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ぼくの部屋においでよ
¥1,980
SOLD OUT
編著者:モトムラケンジ/富永珠梨/早坂大輔 発行元:BOOKNERD 106ページ 182mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** フリーソウル、サバービア、カフェ・アプレミディ、ディモンシュにひとり。 90年代から2000年代にかけて存在したたくさんのレコードガイドをたよりに音楽の旅をしたかつての恋人たち、 そして2020年代を生きる若き恋人たちに捧ぐ、甘くてほろ苦いレコードガイド。 ひと組の男女が出会い、共に暮し、そして別れるまで。 まるで短編小説のようなストーリーを軸にさまざまなシチュエーションに合 わせ選盤したレコードを約160枚紹介。豪華執筆陣によるコラムも。 〈寄稿者〉 松永良平(音楽ライター)、青木隼人(音楽家)、千葉幸平(チバハウス店主)、河村実月(文藝誌『園』〈居間〉主宰)、玉山貴士(音楽愛好家)、田口杏奈(グラフィック・デザイナー) *********************** 店主コメント *********************** ひと組の男女の出会いから別れまで、その間のさまざまなシチュエーションに合わせて選盤したストーリー仕立てのレコードガイド。 バイト先のレコード店でお客さんに恋をした青年が選んだレコードの数々。 ジャケ写に添えられたキャプションは、ウンチクだけに染まることなく甘くて切ない2人の恋模様が見えてきます。
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ぼくはあと何回、満月を見るだろう
¥2,090
SOLD OUT
著者:坂本龍一 発行元:新潮社 288ページ 188mm × 128mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 自らに残された時間を悟り、教授は語り始めた。創作や社会運動を支える哲学、国境を越えた多彩な活動、坂本家の歴史と家族に対する想い、ガンと共に生きること、そして自分が去ったあとの世界について――。 幼少期から57歳までの人生を振り返った『音楽は自由にする』(2009年)を継ぎ、最晩年までの足跡を未来に遺す、決定的自伝。著者の最期の日々を綴った、盟友・鈴木正文による書き下ろし原稿を収録。 【目次】 1 ガンと生きる ベルトルッチとボウルズ/手術直前のこと/せん妄体験/愛に救われた/友達という存在/時間の疑わしさ/息子が教えてくれた曲/突然の破壊衝動/『戦メリ』に対する思い/両親の死/本来の生命のあり方/死後の世界 2 母へのレクイエム 『音楽は自由にする』/北極圏への旅/『アウト・オブ・ノイズ』/フランス政府からの表彰/寝台バスでのツアー/演奏が変わった夜/「空即是色」の世界/テレビの可能性と限界/縄文時代の音楽/大貫妙子さんとの思い出/ヒマワリのような母/季節のめぐり 3 自然には敵わない 韓国との付き合い/東日本大震災/被災地での無力感/モア・トゥリーズの活動/こどもの音楽再生基金/夏フェスでの出来事/吉永小百合さんと美智子さま/吉本隆明さんとの再会/人生最高のプレゼント/クラフトワークとの絆/「たかが電気」発言/チャリティ・コンサート 4 旅とクリエイション アイスランドに学ぶ/中東の王女/観光嫌いの性分/パイクとケージ/映画祭という空間/能楽への歩み寄り/指揮者の流儀/談山神社で見た『翁』/札幌国際芸術祭/思い描いたオープニング 5 初めての挫折 