ひとが詩人になるとき
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著者:平川克美
発行元:ミツイパブリッシング
268ページ
188mm × 128mm ソフトカバー
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出版社紹介文より
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詩を書くことで、ひとは詩人になる——
言葉が蹂躙される時代に放つ、極私的詩人論。詩人に憧れながら実業家として半生を歩んだ著者が、幾度となく読み返してきた作品を再考察。なぜ、彼ら彼女らは詩人になったのか、その謎に迫る。「言葉が鍛えられる場所」シリーズ、待望の第3弾。
【目次】
第1章 堀川正美
新鮮で苦しみ多い日々
第2章 黒田三郎
場違いな場所で途方に暮れているひと
第3章 茨木のり子
彼女がひとりで立っていた場所
第4章 小池昌代
欠如という存在感
第5章 黒田喜夫と「列島」の詩人たち
革命の知らせはついに届かず
第6章 友部正人
倫理的な吟遊詩人
第7章 清水哲男と清水昶
際立つ個性が描いた双曲線
第8章 北村太郎
敗者の直喩
第9章 下丸子文化集団
工場の町に生まれた詩
第10章 小田嶋隆
誰よりも詩を憎んだ男が愛した詩
第11章 伊藤比呂美
現代の言文一致
第12章 鶴見俊輔
この世界を生き延びるための言葉
第13章 寺山修司
虚構が現実を越える瞬間に賭ける
第14章 石垣りん
生活者の芯
第15章 吉本隆明と立原道造
硬質な抒情の前線
第16章 批評的な言葉たち
言葉の重奏性をめぐって
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