-
女の子だから、男の子だからをなくす本
¥2,200
SOLD OUT
著者:ユン・ウンジュ イラスト: イ・へジョン 監修: ソ・ハンソル 訳者:すんみ 発行元:エトセトラブックス 60ページ 257mm × 182mm ハードカバー ******************** 出版社紹介文より ******************** 性別の枠組みから自由になって これから必要なジェンダーの知識を得る 子どもと大人で読む絵本 性別による固定観念を吹き飛ばす、韓国発のジェンダー絵本! 「女の子はリーダーになれない」 「女の子は気を遣いましょう」「男の子は運動しなきゃ」「男の子は泣いてはいけない」などなど…子どもたちを縛る「ことば」がなぜいけないのか。具体的に解説し、そこから自由になるためにはどうしたらいいのか、カラフルで楽しいイラストとともに導きます。 韓国では小学生向けに刊行されロングセラーとなった一冊ですが(*日本語版は小学3年生〜ルビ対応)、未来のために大人も読むべき絵本です。ひとりひとりがみんな違うという前提を共有し、自分が目指す「素敵な人」になるために。 【目次】 ■女の子たちへ すぐにゆずってしまわないで お手本にしたい女性を見つけよう あなたの体をありのまま好きになろう 「なんで」となんども聞いてみよう ほめられようとしない女の子になろう あなたのやり方で世界を変えよう 「いいえ」「イヤです」と伝えよう 「かわいい」は言わせない 手をあげよう ケンカをおそれないで ■男の子たちへ やさしい子になろう どうどうとこわがりんぼになろう よくあらって、ちゃんときがえよう わんわん泣こう 小さな夢を持っていい 言いたいことは、ことばで伝えよう 傷ついたと伝えよう 料理をしよう 身近なおとなを変えよう あなたがどちらがわにいるかを知ろう …など
-
エトセトラ VOL.7
¥1,540
出版社:エトセトラブックス 128ページ 210mm × 148mm ******************** 出版社紹介文より ******************** 生きる場所を奪われないために くぐりぬけて安心できる居場所を見つけるために フェミニズムを身近なテーマから考えるマガジン「エトセトラ」7号目の特集は、「場所」。公園のブルーテントに長年住み、女性ホームレスグループを主宰するいちむらみさこを責任編集に、フェミニズムの視点で「場」を語る。女性野宿者が遺したノート、海外スクウォットへのインタビュー、エッセイなどで構成。 【目次】 特集:くぐりぬけて見つけた場所 はじめに 【ノートの中に見つけた場所 「小山さんノート」ワークショップ】 「小山さんが生きようとしたこと」いちむらみさこ 「一年後の追悼展覧会」ナガノハル 小山さんのノートから 「小山さんとの長い長い対話」吉田亜矢子 「けっして自分を明け渡さない小山さん」さこうまさこ 「生き延びるための想像力」花崎攝 「沈黙しているとみなされる者たちの秘密の共通語──共に聴き-翻訳すること」申 知瑛/翻訳:金 友子 「自由意志の領地」ナガノハル 「ノートという場所」藤本なほ子 【エッセイ】 栗田隆子「私の居場所、あるいは『外』で一人でいられる場所」 堅田香緒里「二つの『庭=運動(アヴァン・ガーデニング)』」 沢部ひとみ「女と生きる女の声を聴く『場』を求めて」 井谷聡子「クィアの『居場所』」 李杏理「濁酒が編み出すもの」 大嶋栄子「くぐり抜けたはずなのに――たどり着いてしまった場所」 黒田節子「あてどなくさまようフクシマから女たちへ」 【スクウォット・インタビュー】 マウア(サンパウロ)イバネット・アウラージョ「住まいを持たないひとりがいれば、その周りにたくさんの強い運動が生まれる」 カナル(ベルリン)「移動しながら、自分らしく生きる場所」 【読者投稿】 あなたが見つけた「場所」 【インタビュー】 上岡陽江「生き延びるための場を守っていく」 笛美「インターネットしか居場所がない誰かとつながるために」 【私たちのコレクティブ】 フェミニスト手芸グループ山姥「政治的な手芸部とは」 フェミZINEコレクティブ「場としてのZINEをつくる」 ひととひと「皿を割るため、女は集う」 特集のおわりに 【寄稿】 高柳聡子「誰に戦争は必要か――問いかけるロシアのフェミニストたち」 長山智香子「ベル・フックスに捧げる」 京極紀子「五輪礼賛、女性活躍? ダイバーシティ?――『レガシー』はこうしてねつ造される」 大橋由香子「『なまじっか』という困った事態――日本で中絶薬が承認されず、同『姓』婚が強要される理由を考える」 吉野靫「ままならぬ人生に、女友だちはいかが」 福田和子「世界一の女性議員比率、ルワンダ」 【連載】 編集長フェミ日記 2022年3月〜4月/いちむらみさこ ここは女を入れない国:第5回 山と女人禁制(後編)/伊藤春奈(花束書房) ふぇみで大丈夫 vol.3 Twitterという居場所/ナガノハル LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 vol.7/宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 07 円香 NOW THIS ACTIVIST vol.6 石田郁子 etcbookshop通信(拡大版)
-
エトセトラ VOL.6
¥1,430
SOLD OUT
