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日本の旅あちこち
¥2,200
著者:木山捷平 発行元:永田書房 発行年:昭和42年4月20日発行 279ページ 185mm × 133mm ハードカバー 【状態】 三方にヤケ(写真3~5枚目) 天にシミ(写真3枚目) ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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持続する志 全エッセイ集 第二
¥700
著者:大江健三郎 発行元:文藝春秋 発行年:昭和47年4月1日 第11刷 543ページ 193mm × 135mm ハードカバー 【状態】 三方ヤケ・シミ(写真3~5枚目) 表紙カバーの縁と角に、擦れや小さな破れ(写真7~10枚目) ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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ファミリー シャロン・テート殺人事件
¥1,200
SOLD OUT
著者:エド・サンダース 訳者:小鷹信光 発行元:草思社 発行年:1995年2月15日 第7刷 384ページ 193mm × 135mm ハードカバー 【状態】 目立った汚れや傷みはなく、全体的にキレイです。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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長くて短い一年 山川方夫ショートショート集成(ちくま文庫)
¥1,100
著者:山川方夫 編者:日下三蔵 発行元:筑摩書房 496ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 純文学から〈ショートショート〉への応答。山川方夫のショートショートを編者・日下三蔵がまとめた決定版作品集の第2弾。初文庫化作品も収録。 強烈な存在感と一瞬の輝きを全2冊にまとめる決定版コレクション 表題作品集、初の文庫化!!! 「EQMM」の連載エッセイ〈トコという男〉も完全収録 将来を嘱望されながらも34歳で亡くなった夭折の天才・山川方夫のショートショートを日下三蔵によって集成するオリジナル・コレクション第2弾。第2ショートショート集『長くて短い一年』、「EQMM」連載のエッセイをまとめた『トコという男』を完全収録。全集からも漏れていた未刊行作品2篇を加えてこの分野における成果を一望できる決定版作品集。小林信彦による「山川方夫のこと」も特別収録。
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箱の中のあなた 山川方夫ショートショート集成(ちくま文庫)
¥1,100
著者:山川方夫 編者:日下三蔵 発行元:筑摩書房 496ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 昭和30年代に星新一と都築道夫が牽引したショートショートブームに純文学畑から参戦し強烈な存在感を示した山川方夫。交通事故死という不運に見舞われ活動期間こそ短かったものの、その作品は今なお多くの読者を惹きつけてやまない輝きを放つ。 この分野での著者の精華を一望できる日下三蔵編集によるオリジナル・コレクション全2巻。第1巻は代表作〈親しい友人たち〉ほか41編を収録。
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コーヒーを、もう一杯
¥1,870
SOLD OUT
著者:早坂大輔 発行元:BOOKNERD 72ページ 182mm × 128mm 雁垂れ製本 *********************** 発行元紹介文より *********************** BOOKNERD店主が考える、喫茶店からはじまる盛岡という街のツーリズム。 お気に入りの喫茶店7店舗プラスαにまつわるエッセイ、巻末企画「WHAT ARE YOU DOING THIS WEEKEND AT MORIOKA?」、コーヒーブレイクに聴くべきレコードガイド「COFFEE BREAK:28HOURS」も併載。 *********************** 店主コメント *********************** 食事や談話、読書、音楽など各々の憩いのために人が集まる喫茶店。そこでは自ずと物語が生まれる。このエッセイには、そのような情景が綴られています。 ニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52カ所」に選出された盛岡。 その立役者の一人が喫茶店であるということは間違いなさそうです。
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珈琲の建設
¥1,870
著者:オオヤミノル 発行元:誠光社 96ページ 180mm × 131mm 仮フランス装 *********************** 帯文より *********************** 野蛮なエスプリと高邁な屁理屈で語り尽くす、珈琲の技法、美味しいの境界線、喫茶店という文化。読むものを挑発し、苛立たせる、堂々巡りの「反=珈琲入門」。
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喫茶店のディスクール
¥1,870
著者:オオヤミノル 発行元:誠光社 143ページ 180mm × 131mm 仮フランス装 *********************** 帯文より *********************** われわれは一体誰と契約をしているのか? SNSとグルメサイト、クラウンドファンディングとポイントカードに骨抜きにされた消費者万能の暗黒時代に模索する「いい店」の条件。自身の迷走を振り返りつつ、犬の目線で語る、経済、仕事、メディアにコミュニティ。金言だらけの与太話再び。 【目次】 第一考 職業意識の変化 第二考 資金の調達について 第三考 ローカルであることの必然性 第四考 いいやつで行こう 第五考 共有財産の私物化と、権威主義の横行 第六考 作り手ではなく飲み手、もらい手ではなく 出した側 あとがき *********************** 店主コメント *********************** いい店の条件ってなんだろうか? 焙煎家の著者が説く小商い論。 現代人の営みに「最悪の景色」を見る著者の言葉は辛辣。しかし、豊富な見識から放たれる金言に思わず納得してしまいます。 消費者という立場で読んでみても「良い店」について考えるキッカケになるのではないでしょうか。 お店の運営方法に正解などありませんが、主流に対するオルタナティブな考え方のひとつとして、この本の内容はとても刺激的です。ぜひ!
