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その日暮らし
¥1,760
SOLD OUT
著者:坂口恭平 発行元:palmbooks 166ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ずっと向き合えずにいた寂しさの正体がわかったことで、 僕ははじめて、自分を信頼できるようになった。 コロナ禍にはじめた畑。熊本の土地とたいせつなひとたちとの出会い。うれしさも苦しさも分かち合える家族との昼夜をへて、僕は自分のなかにいた、もうひとりの大事にすべき存在と出会った。日々を綴るエッセイの先に待つ、あらたな境地へといたる生の軌跡。 【目次】 畑をはじめて/四年目の畑/安全地帯/ふたりとの出会い/無償で助け合う/外の世界に夢中/鬱は大事な休息/先祖めぐり その一/先祖めぐり その二/先祖めぐり その三/生きるための絵/背中を押された娘の言葉/自分を褒める習慣/ゲンの背中を掻く毎日/アオにマッサージをする夜/不知火忌/その人の「町」/泉との出会い その一/泉との出会い その二/わらしべ長者/ゲンと虫歯/両親と小旅行/助けた亀は戻ってくる/建てない建築家/ゲンの良いところ/人生に無駄なし/プライベートパブリック/声を拾い集める/師匠の見つけ方/新しい病院の設計/海から呼ばれている/親友の優しさ/アオのアドバイス/やるだけやって怒られる/絶対に大丈夫/子どもが一番の薬/伯母が歩いた/イスタンブールは実家/自殺者をなくす方法 その一/自殺者をなくす方法 その二/ピザ修業でナポリへ/学校に行かない君へ/創作すること/鬱になる/脆弱だからこそ持続する/興味はないのか?/思いつきノート/手に預ける/助けてくれるみなさんへ/寂しさが笑顔に変わる あとがき
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デレク・ジャーマンの庭
¥4,180
著者:デレク・ジャーマン 写真:ハワード・スーリー 訳者:山内朋樹 発行元:創元社 237mm × 173mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 不朽の名作 『Derek Jarman's Garden』が、 製版のデジタルリマスターにより、 約30年ぶり待望の新訳復刊! 〈没後30年記念出版〉 * 映像作家デレク・ジャーマンの 詩的でクィアな庭づくり 〈庭の生と死が、いつしか 「ぼく」の生と死を映し出す——〉 * 1994年、AIDSでこの世を去った 映像作家のデレク・ジャーマン。 彼は晩年、イギリス南東部の最果ての岬、 原子力発電所にほど近いダンジネスに移り住む。 死の直前まで慈しみ育て続けた プロスペクト・コテージの庭は、 いつしか彼の生と死を映し出し——。 写真家ハワード・スーリーの 美しい写真とともに綴られる、 ジャーマンの穏やかな日々と 秘められた激情。 庭や植物、友人たちや恋人たち、 自身の病と死について—— 生前最後のエッセイを、 美学者であり庭師でもある訳者によって、 ついに新訳復刊!
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自然をこんなふうに見てごらん 宮澤賢治のことば
¥2,090
著者:澤口たまみ 発行元:山と渓谷社 208ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 木の芽の宝石、春の速さを見る、醜い生きものはいない、風の指を見る、過去へ旅する… 自然をこんなふうに感じとってみたいと思わせる、宮澤賢治の57のことばをやさしく丁寧に紐といた一冊です。 「銀河鉄道の夜」も「注文の多い料理店」も、宮澤賢治は、おはなしの多くを自然から拾ってきたといいます。 それらの言葉から、自然を見る視点の妙や魅力をエッセイストの澤口たまみさんが優しくあたたかな目線で綴ります。 読めばきっと、こういうふうに自然を感じとってみたい、こんなふうに季節を楽しみたい、と思わせてくれるはずです。 【目次】 プロローグ 宮澤賢治が教え子たちに伝えたこと パート一 立ち止まってみる そばにある感動を見つける パート二 感動するこころと向き合って 発見を言葉にする パート三 新たな発見に出会う 視野を広げて パート四 つまらないものはない 先入観を捨ててみる パート五 暮らしとともにある自然 よりよく自然とつき合う パート六 自然を見つめるこころ 幸せを願う エピローグ 宮澤賢治が遺した、もうひとつの思い
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龍膽寺雄 焼夷弾を浴びたシャボテン(STANDARD BOOKS)
¥1,540
