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エトセトラ VOL.10

¥1,540 税込

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出版社:エトセトラブックス
144ページ
210mm × 148mm

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 出版社紹介文より
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特集:男性学

性差別はびこるこの社会では、実は「男」のことすら誰も考えていない。
語られてこなかった男性の多様さはどこにある? 

これまでフェミニズムが家父長制に相対するとき、特権を持つ側として「男性」が照射されてきた。しかし、男性がフェミニズムに応答するだけでは、男性自身の課題を掘り下げられないのでは……?

フェミマガジン10号目は、『トランス男性によるトランスジェンダー男性学』の周司あきらを特集編集に迎え、「特権」「加害性」「生きづらさ」で終わらない、その一歩先にある「男性性」を見つける特集号。

論考、エッセイ、読者投稿などで構成。新たなメンズリブを目指す座談会も!

【目次】
特集のはじめに

【年表】
男性史・女性史(作成:周司あきら)

【エッセイ・論考】
マルリナ「ラップに耳をすませば」
麦倉哲「『男らしさの崩壊』の先にみる絶望とかすかな希望」
五月あかり「誰も好きになってはならない」
小埜功貴「自分を終わらせて、自分へと生まれ戻ろう――場としてのメンズリブ、心としてのメンズリブ」
瀬戸マサキ「『俺』を取り戻す旅」
仲芦達矢「ノイジー・マスキュリニティ」
Y・N「傷と言葉――仲芦達矢『ノイジー・マスキュリニティ』のための補足」
澁谷知美「男にとって『恥』とは何か――仮性包茎の現代史から」
森山至貴「異物のように、宝物のように」
水上文「そして誰が排除されるのか?――百合ジャンルにおけるミサンドリーの問題」
福永玄弥「男たちの帝国と東アジア」
遠山日出也「男性が特権/差別を克服するために――被抑圧者の解放と自らの解放との結びつきを捉える」

【小説】
勝又栄政「父(ちち)と、娘/息子(こ)」

【漫画】
中村一般「山田さんの生活」

【座談会】
水野阿修羅✕小埜功貴✕周司あきら「男である自分を好きになる――90年代日本のメンズリブ運動」

【読者アンケート】
男として生きること、男扱いされることの喜びを考えてみる

特集のおわりに

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【寄稿】
もちづきゆきえ「『HEAR. ME. OUT.』制作日誌」
伊藤春奈(花束書房)「独立運動から続く道をたどって〜おしゃべりソウル旅行記〜」

【漫画】
とれたてクラブ「目ざせ!!DIVAに殺されない元カレ」

【連載】
「編集長フェミ日記」2023年8月〜9月
「祖母の話」/#2 川﨑那恵「ムラの女たちのあいだで」
「アート・アクティヴィズム」北原恵/〈98〉「関東大震災100年を記憶する現代アート:2023夏、韓国」
「LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景」宇壽山貴久子
私のフェミアイテム:下山田志帆
NOW THIS ACTIVIST :山田亜紀子
etc. bookshop通信

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