-
その本はまだルリユールされていない
¥1,870
著者:坂本葵 発行元:平凡社 240ページ 195mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ルリユール relieurとは、フランス語で「もう一度?する/し直す」という意味の〈re〉と、「(糸で)綴じる」という意味の〈lier〉、これら2つの単語を合わせた言葉であり、本書では、手製本する作業のことをあらわしています。 物語は、司法書士になる夢をあきらめた主人公まふみが、非正規職員の図書館司書として母校の小学校に赴任するため、実家近くのアパート「リーブル荘」に引っ越してくるところから始まります。ルリユール工房を併設するリーブル荘には、世界的な製本家として活躍する綺堂瀧子(きどう・たきこ)親方とその孫で天才製本家の由良子(ゆらこ)が暮らしています。まふみは小学校の司書として子どもたちが抱える様々な問題に直面しながらも、親方と由良子を通じて製本の世界に触れることで、どの本の背景にも人間の物語があり、本が人の心を救いうることを学んでゆきます。
-
戦争みたいな味がする
¥3,080
SOLD OUT
著者:グレイス・M・チョー 訳者:石山徳子 発行元:集英社 440ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 戦争、移民、家族と食。朝鮮半島にルーツをもつ母娘の記憶から、現代社会の論点が浮き彫りになる。2021年全米図書賞ノンフィクション部門最終候補となった、コリア系アメリカ人社会学者が紡ぐ、珠玉の回想録。 【目次】 日本の読者への序文/凡例 プロローグ 第一章 戦争みたいな味がする 第二章 アメリカン・ドリーム 第三章 フレンドリー・シティ 第四章 オンマ 第五章 キムチ・ブルース 第六章 マダム・マッシュルーム 第七章 統合失調症起源 第八章 ブラウン 第九章 一月七日 第一〇章 クラスト・ガール 第一一章 いちどだけでは、愛ではない 第一二章 オーキー 第一三章 クイーンズ 第一四章 亡霊たちをカウントする 第一五章 チーズバーガーの季節 原注/初出一覧/謝辞/訳者あとがき
-
ガラスと雪のように言葉が溶ける
¥1,760
著者:尹雄大/イリナ・グリゴレ 発行元:大和書房 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 自分の子供と異国の言語で話す人類学者と自国の言葉を話せないライターが、自らルーツとアイデンティティを日本語で語ったら。
-
おめでたい人
¥2,090
SOLD OUT
著者:寺井奈緒美 発行元:左右社 212ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 歌人・土人形作家・エッセイストとして大注目の著者が「おめでたい」をテーマに書き下ろした最新エッセイ集。ささやかでちょっと間抜けな暮らしをことほぐエッセイ&短歌28篇!
-
みえないもの
¥1,980
著者:イリナ・グリゴレ 発行元:柏書房 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** デビュー作『優しい地獄』で読書界に衝撃を与えた、ルーマニア出身の文化人類学者イリナ・グリゴレ、最新作。 娘たちと過ごす青森の日々。ふとよみがえる故郷ルーマニアの記憶。そして、語られてこなかった女たちの物語――。 「彼女の人生をスクリーンのようなものでイメージとして見せられたら、彼女の語らなかったことが見えて、あの夜ニュースを見た人たちも彼女を理解できたかもしれない」(本書より) 虚実を超えて、新たな地平を切り開く渾身のエッセイ。 今までに書かれたどんな日本語よりも、鮮烈なことばをあなたに。 【目次】 ■コロナくんと星の埃 ■鬼は来ない日も来る ■蛍が光る場所 ■逃げたパン ■天王星でルビーの雨が降っている ■団地ラボラトリー ■ダンゴムシに似ている ■ナメクジの世界 ■野良犬 ■ドリームタイム ■綿飴、いちご飴とお化け屋敷 ■きのこ雲 ■狼が死んでいた ■死んでも生きる ■葡萄の味 ■結婚式と葬式の間 ■ゴダールが死んだ年に ■みえないもの ■何も意味しないとき、静かに朝を待つ ■何も意味しないとき、燃えている森の中を裸足で歩いて、静かに朝を待つ ■卵を食べる女 ■蜘蛛を頭に乗せる日 ■初恋と結婚した女 ■Ghosted ■果実の身代わり ■あとがき
