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孤独の愉しみ方 森の生活者ソローの叡智
¥1,430
SOLD OUT
著者:ヘンリー・ディヴィッド・ソロー 訳者:服部千佳子 発行元:イースト・プレス 341ページ 183mm × 115mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ “智恵の贈り物シリーズ” 「楽しみにお金のかからない人が、最も幸福です。」 150年の超ロングセラー シンプルに生きる、大切な教え 孤独を愉しむ方法、人間らしく生きる方法、シンプルに暮らす大切さについて、150年前、アメリカの森の中の湖の畔で、小屋を建てて自給自足の生活をしながら遺した思索家の言葉を、わかりやすくいまに生きる人に向けて編集しました。 ガンジー、キング牧師を動かし、環境保護運動のバイブルともなり、世界を変革した言葉は「森の生活者」の孤独な時間から生まれました。心豊かに生きる秘訣がこの本には書かれています。
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作家と猫
¥2,090
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編者:平凡社編集部 発行元:平凡社 304ページ 180mm × 132mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 今も昔も、猫は作家の愛するパートナー。 昭和の文豪から現代の人気作家まで、49名によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。笑いあり、涙ありの猫づくしのアンソロジー! 【目次】 Ⅰ 猫、この不可思議な生き物 猫の定義と語源 佐野洋子 『猫ばっか』より二編 串田孫一 猫 日髙敏隆 ネコとドア 手塚治虫 「動物つれづれ草」より「ネコ」 室生犀星 ネコのうた まど・みちお ネコ 和田誠 桃代 岩合光昭 ネコの時間割/かわいいのに撮れない 出久根達郎 猫の犬 Ⅱ 猫ほど見惚れるものはない 向田邦子 マハシャイ・マミオ殿 寺山修司 猫の辞典 尾辻克彦 黒猫が来た 開高健 猫と小説家と人間 萩原朔太郎 青猫 伊丹十三 わが思い出の猫猫 洲之内徹 長谷川潾二郎「猫」 中島らも 『中島らものもっと明るい悩み相談室』より 妻とオス猫への嫉妬で狂いそう 松田青子 選ばれし者になりたい 近藤聡乃 猫はかわいい Ⅲ いっしょに暮らす日々 武田百合子 『富士日記』より 金井美恵子 猫と暮らす12の苦労 石牟礼道子 愛猫ノンノとの縁 大佛次郎 暴王ネコ 永六輔 猫と結婚して 南伸坊 わたしがやってんですよ いがらしみきお 猫よ猫よ猫よ 小松左京 猫の喧嘩 小沢昭一 老猫・ボロ猫・愛猫記 春日武彦 猫・勾玉 工藤久代 野良猫と老人たち やまだ紫 山吹 Ⅳ 猫への反省文 幸田文 小猫 石井桃子 愛情の重さ 梅崎春生 猫のことなど 石垣りん 白い猫 室生朝子 優雅なカメチョロ Ⅴ 猫がいない! 内田百閒 迷い猫の広告 石田孫太郎 猫の帰らぬ時の心得 岡倉天心/大岡信 訳 親愛なるコーちゃん 武田花 雲 三谷幸喜 「おっしー」を抱いて……/最期に見せた「奇跡」 井坂洋子 黒猫のひたい 吉本隆明 一匹の猫が死ぬこと/自分の「うつし」がそこにいる 夏目漱石 猫の死亡通知 Ⅵ 猫的生き方のススメ 田村隆一 カイロの猫 水木しげる 猫の道 養老孟司 猫派と犬派の違いについて 谷崎潤一郎 客ぎらい 平岩米吉 絵画にあらわれた日本猫の尾についての一考察
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85枚の猫
¥800
SOLD OUT
著者:イーラ 発行元:新潮社 発行年:2005年6刷 70ページ 274mm × 217mm ハードカバー 【状態】 目立った汚れや傷みはなく、比較的キレイな状態です。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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猫 — 優雅と野性の貴族
¥800
SOLD OUT
発行元:毎日新聞社 発行年:昭和52年10月20日 166ページ 285mm × 215mm ソフトカバー 【状態】 目立った汚れや傷みはなく、比較的キレイな状態です。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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猫たちの隠された生活
¥700
著者:エリザベス・М・トーマス 訳者:木村博江 発行元:草思社 発行年:1996年4月10日第3版 316ページ 195mm × 135mm ハードカバー
