誰がメンズファッションをつくったのか?
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著者:ニック・コーン
訳者:奥田祐士
発行元:DUBOOKS
368ページ
188mm × 128mm ソフトカバー
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出版社紹介文より
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保守的な紳士服業界が変わっていくさまと、変革の時代を創造し、サバイブした人びとに 焦点を当てた名著。
英語版は10万円以上で取引されてきた書籍『Today, There are No Gentlemen』が、ファッション大国ニッポンで復刊!
<目次>
解説 文化がどのように変化していくのかを60年代をケースにたどった名著
W・デーヴィッド・マークス
序文 流行はどこからやって来るのか?
1章 戦前――ダンディ、耽美主義者、ボヘミアン
2章 セシル・ジーとチャリング・クロス・ストリート――ファッションを生み出した男
3章 ニュー・エドワーディアン――過去への回帰
4章 テッズ――ティーンエイジ・カルトの誕生
5章 サヴィル・ロウとメイン・ストリート――おしゃれに見えすぎてはいけない
6章 イタリアン・ルックとカジュアルウェア――黄色い靴下はもう流行(イン)じゃありません
7章 チェルシー――ファッションの中心地への歩み
8章 カーナビー・ストリート――ブティックの誕生とビートルズ
9章 ハーディ・エイミスとピエール・カルダン
10章 モッズ――カルトから流行へ、そして……
11章 長髪とミック・ジャガー
12章 ダンディたち――上流階級の新しいエリート主義
13章 〝男性ファッション〟の登場
14章 大衆向けファッション――変化はチェーン・ストアから
15章 カーナビー・ストリートの現在――観光客のほかにだれが買う?
16章 ヒッピー――カルトからビジネスへ
17章 デザイナー――現代のまじない師たち
18章 英国のヒッピー――アメリカ人による模倣の模倣
19章 キングス・ロード――洗練された観光地として
20章 マイケル・フィッシュの影響――最後のスウィンギング・ロンドン
21章 スキンヘッド――労働者階級の反動的ファッション
22章 緊縮――無意識に変化する人々
23章 サヴィル・ロウの現在――消えゆく職人たち
24章 新しいスーツを買うたびに
索引
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店主コメント
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「スウィンギング・ロンドン」というムーブメントが世の中を席巻した60年代英国。
その渦中で手腕を振るったファッション業界の関係者にスポットを当てたノンフィクション。
英国のカルチャーを扱った本は少なくないが、ブランドの設立者やデザイナーのみならずショッブ店員にまで焦点を絞ったのは本書ぐらいかもしれないです。
巻頭のデーヴィッド・マークスの解説も秀逸で、一読の価値あり!
ただ、全体の内容としては予備知識が豊富な読者向け。(自分もそんな予備知識があるわけではありませんが…)
ファッションの潮流がいかに刹那的であったかを学べると同時に、現代におけるカルチャーの変遷はそれ以上の目まぐるしさであることを実感しました。
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