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ちゃぶ台10 特集:母語ボゴボゴ、土っ!
¥1,980
SOLD OUT
発行元:ミシマ社 184ページ 189mm × 149mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 特集:母語ボゴボゴ、土っ! 国家や学校からあたえられた「母国語」ではなく、 もっとのびやかで、固有の、血の通ったことば 「母語」の力を信じて―― ウスビ・サコさんインタビュー「サコ先生、『母語』ってなんですか?」、土井善晴さんによる随筆「料理する動物」、伊藤亜紗さん論考「会議の研究」、津村記久子さんエッセイ「オブラートは永遠に」など…、生活や生き様、創作の根底に流れることばに光を当てた、生活者のための総合雑誌。 【目次】 益田ミリ「英語と私」(エッセイ) ウスビ・サコ「サコ先生、『母語』ってなんですか?」(インタビュー) 津村記久子「オブラートは永遠に」(エッセイ) 伊藤亜紗「会議の研究――話に花が咲く」(論考) 三好愛「近寄りたいのに」(絵と言葉) 斉藤倫「クリップの王さま」(児童文学) いしいしんじ「こんにちは」(小説) 齋藤陽道「恩言語を宿らせる」(フォトエッセイ) 土井善晴「料理する動物」(随筆) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリーPART9」(漫画) 藤原辰史「民草論――山崎佳代子の言葉に触れて」(論考) 作・益田ミリ/絵・平澤一平「秋田犬 AKITAINU」(漫画) 書店、再び共有地(レポート) SANJO PUBLISHING〈新潟・三条〉 本屋ルヌガンガ〈香川・高松〉 中村明珍「ボゴ・ダンス――日本語の話者としての」(エッセイ) 宮田正樹「土と私のあいだ」(インタビュー) 滝口悠生(小説) 内田健太郎「はじまりの言葉」(エッセイ) 寄藤文平「未来の描き方 その4」(絵と言葉) 三島邦弘(ブックレビュー) 編集後記
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花と夜盗
¥2,090
SOLD OUT
著者:小津夜景 発行元:書肆侃侃房 144ページ ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 『いつかたこぶねになる日』などエッセイでも活躍する俳人・小津夜景。 田中裕明賞を受賞した『フラワーズ・カンフー』に続く6年ぶりの第二句集。 現世(うつしよ)のカオスにひそむ言葉の華麗な万華鏡(ミクロコスモス) ────谷川俊太郎 【収録句より】 漣が笑ふいそぎんちやくの朝 蟬生(あ)れて死んで愛してゐた時間 莨火(たばこび)を消して裸足の身を焦がす 香水のちがふ白河夜船かな パピルスや死後千年の音階図 【目次】 一 四季の卵 春はまぼろし 駒鳥の隣人 ルネ・マグリット式 カフェとワイン ポータブルな休日 狂風忍者伝 冬の落書き 花と夜盗 胸にフォークを 二 昔日の庭 陳商に贈る 貝殻集 今はなき少年のための AQUA ALLEGORIA 研ぎし日のまま サンチョ・パンサの枯野道 三 言葉と渚 水をわたる夜 夢擬的月花的(ゆめもどきてきつきはなてき) 白百合の船出 *********************** 店主コメント *********************** 著者にとって2冊目となる句集。 季節ごとの連作のほか、海外の詩歌を俳句や短歌、都々逸で翻訳・翻案するなど遊び心も見られます。 長い訓読みの漢字を組み合わせて表現した漢字三文字の俳句は、視覚的にも面白いです。 「梟忌磊 ふくろう/き/いしのごろごろしてゐるさま」 (本文より)
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優雅な生活が最高の復讐である
¥2,200
SOLD OUT
著者:カルヴィン・トムキンズ 訳者:青山南 発行元:田畑書店 248ページ 156mm × 113mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 1920年代のフランスに信じ難いほど素敵な生活を営むアメリカ人夫婦がいた。 ジェラルド・マーフィとサラ、二人はパリからアンティーブへ生活の舞台を移し、近郊に住むアーティストや作家、たとえばピカソ、レジェ、コール・ポーター、ヘミングウェイ、フィッツジェラルドとゼルダ夫妻など時代を画する才能をもてなし、その創作活動に多大な影響を与えた。そしてマーフィ自身も画家だった。活動期間はたった8年間であったが、わずかな、しかし素晴らしい作品がMoMAに遺されている。 本書はこのマーフィ夫妻の生活を見事に掬い上げ、ノンフィクションの分野に金字塔を立てたカルヴィン・トムキンズのテキストに、70点近くの家族アルバムとジェラルドの絵画を加えた。 雑誌「ニューヨーカー」初出から60年を経て放つ歴史的名著の決定版!
