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夏葉社日記
¥1,650
SOLD OUT
著者:秋峰善 発行元:秋月圓 199ページ 153mm × 110mm ハードカバー *********************** 店主コメント *********************** ひとり出版社「夏葉社」の島田さんは著者にとって憧れの人物。 その島田さんの下で働いた1年間のことが綴られたエッセイです。 かけがえのない日々の体験やその中で交わされた言葉は、著者のみならず本を身近に感じているいろんな人たちの胸にも響くのではないでしょうか。 私は本書を読みながら「最近、自分の養分として本を読んでいないかも?」と思いました。読書をするにしても何かに追われるように読んでいたような気がします。 そのような気づきを与えてくれたのは、著者が好きな言葉として愛読書から引用した文章、そして著者の記憶に残る島田さんの言葉です。 本が好きな方であれば、本書からも十分な養分がもらえると思います。
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電車のなかで本を読む
¥1,760
SOLD OUT
著者:島田潤一郎 発行元:青春出版社 200ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 良いと思うものだけを刊行してきた、ひとり出版社・夏葉社の代表が、これまでに読んできたなかから、自分の体験をまじえつつ、珠玉の49冊を紹介します。著者は、鬱屈としていた20代、すがるように本を読みました。本のなかには、自分と同じように、思い通りにいかない人生にもがいている人がいたり、自分の狭い考えを広げてくれる先達がいました。本書は、高知新聞別刷り「K+(ケープラス)」に連載された選りすぐりの寄稿文を加筆・修正し、さらに書き下ろしを3編加えました。 「ぼくは電車のなかでは原則、スマホを見ずに、本を読んでいました。そうすると、だいたい1週間で1冊本が読めて、年間で50冊本が読めました。10年電車で本を読めば500冊もの本が読めます。それは間違いなく、人生を豊かにしてくれます」(著者)。 誰かの人生を支える本を作りたいと願う著者が、読書の素晴らしさを伝えます。
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チャリング・クロス街84番地 増補版(中公文庫)
¥902
SOLD OUT
著者:ヘレーン・ハンフ 訳者:江藤淳 発行元:中央公論新社 248ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** ロンドンの古書店に勤める男性と、ニューヨーク在住の女性脚本家。大戦後間もない一九四九年から、本の購入を介して二十年にわたり交わされた手紙には、書物へのつきぬ愛着と、率直な友情が綴られていた。発表されるや世界中の読書家を魅了した、心あたたまる書簡集。後日譚を描いたエッセイ「その後」を収録した増補版。 〈解説〉辻山良雄
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ロゴスと巻貝
¥1,980
著者:小津夜景 発行元:アノニマスタジオ 253ページ 195mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 小津夜景とは何者なのかが垣間見える 40篇の読書エッセイ 山本貴光さん(文筆家・ゲーム作家)推薦 細切れに、駆け足で、何度でも、這うように、 本がなくても、わからなくてもーー 読書とはこんなにも自由なのですね、小津さん 小津夜景さんはフランス・ニース在住の俳人です。綴る文章は言葉のつながりが瑞々しく、しなやかな連想に魅力があります。これまでの著作では谷川俊太郎さんなどから帯の推薦コメントをもらい、書籍が文庫化するなど注目が集まっています。新刊『ロゴスと巻貝』は単なる読書エッセイではなく、これまでの小津さんの人生と、そこから結びつく本の記憶を手繰り寄せ、芳醇な言葉の群で紡ぎ合わせ、過去と現在、本と日常、本の読み方、人との交際などについて綴った一冊になっています。
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絵本とは何か(ちくま文庫)
¥1,045
SOLD OUT
