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モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語(文春文庫)

¥935 税込

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著者:内田洋子
発行元:文藝春秋
336ページ
文庫判 148mm × 105mm

~出版社紹介文より~
各紙誌から絶賛、書店員からの熱い応援を得たロングセラーが、
リニューアル+パワーアップして待望の文庫化。

きっかけはヴェネツィアの古書店だった。客たちのどんな難しい注文にも応じ、頼まれた本は必ず見つけてくる。(ただ者ではないな)と修業先を聞いてみると、「代々、本の行商人でした」
トスカーナの山奥のその村、モンテレッジォでは、何世紀にもわたり村の人が本の行商で生計を立て、籠いっぱいの本を担いでイタリアじゅうを旅した。各地に書店が生まれ、「読む」ということが広まった。
わずかに生存している子孫たちを追いかけ、消えゆく話を聞き歩き、歴史の積み重なりを感じながら、突き動かされるように書かれた奇跡のノンフィクション。

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 店主コメント
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ヴェネツィアの古書店から拓けた山村モンテレッジォへの道。
それは本を売り歩いた古の行商人との出会いでもあった。その存在に惹かれた著者は歴史を遡ってゆく。紀行と文化史、いずれの面でも楽しめるエッセイです。

「本は必ず町の真ん中で売ること」
露天商だった先人の言葉を受け継いだ子孫は、本屋として街に根を下ろす。
そして本屋は、街の人にとって日常の場となる。
やはり本屋というのは街の歴史とともにあるものなのかもしれないですね。

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