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私的コーヒーA to Z
¥1,100
SOLD OUT
著者:木村衣有子 発行元:はるあきクラブ 46ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 掌編小説やエッセイ、短歌で表現されたコーヒーにまつわるエトセトラ。 アルファベット順に26篇が収められています。 コーヒーのお供にちょうど良いリトルプレスです。 【目次】 A 愛とかいうのじゃなくて/ai B 本/book C マグカップ/coffee mug D ドリップ/drip ・・・ほか
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ここで唐揚げ弁当を食べないでください
¥1,000
SOLD OUT
著者:小原晩 98ページ 148mm × 105mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 18歳で東京都八王子を飛び出し23区へ上京してからの生活を綴ったエッセイ集。 仕事、家族、友人、お気に入りの喫茶店など・・・時折見せるシニカルな文体がふふっと笑いを誘います。 著者にとって初となる刊行物です。 ~巻末著者プロフィールより~ 小原 晩(おばら ばん) 1996年生まれ。歌人。 これがはじめての著書です。 特筆すべき経歴がないので、 好きなものを並べます。 猫、光、水辺、本屋、喫茶店、散歩、お笑い、太陽の塔、衣食住。
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クソみたいな世界で抗うためのパンク的読書
¥935
SOLD OUT
著者:小野寺伝助 発行元:地下BOOKS 81ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** パンク的な書物を紹介するブックガイド『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』から5年。待望の続編です! ただでさえクソみたいな世界が、ますますクソみたいになっていると実感した著者が紹介するのは「生き抜くため」の本ではなく、世界に「抗う」ための本。 「抗い方」を考え、その先にクソみたいな世界の「変え方」を見据えようという試みです。 「無知を自覚する読書」だったと振り返る著者のブックガイドは、様々な分野を横断しています。無知や価値観のブレを受け入れ、自分すらも疑いながら考え抜いてゆく。 世界へ抗う第一歩として、新たな自分への変革を促す手引き書と言える一冊です。 【目次】 1.UNITY 「共に在ること」で抗う 2.D.I.Y 「自分自身」で抗う 3.ANTI RACISM 「知識」で抗う 4.NO WAR 「言葉」で抗う 5.NO FUTURE 「いまここ」で抗う 6.REVOLUTION 「世界を変える」で抗う
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クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書
¥825
SOLD OUT
著者:小野寺伝助 出版社:地下BOOKS 81ページ 210mm × 142mm ソフトカバー ******************** 店主コメント ******************** 「パンク的な書物を通じパンクを考える」ことをテーマにした読書ガイド。 著者曰く、パンクとは「突き詰めて、突き抜けること」。 世の中のマジョリティに抗い、自分自身にすら疑いの目を向けながら成長し続ける。 そんなパンクスたちの背中を押してくれるような数々の人文系書物を、6つのテーマに分類して紹介。 決して音楽誌ではないのでご注意を。 【目次】 第1章「はみ出す」 第2章「D.I.Y精神」 第3章「NO WAR」 第4章「「ローカルとユニティ」 第5章「破壊と構築」 第6章「衝動と行動」
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35歳からの反抗期入門
¥1,210
SOLD OUT
著者:碇雪恵 発行元:温度 126ページ 182mm × 128mm ソフトカバー 「人と距離を詰めたいけれど、一方的に近づかれるのはこわい。 好きな人には好かれたいが、他人から女としての査定をされたくない。 周囲から浮きたくないし、社会の物差しで測られたくないもない。 なんかそんなふうにわがままばっかり書いている気もしますが、正直な気持ちだから仕方ない。それどころか、わがままをいったん良し悪し判断せずに見つめたことが自分を卑下しなくて済むようになったひとつの理由じゃないかと思います。 そういうことを思うに至った日々の記録です。」 (「はじめに」より) 著者が35歳の時に始めたブログの文章に、ネット上では書きにくかったことを加筆した散文集。
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本当にはじめての遠野物語
¥1,980
著者:富川岳 発行元:遠野出版 96ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「主人公はいない。長編小説でもない。 ファンタジーでも、迷信でもない。 もう一つの世界をめぐる、本当の話。」 構想7年。河童、ザシキワラシ、天狗。 日本民俗学の夜明けを告げた歴史的名著『遠野物語』を、 かつて10ページで挫折した著者がおくる、絶対にくじけず、 楽しく深く明快に学べる、はじまりの一冊。 さぁ、めくるめく物語の世界へ!