著者:松居直 発行元:筑摩書房 416ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 子どもは早くから文字を読むようにしむけられ、親は熱心に文字を覚えさせようとする。はたしてこれで読書のたのしみを知るだろうか?―良質の絵本とはどういうものか、子どもはどんなふうに絵本の世界へ入ってゆくのか。福音館書店で数々の名作絵本を世に送り出し、日本の児童出版文化の礎を築いた著者による絵本の本質と魅力をまとめた第一論集が初の文庫化。 【目次】 第1章 絵本とは何か 第2章 絵本の選択 第3章 絵本と言葉 第4章 絵本編集のなかから 附論 絵本の研究―月刊絵本と保育 提出図書一覧 執筆等一覧 あとがき 解説「子供の目で絵本を見る」関根里江
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ことばの白地図を歩く 翻訳と魔法のあいだ(シリーズ「あいだで考える」)
¥1,540
SOLD OUT
著者:奈倉有里 発行元:創元社 160ページ 168mm × 130mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 『ことばの白地図を歩く――翻訳と魔法のあいだ』 ロシア文学の研究者であり翻訳者である著者が、自身の留学体験や文芸翻訳の実例をふまえながら、他言語に身をゆだねる魅力や迷いや醍醐味について語り届ける。「異文化」の概念を解きほぐしながら、読書体験という魔法を翻訳することの奥深さを、読者と一緒に“クエスト方式”で考える。読書の溢れんばかりの喜びに満ちた一冊。 【目次】 はじめに 印刷機からのメッセージ 1章 ことばの子供時代 ── 地図をひろげてみる ことばと出会う 宝の地図にひそむ妖怪 ことばの子供時代 目標を考えてみる コラム 占いを味方につける 2章 文化の選びかた ── 地図を歩きはじめる 好きな文化を担っていい エレベーターと換気窓 あなたの防寒はどこから? 故郷の味は自分で選べる コラム ロシアの四季 3章 ほん【ヽヽ】との魔法 ── 森に入っていく 魔法を知る 魔法の分解 魔法使いは、いい詐欺師? コラム 迷信を楽しむ 4章 こいつは四角い関係だ ── 宝箱の見つけかた 目的を見極める 体験を確かめる 連想と喚起力を翻訳する 四角関係の誰になる? コラム 内気な語学のすすめ おわりに 旅のゆく先 翻訳と魔法のあいだをもっと考えるための作品案内
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読書ノート 加賀乙彦エッセイ集
¥700
SOLD OUT
著者:加賀乙彦 発行元:潮出版社 発行年:1984年5月30日 249ページ 195mm × 135mm ハードカバー 【状態】 天に汚れ(写真2枚目) それ以外に目立った汚れや傷みはありません。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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閑な読書人
¥1,870
著者:荻原魚雷 発行元:晶文社 256ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ずっと隠居にあこがれていた。できることなら浮世離れした人間になりたかった── 『古本暮らし』(晶文社)でのデビューから8年。フリー(ライ)ター道の心根を綴る待望のエッセイ集を刊行します。本の本であり、ニートのための本でもあり、そして昭和の文人魂も味わえる、珠玉の一冊。 【目次】 第1章 フリーライター 第2章 古本の時間 第3章 魚雷の教養 第4章 男のまんが道 第5章 程よい怠惰
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夢ノ町本通り ブック・エッセイ
¥1,980
SOLD OUT
著者:沢木耕太郎 発行元:新潮社 384ページ 196mm × 137mm 仮フランス装 *********************** 出版社紹介文より *********************** 三島由紀夫、モハメッド・アリ、向田邦子、山本周五郎……。未知の人物との遭遇が、心躍らせる物語への熱中が、いつだって私を豊かにしてくれた。幼少期から現在に至るまで、無数の本との出会いを綴る豊潤な36編。『深夜特急』の直前、26歳の時に書いた単行本未収録のエッセイ「書店という街よ、どこへ?」も初収録! 【目次】 夢ノ町本通り 本を買う 貌のある棚 ブレーキ? 秋に買う 本を読む 熱すぎず、冷たすぎず チャンピオンのグラス 立ちすくむ 命のリレー ノンフィクションの夢 天から降るもの 雑なるものと聖なるものと 豪奢な無駄 孤独な散歩者 最後の一行に向けて 「格差」の無限運動を超えて 二つは一つ 理想の伝記 偶像について 気に掛かる 新訳の効能 平熱の人 半歩遅れの読書術 秘蔵の書 「私」の物語 アリへの視線 本を語る 本と映画の日々 ただそれだけの 旅の方へ 本を編む 山本周五郎との遭遇 一丁目一番地のひと 彼らを輝かせるもの 寒橋のまぼろし 悲と哀のあいだ 右か、左か 本を売る 書店という街よ、どこへ? 一九七三年、冬、紀伊國屋梅田店 秋に売る あとがき――甘美な記憶
