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『ベイブ』論 あるいは「父」についての序論
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著者:柿内正午
発行元:零貨店アカミミ
88ページ
173mm × 105mm ソフトカバー
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発行元紹介文より
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映画『ベイブ』を丹念にみつめることで、『現代における父性とはどのようなものであるべきか』という大きな問いに挑む。
映画論であり文学論。批評的な方法で思考する社会派エッセイ。
【目次】
はじめに 映画館までの道のり
Chapter1.『ベイブ』論
とある映画館での上映の記録
序幕
豚ってたしかにバカだよ
世の理
罪と罰
豚はとびきり美味しいお肉
自分は犬だと思い込んでいる豚
牧羊豚
とても悲しい日
運命の豚
Chapter2.あるいは「父」についての序論
映画館の近くのカフェで
男って確かにバカだよ
優れた脚色と継承されなかった潜勢力
世の理
人間主義の彼岸に擬態した人間主義
おいしい豚肉から牧羊豚へ
階級
悲しき「父」と「子」の行方
暴力と開拓
運命をどのように書き換えるか
「That'll do.」
おわりに
「まだ世界が終わったわけじゃない」
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