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一般
¥1,000
SOLD OUT
著者:オルタナ旧市街 個人発行 101ページ 188mm × 128mm *********************** 店主コメント *********************** 「オルタナ旧市街とは何者だ!?」 と名前を見た瞬間にまず思う。とりあえず読んでみてほしい。著者の文章の良さは、何とも形容し難い。あえて言うなら「カッコイイ」でしょうか。 自身の実体験を、小説のようなエモい文章に変換させてしまう手腕は、さすがの一言。 「わたしはわたしのことを、わかったつもりには決してならない」 そのように語る著者が、自分を見失いそうになった時のために散文として残した足跡。それは読者に不思議な余韻を与えます。
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屈折くん(角川文庫)
¥880
SOLD OUT
著者:和嶋愼治 発行元:KADOKAWA 256ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 世界的「怪奇派」ロックバンド・人間椅子はこうして生まれた! 国内外で高い評価を受ける唯一無二の怪奇派ロックバンド・人間椅子。長年バンドを牽引してきたフロントマンの和嶋慎治が、曲がりくねった人生を振り返った。下駄にモンペ姿でギターを背負った中学時代、初の自作曲「女なんて」を作曲した高校時代、人間椅子の結成、そして現在……。ロック界で異彩を放ち続ける“怪物”誕生の秘密を明かした、比類なき自伝エッセイ。みうらじゅん、じろう(シソンヌ)との特別対談も収録。 【目次】 第一章 弘前編 第二章 大学編 第三章 暗黒編 第四章 現在から未来へ 特別対談 シソンヌじろう・みうらじゅん あとがき 文庫版あとがき 年 譜 *********************** 店主コメント *********************** 弘前が生んだ和製メタルバンド「人間椅子」のVo.兼Gt.を務める和嶋愼治。 彼の生き方は決してスマートではないけれど、大きな野心を持つわけでもなく目の前の仕事と真摯に向き合う、そんな打算のない姿勢がとても好きです。
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世にも奇妙な人体実験の歴史(文春文庫)
¥1,133
SOLD OUT
著者:トレヴァー・ノートン 訳者:赤根洋子 発行元:文藝春秋 464ページ 文庫判 148mm × 128mm *********************** 発行元紹介文より *********************** 性病、コレラ、寄生虫……人類の危機を救った偉大な科学者たちは、己の身を犠牲にして、果敢すぎる人体実験に挑んでいた! 自身も科学者である著者は、自らの理論を信じて自分の肉体で危険な実験を行い、今日の安全な医療や便利な乗り物の礎を築いた科学者たちのエピソードを、ユーモアたっぷりに紹介します。 解剖学の祖である十八世紀の医師ジョン・ハンターは、淋病患者の膿を自分の性器に塗りつけて淋病と梅毒の感染経路を検証しました。十九世紀の医師ウィリアム・マレルは、ニトログリセリンを舐めて昏倒しそうになりますが、血管拡張剤に似た効果があると直感。自己投与を続けて、狭心症の治療薬として確立するもとになりました。二十世紀、ジャック・ホールデンは潜水方法を確立するために自ら加圧室で急激な加圧・減圧の実験を繰り返し、鼓膜は破れ、歯の詰め物が爆発したといいます。 その他にも放射能、麻酔薬、コレラ、ペストなどの危険性の解明に、自らの肉体で挑んだマッド・サイエンティストたちの奇想天外な物語が満載。その勇気と無茶さに抱腹絶倒するうち、彼らの真の科学精神に目を開かされる好著です。
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新訳 茶の本(角川ソフィア文庫)
¥748
SOLD OUT
