-
第一芸人文芸部 創刊準備二号
¥1,500
SOLD OUT
編集長:又吉直樹 編集部員:ピストジャム/ファビアン 発行元:ヨシモトブックス 284ページ 173mm × 108mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 又吉直樹率いる「第一芸人文芸部」のメンバーが集まり、又吉自身が編集長を務める文芸誌の創刊準備二号。執筆陣に前号の又吉、ピストジャム、ファビアンに加え、アキナ・山名、フルーツポンチ・村上、トニーフランク、赤嶺総理が参加している。 小説、書評、俳句、エッセイ、短詩など個性豊かな作品を収録。全284ページにもおよぶボリュームたっぷりの仕上がりになっている。 【目次】 ●月の裏側 又吉直樹 ●書評 ピストジャム ●ハチマキ 山名文和 ●俳句と散文 村上健志 ●ショートショートレストラン ファビアン ●歌詞とエッセイ トニーフランク ●分岐文 赤嶺総理
-
第一芸人文芸部 創刊準備号
¥1,000
SOLD OUT
編集長:又吉直樹 編集部員:ピストジャム/ファビアン 発行元:ヨシモトブックス 130ページ 173mm × 108mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ピース・又吉直樹が率いる文学好き芸人が集う第一芸人文芸部。 そのメンバーが編集し、執筆する“遊び心と情熱の文芸誌”が誕生。「㐧一芸人文芸部」創刊準備号には、編集長の又吉が自由律俳句とエッセイ9本、部員のピストジャムが書評10本、ファビアンがショートショート5本を書き下ろした。又吉が芸人と文学について綴る編集後記も必読。全132ページにわたり、芸人と文学が遭逢する。 【目次】 ●自由律俳句とエッセイ 又吉直樹 ●書評 ピストジャム 「同志少女よ、銃を撃て」(逢坂冬馬) 「この部屋から東京タワーは永遠に見えない(麻布競馬場) 「あこがれ」(川上未映子) 「人間」(又吉直樹) 「月と散文」(又吉直樹) 「口訳 古事記」(町田康) 「ノルウェイの森」(村上春樹) 「限りなく透明に近いブルー」(村上龍) 「はーばーらいと」(吉本ばなな) 「三体」(劉慈欣) ●ショートショート ファビアン 「地球のねじ」 「オキノピ」 「マイナンバー」 「村の遺酒屋」 「ハンドメイド・ウエディング」
-
スペクテイター vol.53 1976 サブカルチャー大爆発
¥1,100
発行元:エディトリアル・デパートメント 発売元:幻冬舎 183ページ 242mm × 182mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「政治の季節」と呼ばれる1960年代とバブル経済へ突入していった1980年代に挟まれて、まるでなにも起こらなかったかのように思われがちな、1970年代。 しかし、大人たちの目の届かない若者たちの世界では、文化的な爆発と呼ぶべき重要な出来事が起きていた。オカルト、アニメ、パンク、自己教育…。 4つのサブカルチャー誕生の瞬間に立ち会ったリトルマガジン関係者の証言や論考を通じて、1976年に起こったサブカルチャー大爆発の実情に迫る。 【目次】 ◆PLAY BACK 1976 作画/関根美有 ◆クロニクルズ 70年代の主な出来事 ◆論考 アナザー・スピリッツ・オブ・76 〝76年精神〟とはなにか 文/宇田川岳夫 ◆インタビュー① 氷川竜介氏(アニメ・特撮評論)に聞く『宇宙戦艦ヤマト』とファンダム形成史 取材・構成/鴇田義晴 ◆インタビュー② 武田崇元氏(八幡書店社主)に聞く『地球ロマン』とジャパニーズ・オカルト再発見 取材・構成/宇田川岳夫 ◆NIPPON 70S 写真/児玉房子 ◆寄稿① 『ロック・マガジン』にみるパンクの日本上陸 文/東瀬戸悟 写真提供/阿木譲アーカイブ・開田裕治 ◆寄稿② 自己教育の教科書として創刊された『別冊宝島』 文/長沼行太郎 ◆まんが「夜の魂」 作/まどの一哉 ◆はみだし偉人伝 その4 水谷孝 裸のラリーズと「死」 文/横戸茂 写真/中藤毅彦
-
又吉直樹マガジン 椅子
¥1,018
SOLD OUT
編集長:又吉直樹 編集:浅井茉莉子/森山裕之 発行元:ヨシモトブックス 64ページ 257mm × 181mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 又吉直樹が初めて編集長を務める雑誌『又吉直樹マガジン 椅子』。 椅子が好きだという又吉が、様々な視点で「椅子」を切り取る企画を立案・ディレクションした。同誌では相方の綾部祐二をはじめ、吉岡里帆、柄本明、壇蜜が街中で椅子と絡む様子を捉えたグラビアや、又吉との座談会を収録。さ らに又吉が原稿用紙20枚に椅子にまつわる思い出を綴った書き下ろしのエッセイ『椅子をめぐる自叙伝』、又吉が考案した理想の椅子を制作するルポ、大橋裕之による漫画などが全64ページにわたって収められる。寄稿者には苫野一徳、せきしろ、西木ファビアン、赤嶺総理、難波麻人も名を連ねる。 グラビア・座談 又吉直樹/吉岡里帆/柄本明/壇蜜/綾部祐二 寄稿 又吉直樹/苫野一徳/せきしろ/西木ファビアン/赤嶺総理/難波麻人 詞 世田谷ピンポンズ 漫画 大橋裕之