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上を向いてアルコール
¥1,650
SOLD OUT
著者:小田嶋隆 発行元:ミシマ社 208ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 「50で人格崩壊、60で死ぬ」。医者から宣告を受けて20年---- なぜ、オレだけが脱け出せたのか? 「その後」に待ち受けていた世界とは?? 壮絶!なのに抱腹絶倒 何かに依存しているすべての人へ アル中は遠くにありて思うものです。 山にかかる雲と同じで、その中にいる人には、なかなか気づくことができません。 一度、雲の外に出てみないと、視界が確保できないからです。 私の告白が、雲の中で苦しんでいる仲間にとっての蜘蛛の糸みたいなものになったら良いなと思っています。 まあ、私はお釈迦さまではないわけですが。 (告白─ 「まえがき」に代えて より)
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くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話
¥1,540
著者:ヤマザキOKコンピュータ 発行元:タバブックス 148ページ 173mm × 123mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「通いやすい銀行にお金を預けて、手に入りやすい物を買って生活していた結果、つまらない街が延々と広がってしまった。どこの街に行っても四角くて色のないマンションが並んでいるし、同じようなショッピングモールやコンビニばかりが増えていて、家も店も物も売れるように最適化された物ばかり並んでいる。悔しいけど、この街を作ったのは俺たち自身だ。これから先もずっと目の前に出された物ばかりを手にして暮らしていたら、未来はどんどんくそつまらなくなってしまう。 この本は、バンドマンであり個人投資家でもある自分からの視点で投資や経済、社会とお金に関することを書いている。投資を生活の中に落とし込むことで、より良く、より楽しく生きていけるのではないか、という提案だ。いま俺たちの目の前にはうっすらとくそつまらない未来が浮かんで見えるけど、くそ笑える未来も全く見えないわけじゃない」 投資家であり、パンクスでもある筆者の視点で見る投資や経済、社会とお金。今自分がいる場所から見える社会問題や将来の不安と戦いながら楽しく生きていくための冒険の書。3/4くらいの身軽さ、ゆとり、余白のある生き方をさがす人のための〈シリーズ3/4〉第5弾。 【目次】 はじめに 第一章 くそつまらない未来がやってこようとしている くそつまらない未来 資本主義社会でもやっていく 第二章 俺たちはお金に何を思えば良いんだろう お金は錆びない朽ちない腐らない お金の性質1:価値の前借り お金の性質2:価値の保存 保存性のバグが未来を壊す 第三章 資本主義の深刻な問題 第1の竜、カクサ 第2の竜、オセン 自然との共存 資源有限、創意無限 第四章 お金と共存していく方法 テクノロジーの希望 お金のシステムをカスタムしていく スタンプ貨幣でお金を自然に近付ける 第五章 俺たちが未来のためにやれること あらゆる買い物に意志を乗せる 無意識な消費と、優れた消費 ひとりひとりが投資家になる 投資家になるということ 俺たちの貯金は戦争に行かされているかもしれない 貯金はあんまり堅実じゃない 第六章 投資を使ってできること 世の中には良い会社がたくさんある 社会にインパクトを与える投資 投資のリスク 第七章 投資を始める前に考えること まずは生活コストの見直しから 投資で気を付けなければならないこと リスクは必ず分散する 手数料と税金はなるべく払わないほうが良い 第八章 遊びながら生きていくために 何かに頼りすぎるリスク お金より大事なものを忘れない さいごに *********************** 店主コメント *********************** 楽しくて満足度の高い買い物が日常的にできる人は、投資も同様に楽しむことが出来るのでは。必要に迫られてする買い物の満足度が低いように、漠然とした将来の不安に駆られながら始める投資は楽しいものではないと思います。 本書の内容は財テクやハウツーはひとまず置いといて、お金の向き合い方や消費者としての態度といった話題から投資の心構えへとつながって行きます。 その語り口はアナリスト的な視点ではなく、親しみやすい目線の高さで抵抗感なく読むことができます。
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バイトやめる学校
¥1,540
