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冬の本
¥1,870
SOLD OUT
発行元:夏葉社 196ページ 180mm × 117mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 冬に読んだ本や、冬になったら思い出す本。冬に出会った本や、冬のような本。冬と一冊の本をめぐる書き下ろしエッセイ集。 執筆者一覧 青山南、秋葉直哉、淺野卓夫、天野祐吉、安西水丸、いがらしみきお、池内紀、池内了、石川美南、井嶋ナギ、伊藤比呂美、伊藤礼、井上理津子、岩瀬成子、上原隆、宇田智子、内堀弘、大竹昭子、大竹聡、大谷能生、岡尾美代子、岡崎武志、荻原魚雷、角田光代、片岡義男、木内昇、北澤夏音、北沢街子、北村薫、北村知之、久住昌之、小林エリカ、越川道夫、小西康陽、近藤雄生、佐伯一麦、柴田元幸、杉江由次、杉田比呂美、鈴木慶一、鈴木卓爾、鈴木理策、曽我部恵一、高橋靖子、高山なおみ、田口史人、竹熊健太郎、武田花、田尻久子、田中美穂、丹治史彦、友部正人、直枝政広、長崎訓子、名久井直子、能町みね子、橋口幸子、蜂飼耳、服部文祥、浜田真理子、早川義夫、平田俊子、平松洋子、文月悠光、穂村弘、堀込高樹、堀部篤史、ホンマタカシ、前野健太、万城目学、又吉直樹、松浦寿輝、町田康、南博、森山裕之、安田謙一、柳下美恵、山崎ナオコーラ、山下賢二、山田太一、山本善行、吉澤美香、吉田篤弘、吉本由美 装丁 和田誠
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わからない
¥2,530
著者:岸本佐知子 発行元:白水社 384ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** リディア・デイヴィス、ルシア・ベルリンなど数々の名翻訳で知られる著者は、エッセイストとしても絶大な人気を誇る。本書はデビューエッセイ集『気になる部分』(白水社刊、2000年)以降に様々なメディアに寄稿した、単行本未収録の文章を集大成したものだ。 全三章で構成。 第一章は、「前世が見える」という人に教わった著者の前世の物語「わからない」、一度も訪れたことのない場所を精緻な妄想で描写する「ここ行ったことない」等、ヴァラエティ豊かなエッセイを集める。 第二章は、書評の意味を崩壊させてしまった伝説の朝日新聞連載「ベストセラー快読」、子供のころ猿のように繰り返し読んでいた本を今読んだらどうなるのか実験した「もう一度読んでみた」等、本にまつわる文章でまとめた。 さらに第三章として、キシモトワールドのエッセンスを凝縮したようなウェブ日記「実録・気になる部分」等、2000年代の「日記」を収録。いずれの章も、抱腹絶倒、奇想天外、虚実の境をまたぎ越す著者の真骨頂が堪能できる。 危険防止のため、電車の中では読むことをお控えください。 *********************** 店主コメント *********************** 翻訳家・岸本佐知子のこれまで単行本に収録されていなかったエッセイや書評、日記を一冊に凝縮。 独創的な視点で展開され着地点が全く予想できない文章は、異世界に飛ばされたかと思ったらいつの間にか現世に戻されている、そんな読後感。まさに「キシモトワールド」です。 「私が信号を赤で渡るわけ」というタイトルのエッセイでは、トルシエ監督にハマった過去を回想しながらフランスと自身のつながりを書き綴る。 そして「見たら殺す。絶対殺す。すぐ殺す。確実に殺す。これが私と彼らとのつき合い方だ。」という強烈な一文で始まる「彼ら」では、誰もが抱くであろう感情を端的に表現。さらには、旅雑誌に寄稿されたエッセイのタイトルが「旅ぎらい」などなど… 枠にとらわれない文章のオンパレード!