著者:龍膽寺雄 発行元:平凡社 224ページ 182mm × 115mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 突如文壇から姿を消した小説家は、戦後、サボテンの栽培研究で知られるようになる。サボテンを通じた「荒涼の美学」や科学観を精選。 STANDARD BOOKSは、百科事典の平凡社が提案する新しい随筆シリーズです。 科学と文学、双方を横断する知性を持つ科学者・作家の珠玉の作品を集め、一作家を一冊で紹介します。 今の世の中に足りないもの、それは現代に渦巻く膨大な情報のただなかにあっても、確固とした基準となる上質な知ではないでしょうか。自分の頭で考えるための指標、すなわち「知のスタンダード」となる文章を提案する。そんな意味を込めて、このシリーズを「STANDARD BOOKS」と名づけました。
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WORKSIGHT ワークサイト 17号
¥1,980
編者:WORKSIGHT編集部 発行元:コクヨ株式会社 販売元:学芸出版社 128ページ(カラー40ページ) 224mm × 152mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 植物・庭を手がかりに考察する「ベジタル(植物的)な未来」 動きもしない。語りもしない。感情ももたない。そんな「生き物」と、人間はいかにして向き合うことが可能なのか。最も身近でありながら、最も遠い生き物との関係を考えるために、これまでとは異なる人間観や倫理が、わたしたちには必要なのかもしれない。植物・庭を手がかりに「ベジタル(植物的)な未来」を考察してみる「WORKSIGHT」リニューアル第1弾。 【目次】 ◎倫理-植物の報せ 絵・写真・文=岡﨑乾二郎 ◎巻頭言・あらたな隣人 文=山下正太郎 ◎プランツケアの哲学 「人間中心」を越えるための植物談義 ◎植物こそ魂の核心 聖ヒルデガルトの植物的サイコ・フィジオ神学 文=マイケル・マーダー ◎未来はベジタル 植物哲学者マイケル・マーダーとの対話 ◎香り、夜 写真=アナイス・トンデュール ◎植物の感じ 画=小橋陽介 ◎木は呼吸しつづける 飛騨の異色木工作家・牧野泰之の挑戦 ◎境域に咲く花 レベッカ・ソルニット最新刊『オーウェルの薔薇』を読む 文=畑中章宏 ◎ベジタルな未来を読みとくブックガイド WORKSIGHT編集部が選ぶ必読の81冊 ◎ルーテッド 写真=ヘンク・ヴィルスフート ◎庭師のように考えよ ブライアン・イーノと考えたストリートデザインの新原則 文=ダン・ヒル
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すばらしい季節
¥1,650
SOLD OUT
著者:ターシャ・テューダー 訳者:末盛千枝子 発行元:現代企画室 36ページ 240mm × 182mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ターシャ・テューダーの魅力が詰まった幻の名作、待望の復刊! 農場で暮らす女の子、サリーの四季には 懐かしい感じのする「幸せ」がたくさんあります。 この絵本のサリーは、あなたのことなのかもしれません。 農場で暮らす女の子、サリーは春の色をみて、夏の匂いをかぎ、秋を味わい、冬に触れ、からだじゅうで四季を感じて日々を過ごしています。五感のすべてで季節を感じること幸せを描いたこの絵本は、没後6年、いまなお多くの女性たちの心をとらえて離さない、ターシャ・テューダーの原点ともいえる作品です。
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庭仕事の愉しみ(草思社文庫)
¥1,100
SOLD OUT
著者:ヘルマン・ヘッセ 編者:フォルカー・ミヒェルス 訳者:岡田朝雄 発行元:草思社 384ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 庭仕事は瞑想である — ドイツの文豪ヘルマン・ヘッセは後半生、執筆以外の時間をほとんど自分の庭で過ごした。 ヘッセは庭仕事の中に尽きぬ愉しみを見いだし、のちに彼の文学へと結実する様々な秘密を発見した。自筆水彩画と在りし日のヘッセの写真を多数掲載。ヘッセが庭から学んだ自然と人生の叡智を詩とエッセイに綴った書である。 *********************** 店主コメント *********************** 庭仕事をとおして行われる思索、そこから生まれる心情や思想がエッセイと詩に表現されている。 庭の植物、昆虫、庭仕事の道具、そして飼い猫に対するヘッセの眼差しには、家族に抱く愛情と変わらない温かさがあります。
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庭仕事の真髄
¥3,520
SOLD OUT
