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ひるは映画館、よるは酒(ちくま文庫)

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著者:田中小実昌
発行元:筑摩書房
384ページ
文庫判 148mm × 105mm

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 出版社紹介文より
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街のあちこちに映画館と酒場があったあの頃。3本立て、終日入替無し、もちろん全席自由、持込み飲食OK!たまに意外な小動物も出没……。コミさんの愛称で知られた著者が、今日もバスに乗り、弁当を買って、映画館の暗がりに潜り込む。終われば酒場へゴー!映画と酒への思いがあふれるエッセイを選んだ、ちくま文庫オリジナル・アンソロジー。
解説・荒島晃宏

【目次】
Ⅰ 昭和三十年代末頃…

契ろうてや、ちぎろうてや!
下着のつけ方にこまかな心づかい
流行すると困る〝異色ドキュメント〟

Ⅱ 昼間は映画夜は酒…

昼間は映画夜は酒ほかになにかすることがあるの
二条朱実よ、ふつうのをやろう
川崎映画街
ほか

Ⅲ ガード下の映画館…

目がさめると、明日になる
ガード下の映画館
今日は、どちらのポルノを?
ほか

Ⅳ 昭和末年前後…

池袋の映画館
上野の映画館
浅草の劇場
ほか

祖父田中小実昌のこと――――田中開
解説―――――――――――荒島晃宏

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