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旅は老母とともに
¥2,750
著者:伊藤礼 発行元:夏葉社 384ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ************************* 出版社紹介文より ************************* 唯一無二のユーモアがよみがえる。すこし厚めの遺稿集。 伊藤整の次男、伊藤礼さん(1933-2023)は自転車にまつわる『こぐこぐ自転車』や『大東京ぐるぐる自転車』などのエッセイの書き手として知られています。 還暦を過ぎてロードバイクに乗りはじめ、全国各地を旅した顛末を描いたエッセイは抱腹絶倒で、そこには旅の魅力と、融通無碍な礼さんの文章の魅力があります。 本書にはその自転車にまつわるエッセイも収録されていますが、中心となっているのは家族のこと、とりわけ、父・伊藤整のことです。といっても、堅苦しい話はほとんどなく、ユーモアたっぷりに昭和の文豪の姿を描いています。礼さんの筆をとおして眺める伊藤整は人間味にあふれ、読む者の記憶にくっきりと残ります。伊藤整や自転車に興味がなくても、おもしろい読み物を読みたいという読者におすすめできます。装画は南伸坊さんです。
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急に具合が悪くなる
¥1,760
著者:宮野真生子/磯野真穂 発行元:晶文社 256ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ************************* 出版社紹介文より ************************* もし明日、急に重い病気になったら―― 見えない未来に立ち向かうすべての人に。 哲学者と人類学者の間で交わされる 「病」をめぐる言葉の全力投球。 共に人生の軌跡を刻んで生きることへの覚悟とは。 信頼と約束とそして勇気の物語。 もし、あなたが重病に罹り、残り僅かの命言われたら、どのよう に死と向き合い、人生を歩みますか? もし、あなたが死に向き 合う人と出会ったら、あなたはその人と何を語り、どんな関係を 築きますか? がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を 積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを 新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの 人生を賭けて交わした20通の往復書簡。 【目次】 1便:急に具合が悪くなる 2便:何がいまを照らすのか 3便:四連敗と代替療法 4便:周造さん 5便:不運と妖術 6便:転換とか、飛躍とか 7便:「お大事に」が使えない 8便:エースの仕事 9便:世界を抜けてラインを描け! 10便:ほんとうに、急に具合が悪くなる
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「要するに」って言わないで 本当の自分の思いに気づくとラクになる
¥1,980
SOLD OUT
著者:尹雄大 発行元:亜紀書房 208ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ************************* 出版社紹介文より ************************* この本が目指すのは、「自分のダメなところを変える」ことではありません。 あなたが負った傷を、そっと癒すためのセルフケアです。 そのために必要なのは、自分の話を、正しいとか間違ってるとかジャッジせずに、ぜんぶ聞くこと。 そして、勇気を出してぜんぶ語ること。 【目次】 はじめに 1.不安の中で息をする まずはきちんと「感じてみる」 「意識的さん」の心理学 フェアな関係を自分と結ぶ 生きるための手がかりは身体にある 楽で心地よいことが「本当の自分」に触れるための鍵 「違和感を大事にする」ってどういうこと? 2.自分の思いを取りこぼさない 記憶をいじくり続けることをやめる 思考のこだわりを、身体を通して手放す 安全と安心を保つ とにかく話を続ける 人間らしさと尊厳を大切にする「ユマニチュード」 ユマニチュードの技法をセルフケアに取り入れる コントロールは恐怖心を育てる 純粋な自己否定をする 3.起きていることをただ感受する 守るべき感受性とは? 苦の中にある楽さに目を向ける かけられた「呪い」 「我に返る」ことが呪いを解く 自分を否定する力を、身体を持った他者として想像してみる 「感じていること=自分そのもの」ではない パニックや痛みを丁寧に感じ直す 碇を降ろす場所 4.迎え入れるという態度 拘束と拘束感は違う 自分の過去を迎え入れる 理不尽さによって身心は歪む 自分の過去を迎え入れる 物語を受け入れ、ほどいていく 心の除湿を行う 5.変化を見届ける トラウマと呼ばれているものに対して 苦しみは、本当は再現しない 苦しみを解決するのではなく、完了させる 活路は思いもよらない方角にある 頭で考えたことを、胸に下ろして感じてみる 硬直とどう向き合うか 楽に息をする身体から始まるセルフケア
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エトセトラ VOL.14
¥1,650
SOLD OUT