-
音を立ててゆで卵を割れなかった
¥1,870
著者:生湯葉シホ 発行元:アノニマ・スタジオ 168ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 気弱で、繊細で、もがいていた。 「食べられなかったもの」で振り返るエッセイ集 様々なウェブ媒体を中心にライティング、取材で実績のある⽣湯葉シホさん。幼少期から20代までにかけて不安でたまらなかった自己の内面を「⾷べられなかったもの」の記憶とともにふり返る、初の単著となるエッセイ集。繊細な心の機微を捉え、共感を呼ぶ30篇です。
-
さみしくてごめん
¥1,760
著者:永井玲衣 発行元:大和書房 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ロングセラー『水中の哲学者たち』で颯爽とデビューした在野の若手哲学者・永井玲衣の最新エッセイ。世界の奥行きを確かめる。 【目次】 1 やっぱりハリーポッタリ わたしが飲むとこ見ててよ タイツを履き忘れてすみませんでした ばかものよとかうざいんだけど シーサーには怖い顔をしていてほしい 箸、ごめんなさいね 夜に手紙を書くな 思ったより小さい あたらしい犬を提案する 2 念入りな散歩 1月1日の日記 思い出せないことが絶えず思い出される街、渋谷 見られずに見る 試みる 3 さみしくてごめん それ、宇宙では通用しないよ iPadを叩き割れ 後ろの風景を置き去りにすれば見える そうなのか これが そうなのか 身に覚えのない場合はご対応ください なんだかさみしい気がするときに読む本 考えるための場 4 この本はもう読めない 枕辺の足 きみの足を洗ってあげる 穴だらけの幸福 ただ存在するたけ運動 徹夜のための徹夜 ないがある 今は、知っている ただ、考えたい あとがき
-
ここは安心安全な場所
¥1,650
著者:植本一子 発行元:植本一子 165ページ 174mm × 112mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「自分自身で生きる」とは、どんなことだろう。 馬たちと過ごす静かな時間の中で、私は少しずつ自分を取り戻していった。葛藤を抱えながら生きてきた心と、変わっていく内面を見つめた、小さな旅の記録。
-
それはただの偶然
¥1,540
著者:植本一子 発行元:植本一子 176ページ 149mm × 105mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 「わたしの現在地」と銘打たれた自費出版のエッセイシリーズ第1弾。 感情の深い部分を見つめ、時には過去の記憶をたぐりよせながら書かれた内省的な文章は、読者にも現在地を見つめることを促す。 今まで日記本や日記的エッセイを多く刊行してきた著者が、日記とは一線を引いて執筆した珠玉のエッセイ集。
-
この味も いつかまた恋しくなる
¥1,870
著者:燃え殻 発行元:主婦と生活社 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ある料理やお酒を口にするとき、ふと思い出してしまう“あの日、あの人”を描く。 人気作家・燃え殻氏初の長編エッセイ集。 読まれたい日記/浅煎りコーヒー 〈会おうか?〉/アスター麺 「ミャア」/生姜焼き定食 「美味しい」と彼女は言った/シーフードドリア でたらめなおまじない/ピザトースト 「どうだ? うまいだろう?」/チャーハン 雨、しばらく止まないみたいですよ/ハイボール きれいに騙して/風俗嬢のお弁当 ちょっと、上がっていかない?/おにぎりと味噌汁 子どもと大人の家出事情/チョコレート 「信用金庫のカレンダーみたい」/冷たい唐揚げ 有名になってどうするの?