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記憶を食む
¥1,760
著者:僕のマリ 発行元:カンゼン 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 気鋭の文筆家・僕のマリが挑む、 「食」と「記憶」を繋げる珠玉のエッセイ。 思い出すことのかたわらにはいつも、食べものがあった。 大切な記憶も、ちょっとした記憶も、食むように紡いでいく。 noteの好評連載に書き下ろしを加えて待望の書籍化 全編書き下ろしの「自炊ときどき外食日記」も収録 ------------------------------------------ 長い間忘れていたことを突然思い出すと、狂おしい気持ちになる。 頭のなかで突風が吹いたような、満潮の海が荒れるような、 スノードームをひっくり返したような、 そんな風に全身の細胞が泡立つのを感じる。 頭で覚えていないようなことでも、 匂いや音で急に記憶の蓋がこじ開けられることもある。 忘れて、思い出して、また忘れて、そんなふうにあと何十年も 自分の内面と向き合っていくことになるのだ。 (本文より) ------------------------------------------ 【目次】 ⅰ チーズケーキの端っこ 朝食のピザトースト 真夜中の炭水化物 りんごを剝いたら 直樹の焼きうどん いつかマックで 退屈とコーラ 自炊ときどき外食日記 1 ⅱ 祖母と梅、メロンに焼肉、初夏の風 苺の効力 幻とコンソメスープ 先生となんこつ 社食の日替わり キッチンで缶ビール 炙ったホタルイカ 自炊ときどき外食日記 2 ⅲ サンタの砂糖菓子 考えるチョコチップクッキー 穏やかなフルーツサンド 不安と釜玉 酢シャンプーの女 食わず嫌い 明日のパン
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ここで唐揚げ弁当を食べないでください
¥1,760
著者:小原晩 発行元:実業之日本社 176ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 1万部を突破した伝説的ヒットの自費出版エッセイ集、 新たに17篇を加え、待望の商業出版! 一生懸命生きれば生きるほど空回りするすべての人へ捧げます。 ◎又吉直樹さん・蓮見 翔さん・松本壮史さん 大推薦◎ 笑いも、恥も、傷も、忘れ去った記憶さえも尊いものだと気づかせてくれた。 感情が論理を超え、愚かさに光が宿る。そんな本当の瞬間が綴られた作品を、心から祝福したい。 (又吉直樹さん) 何にもいいことないなって思ってる人は読んでみてください。あ、これ確かにいいことだわって気づけるものがたくさん詰まってます。僕はこの本を読んでから、外を歩く時に楽しいと思える瞬間がちょっとだけ増えました。 (蓮見 翔さん/ダウ90000) ぼんやり不安を抱えながら、のんきな文体で東京の街を軽快に彷徨う。 磯丸水産で、バルト9の帰り道で、荻窪のスーパー銭湯で。すごく個人的なことばかり書かれているのに、たまに記憶の奥底とシンクロしてはちきれそうになった。 みっともないことばかりだけど、よく見たら日々はそれなりに光ってるのだと教えてくれる。 (松本壮史さん/映像ディレクター) 23区に上京したある女の子の東京での生活を中心としたエッセイ集。 せわしない日々からこぼれていく感情や体験をユーモアたっぷりに掬いあげる文章に心がほぐれる全40篇。
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ワンルーム ワンダーランド ひとり暮らし100人の生活
¥2,200
SOLD OUT
編者:落合加依子/佐藤友理 発行元:小鳥書房 231ページ 182mm × 128mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** ひとり暮らしにまつわる100人のエッセイと生活感あふれる部屋の写真を収めたエッセイアンソロジー。 ページをめくるたびに立ち上がってくる個々の生活風景は、まさに百人百様。 整頓され一寸の隙も感じさせない部屋もあれば、無造作に物が置かれどことなく無防備な感じの部屋も。部屋の思い出や日常を綴ったエッセイと相まって、そこに住む人の等身大の姿を映し出しています。
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珈琲夜船
¥2,200
著者:菅原敏 発行元:雷鳥社 100ページ 186mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 皿にこぼれ落ちた黒を飲み干せ 祈るよりも歌え その波に飲み込まれ 深い底に沈む前に 菅原敏、待望の第4作は珈琲を片手に、見知らぬ夜の旅に出る“小舟”としての詩集。 コーヒーの葉を思わせるグリーンの装丁をひらき、頁をめくれば、漆黒の海を一艘の船が漕ぎ出し、どこか懐かしい情景が浮かぶ。 詩集には、2019年にフランスのナダール賞を受賞した写真家・かじおかみほによる、遠い記憶の断片のような白黒写真が挟み込まれる。《タンザニア》《コロンビア》などの珈琲豆の産地を冠した詩、スターバックスWEB連載「A Cup of Poem」からの詩ほか、全31編を収録。 あとがきには文芸誌『群像』にて発表されたエッセイに加筆修正した「珊瑚と珈琲」を掲載。
