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隣人を愛するということ 日系アメリカ人と日本を助けたフレンド派の人々の記録
¥2,200
SOLD OUT
著者:杉村宰 発行元:三月社 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 分断と憎悪の時代に隣人を愛する意味を問う 敵となった隣人を助けようと奔走する人々── 忘れてはならない日系人史の大切な一コマ 真珠湾攻撃以降、敵とされた米国在住の十二万人の日系人は国内の強制収容所へと集められた。 家も仕事も財産も、自由も権利も夢も希望も奪われ、失意と絶望にあった日系人を助けた人々とは? キリスト教プロテスタントのフレンド派、クエーカーの貢献と働きについてのエピソードと評伝をまとめたカリフォルニア在住の日系人牧師が、「隣人を愛するということ」の意味を説く。 【目次】 はじめに 3 推薦のことば 11 一章 フレンズの賞賛すべき働き 17 フレンズのはじまり 18 ドイツとの比較で知るフレンズの働き 20 二章 フレンズと日本 25 日本での教育活動のはじまり─新渡戸稲造と河井道 26 戦前の日本での救援活動 30 戦後の日本への復興援助活動 34 「山羊のおじさん」ハーバート・ニコルソン 34 ララ救援物資 38 シュモーの「ハウス・フォー・ヒロシマ」 44 原爆乙女 48 三章 フレンズと日系人 51 日系人への迫害と伝道活動のはじまり 52 日系人とかかわった要因 55 戦争勃発による日系人の動向 56 戦争勃発によるキリスト教諸教会の動向 61 四章 フレンズの日系人救援活動 67 〈フレンズ奉仕団リーダー〉クラレンス・ピケット 68 〈クラレンス・ピケットの義兄〉ギルバート・ボールズ 72 ターミナル・アイランドでの救援活動 77 〈公民権唱道者〉ジョージ・ロス 80 〈日系人の代弁者〉ゴードン・ヒラバヤシ 81 パンとコーヒーの差し入れ 86 強制収容された日系人への救援活動 89 強制収容所の教師たち 98 ヘレン・イーライ・ブリル 98 ジョーゼフ・グッドマン 100 大学入学手続きとスカラシップの付与 102 ホステル開設、仕事と住居のあっせん 108 補償請求の援助活動 115 天皇家の英語教師となったクエーカーたち 123 エリザベス・ヴァイニング 123 エスター・ローズ 128 五章 フレンズのように日系人を助けた人々 135 エメリー・アンドリューズ 136 浅野七之助 136 ウィリアム・アキスリング 138 シャーマン・バーゴイン 140 パトリック・バーン 141 ラルフ・ローレンス・カー 142 シャーロット・デフォレスト 144 ジュリアス・ゴールドウォーター 145 J・フラートン・グレセット 146 エリザベス、キャサリーン・ハンバーガー姉妹 146 アレン・ハンター 147 メリー・ジェッシー 148 スタンレー・ジョーンズ 149 賀川豊彦 150 セシル・ランカスター 152 ヒュー・レイヴリー 152 ラルフ・ラゾー 153 マイク・マサオカ 154 ラルフ・メイベリー 156 ラルフ・スメルツァー 157 六章 隣人を愛するということ 159 静かなヒーローたちへの感謝 160 フレンズこそ真の友 162 敵を愛した人たち 165 本当の敵とは誰のことか 169 己を知り相手を知る 171 汝の隣人を愛せ 174 脚注 178
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台湾の歴史(講談社学術文庫)
¥1,265
著者:若林正丈 発行元:講談社 296ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 経済発展と民主化を達成し、ますます存在感を高めている「台湾」は、どんな歴史を歩み、どこへ向かうのか。2024年1月の総統選挙を控えて、その歴史と現在を知る文庫版。 その歴史は「海のアジア」と「陸のアジア」がせめぎ合う「気圧の谷間」が、台湾という場所を行ったり来たりした歴史だった。その動きから生じる政治・経済の国際的な激動の中で、多様な人々が織りなしてきた「複雑で濃密な歴史」を見つめることなしに、現在の台湾を理解することはできない。 はるか以前から、さまざまな原住民族(先住民族)が生きていた台湾島が、決定的な転機を迎えたのは17世紀のことだった。オランダ東インド会社が初めて「国家」といえる統治機構をこの島に持ち込んだのである。短いオランダ統治の後、明朝の遺臣・鄭成功ら漢族軍人の時代を経て、清朝による統治は200年に及ぶが、1895年、日清戦争に勝利した日本の植民地支配が始まる。そして1945年に始まった中華民国による統治は、当時の民衆に「犬が去って、豚が来た」と言われるものだった。その中で、本省人・外省人の区別を超えて「台湾人」のアイデンティが育まれ、1990年、直接選挙による第1回総統選で「初の台湾人総統」李登輝が登場する。 