/チョコモナカジャンボ フーテンのドゥ/ガパオライス COLUMN/恋しくなる味 Q&A Q 落ち込んだ日はなにを食べますか? Q 定番の朝食は? Q 特に思い出に残るレストランや食堂は? Q “最後の晩餐”になにを選ぶ? Q そば派? うどん派? Q もう一度食べたい、忘れられない料理は? 「いや、お前は別だよ」/焼肉 全国まーまーな定食屋友の会/生姜焼き定食 「チョコミントみたい」/グラスホッパー 深夜の同志へ/牛丼 やり過ごすしかない時間/キーマカレー 八十三点と七十九点を彷徨う世界/シェフの気まぐれサラダ 「最後まで自分がついてます」/洋菓子『ハーバー』 ロマーリオにドリブルなら勝てる/冷えた焼きそば あぶない刑事とジョン/ミートソースパスタ デトックス、デトックス♪/精進料理 「みんなの分はないから、内緒よ」/いちごみるくキャンディ 「青春とは?」「笹塚」/カレーライス 季節のお便りおじさん/鍋 「イタダキマス!」/一風堂のラーメン 大人の約束は時間がかかる/餃子と高級鮨 今日は何日で、あなたはどなたですか? /サッポロ一番塩らーめん 大雑把な暮らしのススメ/卵かけごはん 「海でも行きたかったね」/高い海鮮丼 「コーコー、ひとつ」/パスタ 人生は何度かはやり直せる/味噌ラーメン 彼女は名物になびかない/『東京ばな奈』 母の涙/ミートソースパスタ 「よし、明日は海に行こう!」/金目鯛の煮付け 褒められて伸びるタイプです/鯵の干物
-
谷川俊太郎のあれやこれや
¥2,530
著者:谷川俊太郎 発行元:筑摩書房 336ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 魅力全開! 単行本初収録のエッセー、詩、パロディから、亡き友への追悼、資料付き「自伝風の読む年譜」までを詰め込んだ、欲張りで楽しいヴァラエティブック。 【目次】 エッセー・コレクション 私とことば 二つの詩から 私の十七歳 詩と時間 一粒の砂に 昨日読んだ文庫 子どもの読みもの 朝の寝床から 私の「童謡」 「みんなのうた」 かりんとをかじりながら 懐かしい人たち 平塚綾子 思い出の本 室生犀星 犀星さんからの葉書 三好達治 三好さん/詩「空のなぎさ」/三好達治さんの三冊/「冬の日」/詩「冬の日」 中勘助 愛の人・中さん 寺山修司 何度でも会える/透明人間になって/詩「五月に」/詩「寺山修司への七〇行」 堀内誠一 カルバドスの香り/詩「幽霊」 永瀬清子 ひとりの日本の女/詩「永瀬清子さんのちゃぶだい」 武満徹 希望という言葉/詩「音の河」 茨木のり子 初々しさ/詩「いなくならない」 河合隼雄 おはな「し」/詩「かわいのいわい」/詩「来てくれる」 吉野弘 いないのに居る/詩「人間吉野と詩人吉野」 まど・みちお 私のまどさんファイル/詩「まどさんね……」 大岡信 大岡の知/詩「大岡信を送る」/詩「微醺をおびて」 和田誠 終始一貫和田誠/詩「Natural」 辻征夫 辻さんの言葉を頼りに 戯文五つと戯詩ひとつ YELLOW SUBMARINE 内蔵されたことば 春を待つ手紙 死して首相は愚痴を残す 1対1 牛の涎 戯曲 お芝居はおしまい 喜劇三幕 お芝居はおしまい 自作について 小詩集 石牟礼道で石蹴り 読むこと アトムの今 新聞はコトバだ 朝日とともに 私語 今朝 当たり前 雑誌考 身籠る 初夏のハムレット ごめんね 朝 ごはんが食べたい えほんのくに えほんのふるさと 至福 数小節 サティ風の気晴らし 自伝風の読む年譜 一九三一年~二〇二五年 自伝風の読む年譜 編集後記
-
上林曉の本 海と旅と文と
¥2,640
編者:山本善行 写真:鈴木理策 発行元:夏葉社 240ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 弊社はこれまで、『星を撒いた街』、『故郷の本箱』、『孤独先生』と 3 冊の上林暁(1902―1980)の本を刊行してきました。 太宰治と同時期にデビューした作家は、心を病んだ妻を見つめ、のちに脳溢血によって半身不随となったあとも、震える左手で小説を書き続けました。本書『海と旅と文と』はその作家の波乱に満ちた生涯と作品を紹介する、読み応えたっぷりの「作家案内」です。 冒頭の 32 ページでは、写真家・鈴木理策さんが作家の故郷である高知県の海沿いの町を撮影しています。その他、上林の小説が 4 本、震える手で書いた直筆原稿が 12 ページ、全小説集案内、木山捷平、野呂邦暢、関口良雄らが書いたエッセイが掲載されています。編者は、これまでの 3 冊と同じく、京都の古書店善行堂の山本善行さんがつとめてくださいました。 ずっと大切にしたくなる、美しい本です。
