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会社員の哲学 〔増補版〕

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著者:柿内正午
発行元:零貨店アカミミ
152ページ
173mm × 150mm ソフトカバー

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  出版社紹介文より
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「会社員」というありふれているようでどうにも特異な立場から、現代社会を描き直す。
無名で、凡庸な会社員が書く当事者研究であり、民族誌であり、思想書であり、哲学書。

【目次】
はじめに
増補版序文

Ⅰ部 自由
 1章 賃労働者であること
 2章 自己実現とAIー個人化と規格化
コラム:ゾンビ論ーハイチへのまなざし

Ⅱ部 責任
 3章 会社、たくさんの秘密
   ―セクショナリズム・官僚制
 4章 責任の無限後退
   ―「安楽への自発的隷属」
コラム:生活の保守性

Ⅲ部 個人と社会
 5章 自由と責任のインターフェースとしての、所有概念
 6章 主体性をほどよく保持するために
 7章 よりよい生へ
コラム:推しー「密猟」としての誤読の実践

Ⅳ部 会社員の日常的実践
 8章 具体的にどうするか
 9章 哲学を生活に実装するために

おわりに―短い言い訳
■主な参考文献

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