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TOKYO STYLE(ちくま文庫)
¥1,760
著者:都築響一 発行元:ちくま文庫 440ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 豪華な写真集や分厚い雑誌に出てくるようなインテリアに、いったい僕らのうちの何人が暮らしているのだろう。でも小さい部屋にごちゃごちゃと気持ち良く暮らしている人間ならたくさん知っている。マスコミが垂れ流す美しき日本空間のイメージで、なにも知らない外国人を騙すのはもうやめにしよう。僕らが実際に住み、生活する本当の「トウキョウ・スタイル」はこんなものだ!話題の名著文庫化。 【目次】 美は乱調にあり かわいさというたからもの アトリエに布団を敷いて 安いのは和風 モノにくるまって 子供の王国 住まいの必要十分条件 街のなかに隠れる
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柳宗理エッセイ(平凡社ライブラリー)
¥1,430
SOLD OUT
著者:柳宗理 発行元:平凡社 350ページ 160mm × 105mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 本書は著者が八八歳で刊行した初の著作選集。デザイン論、数々の自作解説をはじめ、伝説的連載「新しい工藝・生きている工藝」、日本と世界のアノニマス・デザイン、そして父・柳宗悦と民藝運動について-。柳宗理の一貫した思考を、この一冊に集成。 【目次】 デザインとは何か デザインが生まれる瞬間 新しい工藝・生きている工藝 日本のかたち・世界のかたち 民藝とモダンデザイン 柳工業デザイン研究会
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アイヌと神々の物語(ヤマケイ文庫)
¥1,210
SOLD OUT
著者:萱野茂 発行元:山と渓谷社 544ページ 文庫判 148mm × 105mm ******************** 出版社紹介文より ******************** アイヌ語研究の第一人者である故・萱野茂氏(第32回菊池寛賞受賞)が残した 知られざる名著『カムイユカラと昔話』(1988年刊・小学館)から、昔話(ウウェペケレ)を初めて抄録・文庫化。 著者は、幼い頃から毎日、祖母のてかってさんにウウェペケレを聞いて育った。 本書は、祖母や村のフチ(おばあさん)から聞き集めたアイヌと神々の38の物語が、読みやすく情感豊かな文章で綴られる。 著者による冒頭解説「アイヌと神々の世界」では、著者の子どもの頃の記憶から当時のアイヌの生活をうかがい知ることができ、 ウウェペケレやカムイユカラといったアイヌの口承文芸についてもわかりやすく解説されている。 さらに、38の話すべてにわかりやすい解説が添えられ、アイヌの文化や習俗を知る意味でも面白く貴重な一冊。 文庫化にあたり、『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修を務める研究者・中川裕氏による寄稿を収録。 【目次】 アイヌと神々の世界 萱野茂 〈神々と人間の昔話〉身代わりの美女/怪鳥とくすり水/クマと狂ったサル/カラスと赤ん坊/子どもと遊んだ神/ 村おさは化け物/犬は聞こえた/鬼の岩屋/氷の井戸/ヘビの血/二羽のカラス/私は十三人兄弟の末っ子/羽毛の海/黒ギツネのイナウ/ 三本足の大グマ/私の名はイクレスイェ/狩小屋でクモ神が夢を/スズメの恩返し/人食いじいさんと私/クマ神の横恋慕/消えたちんちん/ 着物の片袖/カツラの木の女神/魔法の小袖/エゾマツの女神/からっぽやみの女/恋路のじゃま/淫乱の群れ/リスと平原の化け物/ 七人目の婿/四つ爪のクマ/キキンニの女/女のたしなみ/妻が私に筋子をかけた 〈川下の者と川上の者の昔話〉パナンペとペナンぺ/ パナンペと小鳥 〈和人の昔話〉打ち出の小づち 〈言伝え〉国造りの神とフクロウ
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植物考
¥2,200
SOLD OUT
