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わかりやすさの罪(朝日文庫)

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著者:武田砂鉄
発行元:朝日新聞出版
344ページ
文庫判 148mm × 105mm

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  出版社紹介文より
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“わかりやすさ”の妄信、あるいは猛進が、私たちの社会にどのような影響を及ぼしているのだろうか。「すぐにわかる! 」に頼り続けるメディア、ノウハウを一瞬で伝えたがるビジネス書、「4回泣ける映画」で4回泣く人たち……。「どっち」?との問いに「どっちでもねーよ! 」と答えたくなる機会があまりにも多い日々。私たちはいつだって、どっちでもないはず。納得と共感に溺れる社会で、与えられた選択肢を疑うための一冊。

【目次】
はじめに
1 「どっちですか」?の危うさ
2 「言葉にできない」
3 要約という行為
4 「2+3=○」「○+○=5」
5 勝手に理解しないで
6 理解が混雑する
7 「一気にわかる! 」必要性
8 人心を1分で話すな
9 なぜそこで笑ったのか
10 なぜ笑うのか、なぜ笑えないのか
11 全てを人に届ける
12 説明不足
13 「コード」にすがる
14 ノイズを増やす
15 4回泣けます
16 コーヒーを吹くかもしれない
17 深いって何だろう
18 見せかけの優位
19 偶然は自分のもの
20 わざと雑にする
21 そんなこと言ってないのに
22 自分に迷わない人たち
23 みんなで考えすぎ
24 人はいつもぐちゃぐちゃ

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   店主コメント
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弊店でもかねてより推していた『わかりやすさの罪』が待望の文庫化!
さまざまなメディアでよく見かける「すぐにわかる!」といったフレーズ。
広告に踊る心に刺さるようなキャッチコピー。
二項対立が明確な問題提起。

などなど・・・

周囲にあふれる「わかりやすさ」。
気付かないうちに染まり切っているかもしれません。
意見の多様性や思考することの大切さを気づかせてくれる1冊です。

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