『台湾――変容し躊躇するアイデンティティ』(2001年、ちくま新書)を、大幅増補して改題し、文庫化。 【目次】 はじめに――芝山巖の光景 第一章 「海のアジア」と「陸のアジア」を往還する島――東アジア史の「気圧の谷」と台湾 第二章 「海のアジア」への再編入――清末開港と日本の植民地統治 第三章 「中華民国」がやって来た――二・二八事件と中国内戦 第四章 「中華民国」の台湾定着――東西冷戦下の安定と発展 第五章 「変に処して驚かず」――「中華民国」の対外危機と台湾社会の自己主張 第六章 李登輝の登場と「憲政改革」 第七章 台湾ナショナリズムとエスノポリティクス 第八章 中華人民共和国と台湾――結びつく経済、離れる心? 第九章 「中華民国第二共和制」の出発 結び 補説1 総統選挙が刻む台湾の四半世紀――なおも変容し躊躇するアイデンティティ 補説2 「台湾は何処にあるか」と「台湾は何であるか」 学術文庫版あとがき 参考文献 台湾史略年表 索引
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奇妙な国境や境界の世界地図
¥2,750
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著者:ゾラン・ニコリッチ 訳者:松田和也 発行元:創元社 256ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 旧ユーゴスラヴィア(現セルビア)に生まれ、子供の頃から実際に書き換えられる国境や境界線を目の当たりにしてきた生粋の境界マニアによる、複雑で普通ではない、人間が引いた国境・境界を集めた世界地図集。 飛地や複雑な境界線の見せ方に工夫を凝らしたカラー主題図と、簡にして要を得た解説で、世界各地約50か所の国境や境界を紹介。地理学・地図学はもちろん、現代の世界を知るうえで有益な知識や視点に満ちた異色の地図集。 【目次】 イントロダクション ごく普通の(というわけでもない)地理学 異常な国境線 領内飛地、領外飛地、およびその他の現象 メジュルイェチェ(ボスニアヘルツェゴヴィナ|セルビア) リビア(フランス|スペイン) ブレゾヴィカ(クロアティア|スロヴェニア) カンピョーネ・ディターリア(イタリア|スイス) フェンバーン(ベルギー|ドイツ) ビュージンゲン・アム・ホッホライン(ドイツ|スイス) バールレ(ベルギー|オランダ) ユングホルツ(オーストリア|ドイツ) キプロスとその国境線 ロシアの飛地 ・ ・ ・ ほか
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世にも奇妙な人体実験の歴史(文春文庫)
¥1,133
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著者:トレヴァー・ノートン 訳者:赤根洋子 発行元:文藝春秋 464ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 発行元紹介文より *********************** 性病、コレラ、寄生虫……人類の危機を救った偉大な科学者たちは、己の身を犠牲にして、果敢すぎる人体実験に挑んでいた! 自身も科学者である著者は、自らの理論を信じて自分の肉体で危険な実験を行い、今日の安全な医療や便利な乗り物の礎を築いた科学者たちのエピソードを、ユーモアたっぷりに紹介します。 解剖学の祖である十八世紀の医師ジョン・ハンターは、淋病患者の膿を自分の性器に塗りつけて淋病と梅毒の感染経路を検証しました。十九世紀の医師ウィリアム・マレルは、ニトログリセリンを舐めて昏倒しそうになりますが、血管拡張剤に似た効果があると直感。自己投与を続けて、狭心症の治療薬として確立するもとになりました。二十世紀、ジャック・ホールデンは潜水方法を確立するために自ら加圧室で急激な加圧・減圧の実験を繰り返し、鼓膜は破れ、歯の詰め物が爆発したといいます。 その他にも放射能、麻酔薬、コレラ、ペストなどの危険性の解明に、自らの肉体で挑んだマッド・サイエンティストたちの奇想天外な物語が満載。その勇気と無茶さに抱腹絶倒するうち、彼らの真の科学精神に目を開かされる好著です。
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市民的抵抗 非暴力が社会を変える
¥3,080
