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Arne(アルネ)㉕
¥400
SOLD OUT
発行・編集人:大橋歩 発行年:2008年9月15日 56ページ 142mm × 183mm 特集 コムデギャルソンをつくる川久保玲さん リムアートの中島祐介さんの本 白い食器は料理をおいしく見せる 自由学園の食の大事 【状態】 目立った汚れや傷みはなく、比較的キレイな状態です。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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Arne(アルネ)㉚
¥400
SOLD OUT
発行・編集人:大橋歩 発行年:2009年12月15日 55ページ 142mm × 183mm 特集 糸井重里さん『ほぼ日』をたちあげられて11年半にも。 パリの松村家を訪ねる。 村上隆さんの犬 江面旨美さんのお家をお訪ねしました。 【状態】 目立った汚れや傷みはなく、比較的キレイな状態です。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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別冊 Arne 三重県へ
¥300
SOLD OUT
発行・編集人:大橋歩 発行年:2009年10月15日 56ページ 142mm × 183mm 特集 内田鋼一さんの仕事のはなし 三重の楽しみ 桑名、四日市、津、白子、松坂、関、伊賀上野 【状態】 目立った汚れや傷みはなく、比較的キレイな状態です。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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コーヒーの絵本
¥1,100
著者:庄野雄治 絵:平澤まりこ 発行元:mille books 48ページ 182mm × 128mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** おいしいコーヒーのいれ方がよくわかる 世界でいちばんやさしいコーヒーの絵本 全国に多くのファンを持つ人気焙煎所・アアルトコーヒーの庄野雄治さんが、コーヒーの基本から淹れ方まで、お話仕立てで楽しくわかりやすく教えます。イラストレーター・平澤まりこさんのかわいらしくほのぼのとした絵とともにコーヒーのお話が展開するので、美味しいコーヒーの淹れ方が本当によーくわかります。「家でコーヒーをいれてみたいけど面倒そう」という方にこそおすすめの1冊。この絵本があれば、おうちのコーヒーがグッと美味しくなりますよ。
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紅茶の絵本
¥1,100
著者:大西進 絵・平澤まりこ 発行元:mille books 48ページ 182mm × 128mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** おいしい紅茶のいれ方がよくわかる 世界でいちばんやさしい紅茶の絵本 全国に数多くのファンを持つ人気紅茶卸人・テテリアの大西進が、紅茶の基本から淹れ方まで、お話仕立てでわかりやすく丁寧に教えます。イラストレーター・平澤まりこさんのかわいらしくほのぼのとした絵とともに紅茶のお話が展開するので、美味しい紅茶の淹れ方が本当によーくわかります。「茶葉から紅茶を楽しみたいけど、面倒でついティーバッグ」という方におすすめです。
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長めのいい部屋・かわうそ天然気分
¥1,980
著者:フジモトマサル 発行元:中央公論新社 140ページ 188mm × 140mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 動物たちの暮らす街をのどかでコミカルに描いた、著者の初期傑作マンガ『長めのいい部屋』。よろず修理工房で働くかわうそくんの日常を綴る『かわうそ天然気分』を併録。
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F・モレシャンの失敗しないおしゃれ(21世紀ブックス)
¥700
SOLD OUT
著者:フランソワーズ・モレシャン 発行元:主婦と生活社 254ページ 180mm × 128mm ソフトカバー 【状態】 小口に若干のヤケと汚れ それ以外に目立った汚れや傷みはございません。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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巴里の空の下オムレツのにおいは流れる
¥1,760
SOLD OUT
