地形散歩のすすめ 凸凹からまちを読みとく方法
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著者:新之助
発行元:学芸出版社
192ページ
210mm × 148mm ソフトカバー
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出版社紹介文より
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高低差、坂道、断層、暗渠、スリバチ、アースダイバー…。
凸凹視点でまちを歩けば、自然と人間の織り成す壮大なドラマが見えてくる!ブラタモリ案内人も務めた地形散歩の達人は、どんなことを考え、何に注目しながら地形を楽しんでいるのか?どこのまちへ行ってもすぐに使える地形散歩の一般教養を詰め込んだ、初の入門書。
【目次】
はじめに
第1章 「地形散歩」は町の魅力を読みとく学び場
「地形散歩」のすゝめ
地形の変化から町の景観や歴史を楽しむ
タモリさんから学ぶ「地形散歩」の楽しみ方
目の前の石ころに日本列島誕生のドラマを観る
人と自然との関わりが、町をつくっている
第2章 「都市」で楽しむ“地形散歩”
上町台地と熱田台地 宮殿や城郭がつくられた交通の要衝
武蔵野台地 無数の谷が織り成す地形散歩のパラダイス
スリバチ地形 凸凹が生み出す素敵な景観
坂道 「いい坂道」の条件
アースダイバー 古代の海岸線をたどる
暗渠 町にひそむ迷路とラビリンス
第3章「山地」がつくる地形
山 なぜそこに山があるのか
V字谷 川と大地のドラマがここから始まる
滝 滝は後退する
扇状地 暴れた川の跡を見渡す
伏流水① 京都伏見の水 水が変われば酒も変わる
伏流水② 灘の宮水
地溝盆地 断層と断層の間に生まれる街道と集落
断層崖 崖を見れば断層を疑え
バッドランド 花崗岩の風化が生む「悪地」
第4章「河川」がつくる地形
ゼロメートル地帯 防潮堤で成り立つ暮らしと地盤沈下
三角州 新田開発された平野に残る島地名
中洲 川と川の間で高潮と闘う
河岸段丘 川の働きが生んだ自然景観
天井川 川床と堤防の高さ比べ
自然堤防と後背湿地 微高地の集落と低地に広がる水田
遊水池 一度埋めたものをまたつくる人間たち
第5章 「海岸」がつくる地形
砂州 人間に多くの恩恵をもたらす地形
海食崖と波食棚 都市にのこる海だった頃の痕跡
海成段丘 内陸部にも残る海がつくった崖
砂浜海岸 砂浜の減少と治山・治水
第6章 「火山」由来の地形
花崗岩 信仰の対象となった山頂の巨石群
安山岩・サヌカイト 古代人のネットワークを感じる
凝灰岩 地表の地獄が絶景を生む
玄武岩・柱状節理 火山が生んだ奇勝地
第7章 「地形」と人の暮らし
古道① 直線を志向した古代と近代と道
古道② 旧街道は自然地形にそってできている
古墳 古代の外国使節の目で見れば
水車 エコな動力源で生まれた産業
「地名」は土地の記憶
水との暮らし
石切場跡① 大坂城と天下普請
石切場跡② 古墳時代の人の息吹を感じる
温泉 湯治場から観光地へ、地球の奇跡
環濠集落 自然地形を活かした防御施設に乱世の痕跡を探す
おわりに 書を捨てよ、凸凹を歩こう
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