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配色スタイル ハンドブック ファッション・パレット
¥2,860
著者:ローレン・ウェイジャー/ソフィア・ノリーン・アフマド 翻訳:和田美樹 発行元:ビー・エヌ・エヌ 384ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 装いをアップデートする、ファッションのための配色パレット ベストセラーの配色本『配色スタイル ハンドブック』シリーズ、待望の続編。今作は、美しいコーディネート写真とともに、ファッションに特化したカラーパレットの数々を提案します。 ロータスピンク、マホガニー、アイス、エバーグリーン…など、ファッションで用いられる32のカラーテーマからパレットを複数展開し、色名の由来、色と素材の関係や相互作用について解説。さらに5名の著名な色彩の専門家へのインタビューを掲載し、色の扱い方やスタイリングのコツなどを伺います。デザインやスタイリングのインスピレーションを得るための、とっておきの配色パレット集です。
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つげ義春が語る マンガと貧乏
¥2,530
著者:つげ義春 発行元:筑摩書房 384ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 1987年を最後に長い休筆期間にある、つげ義春。貸本時代の悪戦苦闘、衝撃を与えた「紅い花」「ねじ式」……。過去50年間の発言からマンガ家人生をたどる。
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レシピ以前の料理の心得 日々の料理をもっとおいしく
¥1,980
著者:上田淳子 発行元:青幻舎 264ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 簡単なのにオシャレなフレンチから、家族に振る舞う日常の料理まで、 シンプルで作りやすいレシピとわかりやすい説明で、テレビや雑誌で大人気の上田淳子さん。 本書は、通常のレシピで触れられないレシピのことわり(理由)の部分を丁寧に解説した、著者初となる「読む料理本」です。 調味料を入れるタイミング。食材の切り方の理由。 そうしたレシピの裏側を理解することで、おのずと応用力が身につき、レシピに捉われすぎることなく自分の料理が確立するようになります。 自分や振る舞う相手が何をどう食べたいか。 そのうえで、どういう調理法を採用するか。 日々なんとなく作っていた料理の味が、ぐっと見違えるようになるはずです。 コンテンツ例 ● 蒸し鶏は「塩糖水」でやわらかジューシー ● ショウガ焼き、決め手はおろし玉ねぎ ● ビーフステーキは、肉の厚みを定規で測る ● だし巻きのだしの量の最適解 ● 肉じゃがは、だしを使わないほうがうまくいく ● クリスピーな鶏のから揚げ ● フランス人が愛する春のホワイトアスパラ ●本場のラタトゥイユ
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続 おいしい景色
¥2,200
著者:坂田阿希子/皆川明 発行元:スイッチ・パブリッシング 176ページ 232mm × 155mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 坂田阿希子(洋食KUCHIBUE)と皆川明(ミナ ペルホネン)による 料理と器のエッセイ&写真集、第2弾! 坂田阿希子の料理に合わせて、皆川明が器を選び、景色を作る。 20のメニューについてのエッセイ・写真・レシピで構成される一冊です。料理はエビフライや豚汁などの定番から、ボルシチやガスパチョ、レモンパスタなど挑戦したい憧れのメニューまで。そこに作家の一点ものやアンティークなど個性豊かな器を、皆川が自身のコレクションからセレクトし、一皿の“おいしい景色”が完成します。 その一皿の写真とともに、各料理についての思い出やエピソードを綴ったふたりのエッセイをご堪能ください。 雑誌『SWITCH』連載の単行本化、2022年刊行の『おいしい景色』に続く第2弾。 【目次】 はじめに 坂田阿希子 3 エビフライ 紺野乃芙子さんのやちむんの皿 8 酸菜白肉鍋 安藤雅信さんの深い器 16 ミモザサラダ 岩田圭介さんのお皿 24 フルーツポンチ フランスアンティークのガラスの器 32 ガスパチョ 小澄正雄さんの羽反鉢 40 汁なし担々麺 三谷龍二さんの白漆椀 48 きゅうりのピクルス ピーター・アイビーさんのジャー 56 ロールキャベツ 皆川明のフォレストココット 64 新米おにぎりと豚汁 紀平佳丈さんの蓮弁皿 72 ローストチキン GOGデザインのアラビアのプレート 80 レモネード レナタ・ヤコヴレフさんのグラス 88 ボルシチ 大嶺實清さんの鉢 96 いちごのキューブサンド 日本の古いフリルの平皿 104 ポークカツレツ さざ波模様の黒いガラス皿 112 クラブハウスサンド 安藤雅信さんと皆川明の“風のお皿” 120 梅角煮 大嶺實清さんの水玉の器 128 トマトサラダ サンフランシスコで買った真鍮の大皿 136 レモンのパスタ 高橋禎彦さんの吹きガラスの平皿 144 ステーキフリット 小山剛さんの漆の平皿 152 フルーツケーキ ロイヤルコペンハーゲンの桃の器 160 おわりに 皆川明 170
