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庭仕事の真髄
¥3,520
著者:スー・スチュアート・スミス 訳者:和田佐規子 発行元:築地書館 416ページ 188mm128mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「サンデータイムズ」ベストセラー タイムズ紙、オブザーバー紙「今年読むべき1冊 2020年」に選出 人はなぜ土に触れると癒されるのか。 庭仕事は人の心にどのような働きかけをするのか。 世界的ガーデンデザイナーを夫にもつ精神科医が、 30年前に野原に囲まれた農家を改造した家で、 夫とともに庭づくりを始めてガーデニングにめざめ、 自然と庭と人間の精神のつながりに気づく。 バビロンの空中庭園、古代エジプトの墓に収められた種の意味、 戦争中の塹壕ガーデン、ニューヨーク貧困地区のコミュニティーガーデン、 刑務所でのガーデニングの効果、病院における庭の役割。 さまざまな研究や実例をもとに、 庭仕事で自分を取り戻した人びとの物語を描いた全英ベストセラー。 【目次】 第1章 始まり ガーデニングとの出会い 自然との対話 庭で心を見つける 喪失からの回復──ワーズワースと妹にとっての庭 自然と家の中間地帯 愛着と喪失──安全な避難場所としての庭 生命を再生する場 第2章 緑の自然と人間の中にある自然 宗教とガーデニング 植物を通して生命の循環につながる──破壊・修復・愛 脳を耕す 変化と再生のメッセージ 園芸療法の始まり 『大いなる遺産』──小さな自然の再生 第3章 種と自分を信頼すること 人を夢中にさせるもの ほどほどの幻想──学習障害と自尊心と庭 ライカーズ刑務所の試み 犯罪から立ち直る──持続可能なガーデニングは生きる規範に 種を蒔く──未来の可能性の物語 第4章 安全な緑の場所 囲われた安全な場所 植物のもたらす抗ストレス効果 植物の世話に没入するということ 庭の3つの効果──太陽光・運動・土との触れ合い 樹木と復員兵士 ユーカリとの友人関係が人生肯定の助けに 第5章 街中に自然を運びこむ 都市と庭園 心の健康と都市の緑 野生で生きるための集中力 植物は弱いけれど前向きなんだ──優しく導くもの 田舎のネズミと町のネズミ──住環境と精神 第6章 ガーデニングのルーツを探る 人類初のガーデニング 持続可能な共生関係──農耕する生き物たち 庭の起源 パプアニューギニア、トロブリアンドの人々の庭づくりと儀式 狩猟採集民と自然 入植者には見えない生態系 マオリの洗練された園芸 最古の神話に記された庭──古代シュメール 自然界とのギブアンドテイク 第7章 花の力 花を愛するということ 花と昆虫の共進化 記憶と連想 人が花に惹かれるようになったわけ フロイトの夢判断と花 死を悼むことと春がめぐりくること 生の本能(エロス)と死の本能(タナトス) 人生を変えたサボテン 第8章 ラディカルな食料栽培 労働者がもたらしたオーリキュラ栽培 町中が食べられる庭──インクレディブル・エディブル ケープタウンの都市農園 緑の反逆者──フード・デザート(食料砂漠)脱却をめざして グリーン・ゲリラ──ニューヨークの空き地をコミュニティ・ガーデンに 都市の緑化と犯罪 貧困地区の若者向けのガーデニング 植物が子どもたちをエンパワーメントする 第9章 戦争とガーデニング 西部戦線の塹壕ガーデン 心の幻影に向き合う 祖父テッドの捕虜体験 復員兵士の回復・再建と農業・園芸 第10章 人生の最後の季節 人は死すべき運命にある──生命の連鎖 死と宗教と植物 死の恐怖からの再生 老いと庭仕事 フロイトの花への愛 終生、庭とともにあったフロイト 第11章 庭の時間 庭時間のリズムに従う 庭で自分の時間を取り戻す──燃えつき症候群 心と身体の調和──庭を世話することで自分の感情とつながる 植物の成長と時間感覚の変化 負のスパイラルからの脱却 今を生きる力を引き出す 第12章 病院からの眺め 花や窓の外の緑が治療を助ける──ナイチンゲール 感情移入 窓の外の1本の木との出会い 病院に庭を──普通の暮らしに戻れる場所 園芸療法の庭──利用する人に合わせてタイプの違う庭をつくる 第13章 緑の力 自然の一部としての庭 庭を耕す──人生とコミュニティと環境をつむぎ出す 謝辞 訳者あとがき 索引 原著注・引用文献 *********************** 店主コメント *********************** ガーデニングが人間に与える効能について、精神科医の著者が様々な事例を挙げながら詳らかにしていきます。 紹介される事例は、園芸療法の臨床研究や治療者へのインタビュー、歴史的視点、さらには人類学的研究など多岐にわたります。それらの事実が示すガーデニングの効果は、自己肯定感の芽生え、ストレス軽減、コミュニティの創生など私たちの想像をはるかに超えるものです。 ガーデニングの底知れぬ影響力に興味が尽きない一冊。
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まちの文字図鑑 ヨキカナカタカナ
¥2,200
SOLD OUT