出版社:エトセトラブックス 128ページ 210mm × 148mm ******************** 出版社紹介文より ******************** スポーツはジェンダーと切り離せない。 スポーツは「男らしさ」の規範を強化し、「女らしさ」を監視してきた一方で、 ジェンダー規範に揺さぶりをかけてきた。 フェミニズムの視点で捉えなおして、 スポーツや運動をいま、私たちの身体に取り戻そう。 フェミニズムを身近なテーマから考えるマガジン「エトセトラ」6号目が取り上げるのは、「スポーツ」。スポーツとジェンダー・セクシュアリティ研究の井谷聡子責任編集のもと、読者アンケート、論考・エッセイ、スポーツ史年表、多様なインタビューで構成。 【目次】 特集:ジェンダーとスポーツ はじめに 【エッセイ】 松田青子「ようやく気づけた」 キム・ホンビ「私たちのグラウンドを広く使う方法」(小山内園子 訳) 津村記久子「スタジアムの女の人たち」 【読者アンケート】 スポーツ・運動と私たちの関係 【ジェンダーでスポーツを考える】 井谷惠子「『体育嫌い』とジェンダー・ポリティクス」 熊安貴美江「スポーツが内包するハラスメント、暴力」 (インタビュー)飛騨シューレ・山田ゆかり「スポーツとの関係を変えるために、子どもたちと一緒に場所をつくる 」 (レポート)小川たまか「女性のための護身プログラム『Wen-Do』を体験する」 小林美香「五輪広告の女神たち 『美しさ』と『強さの表象』」 小林直美「オリンピックニュースをジェンダー・センシティブに――報道内容と報道される選手の権利―― 」 【年表】 ジェンダー視点でふりかえる女性スポーツ・体育この100年(作成:小石原美保) 【エッセイ】 伊藤春奈(花束書房)「スポーツに自由を見た女性たち――『強さ』を入り口に」 【インタビュー】 今日和「女子相撲を広げるために、やりたいこと」 【スポーツと生きる】 ケイト・シルベスター「強い絆と集団的沈黙:女性にとっての剣道の矛盾」(高井詩穂 訳) 水野英莉「サーフィンが自由な身体文化であるために」 関めぐみ「私が『女子マネージャー』を研究する理由」 井谷聡子「東京2020とトランス選手と」 (インタビュー)サヴォイ・“カパウ!”・ハウ「トランスジェンダーも、共に安心できるボクシングジムができるまで」 特集のおわりに 【連載】 編集長フェミ日記 2021年7月〜9月/井谷聡子 ここは女を入れない国 第4回山と女人禁制(前編)/伊藤春奈(花束書房) Who is she? 第4回花をもって立つ彼女/大橋由香子 ふぇみで大丈夫 vol.2 スガ・バッハの行いを精神障害者に押し付けるな/ナガノハル LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 vol.6/宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 06 Nami Sato NOW THIS ACTIVIST vol.5 長位鈴子 etcbookshop通信 【寄稿】 いちむらみさこ「オリンピック・パラリンピックに対する女性たちの抵抗」 岩間香純「ラステシスと私たち:現代のアクティビズムが繋ぐ痛みのコミュニティー」 【フェミリポート】 高柳聡子「ロシア、もうひとつのエピデミック」
-
エトセトラ VOL.5
¥1,430
出版社:エトセトラブックス 128ページ 210mm × 148mm ******************** 出版社紹介文より ******************** フェミニストが韓国ドラマを語り、 フェミニズムで韓国ドラマを知る 韓国ドラマは一体なぜこんなにも私たちを熱くするのか? 数々の名ドラマが生まれてきた背景を探り、文化をアップデートしてきた女性たちのことばを聴く。進みつづける韓国ドラマに、私たちも続けるはず。 【目次】 特集:私たちは韓国ドラマで強くなれる はじめに 小山内園子 【韓国ドラマの今】 オ・スギョン「#MeToo運動後に韓国ドラマで描かれた女性の物語」(承賢珠訳) ファン・ギュンミン「進化するヒロインたち:韓国ドラマにおける女性像の変遷」 【読者アンケート】 あなたがフェミニズムを感じるドラマ 【韓国ドラマを知る】 韓国ドラマと韓国社会・女性史年表(作成:山下英愛) 金香清「韓国ドラマと言論弾圧の歴史ーー『砂時計』が週4放送だった理由」 成川彩「視聴者の声に敏感な韓国のドラマ作り」 木下美絵「飾らない、飾る必要もない、女性たちの結婚・出産ストーリー」 韓国の女性たちが選ぶ〈両性平等メディア賞〉とは 韓国ドラマの「企画意図」を読む 【インタビュー】 チョン・セラン「ドラマ『保健教師アン・ウニョン』について一問一答」 山下英愛「韓国フェミニズム研究者が語る、ドラマと女性たちの結びつき」 イ・ラン「固定観念をひっくり返してみたくて私はドラマをつくってきた」 【私が好きなドラマと台詞】 松田青子✕『ハイエナ』 小林エリカ✕『愛の不時着』 今井亜子✕『椿の花咲く頃』 アンティル✕『宮廷女官チャングムの誓い』 温又柔✕『愛の不時着』 金承福✕『美しき人生』 【コラム】 河野真理江「『メロ』と『悪女』――韓国宮廷時代劇についての覚書」 西森路代「韓国ドラマのビジュアルは、なぜ日本でラブコメ風になってしまうのか」 【対談】 田房永子✕柚木麻子「私たちは日本のドラマでも強くなれる?」 【編集部座談会】 変化し続ける韓国ドラマにこれからもついていきます! おわりに すんみ 【連載】 編集長フェミ日記 2020年11月〜2021年4月 小山内園子・すんみ (新連載!)ふぇみで大丈夫 ナガノハル/vol.1:女は経済的自立で自由になるか? ここは女を入れない国 伊藤春奈(花束書房)/第3回:甲子園と女人禁制 Who is she? 大橋由香子/第3回:乳を売る彼女 LAST TIME WE MET彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 森本優芽 NOW THIS ACTIVIST 津賀めぐみ etcbookshop通信 【寄稿】 いちむらみさこ「感動ビジネスと家父長制組織のオリンピック・パラリンピック」 岩川ありさ「呼びかけと応答――フェミニズム文学批評という革命」
-
エトセトラ VOL.4
¥1,430
SOLD OUT
