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ちゃぶ台 Vol.3 「教育×地元」号
¥1,650
SOLD OUT
発行元:ミシマ社 184ページ 188mm × 128mm ソフトカバー コデックス装 ~出版社紹介文より~ ミシマ社の雑誌、第3弾! これからの教育はどうなっていくのだろう? 学びの未来はどこかですでに始まっているのだろうか? 地元はどんどんなくなっていくの? 逆に、現存する地元はずっと窮屈なままなのだろうか? そんな素朴な疑問を携え、雑誌づくりを始めることにしました。 特集1 学びの未来 特集2 新しい地元 内田樹、山縣良和、森田真生、小田嶋隆、山極壽一らが教育を 渡邉格、堀部篤史(聞き書き・木村俊介)らが地元を語る・・・ 豪華著者陣書き下ろし! 最初から最後まで読み通せる雑誌です。 【目次】 益田ミリ 英語で宿題 周防大島サマースクール・レポート 内田樹 「しょんぼりと機嫌よく」、知性を高める 渡邉格 私の成長録ーー智頭町に来たからこそ変わったこと 星野博美 何度引っ越しても手に入らないもの 小田嶋隆 幼稚園中退の真相ーー私が「ふつうの子」に変わるまで 榎本俊二 ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART2 井川直子 昭和の小さな小さな正しさ 瀬戸昌宣×森田真生 「先生・生徒」の枠組みがなくなる 堀部篤史 聞き書き・木村俊介 地元的なるもの ブックレビュー『デザインの仕事』 矢萩多聞 オレはニンジャ 千松信也の野生生活 実践編 周防大島サマースクール・レポート2 山縣良和 「バケる!」島の装いを作るワークショップ 中村明珍 海辺のフカフカ 内田健太郎 もらい物はもらうもの 森田真生 世界のすべてを 藤原辰史 縁食論(2)ーー弁当と給食の弁証法 吉田篤弘 東京で考えた 山極壽一 森林動物として不確かなことを不確かなままに 少し長めの編集後記
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ちゃぶ台 Vol.2 革命前々夜号
¥1,650
SOLD OUT
発行元:ミシマ社 192ページ 188mm × 128mm ソフトカバー コデックス装 ~出版社紹介文より~ ミシマ社の雑誌 第二弾! 景気や政治や時代にふりまわされることなく育ちつつある「未来の小さな形」を、「食」と「会社」という切り口から追う。 カンパニー(一緒に食べる)、複業・百姓(百の仕事)、地方(じかた)、手作り......希望の「今」がここに。 もともと、会社というのは、以前、鷲田清一先生に教えていただいたように「食をともにする」ために人類が産み出した共同体のはずです。ところが、現状の会社は、株主のほうばかりを向いて、利益、効率が最優先。顧客もそこで働く人たちの気持ちも置いてけぼり。まして、「一緒に食べるために一緒に働いている」なんてことは、はるか遠くに......。 はたして、これから会社はどうなっていくのか? 今が末期とすれば、「次のかたち」は、もうすでに水面下で起きているにちがいない。 ――「はじめに」より 特集0 「食×会社」を考える 特集1 会社の終わり、companyの始まり 特集2 百姓のすすめ 豪華著者陣書き下ろし! 最初から最後まで読み通したくなる雑誌を目指します。――編集部 【目次】 はじめに *特集0 「食×会社」を考える 周防大島の農家さんを訪ねて 山本ふみこ /おみおつけの<み>を何にするか *特集1 会社の終わり、companyの始まり 平川克美 /株式会社の終焉 近藤淳也 /会社の人たちと「食べる」ことについて 中山咲子 /まかないのさっこちゃん 山口ミルコ /ダーチャでニチェボー 藤原辰史 /縁食論――孤食と共食のあいだ 植本一子 /言葉をもらう 榎本俊二 /ギャグマンガ家山陰移住ストーリー ブックレビュー 内澤旬子『漂うままに島に着き』 佐藤ジュンコ/甘辛ジュンコの人生案内 矢萩多聞 /おなじ釜のビリヤーニー *特集2 百姓のすすめ 宮田正樹 /命をつなぐ仕事を 小野邦彦 /ブレのある野菜を流通・販売する 後藤正文 /どんな音楽を選んで聴くのかも、どこかで社会に関わってる 井川直子 /過去のすべてに恩返しする 鷲田清一 /集団として生き延びていくために 中村明珍 /里山のDIY野郎 内田健太郎 /マルシェを「つづける」ということ 加地猛 /コンビニをやりたい 益田ミリ /なんとなく、未来の夏休み 少し長めの編集後記
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ちゃぶ台 「移住×仕事」号
¥1,650
SOLD OUT
発行元:ミシマ社 176ページ 188mm × 128mm ソフトカバー コデックス装 ~出版社紹介文より~ ミシマ社初の雑誌 創刊! お金にも政治家にも操られることなく、自分たちの手で、自分たちの生活、自分たちの時代をつくる。そんな、生まれつつある「未来のちいさな形」を、「移住」「仕事(今までにない就活)」「農業」という切り口から追う。台割を作らないという、前代未聞の作り方にも挑戦! 新しい時代の空気を新しい編集法によってつかみ取った、未来の幕開けを予感させる一冊。 特集1 移住のすすめ 特集2 今までにない就活 豪華著者陣、すべて書き下ろし! 最初から最後まで読みたくなる雑誌をめざしました。――編集部 【目次】 01 益田ミリ 本当の本当の本当の同時 02 特集1 移住のすすめ 周防大島の二日間 1日目 03 内田樹 in 周防大島 街場の農業論〜序 04 内澤旬子 移住してわかったこと 05 特集2 今までにない就活 働き方研究家・西村佳哲に訊いた「地方×仕事」 06 渡邉格 菌本位制という生き方 07 特集1.5 藤原辰史が語る「食、戦争、そして」 08 特集1 周防大島の二日間 2日目 09 中村明珍・内田健太郎 移住してみて 10 特集2 就活生に告ぐ! 君はバッキー井上を知っているか 11 佐藤ジュンコのひとり飯な日々 特別編 北野新太 台風下の棋士 松樟太郎 声に出して読みづらいロシア人 12 ホホホ座 なのにあなたは京都にきたの? 13 井川直子×福本伸也対談 シェフに「なる」そして「つづける」 14 江弘毅 長老は動かない(大阪人の言い方) 15 寄藤文平 番台の星野さんがピッピと電話すると 16 特集2 甲野善紀 今までにない就活をする 少し長めの編集後記