-
二人のデカメロン
¥1,000
著者:青木真兵/柿内正午 80ページ 182mm × 122mm ソフトカバー *********************** 発行元紹介文より *********************** 奈良県で人文系私設図書館ルチャ・リブロを構える青木真兵、東京で会社員をやりつつ文筆を行う柿内正午。 80年代生まれと90年代生まれ。山村とシティー。年代も生活の拠点も離れた二人は友達同士。この本には二人のおしゃべりの記録とエッセイがふたつずつ収められています。 考え方の癖も、こだわりの偏りも、文章の臭みも、お互いまったく違っている。そのような違いを特に均すわけでもない。おのおの好き勝手にやった結果、なかなかいい感じの本ができたのではと自負しています。ここにあのは大袈裟な対決でも、共闘でもない、ただのおしゃべりです。同じ方向を向いているようなないような、噛み合っているようないないような、でもお互いに真剣に相手の話を聞き、大真面目に自分の話したいことを言っているように見える。 マイペースを貫きつつ、不思議と気遣いにあふれたいい湯加減のやりとりを読めば、なんだかいい塩梅になるようなならないような。ぜひゆるりとご一読ください。 【目次】 はじめに 対談 自己は薄いが、クセが強い 青木真兵 源泉は生き物の部分 『ランボー』が教えてくれたこと 柿内正午 声と文字 対談 読む生活・書く生活・喋る生活 青木真兵 ピュシスを頼りに生きていく もう一つの『ベイブ論』 柿内正午 レッスルする演技 おわりに
-
『ベイブ』論 あるいは「父」についての序論
¥1,200
著者:柿内正午 発行元:零貨店アカミミ 88ページ 173mm × 105mm ソフトカバー *********************** 発行元紹介文より *********************** 映画『ベイブ』を丹念にみつめることで、『現代における父性とはどのようなものであるべきか』という大きな問いに挑む。 映画論であり文学論。批評的な方法で思考する社会派エッセイ。 【目次】 はじめに 映画館までの道のり Chapter1.『ベイブ』論 とある映画館での上映の記録 序幕 豚ってたしかにバカだよ 世の理 罪と罰 豚はとびきり美味しいお肉 自分は犬だと思い込んでいる豚 牧羊豚 とても悲しい日 運命の豚 Chapter2.あるいは「父」についての序論 映画館の近くのカフェで 男って確かにバカだよ 優れた脚色と継承されなかった潜勢力 世の理 人間主義の彼岸に擬態した人間主義 おいしい豚肉から牧羊豚へ 階級 悲しき「父」と「子」の行方 暴力と開拓 運命をどのように書き換えるか 「That'll do.」 おわりに 「まだ世界が終わったわけじゃない」
-
大人ごはん Vol.5 特集:料理がしんどい
¥1,320
発行元:Incline 96ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「食」を通して日常のストーリーを描き出す雑誌・第5弾 食を通して、人、社会、文化、を考える雑誌『大人ごはん』。第5号の特集は「料理がしんどい」。 働きながら子育てをする女性たちの座談会「私たちの現実(と理想)」のほか、スープ作家・有賀薫さんや、地域で福祉施設を運営する時田良枝さんにお話を伺いました。 絲山秋子さんによる巻頭エッセイ、柚木麻子さんへのインタビューなど、豪華作家陣も登場。 また、参加者が料理をして話しあう座談会「つくるって何だろう?」、釈徹宗さんの蔵書を納めた「ふるえる文庫」取材記事、マンガ、エッセイなど、今回も盛りだくさんです。 【目次】 ◎巻頭エッセイ 「無性に食べたくなる」 絲山秋子 ◎特集 料理がしんどい 〈座談会〉 「私たちの現実(と理想)」 〈インタビュー〉 「料理はもっと自由であっていい」 有賀薫さん 「『つらい』と口に出すのがスタートだと思う」 時田良枝さん ◎特別企画 「ふるえる文庫」に行ってみた 協力:釈徹宗さん/大智さん/悦代さん ◎グラビア&特別インタビュー 「悪役の解像度を上げるためにラーメンを作ります」 柚木麻子さん ◎つるの漫画コーナー 鶴谷香央理 ◎(新)ぐんぞくあくじゅう相談所 石田智絵 ◎世界の食材 「唐辛子の魅力に夢中」 ダンユキエ ◎手抜きご飯の嗜み 時岡孝行 ◎座談会「つくるって何だろう?」 伊藤雄馬、狩野俊、村上慧 ◎へべれけ飲み食い砲弾 大竹聡、牧野伊佐夫 ◎とるに足らないもの・こと日記 早川百代 ◎まんぷくとまんぞくの間 半井志央 ◎本当に愛着のあるモノと暮らし 飯田昭雄
-
WORKSIGHT ワークサイト 23号
¥1,980
SOLD OUT