出版社:エトセトラブックス 128ページ 210mm × 148mm *********************** 出版社紹介文より *********************** フェミマガジン4号目のテーマは「女性運動とバックラッシュ」! #KuToo運動の石川優実とともに、女性の運動を知る特集号。 70年代ウーマンリブ以降日本で運動してきた女性たちの話に耳を傾け、エッセイや漫画で女性運動史を学び、そして女性が声をあげる度に毎度起きてきた「バックラッシュ」とは一体何か考える論考も充実。600人の読者が参加した「あなたの#MeTooと怒りをきかせてください」アンケートをはじめ、ハイヒール着用について大手企業25社へのアンケート、漫画表現について出版各社へも質問しています。 声をあげ立ち上がってきた女性たちと連帯し、運動を実践する一冊です! 【目次】 特集:女性運動とバックラッシュ 声をあげ立ち上がった女たちの年表(作成:大橋由香子) 【インタビュー:運動の女性たちにきく】 米津知子 山田満枝 高木澄子 福島みずほ 正井禮子 【写真・エッセイ】 松本路子 【コラム:女たちの運動史】 佐藤繭香/サフラジェット 大島史子/女性参政権運動 柚木麻子/青鞜 伊藤春奈(花束書房)/炭鉱女社会 大橋由香子/中ピ連 斉藤正美/メディアの中の差別を考える会 小川たまか/性暴力を許さない女の会 【論考:運動とバックラッシュ】 斉藤正美・山口智美 三浦まり 飯野由里子 北原みのり 【#MeTooアンケート】 600人が答えた「あなたの#MeTooと『怒り』についてのアンケート」 【#KuTooアンケート】 職場でのヒール着用について企業25社にアンケート 【対談】 伊藤詩織✕石川優実 【鼎談】 飯田光穂✕遠藤まめた✕石川優実 【表現とジェンダーバイアスを考える】 論考:楠本まき「言葉/思考/記録/行動」 出版社アンケート 【アンケート】 疲れないで運動をつづけていく方法 【連載】 編集長フェミ日記 石川優実 ここは女を入れない国 伊藤春奈(花束書房)/第2回:歌舞伎と女人禁制 Who is she? 大橋由香子/第2回:捕まってしまった彼女 LAST TIME WE MET彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子 私のフェミアイテム nichinichi NOW THIS ACTIVIST 女たちの戦争と平和資料館(wam) etcbookshop通信 Feminist Report 塚原久美「アフターコロナの世界の中絶」 【詩】 モジャ・カーフ/相川千尋訳 「ヒジャブ・シーン#7」「食器を洗ってくれる男が好きだ」
-
エトセトラ VOL.3
¥1,430
出版社:エトセトラブックス 96ページ 210mm × 148mm *********************** 出版社紹介文より *********************** フェミマガジン3号目のテーマは「身体」! 責任編集は、美容ライターとして活躍、初の著書『美容は自尊心の筋トレ』で多くの女性の心をときほぐした長田杏奈がつとめます。 1300人もの回答が集まった、身体にまつわるアンケート企画「エトセトラ・リポート2020」をはじめ、漫画や短歌、写真、女子プロレスラーへの熱いインタビュー、「身体」の視野を広げるエッセイ、そして、性教育からリプロダクティブ・ヘルス/ライツの問題意識マップまで、多様な書き手が集結! MY BODY MY CHOICE MY VOICE 私のカラダを私が決めるため、いまみんなで「身体」とフェミニズムを語ろう。 【目次】 特集:私の 私による 私のための身体 1334人が答えたエトセトラ・リポート2020〜わたしが語る、わたしの身体〜 【マンガ】はらだ有彩「謎の生物ウネウネ いい感じの気持ちよさを探す旅に出るの巻」 【エッセイ】松田青子「生理! 生理! 生理!」 【写真】コムラマイ「近づくほどに遠ざかる/身体」 【短歌】佐藤弓生「スカートになりたい」 【Re:ボディ】 ハヤカワ五味✕吉野なお「布一枚から始める身体革命」 北原みのり「私の私による私のためのプレジャー」 磯野真穂「髪は生やして、手足は脱毛?――けむくじゃらの人類学」 綾屋紗月「ジェンダー化されにくい私の身体」 鈴木みのり「引き裂かれた身体を表象する」 アンティル「癒えない乳房」 規範を超えて躍動する女子プロレスラーの身体 インタビュー:里村明衣子/橋本千紘/愛海/朱崇花 「誰でも女子プロレス体験記」渋谷チカ 【カラダと権利】 アクロストン「子どもたちが自分の頭で考える・対話するための性教育」 早乙女智子「産婦人科医が語るマイボディ・マイチョイス」 福田和子「避妊の権利なんでないの」 牧野雅子「性暴力被害者のリアルと、法の中のファンタジー」 塚原久美「妊娠するからだとガラパゴス中絶」 齋藤有紀子「堕胎罪と母体保護法」 【連載】 編集長フェミ日記 長田杏奈 (新連載)ここは女を入れない国 伊藤春奈(花束書房)/第1回:大相撲と女人禁制 (新連載)Who is she? 大橋由香子/第1回:中絶の罪に問われた彼女 LAST TIME WE MET彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 亀石みゆき NOW THIS ACTIVIST 後藤稚菜 etcbookshop通信 (Feminist Report) コロナ禍は新しいフェミニズムを生むか(ドイツの女性たちから)山口侑紀 【特別寄稿】 すんみ「より良いところに、ずっと遠くまで――ユン・イヒョンの『作家活動中止』をめぐって」
-
エトセトラ VOL.1
¥1,100
SOLD OUT
出版社:エトセトラブックス 96ページ 210mm × 148mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 毎号、新しい編集長がいちばん伝えたいテーマを特集するフェミマガジン創刊! 大手コンビニチェーンが、2019年8月末日までに「成人向け雑誌」の販売を中止する方針を決定。私たちの生活に欠かせないコンビニという場所に「エロ本」があったこと/なくなることについて、田房永子が編集長となって、二度とないタイミングで60人のリアルな声を集めました。 エッセイ=瀧波ユカリ、北原みのり、小川たまか、少年アヤ、武田砂鉄など、作家や漫画家、書店店長、成人誌の作り手からの寄稿他、一般投稿による40人の賛否激論フォーラム、各社コンビニへのアンケート、もちろん田房永子のエッセイ漫画も! 身近なテーマからフェミニズムを考える、新しい雑誌の誕生です。 【目次】 特集/コンビニからエロ本がなくなる日 寄稿 小川たまか/北原みのり/伊野尾宏之 デジスタ小保方/ドルショック竹下/武田砂鉄 瀧波ユカリ/水谷さるころ/少年アヤ 安達茉莉子/高橋フミコ/清田隆之 一般投稿40人による賛否激論・投稿フォーラム 漫画 かつてコンビニにはエロ本があった コンビニに抗議できなかった話 田房永子 アンケート 「コンビニからエロ本がなくなること」について、コンビニ各社へお尋ねしました。 連載 編集長フェミ日記 2019年1〜2月 LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 長田杏奈 NOW THIS ACTIVIST 福田和子 etc.bookshop通信
