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記憶を食む
¥1,760
著者:僕のマリ 発行元:カンゼン 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 気鋭の文筆家・僕のマリが挑む、 「食」と「記憶」を繋げる珠玉のエッセイ。 思い出すことのかたわらにはいつも、食べものがあった。 大切な記憶も、ちょっとした記憶も、食むように紡いでいく。 noteの好評連載に書き下ろしを加えて待望の書籍化 全編書き下ろしの「自炊ときどき外食日記」も収録 ------------------------------------------ 長い間忘れていたことを突然思い出すと、狂おしい気持ちになる。 頭のなかで突風が吹いたような、満潮の海が荒れるような、 スノードームをひっくり返したような、 そんな風に全身の細胞が泡立つのを感じる。 頭で覚えていないようなことでも、 匂いや音で急に記憶の蓋がこじ開けられることもある。 忘れて、思い出して、また忘れて、そんなふうにあと何十年も 自分の内面と向き合っていくことになるのだ。 (本文より) ------------------------------------------ 【目次】 ⅰ チーズケーキの端っこ 朝食のピザトースト 真夜中の炭水化物 りんごを剝いたら 直樹の焼きうどん いつかマックで 退屈とコーラ 自炊ときどき外食日記 1 ⅱ 祖母と梅、メロンに焼肉、初夏の風 苺の効力 幻とコンソメスープ 先生となんこつ 社食の日替わり キッチンで缶ビール 炙ったホタルイカ 自炊ときどき外食日記 2 ⅲ サンタの砂糖菓子 考えるチョコチップクッキー 穏やかなフルーツサンド 不安と釜玉 酢シャンプーの女 食わず嫌い 明日のパン
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スプーンはスープの夢をみる 極上の61編
¥1,980
編者:早川茉莉 発行元:筑摩書房 304ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** どんなにやさぐれていても、一杯のスープさえあれば明日は大丈夫。石井好子、角野栄子、星野道夫、高山なおみ……身も心も温まるスープのアンソロジーをどうぞ! 【目次】 第1章 スープがあれば、きっと大丈夫 ユッケジャンの食べかた(長田弘) スープに託す(辰巳芳子) ほか 第2章 魔女のスープ チャイニーズスープ(荒井由実) 月夜の森のスープ(角野栄子) ほか 第3章 思い出のスープ フクロウの声が聞こえる(Ozawa Kenji) 私と年の暮れ 料理作らずふだんのシチューで(森茉莉) ほか 第4章 スープを煮込む日 ウミガメスープ(ルイス・キャロル/矢川澄子訳) スープジャーナル抄(長尾智子) ほか 第5章 スープ出来たて、あつあつ! 一味違う豆スープ(山口カルメル会修道院) 海塩スープ(白崎裕子) ほか
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辰巳芳子のことば 美といのちのために
¥1,540
著者:辰巳芳子 発行元:筑摩書房 168ページ 182mm × 120mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** カリスマ料理家による美といのちの名言集 2002年、『いのちを支えるスープ』が40万部のベストセラーとなり、社会現象にまでなった料理家の辰巳芳子さん。常に「食」と「いのち」に向き合い、様々な場面で提言を続けてきたカリスマ的料理家です。その辰巳さんが、「食と美といのち」について、「日本の美」について語った『和樂』での連載をまとめ、さらに印象的な名言の数々を抽出して美しい写真とともに構成した、美といのちのヴィジュアル名言集です。 漆器や和紙などの工芸品、香道やきものなどの日本文化、白米や梅干しといった日本ならではの食材や料理、お箸をはじめとする料理道具などを通して、日本の自然、風土に根ざした「美」の意味を鋭く分析。 何故私たちは今、日本美を大切にしなければならないのか。国際化とデジタル化が猛烈な勢いで進む現代社会にあって、何を大切に考えて生きてゆかなければならないのか。 今年(2017年)12月に93歳を迎える著者が、次世代の日本人に向けて渾身の思いを込めて語った”金言”の数々は、多忙な日々の暮らしの中で、豊かに生きるためのたくさんの”気づき”に満ちあふれているはずです。
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思えばたくさん吞んできた
¥1,760
著者:椎名誠 発行元:草思社 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ただもう、うまい酒を求めて……飲んで飲んで飲みまくる! 青春時代の酒盛りからコロナ禍での一人ザケまで、酒と肴まみれの極上酩酊エッセイ集! 【目次】 はじめに 1 海釣りと焚き火酒 2 酒と青春 3 ビール礼賛 4 コロナと家飲み、近場飲み 5 人生いろいろ、酒もいろいろ 反省と乾杯 あとがきに代えて
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これ喰ってシメ!