著者:石井好子 発行元:暮しの手帖社 282ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 滞在先のパリやいろいろな国で出会った料理、家族やお友達との楽しくあたたかな食卓。すてきなエピソードが、食べることの喜び、心を込めて料理をつくる大切さを教えてくれます。1963年度(第11回)日本エッセイストクラブ賞を受賞、今なお読み継がれているロングセラーです。 【目次】 巴里の空の下オムレツのにおいは流れる また来てまた見てまた食べました よく食べよく歌え 外は木枯 内はフウフウ 西部劇とショパンと豆と 紅茶のみのみお菓子をたべて 作る阿呆に食べる阿呆 とまとはむぽてと フランスの料理学校 わが家族の食い気についての一考察 私のゆくところに料理がある
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ショート・ショート・ヘアー
¥1,870
SOLD OUT
著者:水野葵以 監修:東直子 発行元:書肆侃侃房 144ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 生まれたての感情を奏でる かけがえのない瞬間を軽やかに閉じ込めた歌の数々。 日常と非日常と切なさと幸福が、渾然一体となって輝く。 (東 直子) 【5首】 旅客機の窓はきらめくそれぞれのパーパス・オブ・ユア・ヴィジットをのせ 君の背にロールシャッハが咲いていてそれでも好きと思えたら夏 スーパーで出くわすような気まずさと夜の校舎のような嬉しさ 日々のバカ 開きっぱなしの踏切でほとぼりが過ぎ去るのを待って サササドリと母が呼んでる鳥がいてたぶんこれだな、サササと走る
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シンジケート[新装版]
¥2,530
著者:穂村弘 発行元:講談社 144ページ 210mm × 140mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 伝説のデビュー歌集、31年目の新装版。1990年に第一歌集『シンジケート』で鮮烈なデビューを果たして以来、現代短歌を代表する人気歌人として、エッセイ、評論、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍する穂村弘。 その原点であり、現在の短歌ブームにつながる新時代の扉を開いた伝説の歌集が、人気画家ヒグチユウコの絵と名久井直子の装丁で新たに生まれ変わりました。解説・高橋源一郎。
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なるべく働きたくない人のためのお金の話
¥1,540
SOLD OUT
著者:大原扁理 発行元:百万年書房 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 『年収90万円で東京ハッピーライフ』(4刷3万部)著者の、2年ぶり最新刊!! 「多動力」なんてないし「私たちはどう生きるべきか」と考えるうちに気がつくと昼寝になってしまっているような、そんな弱い私たちの「生存戦略」。 著者が隠居生活の中で、お金と人生についてゼロから考えた記録。将来に不安や心配を感じる人へ向けた、もっと楽に生きるための考え方がこの1冊に詰まっています。 巻末対談:鶴見済×大原扁理「豊かさって何だろう?」 【目次】 序章 隠居生活のアウトライン 第一章 まずはつらい場所から抜け出す 第二章 落ち着いた生活をつくりあげる 第三章 手にしたお金で、自分はどう生きたいのか? 第四章 お金に対する見方・考え方の変化 第五章 お金と話す、お金と遊ぶ 対談 鶴見済×大原扁理「豊かさって何だろう?」
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小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ
¥1,760
SOLD OUT
著者:平川克美 発行元:ミシマ社 232ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 『移行期的混乱』で、「有史以来初めての人口減を食い止める方策は、経済成長ではない。それとは反対の経済成長なしでもやっていける社会を考想することである」と指摘した著者。 本書では、その社会のあり方として「小商いの哲学」を提示する。 「身の回りの人間的なちいさな問題を、自らの責任において引き受けることだけが、この苦境を乗り越える第一歩になる」 短期的ではなく長期的な視点での復興策を、血の通った言葉で書きつづった感動的な論考! *********************** 店主コメント *********************** 本書の内容は、近年話題になった斎藤幸平『人新世の「資本論」』に通じるものを感じます。 コロナ禍で経済の脆弱さを知った我々が考えるべき道は「脱成長」であり「小商いの哲学」なのかもしれません。 東日本大震災から間もなくして発行された本ですが、その内容は今になってより現実性が高まっています。