野口整体とマクロビ/アメリカの医療/ニューヨークでの生活/ハワイの歴史/創られた伝統/真の意味での「癒し」/仕事への復帰/『レヴェナント』/『母と暮せば』/Trust me! 6 さらなる大きな山へ 一日限りの「教授」業/「もの派」とタルコフスキー/『async』/日本ではできなかった表現/アジアでのプロジェクト/『CODA』/グールドへの恩返し/ベルトルッチとの別れ/自らのルーツ/叔父の幼少期の遊び 7 新たな才能との出会い ブレックファスト・クラブ/グラス・ハウスでの経験/「Kajitsu」のための選曲/若いアーティストとの縁/李先生からの依頼/京都会議/台湾の少数民族/「大島渚賞」創設/尊敬する山下洋輔さん/辺野古基地の問題/コロナ禍の始まり/奇妙な時間感覚/ガンの再発 8 未来に遺すもの MRプロジェクト/子供たちへの告白/中国での大規模展覧会/『TIME』/最強のサポート体制/ウクライナのイリア/東北ユースオーケストラ/D2021の仲間/ダムタイプ新メンバー/久しぶりの自宅/坂本図書/最後のピアノ・ソロ/『12』 著者に代わってのあとがき 鈴木正文 フューネラル・プレイリスト 年譜
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伊丹十三の台所
¥2,860
編者:つるとはな編集部 発行元:つるとはな 159ページ 210mm × 182mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 食いしんぼうですね、伊丹さん! 映画監督、俳優、エッセイスト、なによりひとりの生活者。 表紙のイエローの洋皿は、伊丹十三が独身時代から愛用し、カレーのCM出演の際も自ら持ち込んで使ったもの。子どもたちが小さな頃は納豆スパゲッティを盛る定番でもあったといいます。 若い頃から好みの器を揃え、吟味した道具を使い、家族はもちろん、来客にも料理の腕をふるっていた伊丹十三。 この本では、食にまつわるエッセイをひもときながら、いかに伊丹さんが食べること、作ることを楽しんだかをお伝えします。そして、伊丹さんに影響を受けたさまざまな方々のお話も。 スパゲッティのおいしい召し上り方――細川亜衣 伊丹さんと台所――中村好文 池内家、父の料理――池内万平 ぼくらの好きな伊丹さん――宮脇誠・吉田昌太郎 伊丹十三の料理本――高橋みどり 風邪のときにつくってくれた親子丼がほんとうにおいしかった――宮本信子 (登場順、敬称略) ほか、映画『お葬式』の舞台となった湯河原の台所の全景、愛用の器、道具類も多数紹介。 *********************** 店主コメント *********************** 伊丹十三のエッセイは、世代を超えて読まれています。 そして、海外生活で培われたライフスタイルは本格志向だけど庶民的。 「粋」という言葉が、これほど似合う人もそういない。 掲載されている料理レシピにチャレンジするだけで、「粋」な感じを味わえること間違いなしです!
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本当にはじめての遠野物語
¥1,980
SOLD OUT
著者:富川岳 発行元:遠野出版 96ページ 210mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「主人公はいない。長編小説でもない。 ファンタジーでも、迷信でもない。 もう一つの世界をめぐる、本当の話。」 構想7年。河童、ザシキワラシ、天狗。 日本民俗学の夜明けを告げた歴史的名著『遠野物語』を、 かつて10ページで挫折した著者がおくる、絶対にくじけず、 楽しく深く明快に学べる、はじまりの一冊。 さぁ、めくるめく物語の世界へ!