著者:山下陽光 発行元:タバブックス 144ページ 173mm × 123mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 「シリーズ3/4」始動! 3/4くらいの文量、サイズ、重さの本。それぞれのやり方で、余白のある生き方をさがすすべての方へ送る新シリーズです。 「景気がめちゃくちゃわるくて、世の中で起きることの、ほぼ全て悪い方向に向かっている。そんな中で好きなことで暮らしていくのは難しいと思って、やりたくない仕事で働きまくって、たまの休みに好きなことに金を使いまくるのはあまりにも効率が悪すぎる。 心配すんな。 「バイトやめる学校」では、何をどうやれば自分で自活して暮らしていけるのかという理論と実践をギャンギャン紹介していきます。」 ネットで新作を出すたび30分で完売するリメイクファッションブランド「途中でやめる」の山下陽光。高円寺の貧乏人反乱集団「素人の乱」に参画後、長崎、福岡に移住、服を作りながら「バイトやめる学校」を日本全国 各地で開催、一歩踏み出せない人の背中を押し続けています。本書は「資本主義が得意じゃない人」が楽しく生きていくための、独創的かつ実用的な「バイトやめる学校」のテキストです。 【目次】 「バイトやめる学校」とはなにか 1時間目 全員にバイトやめる装置が配られた 2時間目 実録・「途中でやめる」 3時間目 1対1の時代になった 実践編 バイトやめた/やめるかもな人との対話
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まとまらない言葉を生きる
¥1,980
著者:荒井裕樹 発行元:柏書房 256ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 偉い人が「責任」逃れをするために、 「敵」を作り上げて憂さを晴らすために、 誰かを「黙らせる」ために言葉が使われるようになったこの世界で、 凝り固まった価値観を解きほぐし、 肺の奥まで呼吸しやすくしてくれるような…… そんな「言葉」との出会いは、まだ可能だろうか? 本書は、マイノリティの自己表現をテーマに研究を続ける文学者が、いま生きづらさを感じているあなたに、そして自らに向けて綴った、18のエッセイである。 障害者運動や反差別闘争の歴史の中で培われてきた「一言にまとまらない魅力をもった言葉たち」と「発言者たちの人生」をひとつひとつ紹介していくことを通して、 この社会で今、何が壊されつつあるのか、人間としての尊厳をどのように守っていけるのかを考えていく。 *********************** 店主コメント *********************** 障害者文化論を専門にする著者とあって、本書では障害者に関するエピソードがいくつか語られています。 社会的弱者やマイノリティの人たちが発した数々の言葉は、自身の気持ちを翻訳する手段であるということ、そしてその言葉の意味が持つ重みというものを改めて実感させてくれます。 そう考えると、最近様々なメディアで見られる言葉の多くは著者の言うように「壊れてきた」と言っても過言ではありません。 職場や家庭などリアルな生活空間にも、すでに「壊された言葉」がまん延しているかも。
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松田道雄 子どものものさし(STANDARD BOOKS)
¥1,540
SOLD OUT
著者:松田道雄 発行元:平凡社 224ページ 182mm × 115mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ ロングセラー『育児の百科』で知られる小児科医が、人間らしい社会の実現と生きることの意味を追い求める中で見出した様々な命の姿。 STANDARD BOOKSは、百科事典の平凡社が提案する新しい随筆シリーズです。 科学と文学、双方を横断する知性を持つ科学者・作家の珠玉の作品を集め、一作家を一冊で紹介します。 今の世の中に足りないもの、それは現代に渦巻く膨大な情報のただなかにあっても、確固とした基準となる上質な知ではないでしょうか。自分の頭で考えるための指標、すなわち「知のスタンダード」となる文章を提案する。そんな意味を込めて、このシリーズを「STANDARD BOOKS」と名づけました。
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おやときどきこども
¥1,760
SOLD OUT
著者:鳥羽和久 発行元:ナナロク社 272ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 「大人はデフォルトで絶望のくせに、子どもに希望を持てとかほんとダサいし。私はそもそも絶望してないから。私の言ってること、わからないでしょ。」 「正しさ」を手放したところから始まる、 新しい人間関係のあり方をリアルな事例とこれまでにない考察でつづる本。 福岡市のど真ん中で小中高生たち150余名の子どもたちと日々奮闘する著者が、 まさにいまの親子が抱えるリアルな問題を、子どもたち自身の生き生きとした語りを通して描き出します。 私たちはいつのまにか大人になる過程で、子どものころの私の声を失ってしまった。 だから、私はいま目の前にいる子どもと交われないんじゃないかな。 子どもの声を聞いて、もう一度、私の声を取り戻す。 この本には、そのための心で温めたいストーリーが詰まっています。