著者:藤原辰史 発行元:生きのびるブックス 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 人間の内なる植物性にむけて―― はたして人間は植物より高等なのか? 植物のふるまいに目をとめ、歴史学、文学、哲学、芸術を横断しながら人間観を一新する、スリリングな思考の探検。 【目次】 ◆第1章 植物性 植物と人間の違い 植物性 植物は動かないのか 炸裂 人間の根と葉 ◆第2章 植物的な組織 出町柳の根性松 植物の知性について マンクーゾの描く植物的な未来 植物的な政治? 評価機構なき組織化 マンクーゾを超えて ◆第3章 大気のクリエーター コッチャの「植物の哲学」 枯葉剤 大気と太陽 浸り 「浸り」を買う時代 ◆第4章 植物の舞踏―ブロースフェルトの『芸術の原形』に寄せて ブロースフェルトの写真 ベンヤミンの評価 建築物としての植物 彫刻作品としての植物 踊りとしての植物 『芸術の原形』が教える植物論 ◆第5章 根について 起死回生 根の形態 植物恐怖症 ハンナ・ヘーヒ 立てこもる庭 ヘーヒの植物の絵の特徴 嵐の時代の根毛 ◆第6章 花について 花束について 劇場としての花 理性としての花 ◆第7章 葉について 「モンステラ王」 裂ける葉 食べられる葉 飛翔できない鳥 植物性の青い針 葉のない植物 冷却装置としての葉 ゲーテにとっての葉 教訓詩『植物のメタモルフォーゼ』 空気間隙 植物の多孔性 ◆第8章 種について 種とはなにか 種と風船 植物と歴史学 植物と帝国主義 『植物と帝国』 種に振り回される人間の歴史 バジルの慈悲 『種蒔く人』のなかの植物 理草花 思想を食べる 吸水と酵素 血と土を超えて ◆第9章 「植物を考える」とはどういうことか 植物らしさの在処 完全菜食主義者の「植物中心主義」批判 植物の権利 植物の美 植物を食べること スキン・プランツ あとがき
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ハッピークラシー 「幸せ」願望に支配される日常
¥3,740
著者:エドガー・ガバナス/エヴァ・イルーズ 訳者:高里ひろ 発行元:みすず書房 256ページ 195mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「幸せの追求はじつのところ、アメリカ文化のもっとも特徴的な輸出品かつ重要な政治的地平であり、自己啓発本の著者、コーチ、[…]心理学者をはじめとするさまざまな非政治的な関係者らの力によって広められ、推進されてきた。だが幸せの追求がアメリカの政治的地平にとどまらず、経験科学とともに(それを共犯者として)機能するグローバル産業へと成長したのは最近のことだ」(「序」より)。 ここで言及される経験科学とは、90年代末に創設されたポジティブ心理学である。「幸せの科学」を謳うこの心理学については、過去にも批判的指摘が数多くなされてきた。本書はそれらをふまえつつ、心理学者と社会学者の共著によって問題を多元的にとらえた先駆的研究である。 「ハッピークラシー」は「幸せHappy」による「支配-cracy」を意味する造語。誰もが「幸せ」をめざすべき、「幸せ」なことが大事――社会に溢れるこうしたメッセージは、人びとを際限のない自己啓発、自分らしさ探し、自己管理に向かわせ、問題の解決をつねに自己の内面に求めさせる。それは社会構造的な問題から目を逸らさせる装置としても働き、怒りなどの感情はネガティブ=悪と退けられ、ポジティブであることが善とされる。新自由主義経済と自己責任社会に好都合なこの「幸せ」の興隆は、いかにして作られてきたのか。フランス発ベストセラー待望の翻訳。 【目次】 序 第1章 あなたのウェルビーイングの専門家 第2章 よみがえる個人主義 第3章 仕事でポジティブであること 第4章 商品棚に並ぶ幸せなわたし 第5章 幸せはニューノーマル 結論 解説 山田陽子(大阪大学准教授) 原注 索引
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自殺の思想史
¥4,950
SOLD OUT
著者:ジェニファー・マイケル・ヘクト 訳者:月沢李歌子 発行元:みすず書房 296ページ 195mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 自殺をしてはいけない。この言葉は、どのように根拠づけられるのだろうか? この問いへの答えを求めて、古代ローマの歴史的資料や古代ギリシャの哲学者たちの思索をはじめ、戯曲や芸術、キリスト教やイスラム教といった宗教思想、宗教から距離を置いた哲学、社会学的な取り扱いまでをも含んだ広い視野で「自殺」がどう考えられてきたのかをまとめ上げる。 古くは宗教的な罪とされていた自殺は、精神医学の発展に伴って倫理的に中立なものになり、現代では選択肢や権利として肯定する立場さえある。