著者:岡倉天心 訳者:大久保喬樹 発行元:KADOKAWA 272ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 『茶の本』(全訳)と『東洋の理想』(抄訳)を、読みやすい訳文と解説で読む! ロマンチックで波乱に富んだ生涯を、エピソードと証言で綴った読み物風伝記も付載。天心の思想と人物が理解できる入門書。 【目次】 まえがき―『茶の本』の新訳にあたって 第1章 茶碗に満ちる人の心 《解説ノート 第1章》 第2章 茶の流派 《解説ノート 第2章》 第3章 道教と禅 《解説ノート 第3章》 第4章 茶室 《解説ノート 第4章》 第5章 芸術鑑賞 《解説ノート 第5章》 第6章 花 《解説ノート 第6章》 第7章 茶人たち 《解説ノート 第7章》 東洋の理想 序章 《解説ノート 序章》 終章 《解説ノート 終章》 エピソードと証言でたどる天心の生涯 読書案内 あとがき *********************** 出版社紹介文より *********************** 茶道という切り口で、日本文化に通底する思想を説く。 老荘思想を土台に茶の文化や芸術鑑賞を論じる、というと堅苦しい感じもしますが人生哲学あるいはライフスタイル指南書という視点でも読めます。 新訳ということで本文の節目に見出しが付き、章末には訳者による解説があるので読みやすいです。 視覚ばかりに頼らない相対的な物の見方というのは、けっこう現代人には欠けているかもしれない、とこの本を読んで思いました。
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ミスドスーパーラブ
¥1,650
SOLD OUT
発行元:トーキョーブンミャク 160ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ミスドに愛を叫ぶアンソロジー『ミスドスーパーラブ』が完成致しました。 豪華クリエイター陣によるグラフィック、短歌、小説、童話、エッセイ、ヴィジュアル作品で表現されたドーナツ、パイ、飲茶など26のメニューが収録されています。 おやつのお供にぴったりな一冊。ミスドに行く前にも行った後にも。 あなたのいつものお気に入り、新しいお気に入りを是非見つけてください。 各話には、タイトルのドーナツの写真・イラストもそれぞれ収録しておりますので見ても読んでも楽しめるスタイルとなっております。 【収録メニュー/参加クリエイター】 ・『表紙』カトウトモカ ・『生きてるだけでパーティ』(ビジュアル作品)イリエナナコ×小出薫×小野紗友美 ・『ポン・デ・リング』eri ・『ポン・デ・黒糖』夜夜中さりとて ・『ポン・デ・ストロベリー』ごはんとアパート ・『オールドファッション』mayan ・『チョコファッション』ネネネ ・『オールドファッション ハニー』まりさん ・『フレンチクルーラー』オルタナ旧市街 ・『エンゼルフレンチ』田中泉 ・『ストロベリーカスタードフレンチ』櫻井朋子 ・『ハニーディップ』吉玉サキ ・『シュガーレイズド』西川タイジ ・『チョコリング』アベハルカ ・『ストロベリーリング』青. ・『エンゼルクリーム』鶴見 ・『カスタードクリーム』堀静香 ・『チョコレート』すなば ・『ココナツチョコレート』西川☆タイジ ・『ダブルチョコレート×ホットチョコレート』小林えみ ・『ゴールデンチョコレート』けんず ・『ハニーチュロ』なつめ ・『ドーナツポップ』サトウリョウタ ・『エビグラタンパイ』まーしゃ ・『ホット・セイボリーパイ BBQフランクフルト』旦 ・『汁そば』ひらいめぐみ ・『きなこボール』野菜/イラスト:カトウトモカ ・『ブラン』友田とん/イラスト:カトウトモカ ・『君がここに着く前に』(ビジュアル作品)すなば×三浦希
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さよならシティボーイ
¥2,200
SOLD OUT