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人生相談を哲学する
¥1,980
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著者:森岡正博 発行元:生きのびるブックス 224ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 哲学者が右往左往しながら思索する、 前代未聞の人生相談。 人生相談は、人間とは何か?という真理につながる扉。その場しのぎの〈処方箋〉から全力で遠ざかり、正解のない思索へ誘う哲学エッセイ。哲学カフェ、学校授業でとりあげられた話題連載が書籍化! 【目次】 まえがき ◆第1部 Q1:人を喜ばせる努力ばかりするのはもう嫌です。 Q2:友だちから「いい人であることをアピールしたいんだろ」と言われてボランティアをやめました。他人への優しさも利己的なものだと思うようになりました。 Q3:私は自分にコンプレックスを持っています。人と出会いたいのに人とかかわることが怖いです。「自分を愛さなければ、人から愛されない」という言葉に吐き気を感じます。どうすれば自分を好きになれるのでしょうか。 Q4:うまく話せた実感がなく、本音とのギャップがあり、表面的な話しかできません。沈黙が怖くてペラペラしゃべってしまいます。 Q5:自己成長のために、社会貢献などいろんな活動に参加してきましたが、身近な人間関係が疎遠になります。自己成長を軸に、人と上手に付き合っていくにはどうしたらいいでしょうか。 Q6:相手の意見を否定せずに受け入れることはできますが、自己主張が苦手です。他人からどう思われるか気にしすぎているのかもしれません。自信を持つにはどうすればよいでしょうか。 ◆コラム① 誘惑に負けそうになったとき/自分を励まそう/自殺について/永遠はどこにあるのか?/愛する気持ちとは/孤独を楽しむには ◆第2部 Q7:私は哲学が好きですが、哲学者の肩書きに定義はあるのでしょうか。哲学者の苦悩や喜びはどんなものでしょう? Q8:小説家を目指して出版社の文学賞に応募するつもりですが、「書くことが苦しい」です。イメージする言葉にたどりつけません。でも書きたいのです。 Q9:たくさんのことに興味があり、将来の夢は広がるのですが、大学受験が近づいてきて具体的な進路が決まりません。このままでは無意味な人生を送りそうで怖いです。 Q10:結婚したいのですが、その見通しが立ちません。「プロポーズされた」という話を聞くと、他人の幸せをねたんでしまいます。どうしたら醜い心を捨てて、他人の幸せを喜べる人間になれるでしょう。 ◆コラム② 故郷を離れてみよう/ペットを飼う後ろめたさ/やさしくしたいのに、やさしくできない/正しい怒りとは?/武器を取って戦いますか?/贈る言葉 ◆第3部 Q11:私は反抗期がありませんでした。両親とぶつかる経験がなかったので、いまでも自己主張ができません。ですが、飲み込んできた不満がだんだんと抑えられなくなりました。いまから成長過程をやり直すことはできるでしょうか? Q12:サラリーマン生活になじめず、退職して警備員をしています。自己実現できる仕事をしたいのですが、現実はぜんぜん違います。生活のためだけに働くのは、努力が空回りして、本当につらいです。 Q13:大切な同性の友人と金銭感覚が合いません。私は裕福な家庭ではないのに、友人はまた新しいブランド品を持っているのかと思うと怒りに似た感情が湧いてきます。 Q14:楽してもうかる仕事がいちばんいいと本気で思います。仕事とは苦労を伴うものだというのはピンときません。どこか間違っていますか? Q15:私は、自分にとって最高の出来事があると、自慢したくなるのですが、友だちは「自慢する人は最悪だよね」と言います。自慢は悪いことではないと思います。どうしたらいいですか? ◆「人生相談の哲学」をもういちど考えてみる ◆悩んだとき、「哲学」したいときに出会いたい本&映画 あとがき
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パパラギ
¥1,430
翻訳:岡崎照男 イラスト:早川世詩男 発行元:学研 128ページ 215mm × 161mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 100年愛され続け、日本版だけで累計100万部を突破している、ベストセラー&ロングセラー本がオールカラーのイラストつきで登場。現代人の心にも突き刺さる、100年後にも残したいメッセージ。子どもたちだけではなく、大人も必読の、名著中の名著。 *********************** 店主コメント *********************** 100年以上前、サモア諸島に住む酋長ツイアビが西欧を訪れ文明を見聞しました。 帰島後にツイアビが島民に話した演説を翻訳したものが『パパラギ』の内容だとされています。(本書の成り立ちには諸説あるらしい) 「パパラギ」とはサモアの人が白人を指すときに使う言葉。 ツイアビの話はどこかパパラギを見下し、文明批判しながら自分たちの正当性を主張する向きがあります。しかし、的を射ていることがたくさんあります。 本書の内容は元々の邦訳版を再編集したもの。子どもでも読めるように内容をシャープにしイラストも加えられています。 文明を言い表す際にツイアビが用いる比喩は多彩で、それは面白さでもあり元の邦訳版においては読みにくさでもあったのですが、本書はいろんな世代に読んでもらえるのではないでしょうか。
