1/1

ぼけと利他

¥2,640 税込

SOLD OUT

別途送料がかかります。送料を確認する

著者:伊藤亜紗/村瀨孝生
発行元:ミシマ社
320ページ
188mm × 128mm ソフトカバー

***********************
  店主コメント
***********************
ぼけは、病気ではない。
自分と社会を開くトリガーだ――

ここを出発点に始まった、美学者と「宅老所よりあい」代表の往復書簡。その到着点は…?
二人の「タマシイのマジ」が響き合った、圧巻の36通。


自分のしたことが本当の意味で相手のためになる、というのは、おそらく私たちが思うよりもずっと不思議で、想定外に満ちた出来事なのでしょう。ほとんど、奇跡だと言ってもいい。――伊藤(はじめに)

お年寄りたちは、思想信条に依らないアナキズムと、人格や宗教に依らない許しを発揮し、場をつくり始めると言えるでしょう。そのように時折シンクロします。大方は揉めながらバラバラのままに一緒にいる。いるしかない。なんか、まじめで滑稽でしょ。好きなんです。――村瀨(3通目)

【目次】
第1章 どうしたら一緒にいることができるのか? 2020年秋
第2章 人と言葉をケアする居場所としての「しゃべり」 2020〜2021年冬
第3章 共感でも反感でもない、ぼ〜っとする 2021年春
第4章 変化は「戸惑いと待ちの溜まり場」で起こる 2021年夏
第5章 深まるぼけがもたらす解放と利他 2021年秋
第6章 心とシンクロしない体を生きる 2021〜2022年冬
第7章 生身の痕跡を手紙に残す 2022年春

***********************
   店主コメント
***********************
「ぼけ」を通して「利他」について考えた往復書簡。
専門が異なる二人から語られる知見や体験が、当事者にすら意識されることがなかった「利他」を浮かび上がらせます。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (59)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥2,640 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品
        CATEGORY