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恋愛の哲学
¥1,760
著者:戸谷洋志 発行元:晶文社 236ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 哲学は「恋愛」を語ることから始まった。 クズへの愛はなぜ成立するのか? なぜ私は愛されたいのか? 永遠の愛はどこまで続くのか? ――すべて哲学が答えます。 現代に流れる「ロマンティック・ラブ」の幻想を解体する驚愕の哲学入門!!! 紹介するのは、プラトン、デカルト、ヘーゲル、キルケゴール、サルトル、ボーヴォワール、レヴィナスの七人。彼らはそれぞれが違った仕方で人間と世界の関係を捉え、その人間観の中で恋愛(哲学)を論じている。恋愛とは何かを考えることは、そもそも人間とは何かを問い直すことを要求する。本書ではそれらを全体として再構成することで<恋愛>を広い視野の元で捉え直していく。 【目次】 はじめに 第1章 なぜ誰かを愛するのか?――プラトン 第2章 なぜ恋愛に執着するのか?――デカルト 第3章 なぜ恋人に愛されたいのか?――ヘーゲル 第4章 永遠の愛とは何か?――キルケゴール 第5章 なぜ恋愛は挫折するのか?――サルトル 第6章 女性にとって恋愛とは何か?――ボーヴォワール 第7章 なぜ恋人と分かり合えないのか?――レヴィナス おわりに *********************** 店主コメント *********************** 結婚へ至る過程こそが恋愛だとする「ロマンティック・ラブ」という恋愛観が、世の中では当たり前になっています。しかし、本書ではロマンティック・ラブを絶対的なものとはせず、恋愛を広い視野で捉えなおすことで豊かな関係性として理解しようとしています。 7人の哲学者の恋愛論を章ごとに紹介し、それぞれの哲学に沿った恋愛観を展開。随所で引用されている哲学者たちの難解な言葉も、著者が噛み砕いて解説してくれるので難なく読み進めることができると思います。 登場する哲学者は、プラトンやデカルト、ヘーゲルなど哲学界の大御所が中心。巻末の引用文献一覧も、哲学書の定番と言えるタイトルが並んでいるので哲学の入門書としてもオススメです。
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第一芸人文芸部 創刊準備二号
¥1,500
SOLD OUT
編集長:又吉直樹 編集部員:ピストジャム/ファビアン 発行元:ヨシモトブックス 284ページ 173mm × 108mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 又吉直樹率いる「第一芸人文芸部」のメンバーが集まり、又吉自身が編集長を務める文芸誌の創刊準備二号。執筆陣に前号の又吉、ピストジャム、ファビアンに加え、アキナ・山名、フルーツポンチ・村上、トニーフランク、赤嶺総理が参加している。 小説、書評、俳句、エッセイ、短詩など個性豊かな作品を収録。全284ページにもおよぶボリュームたっぷりの仕上がりになっている。 【目次】 ●月の裏側 又吉直樹 ●書評 ピストジャム ●ハチマキ 山名文和 ●俳句と散文 村上健志 ●ショートショートレストラン ファビアン ●歌詞とエッセイ トニーフランク ●分岐文 赤嶺総理
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第一芸人文芸部 創刊準備号
¥1,000
SOLD OUT
編集長:又吉直樹 編集部員:ピストジャム/ファビアン 発行元:ヨシモトブックス 130ページ 173mm × 108mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ピース・又吉直樹が率いる文学好き芸人が集う第一芸人文芸部。 そのメンバーが編集し、執筆する“遊び心と情熱の文芸誌”が誕生。「㐧一芸人文芸部」創刊準備号には、編集長の又吉が自由律俳句とエッセイ9本、部員のピストジャムが書評10本、ファビアンがショートショート5本を書き下ろした。又吉が芸人と文学について綴る編集後記も必読。全132ページにわたり、芸人と文学が遭逢する。 【目次】 ●自由律俳句とエッセイ 又吉直樹 ●書評 ピストジャム 「同志少女よ、銃を撃て」(逢坂冬馬) 「この部屋から東京タワーは永遠に見えない(麻布競馬場) 「あこがれ」(川上未映子) 「人間」(又吉直樹) 「月と散文」(又吉直樹) 「口訳 古事記」(町田康) 「ノルウェイの森」(村上春樹) 「限りなく透明に近いブルー」(村上龍) 「はーばーらいと」(吉本ばなな) 「三体」(劉慈欣) ●ショートショート ファビアン 「地球のねじ」 「オキノピ」 「マイナンバー」 「村の遺酒屋」 「ハンドメイド・ウエディング」
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歌集 宇宙時刻