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おいしい景色
¥2,200
著者:坂田阿希子/皆川明 発行元:スイッチ・パブリッシング 176ページ 232mm × 155mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** デザイナー・皆川明(ミナ ペルホネン)と料理家・坂田阿希子による初共著。 料理と器のエッセイ&写真集 雑誌『SWITCH』の人気連載「おいしい景色」がついに単行本化。 ハンバーグやマカロニグラタン、ナポリタンなどの洋食を中心に、料理家・坂田阿希子が作るどこか懐かしく誰もが愛する料理たち。デザイナー・皆川明(ミナ ペルホネン)が、料理に合わせ自らのコレクションから器を選り出し、とっておきの一皿を作り上げます。息ぴったりのクリエイションから生まれた「おいしい景色」の写真を、ふたりの料理や器にまつわる思い出やエピソードとともに味わう一冊です。連載未収録のレシピ全20品も収録。 【目次】 たまごサンド/安藤雅信さんの空の器 牛スネ肉のビーフカレー/古いフランスの肉皿 極太ナポリタン/三谷龍二さんの白漆の器 秋刀魚の炊き込みご飯/大嶺實清さんの黒い器 カリフラワーのポタージュ/辻和美さんのガラスの器 洋食屋さんのハンバーグ/ジェシカ・ニエロさんの平皿 チキンのマカロニグラタン/山田洋次さんの赤土の四角皿 揚げたてカレーパン/ロイヤルコペンハーゲンの丸皿 あじの南蛮漬け/松崎融さんの黒漆箱 肉餃子/郡司庸久さん・慶子さんの陶板 ニース風サラダ/マリアンヌ・ハルバーグさんの陶器 きゅうりのシロップ/インゲヤード・ローマンさんのガラス チョリソのチリドッグ/ハービー・ヤングさんの大皿 きのこのペースト/アルニ・アロマさんの壁掛け フランスの家庭の味 ミロトン/スティーヴ・ハリソンさんのココット 鶏の唐揚げ/織部焼二つ菊文の油皿 オニオングラタンスープ/安藤雅信さんの器 手まり寿司/卵殻貼のお重 ポテトコロッケ/関健一さんのジグザグ深鉢 カスタードプリン/タピオ・ヴィルカラさんのガラスのリーフ 特別編
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おいしいもののまわり
¥1,540
著者:土井善晴 発行元:グラフィック社 168ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** おいしいものは美しいーー。 日本の食に隠された「おいしい」の理由を、「料理する」「食べる」に関わる32のモノ・コトから土井善晴が考える。 【目次】 季節を感じること、信じること 食の場の区別 台所のお布巾 計量とレシピと感性と お料理をする箸 まな板 玉じゃくし 味をみること・味見皿 パイ缶/保存容器雑味のない味にするために 火の通り加減をみる串 ほか
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思えばたくさん吞んできた
¥1,760
著者:椎名誠 発行元:草思社 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ただもう、うまい酒を求めて……飲んで飲んで飲みまくる! 青春時代の酒盛りからコロナ禍での一人ザケまで、酒と肴まみれの極上酩酊エッセイ集! 【目次】 はじめに 1 海釣りと焚き火酒 2 酒と青春 3 ビール礼賛 4 コロナと家飲み、近場飲み 5 人生いろいろ、酒もいろいろ 反省と乾杯 あとがきに代えて
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これ喰ってシメ!
¥1,760
著者:久住昌之/久住卓也 発行元:カンゼン 208ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 一食の計は締めにあり―― 胃袋とココロが笑う クスミ流 シメ!術(テク)ガイド 『孤独のグルメ』をはじめ多くの作品で、 孤高のグルメ道を邁進してきた久住昌之が繰り出す 一日、一食のシメ!から最後の晩餐まで、 食エッセイを大幅加筆修正&書き下ろし! 味噌汁/カレー/蕎麦湯/ステーキ/回転寿司/冷や汁/そうめん/アイスクリーム/ホテルの朝食/チャーハン/実家めし/お茶漬け/プール帰りの焼きそば…… <同時収録> 一日の始まりよければ終わりよし!「おはようごはん」
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わたしの農継ぎ
¥1,980