-
花森安治装釘集成
¥8,800
SOLD OUT
編者:唐澤平吉/南陀桜綾繁/林哲夫 発行元:みずのわ出版 282ページ 257mm × 183mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 花森安治は、NHKのドラマ『とと姉ちゃん』で唐沢寿明が演じた編集長のモデルとなった人物。雑誌『暮しの手帖』を創刊し、長きにわたって編集に携わりました。 また同時に、数多くの装幀も手掛けてきました。 「文章はことばの建築だ。だから本は釘でしっかりとめなくてはならない 」 そのような想いから、花森が装幀について語るときは「装釘」という言葉を使っています。 掲載されている装釘を眺めていると、表紙カバーを広げて表表紙・背・裏表紙を1枚の写真で見せているものが多いことに気付きます。それもまた、ことばの集合体である本を3面でしっかりと包み込もうするこだわりの表れではないでしょうか。 代名詞と言える『暮しの手帖』の表紙画も、創刊号から第2世紀53号(花森の絵が使用された最後の号)までしっかり収録。 まさに集成の名にふさわしい一冊です。
-
埴原一亟 古本小説集
¥2,420
SOLD OUT
著者:埴原 一亟 撰者:山本 善行 発行元:夏葉社 272ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 戦前三度の芥川賞の候補になるも、いずれも受賞を逃した作家、埴原一亟(はにはら・いちじょう)。 小説を書きながら古本屋を営んだ日々を描いた小説は、貧しさにまみれながらも、生きる活力にあふれる。 つげ義春の読後感にも似た、珠玉の短編集。
-
月刊ムー書評大全
¥2,640
SOLD OUT
著者:星野 太朗 発行元:青土社 380ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 超古代文明、UFO、妖怪、陰謀論、量子力学…オカルト関連書にとどまらず、天文学、考古学から理論物理学まで多岐にわたる本を扱った、「月刊ムー」の隠れ人気記事であるブックレビュー、待望の書籍化。
-
日本の「ゲームセンター」史
¥5,060
著者:川﨑 寧生 発行元:福村出版 264ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 日本で普及した娯楽施設、ゲームセンターを店舗の形態により4種に分類し、各々の盛衰と現状を分析する。 【目次】 日本の「ゲームセンター」史年表 序 章 1 本書の目的 2 研究背景 3 ゲームセンターを対象とした先行研究の成果と課題 4 本書の問題意識と目的 5 本書の研究手法と研究範囲 6 本書の構成 第1章 ゲームセンターに関する先行研究、および現在までに 整理された日本ゲームセンター史の概観 1 本章の目的 2 先行研究の整理 3 ゲームセンターに関する先行研究の小括 4 ゲームセンター黎明期──1930年代~1960年代 5 ゲームセンターの全国的な市場展開のはじまり ──1970年代 6 産業の急拡大による軋みと変容──1980年代 7 ゲーム作品による店舗空間の変化──1990年代 8 ゲームセンターの現状──2000年代~現在 9 小 括 第2章 日米ゲームセンター史の比較分析──場所・空間の 定着過程に着目して 1 本章の目的 2 日米ゲームセンター史比較の観点1 ゲームセンターとArcadeの黎明期 3 日米ゲームセンター史比較の観点2 ゲームセンターへの規制と抵抗 4 小 括 第3章 日本のゲームセンター史が持つ特殊性の分析 ──社会統制史の観点を中心に 1 本章の目的 2 観点1 社会統制史の観点を中心に──ゲームセンターと 賭博機器の関わり 3 観点2 青少年保護を謳った娯楽への社会統制史 4 ゲームセンターが受けた影響について、2つの観点からの 分析1 ゲームセンターが法的規制を受けるようになった要因 5 ゲームセンターが受けた影響について、2つの観点からの 分析2 風営法適用関連の国会答弁から見える日本の ゲームセンターの特色 6 社会統制の議論からゲームセンター史が影響を受けた 事象の分析 7 小 括 第4章 ゲームセンターにおける店舗形態の特徴 ──先行研究における議論の整理を中心に 1 本章の目的 2 店舗形態の類型1 併設型店舗──1930年代~ 3 店舗形態の類型2 子供向けゲームコーナー ──1960年代~2000年代 4 店舗形態の類型3 独立店舗 ──1970年代初頭~ 5 店舗形態の類型4 大人向けゲームコーナー ──1970年代後半~2000年代 6 各店舗形態における先行研究の成果と課題 第5章 ゲームセンターが社会に根付く過程のケーススタディ1 大人向けゲームコーナー ──都市型娯楽の新しい形としての「ゲーム機が導入さ れた喫茶店」 1 本章の構成 2 喫茶店へのゲーム機導入からテーブル型ゲーム機の 流行収束までの急速な発展と不安の現れ ──1977年夏~1979年夏 3 『インベーダー』流行終息後の状況とゲーム導入喫茶 の方向性の転換──1980年代 4 ゲームセンター全体の変化とゲーム導入喫茶の変容、 自然消失──1990年代~2000年代以降 5 ゲーム導入喫茶の役割と衰退した理由 ──都市型娯楽の創出とその役割の移譲 6 小 括 第6章 ゲームセンターが社会に根付く過程のケーススタディ2 子供向けゲームコーナー ──駄菓子屋や玩具屋に広がったゲームプレイの形 1 本章の目的 2 子供向けゲームコーナーの基本的特徴 3 子供向けゲームコーナーの歴史的変遷からみる特徴分析 ──場所・ゲーム機・人の側面から 4 変遷の調査と分析から見える子供向けゲームコーナーの 考察・衰退要因 5 小 括 第7章 娯楽施設としてのゲームセンターの変遷 ──店舗形態に影響を与えた要素を中心に 1 本章の目的 2 本章の調査対象──汎用型ゲーム機 3 本章の分析対象──ゲーム内容から見るプレイ目的 4 汎用型ゲーム機分析の要点1 既存の娯楽を模倣、 あるいは参考にしたゲーム作品 5 汎用型ゲーム機分析の要点2 汎用型ゲーム機全体の変容 とゲームセンターへ与えた影響 6 汎用型ゲーム機分析の要点3 ゲーム機の変容による ゲームプレイのあり方の変容 7 現在のゲームセンターのあり方 ──過去から現在、未来へ 8 総 括 終 章