¥1,760
著者:久住昌之/久住卓也 発行元:カンゼン 208ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 一食の計は締めにあり―― 胃袋とココロが笑う クスミ流 シメ!術(テク)ガイド 『孤独のグルメ』をはじめ多くの作品で、 孤高のグルメ道を邁進してきた久住昌之が繰り出す 一日、一食のシメ!から最後の晩餐まで、 食エッセイを大幅加筆修正&書き下ろし! 味噌汁/カレー/蕎麦湯/ステーキ/回転寿司/冷や汁/そうめん/アイスクリーム/ホテルの朝食/チャーハン/実家めし/お茶漬け/プール帰りの焼きそば…… <同時収録> 一日の始まりよければ終わりよし!「おはようごはん」
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お口に合いませんでした
¥1,980
SOLD OUT
著者:オルタナ旧市街 発行元:太田出版 200ページ 188mm × 120mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** フードデリバリーの冷めたシチュー、北欧家具店のミートボール、激安居酒屋の肉寿司…… タワマンを遥か頭上に見上げ、気鋭の文筆家が都市生活の不満を嘆く憂鬱グルメ小説。 食事はいつもおいしくて満たされて幸せ、なんてやっぱり嘘だった。 ーー高瀬隼子(『おいしいごはんが食べられますように』)推薦! 体調を崩した私は初めてデリバリーを注文するが、届いたシチューからは独特の冷えて固まった油のような匂いがして……(ゴースト・レストラン)。10年ぶりの同窓会、クラスのLINEグループに「完全個室創作和食バル★肉寿司食べ放題! 3時間飲み放題付き2980円」の食べログURLが送られてくる(Girl meats Boy)。おいしくない食事の記憶から都市生活のままならなさと孤独を描く、憂鬱なグルメ小説13篇を収録。
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ショートケーキは背中から
¥1,870
著者:平野紗季子 発行元:新潮社 192ページ 194mm × 136mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「きっと私は世界を理解したい。そのための手段が、食べものだったのだ。」実家すぎる店からいつかは訪れたい名店まで、人より貪欲に食べ、言葉を探し続けた20年。その末に見た〈食とは何か〉の(今のところの)結論がここにあり! 著者が自らに課した100本ノック=書き下ろし「ごはん100点ノート」を大収録。 【目次】 PROLOGUE 会社員の味 CHAPTER 1 言いたい放題 食べたい放題 ごはん100点ノート(1) #1―50 レストランが教えてくれるもの/供えられたい菓子/炊き合わせは和食界のパフェ/銀だこの旬は秋/あんこは冷たいのに限る/粥を炊く朝/キラキラって嬉しいですよね/タイムレスチーズケーキ/定食パーフェクション/ボエムへの恩を忘れない/ささやかな未知/巨大旅館の食事会場みたいな雰囲気/素食界のファンタジスタ/帰るべき港/世界一(平野調べ)のおしぼり/自分と気が合わない人をわざわざ家に入れたいと思わないでしょ/雲のように行き、水のように流れる/瞬間を閉じ込める/おみくじ何回引いても大吉味/香りがふわふわです/食後の生き霊/映えではなくて、愛/フード界の宮崎駿かな?/この汁の湖畔に住みたい/Merci言いたいのはこっちなんよ/謁見、ブルボンプリンセス/ネギのパンケーキが好き/しゃみしゃみポテト所望/五右衛門か油そばか/なんにもがんばらなくていい/心のドラが鳴る/シェア厳禁/ベーコンにメープルかけちゃうあなたのための料理/実家すぎる店/天上天下唯我独尊ウエハース/心ある料理とは/ガストロノミーってミュータントなんですよ/おいしさの北極星/ただただ味覚の受容体/はじから食べない/ほの甘い要素が付着した菓子の生地が好きなんだ/それはまるで小川のような/赤子の魂をまとめて喰らう妖怪/オーケストラが始まる前にフワァ~ってチューニングする音のやつ/どぶろくイルミネーション/風味と意匠を兼ねた仕事、心奪われがち/和菓子学園のアイドル/みんなの心が帰省した/射貫く/貪欲な愚か者 CHAPTER 2 味の道 夢中をください/味のホーム&アウェイ/ポテチは流れ星/最高の朝食 CHAPTER 3 歩いたりお茶飲んだり 窓の向こうの町/喫茶の味がもたらすもの。