¥2,200
著者:小関茂 発行元:点滅社 179ページ 188mm × 136mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 昭和期に活動していた謎多き口語自由律の歌人、小関茂。 彼が生前に遺した、諦念とニヒリズムに満ちた不思議な魅力を放つふたつの歌集をひとつにまとめて復刻。 栞(小冊子)付き、執筆者はphaさん、東直子さん、町田康さん。 【代表歌】 風が飛んでくる、風を裂いてゆけば、森の上のコンクリートタワー 自分がちっぽけにちっぽけになって歩いてるいちめんの麦の芽の中を なんといふたのしさだ、なんといふさびしさだ、なんといふ長い橋だ にんげんが原っぱの中から出てきたよ、みんなすゝき持ってこっち見たよ こんなことが、こんなことが、生きていることだったんだ。こんなことが 笑った。むざんにも笑った。弁解しないために俺は笑った 俺は俺に唾を吐きかけた。だがやっぱり俺を抱きしめていた 俺はあぶなく茶碗をわるとこだったので、窓から茶をぶちまけた ヨーヨーをやってみた。誰も満足に出来ないのでみんなそれで満足した 橋のむこうを見ていたが、そうだ、幾年も俺はふせぐことばかり考えてきた ひとりでに頭を低れ、だれにとも知らず、ただゆるされたいとねがう おまえそれは何かを捧げ尽くそうとして捧げきれなかった悲しみなのか 一人の俺は野垂れ死んで夜通し唄っていたばかの方は生きてるらしいな 夢も見ずに眠れるんだからそりゃたしかに悪はしてないんだね 三年間食うや食わずでためたのに殖産金庫でフイでさと豆腐やは笑う おやここにも腰ぬけ人生よしなよ坊やと手をふる親父もインテリか 意味もなく一本のマッチ燃えるまで見ているというそれだけのこと 愛とか恋とか生活とかいってもしょせんは餌と子孫のための五十年です 猫にもノイローゼがありまして家の餌よりはごみためが好きなんです こんな夜も人工衛星は回っているのねうん彼も自然の一部になったからね 煙草の火をじっと凝視めることもある人が見てなきゃ硝子ぐらい割るさ
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死のやわらかい
¥1,650
著者:鳥さんの瞼 発行元:点滅社 96ページ 195mm × 125mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 死」を誰よりも愛し、向き合い、見つめ続ける歌人の第一歌集。 【収録歌より】 巻き貝のなかを明るくするように母は美大はむりよと言った 会うことのなかった四羽の心臓が一つに刺されて完成している 死ぬことが悲しいだけでなかったこと 落ちて初めて燃ゆ流れ星 【栞(小冊子16p)】 林あまり『若草の香り』 岡本真帆『「むりよ」が連れてきた明るさ』 東直子『命に旗を立てる』 【装丁】名久井直子 「……心をつくして死と向かい合い、命をかみしめ、生きていることを味わう。いつか必ずやってくる死をゆっくり受け入れるための心の器としての歌なのだろう。」 東直子(栞文より) 【目次】 鳥 棺 速度たち 虹 心の理論 貝殻 乱暴さについて 優しさについて 遅れる 行き先はたいてい二つ し 電子レンジ 皮膚 提供 容易にエンジェル 食べものは 大丈夫 流れ星 やばピ もう来ない友人 ケージ 安らぎがあってほしい てのひら メランコリア 少し暖かい曇りの日 夜のぬるい いつか 憶えていないものたち
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又吉直樹マガジン 椅子
¥1,018
SOLD OUT
編集長:又吉直樹 編集:浅井茉莉子/森山裕之 発行元:ヨシモトブックス 64ページ 257mm × 181mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 又吉直樹が初めて編集長を務める雑誌『又吉直樹マガジン 椅子』。 椅子が好きだという又吉が、様々な視点で「椅子」を切り取る企画を立案・ディレクションした。同誌では相方の綾部祐二をはじめ、吉岡里帆、柄本明、壇蜜が街中で椅子と絡む様子を捉えたグラビアや、又吉との座談会を収録。さ らに又吉が原稿用紙20枚に椅子にまつわる思い出を綴った書き下ろしのエッセイ『椅子をめぐる自叙伝』、又吉が考案した理想の椅子を制作するルポ、大橋裕之による漫画などが全64ページにわたって収められる。寄稿者には苫野一徳、せきしろ、西木ファビアン、赤嶺総理、難波麻人も名を連ねる。 グラビア・座談 又吉直樹/吉岡里帆/柄本明/壇蜜/綾部祐二 寄稿 又吉直樹/苫野一徳/せきしろ/西木ファビアン/赤嶺総理/難波麻人 詞 世田谷ピンポンズ 漫画 大橋裕之
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毎日のことこと
¥1,980