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ちゃぶ台8 ミシマ社創業15周年記念号 特集:「さびしい」が、ひっくり返る
¥1,870
発行元:ミシマ社 200ページ 189mm × 149mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 特集:「さびしい」が、ひっくり返る 土井善晴(随筆)、津村記久子(エッセイ)、齋藤陽道(フォトエッセイ)、三好愛(絵と言葉)、斉藤倫(創作)、益田ミリ(漫画)・・・など、いま、私の「さびしい」が、足元から変わっていく! 生活者のための、新しい運動のかたちがここに――。 ・松村圭一郎×村瀨孝生(対談)「弱さとアナキズム」 ・藤原辰史(論考)「民間人について」 ・工藤律子(ルポ)「人のつながり、命のつながり パンデミック下のスペインより」 他にも、珠玉の読み物が集結!! 滝口悠生(小説)、寄藤文平(絵と言葉)、榎本俊二(漫画)、中村明珍(エッセイ)、内田健太郎(エッセイ)、益田ミリ・平澤一平(漫画)、須山奈津希(漫画)、「面白い本屋さん」紹介コーナー・・・など。 さらに、ミシマ社創業15周年記念鼎談も必読! 中島岳志×辻山良雄(本屋Title)×三島邦弘「著者、書店主と考える これからの本のこと」 あまりに面白い雑誌になり、驚くばかりです。 【目次】 益田ミリ「仮りの世界」(漫画) 津村記久子「『さびしい』をひっくり返す」(エッセイ) 三好愛「おかえりアイロン」(絵と言葉) 斉藤倫「ビルさん」(創作) 村瀨孝生/松村圭一郎「弱さとアナキズム」(対談) 工藤律子「人のつながり、命のつながり パンデミック下のスペインより」(ルポ) 藤原辰史「民間人について」(論考) 齋藤陽道「人間が始まる」(フォトエッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリーPART7」(漫画) 滝口悠生「梅干と金盥」(小説) 内田健太郎「アロハ警察、山火事に遭う」(エッセイ) 土井善晴「地球と料理」(随筆) 寄藤文平「配置の話。 未来の描き方その2」(絵と言葉) 中村明珍「ダイナミック野景」(エッセイ) 中島岳志/辻山良雄/三島邦弘「著者、書店主と考える これからの本のこと」(鼎談) 益田ミリ/平澤一平「万年じいさま」(漫画) 面白い本屋さん 1/井戸書店 2/曲線 3/本屋・生活綴方(レポート) 須山奈津希「Reflection」(漫画) 編集後記
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ちゃぶ台7 特集:ふれる、もれる、すくわれる
¥1,870
発行元:ミシマ社 188ページ 189mm × 149mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 今回の特集は「ふれる、もれる、すくわれる」です。 前号よりリニューアルした雑誌『ちゃぶ台』。 「生活者のための総合雑誌」として、今号も「おもしろい」が詰まっています! *7号特集「ふれる、もれる、すくわれる」に寄せて 本号を構想しはじめた当時、「お金を分解する」を特集テーマに掲げた。ものづくりを生業とする以上、お金の壁に直面しない日はないと言っていいだろう。最高のものをつくりたい。そのためには当然コストがかかる。理想をすべて実現していけば、価格に反映せざるをえない。つまり高くなる。すると、届かない(売れない)可能性が高まる。逆に、安さを優先すれば何かを落とさざるをえない。ものづくりは、最高と最適の均衡点を見つける葛藤の連続。たしかにそうだが、そもそも、「最適」価格は固定されたものなのか? とすれば、どうしても条件が不利な後発組は苦しいまま。定価の抑制は、自分たちの利益を削る形でしか成り立たなくなる。一方、生活者としては限られたなかでやりくりするほかない。視線を外に向ければ、コロナ禍で身体をはって働いておられるエッセンシャルワーカーの方々へのあまりに低い待遇……。な、なんだ、この不均衡? 一度、お金そのものを分解しないことには「現代の均衡」へと進めないのではないか。 そして、お金を分解し、生活者としての息苦しさから解放されるためにも、まずは「ふれる・もれる」社会の再構築が欠かせない、そう思うに至った。コロナ下、他者との「ふれる」は禁じられ、ルールから「もれる」ことは許されず、「すくい」のない世になりつつある。政治に目を向けようものなら、絶望ばかり。コロナ以前とは違う「ふれる」「もれる」をつくり直すこと。その先に初めて「救われる」が待っているのではないか。そんな思いとともに本号を企画しました。 今、集まってきた原稿をじっくりと読み、眺め、そうした救いの可能性を見事に「掬って」くれたと感じています。ふれる、もれる、そしてときには、闇に心が「巣くわれる」。その巣くいにまたふれ、そこから何かがもれ、もれたものを掬い、救われる。本号がそうした循環を生むものであることを願ってやみません。 本誌編集長 三島邦弘
