感じないのは著者の人物像のおかげもあるだろうけど、理性と感性のバランスが良いのだと思う。 固定的な観念にとらわれない細野晴臣の思考や発想に、ぜひ触れてみてください。
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地中海ジャズの歴史と音盤浴案内
¥3,300
SOLD OUT
編者:岡島豊樹 発行元:カンパニー社 416ページ(うちカラー口絵32ページ) 174mm × 113mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 北と東をユーラシア大陸、南をアフリカ大陸に囲まれ、西はジブラルタル海峡で大西洋と接し、東はダーダネルス海峡とボスポラス海峡を挟んでマルマラ海と黒海に繋がる—文化のるつぼとしての地中海。人の移動とともに楽器やメロディが海を渡って混ざり合い、音楽は国境を越えて伝搬していきました。 スペイン、ポルトガル、南フランス、イタリア、ギリシャ、アルジェリア、モロッコ、チュニジア、エジプト、トルコ、イスラエル、パレスチナ、レバノン、シリア。 地中海に燦々と降り注ぐ太陽の光を浴びて育まれたハイブリッドなジャズの歴史とともに、現在までに作られた豊富な音盤の中から約600枚を選りすぐり、ご案内します。
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屈折くん(角川文庫)
¥880
著者:和嶋愼治 発行元:KADOKAWA 256ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 世界的「怪奇派」ロックバンド・人間椅子はこうして生まれた! 国内外で高い評価を受ける唯一無二の怪奇派ロックバンド・人間椅子。長年バンドを牽引してきたフロントマンの和嶋慎治が、曲がりくねった人生を振り返った。下駄にモンペ姿でギターを背負った中学時代、初の自作曲「女なんて」を作曲した高校時代、人間椅子の結成、そして現在……。ロック界で異彩を放ち続ける“怪物”誕生の秘密を明かした、比類なき自伝エッセイ。みうらじゅん、じろう(シソンヌ)との特別対談も収録。 【目次】 第一章 弘前編 第二章 大学編 第三章 暗黒編 第四章 現在から未来へ 特別対談 シソンヌじろう・みうらじゅん あとがき 文庫版あとがき 年 譜 *********************** 店主コメント *********************** 弘前が生んだ和製メタルバンド「人間椅子」のVo.兼Gt.を務める和嶋愼治。 彼の生き方は決してスマートではないけれど、大きな野心を持つわけでもなく目の前の仕事と真摯に向き合う、そんな打算のない姿勢がとても好きです。
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生きるために死ね 死とロックをめぐるアメリカ紀行
¥3,190
著者:チャック・クロスターマン 訳者:島田陽子 発行元:Pヴァイン 320ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** シド・ヴィシャス、ジェフ・バックリィ、カート・コバーン……ロック・スターの死が私たちにもたらすものとは何か ロック・スターの死に場所をめぐる旅──現代アメリカを代表するロック・ライターの代表作がついに翻訳! ロック・スターたちの死に場所を訪ね、愛と死の意味を探求するアメリカ横断の物語。 墓地でコカインを吸引し、豆畑の中を半マイル歩く。KISSのソロ・アルバムとロッド・スチュワートのボックス・セットを聴く。フランツ・カフカを愛するウェイトレスと会話し、4人の女性たちとKISSのメンバーについて考えを巡らせる。 レディオヘッドの『キッドA』が911の同時多発テロ事件を予言しているとして、物議をかもした一節も含む問題作!! 【目次】 初日の前日 ニューヨーク→死んだ馬→何も求めちゃいな い人たち 初日前夜 困惑→構築→公表初日前夜 一日目 ダイアン→ヒッピー→イサカ→ハンド・オブ・ド ゥーム 二日目 会話→自己回帰的精神障害→オネスティ・ルーム →ヤッツィー・ゲームで勝つ方法 三日目 火事→メタル→ドラッグ→絶望→Q 四日目 クレイジー→イン→ラヴ 五日目 ブレーキ・ダウン→ダウンタウン→ディア・カタ ストロフ・ウェイトレス 六日目 ロサンゼルス→氷河期が来る、氷河期が来る→何 が興味深いのかということの意味 七日目 氷→蛇→神→アーカンソー 八日目 コービー→ニコ→リジー→ナッシュヴィル 九日目 ベルボトム・ブルーズ→起きるはずがないのに起 きたこと→川、道、南部→棒高跳びの夏→悪魔は 生きている 十日目 アイオワへ→偶然の結果→僕の忘れていた生活 十一日目 あっという間に思いがけない着陸をする飛行機 →嘘のなかの真実→不安だ、僕はいつでも恋を している 十二日目 「スロー・ライド」vs「フリー・ライド」 十三日目 レノーア→眼鏡をめぐる状況→なぜかライア ン・アダムス 十四日目 鹿を安楽死させる方法→「アップ・ノース」→ 可哀想な、あまりに可哀想なヘレン→幸運を独 り占めする奴がいる 十五日目 マストドン 十六日目 「これから谷ではみんな盛り上がり、ソルト・ レイク・シティではみんなボロボロになる。そ この警察は自分たちの知っていることを認める 気がないからだ。でも彼らは知っているはず だ。ああいうことをやったのは僕ではないと知 っているはずなのだ」 最終日前日 だから俺たち若死にだ→アルビノ、混血→ 「チェーンソーで優しくファックして」 最終日 〇・〇八 謝辞