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坂本図書
¥2,200
SOLD OUT
選書・語り:坂本龍一 文・構成:伊藤総研 発行元:バリューブックス・パブリッシング 288ページ 188mm × 128mm 仮フランス装 *********************** 出版社紹介文より *********************** 【坂本龍一が語る、本を介した36人の人物録】 坂本龍一の傍にはいつも本があった。 「いつか古書店の店主になるのが夢だった」と語り、東京の仮住まいでも特製の本棚を設け新旧の本を蔵していくほど、無類の本好きで愛書家だった。 本書は、2018年から2022年にわたり、婦人画報に掲載していた連載『坂本図書』全36回分と、2023年3月8日に実施された、坂本龍一と旧知の仲である編集者・鈴木正文氏との対談「2023年の坂本図書」を収録しています。 本から始まり、本に気づかされ、本で確信する。 本を媒介に浮かび上がる、坂本龍一の記憶と想像の人物録です。 【目次】 第1回 ロベール・ブレッソン 第2回 夏目漱石 第3回 ジャック・デリダ 第4回 小津安二郎 第5回 黒澤明 第6回 大島渚 第7回 八大山人 第8回 李禹煥 第9回 九鬼周造 第10回 アーネスト・フェノロサ 第11回 福岡伸一 第12回 武満徹 第13回 ニコライ・ネフスキー 第14回 工藤進 第15回 アンドレイ・タルコフスキー 第16回 橋元淳一郎 第17回 奥野健男 第18回 侯孝賢 第19回 エドワード・ヤン 第20回 中上健次 第21回 ジョン・ケージ 第22回 上田正昭 第23回 カルロ・ロヴェッリ 第24回 斎藤幸平 第25回 安冨歩 第26回 村上龍 第27回 今西錦司 第28回 ミヒャエル・エンデ 第29回 石川淳 第30回 〈特別対談〉ウスビ・サコ 第31回 藤原辰史 第32回 ジェームズ・C・スコット 第33回 岡田暁生 第34回 ダニエル・クイン 第35回 〈特別対談〉安彦良和 第36回 大倉源次郎 2023年の坂本図書 あとがき (注:本書は、2018年から2022年にわたり『婦人画報』に掲載された、連載「坂本図書」の内容を一部加筆・更新し、再編集したものです。)
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クソみたいな世界で抗うためのパンク的読書
¥935
SOLD OUT
著者:小野寺伝助 発行元:地下BOOKS 81ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** パンク的な書物を紹介するブックガイド『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』から5年。待望の続編です! ただでさえクソみたいな世界が、ますますクソみたいになっていると実感した著者が紹介するのは「生き抜くため」の本ではなく、世界に「抗う」ための本。 「抗い方」を考え、その先にクソみたいな世界の「変え方」を見据えようという試みです。 「無知を自覚する読書」だったと振り返る著者のブックガイドは、様々な分野を横断しています。無知や価値観のブレを受け入れ、自分すらも疑いながら考え抜いてゆく。 世界へ抗う第一歩として、新たな自分への変革を促す手引き書と言える一冊です。 【目次】 1.UNITY 「共に在ること」で抗う 2.D.I.Y 「自分自身」で抗う 3.ANTI RACISM 「知識」で抗う 4.NO WAR 「言葉」で抗う 5.NO FUTURE 「いまここ」で抗う 6.REVOLUTION 「世界を変える」で抗う
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クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書
¥825
SOLD OUT