出版社:エトセトラブックス 132ページ 210mm × 148mm ************************* 出版社紹介文より ************************* 特集:SRHR 私のからだは、私のもの。 この社会を、誰もが「私のからだ」を生きられる場所にする。 SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ:性と生殖に関する健康と権利)は、自分の体、性や生殖について、誰もが十分な情報を得られ、自分の望むものを選んで決められると同時に、勝手に決めさせないという「基本的人権」のこと。 1995年に北京会議(第4回世界女性会議)で、リプロダクティブ・ヘルス/ライツが採択されてから30年。しかし世界では、いまバックラッシュが吹き荒れ、日本でも少子化対策という名のもと、戦時のような「産めよ増やせよ」政策が進められている。すべてのひとのSRHRが実現されるために、私たちはこの現状とどう向き合い、抗い、行動したらいいだろうか。これまでの国による性と生殖の管理・抑圧や、支配に抗ってきた運動の歩みを知り、道筋を探る。寄稿、年表、読者投稿など。 【目次】 特集のはじめに 福田和子 SRHR年表(作成:福田和子・高井ゆと里) セクシュアル・ジャスティス宣言 【寄稿】 草野洋美 SRHR for ALL!――SRHRが私たちみんなの人権になる日まで 三浦美和子 日本の公的プレコンセプションケア――誰が、何のために? 黒坂愛衣 隔離政策と優生政策が交差したハンセン病療養所 嶽本新奈 「からゆきさん」――性と生殖の管理、そして植民地主義 永野三智 水俣の女性たちの、性と生殖にまつわる話 谷口歩実 「フェムテック」への怒り 田中雅子 移民の目線で日本のSRHRを見直す 土屋和代 トランプ2.0とリプロダクティブ・ジャスティス 田代美江子 SRHRを確かなものとする包括的セクシュアリティ教育(CSE)―人権教育の実践としての意義― 【インタビュー】 木本昌美・木本奏太 「身体で線引きされずに、自分を生きるために」 石地かおる 「障害のある身体を、『私のもの』と思えるまで」 【鼎談】 大橋由香子✕高井ゆと里✕福田和子 「女の運動の蓄積を、次のSRHR運動につなげていくために」 【読者投稿】 自分の身体(とくに性や生殖にまつわること)が自分のものではない、管理されている、と感じたことはありますか? 特集のおわりに 高井ゆと里 *************** 【寄稿】 uhi ヴィーガニズムについて、ある在日朝鮮人が考えていること 中山良子 高専生とジェンダー・セクシュアリティを学ぶ 野村羊子 34年前、セクハラアンケートに6500の女性の声がつなぐ 【フェミ・レポート】 frida people 南太平洋から愛を込めて 【レポート】 松尾亜紀子 筑豊に生きた女性たちと出会う旅 【連載】 編集長フェミ日記 2025年7月〜10月 寝た子を起こして、仲良くごはん 第四回 フィールドワークの醍醐味 川﨑那恵 アート・アクティヴィズム/101 防空壕の女――ジェンダー/植民地主義から見る戦争画 北原恵 アーティストのフリースペース 中村友紀 NOW THIS ACTIVIST 源啓美 私のフェミアイテム よこのなな etcbookshop通信
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置き配的
¥2,310
著者:福尾匠 発行元:講談社 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー ************************* 出版社紹介文より ************************* コロナ禍以降、社会は置き配的なものとなった―― 「紀伊國屋じんぶん大賞2025 読者と選ぶ人文書ベスト30」の1位に輝いた気鋭の批評家が放つ最初にして最高の2020年代社会批評! 群像連載の「言葉と物」を単行本化。酷薄な現代を生き抜くための必読書! 「外出を自粛し、Zoomで会議をし、外ではマスクを着け、ドアの前に荷物が置かれるのに気づくより早く、スマホで通知を受け取る。個々人の環境や選択とはべつに、そのような生活がある種の典型となった社会のなかで、何が抑圧され、何が新たな希望として開かれているのか。そうした観点から、人々のありうべきコミュニケーションのかたちを問うこと、それがこの本のテーマです。(中略) つまり、狭義の置き配が「届ける」ということの意味を変えたのだとすれば、置き配的なコミュニケーションにおいては「伝える」ということの意味が変わってしまったのだと言えます。そして現在、もっとも置き配的なコミュニケーションが幅を利かせている場所はSNS、とりわけツイッター(現X)でしょう。保守とリベラル、男性と女性、老人と若者、なんでもいいですが、読者のみなさんもいちどは、彼らの論争は本当に何かを論じ合っているのかと疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。 (中略)置き配的な社会を問うことは、書くことの意味を立ち上げなおすことにも直結するはずです。」(本文より) 【目次】 序文 第1回 郵便的、置き配的 第2回 出来事からの隔離生活、あるいは戦争の二重否定 第3回 「たんなるパフォーマンス」とは何か 第4回 ネットワークはなぜそう呼ばれるか 第5回 フーコーとドゥルーズの「言葉と物」/青森で石を砂にした話 第6回 いま、書くことについて 第7回 置き配写真論、あるいは「コンテンツ」時代の芸術作品 第8回 ポジションとアテンション 第9回 サイボーグじゃない、君は犬だ、と私は言う 第10回 私でなくもない者たちの親密圏 第11回 暴力的な平等性と創造的な非対称性 あとがき
