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撤退学宣言 ホモ・サピエンスよ、その名に値するまであと一歩だ

¥1,980 税込

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著者:堀田新五郎
発行元:晶文社
260ページ
188mm × 128mm ソフトカバー

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  出版社紹介文より
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行き過ぎた市場原理主義、環境破壊による地球温暖化、経済格差の拡大、出口の見えない戦争……多くの矛盾や暴力を生みつつも、疾走を続ける近代システム(民主主義+資本主義+テクノロジーの三位一体)。その先に待ち受けるカタストロフィーを回避するためには、撤退する知性が必要だ。人々の思考を「持続」へと方向づけるメカニズムを解明し、適切な局面で適切に撤退できることこそが知性であると説くマニフェスト。

「近代の学問」と、仏道・茶道・華道などの「道」の知見を接合する、壮大な哲学的思索と問題提起の書。

【目次】


■I部 撤退学宣言──ホモ・サピエンスよ、その名に値するまであと一歩だ

はじめに

1章 撤退学宣言 問題編──近代システムとはなにか?
1 近代システムとはなにか?
2 システムの暴走と「近代の超克」
3 「惰性・慣性の力」からは脱出不可能?
4 【問題】

2章 撤退学宣言 解決編──なぜ生物は3つ以上の眼を持たなかったのか?
1 撤退の困難、あるいは生物が3つ以上の眼をもたないわけ
2 人間の知的特性
3 【解答】

3章 撤退学宣言 展望編──テクノロジーは加速し、人類は愚行を繰り返す
1 テクノロジーは加速し、人類は愚行を繰り返す─よって主権者の顕現?
2 世界の彼方、存在の側へ──鬼退治
3 【展望1】 宗教と政治との新たな連関
4 【展望2】 学と道との新たな連関

■II部 補論 撤退の知性──イエスとソクラテスから

4章 補論1 イエス論──奇天烈の倫理
イエス論1 倫理とイエス
イエス論2 政治と文学、あるいはマキァヴェッリとイエス

5章 補論2 知性と反知性──ソクラテスを起点に
1 はじめに
2 知性の祖型:ソクラテスの無敵
3 反知性の典型:反ユダヤ主義者
4 問題提起:知性は自らを維持したまま、propertyの不条理な肯定が可能か?
5 回答:決断主義を超えて 完全性の反復

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