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いのちの窓
¥1,870
著者:河井寛次郎 発行元:東方出版 64ページ 216mm × 154mm ハードカバー *********************** 店主コメント *********************** 民藝運動の中心人物の一人だった陶芸家・河井寛次郎。 『いのちの窓』は、詩のように綴られた文章に彼の精神性が映し出されています。 「暮しは仕事」という言葉に出会った時、「この言葉はまさに自分が理想とするところだ!」と感銘を受けましたが、現代社会においてはなかなか実現が難しい。 物理的にも精神的にも「暮し」と「仕事」を切り離すことが身に沁みついてしまっている・・・。 けれども、時々その言葉を思い出してみることは決して無駄ではないと思っております。一家に一冊、ぜひ。
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「知らない」からはじまる 10代の娘に聞く韓国文学のこと
¥1,980
SOLD OUT
著者:(ま)/アサノタカオ 発行元:サウダージ・ブックス 116ページ 188mm × 122mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 未知の世界を発見する喜びは、いつも知らないものたちの冒険心からはじまる。 サウダージ・ブックスの編集人で韓国文学ファンである父親が、K - POPが好きな10代の娘に話を聞いてみた。憧れのソウルを旅行したこと、韓国の小説を読んだこと。隣の国のカルチャーを追いかける親子の、少しミーハーで少しきまじめな証言を一冊に。インタビュー&エッセイによる韓国文学ガイド。 【目次】 はじめに ——「知らない」からはじまる旅と読書 アサノタカオ Ⅰ インタビュー ま&アサノタカオ 「バンタン食堂」で会ったお姉さんは、とてもフレンドリーだった ——BTS聖地巡礼その他 1 距離みたいなものがなくなってメンバーが身近な存在に ——BTS聖地巡礼その他 2 この「むなしさ」は自分と同じ「世界線」にある ——チェ・ウニョン『ショウコの微笑』 ホ先生が人生の最後に抱く幸福には、でも陰がある ——チョン・セラン『フィフティ・ピープル』 思いを話したいと願うようになったから「ことば」が出てきた ——ファン・インスク『野良猫姫』 背負いきれないものを背負っている人たちが何かを封印して生きている ——キム・エラン『外は夏』 問題の原因は目に見えない感情や気持ち、人と人の関係にある ——チョン・セラン『保健室のアン・ウニョン先生』 非日常のあとの日常を普通に生きていく人を描くこと ——チョン・セラン『屋上で会いましょう』 Ⅱ エッセイ 心の矢印が、ぐっと朝鮮半島のほうに傾いた アサノタカオ 忘れられたものたち、忘れてはならないものたち ——ファン・ジョンウン『ディディの傘』 アサノタカオ わからない世界で自分を生きる ——チョン・セラン『声をあげます』 (ま) おわりに ——親子という境域(ボーダーランズ)で話を聞く アサノタカオ
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代わりに読む人1 創刊号 特集:矛盾
¥2,200
SOLD OUT
発行元:代わりに読む人 224ページ 190mm × 130mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 思いもよらない人々や異界との出会いを生み、読む/書く人々の試行錯誤の場となる「公園」を目指して、様々な分野のエッセイ・小説・漫画を収録するという方針はそのままに、創刊号では「矛盾」を特集します。 世界にも社会にも矛盾があり、それらを分析して解消を試みることは大切な営みです。同時に、自身の中にもある無数の矛盾をいかに抱えていくか、また、矛盾があるからこそ可能になることを、考えたいと思います。文芸に限らない様々なフィールドの書き手が「矛盾」を書く15のエッセイ・小説を集めました。 また、創刊準備号に引き続き「この1年に読んだ本」では、ジャンル・新旧を問わず、執筆者・制作者が印象に残った全21冊を紹介。連載・小特集「これから読む後藤明生」では、漫画家・panpanyaが後藤明生の小説を読んで描く漫画をはじめ、エッセイ2篇を収録。 【執筆者一覧】(五十音順・敬称略) 蛙坂須美(怪談作家)/伊藤螺子(会社員兼小説家)/今村空車(作家)/小山田浩子(小説家)/陳詩遠(物理学者)/永井太郎(会社員)/はいたにあゆむ(ムームーコーヒー)/panpanya(漫画家)/深澤元(つまずく本屋ホォル)/伏見瞬(批評家/ライター)/二見さわや歌(KIBI'S BAKE SHOP)/細馬宏通(研究者)/牧野楠葉(小説家、詩人)/松尾信一郎(数学者)/松尾模糊(フリーライター、編集者)/わかしょ文庫(作家) 制作者:佐貫絢郁(画家)/コバヤシタケシ(装幀)/飯村大樹(組版)/サワラギ校正部(校正)/友田とん(編集発行人)