著者:高橋久美子 発行元:ミシマ社 240ページ 188mm × 130mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 稼ぐためではなく、風景や知恵や種を、受け継ぐために。 地元(愛媛)では農、東京では作家。 チームで畑をして、ときにバンド活動も。 模索した、新しい農のかたち。 農業にかぎらず、あらゆる分野で継承の問題に奮闘する方たちへ贈る一冊。 ------------------------------------------ ――本文より―― その人の人生の一部に土があるということ。それは農業うんぬんの前に、生きることや生命のルーツを知ることにもなると思う。自分の食べるものを自分で採取するという行為は、あまりにも現代人の生活に欠けていて、それなのにあまりにも生物の根本だった。 畑は、本当は世界で一番豊かな作業場だ。忘れがちだけど、宇宙にいつも触れることができるのだから。さまざまに五感を刺激され、それを音楽とか詩に昇華し、畑帰りに曲を作り歌う日もある。 私たちのように職は別に持ち、自給自足+αを目指して活動する農家が、もっといてもいいはずだ。そして、やれなくないよ、とここに記したい。 ------------------------------------------ 【目次】 2022.01~03 冬 木と人の世代交代 2022.03~05 春 動物たちとどう生きるか 2022.06~08 夏 真剣な遊びとしての畑 2022.09~11 秋 お百姓は忙しすぎる 2022.12~2023.02 冬 黒糖作りを継ぐ 2023.03~05 春 農業は半分が土木 2023.07~08 夏 チームでする農業 2023.09~11 秋 わたしの農継ぎ 2023.12~2024.02 冬 石積みを継ぐ
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酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話
¥2,420
著者:松本俊彦/横道誠 発行元:太田出版 304ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「ダメ。ゼッタイ」に代わる、有効な手立てはありうるのか? 依存は回復の始まり。 やめればいいってものじゃない!? 連載時から当事者、当事者家族、支援者・専門家を騒然とさせた 不良患者×不良医師による画期的な往復書簡がついに書籍化――。 現代人にとって最も身近な「病」である依存症――非合法のドラッグやアルコール、ギャンブルに限らず、市販薬・処方箋薬、カフェイン、ゲーム、スマホ、セックス、買い物、はたまた仕事や勉強など、その対象は多岐にわたる。 そんななか最も身近な依存物質であるアルコール依存症の治療中で、数多くの自助グループを運営する文学研究者・横道誠と、「絶対にタバコをやめるつもりはない」と豪語するニコチン依存症で、依存症治療を専門とする精神科医・松本俊彦の、一筋縄ではいかない往復書簡が始まった。最小単位、たったふたりから始まる自助グループ。 依存症の裏側にある、さらにその深淵へ! 特別鼎談「ギャンブル依存症問題を考える(ゲスト:田中紀子)」も収録。
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死すべき定め 死にゆく人に何ができるか
¥3,080
著者:アトゥール・ガワンデ 訳者:原井宏明 発行元:みすず書房 312ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 今日、医学は人類史上かつてないほど人の命を救えるようになった。しかし同時に、人はがんなどの重篤な病いと闘う機会が増え、寿命が飛躍的に延びた。老人ホームやホスピスなど家族以外の人々も終末期に関わるようになり、死との向き合い方そのものが変わってしまったのである。この「新しい終末期」において、医師やまわりの人々、そして死にゆく人に何ができるのだろうか? インドの田舎町で長老として過ごすおじいさん、子供と離れて一人で都会的な生活を送るおばあさん、母親になってすぐに末期がんと向き合う女性……。本書の著者アトゥール・ガワンデは、外科医としていくつもの最期の決断に立ち会い、家族として決断に迫られる。ガワンデが直面する医療にできること、できないこととは——。 現役外科医にして「ニューヨーカー」誌のライターである著者が描く、迫真の人間ドラマ。人生の終盤をよりよくするために奔走した人々のエピソードが圧倒的な取材力と構成力で綴られた本書は、読む者に自らの終末期の選択について多くの問いを投げかけるだろう。 終末期をどう生き、最期の時をどう迎えるのか。私たちは豊かに生きることに精いっぱいで、「豊かに死ぬ」ために必要なことを、こんなにも知らない——。 【目次】 序 1 自立した自己 2 形あるものは崩れ落ちる 3 依存 4 援助 5 よりよい生活 6 定めに任せる 7 厳しい会話 8 勇気 エピローグ
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謎の症状 心身の不思議を東洋医学からみると?
¥1,980
SOLD OUT
著者:若林理砂 発行元:ミシマ社 256ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 病院に行くほどではないけれど、ちょっと困る。 □歩くと体がかゆくなる □疲れるとジャンキーなものを食べたくなる □マニキュアを塗ると息が苦しくなる…etc. そんな64の症状を、人気鍼灸師が医学古典を元に解説&アドバイス。 本書を読むと、謎の症状の改善法がわかるだけでなく、東洋医学的な心身の問題の読み解き方を知り、養生の実践に活かすことができます。 ------------------------------------------ 私たち鍼灸師が「謎の症状」に遭遇する確率は非常に高く、おそらく医師よりもかなりの高頻度だと思われます。理由の一つが、問診にかける時間の長さです。東洋医学ではさまざまな訴えをこと細かに聞いて、それらを総合して治療方針を決めます。なぜなら、まったく関係がないように見える症状であっても、同じ根っこを持っていることが多々あるからです。(…)体にまつわる「なんじゃこりゃ⁉」に東洋医学がどんな答えを出していくか、楽しんでいただければ幸いです。――「はじめに」より ------------------------------------------