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ちゃぶ台6 特集:非常時代を明るく生きる
¥1,760
SOLD OUT
発行元:ミシマ社 190ページ 189mm × 149mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ リニューアル創刊号! 「ミシマ社の雑誌」から「生活者のための総合雑誌」へと装いを改め、特集には、「非常時代を明るく生きる」を据えました。 益田ミリ「のび太と遊んだ空き地」(エッセイ)、土井善晴「地球とAIと人間」(論考)、藤原辰史×松村圭一郎「分解とアナキズム」(対談)、町屋良平「猫の顎のしたの三角のスペース」(小説)、齋藤陽道「時間が残った」(フォトエッセイ)、タルマーリー・渡邉麻里子「なるべくお金を払うようにしたい」(インタビュー)など、すべての執筆者・登場者による渾身の記事ばかりが揃いました。 気候変動も、感染症も、人類が一度も経験したことのないスケールで起きています。必然、私たちの生き方も大きく変えざるをえません。 日々を不安に過ごしていたり、モヤモヤから抜けでれずにいる多くの生活者たちに、切実に届けたい一誌となりました。 ---------------------------- 非常時代を明るく生きる 終わらない梅雨、四〇度を超える猛暑、残暑なく突入した秋。人との接触を限りなくおさえなければいけない日々。 二〇三五年には北極圏の氷が溶けると最新の科学レポートは告げ、新型コロナウイルスによる死者は全世界で一〇〇万人超えました。 気候変動も、感染症も、人類が一度も経験したことのないスケールで起きています。必然、私たちの生き方も大きく変えざるをえません。 そうした視点に立てば、今私たちが生きているのは、コロナの終息いかんにかかわらず、すでに非常時代、と言えるのではないでしょうか。すくなくとも、非常時代なのだと最初から思っておくほうがいい。どんなにあがいても、悲しんでも、気候変動はノンストップですし、新たな感染症はまたやってくるにちがいなく、自国に目を向ければ、生活苦は重くなるばかり……。 安定した時代よ、もう一度。と嘆いたところで現実はすぐには変わらないわけで、それならいっそ日々を明るく生きよう。明るく生きてさえいれば、この時代を乗りきる知恵やアイデアが湧いてくるでしょうし、多様な生物と共生していく感性も高まってくるかもしれない。 そんな思いをこめて、本号を企画しました。 非常時代を生きる。非常時代を明るく生きる。 そう腹をくくってしまえば、あとは、やることがはっきり見えてきます。 どこに住んでいようと、何歳であろうと、どんな属性に区分されようと、あらゆる人たちが生活者であることだけは免れないはずです。生活者として日々を生きる。明るく生きる。複雑な事象を暴力的にわかりやすくしたりせず、しっかり粘り強く、考えつづけていく。本誌が皆さんのそうした日々のそばにあることを願ってやみません。 本誌編集長 三島邦弘 【目次】 益田ミリ のび太と遊んだ空き地 土井善晴 地球とAIと人間 藤原辰史×松村圭一郎 分解とアナキズム 町屋良平 猫の顎のしたの三角のスペース 中村明珍 土と子と木と水と火、形が似てる 齋藤陽道 時間が残った 平川克美 止むを得ず贈与経済。 変わるものと、変わらないもの、変えられるものと、変えられないものについて 渡邉麻里子(タルマーリー) なるべくお金を払うようにしたい 猪瀬浩平 さびしい社会、にぎやかな世界 前田エマ 習字のこと 高橋久美子 約束/夜の手紙 中田兼介 いきものを見る目 サマースクールを終えて 木村俊介 「文藝」編集長・坂上陽子さんインタビュー 榎本俊二 ギャグマンガ家山陰移住ストーリーPART5 春日太一 時代劇聖地巡礼は突然に 内田健太郎 暮らしと浄土 JODO & LIFE 松村圭一郎 国家なき社会の政治リーダー考――はじめてのアナキズム(2)
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ちゃぶ台Vol.5 「宗教×政治」号
¥1,760
発行元:ミシマ社 224ページ 188mm × 128mm ソフトカバー コデックス装 ~出版社紹介文より~ 「無宗教です」は通じない! 無政府状態は始まっている!? あの「周防大島40日間断水」で、何が起こったのか? 日本の問題がすべてここに凝縮していた…。 尾崎世界観(インタビュー)、滝口悠生(小説)、 藤岡拓太郎、岡田武史「今治からの小さな革命」、 内田樹、益田ミリ、森田真生ほか。 ミシマ社の雑誌、第5弾! ●ミシマ社の雑誌『ちゃぶ台』とは? お金や政治にふりまわされず、「自分たちの生活 自分たちの時代を 自分たちの手でつくる」。創刊以来、その手がかかりを、「移住」「会社」「地元」「発酵」などさまざまな切り口から探ってきました。本号では、「宗教」と「政治」を特集の二本柱に据えました。これからの宗教とは? 政治にどう向き合えばいいか? 災害、毎年のように起こる人災。くわえて、外国人労働者受け入れ策など議論なきまま進む政策。