このような思想の変遷の中にも、自殺を肯定しない考え方が確かに生き残ってきた。 誰もが納得する答えを出すことがむずかしい問いである。それでも、生きることをやめないでほしい、という切実な思いに向き合い、生きることをやめるべきではない理由とその論理をたどることが、この生に踏みとどまる助けになりうるし、切実な悩みに応えるためのヒントになりうるだろう。 【目次】 まえがき 謝辞 はじめに 第一章 古代の世界――聖書、ギリシャ、ローマ 第二章 宗教は自殺を認めない――キリスト教、イスラム教、ユダヤ教 第三章 生きるべきか死ぬべきか――モダニズムの新興における新たな疑問 第四章 非宗教的な哲学による自殺の擁護 第五章 共同体の議論――古代ギリシャから現代まで 第六章コミュニティと影響に関する現代の社会科学 第七章 未来の自分に対する希望 第八章 自殺について考察した二〇世紀のふたりの人物――デュルケームとカミュ 第九章 苦しみと幸せ 第十章 現代の哲学的対話――シオラン、フーコー、サズ おわりに 原注 索引
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新装版 苦海浄土(講談社)
¥836
著者:石牟礼道子 発行元:講談社 416ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 人の尊厳とは何か いまこそ心打つ<声>を聞いてください 文字が大きく読みやすくなった新装版 工場廃水の水銀が引き起こした文明の病・水俣病。この地に育った著者は、患者とその家族の苦しみを自らのものとして、壮絶かつ清冽(せいれつ)な記録を綴った。本作は、世に出て30数年を経たいまなお、極限状況にあっても輝きを失わない人間の尊厳を訴えてやまない。末永く読み継がれるべき<いのちの文学>の新装版。
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呪物蒐集録
¥1,760
著者:田中俊行 発行元:竹書房 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 見るだけで障る 圧倒的な呪力! 実在する呪物の因縁や、今も起きる怪奇現象、そのすべてが語られる―― オカルトコレクター・田中俊行が蒐集した 曰くつきの呪物を一挙公開 【目次】 第1章 怨念が籠もった呪物 藁人形/呪詛人形/トゥピラク /人骨笛カンリン ほか 第2章 神と信仰の呪物 オシラサマ/ブードゥー人形/ヤヌス /クマントーン ほか 第3章 霊が憑依した呪物 呪殺人形チャーミー/マネキンの首/ポン /幽霊土鈴 ほか 第4章 数奇な運命の呪物 鵺の手/オラクル/首狩り族の装飾スカル /死者の書 ほか
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増補新装版 オカルト・クロニクル 奇妙な事件 奇妙な出来事 奇妙な人物
¥2,200
SOLD OUT
著者:松閣オルタ 発行元:二見書房 448ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2018年に刊行され、好評を博すも絶版となった伝説の「超濃厚オカルト研究読本」が増補新装版として復活! 膨大な資料の分析と独特の文体で異彩を放つ、 オカルト研究サイト「オカルト・クロニクル」の書籍が新装版で復活! 【目次】 ◎ディアトロフ峠事件 ――ロシア史上最も不可解な未解決事件 ◎熊取町七名連続怪死事件 ―― 日本版『ツイン・ピークス』の謎 ◎青年は「虹」に何を見たのか ――地震予知に捧げた椋平廣吉の人生 ◎セイラム魔女裁判 ――村に魔女は本当にいたのか ◎坪野鉱泉肝試し失踪事件 ――ふたりの少女はどこへ消えたのか ◎「迷宮」 ――平成の怪事件・井の頭公園バラバラ殺人事件 ◎「人間の足首」だけが次々と漂着する〝怪〞 ――セイリッシュ海の未解決ミステリー事件 ◎「謎多き未解決事件」 ――長岡京ワラビ採り殺人事件 ◎ミイラ漂流船 ――「良栄丸」の怪奇 ◎科学が襲ってくる ――フィラデルフィア実験の狂気 ◎岐阜県富加町「幽霊団地」 ――住民を襲った「ポルターガイスト」の正体 ◎八丈島火葬場七体人骨事件 ――未解決に終わった〝密室のミステリー〞 ◎獣人ヒバゴン ――昭和の闇に消えた幻の怪物 ◎ファティマに降りた聖母 ――7万人の見た奇蹟 ◎赤城神社「主婦失踪」事件 ――「神隠し」のごとく、ひとりの女性が、消えた ◎もうひとりのサジェ ――170年以上前、北ヨーロッパで起きた「ドッペルゲンガー事件」の深層 ◎山荘の怪事件 ――10人が黒焦げで発見された「第二の帝銀事件」 ◎君と僕と呪われた脳 ――世界の幽霊屋敷 ◎数字で学ぶ日本の異世界 ――心霊スポット統計学