著者:エリカ・チェノウェス 訳者:小林綾子 発行元:白水社 402ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 革命をもたらす3.5%の力 「ある国の人口の3.5%が非暴力で立ち上がれば、社会は変わる」。 この「3.5%ルール」で一躍有名になったのが本書の著者で、ハーバード大学ケネディ行政大学院教授のエリカ・チェノウェスだ。 本書は、この「3.5%ルール」をはじめ、市民的抵抗の歴史とその可能性を探る試みである。どこか弱々しく、悲壮なイメージがつきまとう非暴力抵抗だが、実証的にアプローチしてみると、その印象は一変する。 過去120年間に発生した627の革命運動の成功率を見てみよう。暴力革命と非暴力革命とではどちらが成功したのだろうか? 1900年から2019年の間、非暴力革命は50%以上が成功した一方で、暴力革命はわずか26%の成功にとどまる。 これは驚くべき数字である。なぜなら、暴力行為は強力で効果的であるのに対して、非暴力は弱々しく効果も乏しいという一般的な見方を覆す数字だからだ。 他方、この10年で非暴力抵抗の成功率は下落傾向にある。「スマートな独裁」とともに、運動がデモや抗議に過度に依存していることが背景にある。 社会を変革するための新たな方法論の本邦初訳。
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戦争は女の顔をしていない(岩波現代文庫)
¥1,540
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著者:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 訳者:三浦みどり 発行元:岩波書店 506ページ 文庫判 148mm × 105mm ~出版社紹介文より~ ソ連では第二次世界大戦で100万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった――。 500人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、ノーベル文学賞作家の主著。(解説=澤地久枝) アレクシエーヴィチはこれまで、ソ連の一般市民に対する綿密なインタビューを重ねることによって、大文字の歴史からはこぼれ落ちてしまう市民の生の声をすくいあげ、世界中に衝撃を与えてきました。とりわけチェルノブイリの事故処理を担った一般人など、ともすれば国家権力に圧殺されてしまいがちな弱者の声に耳を傾けるその姿勢は、社会性および人道性の観点から高く評価され、また、市井のさまざまな証言を集め、多声的なドキュメンタリー文学作品に仕上げるその創作手法は、芸術性の点でもきわめて高い到達を示しているとして、これまで数々の文学賞が授与されてきました。それが認められて2015年ノーベル文学賞を受賞しました。 その創作スタイルがドキュメンタリーの手法であるため、文学賞として認められるか懸念されましたが、スウェーデン・アカデミーは「私たちの時代の苦悩と勇気への記念の碑」と称え、「文学の新しいジャンルを案出した」と評しました。 本作はアレクシエーヴィチが1984年に発表した最初の作品です。雑誌記者だった30歳代の彼女が1978年から取材を開始して、500人を超える女性から聞き取りをしました.完成後2年間は出版を許されず、ペレストロイカ後に出されました。ベラルーシの独裁者ルカシェンコ大統領は彼女を「外国で著書を出版し祖国を中傷して金をもらっている」と非難し、長い間ベラルーシでは出版禁止にされてきました。 ソ連では第二次世界大戦で100万人をこえる女性が従軍し、看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦ったのですが、しかし戦後は世間から白い目で見られ、みずからの戦争体験をひた隠しにしなければなりませんでした。英雄としてではなく生身の人間としての従軍女性(パルチザンや抵抗運動に参加した女性をふくむ)に本書が初めて光をあてたのです。 ベラルーシのドキュメンタリー作家アレーシ・アダモーヴィチいわく, 「戦争は女の顔をしていない.しかし,この戦争で我々の母親たちの顔ほど厳しく,すさまじく,また美しい顔として記憶されたものはなかった」
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あなたと原爆 オーウェル評論集(光文社古典新訳文庫)
¥968
著者:ジョージ・オーウェル 訳者:秋元孝文 発行元:光文社 312ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 原爆投下のわずかふた月後、その後の核をめぐる米ソの対立を予見し「冷戦」と名付けた表題の「あなたと原爆」、名エッセイ「象を撃つ」「絞首刑」など16篇を収録。ファクトとフェイク、国家と個人、ナショナリズムとパトリオティズムなど、『一九八四年』に繋がる先見性に富む評論集。
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夜と霧 新版
¥1,650