編者:WORKSIGHT編集部 発行元:コクヨ株式会社 販売元:学芸出版社 128ページ(カラー64ページ) 224mm × 152mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** あの時、あの場所で食べた、あの料理。 あの時、あの場所で食べた、あの料理。料理を媒介として、あなたは時間と空間と直接つながる。ラジカルなまでにローカルで、多元的で、分散的な「食」の世界は、自律分散社会のダイナミックな実践の場だ。料理を通して見た人間世界は、昔も今も、そして未来も、奔放で、豊かだ。世界14か国から届いたエッセイとブックガイド 【目次】 ◉エッセイ #1「サフラジストの台所」山下正太郎 #2「縁側にて」関口涼子 #3「バーガー進化論」ジェイ・リー/ブルックス・ヘッドリー #4「ハイジのスープ」イスクラ #5「素晴らしき早餐」門司紀子 #6「トリパス公園の誘惑」岩間香純 #7「パレスチナ、大地の味」サミ・タミミ #8「砂漠のワイルドスタイル」鷹鳥屋明 #9「ふたりの脱北者」周永河 #10「マニプールの豚」佐々木美佳 #11「ディストピアの味わい」The Water Museum #12「塀の中の懲りないレシピ」シューリ・ング #13「慎んで祖業を墜すことなかれ」矢代真也 #14「アジアンサイケ空想」Ardneks #15「アメイジング・オリエンタル」Go Kurosawa #16「旅のルーティン」合田真 #17「タコスと経営」溝渕由樹 #18「摩天楼ジャパレス戦記」佐久間裕美子 #19「石炭を舐める」吉田勝信 #20「パーシャとナレシュカ」小原一真 #21「エベレストのジャガイモ」古川不可知 #22「火光三昧の現場へ」野平宗弘 #23「収容所とただのピザ」今日マチ子 ◉ブックガイド 料理本で旅する 未知の世界へと誘う33 冊のクックブック ◉表紙イラスト 今日マチ子
-
先人は遅れてくる パリのガイドブックで東京の町を闊歩する3
¥1,870
SOLD OUT
著者:友田とん 発行元:代わりに読む人 144ページ 182mm × 105mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** コロナ渦中の町を歩き、近所で見かけた看板の言葉をきっかけに本当の言葉探しをはじめた「私」は、弘法大師と高野山から、『オズの魔法使い』、松任谷由実のドキュメンタリー番組、『西遊記』など、何かを求める旅の物語に思いを馳せるうちに、半導体エンジニアの職へと導かれた出会いの記憶へと至って……。訪ねた土地で過去の出来事や読んだ小説の断片の記憶を芋づる式に蘇らせていく至福が綴られる。 全4章、約5万字の文章と18枚のカラー写真、画家・いちろうの挿画で構成。
-
パリのガイドブックで東京の町を闊歩する 2 読めないガイドブック
¥1,650
SOLD OUT
著者:友田とん 発行元:代わりに読む人 94ページ 182mm × 105mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ある日、啓示のように降ってきた「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」という言葉を、どうやったらそんなことができるのだろうかと考えながら、実践するエッセイシリーズ。 荻窪でフレンチトーストをついに食べた「私」は東京の町を闊歩するため、行く先々でパリのガイドブックを買い集め、順に読もうと試みる。だが、関係ない土地のガイドブックを読み進めるのは難しい。立ちはだかる壁、欠落し、捏造されていく記憶。 荻窪のコンビニから、村上春樹へ、そしてパリ・ノートル・ダムへ。 日常を冒険に変える奔放な思考の脱線 第2弾。 【目次】 第一章 ノートルダム 第二章 ガイドブックを買い集める日々 第三章 セブンイレブン 第四章 餃子を食べに行こうとして 第五章 ノートルダム再び 第六章 読めないガイドブック 第七章 準備体操はできた
-
パリのガイドブックで東京の町を闊歩する 1 まだ歩きださない
¥770
SOLD OUT
著者:友田とん 発行元:代わりに読む人 47ページ 182mm × 105mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 正しい言葉なら、これほど長く考えつづけることはなかっただろう。 「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」 突然、啓示のように降ってきた言葉を口ずさむ「私」はそんなことが果たしてできるのだろうかと考えながら、住みなれたはずの東京の町を歩きはじめる。表参道へ、荻窪へ、そして神保町へ。パリのガイドブックを手にした「私」はどこにたどり着くのか。第1号はとあるものを求めて、2018年夏、炎天下の都内をくり返し行き来した記録である。 【目次】 第一章 まだ歩きださない 第二章 フレンチトーストを求めて 第三章 ポストフレンチトーストを歩く
-
私的コーヒーA to Z
¥1,100
著者:木村衣有子 発行元:はるあきクラブ 46ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 掌編小説やエッセイ、短歌で表現されたコーヒーにまつわるエトセトラ。 アルファベット順に26篇が収められています。 コーヒーのお供にちょうど良いリトルプレスです。 【目次】 A 愛とかいうのじゃなくて/ai B 本/book C マグカップ/coffee mug D ドリップ/drip ・・・ほか
