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現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす
¥1,980
著者:島村恭則 発行元:創元社 152ページ 210mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** なぜトイレにはスリッパがあるの? 火葬場で箸わたしをするのはどうして? そのヒントは、民俗学にありました。民俗学の知識を使って、ネット上の美談からLGBTQIA+まで、現在の世の中の各所に潜むいろいろな疑問や話題を取り上げ、豊富な図解とともにわかりやすく解説します。民俗学は現代社会でも使える、生きた学問だった! 民俗学への招待 執筆者一覧 【1章 日常のなぜ】 地鎮祭は何のためにするのか? 玄関の段差とトイレのスリッパ なぜ敷居を踏んではいけないのか? 掃除をしないとどうなるか? 風水、気にすべきか? 我が家の伝統 どこまでがシンセキなのか? 先祖の話 犬小屋の歴史・ネコの社会 なぜ一緒に食べるのか? どうして「いただきます」というのか おかわりするときにご飯粒を残すのはなぜか 職場方言 一本締めと三本締め ハンコとサイン 商売人だけが知っている 社員旅行と忘年会 お土産にやどる聖なる力 買い物は「替えごと」 市場とママチャリ 月賦販売と生命保険 福引きと福袋 化粧と仮面 イレズミはタブーなのか? アクセサリーの来歴 コラム01 柳田國男と折口信夫 【2章 四季のなぜ】 そもそも春はいつからか? 大晦日に「おせち」を食べてもいいのか? お年玉、ルーツは神からもらう「魂」だった 初夢は、どうして「二日」に見るのか? お雑煮はいつまで食べるものなのか? 土用に「うなぎ」を食べるのはなぜか どうして祇園祭の「ちまき」は食べられないのか お中元、お歳暮は何のために贈るのか? アート化するお盆の精霊馬 お月見どろぼうはハロウィンか? 神様たちはどうして出雲へ行くのか 運動会の綱引きはどこから来たのか なぜ「勤労感謝」は十一月なのか? どうして冬至に柚子湯に入るのか? クリスマス・イブは「前夜祭」なのか コラム02 フィールドワークはどのようにするのか 【3章 人生のなぜ】 産湯と若水 胞衣の行方 名付けの方法 人はいつ「年をとる」のか? 「とおりゃんせ」はなぜ「七つのお祝い」なのか? 成人式はなぜ荒れるのか? 通過儀礼としてのシューカツ ラップと歌垣 結納はなんのためにするのか? 結婚式はポトラッチなのか? LGBTQIA+の民俗学 なぜ還暦には赤いものを着けるのか? 隠居とは何か? 「古老」はほんとうに「物知り」なのか 介護民俗学の登場 お葬式 火葬場で「箸渡し」をするのはなぜか? 遺骨のゆくえ コラム03 日本の民俗学――ブックガイド 【4章 都市伝説のなぜ】 なぜ都市伝説は語られるのか? タクシーに出る幽霊 口裂け女のいた時代 ネット怪談とネット美談 「実話」とネットロア 地名と伝説の深い関係 神社の由緒の読み取り方 昔話は何種類くらいあるのか? ミームは現代の「民間伝承」 民俗学を知るための基礎用語
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撤退学宣言 ホモ・サピエンスよ、その名に値するまであと一歩だ
¥1,980
SOLD OUT
著者:堀田新五郎 発行元:晶文社 260ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 行き過ぎた市場原理主義、環境破壊による地球温暖化、経済格差の拡大、出口の見えない戦争……多くの矛盾や暴力を生みつつも、疾走を続ける近代システム(民主主義+資本主義+テクノロジーの三位一体)。その先に待ち受けるカタストロフィーを回避するためには、撤退する知性が必要だ。人々の思考を「持続」へと方向づけるメカニズムを解明し、適切な局面で適切に撤退できることこそが知性であると説くマニフェスト。 「近代の学問」と、仏道・茶道・華道などの「道」の知見を接合する、壮大な哲学的思索と問題提起の書。 【目次】 序 ■I部 撤退学宣言──ホモ・サピエンスよ、その名に値するまであと一歩だ はじめに 1章 撤退学宣言 問題編──近代システムとはなにか? 1 近代システムとはなにか? 2 システムの暴走と「近代の超克」 3 「惰性・慣性の力」からは脱出不可能? 4 【問題】 2章 撤退学宣言 解決編──なぜ生物は3つ以上の眼を持たなかったのか? 1 撤退の困難、あるいは生物が3つ以上の眼をもたないわけ 2 人間の知的特性 3 【解答】 3章 撤退学宣言 展望編──テクノロジーは加速し、人類は愚行を繰り返す 1 テクノロジーは加速し、人類は愚行を繰り返す─よって主権者の顕現? 2 世界の彼方、存在の側へ──鬼退治 3 【展望1】 宗教と政治との新たな連関 4 【展望2】 学と道との新たな連関 ■II部 補論 撤退の知性──イエスとソクラテスから 4章 補論1 イエス論──奇天烈の倫理 イエス論1 倫理とイエス イエス論2 政治と文学、あるいはマキァヴェッリとイエス 5章 補論2 知性と反知性──ソクラテスを起点に 1 はじめに 2 知性の祖型:ソクラテスの無敵 3 反知性の典型:反ユダヤ主義者 4 問題提起:知性は自らを維持したまま、propertyの不条理な肯定が可能か? 5 回答:決断主義を超えて 完全性の反復 おわりに
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所有論
¥3,300