著者:ヴィクトール・E・フランクル 訳者:池田香代子 184ページ 193mm ×135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 〈わたしたちは、おそらくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ〉 「言語を絶する感動」と評され、人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた本書は、日本をはじめ世界的なロングセラーとして600万を超える読者に読みつがれ、現在にいたっている。原著の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。その後著者は、1977年に新たに手を加えた改訂版を出版した。 世代を超えて読みつがれたいとの願いから生まれたこの新版は、原著1977年版にもとづき、新しく翻訳したものである。 私とは、私たちの住む社会とは、歴史とは、そして人間とは何か。20世紀を代表する作品を、ここに新たにお送りする。 【目次】 心理学者、強制収容所を体験する 知られざる強制収容所/上からの選抜と下からの選抜/被収容者119104の報告——心理学的試み 第一段階 収容 アウシュヴィッツ駅/最初の選別/消毒/人に残されたもの——裸の存在/最初の反応/「鉄条網に走る」? 第二段階 収容所生活 感動の消滅(アパシー)/苦痛/愚弄という伴奏/被収容者の夢/飢え/性的なことがら/非情ということ/政治と宗教/降霊術/内面への逃避/もはやなにも残されていなくても/壕のなかの瞑想/灰色の朝のモノローグ/収容所の芸術/収容所のユーモア/刑務所の囚人への羨望/なにかを回避するという幸運/発疹チフス収容所に行く?/孤独への渇望/運命のたわむれ/遺言の暗記/脱走計画/いらだち/精神の自由/運命——賜物/暫定的存在を分析する/教育者スピノザ/生きる意味を問う/苦しむことはなにかをなしとげること/なにかが待つ/時機にかなった言葉/医師、魂を教導する/収容所監視者の心理 第三段階 収容所から解放されて 放免 『夜と霧』と私——旧版訳者のことば(霜山徳爾) 訳者あとがき
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アウシュヴィッツ潜入記
¥4,950
著者:ヴィトルト・ピレツキ 訳者:杉浦茂樹 発行元:みすず書房 488ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ナチス・ドイツの攻撃でワルシャワが陥落したのは1939年9月。そのちょうど1年後、ワルシャワの路上で兵士も市民も無差別に逮捕される一斉取り締まりで、ポーランド軍将校ピレツキは意図的に捕まってアウシュヴィッツに送られた。 当時ロンドンのポーランド亡命政府は、新設のこの収容所の目的を探っていた。志願したピレツキの主な任務は、収容所の実態を外部に流し、同国人の収容者仲間を密かに組織して武装蜂起に備えることだった。 ピレツキの情報は翌年初頭から連合軍に届き始める。まずポーランド人政治犯の処刑、独ソ戦が始まるとソ連軍捕虜の大量処刑、さらにユダヤ人の「最終処分」のニュースは、他のルートに先駆けて伝えられた。 収監から3年近く、ピレツキは自らも飢餓、チフス、拷問に耐えながら任務を全うしようとするが、武装蜂起は軍上層部の反対で実現しない。彼はついに見切りをつけ、二人の仲間と脱走した。 本書は1945年に軍の上司に宛てて書かれた最終報告書である。ピレツキ自身は、祖国がソ連の影響下に入ると反ソ地下抵抗運動に参加し、1948年、一党独裁体制を強めた自国の共産主義政権に逮捕され、拷問・処刑された。 長らくポーランド語のタイプ原稿のまま埋もれていたこの報告書が英訳され、はじめて出版されたのは2012年である。貴重な写真多数を含む。 【目次】 はじめに (ノーマン・デイヴィス) 序文 (マイケル・シュードリッフ: ポーランド・ラビ長) 英訳者のノート/発行者のノート/報告書の主なできごと/歴史的背景 ペウチンスキ将軍宛てのピレツキ大尉の添え状 ピレツキ大尉の1945年アウシュヴィッツ報告書 訳者あとがき 付録 (1)アウシュヴィッツにおけるドイツ語の職務と階級 (2)暗号で言及されている人物・地名 (3)「報告書」関連年表 索引
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澤田教一 故郷と戦場
¥4,950
SOLD OUT
著者:澤田教一 発行元:羽鳥書店 296ページ 270mm × 210mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 青森・三沢に撮られた写真、世界中に配信された電送写真、前線からフィルムを送った封筒、従軍時に持ち歩いた手帖、原稿が掲載された新聞・雑誌、夫人への手紙、「ピュリツァー賞ポートフォリオ」全28点(初公開)など、貴重な資料とともに、澤田の34年の生涯をたどる。 図版327点 寄稿:生井英考、石川文洋 青森県立美術館「澤田教一:故郷と戦場展」公式写真集 【目次】 1936-61 青森 1961-65 東京 1965 ベトナム 1966-68 ベトナム 1968 ベトナム:フエ 1969 香港 1970 カンボジア
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陰謀論入門 誰が、なぜ信じるのか?