著者:小野寺伝助 出版社:地下BOOKS 81ページ 210mm × 142mm ソフトカバー ******************** 店主コメント ******************** 「パンク的な書物を通じパンクを考える」ことをテーマにした読書ガイド。 著者曰く、パンクとは「突き詰めて、突き抜けること」。 世の中のマジョリティに抗い、自分自身にすら疑いの目を向けながら成長し続ける。 そんなパンクスたちの背中を押してくれるような数々の人文系書物を、6つのテーマに分類して紹介。 決して音楽誌ではないのでご注意を。 【目次】 第1章「はみ出す」 第2章「D.I.Y精神」 第3章「NO WAR」 第4章「「ローカルとユニティ」 第5章「破壊と構築」 第6章「衝動と行動」
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ホントのコイズミさん WANDERING
¥1,650
著者:小泉今日子 発行元:303BOOKS 159ページ 210mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** Spotifyオリジナルの大人気ポッドキャスト『ホントのコイズミさん』 待望の書籍化!2冊目「WANDERING」 小泉今日子が毎回、本や本に関わる人たちと語らいながら、新たな扉を開くヒントになる言葉を探していくポッドキャスト番組『ホントのコイズミさん』。書籍シリーズ2冊目が登場します。 一部未公開部分も含み、各ゲストと連動した本だけの企画ページと一緒に、ゲストとのトークが活字と写真でよみがえります。 【豪華なゲストとの特別企画】 吉本ばななさん(小説家) 世界の『キッチン』をめぐる旅:世界各国で刊行されている『キッチン』を紹介。また吉本ばななさんに翻訳版にまつわるあれこれについて、スペシャルインタビューを行いました。 和氣正幸さん(BOOKSHOP TRAVELLER) わざわざ行きたい 祖師ヶ谷大蔵の「BOOKSHOP TRAVELLER」:お店が下北沢から祖師ヶ谷大蔵にお引っ越し。その様子をレポートします。新店舗には「コイズミ書店」ができました。 佐藤健寿さん(写真家) 佐藤健寿×小泉今日子「厚木」:「奇界遺産」で知られる佐藤さんが、コイズミさんの地元・厚木を訪ね、60年代のオールドレンズで撮影しました。 林紗代香さん 菅原信子さん(TRANSIT) 「コイズミさんと、旅の持ちもの鑑賞会」:3人それぞれ旅先を決め、実際にパッキングしたスーツケースをもちより披露しました。三者三様のこだわりのパッキングには、参考になるポイントもたくさん。 番組ファンの声に応えたミニコーナー そのほかに「WANDERING」にちなんだ内容の一問一答や、対談時にコイズミさんが着ていた服を紹介する「#コイズミさん Outfit of The Day」など、ミニコーナーも。
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ホントのコイズミさん YOUTH
¥1,650
著者:小泉今日子 発行元:303BOOKS 160ページ 210mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** Spotifyオリジナルの大人気ポッドキャスト『ホントのコイズミさん』 待望の書籍化!シリーズ第1弾「YOUTH」 小泉今日子が毎回、本や本に関わる人たちと語らいながら、新たな扉を開くヒントになる言葉を探していくポッドキャスト番組『ホントのコイズミさん』が、本になりました。 一部未公開部分も含み、各ゲストと連動した本だけの企画ページと一緒に、ゲストとのトークが活字と写真でよみがえります。 『貴重なお話をたくさん聞けそうだとはなから思っていた私は、読む「ホントのコイズミさん」を密かに企てていました。まずは「YOUTH」から。振り返らないと見えない青春の扉を一緒に開いてくださったら幸いです。 小泉今日子』(本書あとがきより) 【目次】 Chapter.1 松浦弥太郎 ホントのマツウラさんに一歩踏み込む 一問一答 松浦さんとコイズミさんの10 代のころの宝もの Chapter.2 双子のライオン堂 竹田信弥・田中佳祐 ホントのタケダさん・タナカさんに一歩踏み込む 一問一答 コイズミさん、「読書会」に初参加 Chapter.3 SNOW SHOVELING 中村秀一 ホントのナカムラさんに一歩踏み込む 一問一答 コイズミさんと Blind Date with a Book! Chapter.4 江國香織 ホントのエクニさんに一歩踏み込む 一問一答 本で出会う 雨さん、小雨さん、小福田さん。 ホントのコイズミさんに一歩踏み込む 一問一答 あとがき
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「知らない」からはじまる 10代の娘に聞く韓国文学のこと
¥1,980
SOLD OUT