-
ランバーロール 06
¥1,650
SOLD OUT
発行元:タバブックス 152ページ 210mm × 149mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。 今回は初の試みとして、「台湾」特集を実施。 村上春樹の『猫を棄てる』の装画や、漫画『緑の歌―収集群風―』などの作品で知られる台湾出身の漫画家・高妍が企画段階から参加し、羅荷(ロー・へー)、劉倩帆(リュ・チェン ファン)、丁柏晏(ディン・ブォ イェン)という三人の台湾出身のイラストレーターを推薦し、それぞれの描き下ろし漫画を掲載の運びとなりました。 安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの描き下ろし漫画と、台湾のクラブシーンにまつわるもてスリムのエッセイ、台湾映画にまつわる佐野亨(映画ライター)のエッセイを加え、今号も充実の152ページ! 【漫画】 高妍(ガオ・イェン)「どうでもいいこと」 羅荷(ロー・へー)「雨の追憶」 安永知澄「小さな魔法」 劉倩帆 (リュ・チェン ファン)「ドライブ」 森泉岳土「暗くて深くて誰もいない」 丁柏晏(ディン・ブォ イェン)「鐘楼」 おくやまゆか「新深緑日記」 【エッセイ】 もてスリム「ビナハウスの裂け目」 佐野亨 台湾映画と台湾と僕
-
エトセトラ VOL.10
¥1,540
SOLD OUT
出版社:エトセトラブックス 144ページ 210mm × 148mm ******************** 出版社紹介文より ******************** 特集:男性学 性差別はびこるこの社会では、実は「男」のことすら誰も考えていない。 語られてこなかった男性の多様さはどこにある? これまでフェミニズムが家父長制に相対するとき、特権を持つ側として「男性」が照射されてきた。しかし、男性がフェミニズムに応答するだけでは、男性自身の課題を掘り下げられないのでは……? フェミマガジン10号目は、『トランス男性によるトランスジェンダー男性学』の周司あきらを特集編集に迎え、「特権」「加害性」「生きづらさ」で終わらない、その一歩先にある「男性性」を見つける特集号。 論考、エッセイ、読者投稿などで構成。新たなメンズリブを目指す座談会も! 【目次】 特集のはじめに 【年表】 男性史・女性史(作成:周司あきら) 【エッセイ・論考】 マルリナ「ラップに耳をすませば」 麦倉哲「『男らしさの崩壊』の先にみる絶望とかすかな希望」 五月あかり「誰も好きになってはならない」 小埜功貴「自分を終わらせて、自分へと生まれ戻ろう――場としてのメンズリブ、心としてのメンズリブ」 瀬戸マサキ「『俺』を取り戻す旅」 仲芦達矢「ノイジー・マスキュリニティ」 Y・N「傷と言葉――仲芦達矢『ノイジー・マスキュリニティ』のための補足」 澁谷知美「男にとって『恥』とは何か――仮性包茎の現代史から」 森山至貴「異物のように、宝物のように」 水上文「そして誰が排除されるのか?――百合ジャンルにおけるミサンドリーの問題」 福永玄弥「男たちの帝国と東アジア」 遠山日出也「男性が特権/差別を克服するために――被抑圧者の解放と自らの解放との結びつきを捉える」 【小説】 勝又栄政「父(ちち)と、娘/息子(こ)」 【漫画】 中村一般「山田さんの生活」 【座談会】 水野阿修羅✕小埜功貴✕周司あきら「男である自分を好きになる――90年代日本のメンズリブ運動」 【読者アンケート】 男として生きること、男扱いされることの喜びを考えてみる 特集のおわりに ***************** 【寄稿】 もちづきゆきえ「『HEAR. ME. OUT.』制作日誌」 伊藤春奈(花束書房)「独立運動から続く道をたどって〜おしゃべりソウル旅行記〜」 【漫画】 とれたてクラブ「目ざせ!!DIVAに殺されない元カレ」 【連載】 「編集長フェミ日記」2023年8月〜9月 「祖母の話」/#2 川﨑那恵「ムラの女たちのあいだで」 「アート・アクティヴィズム」北原恵/〈98〉「関東大震災100年を記憶する現代アート:2023夏、韓国」 「LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景」宇壽山貴久子 私のフェミアイテム:下山田志帆 NOW THIS ACTIVIST :山田亜紀子 etc. bookshop通信
-
エトセトラ VOL.9
¥1,540