-
音盤の来歴 ―― 針を落とす日々
¥1,980
著者:榎本空 発行元:晶文社 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 虐殺が続く世界の片隅で、静かにレコードに針を落とす。音楽に守られた日々の記録。 アメリカで神学と人類学を学び、自分のVOICEを探す日々の裏で、心の支えとなった音楽があった。ブルーズ、ジャズ、ロック、ソウル…… いまも保持する愛着の深い音盤群と、ニューヨークで、ノースカロライナで、そして沖縄で出会った心やさしき人々との交流をもとに語る生活の記録。ガザで、ウクライナで、シリアで虐殺が続くなか、音楽はシェルターとなりうるか? 若き神学・人類学者による、世界の片隅からの祈りにも似たメッセージ。 【目次】 はじめに ■Side A アラン・トゥーサンと過去をかたわらに寄せることの勇気について ライ・クーダーとチャイナタウンのアパートの屋上から見えた月 レオン・レッドボーンと初めてのレコードプレイヤー メイヴィス・ステイプルズを聴きに501に背を向ける ハービー・ハンコックとアメリカで車を売ること ドニー・フリッツと自由の瞬間 ビートマスとレコードのないクリスマス ■Side B ドクターQが教えてくれたり、教えてくれなかったりしたいくつかのこと 『アメイジング・グレイス』を探して フランシスコのサンクチュアリ 黒いキリスト、メアリー・ルー・ウィリアムスを記念して 豚と詩人 レコードにまつわる抜き書きのアーカイヴ、あるいは百年目のボールドウィンへ 細野晴臣を聴いていた夜のこと クラシックでしまくとぅば ドン・コヴェイがシャウトする朝 あとがきにかえて
-
誰もいない文学館
¥1,350
著者:西村賢太 発行元:本の雑誌社 発行年:2022年6月25日 初版第1刷 173ページ 195mm × 135mm ハードカバー 【状態】 角に潰れ(写真2枚目) それ以外に目立った汚れや傷みは無く、全体的に良好です。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承くださいませ。
-
第一芸人文芸部 創刊準備三号
¥1,500
SOLD OUT
編集長:又吉直樹 編集部員:ピストジャム/ファビアン 発行元:ヨシモトブックス 223ページ 173mm × 108mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** まだ誰も書いていないものを書き続けたい。遊び心と情熱の文芸誌。 又吉直樹率いる「第一芸人文芸部」のメンバーが集まり、又吉自身が編集長を務めて生まれた文芸誌の創刊準備三号。執筆陣は、創刊メンバーの又吉、ピストジャム、ファビアンに加え、バイク川崎バイク、しずる・村上が参加している。 【目次】 ●残影—掌編小説集— 又吉直樹 流れていく気配 髭 打ち上げにて 蜘蛛の足 阿伽耶 ●3 Seconds バイク川崎バイク ●いつかの花火 村上純 ●獣のワルツ—動物ショートショート集— ファビアン ホンモノ志向 ケンタウロス狩りに参加して 走馬塔 ●書評 ピストジャム 「チョコレート・アンダーグラウンド」アレックス・シアラー 「みどりいせき」大田ステファニー歓人 「箱の中」木原音瀬 「星を継ぐもの」ジェイムズ・P・ホーガン 「6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む」ジャン=ポール ディディエローラン 「一遍踊って死んでみな」白蔵盈太 「ひきなみ」千早茜 「ヘブンメイカー」恒川光太郎 「夢見る帝国図書館」中島京子 「杉森くんを殺すには」長谷川まりる
-
第一芸人文芸部 創刊準備二号