著者:(ま)/アサノタカオ 発行元:サウダージ・ブックス 116ページ 188mm × 122mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 未知の世界を発見する喜びは、いつも知らないものたちの冒険心からはじまる。 サウダージ・ブックスの編集人で韓国文学ファンである父親が、K - POPが好きな10代の娘に話を聞いてみた。憧れのソウルを旅行したこと、韓国の小説を読んだこと。隣の国のカルチャーを追いかける親子の、少しミーハーで少しきまじめな証言を一冊に。インタビュー&エッセイによる韓国文学ガイド。 【目次】 はじめに ——「知らない」からはじまる旅と読書 アサノタカオ Ⅰ インタビュー ま&アサノタカオ 「バンタン食堂」で会ったお姉さんは、とてもフレンドリーだった ——BTS聖地巡礼その他 1 距離みたいなものがなくなってメンバーが身近な存在に ——BTS聖地巡礼その他 2 この「むなしさ」は自分と同じ「世界線」にある ——チェ・ウニョン『ショウコの微笑』 ホ先生が人生の最後に抱く幸福には、でも陰がある ——チョン・セラン『フィフティ・ピープル』 思いを話したいと願うようになったから「ことば」が出てきた ——ファン・インスク『野良猫姫』 背負いきれないものを背負っている人たちが何かを封印して生きている ——キム・エラン『外は夏』 問題の原因は目に見えない感情や気持ち、人と人の関係にある ——チョン・セラン『保健室のアン・ウニョン先生』 非日常のあとの日常を普通に生きていく人を描くこと ——チョン・セラン『屋上で会いましょう』 Ⅱ エッセイ 心の矢印が、ぐっと朝鮮半島のほうに傾いた アサノタカオ 忘れられたものたち、忘れてはならないものたち ——ファン・ジョンウン『ディディの傘』 アサノタカオ わからない世界で自分を生きる ——チョン・セラン『声をあげます』 (ま) おわりに ——親子という境域(ボーダーランズ)で話を聞く アサノタカオ
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じたばたするもの
¥1,980
著者:大阿久佳乃 発行元:サウダージ・ブックス 176ページ 190mm × 120mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 《私の好きな小説の主人公に共通しているのは欺瞞やごまかし、半端な妥協に溢れているにもかかわらず平気な顔をして回り続ける世界への苛立ちを持っていることだ。苛立つのはそれが変わるのをどこかであきらめきれていないからだ。そしてこの間違った回り方をしている世界に馴染むまいとし、じたばたする》 ——本書より ソール・ベロー、スタインベックから、トニ・モリスン、アドリエンヌ・リッチまで。現代作家の小説や詩から、北米先住民の口承文学まで。J・D・サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の主人公ホールデンに自分を重ねる大学生で文筆家の著者が、アメリカ文学・海外文学を読みながら、《生活すること・生きること・感じること》について綴った18編のエッセイを収録。 各エッセイの末尾には、読書案内として、本書で紹介したアメリカ文学・海外文学などの本の情報を掲載しています。 【目次】 はじめに 情けない人々 ——ソール・ベロー『この日をつかめ』 鮮やかな乾き ——スタインベック『赤い小馬』 私たちの引っ越し ——リンドグレーン『ロッタちゃんのひっこし』 帰る場所を求めて ——セアドー・レトキーの詩 ホールデン・コールフィールドに捧ぐ ——J・D・サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』 最近読んだものの周りうろうろしつつ東京に一人暮らししてる友人に向けて ——マーシャ・ノーマン『おやすみ、母さん』 他人という「気」 ——ウィリアム・サローヤン『人間喜劇』 離れる ——パヴェーゼ『月と篝火』 鏡 ——カーソン・マッカラーズ『結婚式のメンバー』 まだ消えていない炎のこと ——カーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』 一人の中の多数の人間 ——マリオ・バルガス=リョサ『ケルト人の夢』 「もの」そのものへ ——W・C・ウィリアムズの詩 ぶらつく詩人 ——フランク・オハラの詩 孤独と優しさ ——エリザベス・ビショップの詩 それがこれです ——ガートルード・スタインの「自伝」 根を求める ——金関寿夫『アメリカ・インディアンの詩』 (私たちの)願いのこと ——トニ・モリスン『青い眼がほしい』 親愛なる私(たち)へ ——アドリエンヌ・リッチの詩 おわりに