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ねぼけ人生(ちくま文庫)
¥638
著者:水木しげる 発行元:筑摩書房 256ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 陽気な落第生だった少年時代、ラバウルで死の淵をさまよい片腕を失った戦争時代、赤貧のなかで紙芝居や貸本漫画を描き続けた戦後、そして突然訪れた「鬼太郎」と妖怪ブームの中で締め切りに追われる日々。波乱万丈の人生を、楽天的に生き抜いてきた、したたかな日本土人・水木しげるの面白く、ちょっぴり哀しい反省の記録。 解説 呉智英 *********************** 店主コメント *********************** 死と隣り合わせの戦争体験や超多忙な漫画家生活・・・そんな過酷な状況ですら、水木しげるは脱力感あふれる語り口で振り返ります。ドタバタなのにどこかのんき、この雰囲気にマンガの『ゲゲゲの鬼太郎』を重ねてしまう。 そして、かつての戦地でお世話になった原住民と再会したときに、著者感じた一抹の寂しさは読者にもしみじみとした余韻を残します。
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ささやかな日本発掘(講談社学術文庫)
¥700
著者:青柳瑞穂 発行元:講談社 発行年:1990年8月10日 第1刷 229ページ 文庫判 148mm × 128mm 【状態】 カバー表面に薄汚れ(写真1~2枚目) 三方にヤケ(写真3~5枚目) 裏表紙に折れ(写真7枚目) ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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赤い霧(ハヤカワ・ポケット・ミステリ・ブックス)
¥700
著者:ポール・アルテ 訳者:平岡敦 発行元:早川書房 発行年:2004年10月15日 262ページ 182mm × 116mm ソフトカバー 【状態】 ビニールカバー付いています。 裏表紙の帯に波打ち(写真2枚目) 三方にヤケ(写真3~5枚目) それ以外に目立った汚れや傷みはないです。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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教科書名短篇 科学随筆集(中公文庫)
¥770
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編者:中央公論新社 発行元:中央公論新社 248ページ 文庫判 148mm × 105mm ************************ 出版社紹介文より ************************ 科学者にして名文家であった寺田寅彦、中谷宇吉郎、湯川秀樹。国語教科書で彼らの文章と出会い、科学への扉を開かれた者は多い。この三人を中心に、岡潔、矢野健太郎、福井謙一、日高敏隆の名随筆を収録する。考えるよろこび、知るたのしさを味わえる「教科書名短篇」シリーズ唯一の随筆集。 【目次】 科学者とあたま他六篇/寺田寅彦 (科学者とあたま/簑虫と蜘蛛/蜂が団子をこしらえる話/茶碗の湯/藤の実/鳶と油揚/とんぼ) 地球の円い話他三篇/中谷宇吉郎 (科学以前の心/地球の円い話/立春の卵/科学の限界) 詩と科学他八篇/湯川秀樹 (詩と科学/原子と人間(詩)/科学と環境/目と手と心/単数と複数/具象以前/創造性の尊重/少数意見/アインシュタイン先生の想い出) 発見の鋭い喜び/岡 潔 科学的なものの考え方/矢野健太郎 広く学ぶ心/福井謙一 チョウの飛ぶ道/日高敏隆
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寺田寅彦 科学者とあたま(STANDARD BOOKS)
¥1,540
SOLD OUT