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痛いところから見えるもの
¥1,870
SOLD OUT
著者:頭木弘樹 発行元:文藝春秋 320ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで――壊れたからこそ見えるものがある。 絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく〝文学の言葉〟という地平 ・水を飲んでも詰まる〝出せない〟腸閉塞のつらさ ・痛みでお粥さえ口に〝入れられない〟せつなさ ・オノマトペ、比喩……痛みを「身体で語る」すすめ ・女性の痛みが社会的に「軽視」されてきた理由 ・カントの勘違い、ニーチェの〝苦痛の効用〟…etc. なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう? 「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつてなかった本
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ミシンは触らないの
¥1,870
著者:中前結花 発行元:hayaoki books 256ページ 182mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** デビュー作『好きよ、トウモロコシ。』が大反響の中前結花、待望の第2作。 不器用で不格好なわたしを“だいじょうぶ”にしてくれた言葉を集めたエッセイ集。 凸凹で傷つきやすい、やさしいあなたへ送る一冊。 出会ったばかりの人にもらったラブレター、母の涙とともにかけられた言葉で思い出す後悔、できないことばかりで苦しんだときに光をくれた友人の言葉……。 読めばきっと、明日を生きる力が湧いてくる。持ち前のあたたかくやわらかかつユーモラスな筆致で「忘れられない言葉」をまとめたエッセイ集。
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仕事の壁はくぐるのだ
¥1,980
著者:川島蓉子 発行元:ミシマ社 240ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 乗り越えなくても大丈夫! ブランディングディレクター、ライターとして活躍し、 現役のままに急逝した著者が綴り遺した、仕事と、生きることの秘訣。 人が集まり働く、そこに起こるさまざまなトラブルや葛藤=壁。 その壁をくぐったり、ずらしたり、かわしたり……。 戦略的な手段ではなく、声高な権利の主張でもなく、真摯に楽しく仕事をするため、編み出された実践の数々。 柔らかでしなやかな、川島さんからのエールが、たくさんの方に届きますように。――編集部一同 【目次】 壁・その1 上司と部下…ああ永遠の壁 壁・その2 やりたいこととできること 壁・その3 女性であるということ 壁・その4 おカネ…糧でもあり毒でもあり 壁・その5 仕事も家庭も自分も 壁・その6 その仕事に愛はあるか? 壁・その7 休むって、どうやるの?
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ここは安心安全な場所
¥1,650
SOLD OUT
著者:植本一子 発行元:植本一子 165ページ 174mm × 112mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「自分自身で生きる」とは、どんなことだろう。 馬たちと過ごす静かな時間の中で、私は少しずつ自分を取り戻していった。葛藤を抱えながら生きてきた心と、変わっていく内面を見つめた、小さな旅の記録。
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それはただの偶然
¥1,540
著者:植本一子 発行元:植本一子 176ページ 149mm × 105mm ソフトカバー *********************** 店主コメント *********************** 「わたしの現在地」と銘打たれた自費出版のエッセイシリーズ第1弾。 感情の深い部分を見つめ、時には過去の記憶をたぐりよせながら書かれた内省的な文章は、読者にも現在地を見つめることを促す。 今まで日記本や日記的エッセイを多く刊行してきた著者が、日記とは一線を引いて執筆した珠玉のエッセイ集。
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私の孤独な日曜日
¥1,980
SOLD OUT
編者:月と文社 発行元:月と文社 184ページ 182mm × 118mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 映えないからこそ、愛おしい。自分を見つめる17人の休日ひとり時間の過ごし方 休日のひとり時間、あなたは何をして過ごしますか?――世代やバックグラウンドの異なる17人による、ひとりで過ごす休日についてのエッセイ・アンソロジー。20代から50代まで、独自の視点と感性で文章を書く人たちに執筆を依頼。書き手の肩書きは、事務職、マーティング職、システムエンジニア、バリスタ、専門紙記者、大学院生、イラストレーター、書店店長、ライター、ひとり出版社経営者など。無名でありながらも、その人ならではの「孤独」の風景を持つ方々から、魅力あふれるエッセイが届きました。 誰かの「映えない」休日の裏にあるさまざまな孤独に触れることで、あなた自身の平凡な休日も、不思議と味わい深く感じられるかもしれません。 【目次】 休日のショッピングモールのことは大好きだけどたぶん僕とは相性が悪い…上ネズミ 渡り廊下…小黒悠 真夜中宇宙航海日誌…みすみ 脱衣…shun 何もしない。それもいい。…西谷恭兵 バーで孤独と乾杯したい…三毛田 中規模イオンで妄想する未来…澁谷玲子 僕と他人事と気分転換…中野 丁寧な暮らしはサザエさん症候群を打破できるのか…のろのろな野呂 布団のなかにいる…勝本育実 二十五時の国…青野朝 人が嫌いなわけではなくて…タムラ 出不精の言い訳…きのこやろう 社会から切り離された、いくつもの休日…鈴木豊史 さてどうしたものか…。…宇佐見明日香 日曜日の内野指定席B…伊野尾宏之 その舞台裏が愛おしい…藤川明日香