著者:すなば 発行元:トーキョーブンミャク 328ページ 182mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「あんなカーテンがほしいと空をみて」 都市に暮らす、文章を奏でる。まさに読むシティポップと呼べる作品が完成致しました。 是非、著者のリズムやグルーヴ、言葉から溢れる情景を味わって頂ければ幸いです。 甘酸っぱかったり辛かったりした10代の記憶、日々の暮らし、命について、詩、自由律俳句、映画、インターネット、BUMP OF CHICKEN、銭湯とサウナ、コロナ禍とまさかの感染、沖縄、小豆島、京都への旅行記など、著者のこれまでを網羅した渾身のエッセイ集。 ラストを締めくくるのは、本書の記憶を巡るような短編『夜の二人』。そして、巻末には著者と長く親交を深めるライターの生湯葉シホさんに解説を書き下ろして頂いております。最後までお楽しみください。 *********************** 店主コメント *********************** シティボーイと言えば村上春樹の小説が思い浮かぶ。 そんな小説世界とかけ離れたすなばさんの日常や過去が『さよならシティボーイ』には綴られています。スーパーの惣菜コーナーで調達したサンドイッチ、面映ゆい初恋、密室で狂乱しながらGと格闘・・・。一方で、有名人の訃報を聞き人の死について思いを巡らしたりもする。 洗練されたアーバンライフではないけれど、いや、だからこそ描ける抒情的な文章。良いです。
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悲しみの秘義(文春文庫)
¥825
著者:若松英輔 発行元:文藝春秋 240ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** もしあなたが今、このうえなく大切な何かを失って、暗闇のなかにいるとしたら、この本をおすすめしたい――(解説・俵万智) 宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトン、小林秀雄、ユングらの、死者や哀しみ、孤独について書かれた文章を読み解き、人間の絶望と癒しをそこに見出す26編。 「言葉にならないことで全身が満たされたとき人は、言葉との関係をもっとも深める」―-自らの深い悲しみの経験を得た著者が、その魂を賭けて言葉を味わい、深い癒しと示唆を与えてくれる。 日経新聞連載時から話題を呼び、静かなロングセラーとなった一冊。 文庫化に際して「死者の季節」「あとがき」を増補。 カバーと本文内を、世界的に人気の高いアーチスト・沖潤子の作品が 優しく深く彩る。大切な人に贈りたい、特別な一冊。 *********************** 店主コメント *********************** 「言葉は、書かれたときに完成するのではなく、読まれることによって命を帯びる」(あとがきより) 読後に思ったのは、読書とはページから言葉を拾い上げる行為なんだ、ということでした。言葉の引用は、引用者の実体験や人生に裏打ちされてこそ光を放つ。そして、裏打ちが確固たるものであるとき、その言葉は引用者自身の言葉に変化する。 この本に散りばめられた引用は、まさに輝きの可能性を秘めた原石です。
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火を焚きなさい 山尾三省の詩のことば
¥1,980
著者:山尾三省 解説:早川ユミ イラスト:nakaban 発行元:新泉社 192ページ 178mm × 130mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 山に夕闇がせまる 子供達よ ほら もう夜が背中まできている 火を焚きなさい お前達の心残りの遊びをやめて 大昔の心にかえり 火を焚きなさい ――山尾三省「火を焚きなさい」 山尾三省の詩は、いまの時代にますます、ひつようとされている。わたしがわたしをとりもどすために。あなたがあなたをとりもどすために。 ――早川ユミ「わたしの、根っこのひと」 野とともに生きること、家族とともに生きること。 詩人・山尾三省(1938~2001年)の著作と詩集から、48篇の詩、4篇の散文作品を選び、あらたに編集したベストセレクション。家族とともに屋久島に移住し、耕し、詩作し、祈る暮らしを続けた詩人の心温まることばを集めました。布作家・早川ユミの解説、画家・nakabanの漫画も収録。