著者:鷲田清一 発行元:講談社 576ページ 193mm × 138mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 主体と存在、そして所有。著者の重ねる省察は、われわれを西欧近代的思惟が形成してきた「鉄のトライアングル」の拘束から解き放つ! 「ほかならぬこのわたし」がその身体を労して獲得したものなのだから「これはわたしのものだ」。まことにもっともな話に思われる。しかし、そこには眼には見えない飛躍があるのではないか……? ロックほか西欧近代の哲学者らによる《所有》の基礎づけの試みから始め、譲渡の可能性が譲渡不可能なものを生みだすというヘーゲルのアクロバティックな議論までを著者は綿密に検討する。そこで少なくともあきらかにできたのは、「所有権(プロパティ)」が市民一人ひとりの自由を擁護し、防禦する最終的な概念として機能しつつも、しかしその概念を過剰適用すれば逆にそうした個人の自由を損ない、破壊しもするということ。そのかぎりで「所有権」はわたしたちにとって「危うい防具」だという根源的な事実である。 主体と存在、そして所有。著者の重ねる省察は、われわれを西欧近代的思惟が形成してきた「鉄のトライアングル」の拘束から解き放ち、未来における「手放す自由、分ける責任」を展望する。
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『忘れられた日本人』をひらく 宮本常一と「世間」のデモクラシー
¥1,760
著者:畑中章宏 発行元:黒鳥社 208ページ 173mm × 105mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 不世出の民俗学者・宮本常一の主著のひとつであり、今なお愛され読み継がれる『忘れられた日本人』。そこに描かれた日本人の姿を、ノスタルジアや復古主義に陥ることなく、グローバリズムとナショナリズムとが錯綜する21世紀の世界のなかにいかに価値づけ、その可能性をひらくことができるのか。民俗学者・畑中章宏と編集者・若林恵が、「忘れられた日本人」の新たな姿をさがす、寄り道だらけの対話篇。
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忘れられた日本の村 増補版
¥2,695
SOLD OUT
著者:筒井功 発行元:河出書房新社 300ページ 195mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2016年に刊行された同名書に、8章「近代、岩手県にあったアイヌ人集落の話」9章「伊豆半島のはずれ─米山信仰の村の数奇な歴史」を増補する新装版。興味深い、驚きの話の宝庫。 【目次】 はじめに 第一章 出雲国の水晶山と「たたら村」 第二章 マタギは、なぜアイヌ語を使っていたか 第三章 断崖の漁村「御火浦」略史 第四章 雪深い北陸「綾子舞い」の里 第五章 大分県「青の洞門」の虚と実 第六章 阿波山岳武士の村と天皇家を結ぶ糸 第七章 地名と村の歴史—千葉県・丁子から 第八章 近代、岩手県にあったアイヌ人集落の話 第九章 伊豆下田のはずれ―米山信仰の村の数奇な歴史 おわりに 増補版おわりに
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生きづらさの民俗学 日常の中の差別・排除を捉える
¥3,080
編著者:及川祥平/川松あかり/辻本侑生 発行元:明石書店 384ぺージ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 柳田國男の問い「何故に農民は貧なりや」から始まった自己内省の学は、今日あらたに問いをたてなおし、とにもかくにも〈しんどい〉現代社会への探求の扉をふたたび開く。 「何故我々は生きづらいのか?」 本書は、民俗学に初めて触れる読者を想定した「入門書」である。わたしたちの社会のいたるところにみられる差別や排除、「生きづらさ」というテーマを民俗学はどう考えることができるか、そしてそこに立ちあらわれる民俗学とは何か。 【目次】 まえがき 本書の読み方[及川祥平・川松あかり・辻本侑生] ◆第Ⅰ部 生きづらさと民俗学 第1章 生きづらさと差別[川松あかり] 第2章 民俗学と生きづらさ[及川祥平] 第3章 生きづらさとインターセクショナリティ[辻本侑生] ◆第Ⅱ部 生きづらさを民俗学する 第1章 選べない出自と阻まれる職業選択[岡田伊代] 第2章 「多文化共生社会」の中の生きづらさ[川松あかり] コラム1 学歴と格差・地域差[辻本侑生] 第3章 ジェンダーとセクシュアリティ[辻本侑生] 第4章 エイジズム[及川祥平] コラム2 自己実現をせまる社会における推し活[藤崎綾香] 第5章 病気と差別[今野大輔] 第6章 差別に対する患者たちの抵抗と紐帯[桜木真理子] コラム3 都市の見えづらい分断[岡田伊代] コラム4 ラジオ番組に集う視覚障害者たち[奈良場春輝] 第7章 暮らしと障害[入山頌] 第8章 ケガレ[今野大輔] 第9章 災害と生きづらさ[及川祥平] ◆第Ⅲ部 生きづらさにせまる 第1章 話者と見つける研究視点[岡田伊代] 第2章 わからなさと交差点[桜木真理子] コラム5 セクシュアリティ研究の難しさと意義[三上真央] 第3章 旧産炭地へのフィールドワーク[川松あかり] 第4章 被災地のフィールドワーク[辻本侑生・及川祥平] コラム6 地域コミュニティを取り巻く生きづらさ[藤崎綾香] 第5章 生きづらさへ資料からアプローチする[辻本侑生] 第6章 民俗資料から生きづらさにせまる[今野大輔] あとがき 索引 執筆者紹介