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すべてあたたかい海
¥1,200
SOLD OUT
著者:僕のマリ 発行者:僕のマリ 62ページ 182mm × 128mm ソフトカバー *********************** 発行者紹介文より *********************** 僕のマリによる、2023年1〜3月の日記集です。 昨年の夏から続く体調不良に悩まされ、心と身体に振り回されながらも、生活と出版に奔走します。バイトを辞め、ギリギリの締め切りを渡り歩き、作って食べるよろこびを感じ、そして少しずつ春へと向かう、いとおしい日々の記録です。
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清潔な寝床
¥1,500
SOLD OUT
著者:僕のマリ 発行者:僕のマリ 76ページ 182mm × 128mm ソフトカバー *********************** 発行者紹介文より *********************** 僕のマリの日記集『清潔な寝床』です。 2022年6月〜12月の日記です。 コロナに罹患する前の元気なとき、罹患したときのこと、そして後遺症で体調不良が続いた半年間の記録です。七歳上のパートナーと暮らしながら、街歩きする楽しさ、日々のごはんや喫茶店巡り、二人でコロナに罹った時の身体のあつさ、結婚の挨拶に行った真夏の暑い日、居酒屋でべろべろになるまで飲んだ日、鬱がひどく屋上で泣いていた日……。過ぎ去った日々の記録を読み返しながら、「人を大事にするってなんだろう」と考えていました。その答えは、日記を編んでようやくわかった気がします。
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わたしを空腹にしないほうがいい
¥1,000
著者:くどうれいん 発行元:BOOK NERD 77ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 店主コメント *********************** 著者のくどうれいんさんは本書の発行(2018年)を皮切りに作家としての活動を本格化させ、2021年には『氷柱の声』で芥川賞候補にノミネートされました。 その影響もあってか、小品ながら10刷以上も版を重ねるロングセラー(2021年時点)。 食べ物が登場するエッセイはジャンルとしては定番ですが、著者の感性がいかんなく発揮された文章に思わず笑みがこぼれたり共感したり。お腹の音が人の言葉に聞えたという微笑ましいエピソードからも、その感性とユーモアの豊かさのほどが覗えます。 どんな心境にあってもお腹が空かないことはない。だからこそ食べることを大切にしたい、と個人的に思ったりもしたのでした。
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ピロシキビリヤニ
¥1,100
著者:木村衣有子 発行元:はるあきクラブ 72ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 本文より *********************** 「ロシアの味方をしたいわけじゃないけれど、かつてロシアから受け取ったものまで台無しにはしたくない。 『本の雑誌』年末恒例増刊号『おすすめ文庫王国』誌上にて、「私の文庫ベスト3」を紹介しませんかと声をかけてもらったのは2022年の秋のこと。3冊のうち、1冊は『ロシア文学の食卓』にしようと決めた。誌面の中の私の持ち場はとても小さなもので、一冊分の紹介文は200字にも届かないくらい。読み返すうちにいろいろと思うところをメモしていると、その枠にはとうてい収まりきらない長さの文章になった。そしてなんとももどかしい気持ちになった。このリトルプレスをつくるきっかけのひとつはそのもどかしさをなんらかのポジティブな力に変えたいという衝動にある。たとえ強い力にはならなくとも自分のノートの中だけに留めておくよりはましかもしれない、と。」 *********************** 店主コメント *********************** 22冊の食の本をとおして遠く離れた異国の食文化を辿るブックエッセイです。 既知の食文化を掘り下げながら、未知の食文化も味わう。 その先に待っているのは海外旅行、ではなく食の本を巡る旅かもしれません。 食の興味のみならず、読書の幅も広がりそうなリトルプレスです。