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未整理な人類
¥2,310
著者:インベカヲリ☆ 発行元:生きのびるブックス 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 世界は「意味不明」でできているーー 路上の怪文書から、不幸の手紙まで。 なぜ人は、理屈でわりきれないことに熱中するのか。 鋭い観察眼とブラックな笑いで現代社会を斬る、異色ノンフィクション。 ------------------------------------------ 倫理観も道徳心も常識も、時代がつくる宗教で、しかもコロコロ変わる。ちょっと俯瞰して見れば、おいおい人間、何してんだよ! と思う不思議な行動がたくさんある。 人間は一番のブラックボックスで、未整理なことだらけだ。となると、「止めたくても止められないもの」「なぜか分からないけど、そうなってしまったもの」「体が勝手に動いたもの」にこそ、人間の本質が現れるのではないか。 本書は、そんな人類の未整理な行動を突っついて、綺麗にまとめることもなく、放り投げてみようという試みである。(本文より) ------------------------------------------ 【目次】 まえがき 第1章 “不幸の手紙”コレクション 第2章 地蔵は服を着る 第3章 「欲しいもの」を持っているのは誰か 第4章 鉄柱詩に見る、芸術と犯罪と症状 第5章 破壊に吸い寄せられる 第6章 「チットGPTみたいなことを言うな!」 第7章 バーチャルに侵略される 第8章 脳内物質を求めて右往左往 第9章 孤独と犯罪に相関関係はあるのか? 第10章 寝顔の発見 第11章 「水槽学」的考 第12章 必ず逆を教える病気 第13章 それぞれの「生きのびる」問題 第14章 価値観の謎 第15章 人が姿を消すとき 第16章 猫で一攫千金 第17章 したたかなキョン 第18章 本物を凌駕する偽物 第19章 何者かになるための準備 あとがき
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はじめての胃もたれ 食とココロの更新記
¥1,980
著者:白央篤司 発行元:太田出版 224ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 昔のように食べられないことは、みっともないことなんかじゃない。性別とか関係なく「自分」を大事にしていこう。フードライターの白央篤司さんが、加齢によって変化する心身をなだめながら、作って食べる日々を綴った手探りエッセイ。 “加齢に伴う変化の体感は楽しい。だって、「歩く」「しゃべる」「自転車に乗れる」といった、幼少期の成長に伴う「できるようになった」の記憶は、もはや曖昧だもの。一方、中年の「できなくなった」は、ちゃんと自覚ができる。観察も対処もできる。つまり、人の機能的変化をじっくり味わえるのは、中年の特権なのだ。高齢者になれば、再びそれは難しくなるのだから。” -- ジェーン・スーさん(コラムニスト)推薦! 「あなたの胃は、もう昔のあなたの胃ではないのですよ」 そう気づかせてくれたのは、牛カルビだった。 もうすぐ50歳。調子にのって食べすぎると胃がもたれる。お腹いっぱいが苦しい。量は変わらないのに、ぜんぜん痩せない……老いを痛感することが増える日々。 人生の折り返し地点を迎えて、いままでのようにいかないことがどんどん増えていく。でも厚揚げやみょうが、大根おろしみたいに、若い頃にはわからなかったおいしさを理解することだって同じくらいあるはず! いまこそ、自身を見つめ直して「更新」してみませんか? 【目次】 はじめに 第一章 いろんなところにガタが来る はじめての胃もたれ お腹いっぱいがこわい カルビ世代から大根おろし世代へ 衰えを語り合える関係はいいものだ 増えるばかりのメンテ・アイテム! 物価高の中、頼れるあいつ 耐脂性の問題と具だくさん汁の豊かさ アンケートその① 誕生日はいまやうまいものを食う口実に 春の食卓 第二章 手探りで向き合う つまづいて、歩いて、お茶を淹れる やせない体 なすときゅうりと、非現実的もいいとこな夢 厚揚げ、みょうが、そして苦みが好きになる 日傘のすすめ&「男のくせに」 自分の機嫌とり上手になりたい 夏の食卓 第三章 無理なく変わっていく 私と酒と酒場のこと、これまでのこと 隙あらば野菜を足すムーブメント 「いつもより気持ち少なく」の節塩ライフ グジュとたま子のこと 台所の思い出話① 台所の思い出話② みなさんにアンケート② 秋の栗、そして父のこと 第四章 決めつけない方が人生は面白い 魚よ、おろそかには食わんぞ ―私のレシピ微調整― 無理なときは無理しないにたどり着くまで 私なりの“半”作りおき、そして使い切り術のあれこれ お弁当から考える「ちゃんと作る」ということ 台所の思い出話③ ハワイの名物料理ポキに学ぶ 冬の原稿の伴走者、煮込み料理 第五章 執着と無頓着 男達よ、もっと自分をいたわろう 和菓子に惹かれていく 友達も携帯もいらない 30代で決意したふたつのこと 50代の歩み方 いなり煮に教わる あとがき *********************** 店主コメント *********************** 食べすぎ、飲み過ぎによる胃のもたれ・・・アラフィフに差し掛かり感じる身体と食の変化。 