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AA 五十年後のアルバート・アイラー
¥4,180
SOLD OUT
編者:細田成嗣 発行元:カンパニー社 512ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ ニューヨークのイースト・リヴァーで変死体が発見されてから半世紀——未だ謎に包まれた天才音楽家アルバート・アイラーの魅力を解き明かす決定的な一冊が登場! 34歳で夭折したフリー・ジャズの伝説的存在、アルバート・アイラー。ジャズ、ロック、ファンク、R&B、カリプソ、民謡、ノイズ、インプロ、現代音楽、または映画や文学に至るまで、ジャンルを飛び越えて多大な影響を与え続けるアイラーの全貌を、2020年代の視点から詳らかにする国内初の書籍が完成した。 総勢30名以上のミュージシャン/批評家/研究者らによる、緻密な音楽分析をはじめ、既存の評論やジャーナリズムの再検討、または社会、文化、政治、宗教にまで広がる問題を多角的に考察した“今読まれるべきテキスト”を収録。さらに初の邦訳となるアイラーのインタビューのほか、アイラーのディスク紹介、ポスト・アイラー・ミュージックのディスクガイド、アイラーの年譜、全ディスコグラフィー、謎多きESP盤に関するマニアックなウンチクまで、500頁以上にも及ぶ超濃密な内容! 【目次】 ●序文 Ⅰ アルバート・アイラーの実像 ●アルバート・アイラーは語る ——天国への直通ホットラインを持つテナーの神秘主義者 取材・文=ヴァレリー・ウィルマー 訳=工藤遥 ——真実は行進中 取材・文=ナット・ヘントフ 訳=工藤遥 ——リロイ・ジョーンズへの手紙 訳=工藤遥 ——アルバート・アイラーとの十二時間 取材・文=児山紀芳 ●アルバート・アイラー 主要ディスク・ガイド 柳樂光隆 細田成嗣 Ⅱ コンテクストの整備/再考 ▲鼎談 フリー・ジャズの再定義、あるいは個別の音楽に耳を傾けること 後藤雅洋 村井康司 柳樂光隆 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●ユニバーサルなフォーク・ソング 竹田賢一 ●星雲を象る幽霊たち——アルバート・アイラーのフォーメーションとサイドマン 松村正人 ●抽象性という寛容の継承——アメリカの現代社会と前衛音楽の行く先 蓮見令麻 ●英語圏でアイラーはどのように語られてきたか——海外のジャズ評論を読む 大西穣 【コラム】アルバート・アイラーを知るための基本文献 Ⅲ 音楽分析 ▲対談 宇宙に行きかけた男、またはモダニズムとヒッピー文化を架橋する存在 菊地成孔 大谷能生 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●アルバート・アイラーの音楽的ハイブリッド性について——〈Ghosts〉の様々な変奏に顕れるオーセンティシティ 原雅明 ●カリプソとしてアイラーを聴く——根源的なカリブ性を内包する〝特別な響き〟 吉本秀純 ●アルバート・アイラーの「ホーム」はどこなのか?——偽民謡としての〈ゴースツ〉 渡邊未帆 ●アルバート・アイラーの技法——奏法分析:サックス奏者としての特徴について 吉田隆一 ●サンプリング・ソースとしての《New Grass》 山田光 【コラム】シート・ミュージックとしてのアルバート・アイラー Ⅳ 受容と広がり ●アルバート・アイラーへのオマージュ——ヨーロッパからの回答 横井一江 ▲インタビュー 《スピリチュアル・ユニティ》に胚胎するフリー・ミュージックの可能性 不破大輔 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●むかしむかし『スイングジャーナル』という雑誌でAAが注目を浴びていた——六〇年代日本のジャズ・ジャーナリズムにおけるアルバート・アイラーの受容過程について 細田成嗣 ▲インタビュー ジャズ喫茶「アイラー」の軌跡——爆音で流れるフリー・ジャズのサウンド 奈良真理子 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●アイラーとは普遍的な言語であり、体系をもたない方法論である——トリビュートを捧げるミュージシャンたち 齊藤聡 ●ポスト・アイラー・ミュージック ディスク・ガイド 選・文=細田成嗣 Ⅴ 即興、ノイズ、映画、あるいは政治性 ▲インタビュー 歌とノイズを行き来する、人類史のド真ん中をいく音楽 大友良英 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●現代から再検証するアルバート・アイラーの政治性と宗教性——ブラック・ライヴズ・マター期のジャズの先駆者として 佐久間由梨 ●録音/記録された声とヴァナキュラーのキルト 福島恵一 ●アルバート・アイラーによる映画音楽——『ニューヨーク・アイ・アンド・イヤー・コントロール』をめぐって 長門洋平 ●制約からの自由、あるいは自由へと向けた制約——アルバート・アイラーの即興性に関する覚書 細田成嗣 Ⅵ 想像力の展開 ●破壊せよ、とアイラーは言った、と中上健次は書いた 佐々木敦 ●少年は「じゆう」と叫び、沈みつづけた。 