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青森 1950-1962 工藤正市写真集
¥3,960
SOLD OUT
著者:工藤正市 発行元:みすず書房 432ページ 196mm × 148mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 昭和30年代の青森で、人知れず奇跡の瞬間を撮り溜めていた写真家がいた。 没後、発見されたフィルムの束。そこに写されていたのは、戦後の青森に生きる人々の日常の姿と、やがて失われる情景への思慕にみちた、故郷を愛する写真家のまなざしである。 家族がインスタグラムで発表するや、国内外の写真ファンの間で話題に。 工藤正市の写真の魅力に、今、世界は目を奪われている。 ●残されたプリントとフィルムから一挙366点を収録 ●写真家の写真雑誌入選作をたどる略歴を付す ●青森市街の撮影ポイントを示す地図を掲載 *********************** 店主コメント *********************** 工藤正市は東奥日報社に勤務しながら、プライベートで写真を撮り溜めていました。本書は没後に発見されたネガフィルムから選ばれた366点の写真が収録されています。 本業の傍ら写真雑誌に投稿していた作品は度々入選し、審査員を務めていた木村伊兵衛や土門拳の眼にも留まっていたようです。 青森市内のほか、県内の農村・漁村で生活する人々の生き生きとした表情を切り取った写真の数々。モノクロでありながらまばゆい輝きを放っています。
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戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」(集英社文庫)
¥990
SOLD OUT
著者:斉藤光政 発行元:集英社 464ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** すべてがインチキだ! 「東日流外三郡誌」の真贋論争の中心にいた青年記者がその真相を暴く── 立花隆氏、呉座勇一氏など各界著名人たちに注目された迫真のルポルタージュ! 青森県五所川原市にある一軒の農家の屋根裏から、膨大な数の古文書が発見された。当初は新たな古代文明の存在に熱狂する地元。ところが1992年の訴訟をきっかけに、その真偽を問う一大論争が巻き起こった。この「東日流外三郡誌」を巡る戦後最大の偽書事件を、東奥日報の一人の青年記者が綿密な取材を重ね、偽書である証拠を突き付けていく──。事件後見えてきた新たな考察を加えた迫真のルポ。
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菅江真澄 津軽隠れ里紀行
¥1,650
SOLD OUT
著者:菊池正浩 発行元:ものの芽舎 223ページ 175mm × 115mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ この本を友に、津軽の隠れ里を歩きませんか? 菅江真澄、イザベラ・バードが見た津軽 津軽三十三観音巡礼から見えてくる津軽 【目次】 菅江真澄津軽隠れ里紀行 Ⅰ・Ⅱ イザベラ・バード北東北の旅 津軽観音巡礼の旅 Ⅰ 岩木山信仰の源流を求めて Ⅱ 半島の霊地を巡って Ⅲ 津軽・場にひそむ力 わたしのローズバッド~あとがきにかえて~ -------------------------------------------------------- ~店主コメント~ 青森で生まれた編集プロダクション・ものの芽舎によるシリーズ刊行「ものの芽双書」。 本書はその第1弾です。青森の文化・歴史・人々の交流などを書籍という媒体にこだわって発信したい、そのような思いから生まれました。 表題作の『菅江真澄津軽隠れ里紀行』は今から約220年前、江戸時代後期の津軽を訪れた旅行家・菅江真澄の足跡をたどる紀行文です。ちなみにイザベラ・バードは明治期の日本を旅行したイギリス人女性。県内は碇ケ関や黒石などを訪れています。 昔の旅行家と同じ経路を歩む旅もロマンがあっていいですね。
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新編 津軽 聊爾先生行状記
¥3,960
著者:秋山亮二 発行者:秋山都 販売元:津軽書房 43ページ 210mm × 210mm ソフトカバー ~店主コメント~ 本書は1978年に津軽書房から刊行されたものを一部改編し復刊。 東京生まれの写真家・秋山亮二は75年から2年間弘前に滞在しました。本書に掲載されている写真は、その滞在中に撮られたものです。 「仮想の新聞社を東京に設定、そこから知り合いが一人もいない津軽の一人支局へ転勤を命じられ、そこでの出会いや出来事を写真で本社へ報告する……」(あとがきより) そのような設定もと撮影された写真は、添えられたキャプションとともに眺めることで、より味わいが増します。 都市化が進む一方で、土地の暮らしを謳歌する津軽衆の姿を写真の中に見ることができます。
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青函連絡船の人びと
¥1,430
SOLD OUT
写真:本橋成一 文:佐藤滋 発行元:津軽書房 63ページ 257mm × 182mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 本書は雑誌「母の友」1987年6月号に掲載された原稿を底本とし再編集された写真集です。 取材は1986年の夏と翌87年の冬の2回にわたり行われました。 掲載されている写真には、船内のみならず発着場となるターミナルの風景も含まれています。 ターミナルの待合室、乗船後の甲板や休憩室でくつろぐ人々の姿は何とも言えない旅情を感じさせます。また、船員や船着き場の作業員など裏方に焦点をあてた写真も。 約60ページの写真集ながら青函連絡船の雰囲気がみごとに凝縮されています。 88年青函トンネルの開通に伴い連絡船は同年3月をもって通常運行が終了、9月に正式廃止となりました。青函トンネルの移動も列車から新幹線に取って代わられ、移動時間が大幅に短縮されました。 ぜひ本書でゆっくりと時間が流れる旅の風情を味わって頂きたいです。