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反=恋愛映画論 『花束みたいな恋をした』からホン・サンスまで
¥2,640
著者:佐々木敦/児玉美月 発行元:Pヴァイン 272ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 無声映画時代の名作から最新のヒット作まで、恋愛/映画の苦手な二人が縦横に語りあう、一風変わった恋愛映画論! 無声映画の時代から現在にいたるまで、数知れず制作されてきた恋愛映画。 そこに描かれる恋愛像はさまざまな形で時代が反映されてきました。 理想とされる恋愛観とそれに対するカウンター。ジェンダーにまつわる多様性と当事者性――無声映画時代の名作から最新のヒット作まで、ジャンルを横断して活動する「思考家」と気鋭の「映画執筆家」が縦横に語り合う、新時代の恋愛映画ガイドが登場! 【目次】 反=恋愛映画宣言(佐々木敦) 「映画の恋」と「映画への恋」(児玉美月) 第一章 リアリティと作為性――二〇一〇年代の日本映画 花束みたいな恋をした/寝ても覚めても/愛がなんだ/本気のしるし/宮本から君へ/きみの鳥はうたえる/そこのみにて光輝く/彼女がその名を知らない鳥たち/溺れるナイフ/永い言い訳 第二章 多様化する恋愛像――二〇一〇年代の外国映画 キャロル/ハーフ・オブ・イット/はちどり/マリッジ・ストーリー/テイク・ディス・ワルツ/ロブスター/ラブストーリーズ/君の名前で僕を呼んで/ブルーバレンタイン/お嬢さん/ムーンライト 第三章 恋愛映画の巨匠?――ホン・サンス 逃げた女/それから/あなた自身とあなたのこと/川沿いのホテル/カンウォンドのチカラ/次の朝は他人 第四章 クリシェとそれを超えるもの――キラキラ青春映画 君の膵臓をたべたい/四月は君の嘘/恋と嘘/好きっていいなよ。/今日、恋をはじめます/オオカミ少女と黒王子/orange-オレンジ-/殺さない彼と死なない彼女/私がモテてどうすんだ/かぐや様は告らせたい 第五章 肉体と精神/リアルとフィクション――ドロドロ性愛映画 (秘)色情めす市場/愛のコリーダ/火口のふたり/愛の渦/性の劇薬/ニンフォマニアック/トーク・トゥ・ハー/倦怠/ラブバトル/アイズ ワイド シャット 第六章 「恋愛/映画」に惹かれるもの――オールタイム・ベスト恋愛映画・日本編 乱れ雲/悶絶!!どんでん返し/ドレミファ娘の血は騒ぐ/トカレフ/あなたがすきです、だいすきです/2/デュオ/unloved/ともしび/ある優しき殺人者の記録/れいこいるか/カルメン純情す/美しさと哀しみと/風たちの午後/戦場のメリークリスマス/undo/渚のシンドバット/贅沢な骨/blue/Dolls/NANA 第七章 「恋愛/映画」に惹かれるもの――オールタイム・ベスト恋愛映画・海外編 天国は待ってくれる/忘れじの面影/心のともしび/突然炎のごとく/白夜/ママと娼婦/カルメンという名の女/牯嶺街少年殺人事件/トロピカル・マラディ/アンナと過ごした4日間/都会の女/13回の新月のある年に/ポンヌフの恋人/ブエノスアイレス/ピアニスト/ドリーマーズ/恍惚/スプリング・フィーバー/詩人の恋/燃ゆる女の肖像 第八章 恋愛映画の現在――二〇二二年の新作 アネット/イントロダクション/あなたの顔の前に/チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい/愛なのに/猫は逃げた/TITANE チタン/リコリス・ピザ 恋愛映画崩壊前夜(児玉美月) 恋愛映画から遠く離れて(佐々木敦)
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小さき者たちの
¥1,980
SOLD OUT