¥1,500
編集長:又吉直樹 編集部員:ピストジャム/ファビアン 発行元:ヨシモトブックス 284ページ 173mm × 108mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 又吉直樹率いる「第一芸人文芸部」のメンバーが集まり、又吉自身が編集長を務める文芸誌の創刊準備二号。執筆陣に前号の又吉、ピストジャム、ファビアンに加え、アキナ・山名、フルーツポンチ・村上、トニーフランク、赤嶺総理が参加している。 小説、書評、俳句、エッセイ、短詩など個性豊かな作品を収録。全284ページにもおよぶボリュームたっぷりの仕上がりになっている。 【目次】 ●月の裏側 又吉直樹 ●書評 ピストジャム ●ハチマキ 山名文和 ●俳句と散文 村上健志 ●ショートショートレストラン ファビアン ●歌詞とエッセイ トニーフランク ●分岐文 赤嶺総理
-
第一芸人文芸部 創刊準備号
¥1,000
SOLD OUT
編集長:又吉直樹 編集部員:ピストジャム/ファビアン 発行元:ヨシモトブックス 130ページ 173mm × 108mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ピース・又吉直樹が率いる文学好き芸人が集う第一芸人文芸部。 そのメンバーが編集し、執筆する“遊び心と情熱の文芸誌”が誕生。「㐧一芸人文芸部」創刊準備号には、編集長の又吉が自由律俳句とエッセイ9本、部員のピストジャムが書評10本、ファビアンがショートショート5本を書き下ろした。又吉が芸人と文学について綴る編集後記も必読。全132ページにわたり、芸人と文学が遭逢する。 【目次】 ●自由律俳句とエッセイ 又吉直樹 ●書評 ピストジャム 「同志少女よ、銃を撃て」(逢坂冬馬) 「この部屋から東京タワーは永遠に見えない(麻布競馬場) 「あこがれ」(川上未映子) 「人間」(又吉直樹) 「月と散文」(又吉直樹) 「口訳 古事記」(町田康) 「ノルウェイの森」(村上春樹) 「限りなく透明に近いブルー」(村上龍) 「はーばーらいと」(吉本ばなな) 「三体」(劉慈欣) ●ショートショート ファビアン 「地球のねじ」 「オキノピ」 「マイナンバー」 「村の遺酒屋」 「ハンドメイド・ウエディング」
-
ランバーロール 07
¥1,650
発行元:タバブックス 152ページ 210mm × 149mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** おくやまゆか、森泉岳土、安永知澄の漫画家3人が主宰を務める、漫画と文学のリトルマガジン[ランバーロール]07、特集テーマは「中年」です! 漫画として、主宰3人の書き下ろし新作のほか、世界の寺田克也待望の新作(!)、近藤ようこが描く中年のシスターフッド、絵本などでも活躍の藤岡拓太郎のショートギャグ、ひうち棚の墓じまいエッセイ作品。 小説は、石田夏穂、福田節郎、ミュージシャン・ライターでもある姫乃たまの瑞々しい短篇を収録。 気鋭のデザイナー・ササキエイコのブックデザインで味わう"中年の妙"。 あなたにとって中年ってどんな存在ですか。責任編集・おくやまゆか、共感と新感覚の152ページ! 漫画 藤岡拓太郎「ビューティフル」 安永知澄「みんなかわいい」 おくやまゆか「灼熱中年記」 ひうち棚「墓じまい」 森泉岳土「谷に棲む幽霊」 寺田克也「中年銃を持つ男」 近藤ようこ「ポートレート」 小説 姫乃たま「味方のおばさん」 石田夏穂「お客のポイント」 福田節郎「実況」
-
ランバーロール 06
¥1,650