-
レゲエ入門 世界を揺らしたジャマイカ発リズム革命
¥1,980
SOLD OUT
著者:牧野直也 発行元:アルテスパブリッシング 272ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ************************ 出版社紹介文より ************************ 1960年代にカリブの小さな島国ジャマイカで生まれ、世界を席捲したレゲエ。 あの革命的なリズムはいったいどのようにして生まれたのか? スカ、ロック・ステディからレゲエへ、 そしてダブ、DJ、ダンスホール、UKレゲエまで── ジャマイカという国の成り立ちとともに、 レゲエ誕生の過程を明らかにし、その歴史をたどる! 本書は、2005年に音楽之友社より刊行された『ON BOOKS 21 レゲエ入門』に、 ボーナストラック2編と、20枚のディスク・ガイドを新たに追加収録した増補新版です。
-
〈叱る依存〉がとまらない
¥1,760
SOLD OUT
著者:村中 直人 発行元:紀伊國屋書店 208ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 叱らずにいられないのにはわけがある。 「叱る」には依存性があり、エスカレートしていく――その理由は、脳の「報酬系回路」にあった! 児童虐待、体罰、DV、パワハラ、理不尽な校則、加熱するバッシング報道……。 人は「叱りたい」欲求とどう向き合えばいいのか? ●きつく叱られた経験がないと打たれ弱くなる ●理不尽を我慢することで忍耐強くなる ●苦しまないと、人は成長しない……そう思っている人は要注意。 「叱る」には効果がないってホント? 子ども、生徒、部下など、誰かを育てる立場にいる人は必読! つい叱っては反省し、でもまた叱ってしまうと悩む、あなたへの処方箋。 【目次】 はじめに Part 1 「叱る」とはなにか 1 なぜ人は「叱る」のか? ▼「きちんと叱れ」「叱っちゃダメ」――矛盾する社会のメッセージ (叱らないと叱られる/大人も子どもも叱られる/「叱っちゃダメ!」もあふれている/「叱る」は過大評価されている) ▼叱るの本質は何か? (叱ることは他者の変化への願い/権力の非対称性という前提条件) ▼「叱る」でなければいけない理由 (叱るがはらむ攻撃性:「ネガティブな感情を与える」こと/本書における「叱る」の定義) 2 「叱る」の科学――内側のメカニズムに目を向ける ▼そのとき、脳では何が起きているのか? ▼ネガティブ感情の脳内メカニズム (恐怖や不安に反応する「扁桃体」/苦痛や嫌悪に反応する「島皮質」/ネガティブ感情の基本は「防御システム」) ▼「学び」をもたらす欲求のメカニズム (「報酬系回路」は新たな行動を促す「冒険システム」/人の欲求を刺激するさまざまな「報酬」/損をしてでも罰したい?) ▼「叱る」の効果と限界を考える (効果①:危機介入/効果②:抑止力/「叱る」が効果的な方法だと誤解される理由/なぜ学びや成長につながらないのか) Part 2 「叱る」に依存する 3 叱らずにいられなくなる人たち ▼叱ると気持ちよくなってしまう罠 (自己効力感という「報酬」/処罰感情の充足という知られざる「報酬」/「叱る」の強化と慢性化) ▼「叱る」がエスカレートしていくのはなぜか? (慣れが事態を悪化させる/幻の成功体験/長期化する「叱られ」の弊害) 4 「叱らずにいられない」は依存症に似ている ▼依存症(アディクション)のメカニズム (依存症(アディクション)とは?/強い快楽だけが原因ではない/根本にある「現実からの一時的逃避」) ▼〈叱る依存〉と依存症の類似点 (叱る側のニーズを満たすための「叱る」/叱る人の苦しみを和らげるために〈叱る依存〉が加速する) 5 虐待・DV・ハラスメントとのあいだにある低くて薄い壁 ▼虐待の背景にある〈叱る依存〉 (「叱る」と「しつけ」の結びつき/虐待は誰にでも起こりうる:心理的虐待とはなにか?/マルトリートメントという新たな視点) ▼〈叱る依存〉とDV・ハラスメント (パートナー間の権力格差/歪んだ関係:トラウマティックボンディング/職場のハラスメントと〈叱る依存〉) ▼叱るを正当化したくなる心理 (被害者意識が強まっていく/私はそうやって強くなった:生存者バイアス/みんなで〈叱る依存〉を正当化する) Part 3 〈叱る依存〉は社会の病 6 なぜ厳罰主義は根強く支持されるのか? ▼日本の少年法は「甘い」のか――厳罰化する少年法 (忘れられた実態/効果のない政策を後押しするもの) ▼薬物依存は犯罪なのか――ハームリダクションという視点 (歴史が教える厳罰化の敗北とハームリダクション/課題解決か、処罰感情の充足か) ▼制度に根付く懲罰の発想 (効果のない禁止と罰:ゲーム条例/形を変えた厳罰主義:日本における中絶方法を例に) 7 「理不尽に耐える」は美徳なのか? ▼スポーツ指導の〈叱る依存〉 (日本のスポーツ界における子どもの虐待/指導という名の「暴行」を支える人たち/反体罰への新しい動き) ▼学校教育の〈叱る依存〉 (学校という治外法権の場/目的を見失った校則:理不尽なルール遵守の強要) ▼理不尽に耐えることで何が起きるか (「強要された我慢」で人は強くならない/我慢の強要の先にある無力化/重要な「セルフコントロール」の力/やりたいことがなにもない!) 