出版社:エトセトラブックス 144ページ 210mm × 148mm ******************** 出版社紹介文より ******************** 特集:NO MORE 女人禁制! 「女人禁制」は、もういらない! マイノリティへの差別・排除と深くつながる 「女人禁制」の歴史を探りながら、 国や家父長制が追い出してきたものはなにか、 その底にあるのはなにかを知る特集号。 昔から、宗教や伝統のかたちを借りて、特定の職業や場所、集団に女性を入れない仕組みをつくってきた国、日本。21世紀になっても、大相撲、甲子園、古典芸能、山、プロの厨房、祭りなどなど、多くの場に「女人禁制」文化が残っています。フェミマガジン9号目は、女性史を中心としたライター・編集者の伊藤春奈をゲスト編集長に、多様な書き手や語り手が集まり、この問題を考えます。 エッセイ、インタビュー、読者投稿、漫画、いまだ「女性」が登れない「大峰山」への質問も! 誰かをどこかに「入れない」システムはもう終わりにしよう。 【目次】 特集のはじめに 【読者投稿】 あなたが知っている「女人禁制」 【論考・エッセイ・漫画】 源淳子「『女人禁制』と天皇制」 堀越英美「『山の神』と『女芸人』に求められてきたもの」 柚木麻子「ラーメンいちから作ってみたら自然と腕組みしちゃってた記」 山崎ナオコーラ「『女人禁制』と『源氏物語』と出家、ついでに私」 はらだ有彩「能・卒都婆小町と私」 佐藤瑞枝「博多祇園山笠――このホモソーシャルな世界」 (地元の声/永島順子) 林葉子「〈女性の穢れ〉と近代公娼制度」 金貴粉「ハンセン病療養所に生きた在日朝鮮人女性たち」 川﨑那恵「『アナーカ部落フェミニストの会』創立への呼びかけ」 堀江有里「性への忌避――キリスト教の女性嫌悪・同性愛嫌悪をめぐる断想」 鳥山純子「家父長制はマザコン生成装置なのか――現在モロッコの嫁姑問題から」 牧野雅子「女性専用車両の存在は何を意味しているのか」 【インタビュー】 性善寺・柴谷宗叔「性的マイノリティも地元の人も誰もが入れる『みんなの寺』」 ナモナモ寺・野世阿弥「寺という場所から仏教やフェミニズムをちょっとずつ開く」 桂二葉「まっすぐ自分の声が出せるように」 【アンケート】 女人禁制「大峰山」への質問 「女人禁制」を続ける理由はなんですか? 特集のおわりに ************************************************************ 【寄稿】 吉田亜矢子「渋谷区、美竹公園・神宮通公園野宿者排除に抗して」 長田杏奈「被害者非難の温度を測る」 【対談】 小川たまか✕有馬ゆきみ「フェミニストのライターと弁護士が語る『性暴力』の周辺 VOL.1」 【漫画】 とれたてクラブ「ワタシってディ→バディ→バしてるから」 【新連載】 「祖母の話」/#1高柳聡子「光なき朝を生きて」 「北京会議の前と後」福田和子/第1回「日本各地から北京へ!草の根の女性たち」 「アート・アクティビズム」北原恵/〈97〉渋谷パルコでゲリラ・ガールズ展――ポストフェミニズム時代の『アート』」 【連載】 「編集長フェミ日記」2022年12月〜2023年3月 「Who is she?」大橋由香子/第6回:取り上げる彼女たち 「LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景」宇壽山貴久子 私のフェミアイテム:奥薗和子 NOW THIS ACTIVIST :末原真紀 etc. bookshop通信
-
IN/SECTS(インセクツ) Vol.17 『特集:私たちの集い』
¥1,870
SOLD OUT
発行元:IN/SECTS 143ページ 182mm × 130mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 今号は「集い」について、みなさんと一緒に考えてみます。 アフターコロナってことも言えるかもしれませんが、それ以上に人との関わり、 集まり方の作法、コミュニティやソサエティに対する概念が以前から少しずつ 変化してきていると編集部では考えました。 そこで、私たちの周りのさまざまなチームや団体と共に 集いの有り様について、話し合い、今、私たちが集まることに、 どのような意味があるのか、そこまで堅く考えずとも、 どのように集まるとみんなが楽しめるのか、そんなことを思案してみた次第です。 そうして、それぞれの集まりから紡ぎ出された形や方法は、 多くの学びを与えてくれる、そんな1 冊になったと感じています。 快活で愉快な集いの世界をどうぞお楽しみください。 【目次】 イン・セクツ ギャラリー ● 幕開け 撮影 井上嘉和 ● 器を再燃焼する集い サイネンショー ● 棍棒カルチャーの集い 全日本棍棒協会 ● モノづくりの集い SIBO ● モダンな集い SPACE EAUUU × モダンDJ 特選集 ● シチニア食堂の small gathering 清荒神の夜 ● 誰にでも愛される!? LPキッチンのフシギ♡ ● 未だかつてなかった「とある集落」A HAMLET というセカイ線 ● 集いを考えるミニコラム 「絵が開く」文 橋本梓 ● 野湯を巡る写真家、山谷佑介 ● 本から見るあの人の集いのヒント ● 教えて!