すさまじい勢いで進む人口減少。 大きな問題に直面する現代、私たちはどうすれば、これまでとまったく違う価値観を大切にする社会を構築できるのか。「ちゃぶ台」が、未来にたいして、明るい可能性を見出す一助になればと願ってやみません。 本誌編集長 三島邦弘 ●本号の特集について 特集1 ぼくらの宗教 特集2 みんなのアナキズム 【目次】 益田ミリ なぞのバスツアー 内田樹 街場の宗教論(序) 150年の怨讐の彼方から蘇る「動く宗教性」 ミシマ社編集部 周防大島の断水は『非常時』ではなかった!? 松村圭一郎 はじめてのアナキズム 藤岡拓太郎 2ページまんが ちゃぶ台 タルマーリー 渡邉格 田舎のパン屋が語る政治の話 三浦豊 森の案内人、「糺の森」の言霊に迫る! 木村俊介 尾崎世界観さんインタビュー 音楽は、「寝っ転がってやる、ものづくり」 滝口悠生 競馬と念仏 石井美保 花をたむける 榎本俊二 ギャグマンガ家山陰移住ストーリーPART4 最相葉月×三田一郎 物理学者は“神”を見る ブックレビュー『それしかないわけないでしょう』 藤原辰史 縁食論(4)――食を聴く 中村明珍 こみゅにてぃわ 内田健太郎 地域力という生命線 白川密成×岡田武史 今治からの小さな革命 釈徹宗 「無宗教です」が通じない時代 森田真生 聴(ゆる)し合う神々 編集後記
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ちゃぶ台 Vol.4 「発酵×経済」号
¥1,760
発行元:ミシマ社 208ページ 188mm × 128mm ソフトカバー コデックス装 ~出版社紹介文より~ ミシマ社の雑誌、第4弾! これからの10年が黄金時代——。 この言葉に血が通うかどうかは、私たちひとりひとりにかかわっている。すべては自分たち次第。とにかく、ものすごい可能性の真っ只中に自分たちはいる! 特集1 菌をもっと! 特集2 やわらかな経済 尾崎世界観による短編小説、滝口悠生によるエッセイ書き下ろし! 町田康×江弘毅、内田樹×森田真生の対談を収録。 小倉ヒラク、タルマーリー、藤本智士らが発酵を、 近藤淳也、平川克美らがこれからの経済を語る・・・ ほか豪華著者による書き下ろしが盛りだくさん! 言葉の栄養、たっぷりの一冊です。 毛細血管のように、体の、日本の隅々にまでめぐり、 菌のように体内外の、地球上の、あらゆるところでこっそり役にたつ。 『ちゃぶ台Vol.4』は、そんな雑誌でありたいと思っています。————編集部より 【目次】 益田ミリ 魔法のポケット 先進県・秋田との出会い 小倉ヒラク 秋田で起きている「生命の復活」 藤原辰史 縁食論(3)——死者と食べる タルマーリー 渡邉格・麻里子 天然菌が世の中の常識を変える! 榎本俊二 ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART3 近藤淳也 賃貸物件に無垢材を使う 対談 町田康×江弘毅 「大阪弁で書く」とはどういうことか 尾崎世界観 祖父と ブックレビュー『そっと 静かに』 宮田正樹 春夏秋冬 島で農業をして生きる 中村明珍 猪突ちょっとずつ 内田健太郎 島の暮らしと極楽浄土 滝口悠生 チャンドラモハン 対談 内田樹×森田真生 壊れゆく制度のなかで、教育は 吉成秀夫 久住さんのこと 佐藤ジュンコ 女のひとり飯 藤本智士 あきた発酵中〜均質より菌質を 松村圭一郎 人間の経済 商業の経済 高井浩章 パブに流れる3つの時間 三浦豊 菌目線になる 平川克美 自分のふるさとをつくる 編集後記
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ちゃぶ台 Vol.3 「教育×地元」号
¥1,650
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発行元:ミシマ社 184ページ 188mm × 128mm ソフトカバー コデックス装 ~出版社紹介文より~ ミシマ社の雑誌、第3弾! これからの教育はどうなっていくのだろう? 学びの未来はどこかですでに始まっているのだろうか? 地元はどんどんなくなっていくの? 逆に、現存する地元はずっと窮屈なままなのだろうか? そんな素朴な疑問を携え、雑誌づくりを始めることにしました。 特集1 学びの未来 特集2 新しい地元 内田樹、山縣良和、森田真生、小田嶋隆、山極壽一らが教育を 渡邉格、堀部篤史(聞き書き・木村俊介)らが地元を語る・・・ 豪華著者陣書き下ろし! 最初から最後まで読み通せる雑誌です。 【目次】 益田ミリ 英語で宿題 周防大島サマースクール・レポート 内田樹 「しょんぼりと機嫌よく」、知性を高める 渡邉格 私の成長録ーー智頭町に来たからこそ変わったこと 星野博美 何度引っ越しても手に入らないもの 小田嶋隆 幼稚園中退の真相ーー私が「ふつうの子」に変わるまで 榎本俊二 ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART2 井川直子 昭和の小さな小さな正しさ 瀬戸昌宣×森田真生 「先生・生徒」の枠組みがなくなる 堀部篤史 聞き書き・木村俊介 地元的なるもの ブックレビュー『デザインの仕事』 矢萩多聞 オレはニンジャ 千松信也の野生生活 実践編 周防大島サマースクール・レポート2 山縣良和 「バケる!」島の装いを作るワークショップ 中村明珍 海辺のフカフカ 内田健太郎 もらい物はもらうもの 森田真生 世界のすべてを 藤原辰史 縁食論(2)ーー弁当と給食の弁証法 吉田篤弘 東京で考えた 山極壽一 森林動物として不確かなことを不確かなままに 少し長めの編集後記