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BOOKSのんべえ お酒で味わう日本文学32選
¥1,650
SOLD OUT
著者:木村衣有子 発行元:文藝春秋 216ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 文学のとなりには、いつもお酒がある。 『茄子の輝き』のレモンサワー、酔わない山本周五郎、センセイの美しいお酌、太宰治とりんご酒、『しらふで生きる』、武田泰淳が助手席であける缶ビール、内田百間の「お酒運」、名前はまだない「猫」が飲んだビールの味……。 ツボな選書で味わうおいしいブックエッセイ! ★★★ 『BOOKSのんべえ』は、 おいしいお酒と、ぐっとくる肴、 のんべえと、のんべえにひとこと言いたいひとの登場する、 小説と随筆を集めた本屋さん。 なにかと極端にふれがちなお酒との、 「ちょうどよい距離」を探して、 今日も店主はページをめくっています。 【目次】 ・レモンサワーの輝き 滝口悠生『茄子の輝き』 ・酒場の傍観者 山本周五郎『青べか物語』 ・下戸とのんべえの間 絲山秋子『下戸の超然』 ・真の #ストロングゼロ文学 金原ひとみ『ストロングゼロ』 ・2時間で、8杯 柴崎友香『春の庭』 ・ウイスキーと惹句 開高健『続・食べる』 ・のんべえのファンタジー 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』 ・ビール・ビール・ビール 村上春樹『風の歌を聴け』 ・イーハトヴの密造酒 宮沢賢治『ポラーノの広場』『税務署長の冒険』 コラム おかずとつまみの境界線 ・りんご酒と海の幸 太宰治『津軽』 ・面影を辿る一杯 江國香織『神様のボート』 ・浅草で飲むならば 半村良『小説 浅草案内』 ・居酒屋が似合う年頃 川上弘美『センセイの鞄』 ・下戸のオダサク 織田作之助『世相』 ・バアガンディーの白葡萄酒 谷崎潤一郎『細雪』 ・酒をやめるには 町田康『しらふで生きる』 ・おつまみは恋を映す鏡 田辺聖子『愛の幻滅』 ・詩のある酒場 草野心平『酒味酒菜』 ・のんべえの酷薄 上林暁『禁酒宣言』 ・泡盛をコーラで割って 佐木隆三『沖縄と私と娼婦』 ・酸っぱいワイン 山田風太郎『戦中派不戦日記』 コラム 居酒屋の誕生 ・お酒運は如何なるか? 内田百閒『百鬼園戦後日記』 ・底抜けに美しい酔い 吉田健一『東京の昔』 ・寒夜、カストリ、しじみ汁 梅崎春生『蜆』 ・のんべえ放浪記 林芙美子『放浪記』 ・猫が飲んだビール 夏目漱石『吾輩は猫である』 ・燗酒とネルドリップ 堀江敏幸『いつか王子駅で』 ・けもの道に似合うワイン 佐藤正午『身の上話』 ・昭和のピリオド 佐伯一麦『渡良瀬』 ・缶ビールでドライブ 武田百合子『富士日記』・武田泰淳『新・東海道五十三次』 ・20歳ののんべえ 金井美恵子『小春日和』 ・禁酒小説を読む 村井弦斎『酒道楽』
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読むことの風
¥1,980
SOLD OUT
著者:アサノタカオ 発行元:サウダージ・ブックス 128ページ 190mm × 120mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「旅と読書は、「本当に大切なこと」を、さびしさに震えるきみに教える」。サウダージ・ブックスの編集人である著者が書籍や雑誌、リトルプレス、ウェブマガジンに寄稿したエッセイ、コラム、旅のノートに記したことばを集成。ひとりになって自分自身を見つめ直す時間のなかで、世界や他者につながることの意味を問いかける随筆集です。 購入者特典の付録には、夏葉社の島田潤一郎さんとの対談「ことばは個人的なちいさな声を守るもの」を掲載しています。 【目次】 本を読む夜が深く極まるとき 1 本から遠く離れて 読書論 散文 本から遠く離れて ひとりになること 愛する人たちとの絆を切って 散文 本屋さんに行くと沈黙がある 小さな声が小さな字にくっついて 京都の善行堂で 本を書いたことのないぼくに 散文 「自由」の風からの贈り物 主人のない夜の本小屋では 散文 書を持って、海へ出よう カバーを外して、中身をぶん投げ 文字に当てていた指が 海は、ひらかれた書物に似ている 散文 コーヒーと椅子、そしてことばのろうそくたちと ことばが見つからない 本を読むことが苦しみとなり 2 君のものではない、世界の声に耳をすませろ 旅の短章 散文 君のものではない、世界の声に耳をすませろ サンパウロから州の西に向かう 必要最小限の生活用品 ジャングルの巨木から切り出した数本の柱が 夜の通り雨が降りはじめた 散文 霧のなかの図書館で 出発前日に大雨が降り 「世界の秘密を知るために」 雲ひとつない星空の下で 散文 そしてダラダラはゆく 飛行機が南の島の上空にさしかかり 散文 群島詩人の十字路で耳をすませて 散文 詩と夜空にかがやくもの 3 読むことの風 散文 読むことの風 海に向かって、石ころを投げる あとがき