/味の保管庫/蝉の店 CHAPTER 4 旅のあれこれ 旅が必要/コーヒー飲めない/生まれるものと消えゆくものの間で/エゴマの香る街 CHAPTER 5 ガストロノミーの力 好きな言葉は大味必淡/優しい獣たち/nomaが壊してくれたのだ CHAPTER 6 言いたい放題 食べたい放題 ごはん100点ノート(2) #51―100 都市の味がしない/店に世界を築くこと/本当に人が傷ついた日に食べるのは/日本食文化へのぬけ穴ボールペン/命綱であるところのコンビニの鍋焼きうどん/天ぷらの拡張/おいしすぎてはいけない/花束みたい/私も餃パに誘われたい/大歓喜の液体ピッツァ/ビリヤニは風/ドーナツの穴の方/こんな料理に出会うために/追いかけていたい人/追い詰められたらこれ/菓子からしたら私はゴジラ/人間を剥がす料理/実家皿の店/エルメスがお菓子屋さんやったら/そっと今に置き直す/皿まで温かいなんて/名古屋駅=山本屋チャンス/別にステーキみたいじゃないだろ/日本料理が開くもの/みんなで肩組んで歌いたかった/not水っぽいbutみずみずしい/クリスタルの宮殿/つづく、ということ/按田餃子があれば大丈夫/果実のzipファイル/光の料理/友達は多いほうがいいね/どうやってもこれになんない/自家製あんみつでKO/畳の大広間で食べる鳥すき/暗がりの料理/ネクストレベルマヨコーン/家味のコロッケとかいう幻の食べもの/土地を表現する料理/定食の一口目は湯気/宝石のようだから/赤ちゃんの匂い/私のビッグ人参/渋谷で最も天国に近い店/モスがあれば/GANTZ寿司/パイの実パサパサして嫌だ~と言っている人へ/解釈されてたまるか/うさぎのようだった/I'm a loyal Royal customer. CHAPTER 7 あのころ レジ横の細々としたおやつ/ニューヨーク、味の新世界/降りない。/「またみんなで行く♪」/赤い扉の先に CHAPTER 8 味の道は続く お菓子屋の日々/ショートケーキは背中から/トーストに溶けていたのは/そんなにおいしいものばっかり食べてたら EPILOGUE あとがき
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小さい午餐
¥2,200
著者:小山田浩子 発行元:twililight 272ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 広島在住の芥川賞作家・小山田浩子の初めての食エッセイ集。 自宅で小説を書いている小山田さんが外でお昼を食べるという小さい冒険、非日常について書いたエッセイです。 “誰だってお昼を食べるし、その場所は自由に決めていい” 見たこと感じたことを書いていくうちにどんどん虚実が混ざって、 エッセイでありながら私小説でもあり、でも、確かに体感したこと。 “誰もがハッピーなアワーを過ごす権利がある、 それを忘れないようにする。 ちょっと酔っている、でもまだ普通に歩ける。” “暗くなったり考えこんだり泣けたり、調子に乗って失敗したりもする 日々ですが、お昼ご飯がある程度おいしく楽しく食べられたらありがたい、 大丈夫だ、と感じます。どこで生まれても、暮らしていても、誰もが食べたい ようにお昼ご飯を食べられる世界であるよう、強く願っています。” 装画は塩川いづみ。 【目次】 まえがき 居酒屋の日替わり定食 ラーメン店のラーメン 喫茶店の天丼 カフェの野菜チキンサンド 喫茶店の豚しゃぶサンド 2度目のラーメン とんかつ店のロース定食 別府冷麺 町中華の中華丼 東京駅であんみつ タピオカ屋のタピオカ ブライアントパークでピタサンド 回転寿司の寿司 ラーメン店のラーメンライス イギリスでサンドイッチと機内食 ディストピア、ブリトーとビーフンとピザ お肉の弁当 ラーメン屋の肉野菜炒め麺 スタッフによるビュッフェ 中華の黄ニラ 山の公園の麺類 呉のクリームパイ 喧嘩つけ麺 広島のお好み焼き 思い出の汁なし坦々麺 ファミレスのハッピーアワー
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WORKSIGHT ワークサイト 23号
¥1,980
SOLD OUT
編者:WORKSIGHT編集部 発行元:コクヨ株式会社 販売元:学芸出版社 128ページ(カラー64ページ) 224mm × 152mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** あの時、あの場所で食べた、あの料理。 あの時、あの場所で食べた、あの料理。料理を媒介として、あなたは時間と空間と直接つながる。ラジカルなまでにローカルで、多元的で、分散的な「食」の世界は、自律分散社会のダイナミックな実践の場だ。料理を通して見た人間世界は、昔も今も、そして未来も、奔放で、豊かだ。