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二人のデカメロン
¥1,000
著者:青木真兵/柿内正午 80ページ 182mm × 122mm ソフトカバー *********************** 発行元紹介文より *********************** 奈良県で人文系私設図書館ルチャ・リブロを構える青木真兵、東京で会社員をやりつつ文筆を行う柿内正午。 80年代生まれと90年代生まれ。山村とシティー。年代も生活の拠点も離れた二人は友達同士。この本には二人のおしゃべりの記録とエッセイがふたつずつ収められています。 考え方の癖も、こだわりの偏りも、文章の臭みも、お互いまったく違っている。そのような違いを特に均すわけでもない。おのおの好き勝手にやった結果、なかなかいい感じの本ができたのではと自負しています。ここにあのは大袈裟な対決でも、共闘でもない、ただのおしゃべりです。同じ方向を向いているようなないような、噛み合っているようないないような、でもお互いに真剣に相手の話を聞き、大真面目に自分の話したいことを言っているように見える。 マイペースを貫きつつ、不思議と気遣いにあふれたいい湯加減のやりとりを読めば、なんだかいい塩梅になるようなならないような。ぜひゆるりとご一読ください。 【目次】 はじめに 対談 自己は薄いが、クセが強い 青木真兵 源泉は生き物の部分 『ランボー』が教えてくれたこと 柿内正午 声と文字 対談 読む生活・書く生活・喋る生活 青木真兵 ピュシスを頼りに生きていく もう一つの『ベイブ論』 柿内正午 レッスルする演技 おわりに
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『ベイブ』論 あるいは「父」についての序論
¥1,200
著者:柿内正午 発行元:零貨店アカミミ 88ページ 173mm × 105mm ソフトカバー *********************** 発行元紹介文より *********************** 映画『ベイブ』を丹念にみつめることで、『現代における父性とはどのようなものであるべきか』という大きな問いに挑む。 映画論であり文学論。批評的な方法で思考する社会派エッセイ。 【目次】 はじめに 映画館までの道のり Chapter1.『ベイブ』論 とある映画館での上映の記録 序幕 豚ってたしかにバカだよ 世の理 罪と罰 豚はとびきり美味しいお肉 自分は犬だと思い込んでいる豚 牧羊豚 とても悲しい日 運命の豚 Chapter2.あるいは「父」についての序論 映画館の近くのカフェで 男って確かにバカだよ 優れた脚色と継承されなかった潜勢力 世の理 人間主義の彼岸に擬態した人間主義 おいしい豚肉から牧羊豚へ 階級 悲しき「父」と「子」の行方 暴力と開拓 運命をどのように書き換えるか 「That'll do.」 おわりに 「まだ世界が終わったわけじゃない」
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先人は遅れてくる パリのガイドブックで東京の町を闊歩する3
¥1,870
SOLD OUT
著者:友田とん 発行元:代わりに読む人 144ページ 182mm × 105mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** コロナ渦中の町を歩き、近所で見かけた看板の言葉をきっかけに本当の言葉探しをはじめた「私」は、弘法大師と高野山から、『オズの魔法使い』、松任谷由実のドキュメンタリー番組、『西遊記』など、何かを求める旅の物語に思いを馳せるうちに、半導体エンジニアの職へと導かれた出会いの記憶へと至って……。訪ねた土地で過去の出来事や読んだ小説の断片の記憶を芋づる式に蘇らせていく至福が綴られる。 全4章、約5万字の文章と18枚のカラー写真、画家・いちろうの挿画で構成。
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パリのガイドブックで東京の町を闊歩する 2 読めないガイドブック
¥1,650
SOLD OUT
著者:友田とん 発行元:代わりに読む人 94ページ 182mm × 105mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ある日、啓示のように降ってきた「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」という言葉を、どうやったらそんなことができるのだろうかと考えながら、実践するエッセイシリーズ。 荻窪でフレンチトーストをついに食べた「私」は東京の町を闊歩するため、行く先々でパリのガイドブックを買い集め、順に読もうと試みる。だが、関係ない土地のガイドブックを読み進めるのは難しい。立ちはだかる壁、欠落し、捏造されていく記憶。 荻窪のコンビニから、村上春樹へ、そしてパリ・ノートル・ダムへ。 日常を冒険に変える奔放な思考の脱線 第2弾。 【目次】 第一章 ノートルダム 第二章 ガイドブックを買い集める日々 第三章 セブンイレブン 第四章 餃子を食べに行こうとして 第五章 ノートルダム再び 第六章 読めないガイドブック 第七章 準備体操はできた
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パリのガイドブックで東京の町を闊歩する 1 まだ歩きださない
¥770
SOLD OUT
著者:友田とん 発行元:代わりに読む人 47ページ 182mm × 105mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 正しい言葉なら、これほど長く考えつづけることはなかっただろう。 「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」 突然、啓示のように降ってきた言葉を口ずさむ「私」はそんなことが果たしてできるのだろうかと考えながら、住みなれたはずの東京の町を歩きはじめる。表参道へ、荻窪へ、そして神保町へ。パリのガイドブックを手にした「私」はどこにたどり着くのか。第1号はとあるものを求めて、2018年夏、炎天下の都内をくり返し行き来した記録である。 【目次】 第一章 まだ歩きださない 第二章 フレンチトーストを求めて 第三章 ポストフレンチトーストを歩く
