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反=恋愛映画論 『花束みたいな恋をした』からホン・サンスまで

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著者:佐々木敦/児玉美月
発行元:Pヴァイン
272ページ
188mm × 128mm ソフトカバー

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 出版社紹介文より
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無声映画時代の名作から最新のヒット作まで、恋愛/映画の苦手な二人が縦横に語りあう、一風変わった恋愛映画論!

無声映画の時代から現在にいたるまで、数知れず制作されてきた恋愛映画。
そこに描かれる恋愛像はさまざまな形で時代が反映されてきました。
理想とされる恋愛観とそれに対するカウンター。ジェンダーにまつわる多様性と当事者性――無声映画時代の名作から最新のヒット作まで、ジャンルを横断して活動する「思考家」と気鋭の「映画執筆家」が縦横に語り合う、新時代の恋愛映画ガイドが登場!

【目次】
反=恋愛映画宣言(佐々木敦)

「映画の恋」と「映画への恋」(児玉美月)

第一章 リアリティと作為性――二〇一〇年代の日本映画
花束みたいな恋をした/寝ても覚めても/愛がなんだ/本気のしるし/宮本から君へ/きみの鳥はうたえる/そこのみにて光輝く/彼女がその名を知らない鳥たち/溺れるナイフ/永い言い訳

第二章 多様化する恋愛像――二〇一〇年代の外国映画
キャロル/ハーフ・オブ・イット/はちどり/マリッジ・ストーリー/テイク・ディス・ワルツ/ロブスター/ラブストーリーズ/君の名前で僕を呼んで/ブルーバレンタイン/お嬢さん/ムーンライト

第三章 恋愛映画の巨匠?――ホン・サンス
逃げた女/それから/あなた自身とあなたのこと/川沿いのホテル/カンウォンドのチカラ/次の朝は他人

第四章 クリシェとそれを超えるもの――キラキラ青春映画
君の膵臓をたべたい/四月は君の嘘/恋と嘘/好きっていいなよ。/今日、恋をはじめます/オオカミ少女と黒王子/orange-オレンジ-/殺さない彼と死なない彼女/私がモテてどうすんだ/かぐや様は告らせたい

第五章 肉体と精神/リアルとフィクション――ドロドロ性愛映画
(秘)色情めす市場/愛のコリーダ/火口のふたり/愛の渦/性の劇薬/ニンフォマニアック/トーク・トゥ・ハー/倦怠/ラブバトル/アイズ ワイド シャット

第六章 「恋愛/映画」に惹かれるもの――オールタイム・ベスト恋愛映画・日本編
乱れ雲/悶絶!!どんでん返し/ドレミファ娘の血は騒ぐ/トカレフ/あなたがすきです、だいすきです/2/デュオ/unloved/ともしび/ある優しき殺人者の記録/れいこいるか/カルメン純情す/美しさと哀しみと/風たちの午後/戦場のメリークリスマス/undo/渚のシンドバット/贅沢な骨/blue/Dolls/NANA

第七章 「恋愛/映画」に惹かれるもの――オールタイム・ベスト恋愛映画・海外編
天国は待ってくれる/忘れじの面影/心のともしび/突然炎のごとく/白夜/ママと娼婦/カルメンという名の女/牯嶺街少年殺人事件/トロピカル・マラディ/アンナと過ごした4日間/都会の女/13回の新月のある年に/ポンヌフの恋人/ブエノスアイレス/ピアニスト/ドリーマーズ/恍惚/スプリング・フィーバー/詩人の恋/燃ゆる女の肖像

第八章 恋愛映画の現在――二〇二二年の新作
アネット/イントロダクション/あなたの顔の前に/チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい/愛なのに/猫は逃げた/TITANE チタン/リコリス・ピザ

恋愛映画崩壊前夜(児玉美月)

恋愛映画から遠く離れて(佐々木敦)

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