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庭とエスキース
¥3,520
著者:奥山淳志 発行元:みすず書房 288ページ 210mm × 150mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 写真家である著者は、北海道の丸太小屋で自給自足の生活を営み、糧を生みだす庭とともに暮らす「弁造さん」の姿を14年にわたり撮影しつづけた。 弁造さんの“生きること”を思い紡がれた24篇の記憶の物語と40点の写真。 人が人と出会ったことの豊かさを伝える、心揺さぶる写文集。 「弁造さんの部屋に入ると空箱とか紙切れとか床の上を占めているよくわからないものを脇によけて、僕はいつもの場所に腰を下ろした。それは部屋にひとつだけある窓の前、部屋の中央にどんと居座っているイーゼルの脇のわずかな隙間といってよい場所だった。たった一部屋しかない丸太小屋は全体でわずか十畳ほどだろうか。その空間のなかに食事を作るための流しと食事スペース、冷蔵庫、トイレとお風呂、クローゼット、ベッド、薪ストーブと暮らしていくうえで必要なすべてが揃っていた。生きていくうえで必要のないものを挙げるとしたら、それはイーゼルをはじめとする絵を描く道具だろうか。でも、これは弁造さんにとっては、冷蔵庫や風呂などとは比べようもないほど大切なものだった。イーゼルは、窓からの光を一番受けやすい場所に立っていて、ベッドからもよく見えた。 弁造さんは、ベッドに腰掛けながら、あるいは横になりながら、室内でいる時間のほとんどをこのイーゼルを眺めながら過ごしているようだった。そして、イーゼルにはいつだって絵が掛けられていた。鉛筆でざらざらと描かれているスケッチブックが造作無く置かれているときもあったし、色が塗られたベニヤ板やキャンバスが重ねて置かれていることもあった。共通しているのは、それがいつも完成していないことだった。でも、だからなのだろうか。絵は逆に生々しく弁造さんの今という時間を伝えているような気もした。 僕は無意識のうちに、イーゼルに置かれている絵が何であるのかを最初に確認するようになった」(本文より) *********************** 店主コメント *********************** 写真家である著者は、北海道で自給自足の生活を送る老人・弁造さんと14年にわたり交流し、彼の姿を撮り続けてきました。 その14年間を振り返りながら、弁造さんの姿から見えてくる〝生きること〟について思索するエッセイです。 弁造さんと過ごした濃厚な時間は、彼が不在になってからも過去の記憶とともに〝生きること〟を浮かび上がらせる。著者が過去を思い出しながら思考を巡らせる様子が端正な文章で綴られています。
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孤独の愉しみ方 森の生活者ソローの叡智
¥1,430
SOLD OUT
著者:ヘンリー・ディヴィッド・ソロー 訳者:服部千佳子 発行元:イースト・プレス 341ページ 183mm × 115mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ “智恵の贈り物シリーズ” 「楽しみにお金のかからない人が、最も幸福です。」 150年の超ロングセラー シンプルに生きる、大切な教え 孤独を愉しむ方法、人間らしく生きる方法、シンプルに暮らす大切さについて、150年前、アメリカの森の中の湖の畔で、小屋を建てて自給自足の生活をしながら遺した思索家の言葉を、わかりやすくいまに生きる人に向けて編集しました。 ガンジー、キング牧師を動かし、環境保護運動のバイブルともなり、世界を変革した言葉は「森の生活者」の孤独な時間から生まれました。心豊かに生きる秘訣がこの本には書かれています。
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作家と猫
¥2,090
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編者:平凡社編集部 発行元:平凡社 304ページ 180mm × 132mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 今も昔も、猫は作家の愛するパートナー。 昭和の文豪から現代の人気作家まで、49名によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。笑いあり、涙ありの猫づくしのアンソロジー! 【目次】 Ⅰ 猫、この不可思議な生き物 猫の定義と語源 佐野洋子 『猫ばっか』より二編 串田孫一 猫 日髙敏隆 ネコとドア 手塚治虫 「動物つれづれ草」より「ネコ」 室生犀星 ネコのうた まど・みちお ネコ 和田誠 桃代 岩合光昭 ネコの時間割/かわいいのに撮れない 出久根達郎 猫の犬 Ⅱ 猫ほど見惚れるものはない 向田邦子 マハシャイ・マミオ殿 寺山修司 猫の辞典 尾辻克彦 黒猫が来た 開高健 猫と小説家と人間 萩原朔太郎 青猫 伊丹十三 わが思い出の猫猫 洲之内徹 長谷川潾二郎「猫」 中島らも 『中島らものもっと明るい悩み相談室』より 妻とオス猫への嫉妬で狂いそう 松田青子 選ばれし者になりたい 近藤聡乃 猫はかわいい Ⅲ いっしょに暮らす日々 武田百合子 『富士日記』より 金井美恵子 猫と暮らす12の苦労 石牟礼道子 愛猫ノンノとの縁 大佛次郎 暴王ネコ 永六輔 猫と結婚して 南伸坊 わたしがやってんですよ いがらしみきお 猫よ猫よ猫よ 小松左京 猫の喧嘩 小沢昭一 老猫・ボロ猫・愛猫記 春日武彦 猫・勾玉 工藤久代 野良猫と老人たち やまだ紫 山吹 Ⅳ 猫への反省文 幸田文 小猫 石井桃子 愛情の重さ 梅崎春生 猫のことなど 石垣りん 白い猫 室生朝子 優雅なカメチョロ Ⅴ 猫がいない! 内田百閒 迷い猫の広告 石田孫太郎 猫の帰らぬ時の心得 岡倉天心/大岡信 訳 親愛なるコーちゃん 武田花 雲 三谷幸喜 「おっしー」を抱いて……/最期に見せた「奇跡」 井坂洋子 黒猫のひたい 吉本隆明 一匹の猫が死ぬこと/自分の「うつし」がそこにいる 夏目漱石 猫の死亡通知 Ⅵ 猫的生き方のススメ 田村隆一 カイロの猫 水木しげる 猫の道 養老孟司 猫派と犬派の違いについて 谷崎潤一郎 客ぎらい 平岩米吉 絵画にあらわれた日本猫の尾についての一考察