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14歳からの自己啓発
¥2,420
著者:尾崎俊介 発行元:トランスビュー 352ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 『カーネギー自伝』『学問のすすめ』『7つの習慣』 『ザ・シークレット』『思考は現実化する』 『夜と霧』 『人を動かす』『フロー体験』…… 自己啓発本を「文学」として読むと見えてくる、豊饒な世界。 あらゆる自己啓発本が追い求めてきたたったひとつの「答え」とは? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Q あなたは「自己啓発本」を読んだことがありますか? A まだ読んだことがない →人生を切り拓くための武器になってくれるはずです。 A 出世狙いの「下世話」な本だ →実は、古来の知恵や最先端の知見に基づくものも沢山あります。 A 人生の成功のため、よく読んでいる →自己啓発の本質を知れば、「悪い本」にだまされなくなります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【目次】 十四歳のあなたに――前書きに代えて 第1章 自己啓発本とは何か 第2章 「自助努力系自己啓発本」の系譜 第3章 「引き寄せ系JKB」の登場 第4章 引き寄せの実践 第5章 人間関係をめぐる自己啓発本 第6章 女子のための自己啓発本 第7章 愛するとは許すこと――めくるめく「ACIM」 の宇宙観 第8章 来世があると考えると、勇気が湧いて来る⁉ 第9章 「今、ここ」を生きる *********************** 店主コメント *********************** 自助努力系や引き寄せ系など、実践的なものから少々うさんくさいものまで、自己啓発書は星の数ほど存在しますが、この本によると多くの本は突き詰めると一つの答えや真理に行き着ようです。つまり、たったひとつの答えに至るアプローチ方法の数だけ自己啓発本は存在しており、それらの中には自分に適したものとそうでないものがあるのではないでしょうか。 その見極めのためにも、自己啓発書のルーツや大系などを知っておくに越したことはないと思います。
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悲しみの秘義(文春文庫)
¥825
SOLD OUT
著者:若松英輔 発行元:文藝春秋 240ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** もしあなたが今、このうえなく大切な何かを失って、暗闇のなかにいるとしたら、この本をおすすめしたい――(解説・俵万智) 宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトン、小林秀雄、ユングらの、死者や哀しみ、孤独について書かれた文章を読み解き、人間の絶望と癒しをそこに見出す26編。 「言葉にならないことで全身が満たされたとき人は、言葉との関係をもっとも深める」―-自らの深い悲しみの経験を得た著者が、その魂を賭けて言葉を味わい、深い癒しと示唆を与えてくれる。 日経新聞連載時から話題を呼び、静かなロングセラーとなった一冊。 文庫化に際して「死者の季節」「あとがき」を増補。 カバーと本文内を、世界的に人気の高いアーチスト・沖潤子の作品が 優しく深く彩る。大切な人に贈りたい、特別な一冊。 *********************** 店主コメント *********************** 「言葉は、書かれたときに完成するのではなく、読まれることによって命を帯びる」(あとがきより) 読後に思ったのは、読書とはページから言葉を拾い上げる行為なんだ、ということでした。言葉の引用は、引用者の実体験や人生に裏打ちされてこそ光を放つ。そして、その裏打ちが確固たるものであるとき、言葉は引用者自身の言葉に変化する。 この本には、そのような光を放つ引用が散りばめられています。
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人生にはいつも料理本があった
¥1,760
SOLD OUT