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ちゃぶ台 Vol.2 革命前々夜号
¥1,650
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発行元:ミシマ社 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー コデックス装 ~出版社紹介文より~ ミシマ社の雑誌 第二弾! 景気や政治や時代にふりまわされることなく育ちつつある「未来の小さな形」を、「食」と「会社」という切り口から追う。 カンパニー(一緒に食べる)、複業・百姓(百の仕事)、地方(じかた)、手作り......希望の「今」がここに。 もともと、会社というのは、以前、鷲田清一先生に教えていただいたように「食をともにする」ために人類が産み出した共同体のはずです。ところが、現状の会社は、株主のほうばかりを向いて、利益、効率が最優先。顧客もそこで働く人たちの気持ちも置いてけぼり。まして、「一緒に食べるために一緒に働いている」なんてことは、はるか遠くに......。 はたして、これから会社はどうなっていくのか? 今が末期とすれば、「次のかたち」は、もうすでに水面下で起きているにちがいない。 ――「はじめに」より 特集0 「食×会社」を考える 特集1 会社の終わり、companyの始まり 特集2 百姓のすすめ 豪華著者陣書き下ろし! 最初から最後まで読み通したくなる雑誌を目指します。――編集部 【目次】 はじめに *特集0 「食×会社」を考える 周防大島の農家さんを訪ねて 山本ふみこ /おみおつけの<み>を何にするか *特集1 会社の終わり、companyの始まり 平川克美 /株式会社の終焉 近藤淳也 /会社の人たちと「食べる」ことについて 中山咲子 /まかないのさっこちゃん 山口ミルコ /ダーチャでニチェボー 藤原辰史 /縁食論――孤食と共食のあいだ 植本一子 /言葉をもらう 榎本俊二 /ギャグマンガ家山陰移住ストーリー ブックレビュー 内澤旬子『漂うままに島に着き』 佐藤ジュンコ/甘辛ジュンコの人生案内 矢萩多聞 /おなじ釜のビリヤーニー *特集2 百姓のすすめ 宮田正樹 /命をつなぐ仕事を 小野邦彦 /ブレのある野菜を流通・販売する 後藤正文 /どんな音楽を選んで聴くのかも、どこかで社会に関わってる 井川直子 /過去のすべてに恩返しする 鷲田清一 /集団として生き延びていくために 中村明珍 /里山のDIY野郎 内田健太郎 /マルシェを「つづける」ということ 加地猛 /コンビニをやりたい 益田ミリ /なんとなく、未来の夏休み 少し長めの編集後記
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ちゃぶ台 「移住×仕事」号
¥1,650
SOLD OUT
発行元:ミシマ社 176ページ 188mm × 128mm ソフトカバー コデックス装 ~出版社紹介文より~ ミシマ社初の雑誌 創刊! お金にも政治家にも操られることなく、自分たちの手で、自分たちの生活、自分たちの時代をつくる。そんな、生まれつつある「未来のちいさな形」を、「移住」「仕事(今までにない就活)」「農業」という切り口から追う。台割を作らないという、前代未聞の作り方にも挑戦! 新しい時代の空気を新しい編集法によってつかみ取った、未来の幕開けを予感させる一冊。 特集1 移住のすすめ 特集2 今までにない就活 豪華著者陣、すべて書き下ろし! 最初から最後まで読みたくなる雑誌をめざしました。――編集部 【目次】 01 益田ミリ 本当の本当の本当の同時 02 特集1 移住のすすめ 周防大島の二日間 1日目 03 内田樹 in 周防大島 街場の農業論〜序 04 内澤旬子 移住してわかったこと 05 特集2 今までにない就活 働き方研究家・西村佳哲に訊いた「地方×仕事」 06 渡邉格 菌本位制という生き方 07 特集1.5 藤原辰史が語る「食、戦争、そして」 08 特集1 周防大島の二日間 2日目 09 中村明珍・内田健太郎 移住してみて 10 特集2 就活生に告ぐ! 君はバッキー井上を知っているか 11 佐藤ジュンコのひとり飯な日々 特別編 北野新太 台風下の棋士 松樟太郎 声に出して読みづらいロシア人 12 ホホホ座 なのにあなたは京都にきたの? 13 井川直子×福本伸也対談 シェフに「なる」そして「つづける」 14 江弘毅 長老は動かない(大阪人の言い方) 15 寄藤文平 番台の星野さんがピッピと電話すると 16 特集2 甲野善紀 今までにない就活をする 少し長めの編集後記