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代わりに読む人0 創刊準備号 特集:準備
¥1,980
発行元:代わりに読む人 222ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ******************** 出版社紹介文より ******************** 文芸雑誌『代わりに読む人』は年1回刊行していきます。 「読む」ことを通じた思いもよらぬ隣人や異界との出会いを生み、 読む/書く人たちの試行錯誤の場となる「公園」を目指します。 今回は創刊号ではなくあえて創刊準備号とし、特集もずばり「準備」としました。 文芸に限らず、アート、科学、実務などにアンテナを伸ばし、 ぜひ読んでみたいと思う人びとに準備をテーマに、 小説、エッセイ、批評、漫画などを執筆いただきました。 【執筆者一覧】 蛙坂須美(怪談作家) 海乃凧(作家) 太田靖久(小説家) 小山田浩子(小説家) オルタナ旧市街 柿内正午(会社員) 鎌田裕樹(農家見習い) 近藤聡乃(アーティスト) 佐川恭一(小説家) 田巻秀敏(IT技術者) 陳 詩遠(物理学者) 東條慎生(ライター) haco 橋本義武(数学者) 伏見 瞬(批評家・音楽家) 二見さわや歌(菓子店店主) 毛利悠子(美術家) わかしょ文庫(作家) コバヤシタケシ(デザイナー) 友田とん(作家・出版社代表)
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踊れ始祖鳥
¥1,870
SOLD OUT
著者:くろだたけし 発行元:ナナロク社 136ページ 183mm × 125mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ナナロク社主催「第2回 あたらしい歌集選考会」で、木下龍也 選となった著者による第一歌集。 【本書より5首】 踊ってるところを石にされちゃって始祖鳥なんて呼ばれています なだらかな坂をだらだらのぼるうち忘れるはずと思われている 生きている者が死ぬのを待っている土はそういう役割だから ちょうどいいカバンが欲しくなるたびに間違いがちな僕の大きさ 奪いあうボールに触れることもなく離れて立っていても少年 【帯文:木下龍也】 くろださんは穴の入口で世界を見つめている。 穴の底から僕は言う。 くろださん、そこからどんな風景が見えますか、 これからどんな風景を見ますか、 できればその目を、僕にください。
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ひとりで食べたい わたしの自由のための小さな冒険
¥1,980
著者:野村麻里 発行元:平凡社 224ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 新型コロナ禍以降特に注目が集まる「一人で食べること」に多様な角度から光を当てるエッセイ。『孤独のグルメ』『ゆるキャン△』など「一人食本」紹介も多数収録。
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マニア流! まちを楽しむ「別視点」入門
¥2,200
SOLD OUT
編者:合同会社別視点 発行元:学芸出版社 224ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** マニア36人による観察・発信のヒント満載 「うちの地域には何もない」なんて本当だろうか?いつもの何気ない風景も、マニアたちの「別視点」で見ればおもしろさにあふれている!片手袋、電線、路上園芸、小屋、ゴムホース、珍スポットから「火曜サスペンスごっこ」まで?!「別視点」で観察・発信するコツを身につけて、まちの魅力を発掘し、世界をもっと楽しもう! 【目次】 はじめに 第1部 「別視点」でまちが変わる? ・何もない地域なんてない!/・「別視点」が観光需要を生み出す!?/・マニアの「別視点」が一堂に会する場──マニアフェスタ/・「別視点」は誰にでも見つけられる 第2部 「別視点」を見つける3つの方法 方法① そのもの自体を深掘りする TYPE 1: まちのレアものを掘り当てる 片手袋マニア・石井公二──あらゆる事例に接してはじめて見えるレアもの TYPE 2: まちのミステリーを推理する 珍スポットマニア・松澤茂信──「なんだこれ?」