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上を向いてアルコール
¥1,650
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著者:小田嶋隆 発行元:ミシマ社 208ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 「50で人格崩壊、60で死ぬ」。医者から宣告を受けて20年---- なぜ、オレだけが脱け出せたのか? 「その後」に待ち受けていた世界とは?? 壮絶!なのに抱腹絶倒 何かに依存しているすべての人へ アル中は遠くにありて思うものです。 山にかかる雲と同じで、その中にいる人には、なかなか気づくことができません。 一度、雲の外に出てみないと、視界が確保できないからです。 私の告白が、雲の中で苦しんでいる仲間にとっての蜘蛛の糸みたいなものになったら良いなと思っています。 まあ、私はお釈迦さまではないわけですが。 (告白─ 「まえがき」に代えて より)
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くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話
¥1,540
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著者:ヤマザキOKコンピュータ 発行元:タバブックス 148ページ 173mm × 123mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「通いやすい銀行にお金を預けて、手に入りやすい物を買って生活していた結果、つまらない街が延々と広がってしまった。どこの街に行っても四角くて色のないマンションが並んでいるし、同じようなショッピングモールやコンビニばかりが増えていて、家も店も物も売れるように最適化された物ばかり並んでいる。悔しいけど、この街を作ったのは俺たち自身だ。これから先もずっと目の前に出された物ばかりを手にして暮らしていたら、未来はどんどんくそつまらなくなってしまう。 この本は、バンドマンであり個人投資家でもある自分からの視点で投資や経済、社会とお金に関することを書いている。投資を生活の中に落とし込むことで、より良く、より楽しく生きていけるのではないか、という提案だ。いま俺たちの目の前にはうっすらとくそつまらない未来が浮かんで見えるけど、くそ笑える未来も全く見えないわけじゃない」 投資家であり、パンクスでもある筆者の視点で見る投資や経済、社会とお金。今自分がいる場所から見える社会問題や将来の不安と戦いながら楽しく生きていくための冒険の書。3/4くらいの身軽さ、ゆとり、余白のある生き方をさがす人のための〈シリーズ3/4〉第5弾。 【目次】 はじめに 第一章 くそつまらない未来がやってこようとしている くそつまらない未来 資本主義社会でもやっていく 第二章 俺たちはお金に何を思えば良いんだろう お金は錆びない朽ちない腐らない お金の性質1:価値の前借り お金の性質2:価値の保存 保存性のバグが未来を壊す 第三章 資本主義の深刻な問題 第1の竜、カクサ 第2の竜、オセン 自然との共存 資源有限、創意無限 第四章 お金と共存していく方法 テクノロジーの希望 お金のシステムをカスタムしていく スタンプ貨幣でお金を自然に近付ける 第五章 俺たちが未来のためにやれること あらゆる買い物に意志を乗せる 無意識な消費と、優れた消費 ひとりひとりが投資家になる 投資家になるということ 俺たちの貯金は戦争に行かされているかもしれない 貯金はあんまり堅実じゃない 第六章 投資を使ってできること 世の中には良い会社がたくさんある 社会にインパクトを与える投資 投資のリスク 第七章 投資を始める前に考えること まずは生活コストの見直しから 投資で気を付けなければならないこと リスクは必ず分散する 手数料と税金はなるべく払わないほうが良い 第八章 遊びながら生きていくために 何かに頼りすぎるリスク お金より大事なものを忘れない さいごに *********************** 店主コメント *********************** 楽しくて満足度の高い買い物が日常的にできる人は、投資も同様に楽しむことが出来るのでは。必要に迫られてする買い物の満足度が低いように、漠然とした将来の不安に駆られながら始める投資は楽しいものではないと思います。 本書の内容は財テクやハウツーはひとまず置いといて、お金の向き合い方や消費者としての態度といった話題から投資の心構えへとつながって行きます。 その語り口はアナリスト的な視点ではなく、親しみやすい目線の高さで抵抗感なく読むことができます。
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バイトやめる学校
¥1,540