¥2,640
SOLD OUT
著者:ジョゼフ・E・ユージンスキ 訳者:北村 京子 発行元:作品社 256ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ******************** 出版社紹介文より ******************** さまざまな「陰謀」説がネットやニュースで氾濫するなか、個別の真偽を問うのではなく、そもそも「陰謀論」とは何なのか、なぜ問題となるのか、どんな人が信じやすいのかを解明するため、最新の研究、データを用いて、適切な概念定義と分析手法を紹介し、私たちが「陰謀論」といかに向き合うべきかを明らかにする。アメリカで近年、政治学、心理学、社会学、哲学などの多分野を横断し、急速に発展する分野の第一人者による最良の入門書。 多数の事例とデータに基づいた最新の研究。 アメリカで「この分野に最も詳しい」第一人者による最良の入門書! 9・11、ケネディ暗殺、月面着陸、トランプ……〈陰謀論〉は、なぜ生まれ、拡がり、問題となるのか? 【キーワード】 陰謀信念、陰謀的思考、認識論的権威、反証可能性、先有傾向、独自性欲求、権威主義、教条主義、パラノイア…… 【目次】 日本語版への序文 序文 第一章 なぜ陰謀論を学ぶのか 第二章 陰謀論とは何か 第三章 陰謀・特異なものへの信念の支持 第四章 陰謀論の心理学と社会学 第五章 陰謀論の政治学 第六章 トランプ大統領、インターネット、 陰謀、陰謀論 訳者あとがき 参考文献/注/人名索引・事項索引
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アクティブ・メジャーズ 情報戦争の百年秘史
¥4,950
著者:トマス・リッド 訳者:松浦 俊輔 発行元:作品社 560ページ 193mm × 135mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 私たちは、偽情報の時代に生きている――。 ポスト・トゥルース前史となる情報戦争の100年を描出する歴史ドキュメント。 解説=小谷賢(日本大学危機管理学部教授) 情報攪乱、誘導、漏洩、スパイ活動、ハッキング……現代世界の暗部では、激烈な情報戦が繰り広げられてきた。ソ連の諜報部の台頭、冷戦時のCIA対KGBの対決、ソ連崩壊後のサイバー攻撃、ウィキリークスの衝撃、そして2016年アメリカ大統領選―安全保障・サイバーセキュリティーの第一人者である著者が、10以上の言語による膨大な調査や元工作員による証言などをもとに、米ソ(露)を中心に情報戦争の100年の歴史を描出する。 【目次】 はじめに――偽情報とは何か 第1部 一九二一―四五年―偽計 トレスト作戦/日本版『我が闘争』/ウェイレン捏造文書 第2部 一九四五―六〇年―偽造 アメリカの偽情報/カンプグルッペ/LC-カソック社/騙し返す/戦闘集団/赤いスワスティカ/人種操作 第3部 一九六一―七五年―競争 ソ連偽情報の成長/書籍戦争/Oプラン10-1/X/フィフス・エステート 第4部 一九七五―八九年―強化 野戦教本30-31B/A局/中性子爆弾/平和戦争/核凍結/核の冬/アメリカ製のエイ/「AM」の哲学 第5部 一九九〇―二〇一四年―侵入 デジタル工作/最初のデジタルリーク/アノニマス/ソファシー 第6部 二〇一五―一七年―漏洩 選挙リーク/Guccifer 2.0/トロール/影のブローカーたち おわりに――偽情報の一世紀
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教えて!タリバンのこと
¥1,870
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著者:内藤 正典 発行元:ミシマ社 184ぺージ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 民主主義、自由、人権を、戦闘機とともに運ぶのはもうやめよう。 水と油でも共に生きていくために! MSLive! BOOKS 2021年夏、カブール陥落をうけて緊急開催。『料理と利他』を超える大反響を呼んだオンライン講座、完全再現! 9・11、相次ぐテロ事件、難民の急増、中東地域の対立…… この「暴力」と「分断」はどこから来たのか? 目からウロコのイスラム講座! 怖がる前に、戦う前に、ちゃんと知ろう。 【目次】 はじめに 世界を別の角度から見てみると……? 第1回 教えて!タリバンのこと 第2回 水と油が共生するために 第3回 タリバンを「悪魔」と見なす前に おわりに 弱者を守るレジリエンス