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こじらせ男子とお茶をする
¥2,200
編者:月と文社 発行元:月と文社 280ページ 173mm × 109mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「どこへ行ってもやっていけない気がした」「人と同じことをするのがいやだった」「自分を理解されてたまるか、と思っていた」――。 「こじらせている」と自覚する男性たちの、安定のレールに乗らない生存戦略とは? 元ニート、ミニマリスト、芸人、ひとり出版社経営者など、「主流」から逸脱し、振り切った生き方をしてきた30~50代の男性6人が登場。「何者かになるとは」から「オタクであること」まで、彼らならではの自意識との向き合い方や、世の中へのまなざしに触れる濃厚インタビュー集。 <本書に登場する男性たち> 島田潤一郎:ひとり出版社「夏葉社」代表。不器用な生き方を綴った『あしたから出版社』がロングセラー pha:元“日本一有名なニート”。近著『パーティーが終わって、中年が始まる』が大ヒット中 佐々木典士:ミニマリスト。『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』が世界累計80万部突破のベストセラーに ファビアン:芸人。吉本興業の第一芸人文芸部で活動。著書はショートショート小説『きょうも芸の夢をみる』 田中 弦:Unipos社長CEO。「人的資本開示のマニアック報告会」で上場企業経営者が大注目する異色の起業家 下平尾 直:ひとり出版社「共和国」代表。文化批判的な書物を圧倒的な熱量で刊行する、存在感際立つ版元 【目次】 立派な人みたいに思われることもあるけど、基本はしょうもない人間なので。…島田潤一郎 「俗な自分」を肯定する/「スター」を見ていたい/都市とトレンドと本/時間をかければ恋愛もできる/中1から人生やり直したい/埼玉を毎週歩いてみる/わからないものをわざわざ読む/いまは認められてるような気がするだけ 人からの評価はその人がそう思いたいだけであって、たまたまだよね、と思ってしまう。…pha どこへ行ってもやっていけない気がした/カオスな状態を面白がっていた/人からの評価はどこか他人ごと/「恋愛っぽいこと」も書いてみた/「どうしようもなさのリアル」に共感する/役に立たないインターネットが好きだった/親と通じ合えなくても自己肯定感は持てた モノを捨てまくったら「何者かふう」になれたけど、いまはどんどん普通になっていく。…佐々木典士 「結婚できないですよね」と言われてきた/就活3年やって、自殺寸前に/「自分の言葉」を失っていく/中目黒に住んでもいいことなかった/おぞましいコメントばかりだったけど/できないことがあるほうが、人とつながれる/普通になっても「取り除けない性質」がある/「大金持ちになる道」は選ばなかった/ミニマリストがオワコンになろうが関係ない 強くありたいんです。テレビに出てくる人たち見てたら強い人に憧れるじゃないですか。…ファビアン 自分の本名を知って「人生おもろー」と思った/東大を2回受験して、道に迷ってた/NSCを首席で卒業したけれど/「生きづらさ」の感覚がわからない/「おっさんになったウケそう」と言われるけど/この世を天国だと思いたい/「破天荒」にはなれないから 宇宙でぼくしかやらないようなことをひたすら寝ずにやってたら、「わらしべ長者きたぞ」ってなった。…田中 弦 こじらせてるから、誰もやらないことができた/インターネットを「オタクの遊び」にしたくなかった/和民でバカな話をしてた奴らが上場企業の社長に/コロナで大打撃を受けて、特殊な道にたどり着いた/いまは「超高速わらしべ長者」の感覚/でこぼこなチームが優勝する話が好き/突出キャラでいたいから 最近は達観してきたというか、批判でもなんでもご自由に、こちらは自分を笑いながらやってます、という感じかな。…下平尾 直 偏屈にこじれまくって/「底辺から」世の中が見えてきた/論文は書けても単位はゼロだった/難聴になったから、テレオペをやってみた/面接で2時間しゃべって、出版社に入社/本で社会は変えられなくても、頭の中は変えられる/獄中者から手紙が来た/見えない誰かが自分をつくってくれている/自分を阿呆にする精神を持っていたい
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カステラ
¥1,870