世界14か国から届いたエッセイとブックガイド 【目次】 ◉エッセイ #1「サフラジストの台所」山下正太郎 #2「縁側にて」関口涼子 #3「バーガー進化論」ジェイ・リー/ブルックス・ヘッドリー #4「ハイジのスープ」イスクラ #5「素晴らしき早餐」門司紀子 #6「トリパス公園の誘惑」岩間香純 #7「パレスチナ、大地の味」サミ・タミミ #8「砂漠のワイルドスタイル」鷹鳥屋明 #9「ふたりの脱北者」周永河 #10「マニプールの豚」佐々木美佳 #11「ディストピアの味わい」The Water Museum #12「塀の中の懲りないレシピ」シューリ・ング #13「慎んで祖業を墜すことなかれ」矢代真也 #14「アジアンサイケ空想」Ardneks #15「アメイジング・オリエンタル」Go Kurosawa #16「旅のルーティン」合田真 #17「タコスと経営」溝渕由樹 #18「摩天楼ジャパレス戦記」佐久間裕美子 #19「石炭を舐める」吉田勝信 #20「パーシャとナレシュカ」小原一真 #21「エベレストのジャガイモ」古川不可知 #22「火光三昧の現場へ」野平宗弘 #23「収容所とただのピザ」今日マチ子 ◉ブックガイド 料理本で旅する 未知の世界へと誘う33 冊のクックブック ◉表紙イラスト 今日マチ子
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私的コーヒーA to Z
¥1,100
著者:木村衣有子 発行元:はるあきクラブ 46ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 掌編小説やエッセイ、短歌で表現されたコーヒーにまつわるエトセトラ。 アルファベット順に26篇が収められています。 コーヒーのお供にちょうど良いリトルプレスです。 【目次】 A 愛とかいうのじゃなくて/ai B 本/book C マグカップ/coffee mug D ドリップ/drip ・・・ほか
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朝おやつ
¥1,320
著者:甲斐みのり 発行元:mille books 192ページ 188mm × 127mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 甘美な口福に満ちた、芳醇なお菓子文学 「朝おやつ」として愛食する43の甘味の記憶をめぐる物語 全国を旅して見つけた美味しい甘味の魅力を、優しい筆到で丁寧に描いてきた文筆家・甲斐みのり。朝おやつとして愛食する甘味たちを、美味しさが溢れ出す美しい写真と共に丁寧に描きました。 朝おやつが運んでくれた大切な人たちとの出会い、そして別れ。甘いだけではない物語の数々は、誰もの心の奥にある甘い記憶を思い出し、懐かしい人や風景が鮮明に呼び起こされます。 甲斐みのりの集大成といえる、お菓子愛に満ちた名随筆集がここに完成! 装画は画家・湯浅景子が「ゼリーのイエ」を美しい切り絵で表現しました。
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伊丹十三の台所
¥2,860
SOLD OUT
編者:つるとはな編集部 発行元:つるとはな 159ページ 210mm × 182mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 食いしんぼうですね、伊丹さん! 映画監督、俳優、エッセイスト、なによりひとりの生活者。 表紙のイエローの洋皿は、伊丹十三が独身時代から愛用し、カレーのCM出演の際も自ら持ち込んで使ったもの。子どもたちが小さな頃は納豆スパゲッティを盛る定番でもあったといいます。 若い頃から好みの器を揃え、吟味した道具を使い、家族はもちろん、来客にも料理の腕をふるっていた伊丹十三。 この本では、食にまつわるエッセイをひもときながら、いかに伊丹さんが食べること、作ることを楽しんだかをお伝えします。そして、伊丹さんに影響を受けたさまざまな方々のお話も。 スパゲッティのおいしい召し上り方――細川亜衣 伊丹さんと台所――中村好文 池内家、父の料理――池内万平 ぼくらの好きな伊丹さん――宮脇誠・吉田昌太郎 伊丹十三の料理本――高橋みどり 風邪のときにつくってくれた親子丼がほんとうにおいしかった――宮本信子 (登場順、敬称略) ほか、映画『お葬式』の舞台となった湯河原の台所の全景、愛用の器、道具類も多数紹介。 *********************** 店主コメント *********************** 伊丹十三のエッセイは、世代を超えて読まれています。 そして、海外生活で培われたライフスタイルは本格志向だけど庶民的。 「粋」という言葉が、これほど似合う人もそういない。 掲載されている料理レシピにチャレンジするだけで、「粋」な感じを味わえること間違いなしです!