著者:高山なおみ 発行元:信陽堂 192ページ 166mm × 116mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 暮らすこと、食べること、季節のこと からだの奥でおぼえているちいさな「ことこと」を大切にひらく36のエッセイ。 「この本には、2021年の春からはじまる季節が三めぐり分収められています。慣れ親しんだ東京を離れてのひとり暮らしはまだ心もとなく、それでも月日を重ねるごとに、私の気持ちは少しずつ外に向かって開かれていきます。その間、世のなかでもさまざまなことが起こりました。ひさしぶりに読み返してみたら、そういうことも文の呼吸に表れていて、なるほどなあと思いました。」 料理家でたくさんの著作もある高山なおみさんが、遠くに住む友だちに宛てた手紙のように、神戸での暮らしを3年にわたり綴ったエッセイ集です。 2021年4月〜24年3月、神戸新聞の連載を一冊にまとめました。 【目次】 モビールの鳥 ミルクパンを磨く 雨とアイロン 夏のはじまり 夏休みの坂道 夏休みの思い出 朝の散歩 ディルの苗 六甲の冬 3人のお正月 「ふくう食堂」 三年前の日記 朝の楽しみ 植物の先生たち ネズミモチの垣根 懐かしいメール 幼い自分との再会 夏の終わりの旅 今年初めての栗 神戸の晩秋 ある日の日記から 三年ぶりの帰省 雪じたく 早起きの理由 北九州の家族 みどりのあらし 富良野の友より 古い冷蔵庫 夏休みの国 冷蔵庫が来た日 展覧会の日々 「sana village」 生きている感じ ラジオの声 新しい挑戦 パソコンのない一日 おわりに
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二人のデカメロン
¥1,000
著者:青木真兵/柿内正午 80ページ 182mm × 122mm ソフトカバー *********************** 発行元紹介文より *********************** 奈良県で人文系私設図書館ルチャ・リブロを構える青木真兵、東京で会社員をやりつつ文筆を行う柿内正午。 80年代生まれと90年代生まれ。山村とシティー。年代も生活の拠点も離れた二人は友達同士。この本には二人のおしゃべりの記録とエッセイがふたつずつ収められています。 考え方の癖も、こだわりの偏りも、文章の臭みも、お互いまったく違っている。そのような違いを特に均すわけでもない。おのおの好き勝手にやった結果、なかなかいい感じの本ができたのではと自負しています。ここにあのは大袈裟な対決でも、共闘でもない、ただのおしゃべりです。同じ方向を向いているようなないような、噛み合っているようないないような、でもお互いに真剣に相手の話を聞き、大真面目に自分の話したいことを言っているように見える。 マイペースを貫きつつ、不思議と気遣いにあふれたいい湯加減のやりとりを読めば、なんだかいい塩梅になるようなならないような。ぜひゆるりとご一読ください。 【目次】 はじめに 対談 自己は薄いが、クセが強い 青木真兵 源泉は生き物の部分 『ランボー』が教えてくれたこと 柿内正午 声と文字 対談 読む生活・書く生活・喋る生活 青木真兵 ピュシスを頼りに生きていく もう一つの『ベイブ論』 柿内正午 レッスルする演技 おわりに
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『ベイブ』論 あるいは「父」についての序論
¥1,200
著者:柿内正午 発行元:零貨店アカミミ 88ページ 173mm × 105mm ソフトカバー *********************** 発行元紹介文より *********************** 映画『ベイブ』を丹念にみつめることで、『現代における父性とはどのようなものであるべきか』という大きな問いに挑む。 映画論であり文学論。批評的な方法で思考する社会派エッセイ。 【目次】 はじめに 映画館までの道のり Chapter1.『ベイブ』論 とある映画館での上映の記録 序幕 豚ってたしかにバカだよ 世の理 罪と罰 豚はとびきり美味しいお肉 自分は犬だと思い込んでいる豚 牧羊豚 とても悲しい日 運命の豚 Chapter2.あるいは「父」についての序論 映画館の近くのカフェで 男って確かにバカだよ 優れた脚色と継承されなかった潜勢力 世の理 人間主義の彼岸に擬態した人間主義 おいしい豚肉から牧羊豚へ 階級 悲しき「父」と「子」の行方 暴力と開拓 運命をどのように書き換えるか 「That'll do.」 おわりに 「まだ世界が終わったわけじゃない」
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誕生日のアップルパイ
¥2,420