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私的コーヒーA to Z
¥1,100
著者:木村衣有子 発行元:はるあきクラブ 46ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 掌編小説やエッセイ、短歌で表現されたコーヒーにまつわるエトセトラ。 アルファベット順に26篇が収められています。 コーヒーのお供にちょうど良いリトルプレスです。 【目次】 A 愛とかいうのじゃなくて/ai B 本/book C マグカップ/coffee mug D ドリップ/drip ・・・ほか
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ここで唐揚げ弁当を食べないでください
¥1,000
SOLD OUT
著者:小原晩 98ページ 148mm × 105mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 18歳で東京都八王子を飛び出し23区へ上京してからの生活を綴ったエッセイ集。 仕事、家族、友人、お気に入りの喫茶店など・・・時折見せるシニカルな文体がふふっと笑いを誘います。 著者にとって初となる刊行物です。 ~巻末著者プロフィールより~ 小原 晩(おばら ばん) 1996年生まれ。歌人。 これがはじめての著書です。 特筆すべき経歴がないので、 好きなものを並べます。 猫、光、水辺、本屋、喫茶店、散歩、お笑い、太陽の塔、衣食住。
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クソみたいな世界で抗うためのパンク的読書
¥935
著者:小野寺伝助 発行元:地下BOOKS 81ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** パンク的な書物を紹介するブックガイド『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』から5年。待望の続編です! ただでさえクソみたいな世界が、ますますクソみたいになっていると実感した著者が紹介するのは「生き抜くため」の本ではなく、世界に「抗う」ための本。 「抗い方」を考え、その先にクソみたいな世界の「変え方」を見据えようという試みです。 「無知を自覚する読書」だったと振り返る著者のブックガイドは、様々な分野を横断しています。無知や価値観のブレを受け入れ、自分すらも疑いながら考え抜いてゆく。 世界へ抗う第一歩として、新たな自分への変革を促す手引き書と言える一冊です。 【目次】 1.UNITY 「共に在ること」で抗う 2.D.I.Y 「自分自身」で抗う 3.ANTI RACISM 「知識」で抗う 4.NO WAR 「言葉」で抗う 5.NO FUTURE 「いまここ」で抗う 6.REVOLUTION 「世界を変える」で抗う
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クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書
¥825
SOLD OUT
著者:小野寺伝助 出版社:地下BOOKS 81ページ 210mm × 142mm ソフトカバー ******************** 店主コメント ******************** 「パンク的な書物を通じパンクを考える」ことをテーマにした読書ガイド。 著者曰く、パンクとは「突き詰めて、突き抜けること」。 世の中のマジョリティに抗い、自分自身にすら疑いの目を向けながら成長し続ける。 そんなパンクスたちの背中を押してくれるような数々の人文系書物を、6つのテーマに分類して紹介。 決して音楽誌ではないのでご注意を。 【目次】 第1章「はみ出す」 第2章「D.I.Y精神」 第3章「NO WAR」 第4章「「ローカルとユニティ」 第5章「破壊と構築」 第6章「衝動と行動」
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35歳からの反抗期入門
¥1,210
SOLD OUT
著者:碇雪恵 発行元:温度 126ページ 182mm × 128mm ソフトカバー 「人と距離を詰めたいけれど、一方的に近づかれるのはこわい。 好きな人には好かれたいが、他人から女としての査定をされたくない。 周囲から浮きたくないし、社会の物差しで測られたくないもない。 なんかそんなふうにわがままばっかり書いている気もしますが、正直な気持ちだから仕方ない。それどころか、わがままをいったん良し悪し判断せずに見つめたことが自分を卑下しなくて済むようになったひとつの理由じゃないかと思います。 そういうことを思うに至った日々の記録です。」 (「はじめに」より) 著者が35歳の時に始めたブログの文章に、ネット上では書きにくかったことを加筆した散文集。
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本当にはじめての遠野物語
¥1,980
SOLD OUT
著者:富川岳 発行元:遠野出版 96ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「主人公はいない。長編小説でもない。 ファンタジーでも、迷信でもない。 もう一つの世界をめぐる、本当の話。」 構想7年。河童、ザシキワラシ、天狗。 日本民俗学の夜明けを告げた歴史的名著『遠野物語』を、 かつて10ページで挫折した著者がおくる、絶対にくじけず、 楽しく深く明快に学べる、はじまりの一冊。 さぁ、めくるめく物語の世界へ!