写真・文:松村大輔 発行元:大福書林 224ページ 210mm × 148mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 街は、看板職人や、ネオン職人、書体デザイナーのハイカラでオシャレなカタカナであふれている。全国の個性あふれる約470のカタカナを、1文字ずつ取り出してみると、初めて気づくことがいろいろ。 また、看板・ネオン制作の現場を訪れ、職人の方の文字づくりを取材した。戦後の屋外広告をタイポグラフィとして見直しアーカイブする試み。 【目次】 本書の見方/五十音順別考察/もじをつくる人1看板制作の現場/もじをつくる人2ネオン文字制作の現場/もじコラム1回転カタカナの世界/もじコラム2串刺しパの世界/伸び〜るカタカナ/濁点の世界/半濁点の世界/都道府県別のヨキカナ/こんなところにもヨキカナ
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殿山泰司ベスト・エッセイ(ちくま文庫)
¥1,045
SOLD OUT
著者:殿山泰司 編者:大庭 萱朗 発行元:筑摩書房 384ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 銀幕やテレビで一度目にしたら忘れられない眼光鋭い禿げ親父。 日本映画史に輝く名バイプレイヤー殿山泰司は、名エッセイストとしても知られている。国家も戦争も蹴っとばせ。あなあきい魂全開だ!酒とジャズとミステリを、そして何より自由を愛し、サングラスとジーンズで街を闊歩した「三文役者」の精髄を集めた決定版。 単行本未収原稿多数収録! *********************** 店主コメント *********************** 名脇役の俳優としてその名を知られる殿山泰司(1915~1989年)。 執筆したエッセイもまた人気でした。 酒と女遊びをこよなく愛し、破天荒さとユーモアが溢れる天衣無縫な筆致。しかし、読書家でもあった彼の文章には、教養も垣間見えます。 その人柄が多くの人に愛されたであろうことは想像に難くありません。私も彼のエッセイを読んでいるうちに自然と親しみを感じました。
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夕暮の緑の光 野呂邦暢随筆選
¥3,080
著者:野呂邦暢 発行元:みすず書房 240ページ 188mm × 128mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 「一番大事なことから書く。それは、野呂邦暢が小説の名手であるとともに、随筆の名手でもあったということだ。……ちょっとした身辺雑記を書く場合でも、ことばを選ぶ厳しさと端正なたたずまいを感じさせる文体に揺るぎはなかった。ある意味では、寛いでいたからこそ、生来の作家としての資質がはっきり出たとも言えるのである」 (岡崎武志「解説」) 1980年5月7日に42歳の若さで急逝した諫早の作家、野呂邦暢。 故郷の水と緑と光を愛し、詩情溢れる、静かな激しさを秘めた文章を紡ぎ続けた。この稀有な作家の魅力を一望する随筆57編を収録。
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あの頃 単行本未収録エッセイ集
¥3,080
SOLD OUT
著者:武田百合子 発行元:中央公論社 560ページ 188mm × 128mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 没後25年を過ぎてなお、読む人に新鮮な驚きと喜びをもたらす武田百合子。 生前、各紙誌に発表しながら、作品集に収録されなかったエッセイを1冊に纏め、作品リストを付した決定版。
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サスペンス映画史
¥3,740
著者:三浦哲哉 発行元:みすず書房 328ページ 188mm × 128mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 「ひとは何を求めて映画を見るのか。自由の幻想を求めてである、という答えが第一にありうるだろう。(…)しかし、それだけではない。自由ではなく不自由の体験を観客に与えようとするフィルム群があることは、誰しもが知るところであるだろう」 “サスペンス”とは、宙吊りの状態、未決定の状態に置かれること。登場人物および観客をもそんな状態に巻き込むのが、サスペンス映画である。ひとはなぜ自らすすんで、そんな不自由と恐怖を求めて映画を見るのか。 感情移入とカタルシスに基づく説話論的サスペンス理解を超えて、確かな足場のない宙吊りの不安、さらには不安がもたらす魅惑を、サスペンス映画はさまざまに組織し、洗練し、そして継承してきた。 「不安が最終的に解消されることなどけっしてなく、(…)ヒッチコック的な眼差しを経由したいま、日常は、映画館の外においても、つねにすでに犯罪を抱え込んだものとして現れる」 グリフィス、セネット、キートン、ラング、ウェルズ、ターナー、ヒッチコック、スピルバーグからイーストウッドまで、斬新な映像分析、小気味よい論理展開、息づまる(映画的な)場面描写によって、新たな映画の見方を提示する。表象文化論の新鋭による、読み物としても第一級の映画史。
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眼の冒険 デザインの道具箱(ちくま文庫)
¥1,650
SOLD OUT