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クィアの民俗学 LGBTの日常をみつめる
¥2,200
SOLD OUT
編著者:辻本侑生/島村恭則 発行元:実生社 162ぺージ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「奇妙な」「風変わりな」といった意味をもつクィア(Queer)。性的マイノリティたちが、自分たちを指し示す言葉として用いてきた。 民俗学の視点で、LGBTと呼ばれる人びとの日常的な営みを捉える七つの論考集。 【目次】 ◇第一部 民俗学史からクィアを考える 第一章 日本民俗学クィア研究史(辻本侑生) 一 知られざるクィア研究の系譜 二 北野博美―日本民俗学におけるクィア研究の先駆者 三 鹿児島「男色」研究史 四 「男巫女」研究史 五 クィアの現代民俗学に向けて 第二章 南方熊楠と岩田準一の「男色談義」(辻 晶子) 一 南方熊楠と岩田準一の性民俗研究 二 「男色談議」の研究史 三 男色研究の発表媒体 四 民俗学と男色研究 五 「男色談議」のその後 コラム1 『異態習俗考』――クィア民俗学の古典(島村恭則) ◇第二部 「いま・ここ」からクィアを見通す 第三章 大阪「LGBTの駆け込み寺」の実践(三上真央) 一 性善寺と調査者(私)の関係 二 性善寺に集う人々 三 セクシュアリティを見つめる場 第四章 ゲイバレーボールチームの現代民俗学(辻本侑生) 一 性的マイノリティとスポーツサークル 二 スポーツサークルと民俗学 三 雑誌『薔薇族』にみるスポーツサークル 四 スポーツサークルから捉えるゲイコミュニティ 第五章 長崎のマダムナンシー(大田由紀) 一 マダム南支 二 華僑二世として長崎で生きる 三 落地生根 ◇第三部 クィア民俗学の展開 第六章 性的マイノリティは差別を「笑い話」に変えるのか?(辻本侑生) 一 差別と笑い話 二 ハッシュタグと社会変革 三 事例分析 四 インターネット空間の多声性 第七章 異類/婚姻/境界/類縁(廣田龍平) 一 MCUのロキ、北欧神話のロキ 二 異類婚姻譚の概念をクィアにする 三 民間説話のクィア・リーディングによってできること コラム2 ディープ・フォークロアとクィア・アート(島村恭則)
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フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書
¥1,760
SOLD OUT
著者:シャルル・ぺパン 訳者:永田千奈 発行元:草思社 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 日常生活に役立つ、哲学的思考法を鍛えよう。 フランスの人気哲学者が、 西欧哲学の真髄を明快に解説したベストセラー教科書。 ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ホッブズ、デカルト、スピノザ、 ルソー、カント、ヘーゲル、ニーチェ、フロイト、サルトルなど、60人に及ぶ哲学者に言及しながら、 「主体」「文化」「理性と現実」「政治」「道徳」といったテーマを解き明かす。 各哲学者の引用も多数紹介。26項目もの「キーワード解説」も充実。 『フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者』に続くシリーズ第二弾。 坂本尚志氏(『バカロレアの哲学』)による解説「フランスの高校生はどのように哲学を学んでいるのか?」を収録。 欧米のエリートにとって、哲学は不可欠な教養だ。 フランスの高校では哲学が必修、バカロレア(大学入学資格試験)では文系理系を問わず哲学の筆記試験が課される。 教養としての哲学を、フランスの教科書を読んで身に着けよう! フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書フランスノコウコウセイガマナンデイルテツガクノキョウカショ 哲学・宗教 シャルル・ペパンシャルル ペパン(著/文)永田 千奈ナガタ チナ(翻訳) 発行:草思社 46 192ページ 定価 1,600円+税 ISBN978-4-7942-2680-8 COPY ISBN 139784794226808 COPY ISBN 10h4-7942-2680-2 COPY ISBN 104794226802 COPY 出版者記号7942 COPY CコードC0098 0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他 初版年月日2023年11月6日書店発売日2023年11月1日登録日2023年10月6日最終更新日2023年12月8日 紹介 日常生活に役立つ、哲学的思考法を鍛えよう。 フランスの人気哲学者が、 西欧哲学の真髄を明快に解説したベストセラー教科書。 ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ホッブズ、デカルト、スピノザ、 ルソー、カント、ヘーゲル、ニーチェ、フロイト、サルトルなど、60人に及ぶ哲学者に言及しながら、 「主体」「文化」「理性と現実」「政治」「道徳」といったテーマを解き明かす。 各哲学者の引用も多数紹介。26項目もの「キーワード解説」も充実。 『フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者』に続くシリーズ第二弾。 坂本尚志氏(『バカロレアの哲学』)による解説「フランスの高校生はどのように哲学を学んでいるのか?」を収録。 