8 過ちからの立ち直りが許されないのはなぜか? ▼エンターテインメント化するバッシング (「叩いていい人」認定の恐怖/処罰欲求が暴走する現代のコミュニティ) ▼ 立ち直りと成長の支援が足りない日本の刑法システム (映画「プリズン・サークル」より/罰を与えれば反省するという幻想/加害者の支援という課題) Part 4 〈叱る依存〉におちいらないために 9 「叱る」を手放す ▼マクロな視点――社会の常識を変えていく (「素朴理論」との戦い/苦痛神話からの卒業/処罰欲求と向き合う/「叱らずにいられない人」への支援) ▼ミクロな視点――「叱る」とうまくつきあう (叱る自分を、叱らないために/叱るときの注意点/「叱る」を手放していく/ニューロダイバーシティな人間理解とは?) ▼「前さばき」――そもそも問題が起きる前に (予測力を鍛える/しないのか、できないのか、それが問題だ/「未学習(できない)」への対応:やり方を工夫する/冒険モードを邪魔しない/「誤学習(できない)」への対応) ▼〈叱る依存〉に悩むあなたへ あとがき/〈叱る依存〉をより深く考えるためのブックリスト/注
-
私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない
¥1,870
著者:イ・ミンギョン 訳者:すんみ/小山内園子 発行元:タバブックス 228ページ 185mm × 120mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ いまから学んでも遅くはない。 一日でも早く、あなたと、新しいことばで、話がしたい イ・ラン(ミュージシャン、映像作家) あなたには、自分を守る義務がある。自分を守ることは、口をひらき、声を上げることからはじまる- 2016年にソウル・江南駅で起きた女性刺殺事件をきっかけに、韓国社会で可視化され始めた女性嫌悪、性差別の問題。本書は差別問題を語る時、女性にこれ以上の苦痛や我慢を強いることを防ぐべく企画された日常会話のマニュアル書です。 著者は外国語大学で通訳・翻訳を学ぶ、韓国のフェミニスト。江南駅殺人事件を風化させないために9日間で書き上げ、SNSで仲間を集い、出版社を立ち上げて本書を発行、韓国フェミニズムムーブメントの勢いを表す話題の本です。日本でもジェンダー関連のニュースが絶えないなか、フェミニズムテーマの小説、翻訳書の刊行が続いており、これまでになく女性問題への関心が高まっている今、お隣の国、韓国の状況にもぜひご注目ください。 【目次】 日本の読者のみなさんへ イ・ミンギョン はじめに Ⅰ. セクシストに出会ったら 基礎編 0.あなたには答える義務がない ―話すのを決めるのはあなた 1.心をしっかり持とう ―差別は存在している 2.「私のスタンス」からはっきりさせよう ―フェミニストか、セクシストか 3.「相手のスタンス」を理解しよう ―セクシストか、フェミニストか 4.断固たる態度は必要だ ―あなたを侵害するものにNOを 5.あなたのために用意した答え ―何もかも「女性嫌悪」! 6.効果がいまひとつの言い返し ―セクシストに逆効果な対応とは Ⅱ. セクシスト(にダメ出しする 実践編 7.あなたには答える義務がない、再び ―きっぱり会話を終わらせる方法 8.それでも会話をつづけるのなら ―誤解している相手との会話法 9.いよいよ対話をはじめるなら ―あなたを尊重しはじめた相手との会話法 10.話してこそ言葉は増える ―練習コーナー 11.ここまでイヤイヤ読んできた人のためのFAQ
-
バッド・フェミニスト
¥2,090
著者:ロクサーヌ・ゲイ 訳者:野中 モモ 394ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 多くの女性に勇気を与え、全米で大反響を巻き起こした批評=エッセイ集、ついに邦訳登場! 私はピンクの服も着たいし男性も好きなダメ・フェミニスト。 でも、矛盾を抱えて完璧ではない自分や他人を受け入れ、分断を乗り越えて差別のない世界を夢見たい。 映画やテレビドラマや音楽などのポップカルチャー、社会に衝撃を与えた犯罪や事件を取りあげ、性差別と人種差別、経済格差などが交差するアメリカの文化状況を鋭く読み解く。 【目次】 はじめに―フェミニズム(名詞):複数 私について ジェンダーとセクシュアリティ 人種とエンタテインメント 政治、ジェンダー、人種 ふたたび私について
-
言葉のズレと共感幻想
¥2,200
SOLD OUT
著者:細谷 功/佐渡島 庸平 発行元:dZERO 288ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「具体と抽象」深掘り編! 「人は言葉を過信している」「スティーブ・ジョブズも歴史に残らない気がする」――「思考」テーマの著作を出し続ける著述家・細谷功と、メガヒットを飛ばし続ける漫画編集者・佐渡島庸平という異色の取り合わせ。 言葉、物語、お金、労働、ルール、いいねエコノミー(共感資本主義・格差)、VR(仮想現実)などを俎上にのせ、現代社会を覆う「共感幻想」を「具体と抽象」の往来問答によって深く掘り下げていく。 【目次】 第1章 「言葉」という砂上の楼閣 第2章 抽象度は自由度 第3章 会話がもたらす孤独 第4章 勘違いのコミュニケーション 第5章 引いた目で見れば 第6章 だれもが暇になる時代 第7章 「無知」を知る 第8章 現在と過去、成功と失敗 第9章 具体の観察力 第10章 物語の近未来 第11章 共感エコノミーと共感格差 第12章 お金と居場所 第13章 幻想と妄想と虚構 第14章 虚無主義にならないために 第15章 そして一年後 第16章 逆転の世界
-
14歳からの哲学
¥1,320