著者:パク・ミンギュ 訳者:ヒョン・ジェフン/斎藤真理子 発行元:クレイン 336ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 祝!!!「第1回 日本翻訳大賞」大賞 受賞作。 こんな面白い小説が隣国にあった!!パク・ミンギュをはじめて日本に紹介した画期的な書。 この後に続くパク・ミンギュブームの出発点。 【選者】金原瑞人・岸本佐知子・柴田元幸・西崎憲・松永美穂の各氏が最も賞賛した翻訳書。 現代韓国の人気作家・パク・ミンギュのロングセラー短編小説集『カステラ』。 日本語版には特別に「李箱文学賞(イ・サン文学賞、日本の芥川賞と並び称される)受賞作」の「朝の門」を収録。 【目次】 カステラ ありがとう、さすがタヌキだね そうですか? キリンです どうしよう、マンボウじゃん あーんしてみて、ペリカンさん ヤクルトおばさん コリアン・スタンダーズ ダイオウイカの逆襲 ヘッドロック 甲乙考試院 滞在記 「朝の門」
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世界の適切な保存
¥1,870
著者:永井玲衣 発行元:講談社 288ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ロングセラー『水中の哲学者たち』で話題沸騰! 対話する哲学者・永井玲衣、待望の最新刊! 見ることは、わたしを当事者にする。 共に生きるひとにする。 世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。 この世界と向き合うための哲学エッセイ。 わたしはどうやら、時間が流れていくにしたがって、 何かが消えるとか、失われるとか、忘れられるということがおそろしいらしい。 ここに書かれたもの。その何倍もある、書かれなかったもの。 でも決してなくならないもの――。 生の断片、世界の欠片は、きかれることを待っている。じっとして、掘り出されることを待っている。 *********************** 店主コメント *********************** 哲学対話のファシリテーターとして活動する永井玲衣によるエッセイ集です。 著者は詩人のような感性で眼前にある世界の深層にアクセスする。本文で引用されるさまざまな詩歌は、著者が世界の深層で見た風景を代弁しているかのようです。 そして、読者は世界の深みへとどんどん引き込まれてゆく。 詩や短歌が好きな方にもおすすめの一冊です。
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ぼくは川のように話す
¥1,760
著者:ジョーダン・スコット 絵:シドニー・スミス 訳者:原田勝 発行元:偕成社 42ページ 260mm × 240mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「朝、目をさますといつも、ぼくのまわりはことばの音だらけ。そして、ぼくには、うまくいえない音がある」 苦手な音をどもってしまうぼくは、クラスの朝の発表でもまったくしゃべることができなかった。放課後にむかえにきたお父さんは、そんなぼくを静かな川べりにつれていって、ある忘れられない言葉をかけてくれた。 吃音をもつカナダの詩人、ジョーダン・スコットの実体験をもとにした絵本。 デビュー以来、作品を発表するごとに数々の賞を受賞して注目を集めるシドニー・スミスが、少年の繊細な心の動きと、父親の言葉とともに彼を救ってくれた美しい川の光景を瑞々しいタッチで描いている。 *********************** 店主コメント *********************** 単調なサイクルを繰り返しているように見える自然も、よく観察してみると不規則で偶発的な現象が繰り広げられている。そのような自然の魅力は、人の個性にも見出すことができるかもしれません。
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ドミトリーともきんす
¥1,650
著者:高野文子 発行元:中央公論新社 126ページ 250mm × 180mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 不思議な学生寮「ともきんす」に暮らす“科学する人たち”朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹……彼らが遺した文章と一組の母娘の出会いを描く待望のコミックス単行本。 【目次】 球面世界 ドミトリーともきんす(トモナガ君 おうどんです-朝永振一郎「鏡のなかの物理学」 トモナガ君 泣かないで-朝永振一郎「滞独日記(一九三八年四月七日‐一九四〇年九月八日)」 マキノ君 お正月です-牧野富太郎「松竹梅」 ナカヤ君 お手紙です-中谷宇吉郎「簪を挿した蛇」 ナカヤ君 コタツです-中谷宇吉郎「天地創造の話」 マキノ君 蝶々です-牧野富太郎「なぜ花は匂うか?」) Tさん(東京在住)は、この夏、盆踊りが、おどりたい。 *********************** 店主コメント *********************** 朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹、4人の日本人学者が登場する短編マンガと共に、彼らの著作を紹介する読書案内コミック。 「ドミトリーともきんす」という架空の学生寮を舞台に、それぞれの学者の性格や研究に対する姿勢が明解に描かれています。 自然科学について語られた文章は、小説と違う味わいを持っています。高野文子が描く落ち着いたトーンの絵柄は、学者らが綴った文章の持つ澄んだ味わいにマッチしています。
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小山さんノート
¥2,640