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ひとりで食べたい わたしの自由のための小さな冒険
¥1,980
著者:野村麻里 発行元:平凡社 224ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 新型コロナ禍以降特に注目が集まる「一人で食べること」に多様な角度から光を当てるエッセイ。『孤独のグルメ』『ゆるキャン△』など「一人食本」紹介も多数収録。
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桃を煮るひと
¥1,760
著者:くどうれいん 発行元:ミシマ社 136ページ 170mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 衝撃のデビュー作『わたしを空腹にしないほうがいい』から5年。 小説、エッセイ、絵本、児童書、歌集…多方面で活躍する気鋭の作家が、 満を持して、2作目の「食エッセイ集」を解禁。 日経新聞「プロムナード」(2022年7月〜12月)に掲載されたエッセイに、 書き下ろしをたっぷり加えた、珠玉の41編。 *********************** 店主コメント *********************** 「自分の好きな具で、自分の好きな出汁で、自分の好きなだけ作っていい味噌汁の、なんとうれしいことか。」(「じゃがいもの味噌汁」より) 手づくりの味噌汁は体に染みわたる。 汁をすすったあとについ「あ~」と味わいの息が漏れてしまう。 タイトルは『桃を煮るひと』なんだけど、お味噌汁のような本だなぁと思ってしまった笑 読むとホッとする、そんな安心感を与えてくれる本です。
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わたしを空腹にしないほうがいい
¥1,000
SOLD OUT
著者:くどうれいん 発行元:BOOK NERD 77ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 店主コメント *********************** 著者のくどうれいんさんは本書の発行(2018年)を皮切りに作家としての活動を本格化させ、2021年には『氷柱の声』で芥川賞候補にノミネートされました。 その影響もあってか、小品ながら10刷以上も版を重ねるロングセラー(2021年時点)。 食べ物が登場するエッセイはジャンルとしては定番ですが、著者の感性がいかんなく発揮された文章に思わず笑みがこぼれたり共感したり。お腹の音が人の言葉に聞えたという微笑ましいエピソードからも、その感性とユーモアの豊かさのほどが覗えます。 どんな心境にあってもお腹が空かないことはない。だからこそ食べることを大切にしたい、と個人的に思ったりもしたのでした。
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珈琲の建設
¥1,870
著者:オオヤミノル 発行元:誠光社 96ページ 180mm × 131mm 仮フランス装 *********************** 帯文より *********************** 野蛮なエスプリと高邁な屁理屈で語り尽くす、珈琲の技法、美味しいの境界線、喫茶店という文化。読むものを挑発し、苛立たせる、堂々巡りの「反=珈琲入門」。
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ミスドスーパーラブ
¥1,650
SOLD OUT
発行元:トーキョーブンミャク 160ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ミスドに愛を叫ぶアンソロジー『ミスドスーパーラブ』が完成致しました。 豪華クリエイター陣によるグラフィック、短歌、小説、童話、エッセイ、ヴィジュアル作品で表現されたドーナツ、パイ、飲茶など26のメニューが収録されています。 おやつのお供にぴったりな一冊。ミスドに行く前にも行った後にも。 あなたのいつものお気に入り、新しいお気に入りを是非見つけてください。 各話には、タイトルのドーナツの写真・イラストもそれぞれ収録しておりますので見ても読んでも楽しめるスタイルとなっております。 