発行元:タバブックス 152ページ 210mm × 149mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。 今回は初の試みとして、「台湾」特集を実施。 村上春樹の『猫を棄てる』の装画や、漫画『緑の歌―収集群風―』などの作品で知られる台湾出身の漫画家・高妍が企画段階から参加し、羅荷(ロー・へー)、劉倩帆(リュ・チェン ファン)、丁柏晏(ディン・ブォ イェン)という三人の台湾出身のイラストレーターを推薦し、それぞれの描き下ろし漫画を掲載の運びとなりました。 安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの描き下ろし漫画と、台湾のクラブシーンにまつわるもてスリムのエッセイ、台湾映画にまつわる佐野亨(映画ライター)のエッセイを加え、今号も充実の152ページ! 【漫画】 高妍(ガオ・イェン)「どうでもいいこと」 羅荷(ロー・へー)「雨の追憶」 安永知澄「小さな魔法」 劉倩帆 (リュ・チェン ファン)「ドライブ」 森泉岳土「暗くて深くて誰もいない」 丁柏晏(ディン・ブォ イェン)「鐘楼」 おくやまゆか「新深緑日記」 【エッセイ】 もてスリム「ビナハウスの裂け目」 佐野亨 台湾映画と台湾と僕
-
ランバーロール 05
¥1,650
発行元:タバブックス 176ページ 210mm × 149mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。漫画家が、いま一番作品を読みたい作家に原稿をお願いし、 各自の作品も描きつつ、試行錯誤して編集する…という手作りの雑誌です。1年に1号のペースで着実に号を重ね、このたび05号が完成しました。 今号は、『大家さんと僕』で話題の矢部太郎さんのエッセイ漫画をはじめ、漫画を8本収録! そして8人の俳人の皆さまに俳句をご寄稿いただきました。その他、エッセイと小説も収録しています。 短い言葉でイメージを喚起する俳句と、一コマで人を作品世界に引き込む漫画は、意外と合うのでは?という、メンバーの思いつきから始まった今号ですが、いつにも増してパワフルなラインナップに仕上がりました。 今回の収録作品はこちら。 【漫画】 ながしまひろみ「さかさのゴンちゃん」 矢部太郎「おおきいおうち」 安永知澄「奕奕たる」 石山さやか「小さくなる話」 森環「6月の手紙」 森雅之「月の話」 森泉岳土「有紀と有紀」 おくやまゆか「空梅雨日記」 【俳句】 池田澄子 小川楓子 津川絵理子 南十二国 鴇田智哉 神野紗希 小野あらた 榮猿丸 【エッセイ】 青羊「父の味」 【小説】 酉島伝法「蛹室」
-
ランバーロール 03
¥1,650
発行元:タバブックス 180ページ 210mm × 149mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2016年に、漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。号を経るごとにパワーアップして、このたび3号がついに完成。 レギュラーメンバーの描き下ろし作品のほか、オカヤイヅミ、ひうち棚、古山フウの漫画、そしてなんと、ガロで活躍した伝説の漫画家・鈴木翁二の描き下ろし作品が掲載されています。小説パートは、滝口悠生、町屋良平、水原涼の短編作品を収録。読みどころ満載の182ページ。吉岡秀典さん(セプテンバーカウボーイ)によるデザインも必見です! 【目次】 漫画 オカヤイヅミ 「肩」 ひうち棚 「柿の木」 おくやまゆか 「冬のフローリング海を泳ぐ」 森泉岳土 「爪のようなもの」 鈴木翁二 「きみの人さしユビ」 古山フウ 「moon drive」 安永知澄 「ツナの樹」 小説 滝口悠生 「忘れたことが思い出せない」 水原涼 「舌は憶えている」 町屋良平 「沖野」
-
ランバーロール 02
¥1,320
発行元:タバブックス 136ページ 210mm × 149mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2016年に、漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。0号、1号の完売を経て、2号がついに完成。 【目次】 ●漫画 ・安永知澄 「夏の光」 ・おくやまゆか 「長七郎と女」 ・森泉岳土 「毒」 ・奥田亜紀子 「留守」 ・岡藤真依 「夢見る人」 ●文学 ・小山田浩子「土手の実」 ・朝倉宏景 「空き家」 ・姫乃たま 「好き」
-
夢のかなたの街 Cities Beyond Fictions
¥1,980
