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クラクラ日記(ちくま文庫)
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著者:坂口三千代
発行元:筑摩書房
368ページ
文庫判 148mm × 105mm
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出版社紹介文より
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敗戦の衝撃に茫然自失する戦後世界をランニング・シャツにパンツ一枚で走りぬけた男―坂口安吾。彼は一時期“戦後”の象徴だった。「堕落論」「安吾巷談」などで戦後文壇をはなやかにいろどり、やがてアドルム中毒のすえ狂気に追いこまれていく…。
孤独の人安吾を捨身で支え、看護し、さまざまの事件の後始末に奔走した妻の座から、愛と悲しみをもって描き切った異能の作家の回想記。
【目次】
闇市にて
新生活
チャプスイの味
闘病記
かりの宿
生まれなかった子供
競輪事件前後
犬・ゴルフ・遠足
ついの棲家で
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店主コメント
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作家・坂口安吾の妻・坂口三千代が、夫に連れ添った日々を綴った回想記。
安吾が自身の著作で見せる聡明な文章とは対称的に、私生活では破天荒なエピソードが多いです。妻の三千代の眼をとおして見えてくる彼の姿には、純粋さと不器用さが感じられます。度重なるトラブルで周囲に迷惑をかけながらも、檀一雄ら友人作家が安吾を見放さなかったのはその純粋さ故ではないでしょうか。
安吾の魅力の魅力と共に三千代の良妻ぶりも伝わってくる名エッセイ。
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