著者:庄野千寿子 発行元:夏葉社 224ページ 190mm × 150mm 仮フランス装 *********************** 出版社紹介文より *********************** 庄野潤三(1921-2009)が残した小説のほとんどには、作家の家族が登場します。 彼らは明るく、快活で、ユーモア精神にあふれ、ときに作家に小説の話題を提供し、ときに小説の主人公となります。子どもたちの生命力があふれる初期の作品もいいですが、老夫婦日々を描いた晩年の連作もまた、庄野文学の大きな魅力といっていいと思います。なかでも、作家の生活を陰でささえる千寿子夫人(1925-2017)は、連作のなかで特別な存在です。 本書はこれまで発表されてこなかった千寿子夫人から長女夏子さんへの書簡です。手紙をいろどるたくさんの料理と、娘への感謝の気持ちを綴った数々の手紙は庄野潤三の文学そのもので、読んでいるこちらも幸せな気持ちになります。手紙は昭和 48 年に始まり、作家が亡くなった 2009 年に終わります。日々のよろこびを反芻するために綴った、家族の些細な記録は、庄野文学を読み解くヒントであり、同時に、毎日の生活を楽しむためのヒントになっています。 *********************** 店主コメント *********************** 嬉しいことがあったら喜びが減らないうちにお礼の手紙をしたためる。 この本は、そのような信条のもとに書かれた130通の手紙を収めた書簡集です。 小説家・庄野潤三の妻として夫の創作活動を支えた千寿子夫人が、実家を離れて暮らす長女へ宛てた手紙は日常のさまざまな喜びにあふれています。そして、小説の作品世界と地続きになっているような家族風景を見ることができます。 新鮮な喜びに満ちた瑞々しい文章は、庄野作品を知らない読者の日常にも彩りを与えてくれるはずです。
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世界の適切な保存
¥1,870
著者:永井玲衣 発行元:講談社 288ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ロングセラー『水中の哲学者たち』で話題沸騰! 対話する哲学者・永井玲衣、待望の最新刊! 見ることは、わたしを当事者にする。 共に生きるひとにする。 世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。 この世界と向き合うための哲学エッセイ。 わたしはどうやら、時間が流れていくにしたがって、 何かが消えるとか、失われるとか、忘れられるということがおそろしいらしい。 ここに書かれたもの。その何倍もある、書かれなかったもの。 でも決してなくならないもの――。 生の断片、世界の欠片は、きかれることを待っている。じっとして、掘り出されることを待っている。
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パトリックと本を読む 絶望から立ち上がるための読書会
¥2,860
著者:ミシェル・クオ 訳者:神田由布子 発行元:白水社 393ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 人生と社会のどん底から抜け出すための読書会 罪を犯したかつての教え子を救うために何ができるか。読書の喜びを通して、貧困からくる悪循環にあえぐ青年の心に寄り添った法律家の記録。 ハーバード大学を卒業した著者は、ロースクールへ進む前に、アメリカ南部の最貧地域の町で2年間、ボランティアの教師となることを決める。だが、劣悪な環境で育った黒人の生徒たちに読書を通じて学ぶ楽しさを教え、誇りを持たせたいという著者の理想は、最初からつまずく。読書以前に、生徒たちの読み書き能力は年齢よりはるかに劣っていたのだ。自治体に予算がなく人々に職のない小さな町で、生徒は将来を思い描けず、学校は生徒を罰することしか考えていない。それでも著者の奮闘の甲斐あって生徒たちは本に親しみはじめるが、当局の方針によって学校が廃校になってしまう。 ロースクールへ進んだ著者はある日、もっとも才能のあった教え子、パトリックが人を殺したという知らせを受ける。数年ぶりの彼は読み書きもおぼつかず、自分が犯した過ちに比べて重すぎる罪に問われていることが理解できていなかった。かつての聡明さを失った姿に衝撃を受けた著者は、拘置所を訪ねてともに本を読むことで、貧困からくる悪循環にあえぐ青年の心に寄り添おうとする。同時にそれは、ひとりの教師・法学生の自己発見と他者理解をめぐる、感動的な記録ともなった。 【目次】 序章 第一部 第1章 ア・レーズン・イン・ザ・サン 第2章 自由に書いてみる 第3章 次は火だ 第二部 第4章 イワン・イリイチの死 第三部 第5章 罪と罰 第6章 ライオンと魔女と衣装だんす 第7章 天の衣を求める 第8章 フレデリック・ダグラス自叙伝 第9章 有罪の答弁 第10章 晩春のポーラに 第四部 第11章 イースターの朝 参考文献 謝辞 訳者あとがき