著者:松田行正 発行元:筑摩書房 432ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 星雲、指紋、素粒子の飛跡。フトンタタキ、ケルトの装飾、コルビュジエのモジュール…。 ある種の図像から呼び起されるイメージを整理し、歴史や文化的な文脈を超えて顕れる象徴的な意味を読み解くことで、私たちが無意識に行なっているデザイン的思考の臨界点にせまる。「私たちの思考の衰弱を衝く一冊」(鷲田清一「解説に代えて」より)。 図版資料満載の美装文庫。 【目次】 1 直線の夢(線の乱舞縦と横 ほか) 2 面の愉しみ(デシメトリ周辺重視 ほか) 3 形のコラージュ(フトンタタキの謎円盤物語 ほか) 4 文字と遊ぶ(フィギュア 216、126、32、21 ほか) 5 眼の冒険(振動する眼球 眼光ビーム ほか)
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ファンタジア
¥2,640
著者:ブルーノ・ムナーリ 訳者:萱野有美 発行元:みすず書房 224ページ 188mm × 123mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** デザイナー、芸術家、詩人、発明家、美術教育家……天衣無縫な創造活動を通し、驚きと気づきにあふれたモノたちを生み出しつづけたイタリアの異才、ブルーノ・ムナーリ。 創造力ってなに?——この、誰もが知りたい謎かけのような問いに挑んだのが、われらが先生、マエストロ・ムナーリだ。茶目っ気たっぷりに目を輝かせ、引き出しから多種多彩な図版をつぎつぎ取り出しながら、鮮やかな切り口で、新しいものが生まれ出るまでのメカニズムを分析・解明してみせる。 創造力、発明、想像力、そしてもうひとつの人間の能力《ファンタジア》。 これらの力を自由に働かせることができれば、人はみんな《クリエイティヴ》になる——この本には、造形のファンタジスタ、ムナーリが培った《クリエイティヴィティ》を育て活用する方法、幸せをもたらす創造のヒントがつまっている。 「あ、ひとつだけお忘れなく。みんなにも、教えてあげること——」 【目次】 創造力ってなに? 不変の要素 思考は考え、想像力は視る ファンタジア 発明 創造力 想像力 知っているものの関係 冷たい炎 煮えたつ氷 七つ頭の竜 泥よけ付きのサル ブルーのパン コルクのハンマー 広場にベッド 五線譜のランプシェード リドリーニ風に ポップなマッチ 恐怖のモンスター 素晴らしき哉、重量挙げ選手 関係の中の関係 創造力を刺激する ダイレクト・プロジェクション 知識を豊かに クリエイティヴな遊び サラダ菜のバラ 3次元の遊び オリガミ フォルムの分析 構造分野における組み合わせ可能なモデュール 書体 反復のヴァリエーション 11個の石 創造力とフォルム 架空の美術館 モノからモノが生まれる
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デザインのデザイン
¥2,090
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著者:原研哉 発行元:岩波書店 236ページ 188mm × 128mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 私たちの生活のいたるところで、デザインは息づいている。その囁きに、ちょっと立ち止まって耳を傾けてみよう。そこには、柔らかな感受性から生まれた生活への新しい提案と、未来への可能性が託されている。 いま、なぜデザインか。世界の第一線に立つ著者がこれまでのデザイン観を一新する、斬新な発想転換のすすめ。 ■著者からのメッセージ デザインが囁く、斬新な発想転換のすすめ デザインではないものが「デザイン」と呼ばれている。似ているものがそう呼ばれるなら仕方ないが、その本質とは逆のものが「デザイン」と呼ばれはじめると心穏やかではない。 変わった形の家電製品が「デザイン家電」と呼ばれ、醜い姿の家具が「デザイン家具」と呼ばれる。奇怪なインテリア空間を持つ「デザイナーズホテル」が雑誌の特集になる。 デザインとはものを作る技術ではない。デザインはものの本質に静かに手を伸ばす試みである。時代が経済やテクノロジーをたずさえて前に進もうとするとき、繊細な感受性や美意識が犠牲になる。その悲鳴に耳を澄ます技術がデザインである、表層の派手さとは程遠く、そこに関与しているとは気づかれない程に密やかに、精密に、そしてそれゆえに強力に機能するのがデザインである。当初は「それはデザインではない」という書名にしようとしたが、たしなめられてこの書名になった。
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デザインの輪郭
¥1,980