著者:松村圭一郎 発行元:ミシマ社 208ページ 178mm × 130mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 私は日本のことを、 自分たちのことを何も知らなかった。(「おわりに」より) 水俣、天草、須恵村… 故郷・熊本の暮らしの記録を初めて解く。 現代の歪みの根源を映し出す、 今を生きる人たち必読の生活誌。 世界を動かしてきたのは、 いつも、小さき者たちだった。 はたらく、まじわる、くに… 消されてしまっていた声を拾い、 紡いだ、渾身の二一編。 気鋭の人類学者の新たな代表作 本書では、私が生まれ育った九州・熊本でふつうの人びとが経験してきた歴史を掘り下げようとした。とくに私が地元でありながらも目を背けてきた水俣に関するテキストを中心に読みこみ、自分がどんな土地で生を受けたのか、学ぼうとした。そこには日本という近代国家が民の暮らしに何をもたらしてきたのか、はっきりと刻まれていた。(「はじめに」より) 【目次】 Ⅰ 水俣1 一、はたらく 二、おそれる 三、いのち 四、まじわる 五、うつろう 六、かかわる 七、うえとした Ⅱ 水俣2 八、やまい 九、こえる 一〇、うつしだす 一一、ひきうける 一二、たちすくむ Ⅲ 水俣3 一三、ねがい 一四、たりない 一五、かお 一六、あいまみえる Ⅳ 天草 一七、こえ 一八、くに Ⅴ 須恵村 一九、いのる 二〇、おとことおんな 二一、みえないもの
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アンパンマンの遺書(岩波現代文庫)
¥1,331
SOLD OUT
著者:やなせたかし 発行元:岩波書店 300ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** 漫画家、絵本作家、イラストレーター、詩人、デザイナー、編集者、舞台美術家、演出家、コピーライター、作詞・作曲家、シナリオライター、ときわめて多彩な顔をもつ著者が、子供時代から、中国での兵士体験、戦後の無名時代を経てアンパンマンの大ブレイク、妻との死別まで、波瀾万丈の人生を明るくユーモラスに語ります。漫画のカット多数収録。 1995年2月に小社より刊行された『アンパンマンの遺書』。著者75歳の時点での貴重な自叙伝です。93年11月に愛妻を亡くし、茫然自失から立ち直るなかで少しずつ書き進められていきました。文庫化にあたり、近況を綴った遺稿「九十四歳のごあいさつ――「岩波現代文庫あとがき」に代えて」を付しました。 【目次】 起の巻 アンパンマン以前史 故郷の空/貧乏坊ちゃん/数学駄目人間/制服は背広/銀座学校/卒業はしたけれど/地獄の軟弱マン/空白地帯/国破れて/焦土から/ハンドバッグと西瓜 承の巻 アンパンマン創成期 ツッパリ社員/三越の包装紙/レモン画翠成功譚/無名時代は続く/ストライキもあります/潜在失業者のように/漫画学校の先生/超天才手塚治虫/谷内六郎の衝撃/永六輔の来訪/宮城まり子/焦土のひまわり/ハローCQ/最初の詩集/ミスター・ボオ/やさしいライオン/運命の電話 転の巻 アンパンマン盛期 三つの出発点/幼児という批評家/バッハとつきあう/おむすびまんとエルジェ/カミさんとぼく/アンパンマンの始動と昭和の終り 結の巻 アンパンマン未来期 平成の夜明けと奇跡の出発/アンパンマンの勲章/鎮魂/墓標/四コマ目のオチ 九十四歳のごあいさつ
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生きるために死ね 死とロックをめぐるアメリカ紀行
¥3,190