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底にタッチするまでが私の時間
¥1,760
SOLD OUT
編者:木村衣有子 発行元:木村半次郎商店 136ページ 188mm × 130mm 雁垂れ製本 新宿の大衆喫茶食堂ベルク。 コーヒーやホットドッグなど、こだわりのメニューを良心的な価格で提供しているお店です。 同店が発行するフリーペーパー「ベルク通信」の創刊号から150号まで、その中から印象に残る文章や心に刺さる言葉を集めたリトルプレス。 「コスパの良さ」だけでは片づけられない同店のこだわりと意気込みが伝わってきます。 その精神性は読者の生活や仕事のスタイルにも良い刺激となるのではないでしょうか。 編者の木村衣有子さんは、食文化や書評を中心に執筆されている文筆家。 本書は木村さん個人の出版レーベル「木村半次郎商店」から発行されたリトルプレスです。
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一般
¥1,000
著者:オルタナ旧市街 個人発行 101ページ 188mm × 128mm *********************** 店主コメント *********************** 「オルタナ旧市街とは何者だ!?」 と名前を見た瞬間にまず思う。とりあえず読んでみてほしい。著者の文章の良さは、何とも形容し難い。あえて言うなら「カッコイイ」でしょうか。 自身の実体験を、小説のようなエモい文章に変換させてしまう手腕は、さすがの一言。 「わたしはわたしのことを、わかったつもりには決してならない」 そのように語る著者が、自分を見失いそうになった時のために散文として残した足跡。それは読者に不思議な余韻を与えます。
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ツキノワ木彫り熊ノート
¥2,200
SOLD OUT
編集・執筆:増子博子 是恒さくら 発行元:木彫熊通信 96ページ 148mm × 210mm *********************** 発行元紹介文より *********************** 「葛巻に昔、木彫り熊を彫って北海道に売っていた人がいた」 本の中の一文から、葛巻町で昭和40年代から60年代に木彫り熊を彫っていた、上高山兼太郎に出会いました。 北海道と本州を行き来する是恒さくらと、葛巻町に住む増子博子のそれぞれが、木彫り熊との出会いから生まれた問いを、それぞれの旅の中で探ってきました。 この本ではまず、葛巻町でかつて木彫り熊を彫っていた上高山兼太郎の木彫り熊を写真で紹介します。 そして、岩手県や隣県での聞き取り、木彫り熊を扱う業者や木彫り熊の蒐集、研究をしている方々からの聞き取りや、 木彫り熊を訪ねた旅の記録を綴りつつ、是恒、増子がそれぞれ探ってきた問いへの返答を、ドローイングやエピソードを交えて記しています。 【目次】 木彫り熊写真 ツキノワ木彫り熊ノートについて 第一章 月の輪を持つ木彫り熊 第二章 上高山金太郎の木彫り熊を探して 第三章 上高山作木彫り熊の行方 第四章 葛巻生まれの木彫り熊野行き先を尋ねて 第五章 北岩手の木彫り熊たち 第六章 木彫り熊に触れて あとがき *********************** 店主コメント *********************** 岩手県葛巻町には、かつて木彫り熊を彫る人物がいた。 しかも、その木彫り熊の中には北海道へ渡った物もあるという。 とある文献の記述を読んで生まれた木彫り熊に関する興味と問い。 著者はその問いの答えを求めて、地元住民や関連業者、蒐集家らを訪ね、時には県外にも足を延ばします。その旅の記録と問いの答えが綴られたZINE。 その内容はまさに木彫り熊をめぐるドキュメンタリー。けれど、映像として編集するにはもったいない。やはり文章で読むべき内容だな、と思いました。