著者:池田晶子 発行元:トランスビュー 209ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 人には14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある。 言葉、自分とは何か、死、心、他人、家族、社会、理想と現実、友情と愛情、恋愛と性、仕事と生活、本物と偽物、メディアと書物、人生、善悪、自由など、30のテーマを取り上げる。 【目次】 Ⅰ 14歳からの哲学[A] 1 考える[1] 2 考える[2] 3 考える[3] 4 言葉[1] 5 言葉[2] 6 自分とは誰か 7 死をどう考えるか 8 体の見方 9 心はどこにある 10 他人とは何か Ⅱ 14歳からの哲学[B] 11 家族 12 社会 13 規則 14 理想と現実 15 友情と愛情 16 恋愛と性 17 仕事と生活 18 品格と名誉 19 本物と偽物 20 メディアと書物 Ⅲ 17歳からの哲学 21 宇宙と科学 22 歴史と人類 23 善悪[1] 24 善悪[2] 25 自由 26 宗教 27 人生の意味[1] 28 人生の意味[2] 29 存在の謎[1] 30 存在の謎[2] *********************** 店主コメント *********************** 世の中に溢れる様々な情報のおかげで私たちは話題や議論に事欠かきません。 企業や役所の過失、芸能人の不倫、炎上事件など…。 その多くは個々の事案であるにも関わらず、周囲はその真理の追究に執心します。 一方で、万人に共通する普遍的な真理には無頓着な場合が多いのではないでしょうか。 「考える」について考えることから始まる本書は、私たちにとって最も身近なことの真理を追究していきます。 語りかけるような筆致は優しく、時に力強くもあります。
-
人生のほんとう
¥1,320
SOLD OUT
著者:池田晶子 発行元:トランスビュー 191ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 大事なことを正しく考えれば惑わされない、迷わない。 「常識」「社会」「年齢」「宗教」「魂」「存在」のテーマで行われた6つの連続講義。 生と世界の謎を探求する、明晰で感動的な人生論。大勢を前に肉声で語った唯一の本。 【目次】 1.常識—生死について 処世訓よりもっとずっと大事なこと 根本にある、ある謎 人生を見直す視点 常識とは何か 当たり前を生きる強さ なぜ生きて死ぬのか 存在の謎に気づく 人生の見方が逆転する 人の死は悲しいだけではない 一期一会ということ 死ぬのに死なない私 問うている私とは誰か 人生を公式で考える 言葉の問題 ライフプランという枠 たかが人生という覚悟 覚めてみる夢 真面目に考えると冗談になる 2.社会—その虚構を見抜く 「国家」はどこにあるか 「思い込み」と「作りごと」 戦争はなぜ最大の愚行なのか 社会と個人は対立しない 私は本当は「日本人」ではない お金というフィクション 会社のせいにはできない 血縁の考え方 親子という不思議 「あそこんちの晶子は非常に変わり者だ」 「世間」という名の自己規制 「皆」と「世論」は内容がない 虚構と自覚して生活する 心理的な落とし穴 愛と孤独は同じもの 理想の共同体 社会革命ではなく精神の革命を 3.年齢—その味わい方 アンチエイジングの浅薄さ 鶴亀だって年をとる 隠居・長老はなぜいなくなったのか 「ピンピンコロリ」とはいかない 人生の皮肉 年齢とは自分を越えた何ものかである 経験の意味 形而中の味わい 過去はどこにあるのか 物語化したいという欲望 中年期以降の楽しみ 「時熟」は蜜の味がする 内省する習慣 思索の合わせ鏡の構造 なぜ歴史が面白くなるのか 意識の歴史としての宇宙史 ボケていく私 4.宗教—人生の意味 宗教はいかがわしいか 本物・偽物の見分け方 なぜ宗教は求められるのか 一神教とは何か 神の超越性のパラドックス 一神教の限界 禅の面白さ 自分の意志で生きているのではない 信じる宗教から気がつく宗教へ 科学的般若心経の間違い 論理では語り得ないもの 救いが問題にならない世界 自分は何ものでもないという原点 本当の大安心とは色即是空の意味 宗教はメタファーである 解脱に逢うては解脱を殺せ お釈迦様は本当に覚ったか 意味が崩れてゆく一休さんの人生 5.魂—自己性の謎 哲学の向こう側 私の嗜好はどこから来たか 魂という言葉のイメージ 心理学における魂 ユングの語り方 エゴとセルフ 「胡蝶の夢」 魂はそれ自体が宇宙である アニミズムとしての唯魂論 自我という錯覚 ヘラクレイトスの断片 不気味な科学的アニミズム キャラクターの不思議 「運命は性格にあり」 俗流・亜流はなぜつまらないか 魂の声を聞くのは難しい 輪廻転生という根強い型 語りの水平方向と垂直方向 カルマの物語に巻き込まれないために 実体ではなく関係性 元型としての神話を超えて ピュタゴラスの悪口を言うヘラクレイトス プラトンの苦心 物語という形式を自覚して生きる 6.存在—人生とはなにか いよいよ人間が崩れてきた ネット社会の悪弊 脳ブームと痴呆化 多勢に無勢 無意識がカタストロフを望む 自分さえ善ければという生き方 「欲をかくな」が通じない 大きな捉え方としての「時代精神」 現代の時代精神とは 宇宙史における不可知のX 語りのさまざまなレベル 謎を生きているという自覚 池田は死ぬが私は死なない 縁起と空 言葉は沈黙を伝える 死者の言葉 無へ語りかける 若い人は勘がいい 十七歳の読者からの手紙 「メビウスの帯」 垂直的な精神 人生を可能な限り深く味わいたい
-
あたりまえなことばかり
¥1,980
著者:池田晶子 発行元:トランスビュー 219ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 言葉は命である!幸福、癒し、老いの意味から哲学と笑いのツボまで、疾駆する思考が世の常識を徹底的に覆す。 雑誌連載の「幸福はどこにあるのか−わが幸福論」を中心に、ときにギリシャ哲学、ときに時事問題にも及ぶ14のエッセイ。 【目次】 Ⅰ 走りながら考える 善悪を教えるよりも 生命操作の時代 プラトン、ロゴスの果て 哲学と笑い Ⅱ 考えるとはどうういうことか 生きているとはどういうことか Ⅲ 幸福はどこにあるのか どうすれば癒されるのか 孤独は苦しいものなのか 本当の自分はどこにいるのか 死ぬのは不幸なことなのか 他者の死はなぜ悲しいか 老いは個人の生を超え