欧米のエリートにとって、哲学は不可欠な教養だ。 フランスの高校では哲学が必修、バカロレア(大学入学資格試験)では文系理系を問わず哲学の筆記試験が課される。 教養としての哲学を、フランスの教科書を読んで身に着けよう! 【目次】 はじめに 1 主体 「私」は私ひとりだけのものか、それとも他者との関係で定義されるものなのか 2 文化 文化とは自然なことか、それとも自然に反することか 3 理性と現実 理性は現実を捉えることができるのか、それとも現実は理性では捉えきれないものなのか 4 政治 政治は現実的であるべきか、理想を目指すべきか 5 道徳 道徳は現実に存在するのか、ただの幻想なのか キーワード解説 絶対と相対/抽象と具象/現実態と可能態/分析と総括/原因と目的/偶発性、必然性、可能性/知ると信じる/本質的(エッセンシャル)と非本質的(アクシデンタル)/説明と理解/法的な権利と現実/形(形相)と素材(質料)/属、種、個人/理想と現実/同一、平等、差異/直観的と論証的/合法性と正当性/直接(媒介なし)と間接(媒介あり)/客観と主観/義務と強制/起源と根拠/論破と納得/類似と類比/原理と結果/理論と実践/超越的と内在的/普遍、全般、個人、個別 バカロレア試験対策 実践編 おわりに 訳者あとがき 解説「フランスの高校生はどのように哲学を学んでいるのか?」坂本尚志 哲学者索引
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復刻版 言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼
¥1,650
SOLD OUT
著者:堀元見/水野太貴 発行元:バリューブックス・パブリッシング 208ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「やまかわ」と「やまがわ」は同じ? ロボット犬はどう数える?「ヘリコプターで山を登った」は変?「えーっと」と「あのー」の違いは? 私たちの身のまわりに溢れている"言葉"。無意識に使っているにもかかわらず、そのメカニズムを説明しようとすると、思わず「えーっと」と悩んでしまうことだろう。 言葉の面白さと奥深さに引きずり込むべく、言語オタクの「水野太貴」と言語学素人の「堀元見」が始めた YouTube チャンネル「ゆる言語学ラジオ」。ニッチなテーマにも関わらず、本書の刊行時点(2023年8月)でチャンネル登録者は21万人を越える。 本書を開き言葉の不思議さを知ってしまえば、きっとあなたも、友人との会話や街で見かける広告コピーが気になってしかたなくなるはずだ。ようこそ、「言語沼」へ。 【目次】 プロローグ:言語の面白さは、フェルマーの最終定理と同じ 母語話者なのに、分からないことだらけ/「やまかわ」と「やまがわ」の違い/カエルはガエル、トカゲはトカゲ/ライマンの法則/言語の面白さは、フェルマーの最終定理と同じ 第1章:「のこと」沼 俺、スイカのこと好きなんだよね/タモリさんは無生物?/タモリさんは生物のときもある/ロボット犬aiboは1体? 1匹?/まとめ - 英語はあまりアニマシーを意識しない 第2章:「バテる」沼 「あ」と「い」はどちらが大きい?/怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか/単語とは、音声による模造品である/タケテ・マルマ実験が切り開いた 「音象徴」/ブーバ・キキ効果/「お」は「い」より大きい/四天王のキクコは強い名前かもしれない/まとめ - ソクラテスはやっぱり偉かった 第3章:「えーっと」沼 「えーっと」と「あのー」は違うもの/フィラーは撲滅すべき?/「 えーっと、ちょっといいですか?」にイラッとするのはなぜ?/「あのー」を使える限られた状況/「あのー」 は〇〇を検討しているときにしか使えない/子どももフィラーは間違わない/依頼の内容が定まっていない無礼者/まとめ - 撲滅されかけるフィラーの歴史/一見ノイズだけど、実は意味があるもの 第4章:「あいうえお沼」 「あいうえお」はなぜこの順番なのか?/「あかさたな」と声に出して気づくこと/昔、「は」は「ぱ」だった/調音点が前に行く法則/母音はどうなっている?/母音をリストラするとしたら?/まとめ - 母音の順番 第5章:「パンパン」沼 なぜか意味が分かる「パーカパカー」/クスクスとスクスク、意味が違うのはなぜ?/なぜかオノマトペを理解できる子どもたち/言語習得の手がかりはオノマトペ?/オノマトペで悩む日本語学習者/英語はエアバス社、日本語はボーイング社/まとめ - イギリス人は動詞で泣く、日本人は副詞で泣く 第6章:「を」沼 1文字に人生を賭ける学者/「ヘリコプターで山を登った」はなぜヘン?/「を」の意味は?/壁をペンキで塗る? 壁にペンキを塗る?/「食うか食われるかの乱世〇生きる」←〇に当てはまるのは?/「川を泳ぐ」は遊びじゃない/まとめ - 「を」のニュアンス 巻末にはエピローグ、参考文献も記載しています。
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庭のかたちが生まれるとき 庭園の詩学と庭師の知恵
¥2,860