吉田アミ ▲対談 祈りとしての音楽、または個人の生を超えた意志の伝承 纐纈雅代 吉田野乃子 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●ジャズとポスト・ドキュメンタリー的「ポップ」の体制——《ニュー・グラス》について imdkm ●アイラー的霊性——宗教のアウトサイダー 後藤護 【コラム】ドキュメンタリー映画『マイ・ネーム・イズ・アルバート・アイラー』について Ⅶ クロニクル・アイラー ●アルバート・アイラー 年譜 一九三六—一九七〇 作成=細田成嗣 ●ALBERT AYLER DISCOGRAPHY 自由爵士音盤取調掛 ——Index of Recording Dates ——第3巻の真実 ——スピリッツ講話 ——ベルズ報告 ●後書 ●索引 註釈=山﨑香穂 ●執筆者プロフィール
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水中で口笛
¥1,870
SOLD OUT
著者:工藤玲音 発行元:左右社 208ページ 188mm × 128mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 「くどうれいん」名義で『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』などのエッセイや小説作品『氷柱の声』など、作家として活躍する著者、待望の第一歌集。 天性のあかるさとポエジーをあわせ持つ歌の数々は、まるで光そのもののように読み手を照らし出す。16歳の時より書き続けてきた短歌作品から、厳選316首を収録。
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新編 津軽 聊爾先生行状記
¥3,960
著者:秋山亮二 発行者:秋山都 販売元:津軽書房 43ページ 210mm × 210mm ソフトカバー ~店主コメント~ 本書は1978年に津軽書房から刊行されたものを一部改編し復刊。 東京生まれの写真家・秋山亮二は75年から2年間弘前に滞在しました。本書に掲載されている写真は、その滞在中に撮られたものです。 「仮想の新聞社を東京に設定、そこから知り合いが一人もいない津軽の一人支局へ転勤を命じられ、そこでの出会いや出来事を写真で本社へ報告する……」(あとがきより) そのような設定もと撮影された写真は、添えられたキャプションとともに眺めることで、より味わいが増します。 都市化が進む一方で、土地の暮らしを謳歌する津軽衆の姿を写真の中に見ることができます。
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青函連絡船の人びと
¥1,430
SOLD OUT
写真:本橋成一 文:佐藤滋 発行元:津軽書房 63ページ 257mm × 182mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 本書は雑誌「母の友」1987年6月号に掲載された原稿を底本とし再編集された写真集です。 取材は1986年の夏と翌87年の冬の2回にわたり行われました。 掲載されている写真には、船内のみならず発着場となるターミナルの風景も含まれています。 ターミナルの待合室、乗船後の甲板や休憩室でくつろぐ人々の姿は何とも言えない旅情を感じさせます。また、船員や船着き場の作業員など裏方に焦点をあてた写真も。 約60ページの写真集ながら青函連絡船の雰囲気がみごとに凝縮されています。 88年青函トンネルの開通に伴い連絡船は同年3月をもって通常運行が終了、9月に正式廃止となりました。青函トンネルの移動も列車から新幹線に取って代わられ、移動時間が大幅に短縮されました。 ぜひ本書でゆっくりと時間が流れる旅の風情を味わって頂きたいです。
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送別の餃子 中国・都市と農村の肖像画
¥1,980