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著者:深澤直人 発行元:TOTO出版 296ページ 188mm × 128mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ au/KDDIの携帯電話「INFOBAR」、無印良品の「壁掛式CDプレーヤー」、家電・生活雑貨の新ブランド「±0」など国内で数々のヒット商品を生み出し、また今春開催されたミラノサローネ2005でB&B ITALIA、driadeなど7社から新作を発表するなど、世界的に活躍する工業デザイナーとして近年各界から注目を集めている深澤直人。 本書は、『デザインの生態学』『デザインの原形』をはじめ数々の誌上でデザイン論も展開している論客でもある深澤氏が、初めて自分自身について語ったエッセー集です。 「“ふつう”というのは、椅子は椅子であり、テーブルはテーブルであるということです」 デザインとはかたちをつくることではなく、それぞれの“もの”がいくつもの選択を通りぬけたあとに残った、最終的な「あるべき姿」を浮かび上がらせること。デザイナーの役割は、その姿の輪郭を描くことだと深澤氏は語ります。 「人の目を惹く造形=デザイン」とされてきた現代社会に誰もが共有できる感覚をかたちに変えて提示し、デザインの本来の役割を取り戻そうとする深澤氏の姿勢は、多くの人びとの「気づき」を促し、日常生活の価値を見直すきっかけを与えています。 「それは、自分が震えるように感動してきたものなんです。僕はその感動と同じ状態をつくり込もうとしているのかもしれない」 つぶやきとも語りともつかない言葉の羅列(アフォリズム)、書き下ろしのエッセイ、友人たちとの対話、深澤氏を取り巻くさまざまな状況を撮影した写真によって、デザインについての考え方、現在の自分に辿りつくまでの道程、自身の進む道に示唆を与えてくれたいくつかの出会い、日常への思いなど40のテーマが語られています。それぞれに独立しつつゆるやかにつながった文章を読み進んでいくうちに、デザインというものの「輪郭」をその人なりに掴まえてほしい。そんな深澤氏の思いが込められた本です。
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アート・スピリット
¥2,750
著者:ロバート・ヘンライ 訳者:野中邦子 発行元:国書刊行会 355ページ 195mm × 138mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 1923年初刊以来、アメリカの若き芸術家のあいだで熱狂的に読み継がれてきた芸術指南書のロングセラー、その名も『アート・スピリット』。 デイヴィッド・リンチやキース・へリングも影響を受けた名著を詳細な解説(滝本誠)と共に本邦初訳でお届けする。 著者のロバート・ヘンライ(1865~1929)は、20世紀初頭のアメリカ・モダニズムアートシーンで活躍した画家。彼は長年美術学校で教鞭をとり、その講義録が本書と元となっている。日本ではもちろん、アメリカでも知名度の低い画家の講義録がなぜ80数年にもわたって現役の芸術書として読み継がれているのか? その秘密は一読して分かる……つまり本書は「美術家志望の若者にとって体中を電気が走るような体験をもたらす書物」であり、「冷静ではいられなくなるような、親身なアジテーションの書」だからだ。「画家本人が自分のアート観、現場での実践的な教えなどを披歴した書物は少なくないが、美術書としてだけでなく、青春の書、人生の書として読み継がれてきたものはほとんどない。当の書き手の画家としての名声がほとんど沈んで以降も書物は残った。そうした意味で『アート・スピリット』は例のない稀有な存在感を示す」(以上カッコ内は解説[滝本誠]より) 今までなぜか邦訳されていなかった<幻の名著>だが、必ずや日本の若き芸術家たちの魂に響く言葉があるにちがいない。
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近代芸術の解析 抽象の力
¥4,180
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著者:岡崎 乾二郎 発行元:亜紀書房 440ページ 210mm × 148mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 名著『ルネサンス 経験の条件』から17年――。 近代芸術はいかに展開したか。その根幹から把握する、美術史的傑作。 【推薦】 批評的視点による大胆かつ刺戟的な近代美術論。 そして何よりも「美術の力」理解のための絶好の案内書。 高階秀爾 我々はモダニズムや抽象――いやそもそもアートのことをまるで知らなかったのだ! 本書は素早く脳内に入り込むと爆弾のように破裂して悦ばしい驚きと混乱で満たし、交換台のように機能して無数の異質な情報から新しい世界像を紡ぎ出す。 読み終えたとき、あなたと世界は完全に更新されているだろう。 浅田彰 【目次】 第Ⅰ部 抽象の力 本論 第Ⅱ部 抽象の力 補論 第Ⅲ部 メタボリズム-自然弁証法 第Ⅳ部 批評を招喚する
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BAUHAUS HUNDRED 1919-2019 バウハウス百年百図譜
¥3,960
著者:伊藤俊治 発行元:牛若丸 販売元:Book&Design 264ページ 215mm × 145mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ デザイン史に大きな足跡を残したドイツの美術学校バウハウス。 美術史家、伊藤俊治が所蔵するバウハウス関連書100 冊を紐解きながらバウハウスの歴史100 年を考察します。貴重な書籍100 冊の表紙と中頁を掲載した保存版です。 松田行正が造本を担当し、牛若丸で制作。手元に置いておきたくなる造本でお届けします。 【目次】 第一章:バウハウス百年─その創造と教育1919‒2020 第二章:光の創造体─アクトバウハウス1919‒1999 第三章:ニューバウハウスとダイナミック・イコノグラフィ─空間と視覚の相互浸透 第四章:デジタル・バウハウス再考─創造と教育の新たな回路