はミステリーゾーンの入口 TYPE 3: まちの歴史に注目する 峠の鉄道の歴史マニア・上原将太──時代を超えて祖父の想いを伝える TYPE 4: DIY的な営みを見つける 野良サインマニア・ちかく──力作にあふれる個性と気づかい まちのチャーミングマニア・木村りべか──無意識のこだわりを愛でる 方法② 自分の感覚で楽しむ TYPE 5: まちの中の美を愛でる 小屋マニア・遠藤宏──働く小屋の、取り繕わない経年変化の美 電線マニア・石山蓮華──見えるインフラ・電線の魅力を言葉と写真で伝える TYPE 6: まちの変化を楽しむ 歩行者天国マニア・内海皓平──「ホコ天」から人の生活を見つめる 方法③ 自分を関与させる TYPE 7: 物語を空想する ゴムホースマニア・中島由佳──見立てて、まちと共感する 落ちもんマニア・藤田泰実──道に落ちているものから見える、まちの人間ドラマ TYPE 8: まちを舞台にする 電気風呂マニア・けんちん──電気風呂に人間味を見出す 火曜サスペンスごっこマニア・さかもツインねね──各地を舞台に死んだふり 36人のマニアの「別視点」を紹介! マニア名鑑 第3部 「別視点」の伝え方 ・写真や文章で伝える/・話して伝える/・創作物で伝える/・アウトプットによって起こること/・アウトプットについて、マニアに聞いてみた ケーススタディ 実際にまちを歩いてみよう! 第4部 「別視点」を広げよう ・事例①:お散歩ゲーム型イベント(まちの視点の百貨店/渋谷neo散歩) ・事例②:SDGs発見クエスト(松坂屋neo散歩) ・事例③:地域スクランブル大作戦(福島県猪苗代町1ヶ月住みます会社/地域スクランブル大作戦) ◎おわりに
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青森 1950-1962 工藤正市写真集
¥3,960
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著者:工藤正市 発行元:みすず書房 432ページ 196mm × 148mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 昭和30年代の青森で、人知れず奇跡の瞬間を撮り溜めていた写真家がいた。 没後、発見されたフィルムの束。そこに写されていたのは、戦後の青森に生きる人々の日常の姿と、やがて失われる情景への思慕にみちた、故郷を愛する写真家のまなざしである。 家族がインスタグラムで発表するや、国内外の写真ファンの間で話題に。 工藤正市の写真の魅力に、今、世界は目を奪われている。 ●残されたプリントとフィルムから一挙366点を収録 ●写真家の写真雑誌入選作をたどる略歴を付す ●青森市街の撮影ポイントを示す地図を掲載 *********************** 店主コメント *********************** 工藤正市は東奥日報社に勤務しながら、プライベートで写真を撮り溜めていました。本書は没後に発見されたネガフィルムから選ばれた366点の写真が収録されています。 本業の傍ら写真雑誌に投稿していた作品は度々入選し、審査員を務めていた木村伊兵衛や土門拳の眼にも留まっていたようです。 青森市内のほか、県内の農村・漁村で生活する人々の生き生きとした表情を切り取った写真の数々。モノクロでありながらまばゆい輝きを放っています。
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心霊スポット考 現代における怪異譚の実態
¥3,300
SOLD OUT
著者:及川祥平 発行元:アーツアンドクラフツ 312ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「恐るべき出来事」が呼び起こす場所と記憶の文化 「心霊スポット」という言葉が、雑誌・テレビのメディアに使用され始めたのは1990年代前半。その後、「神奈川ジェイソン村」「新潟ホワイトハウス」「八王子首なし地蔵」など、「恐るべき出来事」が語られる空間=訪れる場所としての「心霊スポット」は、インターネットの普及とともに隆盛を極めていく。本書では、「心霊スポット」という「語り」が成り立つ前史を概観し、テレビやネットで展開される実態を調査する。また、「将門塚」や「八王子城跡」など現代でも語りつがれる「心霊スポット」を検証する。 【目次】 序章 場所と怪異の民俗学 第一部 心霊スポット考 第一章 心霊スポットとは何か 第二章 真相としての仮構 第三章 モノと感覚 第二部 心霊スポットの諸相 第一章 将門塚のこと―将門はどう祟るのか 第二章 八王子城跡のこと―怪異の変容 第三章 おむつ塚のこと―或いはたくさんのお菊 終章―誰がための心霊スポット
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慣れろ、おちょくれ、踏み外せ 性と身体をめぐるクィアな対話
¥1,980