著者:赤澤かおり 発行元:筑摩書房 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 季節の味わいを教える本、未知の料理への扉を開く本、言葉にぐっときた本……20年以上にわたり料理本作りに関わり続けてきた著者が、愛をこめて語りつくす。
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絵本のなかへ帰る 完全版
¥1,760
著者:髙村志保 発行元:夏葉社 189ページ 180mm × 130mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 長野県茅野市の駅前にある小さな書店「今井書店」。2代目店主の高村志保さんは 絵本を愛し、毎月約2300冊もの月刊誌を子どもたちへ届けています。高村さ んが配達する「こどものとも」のシェア率は茅野市の保育園で80%。諏訪郡で 見ると45%のシェア率を誇ります。高村さんは、かわいい絵本ではなく、流行 りの絵本でもなく、大人が読んでも心揺さぶれるような絵本を愛しています。 本書は彼女の人生を振り返りながら、その人生の節目節目を支えてきた31冊の絵 本を紹介するエッセイ集です。感動する話というよりも、そこで紹介される『ぐ るんぱのようちえん』、『ないたあかおに』などと同じく、どこか心がヒリヒリす るような話が多いです。初代店主であった父への思い、田舎で本屋さんを続ける 葛藤などなど。 なお、本書は昨年2月に1500部限定で刊行されましたが、好評のうちに完売したため、今回、書き下ろし4編を加えて、「完全版」と銘打って います。 装画はデビュー時より高村さんが応援してきたきくちちきさんです。
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モトムラタツヒコの読書の絵日記
¥1,650
著者:モトムラタツヒコ 発行元:書肆侃侃房 128ページ コデックス装 *********************** 出版社紹介文より *********************** 「書評ではない。絵日記である。」 2018年よりスケッチブックに描き続けた読書の絵日記。手描きイラストと手書き文字で、本の虫こと、モトムラタツヒコが、紀行、エッセイ、外国文学、落語、プロレス、絵本など、むさぼるように読んで描いた! 2018~2022年までに描いた読書の絵日記、全106作品を収録
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絶版本
¥1,760
SOLD OUT
発行元:柏書房 232ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ■新刊だけが本じゃない! 「あなたが、いまこそ語りたい『絶版本』はなんですか?」そんなシンプルな問いかけから、この企画は始まりました。語りたくても語る場がなかった「あの一冊」について、24名に思う存分語っていただきます。「いま、ない本」から見えてくる世界とは? ■依頼の内容 【企画の趣旨】 「あなたが、いまこそ語りたい『絶版本』はなんですか?」をテーマに、二千から三千文字(目安)のエッセイを書き下ろしていただく企画です。 一人一冊に絞って、その本に対する思い入れや思い出、自分自身や自分の研究に与えた影響をまじえながら紹介していただきます。「世の中にはまだこんな本があるのか(あったのか)」 「あの人はこんな本に影響を受けたのか」という驚きや再発見を読者に提供できればと考えております。 また、これを機に、事実上「絶版」となっていた本に注目が集まり復刊されること、また古書市場や図書館の利用が促されることも願っております。 【原稿につきまして】 単なる本の紹介ではなく、その本とご自身との関係や思い出に焦点を当ててご執筆いただければと考えています(ブックガイドではなくあくまで読書エッセイです)。 また、「絶版」とタイトルにありますが、基本的に「絶版」をうたう版元は(弊社をはじめとして)少数です。なので、「絶版」の範囲を厳密に捉えていただく必要はありません。「事実上の絶版」=「品切重版未定」(通常の新本市場ではアクセス不可能なもの)を含め、ご検討いただければ幸いです。 なお、特定の版元への批判や中傷はなるべくお控えください(この企画の本旨はそこにはありません)。 ■集まった24名 古田徹也/伊藤亜紗/藤原辰史/佐藤卓己/荒井裕樹 小川さやか/隠岐さや香/原武史/西田亮介 稲葉振一郎/荒木優太/辻田真佐憲/畑中章宏 工藤郁子/榎木英介/山本貴光+吉川浩満/読書猿 岸本佐知子/森田真生/ドミニク・チェン/赤坂憲雄 斎藤美奈子/鷲田清一