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ストリートアートの素顔 ニューヨーク・ライティング文化
¥2,860
SOLD OUT
著者:大山エンリコイサム 発行元:青土社 252ページ ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 20世紀アメリカが生んだ世界最大の視覚文化=ストリートアート。貴重な取材をもとに綴られる初の人物史。 ニューヨークで制作と研究を続ける著者が、ジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリング、フューチュラ2000ら12名を論じ、街角のアートと美術史、そして社会が交差する最前線に私たちを誘なう。 タキ183、ココ144、トレイシー168、ジョン・フェクナー、フューチュラ2000、ドンディ・ホワイト、レディピンク、ジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリング、スティーブン・パワーズ、EKG、クリス・メンドーザ。 【目次】 はじめに 公差域のポリフォニー──タキ183 文字と数字のケミストリー──ココ144 ワイルドスタイルと自然──トレイシー168 ジェネレートする場──ジョン・フェクナー 空気転送するエアロゾル──フューチュラ2000 自己開示するスタイル──ドンディ・ホワイト 縫い合わされる死──レディピンク 永劫回帰する落書き──ジャン=ミシェル・バスキア 埋め尽くされた時間──キース・ヘリング サインペインティングの遺伝子──スティーヴン・パワーズ 象徴編集システム学──EKG 製図師の夢──クリス・メンドーザ おわりに 謝辞
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のどがかわいた
¥1,430
SOLD OUT
著者:大阿久佳乃 発行元:岬書店 158ページ 176mm × 120mm ソフトカバー(仮フランス装) *********************** 店主コメント *********************** 著者が高校生の時に発行したフリーペーパー『詩ぃちゃん』に掲載した詩の魅力を伝える文章。そして、日々の生活で生まれる自身の感情を繊細な感性で思索するエッセイを収めた1冊です。 これまで読むことが少なかった詩との距離が、本書をとおしてだいぶ近づいたような気がします。「小説は共感・詩は一体感」という言葉が深く印象に残りました。 ちなみに発行元の「岬書店」は、夏葉社という出版社の出版レーベル。 ずっと本棚に残しておきたい本を作り続けるひとり出版社です。
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わたしたちの猫
¥1,540
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著者:文月悠光 発行元:ナナロク社 109ページ 192mm × 120mm ハードカバー ~出版社紹介文より~ 文月悠光の待望の第3詩集は、 わたしたちの恋の物語。 人の心には一匹の猫がいて、 そのもらい手を絶えず探している。 自分で自分を飼いならすのは ひどく難しいから、 だれもが尻尾を丸め、 人のふりして暮らしている。 (「わたしたちの猫」より) 18歳で中原中也賞を受賞し、以降、活躍の場を広げ続ける詩人・文月悠光。 初エッセイ『洗礼ダイアリー』も話題の詩人が、詩の舞台で放つのは、恋にまつわる26編の物語。 あの嵐のような日々はなんだったのか……。そんなつかみどころのない恋という現象がわたしはどこか苦手でした。(中略)けれど恋愛が苦手だからこそ、なぜ人を好きになるのか、なぜ別れはやってくるのか、その不思議を言葉で解きほぐしたい欲求にかられるのです。 ―あとがきより
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多喜さん詩集
¥1,760
著者:井上多喜三郎 編者:外村彰 発行元:龜鳴屋 208ページ 132mm × 115mm 文庫判 ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 堀口大學も田中冬二も天野忠も依田義賢も、みんな多喜さんが大好きだった。 いつも肩には風呂敷包み、安土町老蘇生まれの純情詩人、井上多喜三郎 (1902-1966)の多彩な作品群から、『近江の詩人 井上多喜三郎』の著者が選りすぐった六十編。 外村彰「多喜さんの詩」と小幡英典の写真集「老蘇と多喜さん」を合わせて収録。 ---------------------------------------------------------- 石ころ 指のようにほぐれない 晴天の日はほのかに温かい 「孤独について」 ----------------------------------------------------------
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自己矛盾劇場 「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する