著者:寺田寅彦 発行元:平凡社 224ページ 182mm × 115mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 科学と文学を横断する珠玉の随筆を集め、一作家を一冊で紹介する新シリーズ「STANDARD BOOKS」創刊! てのひらに収まるコンパクトサイズの本に、叡智がぎっしり。 科学的精神と芸術的センスが融合した珠玉の随筆を生んだ寺田寅彦。科学者は頭が悪くなければならないと唱える表題作他14篇を収録。 STANDARD BOOKSは、百科事典の平凡社が提案する新しい随筆シリーズです。 科学と文学、双方を横断する知性を持つ科学者・作家の珠玉の作品を集め、一作家を一冊で紹介します。 今の世の中に足りないもの、それは現代に渦巻く膨大な情報のただなかにあっても、確固とした基準となる上質な知ではないでしょうか。自分の頭で考えるための指標、すなわち「知のスタンダード」となる文章を提案する。そんな意味を込めて、このシリーズを「STANDARD BOOKS」と名づけました。
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中谷宇吉郎 雪を作る話(STANDARD BOOKS)
¥1,540
著者:中谷宇吉郎 発行元:平凡社 216ページ 182mm × 115mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 「科学のこころ」を本棚に──スタンダードブックス第4巻は雪研究の第一人者・中谷宇吉郎。 代表作「立春の卵」、高野文子氏が取り上げ反響を呼んだ「天地創造の話」など13篇収録。 STANDARD BOOKSは、百科事典の平凡社が提案する新しい随筆シリーズです。 科学と文学、双方を横断する知性を持つ科学者・作家の珠玉の作品を集め、一作家を一冊で紹介します。 今の世の中に足りないもの、それは現代に渦巻く膨大な情報のただなかにあっても、確固とした基準となる上質な知ではないでしょうか。自分の頭で考えるための指標、すなわち「知のスタンダード」となる文章を提案する。そんな意味を込めて、このシリーズを「STANDARD BOOKS」と名づけました。
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岡潔 数学を志す人に(STANDARD BOOKS)
¥1,540
SOLD OUT
著者:岡潔 発行元:平凡社 216ページ 182mm × 115mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 世界的数学者でありながら、日本人の心性や情緒などにも洞察を深め、多くの文章を遺した岡潔。代表作「春宵十話」をはじめ、近年世代を超えた人気を集める岡の随想を一冊で。 STANDARD BOOKSは、百科事典の平凡社が提案する新しい随筆シリーズです。 科学と文学、双方を横断する知性を持つ科学者・作家の珠玉の作品を集め、一作家を一冊で紹介します。 今の世の中に足りないもの、それは現代に渦巻く膨大な情報のただなかにあっても、確固とした基準となる上質な知ではないでしょうか。自分の頭で考えるための指標、すなわち「知のスタンダード」となる文章を提案する。そんな意味を込めて、このシリーズを「STANDARD BOOKS」と名づけました。
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湯川秀樹 詩と科学(STANDARD BOOKS)
¥1,540
SOLD OUT
著者:湯川秀樹 発行元:平凡社 224ページ 182mm × 115mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 日本人初のノーベル賞を受賞した湯川秀樹は「科学界の詩人」と呼ばれ、端正な文章で人々を魅了した。 鋭い観察眼と人間愛光る名随筆。 STANDARD BOOKSは、百科事典の平凡社が提案する新しい随筆シリーズです。 科学と文学、双方を横断する知性を持つ科学者・作家の珠玉の作品を集め、一作家を一冊で紹介します。 今の世の中に足りないもの、それは現代に渦巻く膨大な情報のただなかにあっても、確固とした基準となる上質な知ではないでしょうか。自分の頭で考えるための指標、すなわち「知のスタンダード」となる文章を提案する。そんな意味を込めて、このシリーズを「STANDARD BOOKS」と名づけました。
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IMAGINARIUM
¥3,750
SOLD OUT