著者:山内朋樹 発行元:フィルムアート社 384ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 徹底的に庭を見よ! 作庭現場のフィールドワークから、庭の造形を考え、庭師の生態を観察し、庭のなりたちを記述していく、新感覚の庭園論がここに誕生! 庭師であり美学者でもあるというユニークなバックグラウンドを持つ注目の研究者・山内朋樹の待望の初単著。 庭を見るとき、わたしたちはなにを見ているのか? 庭をつくるとき、庭師たちはなにをしているのか? そもそも、庭のかたちはなぜこうなっているのか? 本書は庭師であり美学研究者でもある山内朋樹が、 京都福知山の観音寺を訪ね、その大聖院庭園作庭工事のフィールドワークをもとに、庭のつくられ方を記録した「令和・作庭記」である。 庭について、石組について、植栽について、空間について、流れについて、部分と全体について…… 制作のプロセスを徹底的に観察するとともに、その造形(かたち・構造)の論理を分析し、「制作されるもの」と「制作するもの」の間に起きていることを思考する。ミクロの視点で時間軸を引き伸ばしながら、かたちが生まれるその瞬間を丹念に解読していく、他に類を見ない新しい「制作論」。 本書を読んだ後には、これまで見ていた庭や、木々や、石や、そして景色の見え方が変わって見える! 【目次】 はじめに——ぼくが庭のフィールドワークに出る理由 第1章 石の求めるところにしたがって〈庭園の詩学①〉 1 ただの石から見られる石へ 2 つくる行為をうながすもの 3 他性の濁流をおさめる 第2章 集団制作の現場から〈庭師の知恵①〉 1 不確かさのなかでともに働く 2 設計図とはなにをしているのか? 第3章 徹底的にかたちを見よ〈庭園の詩学②〉 1 石と石とが結びつくとき 2 意図しないものの蓄積とパターン 3 あってないような庭とありてある庭 第4章 物と者の共同性を縫い上げる〈庭師の知恵②〉 1 バラバラの物をDIYで結びつけよ 2 庭師の知恵と物騒な共存 3 物と踊る技術 第5章 庭をかたちづくるもの〈庭園の詩学③〉 1 造形的達成はどこからやってくる? 2 石をかたづけるときに起こること 3 質的飛躍と作庭の終わり おわりに——フィールドワークは終わらない
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会社員の哲学 〔増補版〕
¥1,200
SOLD OUT
著者:柿内正午 発行元:零貨店アカミミ 152ページ 173mm × 150mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「会社員」というありふれているようでどうにも特異な立場から、現代社会を描き直す。 無名で、凡庸な会社員が書く当事者研究であり、民族誌であり、思想書であり、哲学書。 【目次】 はじめに 増補版序文 Ⅰ部 自由 1章 賃労働者であること 2章 自己実現とAIー個人化と規格化 コラム:ゾンビ論ーハイチへのまなざし Ⅱ部 責任 3章 会社、たくさんの秘密 ―セクショナリズム・官僚制 4章 責任の無限後退 ―「安楽への自発的隷属」 コラム:生活の保守性 Ⅲ部 個人と社会 5章 自由と責任のインターフェースとしての、所有概念 6章 主体性をほどよく保持するために 7章 よりよい生へ コラム:推しー「密猟」としての誤読の実践 Ⅳ部 会社員の日常的実践 8章 具体的にどうするか 9章 哲学を生活に実装するために おわりに―短い言い訳 ■主な参考文献
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野生のしっそう
¥2,640
著者:猪瀬浩平 発行元:ミシマ社 304ページ ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 知的障害があり自閉症者でもあるが、さまざまな鋭さをもった兄。障害がないとされているが、さまざまないびつさをもった弟(著者)。世間には、この兄と弟を切断する「ものの見方」があたりまえに存在する。 しかし、その分断をすり抜けてしまうある出来事が起こった。 2021年3月、緊急事態宣言の下、兄は突然しっそうする―― どこへ向かったのか? なぜしっそうしたのか? その道筋を辿りながら見えてきたのは、兄の「たたかわない」術だった。 外なる他者、遠くの他者を扱ってきた文化人類学に、あらたな道を拓く実践の書! 「障害とともにある人類学」から始まり、「内なる他者」を対象とした人類学へと展開する、あたらしい学問のあり方。 【目次】 はじめに しっそうのまえに 第一章 沈黙と声 たたかわないこと、しっそうすること/三月下旬 午前二時半に走り出す/カタリナの構え/黙禱と叫び 1/黙禱と叫び 2 第二章 蜜柑のはしり ズレと折り合い/いくつかの死と/いくつもの死と/対面とリモート/夏みかんのしっそう/贈与のレッスン 第三章 世界を攪乱する、世界を構築する ボランティアのはじまり/満月とブルーインパルス、あるいはわたしたちのマツリについて/路線図の攪乱 1/路線図の攪乱 2/トレイン、トレイン 第四章 急ぎすぎた抱擁 父とヤギさん/眠る父/転倒の先/失踪/疾走/旋回としっそう/燕(つばくら)の神話 最終章 春と修羅 むすびとして うさぎのように広い草原を
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味つけはせんでええんです
¥1,760
著者:土井善晴 発行元:ミシマ社 208ページ 168mm × 120mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「なにもしない」料理が、 地球と私とあなたを救う。 AIの発達、環境危機、経済至上主義… 基準なき時代をどう生きるか? 人間とは、自由とは、幸せとは。 「料理」を入り口に考察した壮大な著! 土井節炸裂、一生ものの雑文集。 『ちゃぶ台』の名物連載、ついに書籍化。 *********************** 店主コメント *********************** 身近な生活から世の中のことまで、料理研究家ならではの思考で現代人が失いつつある普遍的な考え方や物事の在り方を語り尽くします。 人が生きるうえで欠かせない食事は、生活や文化の根底にあるもの。だからこそ、料理に対する思想は様々な事象に精通する普遍性をもっているのではないでしょうか。 ライフスタイルにその人の思想が反映されるとすれば、本書の内容は豊かな生活の一助になってくれると思います。