著者:山下陽光 発行元:タバブックス 144ページ 173mm × 123mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 「シリーズ3/4」始動! 3/4くらいの文量、サイズ、重さの本。それぞれのやり方で、余白のある生き方をさがすすべての方へ送る新シリーズです。 「景気がめちゃくちゃわるくて、世の中で起きることの、ほぼ全て悪い方向に向かっている。そんな中で好きなことで暮らしていくのは難しいと思って、やりたくない仕事で働きまくって、たまの休みに好きなことに金を使いまくるのはあまりにも効率が悪すぎる。 心配すんな。 「バイトやめる学校」では、何をどうやれば自分で自活して暮らしていけるのかという理論と実践をギャンギャン紹介していきます。」 ネットで新作を出すたび30分で完売するリメイクファッションブランド「途中でやめる」の山下陽光。高円寺の貧乏人反乱集団「素人の乱」に参画後、長崎、福岡に移住、服を作りながら「バイトやめる学校」を日本全国 各地で開催、一歩踏み出せない人の背中を押し続けています。本書は「資本主義が得意じゃない人」が楽しく生きていくための、独創的かつ実用的な「バイトやめる学校」のテキストです。 【目次】 「バイトやめる学校」とはなにか 1時間目 全員にバイトやめる装置が配られた 2時間目 実録・「途中でやめる」 3時間目 1対1の時代になった 実践編 バイトやめた/やめるかもな人との対話
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まとまらない言葉を生きる
¥1,980
SOLD OUT
著者:荒井裕樹 発行元:柏書房 256ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 偉い人が「責任」逃れをするために、 「敵」を作り上げて憂さを晴らすために、 誰かを「黙らせる」ために言葉が使われるようになったこの世界で、 凝り固まった価値観を解きほぐし、 肺の奥まで呼吸しやすくしてくれるような…… そんな「言葉」との出会いは、まだ可能だろうか? 本書は、マイノリティの自己表現をテーマに研究を続ける文学者が、いま生きづらさを感じているあなたに、そして自らに向けて綴った、18のエッセイである。 障害者運動や反差別闘争の歴史の中で培われてきた「一言にまとまらない魅力をもった言葉たち」と「発言者たちの人生」をひとつひとつ紹介していくことを通して、 この社会で今、何が壊されつつあるのか、人間としての尊厳をどのように守っていけるのかを考えていく。 *********************** 店主コメント *********************** 障害者文化論を専門にする著者とあって、本書では障害者に関するエピソードがいくつか語られています。 社会的弱者やマイノリティの人たちが発した数々の言葉は、自身の気持ちを翻訳する手段であるということ、そしてその言葉の意味が持つ重みというものを改めて実感させてくれます。 そう考えると、最近様々なメディアで見られる言葉の多くは著者の言うように「壊れてきた」と言っても過言ではありません。 職場や家庭などリアルな生活空間にも、すでに「壊された言葉」がまん延しているかも。
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おやときどきこども
¥1,760
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著者:鳥羽和久 発行元:ナナロク社 272ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 「大人はデフォルトで絶望のくせに、子どもに希望を持てとかほんとダサいし。私はそもそも絶望してないから。私の言ってること、わからないでしょ。」 「正しさ」を手放したところから始まる、 新しい人間関係のあり方をリアルな事例とこれまでにない考察でつづる本。 福岡市のど真ん中で小中高生たち150余名の子どもたちと日々奮闘する著者が、 まさにいまの親子が抱えるリアルな問題を、子どもたち自身の生き生きとした語りを通して描き出します。 私たちはいつのまにか大人になる過程で、子どものころの私の声を失ってしまった。 だから、私はいま目の前にいる子どもと交われないんじゃないかな。 子どもの声を聞いて、もう一度、私の声を取り戻す。 この本には、そのための心で温めたいストーリーが詰まっています。
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AA 五十年後のアルバート・アイラー
¥4,180
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編者:細田成嗣 発行元:カンパニー社 512ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ ニューヨークのイースト・リヴァーで変死体が発見されてから半世紀——未だ謎に包まれた天才音楽家アルバート・アイラーの魅力を解き明かす決定的な一冊が登場! 34歳で夭折したフリー・ジャズの伝説的存在、アルバート・アイラー。ジャズ、ロック、ファンク、R&B、カリプソ、民謡、ノイズ、インプロ、現代音楽、または映画や文学に至るまで、ジャンルを飛び越えて多大な影響を与え続けるアイラーの全貌を、2020年代の視点から詳らかにする国内初の書籍が完成した。 総勢30名以上のミュージシャン/批評家/研究者らによる、緻密な音楽分析をはじめ、既存の評論やジャーナリズムの再検討、または社会、文化、政治、宗教にまで広がる問題を多角的に考察した“今読まれるべきテキスト”を収録。さらに初の邦訳となるアイラーのインタビューのほか、アイラーのディスク紹介、ポスト・アイラー・ミュージックのディスクガイド、アイラーの年譜、全ディスコグラフィー、謎多きESP盤に関するマニアックなウンチクまで、500頁以上にも及ぶ超濃密な内容! 