日本の「ゲームセンター」史
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著者:川﨑 寧生
発行元:福村出版
264ページ
210mm × 148mm ソフトカバー
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出版社紹介文より
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日本で普及した娯楽施設、ゲームセンターを店舗の形態により4種に分類し、各々の盛衰と現状を分析する。
【目次】
日本の「ゲームセンター」史年表
序 章
1 本書の目的
2 研究背景
3 ゲームセンターを対象とした先行研究の成果と課題
4 本書の問題意識と目的
5 本書の研究手法と研究範囲
6 本書の構成
第1章 ゲームセンターに関する先行研究、および現在までに
整理された日本ゲームセンター史の概観
1 本章の目的
2 先行研究の整理
3 ゲームセンターに関する先行研究の小括
4 ゲームセンター黎明期──1930年代~1960年代
5 ゲームセンターの全国的な市場展開のはじまり
──1970年代
6 産業の急拡大による軋みと変容──1980年代
7 ゲーム作品による店舗空間の変化──1990年代
8 ゲームセンターの現状──2000年代~現在
9 小 括
第2章 日米ゲームセンター史の比較分析──場所・空間の
定着過程に着目して
1 本章の目的
2 日米ゲームセンター史比較の観点1
ゲームセンターとArcadeの黎明期
3 日米ゲームセンター史比較の観点2
ゲームセンターへの規制と抵抗
4 小 括
第3章 日本のゲームセンター史が持つ特殊性の分析
──社会統制史の観点を中心に
1 本章の目的
2 観点1 社会統制史の観点を中心に──ゲームセンターと
賭博機器の関わり
3 観点2 青少年保護を謳った娯楽への社会統制史
4 ゲームセンターが受けた影響について、2つの観点からの
分析1
ゲームセンターが法的規制を受けるようになった要因
5 ゲームセンターが受けた影響について、2つの観点からの
分析2
風営法適用関連の国会答弁から見える日本の
ゲームセンターの特色
6 社会統制の議論からゲームセンター史が影響を受けた
事象の分析
7 小 括
第4章 ゲームセンターにおける店舗形態の特徴
──先行研究における議論の整理を中心に
1 本章の目的
2 店舗形態の類型1 併設型店舗──1930年代~
3 店舗形態の類型2 子供向けゲームコーナー
──1960年代~2000年代
4 店舗形態の類型3 独立店舗
──1970年代初頭~
5 店舗形態の類型4 大人向けゲームコーナー
──1970年代後半~2000年代
6 各店舗形態における先行研究の成果と課題
第5章 ゲームセンターが社会に根付く過程のケーススタディ1
大人向けゲームコーナー
──都市型娯楽の新しい形としての「ゲーム機が導入さ
れた喫茶店」
1 本章の構成
2 喫茶店へのゲーム機導入からテーブル型ゲーム機の
流行収束までの急速な発展と不安の現れ
──1977年夏~1979年夏
3 『インベーダー』流行終息後の状況とゲーム導入喫茶
の方向性の転換──1980年代
4 ゲームセンター全体の変化とゲーム導入喫茶の変容、
自然消失──1990年代~2000年代以降
5 ゲーム導入喫茶の役割と衰退した理由
──都市型娯楽の創出とその役割の移譲
6 小 括
第6章 ゲームセンターが社会に根付く過程のケーススタディ2
子供向けゲームコーナー
──駄菓子屋や玩具屋に広がったゲームプレイの形
1 本章の目的
2 子供向けゲームコーナーの基本的特徴
3 子供向けゲームコーナーの歴史的変遷からみる特徴分析
──場所・ゲーム機・人の側面から
4 変遷の調査と分析から見える子供向けゲームコーナーの
考察・衰退要因
5 小 括
第7章 娯楽施設としてのゲームセンターの変遷
──店舗形態に影響を与えた要素を中心に
1 本章の目的
2 本章の調査対象──汎用型ゲーム機
3 本章の分析対象──ゲーム内容から見るプレイ目的
4 汎用型ゲーム機分析の要点1 既存の娯楽を模倣、
あるいは参考にしたゲーム作品
5 汎用型ゲーム機分析の要点2 汎用型ゲーム機全体の変容
とゲームセンターへ与えた影響
6 汎用型ゲーム機分析の要点3 ゲーム機の変容による
ゲームプレイのあり方の変容
7 現在のゲームセンターのあり方
──過去から現在、未来へ
8 総 括
終 章
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