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水木しげるの遠野物語
¥1,485
SOLD OUT
著者:水木しげる 原作:柳田國男 発行元:小学館 264ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 妖怪コミックの聖典誕生。遠野物語を水木氏が漫画化! ザシキワラシ、河童、鬼……岩手県遠野市の厳しい自然の中で、人々の想像力が生み出した妖怪たちが、今動き始める! 柳田國男氏の名著『遠野物語』は、100年前のベストセラーにして日本民俗学の原点ともなった名著です。これを水木しげる氏がコミック化。格調高い文語体で書かれた原書の魅力を、水木氏ならではの想像力・描写力で完全にビジュアル化し、新たな魅力を作りあげています。ザワザワと心騒ぐ、日本の風土から生まれた怪異の世界。さらに『遠野物語』と『水木しげるの遠野物語』、百年を隔てたこのふたつの本を生み出す母胎・揺籃となった遠野地方の、現在まで残る豊穣な風土をレポートするコラム「2010年遠野の風景」も併録。
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旅するモヤモヤ相談室
¥1,980
SOLD OUT
編者:木谷百花 発行元:世界思想社 208ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** タンザニアの行商人、ブータンの酒飲み、エジプトのムスリム、パスタを深く味わうイタリア人……世界を知れば、悩みは解ける! 医学生が、先生たちを訪ねて見つけた、目からウロコの生きる知恵。読むと心が軽くなる、閉塞感を打ち破る対話集。 【本書に登場する先生たち】 小川さやか(立命館大学大学院先端総合学術研究科) 坂本龍太(京都大学東南アジア地域研究研究所) 石井美保(京都大学人文科学研究所) 東長靖(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科) 宮本匠(大阪大学大学院人間科学研究科) 風間計博(京都大学大学院人間・環境学研究科) 前田昌弘(京都大学大学院人間・環境学研究科) 岩谷彩子(京都大学大学院人間・環境学研究科) 藤原辰史(京都大学人文科学研究所) 松嶋健(広島大学大学院人間社会科学研究科) 広井良典(京都大学人と社会の未来研究院) 山極壽一(総合地球環境学研究所) 【本書の特徴】 ◎世界各地で調査する研究者に対する100時間以上のインタビューを濃縮 ◎「こんな生き方ありなんだ!」という医学生の瑞々しい感動の記録 【目次】 まえがき 旅するモヤモヤ相談室へようこそ 第Ⅰ部 毎日を元気に過ごすための処方箋 カルテNo.1 「私、自分に自信がないんです……」文化人類学@タンザニア 小川さやか カルテNo.2 「幸せって何か、わからなくなっちゃって……」フィールド医学@ブータン 坂本龍太 カルテNo.3 「あの人、何を考えているのか本当にわからなくて……」文化人類学@インド、ガーナ 石井美保 カルテNo.4 「神経質で、細かいことを気にしちゃうんです……」イスラーム学@エジプト 東長靖 コラム 待合室の小ばなし1「人に話を聞くということ」 菊地暁 コラム 待合室の小ばなし2「現地の知恵を学ぶこと」 田原範子 第Ⅱ部 ピンチをチャンスに変えるための処方箋 カルテNo.5 「地元が過疎でピンチ!」災害復興学@新潟 宮本匠 カルテNo.6 「環境が過酷でピンチ!」文化人類学@キリバス 風間計博 カルテNo.7 「住まいがなくなってピンチ!」建築学@スリランカ 前田昌弘 コラム 待合室の小ばなし3「役に立つ呪術・妖術」小川さやか コラム 待合室の小ばなし4「ドライな人間関係」松田素二 第Ⅲ部 よりよい社会のための処方箋 カルテNo.8 「差別がない社会を作るには?」文化人類学@インド 岩谷彩子 カルテNo.9 「誰もが生きやすい社会を作るには?」歴史学@ドイツ 藤原辰史 カルテNo.10 「がんばりすぎない社会を作るには?」文化人類学@イタリア 松嶋健 カルテNo.11 「日本を元気にするには?」公共政策@日本 広井良典 カルテNo.12 「地球を元気にするには?」人類学@コンゴ民主共和国、ガボン 山極壽一 コラム 待合室の小ばなし5「私の読書術」 藤原辰史 コラム 待合室の小ばなし6「モチノキの教え」 菊池恭平 あとがき 相談後も、お大事に! *********************** 店主コメント *********************** 海外でフィールドワークを経験したさまざまな専門家へのインタビューが主な内容・・・と言うと「ふーん」で終わってしまいそうですが、本書のおもしろいところはインタビューで語られる専門知を参考にして、誰もが抱く身近な悩みを解決に導くという点。 専門家たちが解決策を提示するのではなく、編者の木谷さんが解決に役立ちそうな知識をインタビュー内容から抽出→解決策を処方するという構成です。 普段「人文書を読んでも自分の興味につなげられない」という方に読んでほしいです。各インタビューの終りには、処方箋としてオススメの関連本も紹介。 読者の幅がひろがる一冊!