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映画でみる 移民/難民/レイシズム
¥2,750
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著者:中村 一成 発行元:影書房 318ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 世界に何度絶望しても、映画は「もうひとつの世界」を夢見ることをやめない。この希望なき世界を変える力を! 戦争、虐殺、差別、貧困・格差、植民地主義……直面する現実を前に、「ありえたかもしれない世界」を表現することに奮闘し続ける映画人たちがいる。 タウフィーク・サーレフ、マイケル・ウィンターボトム、フィリップ・リオレ、アキ・カウリスマキ、ニール・ブロムカンプ、トミー・リー・ジョーンズ、ケン・ローチ、ファティ・アキン、ロベルト・ベニーニ、ジル・パケ=ブレネール、ローズ・ボッシュ、ラデュ・ミヘイレアニュ、ラルフ・ネルソン、アーサー・ペン、リチャード・フライシャー、ジェローム・オスト、ヤミナ・ベンギギ、マチュー・カソビッツ……。 日本社会の課題をも照射する映画評論集。世界を変える映画20本。 【目次】 第1章 難民とは何か 1.『太陽の男たち』―人権の彼岸を生きる者たち 2.『イン・ディス・ワールド』―「異郷の死」から紡がれた物語 3.『君を想って海をゆく』 『ル・アーヴルの靴みがき』―歓待の精神 4.『第9地区』―人間、この非人間的なるもの 第2章 越境する民 1.『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』―歴史を逆なでする旅路 2.『ブレッド&ローズ』―バラを求めて~「不法移民」たちの闘い 3.『この自由な世界で』―この「恥」なき世界で 4.『そして、私たちは愛に帰る』―国境と世代をまたぐ「死と再生」の物語 第3章 ホロコーストからナクバへ 1.『ライフ・イズ・ビューティフル』―それでもこの世界にYESという 2.『サラの鍵』 『黄色い星の子供たち』―「加害の歴史」を記憶に刻む 3.『約束の旅路』―生きて、何に「なる」のか? 第4章 「血と暴力の国」から 1.『ソルジャー・ブルー』―「アメリカ」という原罪 2.『小さな巨人』―Tall Tale(ホラ話)が描く西部開拓史の真実 3.『マンディンゴ』―もうひとつの「風と共に去りぬ」 第5章 「人権の祖国」で 1.『スカーフ論争 隠れたレイシズム』―「同化」と「排除」 2.『移民の記憶 マグレブの遺産』―「根こぎ」と「寄る辺なさ」 3.『憎しみ』―〝郊外〟の反乱 最終章 『11'09"01 セプテンバー11』―「他者の痛み」への共感 * あとがき
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麻薬と人間 100年の物語
¥3,960
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著者:ヨハン・ハリ 訳者:福井昌子 発行元:作品社 512ページ 188mm × 128mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 『NYタイムズ』年間ベストセラー あなたが麻薬について知っていることは、すべて間違っている。 エルトン・ジョン(歌手)絶賛 「ガツンとブッ飛ばされるくらい 衝撃的な一冊!」 話題騒然の映画(2021年公開) 『アメリカvsビリー・ホリデイ』(仮題)原作 「読み終えるまで、本から手を離すことができなかった」ノーム・チョムスキー 「超一流のジャーナリズム。本書のストーリーに身体が震えた」ナオミ・クライン 「麻薬に関わる人々の人生が生々しく描かれる。本書の知見を取り入れて、新たな政策を考える必要があるだろう」ロス警察・麻薬取締部スティーヴン・ダウニング 「私たちは麻薬について何も知らなかったと思わせる。100年前から始まった麻薬取締り政策により、ギャングが社会にはびこったこと。両者は補完関係であり、南米の麻薬カルテルをも生み出したこと。麻薬禁止の根拠である依存性については、様々な科学的異論があること。非犯罪化が世界的な流れである現在、実にタイムリーであり、麻薬に対する私たちの認識を変える一冊である」『タイムズ』紙