編者:小山さんノートワークショップ 発行元:エトセトラブックス 288ページ 191mm × 131mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「小山さん」と呼ばれた、ホームレスの女性が遺したノート。 時間の許される限り、私は私自身でありたいーー2013年に亡くなるまで公園で暮らし、膨大な文章を書きつづっていた小山さん。町を歩いて出会う物たち、喫茶店でノートを広げ書く時間、そして、頭のなかの思考や空想。満足していたわけではなくても、小山さんは生きるためにここにいた。 80冊を超えるノートからの抜粋とともに、手書きのノートを8年かけて「文字起こし」したワークショップメンバーによるそれぞれのエッセイも収録。 【小山さんのノートより】 働きに行きたくない。仕事がかみあわない。もう誰にも言えない。私は私なりに精いっぱい生きた。(…)私にとって、大事なものは皆、無価値になって押し流されていく。(1991年11月7日) 雨がやんでいたのに、またふってくる。もどろうか。もどるまい。黄色のカサが一本、公園のごみ捨て場に置いてあった。ぬれずにすんだ。ありがとう。今日の光のようだ。(2001年3月18日) 駅近くに、百円ちょうど落ちていた。うれしい。内面で叫ぶ。八十円のコーヒーで二、三時間の夜の時間を保つことができる。ありがとう。イスにすわっていると、痛みがない。ノート、音楽と共にやりきれない淋しさを忘れている。(2001年5月7〜8日) 五月二十日、夜九時過ぎ、つかれを回復して夜の森にもどる。 にぎやかな音楽に包まれ、心ゆったりと軽い食事をする。タコ、つけもの、紅のカブ、ビスケット、サラミ少々つまみながら、にぎやかな踊りをながめ、今日も終わる。夜空輝く星を見つめ、新たな意識回復に、十時過ぎまで自由な時間に遊ぶ。合計五百十六円拾う。(2001年5月20日) ほっと一人ゆったりと歩く。のどがかわいた。水かコーヒーを飲みたい。こんな活気のない金曜の夜、三百円もち、何も買えない。人間の人生は生きてる方が不思議なくらいだ。(2001年6月22日) 一体、五十にもなって何をしているんだと、いい年をしてまだ本をもち、売れもしないもの書いて喫茶に通っているのか……と、怒り声が聞こえそうな時、私の体験の上、選んだ生き方だと、私の何ものかが怒る。(2001年6月14日) 私、今日フランスに行ってくるわ。夜の時間をゆっくり使いたいの……。美しい夕陽を見送り、顔が今日の夕陽のように赤く燃えている。(2001年6月27日) 2階カウンターの席にすわり、ノートと向かいあう。まるで飛行機に乗ったような空間。まだ3時過ぎだ。流れるメロディーに支えられ、フランスにいるような気持ちに意識を切り替える。(2002年2月21日) 一時間、何もかも忘れのびのびと終わるまで踊ることができた。明るいライトに照らされた足元に、一本のビンがあった。冷たい酒が二合ばかり… 【目次】 「はじめに――小山さんノートとワークショップ」登 久希子 「小山さんが生きようとしたこと」いちむらみさこ 小山さんノート 序 章 1991年1月5日〜2001年1月31日 第1章 2001年2月2日〜4月28日 第2章 2001年5月7日〜8月21日 第3章 2001年8月22日〜2002年1月30日 第4章 「不思議なノート」 2002年9月3日〜10月4日 第5章 2002年10月30日〜2003年3月16日 第6章 2003年7月3日〜2004年10月12日 小山さんノートワークショップエッセイ 「小山さんとノートを通じて出会い直す」吉田亜矢子 「決して自分を明け渡さない小山さん」さこうまさこ 「『ルーラ』と踊ること」花崎 攝 「小山さんの手書きの文字」藤本なほ子 「沈黙しているとみなされる者たちの世界」申 知瑛 *********************** 店主コメント *********************** 1人の時間を大切にし「読む書く」をライフワークにしていた小山さん。どんな状況であっても溢れ出てくる言葉を書きとめずにいられない、そのような彼女の心情が筆致からも伝わってきます。実況的な生々しさとは違って、時には空想も交えつつ表現される文章。そこから浮かび上がってくる小山さんの輪郭、日常生活、心の葛藤・・・。 社交は苦手だったけれども、自分に正直に生きることを貫いた小山さんの足跡とも言える本です。
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味つけはせんでええんです
¥1,760
著者:土井善晴 発行元:ミシマ社 208ページ 168mm × 120mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 「なにもしない」料理が、 地球と私とあなたを救う。 AIの発達、環境危機、経済至上主義… 基準なき時代をどう生きるか? 人間とは、自由とは、幸せとは。 「料理」を入り口に考察した壮大な著! 土井節炸裂、一生ものの雑文集。 『ちゃぶ台』の名物連載、ついに書籍化。 *********************** 店主コメント *********************** 身近な生活から世の中のことまで、料理研究家ならではの思考で現代人が失いつつある普遍的な考え方や物事の在り方を語り尽くします。 人が生きるうえで欠かせない食事は、生活や文化の根底にあるもの。だからこそ、料理に対する思想は様々な事象に精通する普遍性をもっているのではないでしょうか。 ライフスタイルにその人の思想が反映されるとすれば、本書の内容は豊かな生活の一助になってくれると思います。
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まばゆい
¥1,650