避けることのできない「老い」を受け入れながら、食における「シフトチェンジ」を著者は心がける。末永く食を楽しむために。 この本は、フードライターとしてお馴染みの白央篤司さんによる日々の実践が綴られたエッセイ。アラフィフのみならずアラフォーにもオススメです。
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酔わせる映画 ヴァカンスの朝はシードルで始まる
¥2,200
SOLD OUT
著者:月永理絵 発行元:春陽堂書店 312ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 人気映画ライターが新たな角度で映画を語る! 【酒と食をめぐる、五感に響く映画コラム集】 なにかを 飲まず/食べず にはいられない~キッチンに駆け込みたくなる映画を集めました。 小津安二郎『晩春』から『セックス・アンド・ザ・シティ』まで、新旧国内外の作品200本が登場・索引付き。 「何かに心を奪われ、それしか目に入らないくらいうっとりと見惚れてしまうことを「酔う」というならば、この本に登場する映画はどれも、私を酔わせ、未知の世界へと連れていってくれたものだ。」 【目次】 一杯のビールの泡から始まる物語 第1章 お酒で酔わせる映画 ◉酔いの快楽 ゆらゆらと流れゆくワインのように(オタール・イオセリアーニ『落葉』) 飲んだくれの恋人たちによる最高の酒場映画(バーベット・シュローダー『バーフライ』) 西部の男たちの酒と食(ハワード・ホークス『リオ・ブラボー』)他 韓国焼酎から白酒へ(ホン・サンス『あなたの顔の前に』) ヴァカンスとシードルは甘くない(ジャック・ロジエ『オルエットの方へ』)他 りんご酒をめぐるキツネたちの戦い(ウェス・アンダーソン『ファンタスティック Mr・FOX』) 悪魔でも救世主でもない「酒」を描く(トマス・ヴィンターベア『アナザーラウンド』) ◉不吉な酔い そのグラスに口をつけたら地獄行き(ジョン・フォード『果てなき船路』) 増村映画と葡萄酒(増村保造『妻は告白する』) 飲むことを許されなかった酒が死を呼び寄せる(アキ・カウリスマキ『マッチ工場の少女』) 断酒会の風景(ガス・ヴァン・サント『ドント・ウォーリー』) ビールを飲む女たち(ロバート・アルトマン『三人の女』) ビールを飲む男たち(クリント・イーストウッド『グラン・トリノ』)他 追い詰められた者たちには日本酒がよく似合う(山中貞雄『人情紙風船』) ◉女が酒を飲むこと 彼女は物語を背負わずに酒を飲みつづける(ウルリケ・オッティンガー『アル中女の肖像』) 酒を片手に、女たちはしゃべりつづける(マイケル・パトリック・キング『セックス・アンド・ザ・シティ』) 生ぬるいビールと共に(バーバラ・ローデン『WANDA/ワンダ』) 日本酒の似合う女たち(成瀬巳喜男『流れる』)他 ホン・サンス映画の人々はもう韓国焼酎を飲まない(ホン・サンス『小説家の映画』) ウイスキーとジーナ・ローランズ(ジョン・カサヴェテス『オープニング・ナイト』) [映画リスト]酒場映画―一度は行ってみたいあの酒場 第2章 りんごと映画の酔わせる関係 ◉りんごを齧るとき 悪い男たちは本当にりんごを齧るのか?(レオス・カラックス『アネット』) 悲しむ者はりんごを丸ごと食べつくす(ビー・ガン『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』) 不貞腐れた顔の女たち(大九明子『美人が婚活してみたら』)他 青年が真実と向き合うとき(青山真治『東京公園』) ◉りんごが象徴するものは何? 「りんごを磨く人」とは誰のこと?(ガス・ヴァン・サント『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』) 大人と子どもの友情を紡ぐもの(ビクトル・エリセ『ミツバチのささやき』) 少年が選んだ最高のクリスマス・プレゼント(チャールズ・ロートン『狩人の夜』) 善と悪との間を彷徨う男たち(アナス・トマス・イェンセン『アダムズ・アップル』) 禁断の果実が導くロマンティックコメディ(プレストン・スタージェス『レディ・イヴ』) 真っ赤な靴と赤い唇の女の子(ヴィクター・フレミング『オズの魔法使』)他 笠智衆はひとり、りんごの皮を剝く(小津安二郎『晩春』) ◉りんごを愛する者たち ラブコメの女王はりんごがお好き?