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著者:森山至貴/能町みね子 発行元:朝日出版社 320ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** “みんな”でいたくない“みんな”のために「LGBT」に分類して整理したら、終わりじゃない。「わからない」と「わかる」、「マイノリティ」と「マジョリティ」を 行き来しながら対話する、繊細で痛快なクィアの本。 ときに反抗的で、しなやかな態度は明日への希望に――。性、恋愛、結婚、家族、子孫、幸福、身体、未来――バラバラのままつながった壮大な「その他」たちが、すべての「普通」と「規範」を問い直す。 「『普通』や『みんな』という言葉に己を託したり託さなかったり、託せたり託せなかったりする読者のみなさんを、風通しのよい、というよりは強風吹きすさぶ場所へと連れて行ってしまおうというのが私たちの企みです。どうぞ、遠くまで吹き飛ばされてください」 (森山至貴「はじめに」より) 「ワクワクだけでも足りません。ヒヤヒヤするかもしれませんし、何か責められたような気分でイライラしたり、何様だコイツ、という思いでムカムカするかもしれません。逆に、全然言い足りてないぞ、と思うこともあるかもしれません。そのくらいのほうが普通じゃないかと思います。そのくらいでないと、私たちも語った甲斐がありません」 (能町みね子「おわりに」より
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聴こえない母に訊きにいく
¥1,870
SOLD OUT
著者:五十嵐大 発行元:柏書房 216ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 母に、ずっと訊いてみたいことがあった。 ぼくの耳は聴こえるけれど、本当はどちらが良かった? 聴こえる子どもと聴こえない子ども、どちらを望んでいた? 【本書の内容】 「優生保護法」―― 障害者が生まれることを防止し、 女性が産むことを管理しようとした悪法が存在した時代、 「母」はどのように生きたのか。 「ぼく」はどのようにして生まれたのか。 幸せだった瞬間も、悲しかった瞬間も、すべて。 コーダである息子が未来に進むために描く、小さな家族の歴史。 【コーダとは】 コーダ(CODA:Children of Deaf Adults) 聴こえない親をもつ、聴こえる子どものこと。 【目次】 プロローグ 第一章 子どもの頃 塩竃に生まれて/最初の帰省/最初の取材/〝聴こえない子〟になる/通常学級のなかで/ろう者の歴史――森壮也さんに訊く/祖父母の胸中 第二章 ふたりの姉 ひとりめ――佐知子/「心配だった」/ふたりめ――由美/「心配はなかった」/〝通訳者〟として 第三章 母校へ 入学――「手話」との出合い/横澤さんと大沼先生/宮城県立聴覚支援学校/小さな教室/進学にともなう選択/「口話」について 第四章 母の恩師 思い出と後悔/恩人/「中途半端な時代」/聴覚活用の限界/真っ向からの否定/〝適切な教育〟とは/「さえちゃんたちのおかげ」 第五章 父との結婚 憧れの人/両親への紹介/父の過去/「いつもニコニコしていなさいって」/「善意」からの反対/「不良な子孫の出生を防止する」/優生保護法裁判――藤木和子さんに訊く/二〇二二年三月仙台高裁 第六章 母の出産 愛の十万人運動/奪われたものはなにか/加害者側の子孫/新しい生活/「だ、い」/「わたしのみみは、きこえないんだよ」
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あの事件を追え(学研カラー版 ジュニアチャンピオンコース)
¥1,800
SOLD OUT
著者:大野進 発行元:学研 発行年:昭和48年8月25日 初刷 216ページ 188mm × 135mm ハードカバー 【状態】 三方ヤケ(写真3~5枚目) 小口に薄い汚れ(写真7枚目) 表紙の縁に擦れ(写真8枚目) ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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空飛ぶ円盤を追え(学研カラー版 ジュニアチャンピオンコース)
¥1,800
SOLD OUT
著者:並木伸一郎 発行元:学研 発行年:昭和50年12月20日 初刷 200ページ 188mm × 135mm ハードカバー 【状態】 三方にヤケ(写真3~5枚目) 表紙カバーに傷み(写真7~9枚目) ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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おんな憂氣世繪
¥4,400
SOLD OUT