著者:僕のマリ 発行元:lighthouse 128ページ 186mm × 125mm 仮フランス装 *********************** 店主コメント *********************** 著者は2021年9月に『常識のない喫茶店』(柏書房)で商業出版デビュー。それから間もなくして、千葉県の本屋lighthouseから刊行されたのがエッセイ集『まばゆい』です。 家族のこと、飼い犬との思い出、お酒とのつき合い方など・・・著者が自身のことを綴ったこの本が放つ光は決して広い範囲を照らすわけではない。けれども、その光に引き寄せられた人の足元を確実に照らしてくれる。 そんな心の拠り所になってくれそうなエッセイ集です。 【目次】 まえがき 生活 注意力散漫 愛を飼う きょうだい 緘黙のファンファーレ 青さと音楽 野崎さんのこと ほろ酔い 終わりのない友情 いままでのこと、これからのこと お母さんへ あとがき 奥付・著者プロフィール 写真(カラー)
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桃を煮るひと
¥1,760
著者:くどうれいん 発行元:ミシマ社 136ページ 170mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 衝撃のデビュー作『わたしを空腹にしないほうがいい』から5年。 小説、エッセイ、絵本、児童書、歌集…多方面で活躍する気鋭の作家が、 満を持して、2作目の「食エッセイ集」を解禁。 日経新聞「プロムナード」(2022年7月〜12月)に掲載されたエッセイに、 書き下ろしをたっぷり加えた、珠玉の41編。 *********************** 店主コメント *********************** 「自分の好きな具で、自分の好きな出汁で、自分の好きなだけ作っていい味噌汁の、なんとうれしいことか。」(「じゃがいもの味噌汁」より) 手づくりの味噌汁は体に染みわたる。 汁をすすったあとについ「あ~」と味わいの息が漏れてしまう。 タイトルは『桃を煮るひと』なんだけど、お味噌汁のような本だなぁと思ってしまった笑 読むとホッとする、そんな安心感を与えてくれる本です。
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文化系のためのヒップホップ入門
¥1,980
著者:長谷川町蔵/大和田俊之 発行元:アルテスパブリッシング 280ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ヒップホップは音楽ではなく、ゲームです! 気鋭のライターとアメリカ文学者が、その誕生から現在までを 対談形式でお届けする目からウロコのヒップホップ講座 これであなたも立派なBボーイ!? ◎100枚のCDガイド付 【目次】 ヒップホップの壁を越えて introduction 第1部 ヒップホップの誕生 ブロック・パーティ期/オールドスクール期 第2部 イーストコースト 第2世代の登場/サンプリングによるトラック作り/ラップは何を言っているのか?/パブリック・エネミーとネイティヴ・タン 第3部 ウェストコースト ギャングスタ・ラップ登場/ギャングスタ・ラップのサウンド/西海岸のアンダーグラウンド・シーン 第4部 ヒップホップと女性 第5部 ヒップホップ、南へ ヒップホップ・ソウル/ティンバランドのサウンド革命/南部の時代 第6部 ヒップホップとロック 第7部 ヒップホップの楽しみ方 ◎コラム シグニファイング──“もの騙る猿”について/アフロ=フューチャリズム/アフロ=アジア的想像力/ビーフの歴史/サンプリングと著作権/ライム(押韻)と詩の伝統 ◎CDガイド100 オールドスクール~エレクトロ期/イーストコースト/ウェストサイド/ヒップホップ・ソウル~サウス/ヒップホップの現在/ *********************** 店主コメント *********************** HIPHOPというと、私の世代的にマッチョなイメージが強い。 かの有名曲の歌詞「俺は東京生まれHIPHOP育ち 悪そうな奴は大体友達」の世界です。実際、アメリカでは90年代にラッパー同士の抗争で死者が出たこともあります。 そのような歴史も含めてHIPHOPの音楽的性格やその変遷が解説されているのが本書。 対話形式で展開される解説、用語や固有名詞には脚注付き、そしてディスクガイドまで掲載されています。 2000年代以降の音楽的性格の変化、日本のサブカルと関連付けながら語られるHIPHOPの楽しみ方など、読み終える頃にはゴリゴリマッチョだったイメージも払拭されることでしょう。 まさに文化系のためと言える、HIPHOPの手引きとして最良の書です。
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死ぬまで生きる日記
¥2,090