(ロブ・ライナー『恋人たちの予感』)他 「りんごの画家」セザンヌと作家ゾラの友情を紡いだもの(ダニエル・トンプソン『セザンヌと過ごした時間』) 少女は自分だけの言葉を獲得する(横浜聡子『いとみち』) 女たちはおしゃべりをし、りんごを食べる(ホン・サンス『逃げた女』) ◉りんごは隠せない 西部の早撃ちガンマンが撃ち落とすものとは(セルジオ・レオーネ『夕陽のガンマン』)他 傷ついた大人たちの旅はどこまでも続いく(マチュー・アマルリック『さすらいの女神たち』) 部屋のなかに隠された三つのシンボル(ペドロ・アルモドバル『抱擁のかけら』) りんごを食べる男の喪失と再生の物語(クリストス・ニク『林檎とポラロイド』) [映画リスト]赤と緑の映画―りんごが喚起する二つの色 第3章 酔わずに食べたい映画 悪い男たちの食事風景(マーティン・スコセッシ『グッドフェローズ』)他 食べることの幸福を思い出す最後の晩餐(リチャード・フライシャー『ソイレント・グリーン』) 家事と労働と(シャンタル・アケルマン『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080 コメルス河畔通り 23番地』) パン生地を捏ねる人々(オフィル・ラウル・グレイザー『彼が愛したケーキ職人』) 白玉団子が招いた夫の帰還(黒沢清『岸辺の旅』) おとぎ話の甘いケーキがもたらすもの(ジャック・ドゥミ『ロバと王女』) [映画リスト]おつまみ映画―日本映画に見る美味しい酒の肴 あとがき 初出一覧 索引(人名/作品)
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小さい午餐
¥2,200
著者:小山田浩子 発行元:twililight 272ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 広島在住の芥川賞作家・小山田浩子の初めての食エッセイ集。 自宅で小説を書いている小山田さんが外でお昼を食べるという小さい冒険、非日常について書いたエッセイです。 “誰だってお昼を食べるし、その場所は自由に決めていい” 見たこと感じたことを書いていくうちにどんどん虚実が混ざって、 エッセイでありながら私小説でもあり、でも、確かに体感したこと。 “誰もがハッピーなアワーを過ごす権利がある、 それを忘れないようにする。 ちょっと酔っている、でもまだ普通に歩ける。” “暗くなったり考えこんだり泣けたり、調子に乗って失敗したりもする 日々ですが、お昼ご飯がある程度おいしく楽しく食べられたらありがたい、 大丈夫だ、と感じます。どこで生まれても、暮らしていても、誰もが食べたい ようにお昼ご飯を食べられる世界であるよう、強く願っています。” 装画は塩川いづみ。 【目次】 まえがき 居酒屋の日替わり定食 ラーメン店のラーメン 喫茶店の天丼 カフェの野菜チキンサンド 喫茶店の豚しゃぶサンド 2度目のラーメン とんかつ店のロース定食 別府冷麺 町中華の中華丼 東京駅であんみつ タピオカ屋のタピオカ ブライアントパークでピタサンド 回転寿司の寿司 ラーメン店のラーメンライス イギリスでサンドイッチと機内食 ディストピア、ブリトーとビーフンとピザ お肉の弁当 ラーメン屋の肉野菜炒め麺 スタッフによるビュッフェ 中華の黄ニラ 山の公園の麺類 呉のクリームパイ 喧嘩つけ麺 広島のお好み焼き 思い出の汁なし坦々麺 ファミレスのハッピーアワー
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歌集 宇宙時刻
¥2,200
著者:小関茂 発行元:点滅社 179ページ 188mm × 136mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 昭和期に活動していた謎多き口語自由律の歌人、小関茂。 彼が生前に遺した、諦念とニヒリズムに満ちた不思議な魅力を放つふたつの歌集をひとつにまとめて復刻。 栞(小冊子)付き、執筆者はphaさん、東直子さん、町田康さん。 【代表歌】 風が飛んでくる、風を裂いてゆけば、森の上のコンクリートタワー 自分がちっぽけにちっぽけになって歩いてるいちめんの麦の芽の中を なんといふたのしさだ、なんといふさびしさだ、なんといふ長い橋だ にんげんが原っぱの中から出てきたよ、みんなすゝき持ってこっち見たよ こんなことが、こんなことが、生きていることだったんだ。こんなことが 笑った。むざんにも笑った。弁解しないために俺は笑った 俺は俺に唾を吐きかけた。だがやっぱり俺を抱きしめていた 俺はあぶなく茶碗をわるとこだったので、窓から茶をぶちまけた ヨーヨーをやってみた。誰も満足に出来ないのでみんなそれで満足した 橋のむこうを見ていたが、そうだ、幾年も俺はふせぐことばかり考えてきた ひとりでに頭を低れ、だれにとも知らず、ただゆるされたいとねがう おまえそれは何かを捧げ尽くそうとして捧げきれなかった悲しみなのか 一人の俺は野垂れ死んで夜通し唄っていたばかの方は生きてるらしいな 夢も見ずに眠れるんだからそりゃたしかに悪はしてないんだね 三年間食うや食わずでためたのに殖産金庫でフイでさと豆腐やは笑う おやここにも腰ぬけ人生よしなよ坊やと手をふる親父もインテリか 意味もなく一本のマッチ燃えるまで見ているというそれだけのこと 愛とか恋とか生活とかいってもしょせんは餌と子孫のための五十年です 猫にもノイローゼがありまして家の餌よりはごみためが好きなんです こんな夜も人工衛星は回っているのねうん彼も自然の一部になったからね 煙草の火をじっと凝視めることもある人が見てなきゃ硝子ぐらい割るさ
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スペクテイター vol.53 1976 サブカルチャー大爆発
¥1,100