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あきらめない政治 ジャーナリズムからの政治入門
¥1,760
著者:鮫島浩 発行元:那須里山舎 186ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** いま、もっとも注目される政治ジャーナリスト 鮫島浩の「政治入門書」 朝日新聞政治部記者時代から独立系政治メディアのSAMEJIMA TIMES設立まで、生々しい現場取材から得られた政治の世界を誰にでもわかる言葉で語るロングインタビュー。 豊富な政治家取材経験から導き出される「政局論」から「政治の未来像」まで。 ここに込められている思いは、左右イデオロギー対立から、上下対立(上級国民VS下級国民)へもちこむこと。政治をあきらめている有権者5割の人々が希望をもって生きられる社会をつくることができるように、あきらめない政治への転換を目指すこと。 【目次】 はじめに 第一章 ジャーナリスト鮫島浩の原点とは シングルマザー世帯が原点 エッセイ【尾野真千子主演の映画「茜色に焼かれる」から私に届いたコメント依頼】 アンチ東京というもうひとつの原点 マスコミ志望ではなかった就活 エッセイ【なぜ私は新聞記者になったのか〜「記者は他人の人生を書く。主役になれない」と問われて】 「鮫島政治塾」とは政治のエンタメ化 エッセイ【政局の読み方を伝授する『鮫島政治塾』を開催します!現在進行中の政局を題材に学ぶ双方向型イベントを9月4日に渋谷で!オンライン参加も大歓迎】 第二章 政治における「事実」について 政治における「事実」とは 「事実」をめぐる政治取材現場 「3・11東日本大震災」とジャーナリズム コロナパンデミック下での報道はどうなのか エッセイ【「3月13日からマスク着用は個人に委ねる」という政府方針とマスコミ報道の根本的な「大間違い」】 エッセイ【『ワクチン「副反応死」にようやく補償第一号〜ワクチン接種のリスクを黙殺して「国策」の旗を振ってきた政府・専門家・マスコミの共同正犯』】 第三章 政治における「政局」とは 政局について 民主主義と立憲主義 政局について 多数派工作ということ 政局について 人間性悪説に立つ 政局について 政治はどんくさくてかっこ悪いほうがいい 政局記者はいるが政治記者はいないか? 政局報道は当てないとダメ 政治家にだまされない力 「説明責任」という欺瞞 第四章 政党について考える 自由民主党とは何か 自由民主党とは何か 「国対政治」の本質と変遷 自由民主党とは何か 小選挙区制になって変わったところ 民主党とは何だったか 政権交代の意味はあるのか 民主党政権はなぜ失敗したか 二大政党制から多党制へ そして上級国民VS一般大衆へ エッセイ【新聞記者やめます。あと33日!『「野党全勝」で浮かれる事なかれ。肝心の投票率が上がってません!』サメジマタイムズより(多党制という提言)】 エッセイ【新聞記者やめます。あと56日!「左右対決」から「上下対決」へ転換せよ!〜「なぜ野党の支持率はあがらない?」にお答えします】 山本太郎、泉房穂そして政権交代へ エッセイ【泉房穂コールは起きるか?「救民内閣構想・7つのステップ」の可能性と課題〜決定的に重要なのは「圧倒的な総理大臣候補の登場」だ!】 政治世界における「官僚」とは 第五章 日本の上下対立・外交・地方政治そして政治ジャーナリズムの未来へ 日本の階級構造と政治 衆議院と参議院をどうする 日本政治における外交は「すべて!アメリカ寄り」 アメリカ目線で世界をみると誤る 竹中平蔵政策の功罪 財務省権力を脱するために 脱・東京一極集中から地方政治の可能性 新聞ジャーナリズムに未来はあるか フェイクニュースをどう考える 政治とは何? あとがき
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ぼくは川のように話す
¥1,760
著者:ジョーダン・スコット 絵:シドニー・スミス 訳者:原田勝 発行元:偕成社 42ページ 260mm × 240mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「朝、目をさますといつも、ぼくのまわりはことばの音だらけ。そして、ぼくには、うまくいえない音がある」 苦手な音をどもってしまうぼくは、クラスの朝の発表でもまったくしゃべることができなかった。放課後にむかえにきたお父さんは、そんなぼくを静かな川べりにつれていって、ある忘れられない言葉をかけてくれた。 吃音をもつカナダの詩人、ジョーダン・スコットの実体験をもとにした絵本。 デビュー以来、作品を発表するごとに数々の賞を受賞して注目を集めるシドニー・スミスが、少年の繊細な心の動きと、父親の言葉とともに彼を救ってくれた美しい川の光景を瑞々しいタッチで描いている。 *********************** 店主コメント *********************** 単調なサイクルを繰り返しているように見える自然も、よく観察してみると不規則で偶発的な現象が繰り広げられている。そのような自然の魅力は、人の個性にも見出すことができるかもしれません。