著者:junaida 発行元:ブルーシープ 200ページ 304mm × 228mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 光も闇も引き連れて 絵筆に灯る 想像と空想 絵本『Michi』『の』『怪物園』(すべて福音館書店)など、近年出版した絵本がいずれも話題の画家、 junaida (ジュナイダ、1978-)。ヨーロッパを思わせる謎めいた世界に、細密に描きこまれた人物や背景。鮮やかな色彩の中に、明るさと闇が共存する不思議な世界観が大きな注目を集めています。 本書は、たゆまぬ冒険を続ける junaida 初の大規模個展、junaida展「IMAGINARIUM」にあわせて刊行する図録です。絵本や画集、書籍の装画、広告や一枚絵のイラストレーションからよりすぐった作品と展覧会のために描き下ろした三連画「IMAGINARIUM(イマジナリウム)」を収め、junaidaのインタビュー、400点を超す展覧会の全出品作の情報を網羅。junaidaのイマジネーションが凝縮した、待望の一冊です。 ブックデザインは『の』『怪物園』などのデザインを手掛けるコズフィッシュが担当。大きな判型に、絵本や画集とは異なる構成と印刷で表される「IMAGINARIUM」です。
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芸術家たち 2 ミッドセンチュリーの偉人 編
¥1,650
著者:河内タカ 発行元:オークラ出版 160ページ 195mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 芸術家の人生を読んで知る。より多くの人がアートに親しみ、楽しむきっかけを作る1冊です。 約30年間をアメリカで過ごし、ニューヨークを拠点にアートや写真のキュレーション、そして写真集の編集を数多く手がけてきた河内タカ氏が、世界の建築家・デザイナー総勢31名をピックアップし、それぞれのアーティストについて作家同士のつながりやネットワークとストーリーを交えて語ります。そして、イラストレーターのサンダースタジオによる独自の視点で切り取った各アーティスト、いわゆる一般的なポートレートではなくそのアーティストにまつわる要素がしっかりと表現されたイラストでご紹介。河内氏の軽妙な語り口と、サンダースタジオによるユーモア溢れるポートレートのコラボレーションです。 敷居の高い“アート”ですが手に取りやすい内容、デザインになっているため、より多くの人がアートに親しみ、楽しむきっかけを作りたいと考えております。第2弾目は、ミッドセンチュリーで活躍していたアーティストたちのお話しです。
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芸術家たち 建築とデザインの巨匠 編
¥1,650
著者:河内タカ 発行元:オークラ出版 152ページ 195mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 教養として知っておきたい「アート」を楽しみながら、読んで学べる、 入門者のためのアートガイドブック『芸術家たち』。 シリーズ化を目指して刊行する一冊目のテーマは、「建築・デザイン編」。 著書『アートの入り口』や雑誌『&Premium』の連載、 日本経済新聞のコラムなどで知られる著者・河内タカが、 20世紀の現代建築とモダンデザインの礎を築いた 巨匠31組の偉大な足跡を洒脱なエッセイで紹介していきます。 2020年の東京オリンピックを前にますます高まる建築とデザインへの社会的な関心。 学生から、教養として建築やデザインを学びたいと考えるビジネスパーソンまで、 多くの人の知的好奇心を刺激し、その世界へと誘う入門書の登場です。 POINT 1: 建築とデザインの歴史が、この一冊でまるわかり。 世界遺産に認定された「国立西洋美術館」を手がけたル・コルビュジェから、 今年創立100周年を迎えた「バウハウス」の初代校長ヴァルター・グロピウスまで。 時代を作った総勢31組を日本・北南米・ヨーロッパの3章に分けて ダイジェスト的に紹介していきます。 POINT 2 : ユーモアあふれるイラストとブックデザイン モノとしての「本」の魅力にこだわった装丁、サンダースタジオによる 巨匠たちポートレートも本書のチャームポイント。 誰にでも手に取りやすく、インテリアとしても欲しくなる本を目指しました。
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美術手帖 1990年7月 特集:アートのことば
¥500
発行元:美術出版社 298ページ 210mm × 145mm 【状態】 目立った汚れや傷みははなく、年代の割に状態は良いです。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。