【目次】 ●序文 Ⅰ アルバート・アイラーの実像 ●アルバート・アイラーは語る ——天国への直通ホットラインを持つテナーの神秘主義者 取材・文=ヴァレリー・ウィルマー 訳=工藤遥 ——真実は行進中 取材・文=ナット・ヘントフ 訳=工藤遥 ——リロイ・ジョーンズへの手紙 訳=工藤遥 ——アルバート・アイラーとの十二時間 取材・文=児山紀芳 ●アルバート・アイラー 主要ディスク・ガイド 柳樂光隆 細田成嗣 Ⅱ コンテクストの整備/再考 ▲鼎談 フリー・ジャズの再定義、あるいは個別の音楽に耳を傾けること 後藤雅洋 村井康司 柳樂光隆 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●ユニバーサルなフォーク・ソング 竹田賢一 ●星雲を象る幽霊たち——アルバート・アイラーのフォーメーションとサイドマン 松村正人 ●抽象性という寛容の継承——アメリカの現代社会と前衛音楽の行く先 蓮見令麻 ●英語圏でアイラーはどのように語られてきたか——海外のジャズ評論を読む 大西穣 【コラム】アルバート・アイラーを知るための基本文献 Ⅲ 音楽分析 ▲対談 宇宙に行きかけた男、またはモダニズムとヒッピー文化を架橋する存在 菊地成孔 大谷能生 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●アルバート・アイラーの音楽的ハイブリッド性について——〈Ghosts〉の様々な変奏に顕れるオーセンティシティ 原雅明 ●カリプソとしてアイラーを聴く——根源的なカリブ性を内包する〝特別な響き〟 吉本秀純 ●アルバート・アイラーの「ホーム」はどこなのか?——偽民謡としての〈ゴースツ〉 渡邊未帆 ●アルバート・アイラーの技法——奏法分析:サックス奏者としての特徴について 吉田隆一 ●サンプリング・ソースとしての《New Grass》 山田光 【コラム】シート・ミュージックとしてのアルバート・アイラー Ⅳ 受容と広がり ●アルバート・アイラーへのオマージュ——ヨーロッパからの回答 横井一江 ▲インタビュー 《スピリチュアル・ユニティ》に胚胎するフリー・ミュージックの可能性 不破大輔 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●むかしむかし『スイングジャーナル』という雑誌でAAが注目を浴びていた——六〇年代日本のジャズ・ジャーナリズムにおけるアルバート・アイラーの受容過程について 細田成嗣 ▲インタビュー ジャズ喫茶「アイラー」の軌跡——爆音で流れるフリー・ジャズのサウンド 奈良真理子 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●アイラーとは普遍的な言語であり、体系をもたない方法論である——トリビュートを捧げるミュージシャンたち 齊藤聡 ●ポスト・アイラー・ミュージック ディスク・ガイド 選・文=細田成嗣 Ⅴ 即興、ノイズ、映画、あるいは政治性 ▲インタビュー 歌とノイズを行き来する、人類史のド真ん中をいく音楽 大友良英 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●現代から再検証するアルバート・アイラーの政治性と宗教性——ブラック・ライヴズ・マター期のジャズの先駆者として 佐久間由梨 ●録音/記録された声とヴァナキュラーのキルト 福島恵一 ●アルバート・アイラーによる映画音楽——『ニューヨーク・アイ・アンド・イヤー・コントロール』をめぐって 長門洋平 ●制約からの自由、あるいは自由へと向けた制約——アルバート・アイラーの即興性に関する覚書 細田成嗣 Ⅵ 想像力の展開 ●破壊せよ、とアイラーは言った、と中上健次は書いた 佐々木敦 ●少年は「じゆう」と叫び、沈みつづけた。 吉田アミ ▲対談 祈りとしての音楽、または個人の生を超えた意志の伝承 纐纈雅代 吉田野乃子 取材・文=細田成嗣 註釈=山﨑香穂 ●ジャズとポスト・ドキュメンタリー的「ポップ」の体制——《ニュー・グラス》について imdkm ●アイラー的霊性——宗教のアウトサイダー 後藤護 【コラム】ドキュメンタリー映画『マイ・ネーム・イズ・アルバート・アイラー』について Ⅶ クロニクル・アイラー ●アルバート・アイラー 年譜 一九三六—一九七〇 作成=細田成嗣 ●ALBERT AYLER DISCOGRAPHY 自由爵士音盤取調掛 ——Index of Recording Dates ——第3巻の真実 ——スピリッツ講話 ——ベルズ報告 ●後書 ●索引 註釈=山﨑香穂 ●執筆者プロフィール
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水中で口笛
¥1,870
SOLD OUT
著者:工藤玲音 発行元:左右社 208ページ 188mm × 128mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 「くどうれいん」名義で『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』などのエッセイや小説作品『氷柱の声』など、作家として活躍する著者、待望の第一歌集。 天性のあかるさとポエジーをあわせ持つ歌の数々は、まるで光そのもののように読み手を照らし出す。16歳の時より書き続けてきた短歌作品から、厳選316首を収録。
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新編 津軽 聊爾先生行状記
¥3,960
著者:秋山亮二 発行者:秋山都 販売元:津軽書房 43ページ 210mm × 210mm ソフトカバー ~店主コメント~ 本書は1978年に津軽書房から刊行されたものを一部改編し復刊。 東京生まれの写真家・秋山亮二は75年から2年間弘前に滞在しました。本書に掲載されている写真は、その滞在中に撮られたものです。 「仮想の新聞社を東京に設定、そこから知り合いが一人もいない津軽の一人支局へ転勤を命じられ、そこでの出会いや出来事を写真で本社へ報告する……」(あとがきより) そのような設定もと撮影された写真は、添えられたキャプションとともに眺めることで、より味わいが増します。 都市化が進む一方で、土地の暮らしを謳歌する津軽衆の姿を写真の中に見ることができます。
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青函連絡船の人びと
¥1,430