-
観察の練習
¥1,760
SOLD OUT
著者:菅 俊一 発行元:NUMABOOKS 256ページ 148mm × 105mm ハードカバー ************************ 出版社紹介文より ************************ 駅やオフィス、街や家の中で出くわす、小さな違和感。あるいは、市井の人々が生み出すささやかな工夫や発明のようなもの。著者が日々収集し続けている数多の「観察」の事例を読み解く思考の追体験をしていくことで、読み手にもアイデアの種を与えてくれる。 過去の膨大な量のリサーチの中から50あまりの「観察」の成果を厳選し、テキストはまるごと書き下ろし。著者のこれまでの人気連載コラム「AA'=BB'」(modernfart)、「まなざし」(DOTPLACE)を愛読していた方も必読の、初の単著にして決定版的な一冊。 【目次】 はじめに/この本の読み方 第1章「痕跡から推測する」 1‐1 平らに見える歩道の正体 1‐2 無意識に取る最短経路 1‐3 整列されたゴミ 1‐4 箱の中の記録 1‐5 最低価格の掘り出し物 1‐6 自力で動きを予測する 1‐7 現場検証の限界 第2章「先入観による支配に気づく」 2‐1 見慣れた組み合わせ 2‐2 ソースの描く軌跡 2‐3 最短ルートは店の中 2‐4 胃内皮、腸フ、科科科 2‐5 泡立たない洗剤 2‐6 無表情なボタンが生む不安 2‐7 デフォルトの逆転 第3章「新しい指標で判断する」 3‐1 センサーに反応させるための指 3‐2 おいしさの定義 3‐3 音による手がかり 3‐4 単位が変わると見えてくる 3‐5 ◯◯として、見てください 3‐6 システムの裏をかく工夫 3‐7 後付けの目印 第4章「その環境に適応する」 4‐1 薄いゴミ箱の設計理念 4‐2 窓から見えた看板 4‐3 雪国に最適化されたゴミ収集所 4‐4 シャッターの内側は 4‐5 駐輪場の使い方 4‐6 物言うシャツ 4‐7 三つの顔を使い分ける 第5章「世界の中から構造を発見する」 5‐1 一度の操作で二つの機能 5‐2 作り足されたレイヤー 5‐3 「いらっしゃいませ」が含む意味 5‐4 赤青鉛筆の秘密 5‐5 エラーの生まれ方 5‐6 冬の夜のサイレン 5‐7 包み紙によるメッセージ 第6章「理解の速度を推し量る」 6‐1 顔に見えるメールアドレス 6‐2 「普通」が分からなくなるとき 6‐3 お釣りの渡し方 6‐4 「使用禁止」の伝え方 6‐5 白線の中と外 6‐6 とっさに押す方のボタンは 6‐7 誰でも分かるエラーの形 第7章「リアリティのありかを突き止める」 7‐1 生々しさの発生 7‐2 シワの取られた千円札 7‐3 理想の風の姿を見る 7‐4 因果関係をでっち上げるタイミング 7‐5 記憶の糸口 7‐6 風を増幅する装置 7‐7 潜在的にある記憶 第8章「コミュニケーションの帯域を操作する」 8‐1 地下を流れる綺麗な液体 8‐2 新しい注意の作り方 8‐3 騒音をすり抜ける声 8‐4 強引な解釈を要求する矢印たち 8‐5 見慣れた言葉が指し示すもの 8‐6 串焼きメニューのプロトコル 8‐7 先回りして用意された注意 おわりに 初出一覧/著者プロフィール
-
ナンシー関の耳大全77(朝日文庫)
¥924
SOLD OUT
著者:ナンシー関 発行元:朝日新聞社 360ぺージ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** ナンシー関に“賞味期限”はない 特定の時代のテレビが作り出す空気について書いているのに、 それが半永久的な説得力を持つという摩訶不思議。 2002年、39歳で急逝した消しゴム版画家・ナンシー関。 その言葉は今なお、テレビの中に漂う違和感に答え続けてくれる。 彼女の大ファンで、日常の違和感を小気味よい筆致であぶり出す武田砂鉄氏が 『週刊朝日』の伝説的コラム「小耳にはさもう」から選び抜いた ベスト・オブ・ベスト! 連載462回分のハンコも壮観です。
-
こんなコラムばかり新聞や雑誌に書いていた(ちくま文庫)
¥1,200
SOLD OUT
著者:植草甚一 発行元:筑摩書房 発行年:2014年9月10日 第1刷 590ページ 文庫判 148mm × 105mm 【状態】 表紙カバーに傷み(写真2枚目) 帯に傷み(写真3枚目) ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
-
映画術 その演出はなぜ心をつかむのか
¥2,530
SOLD OUT
著者:塩田 明彦 発行元:イースト・プレス 255ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 視線、表情、声、動きはここまで計算されていた! 観る者を魅了する人物は、どのように作られるのか? 映画監督の著者が、偏愛するさまざまなシーンを取り上げながら、心をつかむ<演技と演出>の核心に迫る連続講義。 【目次】 第一回 動線 第二回 顔 第三回 視線と表情 第四回 動き 第五回 古典ハリウッド映画 第六回 音楽 第七回 ジョン・カサヴェテスと神代辰巳 あとがき
-
すべての月、すべての年 ルシア・ベルリン作品集
¥2,640
著者:ルシア・ベルリン 訳者:岸本佐知子 発行元:講談社 376ページ 188mm × 128mm 仮フランス装 ~出版社紹介文より~ 魂の作家による19の短編。 ロングセラー『掃除婦のための手引き書』のルシア・ベルリン、待望の新邦訳作品集。 『掃除婦のための手引き書』の底本である短編集 A Manual for Cleaning Women より、同書に収録しきれなかった19編を収録、今回も傑作ぞろいの作品集です。 〈収録作品〉 虎に噛まれて/エル・ティム/視点/緊急救命室ノート、一九七七年/失われた時/すべての月、すべての年/メリーナ/ 友人/野良犬/哀しみ/ブルーボネット/コンチへの手紙/泣くなんて馬鹿/情事/笑ってみせてよ/カルメン/ ミヒート/502/B・Fとわたし