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人生相談を哲学する
¥1,980
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著者:森岡正博 発行元:生きのびるブックス 224ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 哲学者が右往左往しながら思索する、 前代未聞の人生相談。 人生相談は、人間とは何か?という真理につながる扉。その場しのぎの〈処方箋〉から全力で遠ざかり、正解のない思索へ誘う哲学エッセイ。哲学カフェ、学校授業でとりあげられた話題連載が書籍化! 【目次】 まえがき ◆第1部 Q1:人を喜ばせる努力ばかりするのはもう嫌です。 Q2:友だちから「いい人であることをアピールしたいんだろ」と言われてボランティアをやめました。他人への優しさも利己的なものだと思うようになりました。 Q3:私は自分にコンプレックスを持っています。人と出会いたいのに人とかかわることが怖いです。「自分を愛さなければ、人から愛されない」という言葉に吐き気を感じます。どうすれば自分を好きになれるのでしょうか。 Q4:うまく話せた実感がなく、本音とのギャップがあり、表面的な話しかできません。沈黙が怖くてペラペラしゃべってしまいます。 Q5:自己成長のために、社会貢献などいろんな活動に参加してきましたが、身近な人間関係が疎遠になります。自己成長を軸に、人と上手に付き合っていくにはどうしたらいいでしょうか。 Q6:相手の意見を否定せずに受け入れることはできますが、自己主張が苦手です。他人からどう思われるか気にしすぎているのかもしれません。自信を持つにはどうすればよいでしょうか。 ◆コラム① 誘惑に負けそうになったとき/自分を励まそう/自殺について/永遠はどこにあるのか?/愛する気持ちとは/孤独を楽しむには ◆第2部 Q7:私は哲学が好きですが、哲学者の肩書きに定義はあるのでしょうか。哲学者の苦悩や喜びはどんなものでしょう? Q8:小説家を目指して出版社の文学賞に応募するつもりですが、「書くことが苦しい」です。イメージする言葉にたどりつけません。でも書きたいのです。 Q9:たくさんのことに興味があり、将来の夢は広がるのですが、大学受験が近づいてきて具体的な進路が決まりません。このままでは無意味な人生を送りそうで怖いです。 Q10:結婚したいのですが、その見通しが立ちません。「プロポーズされた」という話を聞くと、他人の幸せをねたんでしまいます。どうしたら醜い心を捨てて、他人の幸せを喜べる人間になれるでしょう。 ◆コラム② 故郷を離れてみよう/ペットを飼う後ろめたさ/やさしくしたいのに、やさしくできない/正しい怒りとは?/武器を取って戦いますか?/贈る言葉 ◆第3部 Q11:私は反抗期がありませんでした。両親とぶつかる経験がなかったので、いまでも自己主張ができません。ですが、飲み込んできた不満がだんだんと抑えられなくなりました。いまから成長過程をやり直すことはできるでしょうか? Q12:サラリーマン生活になじめず、退職して警備員をしています。自己実現できる仕事をしたいのですが、現実はぜんぜん違います。生活のためだけに働くのは、努力が空回りして、本当につらいです。 Q13:大切な同性の友人と金銭感覚が合いません。私は裕福な家庭ではないのに、友人はまた新しいブランド品を持っているのかと思うと怒りに似た感情が湧いてきます。 Q14:楽してもうかる仕事がいちばんいいと本気で思います。仕事とは苦労を伴うものだというのはピンときません。どこか間違っていますか? Q15:私は、自分にとって最高の出来事があると、自慢したくなるのですが、友だちは「自慢する人は最悪だよね」と言います。自慢は悪いことではないと思います。どうしたらいいですか? ◆「人生相談の哲学」をもういちど考えてみる ◆悩んだとき、「哲学」したいときに出会いたい本&映画 あとがき
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暇と退屈の倫理学(新潮文庫)
¥990
SOLD OUT
著者:國分功一郎 発行元:新潮社 512ぺージ 148mm × 105mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう――現代の消費社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加えて待望の文庫化。 【目次】 増補新版のためのまえがき まえがき 序章 「好きなこと」とは何か? 第一章 暇と退屈の原理論――ウサギ狩りに行く人は本当は何が欲しいのか? 第二章 暇と退屈の系譜学――人間はいつから退屈しているのか? 第三章 暇と退屈の経済史――なぜ“ひまじん”が尊敬されてきたのか? 第四章 暇と退屈の疎外論――贅沢とは何か? 第五章 暇と退屈の哲学――そもそも退屈とは何か? 第六章 暇と退屈の人間学――トカゲの世界をのぞくことは可能か? 第七章 暇と退屈の倫理学――決断することは人間の証しか? 結論 あとがき 注 付録 傷と運命――『暇と退屈の倫理学』増補新版によせて 文庫版あとがき *********************** 店主コメント *********************** かつて刊行された単行本は一度復刊されるも、その後絶版に。 この度、新潮文庫から待望の復刊です。 七章にわたり理論を展開し結論まで導く本書の構成は、読了後に退屈しのぎとは何なのかということを身をもって実感できるのではないでしょうか。結論を読むだけでは理解させまいとする著者の姿勢が何とも心憎いです。 帯文にある若林正恭さんのコメントは、著者のその心憎さに対する賛辞なのではないかと私は推測します。