著者:チャック・クロスターマン 訳者:島田陽子 発行元:Pヴァイン 320ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** シド・ヴィシャス、ジェフ・バックリィ、カート・コバーン……ロック・スターの死が私たちにもたらすものとは何か ロック・スターの死に場所をめぐる旅──現代アメリカを代表するロック・ライターの代表作がついに翻訳! ロック・スターたちの死に場所を訪ね、愛と死の意味を探求するアメリカ横断の物語。 墓地でコカインを吸引し、豆畑の中を半マイル歩く。KISSのソロ・アルバムとロッド・スチュワートのボックス・セットを聴く。フランツ・カフカを愛するウェイトレスと会話し、4人の女性たちとKISSのメンバーについて考えを巡らせる。 レディオヘッドの『キッドA』が911の同時多発テロ事件を予言しているとして、物議をかもした一節も含む問題作!! 【目次】 初日の前日 ニューヨーク→死んだ馬→何も求めちゃいな い人たち 初日前夜 困惑→構築→公表初日前夜 一日目 ダイアン→ヒッピー→イサカ→ハンド・オブ・ド ゥーム 二日目 会話→自己回帰的精神障害→オネスティ・ルーム →ヤッツィー・ゲームで勝つ方法 三日目 火事→メタル→ドラッグ→絶望→Q 四日目 クレイジー→イン→ラヴ 五日目 ブレーキ・ダウン→ダウンタウン→ディア・カタ ストロフ・ウェイトレス 六日目 ロサンゼルス→氷河期が来る、氷河期が来る→何 が興味深いのかということの意味 七日目 氷→蛇→神→アーカンソー 八日目 コービー→ニコ→リジー→ナッシュヴィル 九日目 ベルボトム・ブルーズ→起きるはずがないのに起 きたこと→川、道、南部→棒高跳びの夏→悪魔は 生きている 十日目 アイオワへ→偶然の結果→僕の忘れていた生活 十一日目 あっという間に思いがけない着陸をする飛行機 →嘘のなかの真実→不安だ、僕はいつでも恋を している 十二日目 「スロー・ライド」vs「フリー・ライド」 十三日目 レノーア→眼鏡をめぐる状況→なぜかライア ン・アダムス 十四日目 鹿を安楽死させる方法→「アップ・ノース」→ 可哀想な、あまりに可哀想なヘレン→幸運を独 り占めする奴がいる 十五日目 マストドン 十六日目 「これから谷ではみんな盛り上がり、ソルト・ レイク・シティではみんなボロボロになる。そ この警察は自分たちの知っていることを認める 気がないからだ。でも彼らは知っているはず だ。ああいうことをやったのは僕ではないと知 っているはずなのだ」 最終日前日 だから俺たち若死にだ→アルビノ、混血→ 「チェーンソーで優しくファックして」 最終日 〇・〇八 謝辞
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ヴァイナルの時代 21世紀のレコード収集術とその哲学
¥3,575
著者:マックス・ブレジンスキー 訳者:坂本麻里子 発行元:Pヴァイン 352ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** レコード・コレクティングの教科書! 21世紀のいま、レコードは特別な価値を持つに至った── レアグルーヴ、モダン・ソウル、スピリチュアル・ジャズ、ランダム・ラップ、ブギー、ニューエイジ、アート・パンク、サイケデリック…… 本書は、インターネット時代におけるレコード収集のテクニックからコレクターに人気のジャンル/サブジャンルの解説、およびレコード収集の哲学や社会学まで網羅する。 世界最大規模のオンライン・レコード店〈カロライナ・ソウル〉のマーケティング・ディレクターによる、21世紀のレコード・コレクティングの教科書。 【目次】 前書き 始めに──今、なぜヴァイナルなのか? CHAPTER 1 レコード・ゲームの遊び方 CHAPTER 2 収集のメソッドをはぐくむ CHAPTER 3 コレクター向けジャンルおよびサブジャンル 解説 CHAPTER 4 レコード収集の政治学 CHAPTER 5 レコードを経験しよう 結び──我々の時代の雲行きにマッチしたレコード 謝辞 索引 註 付表1:カロライナ・ソウル店のジャンル別売り上げトップ 作品 付表2:州別人気ジャンル 付表3:国別人気ジャンル
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奇妙なものとぞっとするもの 小説・映画・音楽、文化論集
¥2,750