先生 マッチングアプリで友達を集める ● bande à part 回想記 ● 店主の二足目の草鞋の履き心地 ● 屋台研究家・下寺孝典さんにきく 屋台と人と路上と ● 関西のNEO 屋台メイカーたち ● あかとこかえ 女3人、月イチの集い ● 学生突撃レポート! ! ナニワなおかあさんに集うワケを調査せよ ● うごき、探り、つくって巻き込み、またうごく 本の先をつくる出版社 「出雲路本制作所」の本づくり ● あのひとん家のあの集まり ニラの会 @久保よしみ邸 共通言語のないごはん会 @ウスビ・サコ邸 月命日の会 @at the table est 2015 ● 淡路島の小さな港町・岩屋にある 銭湯の集い 文 スズキナオ ● 漫画 あおむろ ひろゆき 集いの コマ漫画 ● 大阪飲食店 ステッカーの集い ステッカーコレクション 2023 ● ラジオは新たな集いの場という提案 シンガーソングライター・柴田聡子の 「シャムゴッド・トーク・ドリル」編 ● 塩屋への移住が止まらない !? 森本アリさんに聞く、塩屋的集い方 ● 私たちの集いのカタチ BuyByByeByeMarkets/ 社団法人 ホホホ座浄土寺座/チームシカモ 歩き方ハウス交流会/ elev studio® /バイソンの共同茶室/野良犬の目線 茶酔/ void / エンバーン× 日下慶太/堕楽暮 ダラクレ /だらくれ 平日中華/休日中華/六感音祭/ Valley Town / フリルフツリヴ Honmachi93 /グ音楽講座「ところで最近なに聴いてます?」 ● 集いのニュース 扇町ミュージアムキューブ + 扇町キネマ ● NESHINA COLUMN ◎TOKO/碇 雪恵/藤井佳之/安達茉莉子/姫 モモコ/鷹取 愛 ◎チャレンジ企画 飯の友自慢会 ◎新作映画「輝け星くず」完成記念特別インタビュー 映画監督 西尾孔志 ◎NESHINA ROOM
-
USO 5
¥1,760
SOLD OUT
編者:rn press 発行元:rn press 356ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** あなたは良い人ですか、悪い人ですか。 あなたは何を信じて生きていますか。 わたしに<あなた>のことを教えてくれませんか。 今回の特集は「悪」です。 引き続き「あなたがついてきた嘘を教えてください」というお題にも9名の方にご執筆いただきました。 嘘の奥には本当が詰まっています。 年に一度の文芸誌USO、今年で5号目。ぜひお楽しみください。 【目次】 AKU 悪 あく 『彗星からの電話』中野泰輔 『見えないアングル』野口理恵 『愛犬の値段』若林 恵 『私は悪い子』岡藤真依 『善き隣人、財布をなくす』今日マチ子 『生き抜き方の教え方』矢代真也 『ゲームに悪意は宿らない』西島大介 『聴いたことのないレコードについて語る』年吉聡太 『断層』旦 悠輔 『あく』少年アヤ USO 嘘 うそ 『名前のない天使』ゴトーヒナコ 『クリナメンのルネサンスーフィクションが<真実>になるとき』武邑光裕 『訪問者たち』菅原匠子 『複数の年号』栗栖丈爾・新津保建秀 『吐き気の経緯』宇治田峻 『三つの嘘』山本ぽてと 『男のいない女たち』山川うみ 『嘘の成仏日記 〜学校では書けなかった正直日記〜』小橋陽介
-
WORKSIGHT ワークサイト 21号
¥1,980
編者:WORKSIGHT編集部 発行元:コクヨ株式会社 販売元:学芸出版社 128ページ(カラー32ページ) 224mm × 152mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 社会のありようを異なる方法で示す言葉たち 韓国現代詩シーン第一人者へのインタビュー、ノーベル文学賞に輝いた詩聖・タゴールが愛したベンガル滞在記、ハンセン病療養所の詩人たちを巡る新作詩と随筆、銀行員詩人だった石垣りんから考える生活詩、建築家が語る詩集のデザイン、ことばの哲学者・古田徹也の思案。詩のことばが、社会のありようを異なる方法で指し示す。 【目次】 巻頭言 詩を失った世界に希望はやってこない 文=山下正太郎(本誌編集長) 花も星も、沈みゆく船も、人ひとりの苦痛も 韓国詩壇の第一人者、チン・ウニョンが語る「詩の力」 ソウル、詩の生態系の現場より ユ・ヒギョンによる韓国現代詩ガイド そこがことばの国だから 韓国カルチャーはなぜ詩が好きなのか 語り手=原田里美 ベンガルに降る雨、土地の歌 佐々木美佳 詩聖タゴールをめぐるスケッチ 「言葉」という言葉も 大崎清夏 詩と随筆 ふたつの生活詩 石垣りんと吉岡実のことば 文=畑中章宏 紙の詩学 建築家・詩人、浅野言朗から見た詩集 詩人は翻訳する・編集する・読解する ことばと世界を探究する77冊 しっくりくることばを探して 古田徹也との対話・ウィトゲンシュタインと詩の理解
-
LOCKET 06 SKI ISSUE 地図の銀白部
¥2,200
SOLD OUT