著者:井口淳子 発行元:灯光舎 224ページ 195mm × 148mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 中国の北方では、人々は別れの時に、手作りの水餃子を囲んでその別れを惜しむという。 自身の研究分野を「民族音楽学」に決めた著者が選んだ調査地は中国の農村。1988年、文化大革命後に「改革開放」へと舵をきった中国で、右も左もわからぬまま「研究」への情熱と未知なる大地へのあこがれだけで、彼女のフィールド調査がはじまった。 中国の都市や農村での調査をきっかけにさまざまな出会いがあった。「怖いものはない」という皮肉屋の作家、強烈な個性で周囲の人々を魅了し野望を果たす劇団座長、黄土高原につかの間の悦楽をもたらす盲目の芸人たち……「親切な人」とか「ずる賢い人」といった一言では表現できない、あまりにも人間臭い人々がここにはいる。それぞれの物語で描かれている風土と生命力あふれる登場人物に心うごかされ、人の心のありようについて考えてみたくなる。 1988年以降の中国という大きな舞台を駆け巡った数十年間には無数の出会いと別れがあった。その中から生まれた14の物語をつづったエッセイを、40以上のイラストとともにお届けします。 イラスト:佐々木 優(イラストレーター) 【目次】 はじめに 序 まだはじまっていないころのお話 Ⅰ 河北省編 第一章 老師的恋 第二章 北京の女人 第三章 ゆりかごの村 第四章 占いか、はたまた芸人か Ⅱ 黄土高原編 第五章 雨乞いの夏 第六章 村の女たち、男たち 第七章 黄河治水局のおじさん 第八章 尿盆(ニァオペン) 第九章 人生も戯のごとく Ⅲ 番外編 第一〇章 頑固じいさんと影絵芝居 第一一章 かくも長き一八年 第一二章 パリの台湾人 第一三章 想家(シァンジァー) 第一四章 人を信じよ! あとがき 参考文献 -------------------------------------------------------- ~店主コメント~ フィールドワークの研究報告では語られることのない、人間味溢れるエピソードからは私たちのイメージとは違った中国人の姿や精神のようなものが浮かび上がってきます。 それぞれの境遇や文化的背景から生まれる営みと人間臭さが魅力の本書は、タイトルの「肖像画」という言葉のとおり、まるで文章で表現されたポートレイト。 被写体の表情にその人の人生が滲み出るように、本文からも登場人物の人生を感じることができます。
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今日は死ぬのにもってこいの日
¥1,870
著者:ナンシー・ウッド 訳者:金関 寿夫 絵:フランク・ハウエル 発行元:めるくまーる 160ページ 195mm × 125mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** インディアンの哲学が味わえる、詩と散文と絵の本。 英語原文も完全収録。 プエブロ族の古老たちが語る単純だが意味深い生き方を、彼らの肖像画とともに収録した全米ロングセラー。その詩は、無数の名詩選や教科書に転載され、追悼式や結婚式でも朗読されてきた。 今日は死ぬのにもってこいの日だ。 生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。 すべての声が、わたしの中で合唱している。 すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。 あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。 今日は死ぬのにもってこいの日だ。 わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。 わたしの畑は、もう耕されることはない。 わたしの家は、笑い声に満ちている。 子どもたちは、うちに帰ってきた、 そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ (本文より)
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tattva(タットヴァ) Vol.4
¥2,200
SOLD OUT
発行元:BOOTLEG 編集長:花井優太 224ページ 210mm × 150mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 特集: どうやって歳とる? お手本なき世界で。 こうしていれば大丈夫なんてことはもうなく、現状に不満がなかったとしても、この先は不安だらけ。どうやって歳をとるかを考えるのは、どんな老後をむかえるを考えることで、個人の話であるとともに、どんな未来にしていくかという身の回りや社会の話でもあります。時代や世の中の変化の尻尾を常に捕まえることができない私たちが、一人ではなく周囲とともにこの先をつくっていくには何が重要か? 共創とエイジングをいま考えます。 ◎幸せがやってくるところ デヴィッド・バーン (ミュージシャン) ビョンチョル・ハン (哲学者/『疲労社会』『透明社会』著者) ◎寄稿・連載 武邑光裕 / 福岡伸一 / Project Guideline Team / 高山明 / マキタスポーツ×岡田育 / 桂宮治 / 市村正親 / 宮田裕章 / 寒川裕人( ユ ー ジ ー ン・ス タ ジ オ ) / 草野庸子 / 奥野紗世子 / 酒井麻衣 / 和田彩花/曽我部恵一/青柳文子×小谷実由 / チョーヒカル /Licaxxx/ 鈴木謙介 他多数