著者:マーク・フィッシャー 訳者:五井健太郎 発行元:Pヴァイン 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** それがなぜ「奇妙なもの」に見えるのか? ──マーク・フィッシャー生前最後の著作 H・P・ラヴクラフト、H・G・ウェルズ、フィリップ・K・ディック、デヴィッド・リンチ、スタンリー・キューブリック、クリストファー・ノーラン、ザ・フォール、ブライアン・イーノ……彼ら「奇妙」で「ぞっとする」表現者たちに、私たちがいままで世界を理解するために使ってきたカテゴリーが有効ではないとしたら、では、彼らから導き出せる思想とは…… 思想家マーク・フィッシャーの冴え渡る考察がスリリングに展開する、彼の文化論集にして、もう一冊の代表作。 【目次】 序 奇妙なものとぞっとするもの(不気味なものを超えて) 奇妙なもの 時空から生じ、時空から切り取られ、時空の彼方にあるもの──ラヴクラフトと奇妙なもの 現世的なものに抗する奇妙なもの──H・G・ウェルズ 「身体は触手だらけ」、グロテスクなものと奇妙なもの──ザ・フォール ウロボロスの輪にとらえられて──ティム・パワーズ シミュレーションと非世界化──ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーとフィップ・K・ディック カーテンと穴──デヴィッド・リンチ ぞっとするもの ぞっとするものへのアプローチ 何もないはずのところにある何か、何かあるはずのところにある無──ダフネ・デュ・モーリアとクリストファー・プリースト 消滅していく大地について──M・R・ジェイムズとイーノ ぞっとするタナトス──ナイジェル・ニールとアラン・ガーナー 外のものを内へ、内のものを外へ──マーガレット・アトウッドとジョナサン・グレイザー エイリアンの痕跡──スタンリー・キューブリック、アンドレイ・タルコフスキー、クリストファー・ノーラン 「……ぞっとするものは残りつづける」──ジョーン・リンジー 訳者あとがき 参考文献 索引
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市民的抵抗 非暴力が社会を変える
¥3,080
著者:エリカ・チェノウェス 訳者:小林綾子 発行元:白水社 402ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 革命をもたらす3.5%の力 「ある国の人口の3.5%が非暴力で立ち上がれば、社会は変わる」。 この「3.5%ルール」で一躍有名になったのが本書の著者で、ハーバード大学ケネディ行政大学院教授のエリカ・チェノウェスだ。 本書は、この「3.5%ルール」をはじめ、市民的抵抗の歴史とその可能性を探る試みである。どこか弱々しく、悲壮なイメージがつきまとう非暴力抵抗だが、実証的にアプローチしてみると、その印象は一変する。 過去120年間に発生した627の革命運動の成功率を見てみよう。暴力革命と非暴力革命とではどちらが成功したのだろうか? 1900年から2019年の間、非暴力革命は50%以上が成功した一方で、暴力革命はわずか26%の成功にとどまる。 これは驚くべき数字である。なぜなら、暴力行為は強力で効果的であるのに対して、非暴力は弱々しく効果も乏しいという一般的な見方を覆す数字だからだ。 他方、この10年で非暴力抵抗の成功率は下落傾向にある。「スマートな独裁」とともに、運動がデモや抗議に過度に依存していることが背景にある。 社会を変革するための新たな方法論の本邦初訳。
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女ぎらい ニッポンのミソジニー(朝日文庫)
¥1,012
SOLD OUT
著者:上野千鶴子 発行元:朝日新聞出版 389ページ 文庫判 148mm × 105mm *********************** 出版社紹介文より *********************** ミソジニーとは、男にとっては「女性嫌悪」、女にとっては「自己嫌悪」。皇室、DV、東電OL、援交など、男社会に潜むミソジニーの核心を上野千鶴子が具体例をもとに縦横に分析する。文庫化に際し、「セクハラ」と「こじらせ女子」の2本の論考を新たに収録。