編集・発行人:内田 洋介 160ページ 237mm × 182mm *********************** 発行人紹介文 *********************** 独立系旅雑誌『LOCKET』第6号は旅人のためのスキー特集です! 世界地図から空白部が消え、「秘境はなくなった」といわれてもなお、銀白部が存在します。白銀の世界に目を凝らせば、未知の国では普遍のスキーが見つかり、見知った国では未知が広がっていました。 イランとトルコで滑り、ノルウェーと韓国で歴史を遡り、台湾で廃墟を探します。久栖博季、石川直樹、マイク・エーブルソン、金本凜太朗、久保康友ほか豪華面々に協力いただきました。 今号もオフセット印刷は長野県松本市の藤原印刷による美しい「心刷」です。さらに一部ページは石川県金沢市の石引パブリックで自らリソグラフ印刷。 真っ当でいてオルタナティブなインディペンデントマガジンから、新たな視点を問いかけます。 【目次】 001 定年退職発、 マクドナルド経由、雪山行き 004 CONTENTS 006 鳥になりたかった!(久栖博季) 008 極地の移動手段(石川直樹) 010 イラン/ペルシャ雪を誰も知らない 034 イランからの手紙 036 トルコ/アナトリアのB面 060 体験を創造するスキーチェア(マイク・エーブルソン) 064 暇を持て余した神々の遊び 066 ノルウェー/原始のスキーヤー(塗木拓朗) 076 韓国/雪を駆けた馬 081 スキーヤーの肖像(宮村真一) 097 唄い踊るスキー、日本伝来の地で(高田民謡保存会) 102 猪熊弦一郎を見上げて(井上奈奈) 104 猪谷六合雄と汽水空港(モリテツヤ) 108 中谷宇吉郎の雪跡 116 台湾/南国にとけたスキー場(堤 大樹) 126 地球の滑り方 カザフスタン(稲村航平) 129 或るゲレンデ(金本凜太朗) 145 背骨の旅人 第6回 久保康友 152 INFORMATION 153 いまではないいつか 第2回 トルコ 160 まちがいさがし スキー篇(町田ヒロチカ)
-
ここで唐揚げ弁当を食べないでください
¥1,000
SOLD OUT
著者:小原晩 98ページ 148mm × 105mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 18歳で東京都八王子を飛び出し23区へ上京してからの生活を綴ったエッセイ集。 仕事、家族、友人、お気に入りの喫茶店など・・・時折見せるシニカルな文体がふふっと笑いを誘います。 著者にとって初となる刊行物です。 ~巻末著者プロフィールより~ 小原 晩(おばら ばん) 1996年生まれ。歌人。 これがはじめての著書です。 特筆すべき経歴がないので、 好きなものを並べます。 猫、光、水辺、本屋、喫茶店、散歩、お笑い、太陽の塔、衣食住。
-
クソみたいな世界で抗うためのパンク的読書
¥935
著者:小野寺伝助 発行元:地下BOOKS 81ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** パンク的な書物を紹介するブックガイド『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』から5年。待望の続編です! ただでさえクソみたいな世界が、ますますクソみたいになっていると実感した著者が紹介するのは「生き抜くため」の本ではなく、世界に「抗う」ための本。 「抗い方」を考え、その先にクソみたいな世界の「変え方」を見据えようという試みです。 「無知を自覚する読書」だったと振り返る著者のブックガイドは、様々な分野を横断しています。無知や価値観のブレを受け入れ、自分すらも疑いながら考え抜いてゆく。 世界へ抗う第一歩として、新たな自分への変革を促す手引き書と言える一冊です。 【目次】 1.UNITY 「共に在ること」で抗う 2.D.I.Y 「自分自身」で抗う 3.ANTI RACISM 「知識」で抗う 4.NO WAR 「言葉」で抗う 5.NO FUTURE 「いまここ」で抗う 6.REVOLUTION 「世界を変える」で抗う
-
クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書
¥825
SOLD OUT
著者:小野寺伝助 出版社:地下BOOKS 81ページ 210mm × 142mm ソフトカバー ******************** 店主コメント ******************** 「パンク的な書物を通じパンクを考える」ことをテーマにした読書ガイド。 著者曰く、パンクとは「突き詰めて、突き抜けること」。 世の中のマジョリティに抗い、自分自身にすら疑いの目を向けながら成長し続ける。 そんなパンクスたちの背中を押してくれるような数々の人文系書物を、6つのテーマに分類して紹介。 決して音楽誌ではないのでご注意を。 【目次】 第1章「はみ出す」 第2章「D.I.Y精神」 第3章「NO WAR」 第4章「「ローカルとユニティ」 第5章「破壊と構築」 第6章「衝動と行動」
-
ちゃぶ台11 特集:自分の中にぼけを持て
¥2,000
