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オアハカの動物たち VINTAGE OAXACAN WOOD CARVING
¥2,750
SOLD OUT
著者:岩本慎史 写真:安彦幸枝 発行元:大福書林 160ページ フルカラー 215mm × 155mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** オアハカン・ウッド・カーヴィング 初期の色彩と造形 手工芸の宝庫といわれるメキシコ・オアハカ州。20世紀半ば、一人の男が作りはじめた木彫りの動物たちに、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、アレキサンダー・ジラードが早くから注目した。今ではメキシコを代表する工芸品となったオアハカン・ウッド・カーヴィングだが、初期のものはマチェテ(山刀)を使った粗い彫りと、釘で打ちつけただけの手足や尻尾、アニリン染料の味わい深い褪色など、なんとも言えずおおらかで、日本でも多くの作り手に愛された。 本書では、濱田庄司・堀内誠一・柚木沙弥郎・柳宗理・山本教行らの蒐集品を含む130点の動物たちを紹介する。 *********************** 店主コメント *********************** メキシコ南部に位置するオアハカ州で、お土産用として売られている木彫りの工芸品「オアハカン・ウッド・カーヴィング」。動物をモチーフにしたものが多く、カラフルに彩色されていいます。 本書で紹介されているのは、60~80年代の比較的初期の作品。 現在の物より簡素な作りで削りも荒いそうですが、それがぬくもりある風合いを生み出しています。 陶芸家の濱田庄司や染色家の柚木沙弥郎など、多くの芸術家とデザイナーにも愛されたというオアハカン・ウッド・カーヴィングの魅力を存分に堪能できる一冊。
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津軽こぎんと刺し子 はたらき着は美しい
¥1,980
編者:住友和子編集室/村松寿満子 発行元:LIXIL出版 83ページ 210mm × 210mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 修理や補強という実用から始まった刺し子。藍の麻地に白い木綿糸で刺された精緻な模様──厳寒の地で花開いた津軽こぎんを中心に、全国各地の仕事着に施された刺し子を紹介。 【目次】 刺し子──仕事着の原点 山邊知行 [図版構成]津軽・南部/庄内/佐渡/会津/東京/志摩/阿波/瀬戸内/博多/刺し子の原点 津軽こぎんと南部菱刺し 田中忠三郎 聞き書き再録 手仕事の快楽 皆川美恵子 木綿以前の衣文化 竹内淳子 現代の暮らしと刺し子 新井淳一
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雑貨と私
¥1,100
著者:後藤由起子 発行元:millebooks 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ******************** 出版社紹介文より ******************** 「楽しみながら本気で続けられるこ。私にとってそれは雑貨屋だった」 沼津の路地裏にある生活雑貨の店 hal(ハル)の店主・後藤由紀子、待望の新作随筆集。雑貨屋を始めて20年、これまでの歩みを振り返り、優しい筆到で丁寧に綴った20の物語 雑誌・オリーブに出会ったことで、少女の世界は一変した。都会に憧れ、東京で暮らし始めた少女はやがて地元に戻り、2人の子供のお母さんになった。そして30代、成り行きのまま始めた雑貨屋。自分のできる歩幅で、真剣に楽しみながら続けてきた店は、気がつけば20年が経っていた。少女の頃から現在に至るまでの歩みを振り返り、優しい筆到で丁寧に綴った20の物語。 互いにまだ何者でもない若者だった頃から親交のあるミュージシャン・松田“チャーべ”岳二さん、共にたった一人で雑貨屋を営む盟友in-kyo店主・長谷川ちえさんとの対談、大好きな20の雑貨の挿話も掲載。 そして装画は、著者が長年憧れ続けるイラストレーター・上田三根子さんによる描き下ろし。
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はじめまして農民美術 木片(こっぱ)人形・木彫・染織・刺繍
¥1,870
SOLD OUT
監修:宮村真一/小笠原正 発行元:グラフィック社 144ページ 148mm × 210mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 今からおよそ100年前に、農閑期の副業奨励及び農民の芸術活動への参加を目的として、長野・上田から始まった「農民美術運動」。本書では、木片(こっぱ)人形及び木彫風俗人形を中心に、当時作られた制作品を時代背景とともに解説する。 *********************** 店主コメント *********************** 大正時代の画家・山本鼎が提唱した農民美術運動。農閑期を利用した二次産業として、講習会を開催するなど農民美術の普及に努めたそうです。 本書は木片(こっぱ)人形など木彫り人形を中心に紹介。 生活風俗を題材とした人形からは、手彫りならではの温もりが伝わってきます。 ちなみに『アウト・オブ・民藝』(誠光社)によると、民藝運動を推進した柳宗悦は農民美術に対して批判的な態度だったそうです。 本文中の言葉を借りると「無用の美」ということだったのでしょうか。 いずれにしても、木彫り熊といった工芸が注目されている昨今。 全国の農民美術を知る機会として『はじめまして農民美術』はいかがでしょうか?
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すべての雑貨
¥2,200
SOLD OUT
著者:三品輝起 出版社:夏葉社 288ページ 四六判 ハードカバー ~出版社紹介文より~ 「世界がじわじわと雑貨化している気がする。これは豊かになって物の種類が増えたから、ってだけじゃない。それまでは雑貨とみなされてなかった物が、つぎつぎと雑貨に鞍がえしているせいなのだ」 雑貨について考えれば、いまの消費社会が克明に見えてくる。 西荻窪の雑貨屋「FALL」店主が書き下ろした、消費文化論的雑貨考。