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日本人が移民だったころ

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著者:寺尾紗穂
発行元:河出書房新社
200ページ
195mm × 135mm ソフトカバー

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  出版社紹介文より
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日本はかつて国策として移民を推奨する「移民送り出し国」だった。沖縄からパラグアイまで開拓地をめぐり、戦争に翻弄された労働者たちの声を拾い集める、聞き書きルポルタージュの決定版。

【目次】
まえがき
父のいない戦後  札幌・平尾富士子さん
台風と格闘した開拓  種子島・中川博司さん
遊水地に拓いた未来  我孫子・玉根康徳さん
PTSDを呼び起こされる戦後  那覇・上原和彦さん
死亡も補償も認められない 一六歳の兄の戦死  那覇・阿良光雄さん
靖国に祀られた母  札幌・野村武さん
パラグアイからアルゼンチンへ  埼玉・鈴木光さん
除草剤入らなかったらつぶれてた  パラグアイ・フラム 溝際孝市さん
二つの大和村を生きた夫  パラグアイ・エンカルナシオン 中村博子さん
移民の子が大使になった  パラグアイ・フラム イサオ・タオカさん
あとがき

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