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tattva(タットヴァ) Vol.2
¥2,200
発行元:BOOTLEG 編集長:花井優太 224ページ 210mm × 150mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 特集概要 2号の特集テーマは「にほんてき、ってなんだ?」。 しばしばビジネスで「日本らしい強み」なんて言葉が使われたりしますが、「日本らしい」とはいったいどんなことでしょう。以心伝心? 侘び寂び? 控えめ? おもてなし? いろいろな言葉は出てくるけれど、実際何が日本らしいかなんてわからない。海外からも多くの影響を受けている私たちの中になんとなくある「らしさ」って。 長い時間をかけて構築された美意識から、いま海外輸出するのに旬な文化産業まで、世界中から日本にとても視線が集まる2021年の夏に向き合う特集です。 ◎情報パンデミックとの付き合い方 メディアの歴史から近未来を語る ジャック・アタリ(思想家・経済学者) SF的視点からみた情報社会とインフォデミックの未来 劉慈欣(SF作家・ヒューゴー賞受賞『三体』著者) ◎寄稿・連載 武邑光裕/黒川雅之/辛島デイヴィッド/数土直志/九龍ジョー/松井剛/コムアイ/篠原雅武/曾川景介/坂倉杏介/田中元子/長沼美香子/嶋浩一郎/ポリー・バートン/久保友香/藤嶋陽子/大塚ひかり/林昌宏/立原透耶/大森望/牧貴洋/亀山淳史郎/南目美輝/廣田理紗/小財美香子/赤坂優/飯田貴志/岩本宗涼/岡田成生/奥冨直人/奥野紗世子/草野庸子/酒井麻衣/福井夏/本山敬一/Rumi Nagasawa/和田彩花/青柳文子/小谷実由/Licaxxx/チョーヒカル/曽我部恵一/トリメガ研究所/鈴木謙介/山部宏延/大河紀/村松佑樹/加瀬透/qp/小林一毅/中村桃子/坂内拓/舘田美玖/庄野紘子/早瀬とび/maegamimami etc…
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tattva(タットヴァ) Vol.1
¥2,200
SOLD OUT
発行元:BOOTLEG 編集長:花井優太 224ページ 210mm × 150mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** tattva[タットヴァ]という誌名は、サンスクリット語で「それがそれとしてあること」を意味する「tattva」と、日本語の尊ぶ(たっとぶ)からとり、物事をゆっくりと見つめながら共生と共創を目指していきたいという想いを込めています。 人々の生活や価値観が多項的に存在するなかで、どのように社会と関係を築いていけばいいのか? いますぐには答えが出せないことに対峙するため、ビジネス/アート/テクノロジー/ポップカルチャーなど様々な切り口から多様な視点を100ページ以上のボリュームある特集と60ページ以上の連載で、2021年4月に発刊します。 〈特集概要〉 創刊号の特集テーマは「なやむをなやむのはきっといいこと。」。 大小問わず、多くの人には悩みが存在しますが、悩みと向き合うということは選択しなければならない環境と向き合うことともいえます。2021年3月は新型コロナウイルスが猛威をふるいはじめてから約1年、また東日本大震災から10年です。誰もが協力し合いながら、お互いを尊重し合いながら歩んで行くなかで生まれる「なやみ」について悩みながら考える特集です。 ◎情報パンデミックとの付き合い方 ハッカー理論で統治を共創し、未来を開く──オードリー・タン 劇場で「火事だ!」と叫ぶ──キャス・サンスティーン ◎寄稿・連載 武邑光裕/小川仁志/佐宗邦威/甲斐かおり/島田昌幸/磯野真穂/名越康文/後藤正文/平田オリザ/栗栖良依/石崎嵩人/水野雄介/柳亭小痴楽/森ガキ侑大/青木 茂/温 又柔/牧 貴洋/西田亮介/椹木野衣/亀山淳史郎/長田果純/赤坂 優/飯田貴志/岩本宗涼/岡田成生/奥冨直人/奥野紗世子/草野庸子/酒井麻衣/本山敬一/吉川浩満/Rumi Nagasawa/和田彩花/青柳文子/小谷実由/Licaxxx/チョーヒカル/曽我部恵一/トリメガ研究所/鈴木謙介 etc…
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増量・誰も知らない名言集 イラスト入り(幻冬舎文庫)
¥660