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J・ディラと《ドーナツ》のビート革命
¥1,980
著者:ジョーダン・ファーガソン 訳者:吉田雅史 発行元:DU BOOKS 256ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** Q・ティップ、クエストラヴ、コモンほか 盟友たちの証言から解き明かす、天才ビートメイカーの創作の秘密。 地元デトロイトのテクノ~ヒップホップシーン/スラム・ヴィレッジ結成/ Q・ティップ(ア・トライブ・コールド・クエスト)との出会い/ソウルクエリアンズでの制作秘話、同志マッドリブとの邂逅/そして病魔と闘いながら作り上げた《ドーナツ》まで、 32歳の若さでこの世を去った天才ビートメイカー、J・ディラが駆け抜けた短い生涯とその音楽に迫る。 日本語版のみ、自身もビートメイカーとして活動する本書訳者・吉田雅史による解説(1万2千字)&ディスクガイドを追加収録。 【目次】 序文 文:ピーナッツ・バター・ウルフ 第1章 Welcome to the Show――《Donuts》の世界へようこそ 第2章 The Diff'rence――デトロイト・テクノからヒップホップへ 第3章 Hi――スラム・ヴィレッジ結成 第4章 Waves――ビートメイキングは連鎖する 第5章 Stop!――批評とは何か? 解釈とは何か? 第6章 The Twister (Huh, What)――グループからソロへ、デトロイトからLAへ 第7章 Workinonit――車椅子の偉大な男 第8章 Two Can Win――「これはハイプではない」 第9章 Geek Down――ビートを通して死に触れる 第10章 The New――ディラ流「晩年のスタイル」 第11章 Bye――《Donuts》という永遠の環 解説――《Donuts》をよりおいしく味わうために ディスクガイド A-side ディラ・ビーツの基本を知る10枚 B-side ディラ・ビーツの深層に触れる10枚
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電車のなかで本を読む
¥1,760
SOLD OUT
著者:島田潤一郎 発行元:青春出版社 200ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 良いと思うものだけを刊行してきた、ひとり出版社・夏葉社の代表が、これまでに読んできたなかから、自分の体験をまじえつつ、珠玉の49冊を紹介します。著者は、鬱屈としていた20代、すがるように本を読みました。本のなかには、自分と同じように、思い通りにいかない人生にもがいている人がいたり、自分の狭い考えを広げてくれる先達がいました。本書は、高知新聞別刷り「K+(ケープラス)」に連載された選りすぐりの寄稿文を加筆・修正し、さらに書き下ろしを3編加えました。 「ぼくは電車のなかでは原則、スマホを見ずに、本を読んでいました。そうすると、だいたい1週間で1冊本が読めて、年間で50冊本が読めました。10年電車で本を読めば500冊もの本が読めます。それは間違いなく、人生を豊かにしてくれます」(著者)。 誰かの人生を支える本を作りたいと願う著者が、読書の素晴らしさを伝えます。
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デレク・ジャーマンの庭
¥4,180
著者:デレク・ジャーマン 写真:ハワード・スーリー 訳者:山内朋樹 発行元:創元社 237mm × 173mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 不朽の名作 『Derek Jarman's Garden』が、 製版のデジタルリマスターにより、 約30年ぶり待望の新訳復刊! 〈没後30年記念出版〉 * 映像作家デレク・ジャーマンの 詩的でクィアな庭づくり 〈庭の生と死が、いつしか 「ぼく」の生と死を映し出す——〉 * 1994年、AIDSでこの世を去った 映像作家のデレク・ジャーマン。 彼は晩年、イギリス南東部の最果ての岬、 原子力発電所にほど近いダンジネスに移り住む。 死の直前まで慈しみ育て続けた プロスペクト・コテージの庭は、 いつしか彼の生と死を映し出し——。 写真家ハワード・スーリーの 美しい写真とともに綴られる、 ジャーマンの穏やかな日々と 秘められた激情。 庭や植物、友人たちや恋人たち、 自身の病と死について—— 生前最後のエッセイを、 美学者であり庭師でもある訳者によって、 ついに新訳復刊!
