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悲しみの秘義(文春文庫)

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著者:若松英輔
発行元:文藝春秋
240ページ
文庫判 148mm × 105mm

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 出版社紹介文より
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もしあなたが今、このうえなく大切な何かを失って、暗闇のなかにいるとしたら、この本をおすすめしたい――(解説・俵万智)

宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトン、小林秀雄、ユングらの、死者や哀しみ、孤独について書かれた文章を読み解き、人間の絶望と癒しをそこに見出す26編。

「言葉にならないことで全身が満たされたとき人は、言葉との関係をもっとも深める」―-自らの深い悲しみの経験を得た著者が、その魂を賭けて言葉を味わい、深い癒しと示唆を与えてくれる。

日経新聞連載時から話題を呼び、静かなロングセラーとなった一冊。
文庫化に際して「死者の季節」「あとがき」を増補。

カバーと本文内を、世界的に人気の高いアーチスト・沖潤子の作品が
優しく深く彩る。大切な人に贈りたい、特別な一冊。

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  店主コメント
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「言葉は、書かれたときに完成するのではなく、読まれることによって命を帯びる」(あとがきより)

読後に思ったのは、読書とはページから言葉を拾い上げる行為なんだ、ということでした。言葉の引用は、引用者の実体験や人生に裏打ちされてこそ光を放つ。そして、その裏打ちが確固たるものであるとき、言葉は引用者自身の言葉に変化する。
この本には、そのような光を放つ引用が散りばめられています。

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