発行元:ミシマ社 208ページ 189mm × 149mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 特集:自分の中にぼけを持て 世の中は、ピントを合わせる方向に進みすぎている、かも――。 生活にも、制度にも、仕事にも、あらゆることに、「ぼけ」が効いてくるのではないか? ・村瀨孝生さん(「宅老所よりあい」代表) 随筆「僕の老い方研究」 ・山極壽一さん インタビュー「山極先生、ゴリラは『ぼけ』るんですか?」 ・若林理砂さん(鍼灸師)、上田誠さん(劇作家)、平野愛さん(写真家) 特別エッセイ「自分の中にぼけを持つための3箇条」 ・・・など、「ぼけ」の力に迫る読み物を多数収録。 【目次】 村瀨孝生「僕の老い方研究」(随筆) 益田ミリ「桜の下で」(漫画) 斉藤倫「ひぐれのうえき」(児童文学) 平野愛「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) 津村記久子「共にぼける」(エッセイ) 土井善晴「パンドラの箱を開けるな!」(随筆) 上田誠「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) バッキー井上「あとはオボロ、オボロ影。そしてまた俺は、真俯瞰にいる。」(コラム) 伊藤亜紗「会議の研究(2) 建築現場の青空会議」(論考) 若林理砂「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) 益田ミリ・平澤一平「宿題」(漫画) 藤原辰史「蛇と民の叙事詩」(論考) 齋藤陽道「一枚と一枚のあいだに、ちいさな祈りがこもるとき」(フォトエッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART10」(漫画) 山極壽一「山極先生、ゴリラは『ぼけ』るんですか?」(インタビュー) 尾崎世界観「カット」(小説) 内田健太郎「メメント森田さん」(エッセイ) 「書店、再び共有地」(レポート) 恭文堂書店〈東京・学芸大学〉 句読点〈島根・出雲〉 中村明珍「いぶしてこそ人生」(エッセイ) 滝口悠生「御身と御前」(小説) 寄藤文平「動勢の話。未来の描き方その5」(絵と言葉) 三島邦弘(ブックレビュー) 編集後記
-
WORKSIGHT ワークサイト 20号
¥1,980
編者:WORKSIGHT編集部 発行元:コクヨ株式会社 販売元:学芸出版社 128ページ(カラー32ページ) 224mm × 152mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** オランダ・フランス現地取材と思索の軌跡 認知症患者が"普通の日常"を送れる介護施設「ホグウェイ」やランド・アルツハイマー村、セーヌ川に浮かぶデイケアセンターなど、オランダ・フランスの〈記憶〉をめぐる旅、現地取材を通した思索の軌跡。『記憶術全史 ムネモシュネの饗宴』『ルネサンス 情報革命の時代』著者、桑木野幸司氏インタビューやブックガイドも収録 【目次】 ◉記憶をめぐる旅の省察 文=山下正太郎(本誌編集長) 写真=大谷臣史 -------------------------------------- ・ザ・ホーグワイク|認知症居住者が自律協働する「町」 ・マフトルド・ヒューバー|ポジティブヘルスという新たな「健康」指標 ・エミール|ケアの技法を学生に授けるスタートアップ ・デポ・ボイマンス・ファン・ベーニンゲン|アート・収蔵庫・市民の記憶 ・ヴィラージュ・ランデ・アルツハイマー|認知ケアを社会に開くために ・サントル・ド・ジュール・ラダマン|セーヌに浮かぶ開かれたデイケアセンター ◉記憶・知識・位置情報 桑木野幸司・ルネサンス期の「記憶術」が教えること -------------------------------------- 情報のビッグバンに対峙したルネサンス期の西洋人たちは、 新たな「記憶術」を編み出し、実践していったという。その試みは、 どんな今日的な問いをもたらしてくれるだろう。『記憶術全史』や『ルネサンス 情報革命の時代』の著者・桑木野幸司に尋ねた。 ◉記憶をめぐる本棚 -------------------------------------- 記憶が頼りないのならば、記憶をめぐる議論もまた、 手がかりなしには成り立たない。個人と集団をまたぎ、 深遠な哲学とも最先端のテクノロジーともつながる、 そんな、記憶の不思議とともに歩むための かがり火のようなブックガイド。 ◉内戦の記憶・時空を超える音楽 ベイルートの音楽家・建築史家が描く「ホテルの戦い」 -------------------------------------- 2023年3月、ベイルートの音楽レーベルRuptured Recordsから 『Marjaa: The Battle Of The Hotels』と題された美しいアルバ ムがリリースされた。つくったのはベイルート出身の音楽家であり建 築史家でもあるメイサ・ジャラッド。大学で建築史を学んだ彼女は、 ベイルートで 1975 年に勃発した内戦の熾烈な戦闘の舞台となった 海岸沿いのホテル群について論文を書いた。そして、その論文をも とに、今度は音楽作品をつくりあげた。都市の記憶とその傷痕を、 建築という視点から音響を通して辿りなおすという野心的な試みは、いかにして生まれたのか。世界が注目する新鋭音楽家に訊ねた。