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私的コーヒーA to Z
¥1,100
著者:木村衣有子 発行元:はるあきクラブ 46ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 掌編小説やエッセイ、短歌で表現されたコーヒーにまつわるエトセトラ。 アルファベット順に26篇が収められています。 コーヒーのお供にちょうど良いリトルプレスです。 【目次】 A 愛とかいうのじゃなくて/ai B 本/book C マグカップ/coffee mug D ドリップ/drip ・・・ほか
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驚嘆!セルフビルド建築 沢田マンションの冒険(ちくま文庫)
¥1,320
SOLD OUT
著者:加賀谷哲朗 発行元:筑摩書房 308ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 他に類を見ない巨大セルフビルド建築、沢田マンション。日本版サグラダファミリアとも称されるこの建物がどのように継ぎ足しながら作られ、いかに住民に使いこなされてきたのか。4階に釣堀、5階に水田が広がり、屋上の自家製クレーン、謎の地下室、お座敷バスまである建築物の魅力に迫る。住民主催の沢マン祭りなどコミュニティとしての魅力も! 【目次】 01 沢田マンションという建築物(沢田マンションのココがすごい!沢田嘉農さんって何者?) 02 沢田マンションの歩き方―沢マンを読み解く13のキイワード(構築のシンボル沢マン柱ガイド 世界に繋がる角出し建築 ほか) 03 沢田マンションに暮らす人々と生活(沢マンEXPO開催!受け継がれる沢マン文化 ほか) 04 沢田マンション図面集成(南立面図平面図 ほか) *********************** 店主コメント *********************** 「沢田マンション」は高知県に存在するセルフビルドの集合住宅。入居者がいる中でも増改築をくりかえしたという、まさに日本のサグラダファミリア。オーナー家族が独学で造り上げた常識外れの建築物を、著者が建築家の目線でわかりやすく解説します。 オーナーの思いつきによって生み出された構造が、空間や住民たちに与えるプラスの効果が面白いです。さらには考現学的、あるいはトマソン的な味わい深さまで含んでいる。「沢マン」の魅力が余すところなく紹介された一冊です。
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弘前多譚
¥2,200
著者:世良啓 発行元:北方新社 263ページ 210mm × 148mm ソフトカバー ~まえがきより~ タウン誌「弘前」に連載を始めて、今年で10年です。 最初の締切が4月上旬で、震災からまだ1ヶ月も経っていませんでした。 それから毎月休まずに10年、これはその120回分の記録です。 私が初めて出す「本」は、積もり積もった10年の時間そのものになりました。 ですからなるべく加筆・修正しないで、かわりに今思うことを各回に小さくコメントしてみました。あれから変わってしまったこと、変わらなかったこと、忘れてしまったこと、忘れられないこと、いろんなことがありましたね。 私の10年はこんな風でした。あなたは、どんな10年でしたか。 ~店主コメント~ 弊店にも度々お越し頂いている世良啓さんのエッセイ集です。 巻末の索引に列挙された名称は地元にまつわるものから文学、サブカルまでと幅広い。 けれども、いろんな意味で弘前が詰まっている本。 著者の旺盛な好奇心と弘前愛が伝わる1冊です。
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実験と回復
¥1,600
著者:僕のマリ 発行者:僕のマリ 114ページ 182mm × 128mm ソフトカバー *********************** 発行者紹介文より *********************** 2023年4〜9月の半年間の記録です。 商業出版、自費出版、トークイベント、一週間ごとに発熱する身体……転がるような日々を送りながら、ずっと患っていた心の不調と向き合います。幸せとは、結婚とは、家族とは。自分が嫌だと思っていること、怖いと思うこと、そんな感情の機微を毎日書き続けて、ひとつずつ検分してきました。自分のなかで半ば負担に感じていた、家族という呪いについての答えが、やっとわかってきた気がします。 114ページ収録、装画作品はタカヤママキコさんです。
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神様のいる街
¥1,760
著者:吉田篤弘 発行元:夏葉社 128ページ 176mm × 120mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 著者の自伝的エッセイ。なにももたなかった若者が、神保町と神戸のふたつの街に惹かれ、あてもなく歩き回る。そこで発見したいくつかのこと。 幻の処女作『ホテル・トロール・メモ』を収録。