著者:スー・スチュアート・スミス 訳者:和田佐規子 発行元:築地書館 416ページ 188mm128mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 「サンデータイムズ」ベストセラー タイムズ紙、オブザーバー紙「今年読むべき1冊 2020年」に選出 人はなぜ土に触れると癒されるのか。 庭仕事は人の心にどのような働きかけをするのか。 世界的ガーデンデザイナーを夫にもつ精神科医が、 30年前に野原に囲まれた農家を改造した家で、 夫とともに庭づくりを始めてガーデニングにめざめ、 自然と庭と人間の精神のつながりに気づく。 バビロンの空中庭園、古代エジプトの墓に収められた種の意味、 戦争中の塹壕ガーデン、ニューヨーク貧困地区のコミュニティーガーデン、 刑務所でのガーデニングの効果、病院における庭の役割。 さまざまな研究や実例をもとに、 庭仕事で自分を取り戻した人びとの物語を描いた全英ベストセラー。 【目次】 第1章 始まり ガーデニングとの出会い 自然との対話 庭で心を見つける 喪失からの回復──ワーズワースと妹にとっての庭 自然と家の中間地帯 愛着と喪失──安全な避難場所としての庭 生命を再生する場 第2章 緑の自然と人間の中にある自然 宗教とガーデニング 植物を通して生命の循環につながる──破壊・修復・愛 脳を耕す 変化と再生のメッセージ 園芸療法の始まり 『大いなる遺産』──小さな自然の再生 第3章 種と自分を信頼すること 人を夢中にさせるもの ほどほどの幻想──学習障害と自尊心と庭 ライカーズ刑務所の試み 犯罪から立ち直る──持続可能なガーデニングは生きる規範に 種を蒔く──未来の可能性の物語 第4章 安全な緑の場所 囲われた安全な場所 植物のもたらす抗ストレス効果 植物の世話に没入するということ 庭の3つの効果──太陽光・運動・土との触れ合い 樹木と復員兵士 ユーカリとの友人関係が人生肯定の助けに 第5章 街中に自然を運びこむ 都市と庭園 心の健康と都市の緑 野生で生きるための集中力 植物は弱いけれど前向きなんだ──優しく導くもの 田舎のネズミと町のネズミ──住環境と精神 第6章 ガーデニングのルーツを探る 人類初のガーデニング 持続可能な共生関係──農耕する生き物たち 庭の起源 パプアニューギニア、トロブリアンドの人々の庭づくりと儀式 狩猟採集民と自然 入植者には見えない生態系 マオリの洗練された園芸 最古の神話に記された庭──古代シュメール 自然界とのギブアンドテイク 第7章 花の力 花を愛するということ 花と昆虫の共進化 記憶と連想 人が花に惹かれるようになったわけ フロイトの夢判断と花 死を悼むことと春がめぐりくること 生の本能(エロス)と死の本能(タナトス) 人生を変えたサボテン 第8章 ラディカルな食料栽培 労働者がもたらしたオーリキュラ栽培 町中が食べられる庭──インクレディブル・エディブル ケープタウンの都市農園 緑の反逆者──フード・デザート(食料砂漠)脱却をめざして グリーン・ゲリラ──ニューヨークの空き地をコミュニティ・ガーデンに 都市の緑化と犯罪 貧困地区の若者向けのガーデニング 植物が子どもたちをエンパワーメントする 第9章 戦争とガーデニング 西部戦線の塹壕ガーデン 心の幻影に向き合う 祖父テッドの捕虜体験 復員兵士の回復・再建と農業・園芸 第10章 人生の最後の季節 人は死すべき運命にある──生命の連鎖 死と宗教と植物 死の恐怖からの再生 老いと庭仕事 フロイトの花への愛 終生、庭とともにあったフロイト 第11章 庭の時間 庭時間のリズムに従う 庭で自分の時間を取り戻す──燃えつき症候群 心と身体の調和──庭を世話することで自分の感情とつながる 植物の成長と時間感覚の変化 負のスパイラルからの脱却 今を生きる力を引き出す 第12章 病院からの眺め 花や窓の外の緑が治療を助ける──ナイチンゲール 感情移入 窓の外の1本の木との出会い 病院に庭を──普通の暮らしに戻れる場所 園芸療法の庭──利用する人に合わせてタイプの違う庭をつくる 第13章 緑の力 自然の一部としての庭 庭を耕す──人生とコミュニティと環境をつむぎ出す 謝辞 訳者あとがき 索引 原著注・引用文献
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重森三玲 庭を見る心得(STANDARD BOOKS)
¥1,540
SOLD OUT
著者:重森三玲 発行元:平凡社 224ページ 182mm × 115mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 日本中の庭園を実測調査し、大著『日本庭園史大系』を編纂した一方、東福寺方丈庭園などの名庭を作り上げた「永遠のモダン」の求道者が語る、庭を作る楽しみ、観る楽しみ。 STANDARD BOOKSは、百科事典の平凡社が提案する新しい随筆シリーズです。 科学と文学、双方を横断する知性を持つ科学者・作家の珠玉の作品を集め、一作家を一冊で紹介します。 今の世の中に足りないもの、それは現代に渦巻く膨大な情報のただなかにあっても、確固とした基準となる上質な知ではないでしょうか。自分の頭で考えるための指標、すなわち「知のスタンダード」となる文章を提案する。そんな意味を込めて、このシリーズを「STANDARD BOOKS」と名づけました。