発行元:エディトリアル・デパートメント 発売元:幻冬舎 183ページ 242mm × 182mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「政治の季節」と呼ばれる1960年代とバブル経済へ突入していった1980年代に挟まれて、まるでなにも起こらなかったかのように思われがちな、1970年代。 しかし、大人たちの目の届かない若者たちの世界では、文化的な爆発と呼ぶべき重要な出来事が起きていた。オカルト、アニメ、パンク、自己教育…。 4つのサブカルチャー誕生の瞬間に立ち会ったリトルマガジン関係者の証言や論考を通じて、1976年に起こったサブカルチャー大爆発の実情に迫る。 【目次】 ◆PLAY BACK 1976 作画/関根美有 ◆クロニクルズ 70年代の主な出来事 ◆論考 アナザー・スピリッツ・オブ・76 〝76年精神〟とはなにか 文/宇田川岳夫 ◆インタビュー① 氷川竜介氏(アニメ・特撮評論)に聞く『宇宙戦艦ヤマト』とファンダム形成史 取材・構成/鴇田義晴 ◆インタビュー② 武田崇元氏(八幡書店社主)に聞く『地球ロマン』とジャパニーズ・オカルト再発見 取材・構成/宇田川岳夫 ◆NIPPON 70S 写真/児玉房子 ◆寄稿① 『ロック・マガジン』にみるパンクの日本上陸 文/東瀬戸悟 写真提供/阿木譲アーカイブ・開田裕治 ◆寄稿② 自己教育の教科書として創刊された『別冊宝島』 文/長沼行太郎 ◆まんが「夜の魂」 作/まどの一哉 ◆はみだし偉人伝 その4 水谷孝 裸のラリーズと「死」 文/横戸茂 写真/中藤毅彦
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『生 = 創 × 稼 × 暮』
¥1,980
発行元:かくれんぼパブリッシング 192ページ 176mm × 115mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** [問い] あなたが生きるとき、創ること・稼ぐこと・暮らすことのバランスをどのように保っていますか。 19名のつくり手による、上記の問いの回答をまとめたエッセイ集。 【著者】 小説家/大学生 新 胡桃 四つ葉のクローバーアーティスト 生澤 愛子 薪ストーブ職人(株式会社ファイヤピット代表) 大石 守 おおば製パン店主 大場 隆裕 農家・百姓/ファームガーデンたそがれ園主 菊地 晃生 詩人・国語教室ことぱ舎代表 向坂 くじら とおの屋要オーナーシェフ・株式会社nondo代表取締役 佐々木 要太郎 諏訪流鷹匠 篠田 朔弥 文筆家/博士(哲学) 関野 哲也 あんこや ぺ 店主 竹内 由里子 文筆家 土門 蘭 書店「かみつれ文庫」店主 西岡 郁香 花屋みたて店主 西山 美華 新渡戸文化学園 VIVISTOP NITOBEクルー 廣野 佑奈 古本よみた屋 副店長/文章で遊ぶ人 ブン はれやか農園代表 槇 紗加 江戸切子職人 三澤 世奈 本屋店主/モノ書き/時々大工 モリテツヤ 空撮写真家/NaohPhoto 山本 直洋 *********************** 店主コメント *********************** 「あなたが生きるとき、創ること・稼ぐこと・暮らすことのバランスをどのように保っていますか。」 この本には上記の問いに対する19人の芸術家の回答が収められています。 「芸術家」の定義を「独自の視点、言葉、世界観を持ち、それを作品にしている方や、体現している方」とし、その職業は農家、文筆家、花屋、料理人などさまざまです。 彼らが考えるリアルな「創ること・稼ぐこと・暮らすこと」のバランスを参考に、自分なりの心地よいバランスを見つける手引き書です。
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毎日のことこと
¥1,980
著者:高山なおみ 発行元:信陽堂 192ページ 166mm × 116mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 暮らすこと、食べること、季節のこと からだの奥でおぼえているちいさな「ことこと」を大切にひらく36のエッセイ。 「この本には、2021年の春からはじまる季節が三めぐり分収められています。慣れ親しんだ東京を離れてのひとり暮らしはまだ心もとなく、それでも月日を重ねるごとに、私の気持ちは少しずつ外に向かって開かれていきます。その間、世のなかでもさまざまなことが起こりました。ひさしぶりに読み返してみたら、そういうことも文の呼吸に表れていて、なるほどなあと思いました。」 料理家でたくさんの著作もある高山なおみさんが、遠くに住む友だちに宛てた手紙のように、神戸での暮らしを3年にわたり綴ったエッセイ集です。 2021年4月〜24年3月、神戸新聞の連載を一冊にまとめました。 【目次】 モビールの鳥 ミルクパンを磨く 雨とアイロン 夏のはじまり 夏休みの坂道 夏休みの思い出 朝の散歩 ディルの苗 六甲の冬 3人のお正月 「ふくう食堂」 三年前の日記 朝の楽しみ 植物の先生たち ネズミモチの垣根 懐かしいメール 幼い自分との再会 夏の終わりの旅 今年初めての栗 神戸の晩秋 ある日の日記から 三年ぶりの帰省 雪じたく 早起きの理由 北九州の家族 みどりのあらし 富良野の友より 古い冷蔵庫 夏休みの国 冷蔵庫が来た日 展覧会の日々 「sana village」 生きている感じ ラジオの声 新しい挑戦 パソコンのない一日 おわりに