¥1,980
SOLD OUT
著者:細谷功 発行元:dZERO 148ページ ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 知と社会構造の関係をシンプルに説いたシリーズ『具体と抽象』『「無理」の構造』に続く第三弾。 「あの人は、人の〈批判〉ばかりしている」という〈批判〉、これが自己矛盾。 世の中に苛立ちと不毛な争いをもたらす大きな原因の一つがこの人間心理の負の側面であり、インターネットやSNSの発展によって表舞台にあふれるように出てきている。 「知性の限界」ともいうべき「自己矛盾」が生まれる心理の歪みと社会構造との関係を 身近な事例を取り上げながら模式・可視化。 知の構造を見据えつつ、自分自身と対峙するための思考法を提示。 メタ認知への扉を開く格好のテキスト。 【目次】 モグラ劇場(四コマ漫画) 第1章 自己と矛盾: 本書における定義と範囲 第2章 滑稽と戒め: 自分は気づかない、他人は気づく 第3章 歪み: 想像を絶する違いに気づいているか 第4章 二つの頭: 知の構造と発展 第5章 「抽象的でわからない」: 人間であることを批判する? 第6章 遠近: 「メタ認知」とは何か 第7章 無限マトリョーシカ: 劇場モデルで見る「三つの視点」 第8章 無知の無知: 人間の知性には限界がある 第9章 知識差: 実は「ほとんど一緒」と知る 第10章 非メタ: 「自称賢者」の勘違い 第11章 「空は黒い」: 言葉には二つのレベルがある 第12章 「あの人はケチだ」: 第二の視点から解放されるために 第13章 「まったく気にしない」: 自己矛盾発言の裏事情 第14章 「行動がすべてだ」: 心理的バイアスの落とし穴 第15章 「自分の頭で考えろ」: それは非常に困難な要求 第16章 「先進事例を真似したい」: それはもはや「先進的」とは言えず 第17章 「今日は無礼講でいこう」: 「号令」という怪しさ 第18章 「全社一丸となって多様性を推進します」: 決意表明に見る構造的自己矛盾 第19章 「多様性の進展度を測定したい」: 評価指標で定量化される価値観 第20章 「横串を通そう」: 温存されるセクショナリズム 第21章 宿命: 思考を硬直化させる「言葉の定義」 第22章 「クライアントは何もわかっていない」: 「賢者のつもり」という喜劇 第23章 「あなたのために言っている」: 教育自体に宿る自己矛盾 第24章 「イノベーターを育てる」: 教育制度と「広大な荒野」 第25章 内在する自己矛盾: マイノリティ問題はなぜ困難なのか 第26章 強烈な自己矛盾: 自然保護と人間のエゴ 第27章 逃れられないのなら
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具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ
¥1,980
著者:細谷功 発行元:dZERO 136ページ ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 永遠にかみ合わない議論、罵(ののし)り合う人と人。 その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。 動物にはない人間の知性を支える頭脳的活動を「具体」と「抽象」という視点から読み解きます。 具体的言説と抽象的言説のズレを新進気鋭の漫画家・一秒さんの四コマ漫画で表現しています。 【目次】 序 章 抽象化なくして生きられない 第1章 数と言葉 人間の頭はどこがすごいのか 第2章 デフォルメ すぐれた物まねや似顔絵とは 第3章 精神世界と物理世界 言葉には二つずつ意味がある 第4章 法則とパターン認識 一を聞いて十を知る 第5章 関係性と構造 図解の目的は何か 第6章 往復運動 たとえ話の成否は何で決まるか 第7章 相対的 「おにぎり」は具体か抽象か 第8章 本質 議論がかみ合わないのはなぜか 第9章 自由度 「原作」を読むか「映画」で見るか 第10章 価値観 「上流」と「下流」は世界が違う 第11章 量と質 「分厚い資料」か「一枚の絵」か 第12章 二者択一と二項対立 そういうことを言ってるんじゃない? 第13章 ベクトル 哲学、理念、コンセプトの役割とは 第14章 アナロジー 「パクリ」と「アイデア」の違い 第15章 階層 かいつまんで話せるのはなぜか 第16章 バイアス 「本末転倒」が起こるメカニズム 第17章 理想と現実 実行に必要なのは何か 第18章 マジックミラー 「下」からは「上」は見えない 第19章 一方通行 一度手にしたら放せない 第20章 共通と相違 抽象化を妨げるものは何か 終 章 抽象化だけでは生きにくい
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「無理」の構造 この世の理不尽さを可視化する
¥1,980
