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心霊スポット考 現代における怪異譚の実態

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著者:及川祥平
発行元:アーツアンドクラフツ
312ページ
193mm × 135mm ハードカバー

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 出版社紹介文より
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「恐るべき出来事」が呼び起こす場所と記憶の文化
「心霊スポット」という言葉が、雑誌・テレビのメディアに使用され始めたのは1990年代前半。その後、「神奈川ジェイソン村」「新潟ホワイトハウス」「八王子首なし地蔵」など、「恐るべき出来事」が語られる空間=訪れる場所としての「心霊スポット」は、インターネットの普及とともに隆盛を極めていく。本書では、「心霊スポット」という「語り」が成り立つ前史を概観し、テレビやネットで展開される実態を調査する。また、「将門塚」や「八王子城跡」など現代でも語りつがれる「心霊スポット」を検証する。

【目次】
序章 場所と怪異の民俗学
第一部 心霊スポット考
 第一章 心霊スポットとは何か
 第二章 真相としての仮構
 第三章 モノと感覚
第二部 心霊スポットの諸相
 第一章 将門塚のこと―将門はどう祟るのか
 第二章 八王子城跡のこと―怪異の変容
 第三章 おむつ塚のこと―或いはたくさんのお菊
終章―誰がための心霊スポット

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