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シティ・ポップ文化論

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編著者:日高良祐
著者:柴那典/加藤賢/宮沢章夫/川村恭子/輪島裕介/小泉恭子/大和田俊之/金悠進/楠見清/江口寿史
発行元:フィルムアート社
268ページ
188mm × 128mm ソフトカバー

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  出版社紹介文より
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シティ・ポップから考える都市・音楽・イメージ

シティ・ポップを準備した70 年代の都市文化から80 年代の流行、そして2020 年代の世界的なリバイバルまで
現在進行系のカルチャーの輪郭を捉える9 つの講義を収録!

70~80年代の日本で流行し、近年、国内外のミュージシャンやリスナーから再発見されリバイバルしている「シティ・ポップ」。雑誌、書籍、テレビやラジオなど、さまざまなメディアで特集されるなど、シティ・ポップは今まさに再定義・再言説化されつつあるが、本書ではそうした議論を踏まえ、さまざまな領域を専門とする執筆者が、シティ・ポップを取り巻く流動的な状況と歴史を、多角的に分析する。

インターネットを中心に起きた現在のリバイバル、80年代当時の文化的状況、シティ・ポップを準備した都市文化の隆盛、世代を超えた評価の背景、アジアやアメリカなど諸外国での受容と展開など……シティ・ポップを起点に、都市、音楽、イメージ、そしてそれらの関係性について考えていく。

2022年に東京都立大学で開催され大きな話題となった連続講義が待望の書籍化。

【目次】
はじめに 日高良祐
第1講 ミームの幻視と音楽ビジネスの都市再開発 柴那典
第2講 シティ・ポップの「シティ」はどこか──ポピュラー音楽の都市論 加藤賢
第3講 シティ以前の東京から──移動と切断から考える都市文化 宮沢章夫
第4講 一地方都市としての東京──シティ・ポップの原風景 川村恭子・輪島裕介
第5講 記憶に埋め込まれた音楽 小泉恭子
第6講 上京者のポップ──そしてディスコから見たシティ・ポップ 輪島裕介
第7講 東南アジアのローカルな「シティ・ポップ」──シティ・ポップにカギ括弧をつける 金悠進
第8講 リバイバルのテクスチャー──スタジオ・ミュージシャンとテクノオリエンタリズム 大和田俊之
第9講 同時代としてのシティ・ポップ 江口寿史・楠見清

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