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著者:細谷功 発行元:dZERO 152ページ ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 努力が報われず、抵抗が無駄に終わるのはなぜか。 本書では、「世の中」と「頭の中」の関係を明らかにし、閉塞感や苛立ちの原因に迫ります。 本書のタイトル、〈「無理」の構造〉は、〈理(ことわり)なきことのしくみ〉、あるいは〈理不尽さメカニズム〉とも言えます。 そして、本書のキーメッセージは、 「理不尽なのは〈世の中〉ではなく、私たちの〈頭の中〉である」 です。 【目次】 第Ⅰ部 対称性の錯覚 第1章 錯覚の積み重ねと「三つの非対称性」―「善と悪」は対称か 第2章 「知識」の非対称性、「思考」の非対称性―知的能力が理不尽さを生みだす 第3章 「具体と抽象」の非対称性―お金で上下関係が生まれるのはなぜか 第4章 「言葉」という幻想―「わかっているつもり」を二円図で表す 第5章 「人間心理」の非対称性―水は低きに流れる 第6章 1:9の「ねじれの法則」―「教えられること」と「求められること」は違う 第Ⅱ部 時間の不可逆性 第7章 気づきにくい社会や心の不可逆性―湯は冷め、振り子は止まる 第8章 社会・会社の劣化の法則―「盛者必衰」の真理からは逃れられない 第9章 具体化・細分化の法則―高度化すれば視野が狭くなる 第10章 上流・下流の法則―不毛な議論に費やされる膨大な時間 第Ⅲ部 ストックの単調増加性 第11章 「微分と積分」と現実―増やすのは簡単、減らすのは困難 第12章 のこぎりの法則―増えだしたら止まらない 第13章 折り曲げの法則とストックのジレンマ―「対極」は「紙一重」に変わる 第14章 大企業「病」という幻想―もう「あの時代」には戻れない 第Ⅳ部 「自分と他人」の非対称性 第15章 宇宙と「人間の心」―「絶対的中心」があるかないか 第16章 コミュニケーションという幻想―「言葉の意味」の共有は難しい 第17章 「公平」という幻想―基準は人間の数だけ存在する 第18章 「対等」という幻想―批判する人とされる人の間に横たわるものは 第Ⅴ部 「見えている人と見えていない人」の非対称性 第19章 決定的な非対称性―「見えていない人」には「見えている人」が見えない 第20章 「全体像」という幻想―自分の視野の狭さには気づきようがない 第21章 「経験則」という幻想―自分の経験が「部分」であることに気づけない 第22章 「啓蒙」という幻想―教育は無力なのか
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分解の哲学 腐敗と発酵をめぐる思考
¥2,640
SOLD OUT
著者:藤原辰史 発行元:青土社 345ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 著者はこの本で2019年にサントリー学芸賞を社会・風俗部門で受賞し、近著は『縁食論』(ミシマ社)などがあります。 この本の中で展開される分解と発酵に関するアナロジー的思考は、掃除のおじさんがゴミを材料にして作るおもちゃの話から始まり、文学や生態学など様々な分野にまで及びます。 知識欲を刺激してくれる1冊です。 【目次】 序章 生じつつ壊れる 1 掃除のおじさん 2 属性を失ったものの必要性 3 人間界と自然界のはざまで 4 壊れたものの理念――ナポリの技術 5 機能から切り離された器官 第1章 〈帝国〉の形態――ネグリとハートの「腐敗」概念について 1 隠される腐敗 2 土壌から考える 3 〈帝国〉を描く 4 腐敗を考える 5 分解者としてのマルチチュード 6 歴史に聴く 第2章 積み木の哲学――フレーベルの幼稚園について 1 崩すおもちゃ 2 フレーベルの幼稚園 3 フレーベルの積み木の哲学 4 積み木の無限性 5 育むものとしての人間と植物 6 歌と音 7 食べる分解者たち 第3章 人類の臨界――チャペックの未来小説について 1 「分解世界」と「抗分解世界」 2 『マクロプロス事件』 3 もはや神の未熟児ではなく 4 メチニコフのヨーグルト 5 人類はいつまでもつのか 6 人類の臨界へ―─ロボットの叛乱 7 ロボットと人類の混交 8 労働からの解放による人類の滅亡――『山椒魚戦争』 9 壊しすぎるという問題─―『絶対製造工場』と『クラカチット』 10 ロボットの末裔たち 11 土いじりの生態学 12 チャペックの臨界から跳べ 第4章 屑拾いのマリア――法とくらしのはざまで 1 分解者としての屑拾い 2 明治の「くずひろい」 3 屑の世界の治安と衛生 4 バタヤとルンペン・プロレタリアート 5 ポーランドから蟻の街へ 6 満洲から蟻の街へ 7 「蟻の街」という舞台で 8 恥ずかしさと愉快さ 9 屑を喰う 第5章 葬送の賑わい――生態学史のなかの「分解者」 1 生態系という概念 2 生産者と消費者と分解者 3 「分解者」とは何か 4 「分解者」概念の誕生 5 葬儀屋とリサイクル業者 6 シマウマとサケとクジラの「葬儀」 7 人間の「葬儀」 8 糞のなかの宝石 9 ファーブルの糞虫 10 分解世界としての蛹 第6章 修理の美学――つくろう、ほどく、ほどこす 1 計画的陳腐化 2 減築 3 犁のメンテナンス 4 メンテナンスと愛着 5 金繕い 6 器の「景色」 7 「ほどく」と「むすぶ」 8 「とく」と「とき」 終章 分解の饗宴 1 装置を発酵させる 2 食現象の拡張的考察 3 食い殺すことの祝祭 あとがきにかえて 註 初出一覧 人名索引
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火の誓い (講談社文芸文庫)
¥1,430