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インディジナス 先住民に学ぶ人類学
¥3,080
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著者:金子遊 発行元:平凡社 272ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ゾミアの森の民を追った記録や、未開社会といわれる辺境を撮影した映像作品を掘り下げたユニークな映像人類学的探究の論集。 インディジナス(先住民)のサスティナブルで自由な生き方を追った記録映画をはじめ、インゴルド、タウシグ、クラストルらを論じながら、アートと人類学の間にひらかれる新しい景色。 【目次】 はじめに 第一章 インディジナスに学ぶ ゾミアの遊動民---映画『森のムラブリ』を学ぶ旅 第二章 人類学への批評 生命と非生命のダンス---インゴルドに関するエセー 戦場(いくさば)のホモ・ルーデンス 悪魔たちの交感(コレスポンダンス)---マイケル・タウシグ小論 憑依芸能の社会学 第三章 アートと人類学/民俗学 幻覚の探求 複合する草荘神---アカマタクロマタ考 北辺の映像民俗学---野田真吉と姫田忠義 水と命がめぐる山の世界 湖畔のメトロポリス---ソローによるメカス 初出一覧
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菅江真澄 図絵の旅(角川ソフィア文庫)
¥1,650
SOLD OUT
著者:菅江真澄 編・解説:石井正己 発行元:KADOKAWA 352ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 祭り、信仰、大自然。200年前の日本を描いた貴重なカラー図絵112点 江戸時代、菅江真澄という漂泊の旅人がいた。北東北や南北海道をくまなく歩き、好奇心のおもむくままに筆をとる。男鹿半島、八郎潟、白神山地の絶景。恐山、おしらさま、なまはげ、避疫神の信仰。火山、瀑布、奇岩がおりなす大地の風景。雪国の生業、海の幸と山の幸から、アイヌの暮らしや縄文土器まで――。森羅万象を描いた貴重な図絵112点をフルカラーで収録。民俗学、文化遺産、ジオパークの先駆けになった旅人の眼差しに迫る。 【目次】 I 信濃・南部・蝦夷地の旅 II 下北・津軽の旅 III 秋田の旅(1) IV 秋田の旅(2) V 地誌の旅 VI 図絵の旅(1) VII 図絵の旅(2) ナチュラルヒストリーとして見る菅江真澄の図絵
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実力も運のうち 能力主義は正義か?(ハヤカワ文庫NF)
¥1,320
SOLD OUT
著者:マイケル・サンデル 訳者:鬼澤忍 発行元:早川書房 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 哲学が斬り込む、格差と分断の根源 解説:本田由紀 成功を決めるのは努力か環境か? ハーバード随一の人気教授が「能力主義」の是非を問い日本中に議論を巻き起こしたベストセラー。 *********************** 店主コメント *********************** 「能力主義」がいかにして、社会において支配的になり弊害をもたらすようになったか、学歴社会・宗教・政治家の発言・経済・労働など様々な視点で考察。それらの多くはアメリカ社会の事例ですが、学歴社会、自助の精神、労働の価値観など日本にも共通する部分があります。 教育や労働など、社会の在り方を根幹から考えるうえで必読の一冊です!