【収録メニュー/参加クリエイター】 ・『表紙』カトウトモカ ・『生きてるだけでパーティ』(ビジュアル作品)イリエナナコ×小出薫×小野紗友美 ・『ポン・デ・リング』eri ・『ポン・デ・黒糖』夜夜中さりとて ・『ポン・デ・ストロベリー』ごはんとアパート ・『オールドファッション』mayan ・『チョコファッション』ネネネ ・『オールドファッション ハニー』まりさん ・『フレンチクルーラー』オルタナ旧市街 ・『エンゼルフレンチ』田中泉 ・『ストロベリーカスタードフレンチ』櫻井朋子 ・『ハニーディップ』吉玉サキ ・『シュガーレイズド』西川タイジ ・『チョコリング』アベハルカ ・『ストロベリーリング』青. ・『エンゼルクリーム』鶴見 ・『カスタードクリーム』堀静香 ・『チョコレート』すなば ・『ココナツチョコレート』西川☆タイジ ・『ダブルチョコレート×ホットチョコレート』小林えみ ・『ゴールデンチョコレート』けんず ・『ハニーチュロ』なつめ ・『ドーナツポップ』サトウリョウタ ・『エビグラタンパイ』まーしゃ ・『ホット・セイボリーパイ BBQフランクフルト』旦 ・『汁そば』ひらいめぐみ ・『きなこボール』野菜/イラスト:カトウトモカ ・『ブラン』友田とん/イラスト:カトウトモカ ・『君がここに着く前に』(ビジュアル作品)すなば×三浦希
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巴里の空の下オムレツのにおいは流れる
¥1,760
SOLD OUT
著者:石井好子 発行元:暮しの手帖社 282ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 滞在先のパリやいろいろな国で出会った料理、家族やお友達との楽しくあたたかな食卓。すてきなエピソードが、食べることの喜び、心を込めて料理をつくる大切さを教えてくれます。1963年度(第11回)日本エッセイストクラブ賞を受賞、今なお読み継がれているロングセラーです。 【目次】 巴里の空の下オムレツのにおいは流れる また来てまた見てまた食べました よく食べよく歌え 外は木枯 内はフウフウ 西部劇とショパンと豆と 紅茶のみのみお菓子をたべて 作る阿呆に食べる阿呆 とまとはむぽてと フランスの料理学校 わが家族の食い気についての一考察 私のゆくところに料理がある
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作家と珈琲
¥2,090
SOLD OUT
編者:平凡社編集部 発行元:平凡社 288ページ 180mm × 132mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 毎日の食卓で、行きつけの喫茶店で、異国の地で味わう、一杯の珈琲。 昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。珈琲の香りただよう55編。 【掲載作家】 茨木のり子 小沼丹 獅子文六 寺田寅彦 有吉玉青 原田宗典 中村好文 串田孫一 長田弘 水木しげる しりあがり寿 渡辺貞夫 吉井勇 永田耕衣 植草甚一 赤川次郎 沼田元氣 小田島雄志 曽我部敬一 田河水泡 鷲田清一 木村衣有子 織田作之助 萩原朔太郎 今和次郎 吉田謙吉 佐藤春夫 古川緑波 広津和郎 安岡章太郎 永井河風 花森安治 石井好子 別役実 平岩弓枝 多和田葉子 村田沙耶香 吉田戦車 土屋賢二 十文字美信 シーボルト 夏目漱石 人見一太郎 勝本清一郎 斎藤茂吉 林芙美子 片山紘子 日髙敏隆 高山なおみ 石川直樹 (掲載順)
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作家と酒
¥2,090
SOLD OUT
編者:平凡社編集部 発行元:平凡社 304ページ 180mm × 132mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 酒呑みへ捧ぐ、作家と酒をめぐる44編! 昭和の文豪や現代の人気作家による、 酒にまつわるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。 【掲載作家】 杉浦日向子 立原正秋 林芙美子 火野葦平 若山牧水 高村光太郎 新井素子 丸谷才一 永井龍雄 小林秀雄 吉田健一 種村季弘 田辺聖子 サトウハチロー 赤塚不二夫 野坂昭如 夢野久作 中上健次 石牟礼道子 金井美恵子 田村隆一 横山大観 岡本太郎 古川緑波 夢枕獏 川上弘美 村上春樹 伊丹十三 檀一雄 開高健 石井好子 高田渡 山田風太郎 中島らも 尾瀬あきら さくらももこ 坪内祐三 山尾三省 内田百閒 中原中也 宮本百合子 筒井康隆 赤瀬川源平 草野心平 金井真紀 田村しげる (掲載順)