著者:河井寛次郎 発行元:講談社 284ページ 148mm × 108mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 人間国宝や文化勲章に推挙されても応じることなく、一陶工として独自の陶芸美の世界を切り拓き、ついには焼き物の枠を超えた無私普遍の自在な造形世界に自らを燃焼させた河井寛次郎が、美しい物に隠れている背後のものを求めての歩みを詩情豊かな文章で記した、土と火への祈りの書ともいうべき名エッセイ。 *********************** 店主コメント *********************** 民藝運動の同士への言葉や、著者の審美眼を通した随筆の良さはもちろんだけど、精神性の高さを窺わせる「いのちの窓」という詩的な文章に深みがある。 「いのちの窓」は単独でも刊行されていますが、随筆とともに著者の世界観を味わってほしいです。 個人的に好きな一節は 「暮しが仕事 仕事が暮し 切ってはいけないものを切ったので出た血。 —— 人は今この血を出している。 しかしこれは、自分たちが切らなくてよいのに切ったので出 たという事が判ると、この出血は止まる」 (第四篇 いのちの窓「自解」より) 本来、仕事と暮らしのそのよう関係だった。 現代社会でそれを体現するのは難しいけれど、その関係性に気付くことで日々の生活や仕事観に変化を生みだせるような気がします。
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ふつう
¥2,530
SOLD OUT
著者:深澤直人 発行元:D&DEPARTMENT PROJECT 456ページ 158mm × 120mm ソフトカバー クロス装 ~出版社紹介文より~ 15年にわたる連載、いよいよ書籍化! プロダクトデザイナー深澤直人さんが 考え続ける「ふつう」の本質。 「ふつう」をテーマにデザインをする深澤直人さんは、15年におよぶ連載「ふつう」の中で、皿、カトラリー、グラス、カッター、イス、クルマ、犬、音楽、歌番組、蕎麦、制服、みやげもの、高層ビル、川、人の表情‥‥と、生活の中にあるさまざまなものや、自身が具体的に体験したことを起点に、「ふつう」を掘り下げてきました。 そんな連載44本を書籍化するにあたり、 新たに、 ・書き下ろし原稿5本 ・日常からかけ離れたコロナ禍の最中に 深澤さんが感じたことを述べたテキスト ・発行人ナガオカケンメイによる インタビュー記事 を収録。 感染症の拡大で、世の中の「ふつう」が揺れ動いているときに、最後のテキストが書き上げられた本書は、当たり前もののが当たり前でなくなったときに、何が大切なのか、必要なのか、をあらためて教えてくれる本です。 深澤直人さんが、20年以上掘り下げてこられた、「いいふつう」を体現できるようなブックデザインを目指し、表紙は「素」の良さが感じられるよう、布は裁ち落としで、使う生地も、書籍用の既存の布素材ではなく、広くファッションの素材から探しました。今回の表紙に選んだ、淡い水色の布地は、平織りの綿布です。ぜひ、手にしたときの「素」のよさ、経年変化もお楽しみください。
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わかりやすい民藝
¥2,200
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著者:高木崇雄 発行元:D&DEPARTMENT PROJECT 340ページ 158mm × 120mm ソフトカバー ~出版社紹介文より~ 大好評の勉強会から生まれました。 工芸店「工藝風向」店主・高木崇雄さんが 語る、わかりやすい 〈民藝〉の本。 柳宗悦らにより、〈民藝〉という言葉が生まれたのが1926年。それから90年以上たち、暮らしを彩ってくれる〈民藝〉はよく知られるようになりました。〈民藝〉への親しみや興味は高まるものの、真正面から捉えようとすると難しさも感じる今だからこそ、あらためて「〈民藝〉ってなに」を、工芸店「工藝風向」の高木崇雄さんに教えていただきました。 1章では、〈民藝〉の成立と柳宗悦の考えを、基本から優しく、ときに辛口で解説。 2章では、一人問屋「スタジオ木瓜」の日野明子さん、D&DEPARTMENT 代表のナガオカケンメイらも参加し、クラフトや、デザインのキーワードをいくつも横断しながら、柳宗悦以後の私たちと同時代の〈民藝〉をいろいろな方向から掘り下げていきます。 3章では、高木さんが営む工芸店「工藝風向」での仕事の様子、作り手との関係、店の役割、おすすめの買い方などを通じて、これからの〈民藝〉の姿を探っていきます。 〈民藝〉に、親しみと興味はあるけれど、いざ柳宗悦の本を読もうとすると、ちょっと難しさを感じる人に、ぜひ手にしていただきたい本です。 【目次】 第1章 これまでの〈民藝〉 四つの〈民藝〉 –––– NOTE 「芸」、「藝」、「蕓」 〈民藝〉が生まれるまで1柳宗悦と文芸誌『白樺』 –––– NOTE 「美術」「工藝美術」と、柳宗悦の抵抗 「民衆的工藝」=〈民藝〉の誕生 –––– NOTE 千利休嫌いの柳宗悦 記号化してしまった〈民藝〉のマイナス面 第2章 同時代の〈民藝〉 ロングライフデザイン、アノニマスデザイン スーパーノーマル、業務用品、中古品、骨董品 60年代の日本のものづくり、地場産業、クラフト、作家もの 第3章 これからの〈民藝〉 〈民藝〉を掘り下げる、ブックリスト20 おわりに