著者:土門蘭 発行元:生きのびるブックス 264ページ 188mm × 128mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 日常生活はほとんど支障なく送れる。「楽しい」や「嬉しい」、「おもしろい」といった感情もちゃんと味わえる。それなのに、ほぼ毎日「死にたい」と思うのはなぜだろう? カウンセラーや周囲との対話を通して、ままならない自己を掘り進めた約2年間の記録。 【目次】 はじめに 第1章 私は火星からやってきたスパイなのかもしれない 第2章 「『死にたい』と感じてもいいのだと、自分を許してあげてください」 第3章 「自分で自分の『お母さん』になれたらいいですね」 第4章 「肯定も否定もせずに、ただ感情に寄り添ってみてください」 第5章 「『解決しよう』と思わなければ、問題は問題ではなくなるんです」 第6章 「私はずっと、日本人になりたかったんです」 第7章 「『過去』は変えられなくても、捉え直すことはできます」 第8章 「あなたは、必死に生きようとしています」 第9章 地球以外の場所で、ひとりぼっちでものを書く人たち 第10章 居心地の良いように「火星」を作り替えていけばいい 第11章 「生きている限り、人と人は必ず何かしらの形で別れます」 第12章 「書いて、読むことで、私たちは何度でも出会えます」 最終章 「お守り」を感じながら生きていく おわりに *********************** 店主コメント *********************** 日々沸き起こる感情は決してポジティブなものばかりではありません。 社会で生きる以上、多くの人はネガティブな感情を押し殺し、あるいは無かったことにしていると思います。そのように感情を抑えることはポジティブさにつながるのでしょうか?そして、感情の自覚や表現に使われる言葉は、その感情に含まれている本当の意味を捉えているのでしょうか? 著者の体験をとおして自分とも向き合える1冊です。
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誰がために医師はいる
¥2,860
著者:松本俊彦 発行元:みすず書房 232ページ 193mm × 135mm ハードカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** ある患者は違法薬物を用いて仕事への活力を繋ぎ、ある患者はトラウマ的な記憶から自分を守るために、自らの身体に刃を向けた。またある患者は仕事も家族も失ったのち、街の灯りを、人の営みを眺めながら海へ身を投げた。 いったい、彼らを救う正しい方法などあったのだろうか? ときに医師として無力感さえ感じながら、著者は患者たちの訴えに秘められた悲哀と苦悩の歴史のなかに、心の傷への寄り添い方を見つけていく。 同時に、身を削がれるような臨床の日々に蓄積した嗜癖障害という病いの正しい知識を、著者は発信しつづけた。「何か」に依存する患者を適切に治療し、社会復帰へと導くためには、メディアや社会も変わるべきだ――人びとを孤立から救い、安心して「誰か」に依存できる社会を作ることこそ、嗜癖障害への最大の治療なのだ。 読む者は壮絶な筆致に身を委ねるうちに著者の人生を追体験し、患者を通して見える社会の病理に否応なく気づかされるだろう。嗜癖障害臨床の最前線で怒り、挑み、闘いつづけてきた精神科医の半生記。 [月刊「みすず」好評連載を書籍化。精神科医による迫真のエッセイ] 【目次】 「再会」――なぜ私はアディクション臨床にハマったのか 「浮き輪」を投げる人 生きのびるための不健康 神話を乗り越えて アルファロメオ狂騒曲 失われた時間を求めて カフェイン・カンタータ 「ダメ。ゼッタイ。」によって失われたもの 泣き言と戯言と寝言 医師はなぜ処方してしまうのか 人はなぜ酔いを求めるのか あとがき 参考文献 *********************** 店主コメント *********************** 「この世には、『良い薬物』も『悪い薬物』もなく、あるのは薬物の『良い使い方』と『悪い使い方』だけである」 精神科医であり薬物依存症に詳しい著者の経験談は、薬が諸刃の剣であることを読者に改めて教えてくれます。「薬物は「使い方」次第ということなのですが、やはり一筋縄では行かない問題が絡み合っています。依存する人のメンタルや生活環境、薬物と使用者に対する偏見や間違った認識など、個人的なことから社会的なことまで様々。 薬物と真摯に向き合ってきた著者の半生は、エッセイとして非常に読みごたえがあります。
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芸術家たち 建築とデザインの巨匠 編
¥1,650
著者:河内タカ 発行元:オークラ出版 152ページ 195mm × 148mm ソフトカバー *********************** 出版社紹介文より *********************** 教養として知っておきたい「アート」を楽しみながら、読んで学べる、 入門者のためのアートガイドブック『芸術家たち』。 シリーズ化を目指して刊行する一冊目のテーマは、「建築・デザイン編」。 著書『アートの入り口』や雑誌『&Premium』の連載、 日本経済新聞のコラムなどで知られる著者・河内タカが、 20世紀の現代建築とモダンデザインの礎を築いた 巨匠31組の偉大な足跡を洒脱なエッセイで紹介していきます。 2020年の東京オリンピックを前にますます高まる建築とデザインへの社会的な関心。 学生から、教養として建築やデザインを学びたいと考えるビジネスパーソンまで、 多くの人の知的好奇心を刺激し、その世界へと誘う入門書の登場です。 POINT 1: 建築とデザインの歴史が、この一冊でまるわかり。 世界遺産に認定された「国立西洋美術館」を手がけたル・コルビュジェから、 今年創立100周年を迎えた「バウハウス」の初代校長ヴァルター・グロピウスまで。 時代を作った総勢31組を日本・北南米・ヨーロッパの3章に分けて ダイジェスト的に紹介していきます。 POINT 2 : ユーモアあふれるイラストとブックデザイン モノとしての「本」の魅力にこだわった装丁、サンダースタジオによる 巨匠たちポートレートも本書のチャームポイント。 誰にでも手に取りやすく、インテリアとしても欲しくなる本を目指しました。