著者:米倉斉加年 発行元:講談社 発行年:1986年12月10日 第1刷 48ページ 255mm × 265mm ハードカバー 【状態】 帯に傷みと破れ、破れは裏面からテープで補修されています(写真3~4枚目) それ以外に目立った傷みや汚れはありません。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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象工場のハッピーエンド
¥3,300
SOLD OUT
著者:村上春樹 画:安西水丸 発行元:CBS・ソニー出版 発行年:1983年12月5日 第1刷 127ページ 210mm × 148mm ハードカバー 【状態】 目立った傷みや汚れはなく年代の割に状態は良いです。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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美術手帖 1991年10月 特集:絵画の現在
¥500
SOLD OUT
発行元:美術出版社 318ページ 210mm × 145mm 【状態】 目立った汚れや傷みははなく、年代の割に状態は良いです。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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美術手帖 1990年9月 特集:気になる日本のアーティスト
¥500
【状態】 表紙に若干のヤケ(写真1枚目) それ以外に目立った汚れや傷みははなく、年代の割に状態は良いです。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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美術手帖 1990年8月 特集:拡大する美術
¥500
発行元:美術出版社 350ページ 210mm × 145mm 【状態】 目立った汚れや傷みははなく、年代の割に状態は良いです。 ※こちらの商品は店頭でも販売しております。品切れの場合もございますので予めご了承ください。
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いかれた慕情
¥1,870
著者:僕のマリ 発行元:百万年書房 224ページ 118mm × 118mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 『常識のない喫茶店』著者・僕のマリの、原点。 秘めながら漏れ出す激情の奔流。 こんなにドキドキするエッセイ、他にない。 わたしはずっと、君みたいになりたかった。 【目次】 ひかりのうた 忘れる練習 何が 天使の背中 スリムなわたしのかわいい骨 花の墓標 リノちゃん 愚かな 祝福 ディズニーランドのホテルのロビーで ファストフードに駆ける 豚ロースを隠す わたしと(の)料理 素うどんとハーゲンダッツ 笛を落とす 吸収と放出(一) 占いなんかで 吸収と放出(二) 寿司とビール 吸収と放出(三) 春だった 吸収と放出(四) 確かに恋だった 白いレースのひらひらの 金星 加速し続ける
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書きたい生活
¥1,540
著者:僕のマリ 発行元:柏書房 165ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 2021年9月、『常識のない喫茶店』で鮮烈なデビューを果たした僕のマリ。 一度の滞在でクリームソーダを三杯続けて飲む猛者、 お気に入りの店員にスケスケのタイツをプレゼントする中年、 来るたびに小さな灰皿を盗む男とゆで卵用の塩入れを盗む連れの女、 あるいは…… 他の客に席を譲らない老人と喧嘩する(これまた老人の)マスター、 暴言を吐く半グレ風男性客を店の外まで追いかける同僚のしーちゃん、 ゴミを持ち込んだ客に「うちもいらないです」と突き返すわたし。 そんな刺激的すぎる毎日をストレートに綴ったエッセイは、 「仕事だから我慢しろ」「店員なら耐えろ」といった声が一部ありながらも、 「救われた」「勇気をもらった」という大きな共感とともに受け入れられた。 理不尽なクレームと闘い、自らが信じる正しさを貫く著者の物語は、 過去に負った傷を癒やす「再生の物語」そのものだった。 本の刊行後、その翌月には喫茶店を卒業し、長く住んだ街を引っ越した。 パートナーと暮らしながら、週に何回かバイトしつつ、やはり文章を書いている。 今回の本には、卒業までの日々と、卒業後の生活が瑞々しく描かれている。 ちっぽけであたたかな日常ほど忘れたくない。 書き留めておくことで、きっとまた前に進める。 そんな静かな決意とともに放つ、作家としての新たな一歩。 『常識のない喫茶店』の正統な続編にして完結編、ついに刊行!