著者:リリー・フランキー 発行元:幻冬舎 255ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 人は言葉を、会話を交わさずに生きてはいけない。ならば、せめて名言を??。 天才リリー・フランキーが採集した御言葉たちから厳選して贈る感動と脱力の名言集に、イラストが入りました! *********************** 店主コメント *********************** 今や俳優として名の知られているリリー・フランキーさんですが、以前は文筆業もさかんで著作も複数あります。シニカルで時には卑下することも辞さない姿勢や、卑猥さを含む話題も下ネタに感じさせない独特の筆致はハマる人も多いのでは。 著者が出会った市井の人々が放つ名言を集めた本書は、ある意味人の多様性を感じさせる面白おかしい本でございます。
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かなわない
¥1,870
SOLD OUT
著者:植本一子 発行元:タバブックス 288ページ 195mm ×138mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 育児日記『働けECD』から5年。写真家・植本一子が書かずにはいられなかった、結婚、家族、母、苦悩、愛。すべての期待を裏切る一大叙情詩。 2014年に著者が自費出版した同名冊子を中心に、『働けECD〜わたしの育児混沌記』(ミュージックマガジン)後の5年間の日記と散文で構成。震災直後の不安を抱きながらの生活、育児に対する葛藤、世間的な常識のなかでの生きづらさ、新しい恋愛。ありのままに、淡々と書き続けられた日々は圧倒的な筆致で読む者の心を打つ。稀有な才能を持つ書き手の注目作です。 家族とは一体何だろう。私はいつからか、誰といても寂しいと思っていた。それは自分が家庭を作れば、なくなるんじゃないかと思っていた。自分に子どもが出来れば、この孤独は消えて楽になるじゃないかと。でもそれは違った。私の中の家族の理想像はその孤独によってより高いものになり、そして現実とかけ離れていることにしんどさを覚えた。自分の苦しさは誰にも言えなかった。限界を感じた時、その好きな人は目の前に現れた。(本文より) 【目次】 遺影 2011年 2012年 理由 2013年 懺悔 孤独な惑星 2014年(1月) 別れを巡る日々 放棄しない ある日のお見舞い日記 2014年(5月〜6月) 手紙 早川義夫さんの文章のこと かなわない 誰そ彼
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Let's Go Downtown まちがいさがし
¥3,500
SOLD OUT
著者:町田ヒロチカ 発行元:H.M.ARTWORKS 224ページ 166mm × 166mm フルカラー/コデックス装 弘前出身のイラストレーター町田ヒロチカさんのイラスト集。 町田さんは書籍やCDジャケット、グッズなどのアートワークで活躍中です。 本書はストーリー仕立てのポップなイラストで「まちがいさがし」が楽しめます! 難易度は少し高めですが、カラフルに描きこまれたイラストを存分に堪能できるのではないでしょうか。 まちがいさがしの解答は巻末のQRコードからウェブサイトにアクセスし確認できます。 また、特典として直筆イラストカードが付属。 こちらは選べませんので予めご了承ください。
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ヘビーデューティーの本(ヤマケイ文庫)
¥935
著者:小林 泰彦 発行元:山と渓谷社 304ページ 文庫判 148mm × 105mm ~出版社紹介文より~ 1970年代のアウトドアブームの発端はアメリカのアウトドアファッションやアウトドアグッズ。 当時「POPEYE ポパイ」「MEN'S CLUB メンズクラブ」などでブームをリードしたのが小林泰彦氏、 1977年発行『ヘビーデューティーの本』は「MEN'S CLUB メンズクラブ」の掲載記事を中心にまとめられたもの。 当時の生の雰囲気を伝える本としても、『遊歩大全』『バックパッッキング入門』マニアの人気がとても高く、古本市場でも高値で貴重な存在。 豊富なイラストで現代の読者でも楽しく読める内容である。 雑誌中心に当時を振り返る記事が増えている現在、興味を持たれる読者は多いのではないだろうか。 1970年代~のアウトドアファッションやグッズを懐古するためにも最適・最良の本。 -------------------------------------------------------- ~店主コメント~ 1977年に婦人画報社から発行され現在は入手困難な『ヘビーデューティーの本』を再構成し文庫化。コーディネートのスナップ写真などはカットされていますが、内容は概ね当時のままです。 アウトドア系のヴィンテージ古着が好きなら必携の1冊。本書に掲載されているアウトドア系ブランドのリストは、マニアックなブランドまで網羅されています。これを見れば古着屋巡りが楽しくなるかも?