著者:川﨑大助 発行元:inch media 232ページ 184mm × 106mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ニューヨーク/ロンドン/ロサンゼルス/サンフランシスコ/ボストン/ホノルル/ユジノサハリンスク/大阪/東京・渋谷と下北沢 90年代に国内外のインディー音楽シーンをつないだ雑誌『米国音楽』を創刊、のち都市型文芸誌『インザシティ』(BEAMS)にかかわった作家が出会った、12篇の“街と人”についての回想録。 ・ソフィア・コッポラが描いた渋谷の交差点とアメリカの凋落(映画『ロスト・イン・トランスレーション』) ・カタカナ語“シティ・ボーイ”の誕生と片岡義男が描くハワイ語「チャイ・チャイ・ブー」 ・雑誌『i-D JAPAN』の創刊とソ連末期の潜入取材、そして日本のバブル崩壊後 ・下北沢とフィッシュマンズ、ライブハウス〈スリッツ〉があったころ ・MCA(ビースティ・ボーイズ)たちインディーズ・ミュージシャンらとニューヨーク・911テロ など、渋谷系を筆頭に日本と世界のカルチャー・シーンが今よりも密接だった1990年代〜ゼロ年代を中心とした、あるインディペンデント・カルチャー雑誌の編集者で作家の回想録。 東西冷戦の終焉、グランジ・ブーム〜以降の米国ではインディー・ポップ/ロック、ヒップホップやターンテーブリズムといった多様な音楽が隆盛。かたや日本では渋谷系を筆頭に独自に世界と交流した人々がいた。90年代にインディペンデント雑誌『米国音楽』を創刊した作家・川﨑大助さんの90年代〜ゼロ年代を中心とした、ネットで絶対に検索できない話が満載の、街と人との回想録です。 【目次】 はじめに 1 孤立して迷子になって、そして都市で友を得る 東京/二〇〇〇年代渋谷 2 変わりゆく街、変わらぬ赤い豆 ロンドン/一九七七年 そして折々の 3 ワイルド・ウェストと、海までの距離 大阪とその深南部/七〇年代末から八〇年代 4 彼が書いた島、僕のレンタカー ホノルル/九〇年代とそれ以降 5 湾岸の異界と、川の向こうで羅針盤を得る ボストン/一九九六年 6 ある夏の夜、連邦の最終度数にて ユジノサハリンスク/一九九一年 7 ゴッド・ブレス・ユー、と二度繰り返して サンフランシスコ・ベイエリア1/九〇年代とそれ以降 8 魔法の絨毯で、ミレニアルの夜明けまでは サンフランシスコ・ベイエリア2/九〇年代とそれ以降 9 夢の果ての乱れた磁場の、青っぽい闇のなか ロサンゼルス/九〇年代 10 持ちつ持たれつで、日本と出会い直す 日本各地/九〇年代からゼロ年代 11 ふたたびの混沌が、首輪のない者の街に 下北沢/九〇年代から今日まで 12 ささいなことで、空にも夢を。大波のあとですら ニューヨーク/二〇〇一年を中心に あとがき
-
呪念魂
¥1,650
著者:高田公太/田中俊行 発行元:竹書房 224ページ 188mm × 127mm ソフトカバー ※連休前の流通混雑のため入荷が遅れる場合がございます。 予めご了承くださいませ。 *********************** 出版社紹介文より *********************** 「呪物」と対話する田中と「魂」の声を聞く高田 奇才と鬼才のガチンコ怪談! おぞましく、恐ろしく、時にほろり―― 「呪」と「魂」を繋ぐ「念」の奇跡 心の毛穴がぶわっと開く珠玉の怪奇取材録28! 「黒石さん」田中俊行 原因不明の火事の理由。焼け跡に転がる丸い石の謎 「師匠の形見」田中俊行 持ち主の命が削られる?形見分けで貰った忌み筆 「枇杷の木」田中俊行 土地に染み付いた怨念を吸い取って家を守る木 「鬼」高田公太 旧家の祖母宅で見た鬼。母の服を着たそれの正体 「呪・念・魂」高田公太 父の呪殺を夢見た娘。実行せずとも父に異変が… 「家族」高田公太 貧困と孤独に泣いた夜。少年の背を叩いたモノは ほか、呪物から家族の物語まで心を揺さぶりまくる怪異談28話収録。 土を捏ねるように、或いは鉄を打つように。 絶えず「魂」に圧を加え、渾身の力で想いを、「念」を練り込む。 するとそこに「呪」が生まれる。 人の根っこから、人ならざるものが生えてくる。 この世の怪の幾つかは、きっとそこからやって来た――。