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すべてあたたかい海
¥1,200
著者:僕のマリ 発行者:僕のマリ 62ページ 182mm × 128mm ソフトカバー *********************** 発行者紹介文より *********************** 僕のマリによる、2023年1〜3月の日記集です。 昨年の夏から続く体調不良に悩まされ、心と身体に振り回されながらも、生活と出版に奔走します。バイトを辞め、ギリギリの締め切りを渡り歩き、作って食べるよろこびを感じ、そして少しずつ春へと向かう、いとおしい日々の記録です。
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清潔な寝床
¥1,500
SOLD OUT
著者:僕のマリ 発行者:僕のマリ 76ページ 182mm × 128mm ソフトカバー *********************** 発行者紹介文より *********************** 僕のマリの日記集『清潔な寝床』です。 2022年6月〜12月の日記です。 コロナに罹患する前の元気なとき、罹患したときのこと、そして後遺症で体調不良が続いた半年間の記録です。七歳上のパートナーと暮らしながら、街歩きする楽しさ、日々のごはんや喫茶店巡り、二人でコロナに罹った時の身体のあつさ、結婚の挨拶に行った真夏の暑い日、居酒屋でべろべろになるまで飲んだ日、鬱がひどく屋上で泣いていた日……。過ぎ去った日々の記録を読み返しながら、「人を大事にするってなんだろう」と考えていました。その答えは、日記を編んでようやくわかった気がします。
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わたしを空腹にしないほうがいい
¥1,000
SOLD OUT
著者:くどうれいん 発行元:BOOK NERD 77ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 店主コメント *********************** 著者のくどうれいんさんは本書の発行(2018年)を皮切りに作家としての活動を本格化させ、2021年には『氷柱の声』で芥川賞候補にノミネートされました。 その影響もあってか、小品ながら10刷以上も版を重ねるロングセラー(2021年時点)。 食べ物が登場するエッセイはジャンルとしては定番ですが、著者の感性がいかんなく発揮された文章に思わず笑みがこぼれたり共感したり。お腹の音が人の言葉に聞えたという微笑ましいエピソードからも、その感性とユーモアの豊かさのほどが覗えます。 どんな心境にあってもお腹が空かないことはない。だからこそ食べることを大切にしたい、と個人的に思ったりもしたのでした。
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ピロシキビリヤニ
¥1,100
著者:木村衣有子 発行元:はるあきクラブ 72ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 本文より *********************** 「ロシアの味方をしたいわけじゃないけれど、かつてロシアから受け取ったものまで台無しにはしたくない。 『本の雑誌』年末恒例増刊号『おすすめ文庫王国』誌上にて、「私の文庫ベスト3」を紹介しませんかと声をかけてもらったのは2022年の秋のこと。3冊のうち、1冊は『ロシア文学の食卓』にしようと決めた。誌面の中の私の持ち場はとても小さなもので、一冊分の紹介文は200字にも届かないくらい。読み返すうちにいろいろと思うところをメモしていると、その枠にはとうてい収まりきらない長さの文章になった。そしてなんとももどかしい気持ちになった。このリトルプレスをつくるきっかけのひとつはそのもどかしさをなんらかのポジティブな力に変えたいという衝動にある。たとえ強い力にはならなくとも自分のノートの中だけに留めておくよりはましかもしれない、と。」 *********************** 店主コメント *********************** 22冊の食の本をとおして遠く離れた異国の食文化を辿るブックエッセイです。 既知の食文化を掘り下げながら、未知の食文化も味わう。 その先に待っているのは海外旅行、ではなく食の本を巡る旅かもしれません。 食の興味のみならず、読書の幅も広がりそうなリトルプレスです。
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底にタッチするまでが私の時間
¥1,760
SOLD OUT
編者:木村衣有子 発行元:木村半次郎商店 136ページ 188mm × 130mm 雁垂れ製本 新宿の大衆喫茶食堂ベルク。 コーヒーやホットドッグなど、こだわりのメニューを良心的な価格で提供しているお店です。 同店が発行するフリーペーパー「ベルク通信」の創刊号から150号まで、その中から印象に残る文章や心に刺さる言葉を集めたリトルプレス。 「コスパの良さ」だけでは片づけられない同店のこだわりと意気込みが伝わってきます。 その精神性は読者の生活や仕事のスタイルにも良い刺激となるのではないでしょうか。 編者の木村衣有子さんは、食文化や書評を中心に執筆されている文筆家。 本書は木村さん個人の出版レーベル「木村半次郎商店」から発行されたリトルプレスです。
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一般
¥1,000
SOLD OUT
著者:オルタナ旧市街 個人発行 101ページ 188mm × 128mm *********************** 店主コメント *********************** 「オルタナ旧市街とは何者だ!?」 と名前を見た瞬間にまず思う。とりあえず読んでみてほしい。著者の文章の良さは、何とも形容し難い。あえて言うなら「カッコイイ」でしょうか。 自身の実体験を、小説のようなエモい文章に変換させてしまう手腕は、さすがの一言。 「わたしはわたしのことを、わかったつもりには決してならない」 そのように語る著者が、自分を見失いそうになった時のために散文として残した足跡。それは読者に不思議な余韻を与えます。