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BOOKSのんべえ お酒で味わう日本文学32選

¥1,650 税込

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著者:木村衣有子
発行元:文藝春秋
216ページ
188mm × 128mm ソフトカバー

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 出版社紹介文より
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文学のとなりには、いつもお酒がある。

『茄子の輝き』のレモンサワー、酔わない山本周五郎、センセイの美しいお酌、太宰治とりんご酒、『しらふで生きる』、武田泰淳が助手席であける缶ビール、内田百間の「お酒運」、名前はまだない「猫」が飲んだビールの味……。

ツボな選書で味わうおいしいブックエッセイ!

★★★

『BOOKSのんべえ』は、
おいしいお酒と、ぐっとくる肴、
のんべえと、のんべえにひとこと言いたいひとの登場する、
小説と随筆を集めた本屋さん。

なにかと極端にふれがちなお酒との、
「ちょうどよい距離」を探して、
今日も店主はページをめくっています。

【目次】
・レモンサワーの輝き 
 滝口悠生『茄子の輝き』

・酒場の傍観者 
 山本周五郎『青べか物語』

・下戸とのんべえの間 
 絲山秋子『下戸の超然』

・真の #ストロングゼロ文学 
 金原ひとみ『ストロングゼロ』

・2時間で、8杯 
 柴崎友香『春の庭』

・ウイスキーと惹句 
 開高健『続・食べる』

・のんべえのファンタジー 
 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』

・ビール・ビール・ビール 
 村上春樹『風の歌を聴け』

・イーハトヴの密造酒 
 宮沢賢治『ポラーノの広場』『税務署長の冒険』

コラム おかずとつまみの境界線

・りんご酒と海の幸 
 太宰治『津軽』

・面影を辿る一杯 
 江國香織『神様のボート』

・浅草で飲むならば 
 半村良『小説 浅草案内』

・居酒屋が似合う年頃 
 川上弘美『センセイの鞄』

・下戸のオダサク
 織田作之助『世相』

・バアガンディーの白葡萄酒
 谷崎潤一郎『細雪』

・酒をやめるには
 町田康『しらふで生きる』

・おつまみは恋を映す鏡
 田辺聖子『愛の幻滅』

・詩のある酒場
 草野心平『酒味酒菜』

・のんべえの酷薄
 上林暁『禁酒宣言』

・泡盛をコーラで割って
 佐木隆三『沖縄と私と娼婦』

・酸っぱいワイン
 山田風太郎『戦中派不戦日記』

コラム 居酒屋の誕生

・お酒運は如何なるか?
 内田百閒『百鬼園戦後日記』

・底抜けに美しい酔い
 吉田健一『東京の昔』

・寒夜、カストリ、しじみ汁
 梅崎春生『蜆』

・のんべえ放浪記
 林芙美子『放浪記』

・猫が飲んだビール
 夏目漱石『吾輩は猫である』

・燗酒とネルドリップ
 堀江敏幸『いつか王子駅で』

・けもの道に似合うワイン
 佐藤正午『身の上話』

・昭和のピリオド
 佐伯一麦『渡良瀬』

・缶ビールでドライブ
 武田百合子『富士日記』・武田泰淳『新・東海道五十三次』

・20歳ののんべえ
 金井美恵子『小春日和』

・禁酒小説を読む
 村井弦斎『酒道楽』

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