写真:本橋成一 文:佐藤滋 発行元:津軽書房 63ページ 257mm × 182mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 本書は雑誌「母の友」1987年6月号に掲載された原稿を底本とし再編集された写真集です。 取材は1986年の夏と翌87年の冬の2回にわたり行われました。 掲載されている写真には、船内のみならず発着場となるターミナルの風景も含まれています。 ターミナルの待合室、乗船後の甲板や休憩室でくつろぐ人々の姿は何とも言えない旅情を感じさせます。また、船員や船着き場の作業員など裏方に焦点をあてた写真も。 約60ページの写真集ながら青函連絡船の雰囲気がみごとに凝縮されています。 88年青函トンネルの開通に伴い連絡船は同年3月をもって通常運行が終了、9月に正式廃止となりました。青函トンネルの移動も列車から新幹線に取って代わられ、移動時間が大幅に短縮されました。 ぜひゆっくりと時間が流れる旅の風情を味わって頂きたいです。
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送別の餃子 中国・都市と農村の肖像画
¥1,980
著者:井口淳子 発行元:灯光舎 224ページ 195mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 中国の北方では、人々は別れの時に、手作りの水餃子を囲んでその別れを惜しむという。 自身の研究分野を「民族音楽学」に決めた著者が選んだ調査地は中国の農村。1988年、文化大革命後に「改革開放」へと舵をきった中国で、右も左もわからぬまま「研究」への情熱と未知なる大地へのあこがれだけで、彼女のフィールド調査がはじまった。 中国の都市や農村での調査をきっかけにさまざまな出会いがあった。「怖いものはない」という皮肉屋の作家、強烈な個性で周囲の人々を魅了し野望を果たす劇団座長、黄土高原につかの間の悦楽をもたらす盲目の芸人たち……「親切な人」とか「ずる賢い人」といった一言では表現できない、あまりにも人間臭い人々がここにはいる。それぞれの物語で描かれている風土と生命力あふれる登場人物に心うごかされ、人の心のありようについて考えてみたくなる。 1988年以降の中国という大きな舞台を駆け巡った数十年間には無数の出会いと別れがあった。その中から生まれた14の物語をつづったエッセイを、40以上のイラストとともにお届けします。 イラスト:佐々木 優(イラストレーター) 【目次】 はじめに 序 まだはじまっていないころのお話 Ⅰ 河北省編 第一章 老師的恋 第二章 北京の女人 第三章 ゆりかごの村 第四章 占いか、はたまた芸人か Ⅱ 黄土高原編 第五章 雨乞いの夏 第六章 村の女たち、男たち 第七章 黄河治水局のおじさん 第八章 尿盆(ニァオペン) 第九章 人生も戯のごとく Ⅲ 番外編 第一〇章 頑固じいさんと影絵芝居 第一一章 かくも長き一八年 第一二章 パリの台湾人 第一三章 想家(シァンジァー) 第一四章 人を信じよ! あとがき 参考文献 *********************** 店主コメント *********************** フィールドワークの研究報告では語られることのない、人間味溢れるエピソードからは私たちのイメージとは違った中国人の姿や精神のようなものが浮かび上がってきます。 それぞれの境遇や文化的背景から生まれる営みと人間臭さが魅力の本書は、タイトルの「肖像画」という言葉のとおり、まるで文章で表現されたポートレイト。 被写体の表情にその人の人生が滲み出るように、本文からも登場人物の人生を感じることができます。
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今日は死ぬのにもってこいの日
¥1,870
SOLD OUT
著者:ナンシー・ウッド 訳者:金関 寿夫 絵:フランク・ハウエル 発行元:めるくまーる 160ページ 195mm × 125mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** インディアンの哲学が味わえる、詩と散文と絵の本。 英語原文も完全収録。 プエブロ族の古老たちが語る単純だが意味深い生き方を、彼らの肖像画とともに収録した全米ロングセラー。その詩は、無数の名詩選や教科書に転載され、追悼式や結婚式でも朗読されてきた。 今日は死ぬのにもってこいの日だ。 生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。 すべての声が、わたしの中で合唱している。 すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。 あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。 今日は死ぬのにもってこいの日だ。 わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。 わたしの畑は、もう耕されることはない。 わたしの家は、笑い声に満ちている。 子どもたちは、うちに帰ってきた、 そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ (本文より)
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増量・誰も知らない名言集 イラスト入り(幻冬舎文庫)
¥660
SOLD OUT