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大坊珈琲店のマニュアル
¥3,080
著者:大坊 勝次 発行元:誠文堂新光社 256ページ 208mm × 128mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ コーヒー好きに愛されながら、2013年に閉店した大坊珈琲店 38年間の営みを振り返り、店主が綴った大切なこと 2013年の12月に閉店するまでの38年間、自家焙煎とネルドリップというスタイルを変えずに、一杯ずつ丁寧にコーヒーを作り続けた「大坊珈琲店」。 閉店から5年という月日が経ってもなお惜しむ声が絶えず、伝説の珈琲店としてその存在感は増している。 本書は店主の大坊勝次が大坊珈琲店での日々を振り返り、心掛けていたことをまとめたエッセイ集。 前半にはコーヒーやお店に対する考え方が、後半には大坊が好んで使っていた器や店内に掛けていた絵の作家について、独自の視点で綴られている。 青山という場所柄、年齢も職種もさまざまな人々が通った大坊珈琲店が、一時の憩いの場所として、なぜそんなにも愛されたのか? 本書に綴られた大坊の思いや感性から、その理由を探ってほしい。 【目次】 閉店 焙煎・抽出・テイスティング 珈琲屋になるまで 心掛けていたこと キムホノ陶 私の平野遼 塩貞夫の鎮魂
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たべるたのしみ
¥1,100
著者:甲斐みのり 出版社:mille books 192ページ 188mm × 127mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** “私にとって食べることは、生きることだ” 永遠に輝き続けるおいしい味の記憶を綴った54の物語 文筆家・甲斐みのりが、これまでに書籍・雑誌・新聞等に寄稿した食にまつわる膨大な随筆から54篇を厳選し、大幅加筆して再構成した待望の随筆集です。誰もの心の奥にある、いつのかの日の食の記憶を思い出し、懐かしい人や風景が鮮明に呼び起こされます。「たべるたのしみ」が存分に味わえる、あたたかく美味しい随筆集です。
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ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある
¥1,870
著者:パリッコ 出版社:スタンド・ブックス 288ページ 188mm × 118mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 日常にひそむ胸騒ぎも、胸を締めつけるノスタルジーも、すべてがここにあった。 どんな状況でも、わたしたちの《生活》はこんなにも楽しい。 酒場ライター・パリッコの、「やってみなければわからないことをやってみた」スーパー・エッセイ集。 【目次】 はじめに ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある シウマイ弁当の「筍煮」をお腹いっぱい食べたい! スーパーのオリジナルトートバッグのかわいさ ふだんと違うスーパーで、ふだんと違う魚を買ってみる 大人の自由研究「焼酎採集」 「寿司チャーハン」と「チャーハン寿司」 下赤塚フレッシュ・トライアングルの謎 さよなら離乳食カレー ホットサンドメーカーで1週間昼食焼き固め生活 業務スーパーの力で家焼鳥を店の味に近づけたい “あの”フライドチキン味ふりかけでコンビニチキンに魔法はかかる? フリースローサラダ 失われゆくアーケード商店街と突然のバーベキュー わざわざやってみる ごはんのおかずになる駄菓子をひたすら探す レシピカードに見つけたコレクション性 お汁がじゅわっと染みこむ食材王座決定戦 黄身なしゆでたまごを作って白身に感謝したい 池袋の中華スーパーで売ってるものがほとんどわからない パリッコの「東屋放浪記」~東久留米編~ 新しいワンタン麺 フレッシュフルーツ×酒の世界に無限の鉱脈があった 朝ごはんを外食にしてみる1週間 焼鳥×みそ汁=インスタントコンビニ鍋 “溶け映え”食材を探せ! 混浴温泉湯豆腐大作戦 家でも外でも「ポップアップテント」にとことんこもる 超フレッシュな縁起酒「立春朝搾り」を朝日とともに おわりに