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パパラギ
¥1,430
翻訳:岡崎照男 イラスト:早川世詩男 発行元:学研 128ページ 215mm × 161mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 100年愛され続け、日本版だけで累計100万部を突破している、ベストセラー&ロングセラー本がオールカラーのイラストつきで登場。現代人の心にも突き刺さる、100年後にも残したいメッセージ。子どもたちだけではなく、大人も必読の、名著中の名著。 *********************** 店主コメント *********************** 100年以上前、サモア諸島に住む酋長ツイアビが西欧を訪れ文明を見聞しました。 帰島後にツイアビが島民に話した演説を翻訳したものが『パパラギ』の内容だとされています。(本書の成り立ちには諸説あるらしい) 「パパラギ」とはサモアの人が白人を指すときに使う言葉。 ツイアビの話はどこかパパラギを見下し、文明批判しながら自分たちの正当性を主張する向きがあります。しかし、的を射ていることがたくさんあります。 本書の内容は元々の邦訳版を再編集したもの。子どもでも読めるように内容をシャープにしイラストも加えられています。 文明を言い表す際にツイアビが用いる比喩は多彩で、それは面白さでもあり元の邦訳版においては読みにくさでもあったのですが、本書はいろんな世代に読んでもらえるのではないでしょうか。
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庭とエスキース
¥3,520
著者:奥山淳志 発行元:みすず書房 288ページ 210mm × 150mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 写真家である著者は、北海道の丸太小屋で自給自足の生活を営み、糧を生みだす庭とともに暮らす「弁造さん」の姿を14年にわたり撮影しつづけた。 弁造さんの“生きること”を思い紡がれた24篇の記憶の物語と40点の写真。 人が人と出会ったことの豊かさを伝える、心揺さぶる写文集。 「弁造さんの部屋に入ると空箱とか紙切れとか床の上を占めているよくわからないものを脇によけて、僕はいつもの場所に腰を下ろした。それは部屋にひとつだけある窓の前、部屋の中央にどんと居座っているイーゼルの脇のわずかな隙間といってよい場所だった。たった一部屋しかない丸太小屋は全体でわずか十畳ほどだろうか。その空間のなかに食事を作るための流しと食事スペース、冷蔵庫、トイレとお風呂、クローゼット、ベッド、薪ストーブと暮らしていくうえで必要なすべてが揃っていた。生きていくうえで必要のないものを挙げるとしたら、それはイーゼルをはじめとする絵を描く道具だろうか。でも、これは弁造さんにとっては、冷蔵庫や風呂などとは比べようもないほど大切なものだった。イーゼルは、窓からの光を一番受けやすい場所に立っていて、ベッドからもよく見えた。 弁造さんは、ベッドに腰掛けながら、あるいは横になりながら、室内でいる時間のほとんどをこのイーゼルを眺めながら過ごしているようだった。そして、イーゼルにはいつだって絵が掛けられていた。鉛筆でざらざらと描かれているスケッチブックが造作無く置かれているときもあったし、色が塗られたベニヤ板やキャンバスが重ねて置かれていることもあった。共通しているのは、それがいつも完成していないことだった。でも、だからなのだろうか。絵は逆に生々しく弁造さんの今という時間を伝えているような気もした。 僕は無意識のうちに、イーゼルに置かれている絵が何であるのかを最初に確認するようになった」(本文より) *********************** 店主コメント *********************** 写真家である著者は、北海道で自給自足の生活を送る老人・弁造さんと14年にわたり交流し、彼の姿を撮り続けてきました。 その14年間を振り返りながら、弁造さんの姿から見えてくる〝生きること〟について思索するエッセイです。 弁造さんと過ごした濃厚な時間は、彼が不在になってからも過去の記憶とともに〝生きること〟を浮かび上がらせる。著者が過去を思い出しながら思考を巡らせる様子が端正な文章で綴られています。