著者:リリー・フランキー 発行元:幻冬舎 255ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 人は言葉を、会話を交わさずに生きてはいけない。ならば、せめて名言を??。 天才リリー・フランキーが採集した御言葉たちから厳選して贈る感動と脱力の名言集に、イラストが入りました! *********************** 店主コメント *********************** 今や俳優として名の知られているリリー・フランキーさんですが、以前は文筆業もさかんで著作も複数あります。シニカルで時には卑下することも辞さない姿勢や、卑猥さを含む話題も下ネタに感じさせない独特の筆致はハマる人も多いのでは。 著者が出会った市井の人々が放つ名言を集めた本書は、ある意味人の多様性を感じさせる面白おかしい本でございます。
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かなわない
¥1,870
SOLD OUT
著者:植本一子 発行元:タバブックス 288ページ 195mm ×138mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 育児日記『働けECD』から5年。写真家・植本一子が書かずにはいられなかった、結婚、家族、母、苦悩、愛。すべての期待を裏切る一大叙情詩。 2014年に著者が自費出版した同名冊子を中心に、『働けECD〜わたしの育児混沌記』(ミュージックマガジン)後の5年間の日記と散文で構成。震災直後の不安を抱きながらの生活、育児に対する葛藤、世間的な常識のなかでの生きづらさ、新しい恋愛。ありのままに、淡々と書き続けられた日々は圧倒的な筆致で読む者の心を打つ。稀有な才能を持つ書き手の注目作です。 家族とは一体何だろう。私はいつからか、誰といても寂しいと思っていた。それは自分が家庭を作れば、なくなるんじゃないかと思っていた。自分に子どもが出来れば、この孤独は消えて楽になるじゃないかと。でもそれは違った。私の中の家族の理想像はその孤独によってより高いものになり、そして現実とかけ離れていることにしんどさを覚えた。自分の苦しさは誰にも言えなかった。限界を感じた時、その好きな人は目の前に現れた。(本文より) 【目次】 遺影 2011年 2012年 理由 2013年 懺悔 孤独な惑星 2014年(1月) 別れを巡る日々 放棄しない ある日のお見舞い日記 2014年(5月〜6月) 手紙 早川義夫さんの文章のこと かなわない 誰そ彼
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Let's Go Downtown まちがいさがし
¥3,500
SOLD OUT
著者:町田ヒロチカ 発行元:H.M.ARTWORKS 224ページ 166mm × 166mm フルカラー/コデックス装 弘前出身のイラストレーター町田ヒロチカさんのイラスト集。 町田さんは書籍やCDジャケット、グッズなどのアートワークで活躍中です。 本書はストーリー仕立てのポップなイラストで「まちがいさがし」が楽しめます! 難易度は少し高めですが、カラフルに描きこまれたイラストを存分に堪能できるのではないでしょうか。 まちがいさがしの解答は巻末のQRコードからウェブサイトにアクセスし確認できます。 また、特典として直筆イラストカードが付属。 こちらは選べませんので予めご了承ください。
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ヘビーデューティーの本(ヤマケイ文庫)
¥935
SOLD OUT
著者:小林 泰彦 発行元:山と渓谷社 304ページ 文庫判 148mm × 105mm ~出版社紹介文より~ 1970年代のアウトドアブームの発端はアメリカのアウトドアファッションやアウトドアグッズ。 当時「POPEYE ポパイ」「MEN'S CLUB メンズクラブ」などでブームをリードしたのが小林泰彦氏、 1977年発行『ヘビーデューティーの本』は「MEN'S CLUB メンズクラブ」の掲載記事を中心にまとめられたもの。 当時の生の雰囲気を伝える本としても、『遊歩大全』『バックパッッキング入門』マニアの人気がとても高く、古本市場でも高値で貴重な存在。 豊富なイラストで現代の読者でも楽しく読める内容である。 雑誌中心に当時を振り返る記事が増えている現在、興味を持たれる読者は多いのではないだろうか。 1970年代~のアウトドアファッションやグッズを懐古するためにも最適・最良の本。 -------------------------------------------------------- ~店主コメント~ 1977年に婦人画報社から発行され現在は入手困難な『ヘビーデューティーの本』を再構成し文庫化。コーディネートのスナップ写真などはカットされていますが、内容は概ね当時のままです。 アウトドア系のヴィンテージ古着が好きなら必携の1冊。本書に掲載されているアウトドア系ブランドのリストは、マニアックなブランドまで網羅されています。これを見れば古着屋巡りが楽しくなるかも?
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作家と珈琲
¥2,090
SOLD OUT
編者:平凡社編集部 発行元:平凡社 288ページ 180mm × 132mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 毎日の食卓で、行きつけの喫茶店で、異国の地で味わう、一杯の珈琲。 昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。珈琲の香りただよう55編。 【掲載作家】 茨木のり子 小沼丹 獅子文六 寺田寅彦 有吉玉青 原田宗典 中村好文 串田孫一 長田弘 水木しげる しりあがり寿 渡辺貞夫 吉井勇 永田耕衣 植草甚一 赤川次郎 沼田元氣 小田島雄志 曽我部敬一 田河水泡 鷲田清一 木村衣有子 織田作之助 萩原朔太郎 今和次郎 吉田謙吉 佐藤春夫 古川緑波 広津和郎 安岡章太郎 永井河風 花森安治 石井好子 別役実 平岩弓枝 多和田葉子 村田沙耶香 吉田戦車 土屋賢二 十文字美信 シーボルト 夏目漱石 人見一太郎 勝本清一郎 斎藤茂吉 林芙美子 片山紘子 日髙敏隆 高山なおみ 石川直樹 (掲載順)