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日本宗教のクセ
¥2,090
著者:内田樹/釈徹宗 発行元:ミシマ社 248ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 政教分離、旧統一教会、カルト二世 …こうした問題を解くためにも。 行、夕日、お墓などに宿る 日本固有の「クセ」を知ろう。 「宗教的センス」を引き上げる名人対談 日本宗教のクセ ・都市仏教が大地の霊と「くっついた」のが浄土真宗!? ・内面重視ではなく「行」をとても大事にする ・形を変えながら脈々と続く聖徳太子信仰 ・習合的なモデルとしての在原業平と四天王寺 ・国と引き離してもなお成り立つ神道とは? …etc 【目次】 第一章 日本宗教のクセを考える 第二章 夕日の習合論 第三章 お墓の習合論 第四章 今こそ、政教分離を考える 第五章 戦後日本の宗教のクセ
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死を語る50人の言葉 宗教家・学者・医師・芸術家の「死生観」
¥1,980
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著者:近代文化史研究会 発行元:アーツアンドクラフツ 208ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 震災・パンデミック・戦争で「死」が身近な現在、先人たちは「死」とどのように向き合っていたのか。 明治・大正・昭和に生まれた宗教家・学者・医師・芸術家たち50人は、関東大震災・太平洋戦争・戦後混乱期を生き、死んでいった。彼らの死と向き合った言葉は、現在を生きる「助け」ともいえるのではないだろうか。 【内容】 澤木興道(曹洞宗禅僧)、酒井雄哉(天台宗僧侶)、今西錦司(生態学・文化人類学)、岸本英夫(宗教学)、宮本常一(民俗学)、暉峻康隆(国文学)、白川静(漢字研究)、神谷美恵子(精神医学)、鶴見和子(社会学)、多田道太郎(フランス文学・評論家)、網野善彦(歴史学)、大林太良(民族学)、米山俊直(文化人類学)、多田富雄(免疫学・エッセイト)、松田道雄(小児科医・評論家)、若月俊一(医師)、斎藤茂太(医師)、市川平三郎(医師)、井伏鱒二(作家)、小林秀雄(文芸評論家)、幸田文(作家)、鈴木真砂女(俳人)、井上靖(作家)、田中澄江(作家)、埴谷雄高(作家)、水上勉(作家)、山田風太郎(作家)、吉田満(作家)、遠藤周作(作家)、司馬遼太郎(作家)、吉本隆明(詩人・評論家)、前登志夫(歌人)、城山三郎(作家)、時実新子(川柳作家)、須賀敦子(イタリア文学・随筆家)、江藤淳(文芸評論家)、小田実(作家)、寺山修司(劇作家・歌人)、赤瀬川原平(画家・作家)、吉行あぐり(美容師)、黒澤明(映画監督)、新藤兼人(映画監督・脚本家)、北林谷榮(女優)、石井好子(歌手・エッセイスト)、高峰秀子(女優)、三國連太郎(俳優)、星野哲郎(作詞家)、桂米朝(落語家)、渥美清(俳優)、高倉健(俳優)
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百歳の哲学者が語る人生のこと
¥2,420
著者:エドガール・モラン 訳者:澤田直 発行元:河出書房新社 216ページ 195mm × 138mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 100歳の哲学者、人生を語る――戦争のリアル、パンデミック……激動の一世紀を振り返り、歴史と人生の奥深さをシンプルな言葉で綴った、いまを生きるすべての人へ贈るメッセージ。 二十二歳、ナチスの手を逃れた幸運 四十六歳、革命の瞬間を目撃したパリ 九十九歳、未曽有のパンデミック— あらゆる生は不確実であり、絶えず予測しなかったことに出会います 激動の一世紀を生きた現代フランスを代表する知識人が自らの人生を回想しつつ、その思想を平易に語る。 危機を乗り越えるためには何が必要なのか―― いまを生きるすべての人へ贈る明晰なメッセージ。 <本国フランスでベストセラー>
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本当にはじめての遠野物語
¥1,980
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著者:富川岳 発行元:遠野出版 96ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「主人公はいない。長編小説でもない。 ファンタジーでも、迷信でもない。 もう一つの世界をめぐる、本当の話。」 構想7年。河童、ザシキワラシ、天狗。 日本民俗学の夜明けを告げた歴史的名著『遠野物語』を、 かつて10ページで挫折した著者がおくる、絶対にくじけず、 楽しく深く明快に学べる、はじまりの一冊。 さぁ、めくるめく物語の世界へ!
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心霊スポット考 現代における怪異譚の実態
¥3,300
SOLD OUT
著者:及川祥平 発行元:アーツアンドクラフツ 312ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「恐るべき出来事」が呼び起こす場所と記憶の文化 「心霊スポット」という言葉が、雑誌・テレビのメディアに使用され始めたのは1990年代前半。その後、「神奈川ジェイソン村」「新潟ホワイトハウス」「八王子首なし地蔵」など、「恐るべき出来事」が語られる空間=訪れる場所としての「心霊スポット」は、インターネットの普及とともに隆盛を極めていく。本書では、「心霊スポット」という「語り」が成り立つ前史を概観し、テレビやネットで展開される実態を調査する。また、「将門塚」や「八王子城跡」など現代でも語りつがれる「心霊スポット」を検証する。 【目次】 序章 場所と怪異の民俗学 第一部 心霊スポット考 第一章 心霊スポットとは何か 第二章 真相としての仮構 第三章 モノと感覚 第二部 心霊スポットの諸相 第一章 将門塚のこと―将門はどう祟るのか 第二章 八王子城跡のこと―怪異の変容 第三章 おむつ塚のこと―或いはたくさんのお菊 終章―誰がための心霊スポット
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哲学100の基本
¥1,980
著者:岡本裕一郎 発行元:東洋経済新報社 320ページ 210mm × 130mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** カント/プラトン/マルクス・ガブリエル/和辻哲郎/ニーチェ/ヴィトゲンシュタイン/ハイデガー…… 世界最高の知の巨人たちの 「思考の型」が1フレーズですっきりわかる 物事を考えるとき、哲学は広い視野と長いスパンでアプローチします。日々進行している出来事に対して、一歩身を引いたうえで、「これはそもそもどのような意味なのか?」と問い直し、世界をどうみたらいいのか、新しいメガネを考案するのです。(中略) 本書では、2500年にわたって、哲学が提案してきた思考のメガネをご紹介しますので、皆さんもぜひ試してみてください。驚くような発見ができるのではないかとひそかに期待しています。(「はじめに」より) 『MBA100の基本』に続く、23万部突破のベストセラーシリーズ、最新刊!